JP2021010259A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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裕基 淺野
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Abstract

【課題】安価に低消費電力時の電力損失を低減すること。【解決手段】スイッチング電源回路100は、補助巻線P2に誘起された電圧から電源電圧V1を生成する第1の電源生成部140と、補助巻線P3に誘起された電圧から電源電圧V2を生成する第2の電源生成部150と、電源電圧V1を電源電圧V3に降圧し制御部101に供給するシリーズレギュレータREG105と、電源電圧V2を電源電圧V3に降圧し制御部101に供給するシリーズレギュレータREG104と、を備える。スイッチング動作が開始される前には、シリーズレギュレータREG105が動作しシリーズレギュレータREG104は停止し、スイッチング動作が開始された後には、シリーズレギュレータREG105が停止しシリーズレギュレータREG104が動作する。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置及び画像形成装置に関し、絶縁型DCDCコンバータの制御部への電圧供給を、複数の補助電源のうち適した電源に切り替えて行う電源装置に関する。
絶縁型DCDCコンバータを動作させるためには、その制御部に、異なる複数の電圧を供給する必要がある。複数の電圧を生成するために、トランスの補助巻線に発生する電圧を整流平滑して電圧を生成し、この電圧を降圧して別の電圧を生成する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。加えて、近年、装置の待機時や停止時のような低消費電力時の電力損失を低減することが要求されている。
特開2014−082831号公報
制御部へ供給される複数の電圧は、スイッチング素子を駆動するための電源電圧10V〜20Vや、主にフィードバック制御を行うための電源電圧3.3V等からなり、互いの電圧値の差が比較的大きい。したがって、従来の構成で降圧した場合は、降圧部での電力損失が大きくなり、低消費電力時においては電力損失が無視できないレベルとなる。降圧部として一般的に使われているリニアレギュレータを使用した場合であれば、この傾向は顕著となる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、安価に低消費電力時の電力損失を低減することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)1次巻線、2次巻線、第1の補助巻線及び第2の補助巻線を有するトランスと、前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子を制御する制御手段と、を備え、交流電圧を直流電圧に変換し出力電圧を出力する電源装置であって、前記第1の補助巻線に誘起された電圧から第1の電圧を生成する第1の生成手段と、前記第2の補助巻線に誘起された電圧から前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を生成する第2の生成手段と、前記第1の電圧を前記第1の電圧よりも低い第3の電圧に降圧し、前記第3の電圧を前記制御手段に供給する第1の降圧手段と、前記第2の電圧を前記第2の電圧よりも低い第4の電圧に降圧し、前記第4の電圧を前記制御手段に供給する第2の降圧手段と、を備え、前記スイッチング動作が開始される前には、前記第1の降圧手段が動作し前記第2の降圧手段は停止し、前記スイッチング動作が開始された後には、前記第1の降圧手段が停止し前記第2の降圧手段が動作することを特徴とする電源装置。
(2)記録材に画像形成を行う画像形成手段と、前記(1)に記載の電源装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
実施例1の電源装置の回路図 実施例1の電源電圧V1、V2、V3の推移及び各期間の動作個所を示す図 実施例2の電源装置の回路図 実施例2の電源電圧V1、V2、V3の推移を説明する図 実施例3の電源装置の回路図 実施例4の電源装置の回路図 実施例4の電源電圧V1、V2、V3の推移を説明する図 実施例5の画像形成装置の構成を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[電源装置]
実施例1の、交流電圧を直流電圧に変換する電源装置の回路について、図1を用いて説明する。なお、図1等の回路図でグランドはGNDと示す。実施例1のスイッチング電源回路100の方式はアクティブクランプを用いたフライバック電源であるが、一石を使ったフライバック方式でもよい。交流電源10から出力される交流電圧は、ブリッジダイオードBD1で全波整流され、スイッチング電源回路100に入力されている。平滑用コンデンサC3は整流された電圧の平滑手段として用いられ、平滑用コンデンサC3の低い側の電位をDCL、高い側の電位をDCHとする。
スイッチング電源回路100は、平滑用コンデンサC3に充電された入力電圧Vinから、トランスT1を介して、絶縁された2次側に出力電圧である電源電圧Vout1を出力する。実施例1では電源電圧Vout1を例えば24Vとする。トランスT1は、1次側に1次巻線P1、第1の補助巻線である補助巻線P2、第2の補助巻線である補助巻線P3を、2次側に2次巻線S1を備えた絶縁型のトランスである。トランスTの各巻線の黒丸は巻き始め(言い換えれば極性)を示している。1次巻線P1から2次巻線S1にはスイッチング動作によってエネルギーを供給している。補助巻線P2は第1の電圧である電源電圧V1を生成する第1の生成手段である第1の電源生成部140に使用される。補助巻線P3は第2の電圧である電源電圧V2を生成する第2の生成手段である第2の電源生成部150に、それぞれ使用される。
トランスT1の1次巻線P1と直列に第1スイッチFET1が接続され、1次巻線P1と並列には、電圧クランプ用のコンデンサC2と第2スイッチFET2とが直列に接続された回路が接続されている。第1スイッチFET1及び第2スイッチFET2には例えば電界効果トランジスタが用いられる。スイッチング素子である第1スイッチFET1と並列には、電圧共振コンデンサC11が接続されている。電圧共振コンデンサC11を設けずに、第1スイッチFET1のドレイン端子とソース端子との間の容量を用いてもよい。第1スイッチFET1にはボディーダイオードD1が、第2スイッチFET2にはボディーダイオードD2がそれぞれ存在する。
制御手段である制御部101は、第1スイッチFET1及び第2スイッチFET2のオン(導通)オフ(非導通)、すなわちスイッチング動作を制御する。制御部101は、VC端子に入力された後述する電源電圧V3により動作する。制御部101は、第1スイッチFET1のオンオフ信号(以下、DRV−L信号という)及び第2スイッチFET2のオンオフ信号(以下、DRV−H信号という)を駆動手段である駆動部102に出力する。駆動部102は、DRV−L信号及びDRV−H信号を受け取って、駆動信号DRV−L’を第1スイッチFET1のゲート端子に出力し、駆動信号DRV−H’を第2スイッチFET2のゲート端子に出力する。駆動部102は、第2スイッチFET2を駆動するため、コンデンサC6及びダイオードD6で構成されるチャージポンプ回路によって、電源電圧V1からVH端子とGH端子との間に電源電圧を生成している。駆動部102は、電源電圧V1により動作する。
スイッチング電源回路100は、2次側に2次側整流部120とフィードバック部130とを有している。2次側整流部120は、トランスT1の2次巻線S1に生じるフライバック電圧を整流平滑する。2次側整流部120は、ダイオードD21及びコンデンサC21を有する。フィードバック手段であるフィードバック部130は、2次側に出力される電源電圧Vout1を1次側にフィードバックする。
フィードバック部130は、電源電圧Vout1を所定の一定電圧(以下、目標電圧という)に制御するために用いられる。電源電圧Vout1の電圧値は、シャントレギュレータIC5のリファレンス端子REFに入力される電圧(すなわち基準電圧)の電源電圧Vout1に対する分圧比によって設定される。すなわち分圧抵抗R52、R53、R54によって電源電圧Vout1が設定される。電源電圧Vout1の値が目標電圧より高くなるとシャントレギュレータIC5のカソード端子Kが電流を引き込み、プルアップ抵抗R51を介してフォトカプラPC5の2次側ダイオードPC5dに電流が流れる。その後フォトカプラPC5の1次側トランジスタPC5tが動作すると、コンデンサC6から電荷が放電され、制御部101のFB端子の電圧が低下する。制御部101は、FB端子の電圧が低下したことで電源電圧Vout1が目標電圧より高くなったことを検知する。
また、電源電圧Vout1の値が目標電圧より低くなると、フォトカプラPC5は動作せず電源電圧V3から抵抗R2を介してコンデンサC6に充電電流が流れるため、制御部101のFB端子の電圧が上昇する。制御部101は、FB端子の電圧が上昇したことで電源電圧Vout1が目標電圧より低くなったことを検知する。このようにして、制御部101はFB端子に入力された電圧に基づき、第1スイッチFET1及び第2スイッチFET2をオンオフすることで、電源電圧Vout1を目標電圧に維持するよう制御する。
次に、1次側の制御部101、駆動部102、フィードバック部130に供給される電源について説明する。駆動部102に供給される電源は、第1スイッチFET1と第2スイッチFET2を駆動するため、少なくとも10V以上が必要である。ただし電圧の安定性はそれほど必要ないため、補助巻線P2、P3に誘起された電圧を整流平滑した状態の電圧をそのまま使える。これらの条件を加味して、駆動部102用の電源を次のように生成する。補助巻線P2に発生した電圧をダイオードD4及びコンデンサC4により整流平滑して電源電圧V1を生成する。上述したようにこの回路部が第1の電源生成部140である。電源電圧V1が入力電圧Vinの影響を受けにくくするために、第1の電源生成部140は、トランスT1のフライバック動作を利用して補助巻線P2から電力を得る構成とする。電源電圧V1は、第1スイッチFET1及び第2スイッチFETを駆動できる電圧として12Vに設定する。このようにして得られた電源電圧V1は、駆動部102に供給される。
制御部101及びフィードバック部130に供給される電源は、安定した3.3V電圧が必要となる。補助巻線P2、P3に誘起された電圧を整流平滑した状態の電圧は変動が大きく安定しないため、シリーズレギュレータを設けて安定した電圧を生成する必要がある。ここで注意すべきは、シリーズレギュレータは入出力間の電位差が大きい程、損失が大きくなることである。例えば電源装置の待機時等の軽負荷時のように少しでも無駄な損失を減らしたい場合は、入出力間の電位差ができるだけ小さくなるよう設計すべきである。例えば、電源電圧V1(実施例1では12Vに設定)を降圧して3.3V電圧を生成する場合は、入出力間の電位差が12V−3.3V=8.7Vとなり、無駄な損失が比較的大きい。
以上を鑑み、実施例1では、制御部101及びフィードバック部130用の電源を次のように生成する。補助巻線P3に発生した電圧をダイオードD5とコンデンサC5で整流平滑して電源電圧V2を生成する。上述したようにこの回路部が第2の電源生成部150である。第2の電源生成部150も第1の電源生成部140と同じ理由で、トランスT1のフライバック動作を利用して補助巻線P3から電力を得る構成とする。電源電圧V2を第2の降圧手段であるシリーズレギュレータREG104で降圧して第4の電圧である電源電圧V3を生成する。電源電圧V3は電源電圧V2よりも低い。電源電圧V2は、3.3Vにできるだけ近く、かつ、確実に補助巻線P3から電力を供給できるように、例えば5V程度に設定する。すなわち、電源電圧V2は電源電圧V1よりも低く設定される(V2<V1)。このようにして得られた電源電圧V3は、制御部101及びフィードバック部130に供給される。
ここで、スイッチング動作が開始される前は補助巻線P2、P3からは電力を得られないため、スイッチング動作が開始される前は別の電力生成手段が必要となる。電力は、制御部101用の電源である電源電圧V3と、駆動部102等用の電源である電源電圧V1の両方に供給する必要がある。実施例1では起動回路103と第1の降圧手段であるシリーズレギュレータREG105を設けてスイッチング動作が開始される前の電力生成手段として利用し対応する。なお、シリーズレギュレータREG104、REG105は、少なくとも一方が、リニアレギュレータである。
起動回路103は3端子レギュレータであり、入力端子をDCHに、出力端子を電源電圧V1に接続する。起動回路103は電源電圧V1が所定の電圧値以下の場合にのみ動作するようにしておく。なお、起動回路103は3つ目の端子をDCLに接続する。さらに、電源電圧V1にシリーズレギュレータREG105を接続し、シリーズレギュレータREG105の出力端子を第3の電圧である電源電圧V3に接続する。電源電圧V3は電源電圧V1よりも低い。これにより、スイッチング動作が開始される前においても、電源電圧V1と電源電圧V3の両方に電力を供給することができる。すなわち、スイッチング動作が開始される前においても、電源電圧V3が供給される制御部101及び電源電圧V1が供給される駆動部102が動作することができる。
ここで、実施例1の特徴的な個所であるが、シリーズレギュレータREG105の目標電圧を、シリーズレギュレータREG104の目標電圧より低く設定しておく。実施例1では、シリーズレギュレータREG104の目標電圧を3.4V、シリーズレギュレータREG105の目標電圧を3.3Vに設定する。出力電圧固定のシリーズレギュレータを用いてもよい。スイッチング動作が開始されて補助巻線P3から電源電圧V2が供給されると、シリーズレギュレータREG104が動作を開始する。これにより、シリーズレギュレータREG105の出力電圧(電源電圧V3)が、シリーズレギュレータREG105の目標電圧より高い状態となる。そうするとシリーズレギュレータREG105は常にオフになり、シリーズレギュレータREG105から電源電圧V3への電力供給が強制的に停止される。したがって、スイッチング動作が開始される前に電源電圧V1と電源電圧V3へ電力を供給することと、スイッチング動作が開始された後に入出力間の電位差が小さいシリーズレギュレータREG104によって電源電圧V3が生成されることとを両立できる。
[電圧推移]
以上の動作を、スイッチング動作の開始前からスイッチング動作が安定するまでの電源電圧V1、V2、V3の電圧推移を示す図2(a)と、各期間の動作個所を説明する図2(b)とを用いて、詳細に説明する。図2(a)で、(i)は電源電圧V1の推移を示すグラフ、(ii)は電源電圧V2の推移を示すグラフ、(iii)は電源電圧V3の推移を示すグラフである。図2(b)はスイッチング電源回路100の要部を示す図であり、期間1から期間5までの各期間で動作している回路部を太線で表記している。これらの期間は図2(a)に記載した期間に対応している。なお、図2(b)では見易さのため一部の符号を省略している。
まず、スイッチング電源回路100に入力電圧Vinが入力されると、DCHから起動回路103を介して電源電圧V1へ電力が供給され始める(期間1)。電源電圧V1が上昇し電源電圧V1の値が所定値を超えると、シリーズレギュレータREG105の動作が開始される。これにより電源電圧V3に電力が供給され始め、電源電圧V3が上昇して、やがてシリーズレギュレータREG105の目標電圧である3.3Vに達する(期間2)。電源電圧V1が駆動部102の最低動作電圧(例えば10V)を超えると駆動部102が動作を開始し、スイッチング動作が開始されて、補助巻線P2及び補助巻線P3から電力が供給され始める。これにより、電源電圧V2の電圧も上昇する(期間3)。電源電圧V2の値が所定値を超えると、シリーズレギュレータREG104の動作が開始され、電源電圧V3がシリーズレギュレータREG104の目標電圧である3.4Vに引き上げられる。これにより、電源電圧V3はシリーズレギュレータREG105の目標電圧である3.3Vを上回るため、シリーズレギュレータREG105の動作は強制的に停止される(期間4)。
電源電圧V1が12Vに達すると、起動回路103の動作が停止される(期間5)。これにより、電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG104のみから供給されることになる。具体的には、シリーズレギュレータREG104は、入力される電源電圧V2が5Vで出力される電源電圧V3は3.4Vである。一方、シリーズレギュレータREG105は、入力される電源電圧V1が12Vで出力される電源電圧V3は3.3Vである。すなわち、シリーズレギュレータREG104の入出力の電位差は、シリーズレギュレータREG105の入出力の電位差よりも小さい。
以上のように、制御部用の電源を生成するために2つのシリーズレギュレータを配置して、2つのシリーズレギュレータの互いの目標電圧に差をつけることで、スイッチング動作の開始前後で切り替え、安価で、低消費電力時の電力損失を低減できる。なお、実施例1では、制御部101、駆動部102、起動回路103、フィードバック部130、第1の電源生成部140、第2の電源生成部150、シリーズレギュレータREG104、REG105の全て又は一部を、次のように置き換えてもよい。すなわち、これらの回路の全て又は一部を、アナログ回路で構成されたICや、発振器などによって生成されたクロックで動作する演算制御手段(CPU、ASICなど)に置き換えてもよい。
以上、実施例1によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
[電源装置]
実施例2について説明する。実施例1と異なる点についてのみ説明し、それ以外は説明を省略する。まず、実施例2の電源装置の回路について、図3のスイッチング電源回路200の回路図を用いて説明する。実施例1の図1で説明した回路に対して、シリーズレギュレータREG105の動作を強制的に停止する信号RTを追加した点が異なる。シリーズレギュレータREG105はRT端子を有し、RT端子にハイレベルの信号(以下、RT信号という)が入力されると、シリーズレギュレータREG105の降圧動作が停止される。シリーズレギュレータREG105のRT端子は制御部101に接続されており、制御部101から出力されるRT信号によってシリーズレギュレータREG105が制御される。
[電圧推移とRT信号による制御]
次に制御部101がRT信号を制御する流れを、図4を用いて説明する。図4の(i)〜(iii)は図2(a)の(i)〜(iii)と同様のグラフである。図4の(iv)は、制御部101からシリーズレギュレータREG105のRT端子に入力されるRT信号の電圧波形を示す。(v)には制御部101の動作/停止を示し、(vi)にはシリーズレギュレータREG105の動作/停止を示す。また、期間1から期間5は、図2(b)の期間1から期間5に相当する。なお、シリーズレギュレータREG104が動作を開始するタイミング(期間3から期間4に移行するタイミング)は実施例1と同様である。
期間1では制御部101は停止しているため、RT信号も出力されておらずローレベル(0V)である。期間2でシリーズレギュレータREG105が動作を開始し電源電圧V3が3.3Vに達すると、制御部101は動作を開始する。そのとき、制御部101はローレベルのRT信号を出力している。制御部101は、動作を開始したタイミングから所定時間Tが経過すると、ハイレベルのRT信号(3.3V)をシリーズレギュレータREG105に出力する。すると、シリーズレギュレータREG105は強制的に動作が停止された状態となる。これにより、電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG104のみから供給されることになる。所定時間Tは、電源電圧V1が12Vに立ち上がるまでに要する時間よりも十分に長く設定すればよい。
以上のように、制御部用電源を生成するために2つのシリーズレギュレータを配置して、スイッチング動作の開始後は一方のシリーズレギュレータの動作を強制的に停止する。これにより、制御部の電源電圧を3.3V一定に保ちつつ、安価で、低消費電力時の電力損失を低減できる。
以上、実施例2によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
[電源装置]
実施例3について説明する。実施例1と異なる点についてのみ説明し、それ以外は説明を省略する。図5において、スイッチング電源回路300が、実施例1で説明したスイッチング電源回路100と異なる点は、次の点である。まず、2次側の出力電圧Vout1として異なる2つの電圧、例えば24Vと5Vとを切り替えて出力できる点である。次に、第1の生成手段である第1の電源生成部240がトランスT1のフォワード動作を利用して補助巻線P2から電力を生成している点である。それぞれについて、以下に説明する。
(目標電圧切り替え部)
まず、実施例3のスイッチング電源回路300は、切替手段である目標電圧切り替え部170を有し、2次側の出力電圧として第1の出力電圧である24Vと第2の出力電圧である5Vを切り替えて出力することができる。目標電圧切り替え部170は、入力される24/5CHG信号が切り替えられることで、電源電圧Vout1に24V電圧を出力する状態(第1の状態)と、5V電圧を出力する状態(第2の状態)の2つの状態を切り替える。電源電圧Vout1は、24/5CHG信号がハイレベルのときに24V電圧となり、24/5CHG信号がローレベルのときに5V電圧となる。
スイッチング電源回路300の負荷として接続される装置は、所定の電力を消費する通常状態(第1のモード)と通常状態よりも消費する電力が低くなる待機状態(第2のモードとを決定する状態制御部(不図示)を有している。装置が通常状態で動作しているときは24/5CHG信号をハイレベルとし、待機状態で動作しているときは24/5CHG信号をローレベルとすることで、省エネルギーを実現している。
24/5CHG信号がハイレベルになると、電界効果トランジスタ(以下、FETとする)71がオン状態となり、抵抗R71を介してフォトカプラPC7の2次側ダイオードPC7dに電流が流れる。なおFET71のゲート端子とソース端子との間には抵抗R72が接続されている。その後フォトカプラPC7の1次側トランジスタPC7tが動作すると、コンデンサC7から電荷が放電され、制御部101の24SL端子の電圧はローレベルになる。一方、24/5CHG信号がローレベルになるとフォトカプラPC7は動作せず、電源電圧V3から、抵抗R1を介してコンデンサC7に充電され、制御部101の24SL端子の電圧はハイレベルになる。制御部101は24SL端子の電圧に応じて、目標電圧が24Vか5Vかを検知する。
24/5CHG信号は、FET71のゲート端子に入力されるとともに、フィードバック部130へも入力されている。フィードバック部130の抵抗R54の両端には、目標電圧切り替え部170が有するフィードバック電圧切り替え部173が接続されている。フィードバック電圧切り替え部173は、FET51、抵抗R55、コンデンサC51、ダイオードD51、抵抗R56、R57を有し、24/5CHG信号は、フィードバック電圧切り替え部173を介してフィードバック部130に入力される。フィードバック電圧切り替え部173は遅延回路を有している。24/5CHG信号がハイレベルになると、FET51がオン状態になり、抵抗R54がショートされる。これにより、シャントレギュレータIC5の基準電圧の電源電圧Vout1に対する分圧比が下がり、電源電圧Vout1には24Vが出力される状態となる。24/5CHG信号がローレベルになると、FET51がオフ状態になり、抵抗R53と抵抗R54とが直列に接続される。これにより、基準電圧の電源電圧Vout1に対する分圧比が上がり、電源電圧Vout1に5Vが出力される状態となる。
(第1の電源生成部)
次に、第1の電源生成部240について説明する。実施例3は、電源電圧Vout1の目標電圧が24Vと5Vの2つ存在する。したがって、実施例1のように、トランスT1のフライバック動作を利用して生成した電源(すなわち第1の電源生成部140を使用して生成した電源)を、駆動部102用に使用することは難しい。例えば、電源電圧Vout1の目標電圧が5Vのときに第1の電源生成部140の出力電圧(電源電圧V1)を12Vとなるように構成する。そうすると、電源電圧Vout1の目標電圧が24Vのとき第1の電源生成部140の出力電圧は、12V×24V/5V=58Vとなる。第1の電源生成部140の出力電圧が58Vとなると、第1スイッチFET1のゲートソース間電圧、及び、シリーズレギュレータREG105の入力電圧の定格値を超えてしまう。このため、実施例3では、第1の電源生成部140の代わりに、第1の電源生成部240を構成する。第1の電源生成部240は、トランスT1のフォワード動作を利用して補助巻線P2から電力を得る。補助巻線P2に発生した電圧はダイオードD8及びコンデンサC8によって整流平滑され電源電圧V4が生成される。電源電圧V4は、入力電圧Vinによって12V〜20Vの範囲で変動する。このようにして得た電源電圧V4は、駆動部102に供給される。また、起動回路103は電源電圧V4に接続されている。
(フォワード動作とフライバック動作)
ここで、第1の電源生成部240として、トランスT1のフォワード動作を利用する場合とフライバック動作を利用する場合とで、どちらが適しているかについて説明する。第1の電源生成部240の電源電圧V4は、フォワード動作を利用する場合は入力電圧Vinの変動の影響を受け、フライバック動作を利用する場合は電源電圧Vout1の変動の影響を受ける。電源電圧V4の変動幅が小さい方式の方が、設計の自由度が高まる。このため、入力電圧Vinの変動量より電源電圧Vout1の変動量の方が小さい場合はフライバック動作を利用し、逆に電源電圧Vout1の変動量の方が大きい場合はフォワード動作を利用すべきである。その他の回路部の動作については、実施例1と同等である。このように、駆動部用の電源として、トランスT1のフォワード動作を利用した電力を使用することで、2次側出力電圧を切り替える構成であっても、安価で、低消費電力時の電力損失を低減できる。
以上、実施例3によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
[電源装置]
実施例4について説明する。実施例3と異なる点についてのみ説明し、それ以外は説明を省略する。まず、実施例4の電源装置の回路について、図6を用いて説明する。スイッチング電源回路400は、実施例3の図5で説明したスイッチング電源回路300に対して、次の点が異なる。すなわち、シリーズレギュレータREG105の動作を強制的に停止する信号RT1と、シリーズレギュレータREG104の動作を強制的に停止する信号RT2を追加した点が異なる。RT1信号がハイレベルのときにシリーズレギュレータREG105の降圧動作が停止され、RT2信号がハイレベルのときにシリーズレギュレータREG104の降圧動作が停止される。RT1信号は制御部101から出力される。制御部101から出力されるRT1信号は、シリーズレギュレータREG105のRT1端子に入力される。制御部101から出力されるRT1信号は、NOT回路IC41によって反転され、反転された信号がRT2信号としてシリーズレギュレータREG104のRT2端子に入力される。なお、NOT回路IC41は電源電圧V3により動作する。
[電圧推移とRT1信号及びRT2信号による制御]
(スイッチング動作の開始前後)
次に、スイッチング動作が開始される前からスイッチング動作が安定するまでにおいて、制御部101がRT1信号を制御する流れを、図7(a)を用いて説明する。図7(a)の(ii)、(iii)、(vi)、(vii)は、図4の(ii)、(iii)、(v)、(vi)と同様のグラフである。図7(a)の(i)は第1の電源生成部240の電源電圧V4の波形を示し、(iv)はRT1信号の波形を示し、(v)はRT2信号の波形を示す。図7(a)の(viii)はシリーズレギュレータREG104の動作/停止を示す。また、期間1から期間5は、図2(b)の期間1から期間5に相当する。
期間1では制御部101は停止しているため、RT1信号及びRT2信号も出力されておらずローレベル(0V)である。期間2でシリーズレギュレータREG105が動作を開始し電源電圧V3が3.3Vに達すると、制御部101は動作を開始する。そのとき、制御部101はローレベルのRT1信号を出力しており、RT1信号を反転したRT2信号はハイレベルとなる。すなわち、シリーズレギュレータREG105は降圧動作をしており、シリーズレギュレータREG104は動作を停止している状態である。電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG105のみから供給されることになる。
制御部101は、動作を開始したタイミングから所定時間Tが経過すると、ハイレベルのRT1信号を出力する。これによりRT1信号を反転したRT2信号はローレベルとなる。これにより、シリーズレギュレータREG105の降圧動作は停止され、代わりに、シリーズレギュレータREG104が降圧動作を開始する。電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG104のみから供給されることになる。所定時間Tは、電源電圧V4が12Vに立ち上がるまでに要する時間よりも十分に長く設定すればよい。
(出力電圧Vout1の切り替え前後)
(出力電圧Vout1;5V→24V)
続いて、2次側の出力電圧Vout1を5Vから24Vに切り替えたときに、制御部101がRT1信号を制御する流れを、図7(b)を用いて説明する。図7(b)の(iii)から(ix)は、図7(a)の(i)〜(v)、(vii)、(viii)と同様のグラフである。図7(b)の(i)は24/5CHG信号の波形を示す図、(ii)は出力電圧Vout1の波形を示す図である。
スイッチング電源回路400の負荷として接続される装置の状態制御部(不図示)によって、24/5CHG信号がローレベルからハイレベルに切り替えられると、電源電圧Vout1は5Vから24Vに変化する。トランスT1のフライバック動作を利用して補助巻線P3から生成されている電源電圧V2も、電源電圧Vout1の変化に合わせて5Vから24Vに切り替わる。
一方、トランスT1のフォワード動作を利用して補助巻線P2から生成されている電源電圧V4は入力電圧Vinに依存するため、電圧の変化はなく、12Vのままとなる。すなわち、2次側の出力電圧Vout1が24Vのときは、シリーズレギュレータREG104よりシリーズレギュレータREG105の方が、入出力の電位差が小さいことになる。したがって、24/5CHG信号がローレベルからハイレベルに切り替えられた後、制御部101は次のように制御する。すなわち、制御部101は、RT1信号をハイレベルからローレベルに切り替えて、シリーズレギュレータREG105を動作状態とし、シリーズレギュレータREG104を停止状態とする。これにより、電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG105のみから供給されることになる。
(出力電圧Vout1;24V→5V)
なお、2次側の出力電圧Vout1を24Vから5Vに切り替えるときは、反対に、制御部101はRT1信号をローレベルからハイレベルに切り替えればよい。すなわち、制御部101は、RT1信号をローレベルからハイレベルに切り替えて、シリーズレギュレータREG105を停止状態とし、シリーズレギュレータREG104を動作状態とする。これにより、電源電圧V3への電力供給は、入出力の電位差の小さいシリーズレギュレータREG104のみから供給されることになる。以上のように、2次側の出力電圧Vout1に応じて2つのシリーズレギュレータのうち入出力の電位差の小さい方のみを動作させることで、2次側の出力電圧Vout1に係らず常に低電力損失を実現できる。
以上、実施例4によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
[レーザビームプリンタの説明]
図8に画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ1000(以下、プリンタ1000という)は、感光ドラム1010、帯電部1020、現像部1030を備えている。感光ドラム1010は、静電潜像が形成される像担持体である。帯電部1020は、感光ドラム1010を一様に帯電する。現像部1030は、感光ドラム1010に形成された静電潜像をトナーにより現像することでトナー像を形成する。感光ドラム1010上(像担持体上)に形成されたトナー像をカセット1040から供給された記録材としてのシートPに転写部1050によって転写し、シートPに転写した未定着のトナー像を定着器1060によって定着してトレイ1070に排出する。この感光ドラム1010、帯電部1020、現像部1030、転写部1050が画像形成部である。また、プリンタ1000は、電源装置1080を備え、電源装置1080からモータ等の駆動部と状態制御部5000へ電力を供給している。電源装置1080は、実施例1から実施例4のスイッチング電源回路100からスイッチング電源回路400のいずれかに相当する。
状態制御部5000は、CPU(不図示)を有しており、画像形成部による画像形成動作やシートPの搬送動作等を制御している。プリンタ1000は、プリント動作を終了させると所定時間が経過した後、プリント動作をすぐに実行できるスタンバイ状態に遷移する。更に所定時間が経過した後、プリンタ1000は待機時の消費電力を低減するため、スタンバイ状態から低消費電力モードであるスリープ状態に遷移する。プリンタ1000は第2のモードであるスリープ状態やスタンバイ状態、第1のモードであるプリント状態の3つの状態を持ち、いずれかの状態で動作することが可能である。状態制御部5000がそれぞれの状態に遷移させる。なお、本発明の電源装置を適用することができる画像形成装置は、図8に例示された構成に限定されない。
以上、実施例5によれば、安価に低消費電力時の電力損失を低減することができる。
101 制御部
140 第1の電源生成部
150 第2の電源生成部
FET1 第1スイッチ素子
REG104 シリーズレギュレータ
REG105 シリーズレギュレータ
T トランス

Claims (11)

  1. 1次巻線、2次巻線、第1の補助巻線及び第2の補助巻線を有するトランスと、
    前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を制御する制御手段と、
    を備え、交流電圧を直流電圧に変換し出力電圧を出力する電源装置であって、
    前記第1の補助巻線に誘起された電圧から第1の電圧を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の補助巻線に誘起された電圧から前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を生成する第2の生成手段と、
    前記第1の電圧を前記第1の電圧よりも低い第3の電圧に降圧し、前記第3の電圧を前記制御手段に供給する第1の降圧手段と、
    前記第2の電圧を前記第2の電圧よりも低い第4の電圧に降圧し、前記第4の電圧を前記制御手段に供給する第2の降圧手段と、
    を備え、
    前記スイッチング動作が開始される前には、前記第1の降圧手段が動作し前記第2の降圧手段は停止し、
    前記スイッチング動作が開始された後には、前記第1の降圧手段が停止し前記第2の降圧手段が動作することを特徴とする電源装置。
  2. 前記第1の降圧手段は、前記第2の降圧手段よりも目標電圧が低く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の降圧手段から前記第3の電圧が供給されたことに応じて起動し、起動してから所定時間Tが経過した後に前記第1の降圧手段を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記第1の生成手段は、前記第1の補助巻線のフライバック動作により電力を供給し、
    前記第2の生成手段は、前記第2の補助巻線のフライバック動作により電力を供給することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記出力電圧を第1の出力電圧と前記第1の出力電圧よりも低い第2の出力電圧に切り替える切替手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  6. 前記出力電圧を第1の出力電圧と前記第1の出力電圧よりも低い第2の出力電圧に切り替える切替手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の降圧手段から前記第3の電圧が供給されたことに応じて起動し、起動してから所定時間Tが経過した後に前記第1の降圧手段を停止させ、前記第2の降圧手段の動作を開始させることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 前記制御手段は、前記切替手段により前記第1の出力電圧と前記第2の出力電圧とを切り替える際に、前記第1の降圧手段と前記第2の降圧手段のうち入力される電圧と出力される電圧との電位差が小さい方の降圧手段を動作させ、大きい方の降圧手段を停止させることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記切替手段により前記第1の出力電圧から前記第2の出力電圧に切り替える際に、前記第1の降圧手段を停止させ前記第2の降圧手段を動作させるように制御し、
    前記切替手段により前記第2の出力電圧から前記第1の出力電圧に切り替える際に、前記第1の降圧手段を動作させ前記第2の降圧手段を停止させるように制御することを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記第1の生成手段は、前記第1の補助巻線のフォワード動作により電力を供給し、
    前記第2の生成手段は、前記第2の補助巻線のフライバック動作により電力を供給することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の電源装置。
  10. 記録材に画像形成を行う画像形成手段と、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電源装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成を行う第1のモードと前記第1のモードよりも消費される電力が低い第2のモードとで動作することが可能な画像形成装置であって、
    記録材に前記画像形成を行う画像形成手段と、
    前記第1のモード及び前記第2のモードを制御する状態制御部と、
    請求項5から請求項9のいずれか1項に記載の電源装置と、
    を備え、
    前記状態制御部は、前記第1のモードのときには前記切替手段により前記第1の出力電圧に切り替え、前記第2のモードのときには前記切替手段により前記第2の出力電圧に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
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