JP2021010128A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021010128A
JP2021010128A JP2019123672A JP2019123672A JP2021010128A JP 2021010128 A JP2021010128 A JP 2021010128A JP 2019123672 A JP2019123672 A JP 2019123672A JP 2019123672 A JP2019123672 A JP 2019123672A JP 2021010128 A JP2021010128 A JP 2021010128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication device
wireless
signal level
party
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019123672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6603431B1 (ja
Inventor
二郎 國分
Jiro Kokubu
二郎 國分
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alinco Inc filed Critical Alinco Inc
Priority to JP2019123672A priority Critical patent/JP6603431B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6603431B1 publication Critical patent/JP6603431B1/ja
Publication of JP2021010128A publication Critical patent/JP2021010128A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】相手方の無線通信装置の受信信号レベルを容易に把握することができる無線通信装置等を提供する。【解決手段】本発明に係る無線通信装置は、相手方の無線通信装置と音声信号を用いて無線通信を行う無線通信装置において、前記相手方の無線通信装置からの無線信号を受信して、音声信号を復調して出力する無線受信手段と、当該無線通信装置の音声信号に従って無線信号を変調して無線送信する無線送信手段と、前記相手方の無線通信装置との無線通信時に、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを測定する測定手段と、測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を発生する音発生手段と、音声信号の無線送信の終了時に、測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を鳴動させる制御手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置及び複数の無線通信装置を備える無線通信システムに関する。
特許文献1においては、送信インジケータで目視することなく送信状態を確認することができる無線機及びスピーカ付きマイクロホンが開示されている。
この無線機では、受信時に、低周波信号に従って変調された受信信号を受信して復調した後、復調後の低周波信号をスピーカに出力する一方、送信指示信号に応答して送信状態に切り換えられ、当該送信状態の送信時に、マイクロホンに入力される音声信号に従って搬送波信号を変調する。次いで、変調後の変調信号を送信する無線機において、上記送信指示信号に応答して送信状態に切り換えられたときに、当該送信状態を示す特定の低周波信号を発生して上記スピーカに出力する信号発生器を備える。
また、非特許文献1で開示された無線機の取扱説明書では、以下の機能音を発生するように構成されていることが開示されている。
(1)PTT(Push To Talk)ビープ:送信直後に「ピッ」と鳴動して、通信開始と時の頭切れを防止する機能である。
(2)エンドピー:送信終了後に「ピッ」と鳴動して、送信の終了を伝える機能である。
特開平6−188783号公報
アルインコ株式会社,「DJ−DPS70 取扱説明書」,60ページ,インターネット検索,2019年6月24日検索,URL=https://www.alinco.co.jp/direct/topics/topics_file_download/?topics_id=3963&ext_no=02&index=0&disp=inline
図3は無線通信装置A,Bを備えた無線通信システムにおいて、従来例に係る無線送信の問題点を示す模式説明図である。
以下、図3を参照して、無線通信装置Aの通話可能範囲(カバレッジ)内において2台の無線通信装置A,Bを備える無線通信システムについて考える。いま、無線通信装置Bの移動によって、無線通信装置Aの通話可能範囲の外側に出て遠くなってしまった場合には、無線通信装置Bの使用者は無線通信装置Aの使用者とは通話できるか否かが分からず、無線通信装置Bの使用者は、無線通信装置Aの使用者からの重要な連絡を聞けない恐れがある。
すなわち、無線通信装置Bの使用者はその移動に伴い、無線通信装置Aの使用者との距離が離れていくと、無線通信装置Aの使用者からの通話が聞けなくなる。そのため、受信信号レベルを確認しておかなければ、「重要な連絡を聞きのがす」等の問題が発生する恐れがある。現在のところ、受信信号レベルを測定(例えば電界強度、受信ノイズ、受信データエラー率など)して表示部を使って視認することができる。しかし、無線通信装置本体を腰に装着しイヤホンマイク等を使用した場合や、受信信号レベル確認の表示部が存在しない無線通信装置(例えば出願人製DJ−PX5,DJ−CH3等)を使用した場合、受信信号レベルの確認が困難となる。
また、アナログ無線通信装置の場合は通話距離が離れていくと通話音声にノイズが入るため、ある程度まで聴感で確認はできるが、デジタル無線通信装置の場合は通話距離に対して通話音声の劣化が無く、受信限界距離で突如通話音声が止まるため受信信号レベルの確認はより困難となる。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを、従来技術に比較して容易に把握することができる無線通信装置、及び無線通信システムを提供することにある。
本発明の一態様に係る無線通信装置は、相手方の無線通信装置と音声信号を用いて無線通信を行う無線通信装置において、
前記相手方の無線通信装置からの無線信号を受信して、音声信号を復調して出力する無線受信手段と、
当該無線通信装置の音声信号に従って無線信号を変調して無線送信する無線送信手段と、
前記相手方の無線通信装置との無線通信時に、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを測定する測定手段と、
測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を発生する音発生手段と、
音声信号の無線送信の終了時に、測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を鳴動させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、例えば相手方の無線通信装置が離れてゆく場合であっても、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを容易に把握することができる。
実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 図1の無線通信装置の制御部10により実行される無線通信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 図1の無線通信装置の制御部10により実行される無線通信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 図1の無線通信装置の制御部10により実行される無線通信制御処理の第3の部分を示すフローチャートである。 図1の無線通信装置の制御部10により実行される無線通信制御処理の第4の部分を示すフローチャートである。 無線通信装置A,Bを備えた無線通信システムにおいて、従来例に係る無線送信の問題点を示す模式説明図である。 無線通信装置A,Bを備えた無線通信システムにおいて、実施形態に係る無線送信の問題点を解決したことを示す模式説明図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して説明する。なお、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付している。
(実施形態)
上述の従来技術における問題を対処するため、無線通信装置による通話終了音(エンドピー)での受信信号レベルを確認できる無線通信システムを提案する。
図4は無線通信装置A,Bを備えた無線通信システムにおいて、実施形態に係る無線送信の問題点を解決したことを示す模式説明図である。
図4において、無線通信装置Aの通話可能範囲(カバレッジ)内において2台の無線通信装置A,Bを備える無線通信システムについて考える。次いで、無線通信装置Bの移動によって、無線通信装置Aからだんだん遠くなった場合において、無線通信装置Bの使用者は、通話終了音(例えば鳴動回数)によって、その通話の受信信号レベルを把握できる。
すなわち、無線通信装置Bでの無線通信装置Aの電波の受信信号レベルが弱くなった場合には、「無線通信装置Bの使用者は引き返す」又は「無線通信装置Aの使用者に離隔した状況を連絡する」等の対応行動がとれる。具体的には、本実施形態では、一般的な通話終了音(通称、スタンバイピー、エンドピーなど)はその通話が終了し、応答が可能であることを示す目的で使用するが、通話終了音をその通話の受信信号レベルに対応した複数の音パターン(例えば受信信号レベルが「強」の場合はビープが「ピピピッ」と3回鳴る、「中」の場合はビープが「ピピッ」と2回鳴る、「弱」の場合はビープが「ピッ」と1回鳴る)を鳴らすこと(受信信号レベルに応じて鳴動回数を変化させる;以下、機能1という。)で、無線通信装置Bの使用者は無線通信装置Aの使用者からの通話の受信信号レベルが把握でき、「引き返す」又は「無線通信装置Aの使用者に離隔状況を連絡する」等の対応行動をとることが可能になる。
図1は実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図である。図1において、実施形態に係る無線通信装置は、アンテナ1と、受信復調部2と、受信信号レベル測定部3と、出力音声切替部4と、音声信号増幅部5と、外部イヤホン6と、識別コード復調部7と、テーブルメモリ10mを有する制御部10と、操作部11と、ビープ音発生部12と、マイクロホン21と、音声信号増幅部22と、識別コード変調部23と、変調送信部24と、アンテナ25とを備える。
制御部10はテーブルメモリ10mを有し、図2A〜図2Dの無線通信制御処理を実行することで当該無線通信装置の各部を制御する。ここで、テーブルメモリ10mは、最後に無線通信を行った相手方の無線通信装置について、
(1)受信信号レベル(「強」、「中」、「弱」の3レベルのうちの1つ)、
(2)通信不可の圏外、もしくは通信可能な圏内であるか、すなわち、通信不可か否か、
(3)送信終了識別コードの受信フラグがセットされているか否か、
の3項目について格納する。
また、制御部10には操作部11が接続される。操作部11は、PTT(Push To Talk)キー11a及び受信信号レベル確認キー11bを有し、当該各キーを使用者が押下したときにその旨の情報信号を制御部10に出力する。なお、以上の無線通信装置では、2本のアンテナ1,25を備えているが、本発明はこれに限らず、1本のアンテナを備えて、サーキュレータ又は帯域通過フィルタ等を用いて共用してもよい。
アンテナ1に受信された無線信号は、受信復調部2により低雑音増幅、局部発振信号を用いた中間周波信号への低域周波数変換、中間周波増幅、及び復調の各処理を行って、復調後のベースバンド信号である音声信号を出力音声切替部4及び識別コード復調部7に出力する。識別コード復調部7は入力されるベースバンド信号から送信終了識別コードをデジタル復調してその情報を制御部10に出力する。また、受信信号レベル測定部3は、受信復調部からの中間周波信号の信号レベルを、受信復調部2のフロントエンドにおける無線信号レベルに換算して測定し、測定した受信信号レベルを制御部10に出力する。
ピープ音発生部12は、制御部10からの制御信号に基づいてビープ音を発生して出力音声切替部4に出力する。ここで、ピープ音発生部12は、
(A)ビープ音を3回鳴動するときは、「ピピピッ」なる音を発生して出力し、
(B)ビープ音を2回鳴動するときは、「ピピッ」なる音を発生して出力し、
(C)ビープ音を1回鳴動するときは、「ピッ」なる音を発生して出力し、
(D)ビープ音を長音で鳴動するときは、「ピーッ」なる音を発生して出力する。
出力音声切替部4は、制御部10により制御されて、受信復調部2からの音声信号と、ビープ音発生部12からのビープ音とを選択的に切り替えて音声信号増幅部5を介して外部イヤホン6に出力する。なお、外部イヤホン6は、本体スピーカ等であってもよい。
識別コード変調部23は、制御部10からの制御信号に基づいて、送信終了時に、送信終了識別コードに従って所定の搬送波をデジタル変調して変調送信部24に出力する。マイクロホン21からの音声信号は、音声信号増幅部22を介して変調送信部24に出力される。変調送信部24は制御部10により制御され、音声信号増幅部22からの音声信号と送信終了識別コードの変調信号とを混合した後、局部発信信号を用いた高域周波数変換及び電力増幅等の処置を行って、送信すべき無線信号を発生して、アンテナ25から放射する。
次いで、本実施形態において追加して備えてもよい機能2〜4について以下概説する。すなわち、実施形態では、機能1に追加して、以下の機能2〜4のうちの少なくとも1つを有してもよい。以下の実施形態では、機能1〜4を備えた無線通信装置について説明する。
(機能2)無線通信装置Bの使用者が移動して、無線通信装置Aの通話可能範囲(カバレッジ)を超えた場合、無線通信装置Bからの通話も通話可能範囲を超えて応答可能範囲も超えているため、通話応答は不可能となる。このとき、無線通信装置Bの使用者は、無線通信装置Aの使用者への通話応答が不可能であることを判断できない。そこで、機能1の動作に加えて機能2では、
(A)無線通信装置Bの通話終了要因が「無線通信装置Aからの送信終了」と、
(B)「無線通信装置Aの通話可能範囲を超えて通信不可になったか否か」を判別するため、
無線通信装置AはPTTキー11aの操作で送信終了時に、送信終了識別コード(例えばトーン、又はDCSコードなど)を送信し、無線通信装置Bは通話終了時(入感無し)に送信終了識別コードを受信していれば、「無線通信装置Aからの送信終了」と判断する一方、送信終了識別コードを受信していなければ「無線通信装置Aの通話可能範囲を超えて通信不可になった」ことを判別する。そして、後者の場合において、対応した音パターン(ビープが「ピーッ」という長音)を鳴動させる。これにより、無線通信装置Bの使用者は、無線通信装置Bから無線通信装置Aへ応答しても通話できないことを把握し、通話以外での対応行動をとることが可能になる。
(機能3)無線通信装置Bの使用者が、ある要因(例えば作業や接客対応など)で、機能2による無線通信装置Aの使用者からの受信信号レベル、もしくは通信不可の音パターンを聞き逃した場合、どの状態で通話終了したかを判断できず適切な対応をとることができなくなる。そこで、機能3では、機能2の動作に加え、無線通信装置Bは最後に通話終了した受信信号レベルもしくは通信不可か否かの情報をテーブルメモリ10m(図1)に記録し、受信信号レベル確認キー11bの操作により受信信号レベル、もしくは通信不可に対応した音パターン(例えば受信終了時と同じ音)を鳴らすことで、どの状態で通話終了したかを判断でき、適切な対応をとることが可能となる。
(機能4)無線通信装置Bは所定の要因(例えば作業又は接客対応など)で、機能2による無線通信装置Aの使用者からの通信不可の音パターンを聞き逃した場合、通話応答不可能を知らずに判断できず、通話応答してしまう恐れがある。そこで、機能2の動作に加え、機能4では、無線通信装置Bは最後に通話終了した通信不可か否かの情報をテーブルメモリ10mに記録し、PTTキー11aの操作による応答を行うときに、通信不可に対応した特殊動作(例えば送信する直前に受信終了時と同じ音を鳴動する)が発生することで、無線通信装置Bの使用者は無線通信装置Aへ応答しても通話できないことを把握し、通話応答以外での対応行動をとることが可能になる。
図2A〜図2Dは図1の無線通信装置の制御部10により実行される無線通信制御処理を示すフローチャートである。
図2AのステップS1において、PTTキー11aの操作による送信待ち、無線通話の入感の受信待ちの状態となり、ステップS2において、PTTキー11aはオンされたか否かが判断され、YESのときは図2BのステップS41に進む一方、NOのときはステップS31に進む。
図2BのステップS41において、相手方の無線通信装置が、テーブルメモリ10mで通信不可であるか否かが判断され、YESのときはステップS42に進む一方、NOのときはステップS7に進む。ステップS42において、通信不可であるときに、ビープ音を「ピーッ」と長音で1回出力し、ステップS7で無線送信を開始する。次いで、ステップS8で、PTTキー11aはオンされたか否かが判断され、YESのときはステップS8に戻る一方、NOのときはステップS27に進む。ステップS27では、送信終了識別コードを無線送信し、ステップS9で無線送信を終了し、図2AのステップS2に戻る。
図2AのステップS31において、受信信号レベル確認キー11bがオンされたか否かが判断され、YESのときは図2CのステップS32に進む一方、NOのときはステップS3に進む。図2CのステップS32において、テーブルメモリ10mで受信信号レベルは「強」であるか否かが判断され、YESのときはステップS36に進む一方、NOのときはステップS33に進む。図2CのステップS33において、テーブルメモリ10mで受信信号レベルは「中」であるか否かが判断され、YESのときはステップS37に進む一方、NOのときはステップS34に進む。図2CのステップS34において、テーブルメモリ10mで受信信号レベルは「弱」であるか否かが判断され、YESのときはステップS38に進む一方、NOのときはステップS35に進む。図2CのステップS35において、テーブルメモリ10mで相手方の無線通信装置が通信不可であるか否かが判断され、YESのときはステップS39に進む一方、NOのときは図2AのステップS2に戻る。
図2AのステップS3において、無線通話の入感はあるか否かが判断され、YESのときはステップS4進む一方、NOのときはステップS2に戻る。ステップS4において、無線受信を開始し、受信音声信号を出力し、ステップS11において受信信号レベルを測定し、ステップS12において、テーブルメモリ10m内の受信信号レベルを測定した受信信号レベルで更新する。次いで、ステップS21において、送信終了識別コードを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS22に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ステップS22では、送信終了識別コードの受信フラグをセットした後、ステップS5に進む。ステップS5では、無線通話の入感はあるか否かが判断され、YESのときはステップS11に戻る一方、NOのときはステップS6に進む。ステップS6では、無線受信を終了し、受信音声信号の出力を終了し、図2DのステップS23に進む。
図2DのステップS23において、送信終了識別コードの受信フラグはセットされているか否かが判断され、YESのときはステップS13に進む一方、NOのときはステップS24に進む。ステップS24では、相手方の無線通信装置が通信不可と判定し、ビープ音を「ピーッ」と長音で1回出力してステップS40に進む。ステップS13では、受信信号レベルの測定結果に応じて、ステップS14,S15,S16に分岐して進む。受信信号レベルが「強」と判定したときは、ステップS14においてビープ音を「ピピピッ」と3回鳴動して出力し、ステップS40に進む。また、受信信号レベルが「中」と判定したときは、ステップS15においてビープ音を「ピピッ」と2回鳴動して出力し、ステップS40に進む。さらに、受信信号レベルが「弱」と判定したときは、ステップS16においてビープ音を「ピッ」と1回鳴動して出力し、ステップS40に進む。
ステップS40では、受信信号レベル及び通信不可か否かの情報をテーブルメモリ10mに格納して記録した後、ステップS25において、送信終了識別コードの受信フラグをリセットし、図2AのステップS2に戻る。
なお、図2A〜図2Dにおいて、ステップS1〜S9はメインの処理であり、ステップS11〜S16は機能1で必要な処理であり、ステップS21〜S25は機能2で必要な処理であり、ステップS31〜S40は機能3で必要な処理であり、ステップS40〜S42は機能4で必要な処理である。従って、
(1)機能1のみを実行する無線通信装置では、メインの処理に加えて、ステップS11〜S16の処理のみを実行すればよく、他の処理を省略してもよい。
(2)機能2のみを実行する無線通信装置では、メインの処理に加えて、ステップS21〜S25の処理のみを実行すればよく、他の処理を省略してもよい。
(3)機能3のみを実行する無線通信装置では、メインの処理に加えて、ステップS31〜S40の処理のみを実行すればよく、他の処理を省略してもよい。
(4)機能4のみを実行する無線通信装置では、メインの処理に加えて、ステップS40〜S42の処理のみを実行すればよく、他の処理を省略してもよい。なお、ステップS40は機能3及び4で必要な処理であり、機能4のみで機能3を実行しないときは、ステップS40は、通信不可か否かの情報のみをテーブルメモリ10mに格納して記録する。
以上のように構成された無線通信装置では、音声信号の無線送信の終了時に、測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を鳴動させる。従って、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを、従来技術に比較して容易に把握することができる。
また、音声信号の無線送信の終了時に送信終了識別コードを無線送信する一方、送信終了識別コードを無線受信したときに、相手方の無線通信装置が送信終了であることを示す音を出力する。従って、相手方の無線通信装置において、送信終了を伝達できる。
さらに、送信終了識別コードを無線受信しないときに、相手方の無線通信装置が通信不可であると判断される。従って、相手方の無線通信装置が通信不可であることを把握できる。
またさらに、最後に受信した相手方の無線通信装置が通信不可と判断されたときに、当該無線通信装置の応答時にその旨を表す音を出力する。従って、相手方の無線通信装置との応答時に、相手方の無線通信装置が通信不可であることを把握できる。
またさらに、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを測定したときに、当該受信信号レベルを最後に受信した相手方の無線通信装置の受信信号レベルとしてテーブルメモリ10mに格納し、受信信号レベル確認キー11bが押下されたときに、最後に受信した相手方の無線通信装置の受信信号レベルを表す音を出力する。従って、受信信号レベル確認キー11bの押下により、使用者の希望のタイミングで相手方の無線通信装置の受信信号レベルを確認できる。
(変形例)
以上の実施形態において、受信信号レベルを「強」、「中」、「弱」の3レベルで表しているが、2レベル又は4レベル以上の複数の受信信号レベルで表してもよい。
以上の実施形態においては、ビープ音の回数又は短音、長音で、受信信号レベルの強度、通信不可の有無等を識別しているが、本発明はこれに限らず、種々の音のトーンを変更することで使用者に理解できるように構成してもよい。
以上の実施形態に係る無線通信装置を複数対備えることで無線通信システムを構成することができる。なお、機能2を有する無線通信装置については、相手方の無線通信装置も機能2を有することが好ましい。また、機能4を有する無線通信装置については、相手方の無線通信装置も機能4を有することが好ましい。
以上詳述したように、本発明に係る無線通信装置によれば、例えば相手方の無線通信装置が離れてゆく場合であっても、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを容易に把握することができる。本発明は、無線通信装置(無線送受信機、無線機等)及び複数の無線通信装置を備えた無線通信システムに広く適用することができる。
1 アンテナ
2 受信復調部
3 受信信号レベル測定部
4 出力音声切替部
5 音声信号増幅部
6 外部イヤホン
7 識別コード復調部
10 制御部
10m テーブルメモリ
11 操作部
11a PTTキー
11b 受信信号レベル確認キー
12 ビープ音発生部
21 マイクロホン
22 音声信号増幅部
23 識別コード変調部
24 変調送信部
25 アンテナ

Claims (10)

  1. 相手方の無線通信装置と音声信号を用いて無線通信を行う無線通信装置において、
    前記相手方の無線通信装置からの無線信号を受信して、音声信号を復調して出力する無線受信手段と、
    当該無線通信装置の音声信号に従って無線信号を変調して無線送信する無線送信手段と、
    前記相手方の無線通信装置との無線通信時に、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを測定する測定手段と、
    測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を発生する音発生手段と、
    音声信号の無線送信の終了時に、測定された受信信号レベルに対応する、複数のエンドピー音のうちの1つのエンドピー音を鳴動させる制御手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、音声信号の無線送信の終了時に、送信終了識別コードを無線送信するように、前記無線送信手段を制御し、
    前記制御手段は、送信終了識別コードを無線受信したときに、相手方の無線通信装置が送信終了であることを示す音を出力することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段は、送信終了識別コードを無線受信しないときに、相手方の無線通信装置が通信不可であると判断されることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記制御手段は、最後に受信した相手方の無線通信装置が通信不可と判断されたときに、当該無線通信装置の応答時にその旨を表す音を出力することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. 前記測定手段は、相手方の無線通信装置の受信信号レベルを測定したときに、当該受信信号レベルを最後に受信した相手方の無線通信装置の受信信号レベルとして記憶手段に格納し、
    前記無線通信装置は、受信信号レベル確認キーを備え、
    前記制御手段は、前記受信信号レベル確認キーが押下されたときに、最後に受信した相手方の無線通信装置の受信信号レベルを表す音を出力することを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  6. 請求項1記載の複数の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項2記載の複数の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項3記載の複数の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項4記載の複数の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  10. 請求項5記載の複数の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信システム。
JP2019123672A 2019-07-02 2019-07-02 無線通信装置及び無線通信システム Active JP6603431B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019123672A JP6603431B1 (ja) 2019-07-02 2019-07-02 無線通信装置及び無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019123672A JP6603431B1 (ja) 2019-07-02 2019-07-02 無線通信装置及び無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6603431B1 JP6603431B1 (ja) 2019-11-06
JP2021010128A true JP2021010128A (ja) 2021-01-28

Family

ID=68462370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019123672A Active JP6603431B1 (ja) 2019-07-02 2019-07-02 無線通信装置及び無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6603431B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20240009085A (ko) * 2022-07-13 2024-01-22 (주)제이코어 푸시 투 토크 통신 서비스 제공방법 및 그 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20240009085A (ko) * 2022-07-13 2024-01-22 (주)제이코어 푸시 투 토크 통신 서비스 제공방법 및 그 장치
KR102642214B1 (ko) * 2022-07-13 2024-03-04 (주)제이코어 푸시 투 토크 통신 서비스 제공방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6603431B1 (ja) 2019-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6603431B1 (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
JP4894653B2 (ja) 無線機及び無線通信方法
JP6314693B2 (ja) 無線通信機およびその音量調整方法
JP4812711B2 (ja) 第1及び第2の無線中継機を備えた装置
JP3999429B2 (ja) 単信式無線機
JP6771007B2 (ja) 無線通信装置
KR200194803Y1 (ko) 무선 헤드셋
JPH07298351A (ja) 携帯電話システム
JP2019195118A (ja) 無線通信装置
JP2581305B2 (ja) 無線電話機
JPH04368027A (ja) 携帯電話機
KR970006783B1 (ko) 가입자 단말장치의 작동방법
KR100781781B1 (ko) 무전기의 원격 제어 방법
JP3046377B2 (ja) 無線電話装置
JPH1013507A (ja) 携帯電話機及びそのキー操作確認方法
JP2760133B2 (ja) コードレス親子電話装置
JP5894817B2 (ja) 移動局無線機
JPH088839A (ja) 送信機及び受信機並びに送受信機
KR0177317B1 (ko) 전화기의 이어폰을 이용한 영상 및 오디오 기기의 오디오 청취 장치 및 방법
KR20070023349A (ko) 음성 출력 기능을 갖는 이동통신단말기 및 이를 이용한방법
JP2008124598A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
KR19990048222A (ko) 방송신호를 송출하는 기지국과 방송신호 청취기능을 갖춘 이동단말기
KR19990058049A (ko) 휴대폰에서 라디오 수신장치 및 방법
JPS5937744A (ja) 無線電話機の報知装置
JP2009171400A (ja) 無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190705

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190705

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6603431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250