JP2021010042A - 管理装置およびネットワーク構成制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイソレーション要件に応じて、適切にネットワーク構成を制御する。【解決手段】スライスを構成するネットワーク機能部(NF)の配備要求であって、配備要求に対応するNFタイプと該NFに付随する非共有に関するアイソレーション要件を含んだ該NFの必要要件とを含む該配備要求に基づいて、NFを配備する管理装置60は、少なくとも、上記NFタイプ、上記アイソレーション要件を含んだ必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、および予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する配備情報に基づいて、上記アイソレーション要件を満たすよう、配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備するネットワーク構成制御部62S、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、管理装置およびネットワーク構成制御方法に関する。
3GPP TS23.501 (5G system)では、システムを論理的なネットワーク(スライス)に分割し、サービスごとにスライスを割り当てることが考えられている(非特許文献1参照)。また、一つのスライスを構成する場合に、当該スライスに対応したサービスを提供するための要件(スライスの要件)に適した1つ以上のネットワーク機能部(Network Function、以下「NF」と称する)によって当該スライスを構成することが考えられている。このとき、1つ以上のNFは複数のスライスで共有されてもよい。
3GPP TS23.501
ある一のスライスの要件として、異なるスライスからの影響を排除するため、当該一のスライスを構成するNFを異なるスライス間で共有したくない場合が想定される。また、共有したくない場合にも、いくつかのレベルが考えられる。例えば、NFに付随する非共有に関する要件(以下「アイソレーション要件」という)としては、「NFと該NFを動作させる計算装置の両方を異なるスライスと共有させない」、「NFは異なるスライスと共有させないが、該NFを動作させる計算装置は異なるスライス間で共有可能とする」、「NFを異なるスライス間で共有可能とする」といった要件が考えられる。
しかし、現状では、上記のようなアイソレーション要件に応じて、適切にネットワーク構成を制御する技術はあまり検討されていなかった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、アイソレーション要件に応じて、適切にネットワーク構成を制御することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る管理装置は、ネットワークインフラ上の仮想ネットワークであるスライスを構成するネットワーク機能部(NF)の配備要求であって、配備要求に対応するNFの種別を示すNFタイプ、および、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を含んだ該NFの必要要件を含む、当該配備要求を受け付ける要求受付部と、少なくとも、前記要求受付部により受け付けられた前記配備要求に含まれる前記NFタイプおよび前記アイソレーション要件を含んだ前記必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、並びに、予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する配備情報に基づいて、前記アイソレーション要件を満たすよう、前記配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備するネットワーク構成制御部と、を備える。なお、本件での「配備」は、新規生成、および、既存物の流用を含む。
上記の管理装置では、要求受付部が、ネットワークインフラ上の仮想ネットワークであるスライスを構成するネットワーク機能部(NF)の配備要求であって、配備要求に対応するNFの種別を示すNFタイプ、および、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を含んだ該NFの必要要件を含む当該配備要求を受け付け、そして、ネットワーク構成制御部が、少なくとも、前記要求受付部により受け付けられた前記配備要求に含まれる前記NFタイプおよび前記アイソレーション要件を含んだ前記必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、並びに、予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する配備情報に基づいて、上記アイソレーション要件を満たすよう、配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備する。このように、スライスを構成するNFの配備要求に基づくNFの配備を行う際に、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を満たすよう、配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備することで、アイソレーション要件に応じて適切にネットワーク構成を制御することができる。
本発明によれば、アイソレーション要件に応じて、適切にネットワーク構成を制御することができる。
発明の実施形態に係る通信システムの論理構成を示す図である。 発明の実施形態に係る通信システムの物理構成を示す図である。 管理装置の機能ブロック構成図である。 可用性要件テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 利用可能NFグレードテーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 アイソレーション要件テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 計算装置テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 第1実施形態のNF/インフラ情報テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 NF接続情報テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 管理装置により実行される処理を示すフロー図である。 第2実施形態のNF/インフラ情報テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 管理装置の別の構成例を示す図である。 管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。
[第1実施形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明に係る管理装置が含まれる通信システム1の論理構成および物理構成を説明する。
図1に示すように、論理構成として通信システム1では、UE30に提供されるサービスごとにスライス(ここではスライス#1、#2)が形成され、各スライスは、当該スライスに対応したサービスを提供するための要件(スライスの要件)に適した1つ以上のNF(ネットワーク機能部)10によって構成される。図1の例では、スライス#1はNF1〜NF4を含んで構成され、スライス#2はNF1、NF2、NF5、NF6を含んで構成され、図1に太線で示すNF1とNF2は、スライス#1、#2により共有されている。また、通信システム1には、各NFの接続情報を一元管理するNRF(Network Repository Function)20が設けられており、各NFは他のNFと通信する際に、NRF20に問い合わせて通信先NFの接続情報を取得する。
図2に示すように、物理構成として通信システム1は、管理装置60、上述したNRF20、UE30、アクセス装置70(例えば基地局、e-NodeBなど)、上述したNF10、計算装置50を含んで構成され、これらはネットワーク80経由で相互に通信可能とされている。UE30はアクセス装置70経由でネットワーク80に接続される。NF10および計算装置50は、さまざまなロケーションに設けられたデータセンタ40に収容される。また、NF10は、計算装置50において仮想的に複数生成された仮想的なNF10A、および、計算装置50相当の装置を占有する形式で設けられた物理的なNF10Bのいずれか又は両方の態様で構成される。
次に、図3を用いて、管理装置60の機能ブロック構成を説明する。図3に示すように、管理装置60は、要求受付部61、使用NF決定部62、共有可否判断部63、NF配備部64、NRF登録部65、可用性要件テーブル66、利用可能NFグレードテーブル67、アイソレーション要件テーブル69A、計算装置テーブル69B、および、配備済みNF/インフラ情報テーブル68を含んで構成される。以下、各機能部の概要を説明する。
要求受付部61は、NFの配備要求であって、配備したいNFの種別を示すNFタイプおよび該NFに必要とされる要件を含む当該配備要求を受け付ける機能部である。
使用NF決定部62は、要求受付部61により受け付けられた配備要求に含まれるNFタイプおよび要件、並びに、後述する可用性要件テーブル66および利用可能NFグレードテーブル67の情報に基づいて、使用するNFグレード候補を決定する機能部である。また、使用NF決定部62は、使用するNFグレード候補として、1つのNFグレードを決定してもよいし、複数のNFグレード候補を決定してもよい。以下では、使用NF決定部62が1つのNFグレードを決定するケースについて例示する。
共有可否判断部63は、詳細は後述するが、アイソレーション要件からNFの共有タイプを導出し、得られた共有タイプに応じて、上記決定されたNFグレード候補に係るNFが共有可能か否かの判断などの処理を実行する機能部である。
NF配備部64は、共有可否判断部63による判断結果に応じてNFを新規生成する又は既存のNFを流用することで、上記の要件を満たすNFを配備する機能部である。また、NF配備部64は、配備済みNFインスタンス情報をNF/インフラ情報テーブル68に追加・更新する。
上記の使用NF決定部62、共有可否判断部63およびNF配備部64は、特許請求の範囲に記載の「ネットワーク構成制御部」に相当し、少なくとも、NFタイプおよびアイソレーション要件を含んだ必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、並びに、予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する情報(以下「配備済みNF/インフラ情報」という)に基づいて、アイソレーション要件を満たすよう、利用可能な計算装置に配備要求に応じたNFを配備する機能部に相当する。
NRF登録部65は、新規生成したNFおよび流用するNFを利用可能にするため、NRF20の後述するNF接続情報テーブル21にNFタイプ、スライス識別補助情報および接続情報を登録する。
可用性要件テーブル66は、例えば、図4に示すように、可用性要件と冗長構成とを対応付けた情報を記憶したテーブルである。
利用可能NFグレードテーブル67は、NFタイプごとに設けられ、当該NFタイプについてNFに必要とされる要件と利用可能NFグレードとを対応付けた情報を記憶したテーブルである。例えば、図5には、NFタイプが移動管理機能(AMF)である場合の例を示しており、NFに必要とされる要件として、可用性要件(具体的には可用性要件に対応する冗長構成)および機能要件(標準A〜C、独自A、B)が例示され、これらの要件に対応する利用可能NFグレード(グレード1〜9)が示されている。
アイソレーション要件テーブル69Aは、例えば、図6に示すように、アイソレーション要件と共有タイプとの対応付けを規定したテーブルであり、各共有タイプに係る説明も記述されている。ここでは、アイソレーション要件「低」は、NFを異なるスライス間で共有可能とする共有タイプ「A」に対応付けられ、アイソレーション要件「中」は、NFは異なるスライスと共有させないが該NFを動作させる計算装置は異なるスライス間で共有可能とする共有タイプ「B」に対応付けられ、アイソレーション要件「高」は、NFと該NFを動作させる計算装置の両方を異なるスライスと共有させない共有タイプ「C」に対応付けられる。
計算装置テーブル69Bは、利用可能な計算装置に関する情報を記憶したテーブルであり、例えば、図7に示すように、利用可能な計算装置に関する情報として、リージョン名、エリア名、データセンタ名、計算装置ID、スライス間共有種別、占有スライス識別補助情報といった情報を互いに対応付けて記憶している。
NF/インフラ情報テーブル68は、上述した配備済みNF/インフラ情報(特許請求の範囲における「配備情報」に相当する)を記憶したテーブルであり、例えば、図8に示すように、配備済みNF/インフラに関する情報として、リージョン名、エリア名、データセンタ名、計算装置ID、NFインスタンスID、NF仕様ID、使用ネットワーク(使用帯域/利用可能帯域)、共有タイプといった情報を互いに対応付けて記憶している。
図3に戻り、NRF20は、各NFの接続情報を一元管理するために、図9に例示するNF接続情報テーブル21を含んでおり、NF接続情報テーブル21には、NFタイプ、スライス識別補助情報およびNF接続情報が互いに対応付けられて記憶されている。
次に、図10のフロー図に沿って、管理装置60により実行される処理(本発明のネットワーク構成制御方法に係る処理)を説明する。
図10の処理は、例えば、管理者又は上位装置から管理装置60に対し、NFの配備要求がされたことをトリガーとして開始される。上記の配備要求には、入力情報として、配備したいNFタイプ、スライス識別補助情報、NFへの接続情報、NFに必要とされる要件(アイソレーション要件を含む)が与えられる。
上記のNFタイプとしては、移動管理機能(AMF)、認証機能(AUSF)、セッション管理機能(SMF)、データ転送機能(UPF)等が例示される。上記のスライス識別補助情報は、スライスアクセス時にユーザが使用する情報であり、3GPP TS23.501 (Table 5.15.2.2-1)に記載のNSSAIに該当し、eMBB、URLLC、MIoT等が例示される。上記のNFへの接続情報としては、IPアドレス、FQDN等が例示される。上記のNFに必要とされる要件としては、機能要件(例えば、標準、標準/モビリティなし、標準および所定のカスタマイズ機能等)、可用性要件(例えば、低、中、高)、アイソレーション要件(例えば、低、中、高)、接続先ネットワーク要件(例えば、100M、1G、10G等)、ロケーション要件(例えば、特定のデータセンタ指定、特定のエリア指定、特定のリージョン指定、指定なし等)等が挙げられる。なお、上記のうち、スライス識別補助情報とNFへの接続情報については、管理装置60に入力するのではなく、管理装置60が出力情報として生成してもよい。
図10のステップS1では要求受付部61が、上述したNFタイプ、要件等を含んだ配備要求を受け付ける。
次のステップS2では使用NF決定部62が、例えば以下のようにして、使用するNFグレードを決定する。即ち、使用NF決定部62は、まず、図4の可用性要件テーブル66を参照して、入力された可用性要件から冗長構成を決定する。次に、使用NF決定部62は、入力されたNFタイプから、参照すべき利用可能NFグレードテーブル67(図5)を決定し、該利用可能NFグレードテーブル67を参照して、入力された機能要件およびステップS21で決定した冗長構成を満たすNFグレードを抽出する。さらに、使用NF決定部62は、抽出されたNFグレードの中で最も低いNFグレードを、使用するNFグレードとして決定する。
次のステップS3では、共有可否判断部63は、図6のアイソレーション要件テーブル69Aを参照して、入力されたアイソレーション要件からNFの共有タイプを導出し、次のステップS4で、当該共有タイプの判別を行う。
ステップS4で共有タイプ=C(非共有)と判別された場合、ステップS5へ進み、共有可否判断部63は、図7の計算装置テーブル69Bを参照して、「スライス間共有種別=占有」であり、かつ、「占有スライス識別補助情報が要求されたものと一致するもの又は未使用と記載されたもの」であり、かつ、ロケーション要件を満たす計算装置を抽出し、NF配備部64は、抽出された計算装置(特定スライス占有用計算装置)にNFを新規配備する。なお、計算装置テーブル69Bには、利用可能なNW情報を割愛しているが、利用可能なNW情報を計算装置テーブル69Bに追加し、該利用可能なNW情報がNFの接続先NW要件を満たすという条件を加えて、計算装置を抽出してもよい。また、複数の計算装置が抽出された場合、例えば下記のいずれかの選定基準によって、NFを新規生成する一つの計算装置を選定してもよい。
・ランダムに一つを選定する。
・使用率が最も少ない計算装置を選定する。
また、ステップS4で共有タイプ=B(複数スライスで計算装置のみ共有可能)と判別された場合、ステップS6へ進み、共有可否判断部63は、図7の計算装置テーブル69Bを参照して、「スライス間共有種別=共有」であり、かつ、ロケーション要件を満たす計算装置を抽出し、NF配備部64は、抽出された計算装置(スライス共有用計算装置)にNFを新規配備する。なお、前述したステップS5と同様に、利用可能なNW情報を計算装置テーブル69Bに追加し、該利用可能なNW情報がNFの接続先NW要件を満たすという条件を加えて、計算装置を抽出してもよい。また、複数の計算装置が抽出された場合には、ステップS5で例示したいずれかの選定基準によって、NFを新規生成する計算装置を選定してもよい。
さらに、ステップS4で共有タイプ=A(複数スライスでNFを共有可能)と判別された場合、ステップS7へ進み、共有可否判断部63は、図8の配備済みNF/インフラ情報テーブル68を参照して、使用するNFグレードのNFが既に配備されているか否かを判断し、配備されていれば該NFが他のスライスと共有可能であるか否かを判断する。また、このステップS7では、共有可能であると判断される場合、例えば、以下のような手順で、共有されるNFが選定される。
以下に、NF仕様ID、ロケーション要件および接続先ネットワーク要件を入力情報として、これらの要件を満たす配備済みNF(図8におけるNFインスタンスID)を、図8の配備済みNF/インフラ情報テーブル68から検索し、共有可能であるか否かを判断する例を示す。
NF仕様ID「AMF8」、ロケーション要件「リージョン名=Asia、エリア名=jp-east」、接続先ネットワーク要件「Management通信用=10M、Data通信用=N/A(未使用)、Control通信用=100M」が、要件として入力されたとすると、図8の配備済みNF/インフラ情報テーブル68から、上記要件を満たすNFインスタンスとして、図8に太枠で囲んだ下記2つ(即ち、リージョン名、エリア名、データセンタ名、計算装置ID、およびNFインスタンスIDがそれぞれ以下のもの)が抽出される。
・Asia、jp-east、tokyo1、CN1、ins1
・Asia、jp-east、tokyo1、CN2、ins2
このように複数の共有可能な候補が抽出された場合には、例えば下記のいずれかの選定基準によって、共有されるNFが選定される。
・ランダムに一つを選定する。
・使用ネットワークにおいて、使用帯域が最も少ないところを選定する。
・計算装置の使用率が最も少ないところを選定する。
上記のステップS7で該NFが他のスライスと共有可能でない又は配備されていない場合、前述したステップS6へ進み、NF配備部64は、ロケーション要件を満たす計算装置に、上記使用するNFグレードのNFを新規に配備する。
一方、ステップS7で該NFが他のスライスと共有可能である場合、ステップS8へ進み、NF配備部64は、配備済みNF/インフラ情報テーブル68に記憶された配備済みの該NFの設定情報を必要に応じて修正する。例えば、要求されたスライス識別補助情報に対して所定の管理情報(トラフィック流量情報など)を生成するように設定する。
次のステップS9では、NF配備部64は、配備済みNFインスタンス情報を配備済みNF/インフラ情報テーブル68に追加・更新する。
そして、ステップS10では、NRF登録部65は、新規生成したNFおよび流用するNFを利用可能にするため、NRF20により記憶された図9のNF接続情報テーブル21に、NFタイプ、スライス識別補助情報および接続情報を登録する。
以上説明した第1実施形態では、スライスを構成するNFの配備要求に基づくNFの配備を行う際に、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を満たすよう、利用可能な計算装置に、配備要求に応じたNFを配備することで、アイソレーション要件に応じて適切にネットワーク構成を制御することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、アイソレーション要件として別の情報を用いる例を説明する。例えば、アイソレーション要件として、同じ移動体通信事業者(Mobile Network Operator:以下「MNO」と称する)が所有するスライス間ではNFをなるべく共有させたいが、MNOが所有するスライスと、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator:以下「MVNO」と称する)が所有するスライスとの間では、セキュリティ、サービス品質保証等の観点からNFを共有させたくない、という要件が考えられる。
上記の「NFをなるべく共有させたい」場合は、第1実施形態で述べたアイソレーション要件=低の場合に相当するため、第2実施形態では、上記のようなアイソレーション要件を実現するために、管理装置60に入力される配備要求のパラメータとして、新規に「アフィニティグループID」を導入する。具体的には、スライス間でNFをなるべく共有させたい場合、当該スライスに係るNFの配備要求時に、配備要求のパラメータとして、共有させたいスライスと同じアフィニティグループIDを指定し、一方、スライス間でNFをなるべく共有させたくない場合、当該スライスに係るNFの配備要求時に、配備要求のパラメータとして、共有させたくないスライスとは異なるアフィニティグループIDを指定する。
図11に示すように、第2実施形態における配備済みNF/インフラ情報テーブル68Sには、第1実施形態の配備済みNF/インフラ情報テーブル68(図8)の情報に加え、さらに「アフィニティグループID」の情報が対応付けて記憶されている。
第2実施形態では、図10の処理については、ステップS4で共有タイプ=A(複数スライスでNFを共有可能)と判別された場合に進むステップS7において、以下のように処理される。即ち、ステップS7で、使用するNFグレードのNFが既に配備されており該NFが他のスライスと共有可能であると判断される場合に、第1実施形態で用いられた「NF仕様ID」、「ロケーション要件」および「接続先ネットワーク要件」に加え、さらに「アフィニティグループID」を入力情報として、これらの要件を満たす(例えば、アフィニティグループIDが一致する)配備済みNF(図11におけるNFインスタンスID)が、図11の配備済みNF/インフラ情報テーブル68Sから検索される。
以上のように第2実施形態では、スライス間でNFをなるべく共有させたい場合に、配備要求のパラメータとして、共有させたいスライスと同じアフィニティグループIDを指定し、一方、スライス間でNFをなるべく共有させたくない場合に、配備要求のパラメータとして、共有させたくないスライスとは異なるアフィニティグループIDを指定した上で、「アフィニティグループIDが一致すること」をさらに要件として配備済みNFを検索する。これにより、「MNOが所有するスライス間ではNFを共有させたいが、MNOが所有するスライスとMVNOが所有するスライスとの間ではNFを共有させたくない」といったアイソレーション要件を満たすようNFを適切に配備することができる。
また、図3の管理装置60において、NF配備部64およびNRF登録部65を別の装置として切り出してもよい。例えば、図12に示すように、NF配備部64およびNRF登録部65を別の装置60Bに配置し、これに伴い、図3の管理装置60を、NF descriptor(NFの設計情報)、NF設定データ、およびNRF設定データを生成して別の装置60Bに渡す管理用データ生成装置60Aとして構成すればよい。より詳しくは、管理用データ生成装置60Aに、NF descriptor・設定データ生成・修正部64AおよびNRF設定データ生成部65Aを設け、NF descriptor・設定データ生成・修正部64AがNF descriptor(NFの設計情報)およびNF設定データを生成して、別の装置60B内のNF配備部64に渡し、NRF設定データ生成部65AがNRF設定データを生成して、別の装置60B内のNRF登録部65に渡すよう構成すればよい。なお、図12のような構成の場合、本発明に係る管理装置は管理用データ生成装置60Aおよび別の装置60Bによって構成される、と把握することができ、図3の管理装置60における一部の機能部を外部に切り出して構成したとしても、実質的に同様の処理を実行することができ、同様の効果を奏することができる。
さらに、図3の管理装置60に管理者/上位装置から入力される入力情報は、予め管理装置60にテンプレートとして保存しておき、実際に入力される情報は、テンプレートIDと必要最小限の情報(例えば、スライス識別補助情報等)に絞ってもよく、この場合、入力される情報のデータ量削減および処理の効率化を図ることができる。テンプレートの例としては、OpenStack Heat Orchestration Template (HOT)、OASIS TOSCA、ETSI NFV VNFD/NSD等が挙げられる。
上記の実施形態の説明で用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、上記の実施形態における管理装置60は、上述した管理装置60の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、管理装置60のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の管理装置60は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。管理装置60のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
管理装置60における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、管理装置60の各機能部は、プロセッサ1001を含んで実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、管理装置60の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の管理装置60の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、管理装置60は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。なお、図1に示す管理装置60以外の装置についても、上記通信端末と同様の構成であってもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報などは特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報などは、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報などは削除されてもよい。入力された情報などは他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
移動通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
1…通信システム、10…NF、20…NRF、21…NF接続情報テーブル、30…UE、40…データセンタ、50…計算装置、60…管理装置、60A…管理用データ生成装置、60B…別の装置、61…要求受付部、62…使用NF決定部、62S…ネットワーク構成制御部、63…共有可否判断部、64…NF配備部、64A…NF descriptor・設定データ生成・修正部、65…NRF登録部、65A…NRF設定データ生成部、66…可用性要件テーブル、67…利用可能NFグレードテーブル、68、68S…配備済みNF/インフラ情報テーブル、69A…アイソレーション要件テーブル、69B…計算装置テーブル、70…アクセス装置、80…ネットワーク、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (5)

  1. ネットワークインフラ上の仮想ネットワークであるスライスを構成するネットワーク機能部(NF)の配備要求であって、配備要求に対応するNFの種別を示すNFタイプ、および、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を含んだ該NFの必要要件を含む、当該配備要求を受け付ける要求受付部と、
    少なくとも、前記要求受付部により受け付けられた前記配備要求に含まれる前記NFタイプおよび前記アイソレーション要件を含んだ前記必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、並びに、予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する配備情報に基づいて、前記アイソレーション要件を満たすよう、前記配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備するネットワーク構成制御部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記NFの必要要件は、該NFが配備される計算装置のロケーションを示すロケーション要件を含み、
    前記ネットワーク構成制御部は、
    前記アイソレーション要件が、NFと該NFを動作させる計算装置の両方を異なるスライスと共有させない要件に相当する場合、前記ロケーション要件を満たし且つ特定スライスに占有させるための計算装置にNFを新規配備し、
    前記アイソレーション要件が、NFは異なるスライスと共有させないが、該NFを動作させる計算装置は異なるスライス間で共有可能とする要件に相当する場合、前記ロケーション要件を満たし且つ複数スライスに共有させるための計算装置にNFを新規配備する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記ネットワーク構成制御部は、
    前記アイソレーション要件が、NFを異なるスライス間で共有可能とする要件に相当する場合、少なくとも、前記ロケーション要件を含む前記必要要件、前記利用可能な計算装置情報、および前記配備情報に基づいて、既存のNFを共有可能か否かを判断し、判断結果に応じて、既存のNFを流用する又は前記ロケーション要件を満たし且つ複数スライスに共有させるための計算装置にNFを新規配備することで、前記配備要求に応じたNFを配備する、
    請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記ネットワーク構成制御部は、
    前記アイソレーション要件が、NFを異なるスライス間で共有可能とする要件に相当する場合、前記配備要求にさらに含まれる、NFを共有可能とする複数のスライスから成るアフィニティグループを識別するためのアフィニティグループ識別情報、をさらに基礎として、既存のNFを共有可能か否かを判断する、
    請求項3に記載の管理装置。
  5. ネットワーク内の管理装置により実行されるネットワーク構成制御方法であって、
    ネットワークインフラ上の仮想ネットワークであるスライスを構成するネットワーク機能部(NF)の配備要求であって、配備要求に対応するNFの種別を示すNFタイプ、および、該NFに付随する非共有に関する要件であるアイソレーション要件を含んだ該NFの必要要件を含む、当該配備要求を受け付けるステップと、
    少なくとも、受け付けられた前記配備要求に含まれる前記NFタイプおよび前記アイソレーション要件を含んだ前記必要要件、予め記憶された利用可能な計算装置情報、並びに、予め記憶された配備済みNFおよびインフラの少なくとも一方に関する配備情報に基づいて、前記アイソレーション要件を満たすよう、前記配備要求に応じたNFを、利用可能な計算装置に配備するステップと、
    を備えるネットワーク構成制御方法。
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