JP2021009630A - 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2021009630A
JP2021009630A JP2019124081A JP2019124081A JP2021009630A JP 2021009630 A JP2021009630 A JP 2021009630A JP 2019124081 A JP2019124081 A JP 2019124081A JP 2019124081 A JP2019124081 A JP 2019124081A JP 2021009630 A JP2021009630 A JP 2021009630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
input
medical
information
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019124081A
Other languages
English (en)
Inventor
啓延 辻
Keien Tsuji
啓延 辻
啓和 辻
Hirokazu Tsuji
啓和 辻
明敏 川口
Akitoshi Kawaguchi
明敏 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Medeia KK
Original Assignee
Medeia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Medeia KK filed Critical Medeia KK
Priority to JP2019124081A priority Critical patent/JP2021009630A/ja
Publication of JP2021009630A publication Critical patent/JP2021009630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】 主な目的は、医療関係者が通常の診療中であっても訪問診療中であっても、端末のキャリアやメーカーが異なっていても、電子カルテを含む医療情報システムの入力・登録ができることにあり、副次的な目的は、医療用の手袋を外さずに電子カルテの作成が行えること。【解決手段】 医療関係者が患者を診療もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報もしくは医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力する入力手段であって、前記入力手段は、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、フットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目が音声入力されると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを具備する。【選択図】図4

Description

本発明は、入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、医療技術の進展に伴い、種々のシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の発明は、医療計画支援システム並びに医療計画支援装置及び方法に関する発明であり、医療に関係する人々が医療計画を、適切且つ効率的に立てることができるシステムを提供することを課題とし、医療計画支援センター装置は、複数の患者夫々に対する複数種類の医療行為データを日付毎に記憶する記憶装置と、任意の患者識別データを、回線を介して受信し、その医療行為データを記憶装置から選択する制御部とを備えるものであり、医療計画支援操作装置は、患者識別データを入力する入力装置と、受信された医療行為データの示す医療行為を複数種類別に日付毎に並べた表として出力したデータを所定のフォーマット情報に基づいて生成する制御部とを備えるものである。
特開平9−185651号公報
ところで、上述した技術は、医師が患者の診察や治療の際に入力装置に入力することを前提としているため、例えば、歯科治療に適用する場合、治療中の歯科医師は入力装置に入力する毎に患者もしくは歯科医師が感染症に罹患するのを防止するため、医療用の手袋を外してゴミ箱に捨てた後、再度治療する毎に新たな医療用手袋を装着しなければならず、煩雑、面倒、かつ資源を無駄にしていた。
また、入力装置としての端末にテンキーを表示させて入力させる場合、キャリアやメーカーによって端末のOS(Operation−System)が異なっているため、表示画面が異なっており、円形ボタンを回転させるものや上下に広がって表示されるものや、キーボードアイコンで表示が隠れてしまうものがあり、エンターの位置まで相違しており不便である。尚、キャリアとは、第一種電気通信事業を認可された、電気通信サービスを提供する事業者のことをいい、移動体通信事業者ともいう。
このため、歯科医師の治療中に医療用の手袋を外さずに治療に関する端末へのデータ入力や種々の操作を容易に行うことができるシステムが望まれる。
ところで、歯科診療には通常の歯科医院での診療の他に訪問診療(在宅診療とも言う。)がある。訪問診療は、通常歯科医師と歯科衛生士とのチームで行われるが、訪問診療の患者のほとんどは高齢者や認知症の罹患者であり、診療中に座位できない患者や口を開けられない患者やコミュニケーションできない患者も多い。このような患者に対しては歯科医師もしくは歯科衛生士のいずれか一方が患者の体を支えたり、口を開けたりした状態で歯科医師が診察したり、歯科衛生士が口腔衛生管理を行ったりしていた。
このような歯科訪問診療現場では、患者の状態記録や診療録の作成についての時間的・場所的な余裕が非常に乏しく、診療内容をメモしたり記憶したりしておき、帰院後にメモや記憶を辿っての患者状態記録や診療録作成が行われることを免れない状況である。故に、残業が常態化せざるを得ず、過酷な労働環境となっている。超高齢化社会を迎え、ますます訪問診療ニーズが増加してきている。
このため、歯科医院での診療中であっても患者宅での訪問診療中であっても、その場で患者状態の記録、診療録作成を容易に実現できる技術が望まれる。
そこで、本発明の主な目的は、医療関係者が通常の診療中であっても訪問診療中であっても、端末のキャリアやメーカーが異なっていても、電子カルテを含む医療情報システムの入力・登録ができることにあり、副次的な目的は、医療用の手袋を外さずに電子カルテを含む医療情報システムの入力・登録を行えることにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、医療関係者が患者を診療もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報もしくは医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力する入力手段であって、前記入力手段は、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、フットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目がタッチされると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを具備したことを特徴とする。
ここで、独自のキーとは、キャリアやメーカーが作成した端末のキーとは異なる新規なキーをいう。
患者情報とは、患者の氏名、年齢、性別、連絡先、血液型、及びアレルギー情報を含み診察情報とは、診察時の症状、口腔内画像、レントゲン画像、メンテナンス、ホワイトニング、及び医療関係者の所見を含み、治療情報とは、患者に行われた虫歯治療情報、歯周病治療情報、矯正情報、義歯情報、抜歯情報、投薬情報、及び医療関係者の所見を含む。
医療補助行為とは、例えば、歯科衛生士が患者の歯垢をフロスで除去したり、歯科技工士が患者の義歯の装着状態を確認したり、看護師が点滴を打ったり、薬剤師が薬剤を調合したりする行為をいう。
ジェスチャー入力は、指先の動き、手の動き、もしくは腕の動きによる入力であり、指先は端末の画面に接触していても離れていてもよい。この場合、医師、看護師、歯科医師や歯科衛生士の医療職もしくは介護職は手袋を着用している場合には外さずに電子カルテを含む医療情報システムや介護記録への入力・登録が可能となる。
視線入力とは、視線がどこにあるのかを端末が判別し、所定の事前設定として視点の位置や視線の滞在時間の長さや瞬きの長さや回数、ウィンクの回数の後に入力するものである。例えば、医療関係者や介護係者がどの方向を見ているか、瞬きをどのようにしたかを例えば、歯科医院の診察室に配置された歯科医師用の端末のモニターに設けられたカメラでアイトラッキングを行うことで実現できる。すなわち、例えば、瞬きでモールス信号を構成するようにしてもよい。この場合、医師、看護師、歯科医師、歯科衛生士を含む医療職もしくは介護職は手袋を着用している場合には外さずに電子カルテを含む医療情報システムや介護記録への入力・登録が可能となる。
頭部ジェスチャー入力は、医療関係者の頭部の上下左右斜めの動きを検知してキー入力するものである。
医療関係者は、診療中に医療用の手袋を外して捨てる必要がなくなり、効率的、かつ資源を無駄にすることがなくなる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記入力手段が、卓上型端末、据え置き型端末、もしくは壁掛け型端末の表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムへの音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ入力の少なくともいずれか一つに対応する場合は、前記独自のキー及び少なくとも送信機能を具備する携帯端末であって、前記入力手段が、板状端末に表示される電子カルテを含む医療情報システム内に表示されたアイコン選択による入力に対応する場合は、前記独自のキーを具備する形状可変アイコンであることを特徴とする。
第2の態様において、「少なくとも送信機能を具備する携帯端末」とは遠隔操作機器もしくはスマートホン(以下、スマホと略称)を意味し、「板状端末」とはタブレット型端末を意味する。
すなわち、医師、看護師、歯科医師、歯科衛生士を含む医療職もしくは介護職の現場にて卓上型端末、据え置き型端末、もしくは壁掛け型端末の表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムにスマホで入力が可能であり、訪問診療にてタブレット型端末の表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムに形状可変アイコンを表示させて入力が可能である。形状可変アイコンを表示させる場合には、手入力もしくはペン入力が挙げられる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記テンキー型アイコンは、選択肢がアイコン群として表示され、前記アイコン群の中から選択できることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1または第2の態様において、前記アイコンは、「はい/いいえ」に対応したキーである「はい」キー/「いいえ」キー、虫歯ランクに対応した「C1」キー〜「C4」キー、「問題の程度に対応した評価値キーである「問題なし」キー、「少し問題」キー、「やや問題」キー、「かなり問題」キー、「ひどく問題」キー、「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキーである「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キー、症状に対応した判定値キーである「1a.嚥下無、むせなし、湿性嗄声or呼吸変化あり」キー、「1b.嚥下なし、むせあり」キー、「2嚥下なし、むせなし、呼吸変化あり」キー、「3a.嚥下なし、むせなし、湿性嗄声あり」キー、「3b.嚥下なし、むせあり、湿性嗄声あり」キー、「4。嚥下あり、むせなし、呼吸変化・湿性嗄声なし」キー、「5.4に加え、追加嚥下運動が30秒間以内2回可能」キー、「判定不能.口から出す、無反応」キー、「音声入力に対応したキーである「0」キー、「1」キー、「2」キー、「3」キー、「4」キー、「5」キー、「6」キー、「7」キー、「8」キー、「9」キー、「.」キーのうちのいずれか一つが選択可能であることを特徴とする。
虫歯ランクに対応した「C1」キー〜「C4」キーを用いることで、カルテ入力が容易化、効率化される。例えば、歯科医師が患者の歯肉の状態をチェックする場合、「ポケットプロープ」と呼ばれる目盛りのついた探針を歯と歯肉との間「歯周ポケット」に挿入して得られた数値(mm単位)を発音し、横に待機している歯科衛生士、もしくは歯科助手が、順次電子カルテを含む医療情報システムに記入する。この場合、検査の順番は歯科医師ごとに決められており、例えば、患者が成人の場合、上顎左の第3大臼歯(智歯、親知らず)、第2大臼歯、第1大臼歯、第2小臼歯、第1小臼歯、犬歯、側切歯、中切歯、上顎右の中切歯、側切歯、…、第2大臼歯、第3大臼歯、下顎左の第3大臼歯、第2大臼歯、…、下顎右の第3第臼歯、という順番でカルテに記入するようになっていることが多い。歯周病の検査の際、歯科医師が虫歯を発見すると、歯周ポケットの深さの数値を表すテンキーの他に虫歯のランクを、「C1」キー〜「C4」キーの音声入力することで電子カルテを含む医療情報システム入力が容易に行われる。
「はい/いいえ」に対応した「はい」キー/「いいえ」キーは、例えば、「はい」キーもしくは「いいえ」キーを選択することで診察、治療、及び投薬についての情報を、例えばスマホ型の端末で入力可能である。
「C1」キー〜「C4」キーは、虫歯のランクC1〜C4に当てはめることができる。虫歯のランクC1は、歯のエナメル質だけに穴が開いた状態であり、ランクC2は、エナメル質を突き破って、象牙質に達した虫歯であり、ランクC3は、虫歯が歯髄に達し、歯髄炎を起こした状態であり、ランクC4は、エナメル質が跡形もなく崩壊した状態を示す。
「評価値」については、「問題なし」キー、「やや問題」キー、「かなり問題」キー、「非常に問題」キー、としており、例えば、歯周病の進行過程に当てはめることができる。歯周病の進行過程を、健康な状態(評価値:0)、歯肉炎(評価値:1)、歯周炎(軽度、評価値:2)、歯周炎(中度、評価値:3)、及び歯周炎(重度、評価値:4)とすることができる。評価値1とした歯肉炎は、歯垢(プラーク)がたまった状態を放置することにより発生する炎症により2〜3mmの隙間が生じる。評価値2とした歯周炎は、歯茎の炎症がひどくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入した状態である。評価値3とした歯周炎は、炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分近くまで破壊が進んだ状態である。評価値4とした歯周炎は、歯槽骨が半分以上破壊された状態である。
電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応とは、例えば、「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キーのうちの少なくともいずれか一つのキーを押す(タッチする)と、各テンキー対応した画面が例えばモニター30−1に書き換え自在に表示されるものであり、モニター30−1の書き換えの手段は、端末以外に例えば、キーボード入力、マウス入力、ジェスチャー入力、音声入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、及びフットスイッチ入力のいずれであってもよい。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」は、予め設定された操作用のコードに連動しており、前記キーの操作が可能であることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第1または第2の態様において、前記視線入力は、所定の事前設定の後、前記医療関係者が前記入力手段に連動するモニターを見た時の前記医療関係者の目の方向を判別することで行われるようにしたことを特徴とする。
ここで、例えば、医療関係者がモニターに表示された電子カルテを含む医療情報システムを確認してどのような動作をするかを決めてからモニターが見えない方向に目を向けてもカメラからはどの方向を見ているかが把握されるので、医療関係者の目の方向に基づいて全身管理画面やスクリーニング画面を紐づけるようにすることが考えられる。
本発明の第7の態様は、医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、もしくは医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムであって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力もしくはフットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目がタッチされると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記患者情報、前記診療情報、もしくは前記治療情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報のうち前記診療に必要な情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記入力手段が、卓上型端末の表示部、据え置き型端末の表示部、もしくは壁掛け型表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムへの音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ入力の少なくともいずれか一つに対応する場合は、前記独自のキー及び少なくとも送信機能を具備する携帯端末であって、前記入力手段が、板状端末に表示される電子カルテを含む医療情報システムのモニター内に表示されたアイコンへの音声入力に対応する場合は、前記独自のキーを具備する形状可変アイコンであることを特徴とする。
本発明の第9の態様は、第8の態様において、前記テンキー型アイコンは、選択肢がアイコン群として表示され、前記アイコン群の中から選択できることを特徴とする。
本発明の第10の態様は、第8の態様において、前記キーは、「はい」キー/「いいえ」キー、虫歯ランクに対応した「C1〜C4キー」、「問題の程度に対応した評価値キーである「問題なし」キー、「やや問題」キー、「かなり問題」キー、「非常に問題」キー」、「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応した「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キー、「症状に対応した判定値キーである「1a.嚥下無、むせなし、湿性嗄声or呼吸変化あり」キー、「1b.嚥下なし、むせあり」キー、「2嚥下なし、むせなし、呼吸変化あり」キー、「3a.嚥下なし、むせなし、湿性嗄声あり」キー、「3b.嚥下なし、むせあり、湿性嗄声あり」キー、「4。嚥下あり、むせなし、呼吸変化・湿性嗄声なし」キー、「5.4に加え、追加嚥下運動が30秒間以内2回可能」キー、「判定不能.口から出す、無反応」キー、「音声入力に対応したキーである「0」キー、「1」キー、「2」キー、「3」キー、「4」キー、「5」キー、「6」キー、「7」キー、「8」キー、「9」キー、「.」キーのうちのいずれか一つが選択可能であることを特徴とする。
本発明の第11の態様は、第10の態様において、前記「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」は、予め設定された操作用のコードに連動しており、前記キーの操作が可能であることを特徴とする。
本発明の第12の態様は、第10または第11の態様において、前記視線入力は、前記医療関係者が前記入力手段に連動するモニターを見た時の前記医療関係者の目の方向を判別することで行われるようにしたことを特徴とする。
本発明の第13の態様は、第10または第11の態様において、前記入力手段が一の端末であって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ操作入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力することで、他の端末を遠隔操作して前記診察情報及び前記治療情報を表示するようにしたことを特徴とする。
本発明の第14の態様は、第10または第11の態様において、人工知能手段をさらに備え、前記医療関係者が前記患者を診療、もしくは医療補助を行う際に、診療、及び投薬のデータから前記患者に最適な治療方法、治療薬、及び対処方法を選択して前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする。
本発明の第15の態様は、第14の態様において、前記人工知能手段は、前記医療関係者の挙動、言動、及び行為結果から前記医療関係者のくせを学習し、入力速度向上及び入力の正確性向上を図るようにしたことを特徴とする。
本発明の第16の態様は、医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、診療情報もしくは医療情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムの制御方法であって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力フットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目が音声入力されると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力し、入力された前記患者情報、前記診察情報、前記治療情報、及び前記投薬情報を記憶し、記憶された情報のうち前記診察、前記治療、及び前記投薬に必要な情報を表示することを特徴とする。
本発明の第17態様は、医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムのコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータに、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力もしくはフットスイッチ操作入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力する第一の機能と、前記第一の機能によって入力された前記患者情報、前記診療情報、及び前記医療補助情報を記憶する第二の機能と、前記第二の機能により記憶された情報のうち前記診療に必要な情報を表示する第三の機能と、を実行させるためのコンピュータが読み取り可能なプログラムであることを特徴とする。
本発明の第18の態様は、第17の態様に記載のプログラムを記録した記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、医療関係者が通常の診療中であっても訪問診療中であっても、端末のキャリアやメーカーが異なっていても、電子カルテを含む医療情報記録を作成でき、音声入力やジェスチャー入力を含む手を使わない入力手段により医療用の手袋を外さずに電子カルテを含む医療情報システム入力・登録ができる。
本発明に係る情報処理システムの概念図の一例である。 図1に示した情報処理システムに用いられる管理システム20のハードウェアブロック図の一例である。 図1に示した情報処理システムに用いられる端末のハードウェアブロック図の一例である。 訪問歯科診療用の端末30としての板状端末である、タブレットの出力装置33のうちのモニターに表示される電子カルテを含む医療情報システムの一例である。 図3Aに示した電子カルテを含む医療情報システムに重畳したテンキー画面の一例である。 図3Aに示した電子カルテを含む医療情報システムに重畳したテンキー画面の他の一例である。 図3Bに示したテンキー画面の他の一例である。 図3Bに示したテンキー画面の他の一例である。 図3Bに示したテンキー画面の他の一例である。 訪問歯科診療用の端末30もしくは歯科医院の診察室用の端末の電子カルテを含む医療情報システムの画面の一例である。 図1に示した情報処理システムの機能ブロックの一例である。 図3に示した端末としてのスマホの表示部に表示されるテンキーの標準形の一例である。 テンキーの標準形(入力モード)の一例である。 テンキーの「はい/いいえ」入力表示の一例である。 テンキーの「A〜Dを入力」表示の一例である。 テンキーの「評価値」入力表示の一例である。 テンキーの「電子カルテを含む医療情報システムの操作」表示の一例である。 端末としてのタブレットの表示部に表示されるテンキーの「判定値」入力表示の一例である。 図3に示した端末としてのスマホの表示部に表示される音声認識操作を行うための表示の一例である。 図1に示した端末における音声認識操作を行うための表示の他の一例である。 図1に示した端末における音声認識操作を行うための表示の他の一例である。 図1に示した端末における音声認識操作を行うための表示の他の一例である。 図1に示した情報処理システムの動作を示すフローチャートの一例の一部である。 図16Aの続きである。 図16Bの続きである。 図1に示した情報処理システムの動作を示すフローチャートの一例の一部である。 図17Aの残りである。 図1に示した情報処理システムを歯科医院に適用した場合の概念図の一例である。
次に図面を参照して実施の形態について、医療関係者が歯科医師及び歯科衛生士の場合について説明する。
<構成>
<ハードウェアブロック>
図1は、本発明に係る情報処理システムの概念図の一例である。関連医療機関システム10と、管理システム20と、複数の端末30とがネットワークに接続されている。
図2は、図1に示した情報処理システムに用いられる管理システム20のハードウェアブロック図の一例である。
<管理システム>
管理システム20は、データベース21、サーバ22、出力装置23、入力手段としての入力装置24、及びインターフェースを有する。データベース21は、管理、病歴、通院歴、入院歴、治療情報、投薬情報を含む個人情報を格納する装置であり、例えばHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。サーバ22は、プロセッサにより患者情報の管理に関するデータの処理を行う装置である。出力装置23は、ディスプレイやプリンタを備えて構成され、必要に応じて各種情報を出力し表示する装置である。入力装置24は、キーボード、バーコードリーダ、及びスキャナを備えて構成され、必要に応じて情報の入力を行うが、情報の入力を可能とするすべての装置を含むものとする。出力装置23は、ディスプレイやプリンタを備えて構成され、必要に応じて各種情報を出力し表示する。
<端末>
図3は、図1に示した情報処理システムに用いられる端末のハードウェアブロック図の一例である。
端末30は、メモリ31、プロセッサ32、出力装置33、入力装置34、及びインターフェース36を有する。例えばプロセッサ32は、管理システム20から送られる情報を処理し、出力装置33に情報を表示する。出力装置33は、ディスプレイ、及びプリンタを備えて構成され、必要に応じて各種情報を出力し表示する。また、入力装置34は、キーボード、バーコードリーダ、フットスイッチ及びスキャナを備えて構成され、必要に応じて情報の入力を行うが、情報の入力を可能にするすべての装置を含むものとする。入力装置34は、必要に応じてキーボードから入力処理を行って、例えば出力装置33に表示し、常時入力装置34から入力された情報を、インターフェース26、36を介して管理システム20に送信する。管理システム20では送信された情報に従って、患者情報の管理処理を行い、さらなる情報を必要とする場合には、端末30から、さらなる情報入力が行われるものとする。
端末30の出力装置33のうちのモニターには端末30のOSに関係なく共通のテンキー画面が表示されるようになっている。テンキー画面は、端末30のユーザーの入力要求に応じて自動で変化するようになっている。
図3Aは、訪問歯科診療用の端末30としての板状端末である、タブレットの出力装置33のうちのモニターに表示される医療情報システムの一例であり、図3Bは、図3Aに示した医療情報システムに重畳したテンキー画面の一例であり、図3Cは、図3Aに示した電医療情報システムに重畳したテンキー画面の他の一例である。図3Dは、図3Bに示したテンキー画面の他の一例であり、図3Eは、図3Bに示したテンキー画面の他の一例であり、図3Fは、図3Bに示したテンキー画面の他の一例である。
端末30としてのタブレットは、例えば訪問診療の際に歯科医師が携行することを前提としたものである。
図3Aに示す医療情報システムのモニターには、全身管理画面の一例を示し、上辺側には患者名101、患者の入居施設名102、患者の生年月日、性別、介護度、担当歯科医師名、所属歯科医院名、及び患者番号を含む書誌的事項103が表示されている。
医療情報システムのモニターの中央には、状態把握欄104、ADL(Activitities of Daily Living:日常生活動作)欄105、全身管理欄106、スクリーニング欄107、及び栄養・食事欄108が重畳表示されており、図3Aでは全身管理欄106が選択表示されている。
全身管理欄106には、例えば左半分の領域に「体温」、「血圧」、「脈拍」、及び「SpO」の項目や「最高」及び「最低」の副項目が表示され、各項目には空欄や「mmHg、回/60秒、%」を含む単位が併記表示され、右半分の領域には同様の項目、空欄、単位が併記表示されている。
例えば、医療情報システムのモニターの画面の全身管理欄106の項目「体温」の空欄109をタップすると、黒太枠着色(例えば黄色)され、図3Bに示すようなテンキー型アイコン201が表示されるとともに、背景がグレーアウトし、フッターが表示される。入力値の「計測日」が表示され、当日でない場合は日付の修正が可能である。各項目を入力後は「入力・更新」アイコンのタップでデータベースに書き込まれる。
テンキー型アイコン201は医療情報システムの画面内をドラッグ操作により移動可能である。テンキー型アイコン201には、例えばテンキー、表示部、クリヤキー、バックスペース(BS)キー、確定キーが表示されている。テンキー型アイコン201は右上の「×」印で示すデリートキーのタップにより表示が消える。
このようなタブレットを歯科医師が訪問診療先に携行し、歯科医師が診療中は口頭で歯科衛生士に伝えると歯科衛生士が指で入力し、歯科衛生士が医療補助行為中は歯科医師が指で入力することで医療情報システムの入力・登録が完了し、訪問診療後歯科医院に戻っても電子カルテを含む医療情報システムの作成業務を効率化し、残業を大幅に削減することになる。歯科医師もしくは歯科衛生士のいずれかが患者を押さえて診療もしくは補助診療する場合には音声入力によりテンキー型アイコンへの入力がなされることになる。
図3Cは、図3Aに示したタブレットのスクリーニング画面(計測値入力時)の他の一例を示す図である。
スクリーニング107における患者の舌口唇運動機能を計測する場合の一例である。舌口唇運動機能のうちの「パ」は患者が所定時間内に何回連続して「パ」を言えるか、「タ」は患者が所定時間内に何回連続して「タ」を言えるか「カ」は患者が所定時間内に何回連続して「カ」を言えるかを示すものである。この場合、「パ」の横の空欄をタップすることでテンキー型アイコン201が表示され、テンキー型アイコン201のテンキーを操作して所定の時間である15秒が入力されている。2019年12月31日の時点では「パ」、「タ」、及び「カ」の連続発音のいずれも12.3回/秒(15秒測定時)であったことが記録されている。
図3Dは、図3Cに示したテンキー型アイコン201の拡大図である。
図3Dに示すテンキーは、数値入力を行う場合に用いられ、例えば患者の舌口唇運動機能としての「パ」の連続発生(回/秒)の測定値「15」を入力する場合を示している。アイコン中の数字は、歯科医師もしくは歯科衛生士が音声入力により医療情報システムの入力・登録がなされる。
図3Eは、図3Bに示したテンキー型アイコンの変形例としての選択肢アイコンの一例である。
図3Eに示すアイコンは、図3Dに示したテンキー型アイコンのうちの舌口唇運動機能の入力モードである「回/5秒」、「回/1秒」のいずれかを選択して音声入力し、「Enter」をさらに選択することで入力される。
図3Fは、図3Bに示したテンキー型アイコンの他の変形例としてのその他の自由記入欄の一例である。
図3Fに示すその他自由記入欄は、歯科医師もしくは歯科衛生士が訪問診療において気付いた点や改善点等を音声入力でカルテ医療情報システムの入力・登録をするための欄である。
図3Gは、訪問歯科診療用の端末30もしくは歯科医院の診察室用の端末の電子カルテを含む医療情報システムの画面の一例である。
歯科医師がカルテを作成する際に、病名を決定する必要があり、このような場合、病名選択の欄の「メジャー病名」に該当する病名が無い場合、「病名グループ」の右にある「V」をクリックし、病名グループを選択し、表示された一覧301から該当病名を選択し、「F10病名確定」302を選択することでカルテ作成が容易に行える。尚、301aは一覧301の拡大図である。301aはメジャー病名を示す。
<機能ブロック>
図4は、図1に示した情報処理システムの機能ブロックの一例である。図5は、図3に示した端末としてのスマホの表示部に表示されるテンキーの標準形の一例であり、図6は、テンキーの標準形(入力モード)の一例であり、図7は、テンキーの「はい/いいえ」入力表示の一例である。図8は、テンキーの「A〜Dを入力」表示の一例であり、図9は、テンキーの「評価値」入力表示の一例であり、図10は、テンキーの「電子カルテを含む医療情報システムの操作」表示の一例である。図11は、端末としてのタブレットの表示部に表示されるテンキーの「判定値」入力表示の一例である。
図12は、図3に示した端末としてのスマホの表示部に表示される音声認識操作を行うための表示の一例である。図13〜図15は、図1に示した端末における音声認識操作を行うための表示の他の一例である。
情報処理システム40は、記憶部41、表示部42、音声入力部43、撮像部44、ペン入力部45、視線入力部46、ジェスチャー入力部47、頭部ジェスチャー入力部48、フットスイッチ入力部49、「はい/いいえ」入力部50、「A〜D」入力部51、制御部52、評価入力部53、「電子カルテを含む医療情報システムの操作」入力部54、判定入力部55、キー入力部56、通信部57、及び音声出力部58を有する。情報処理システム40は、人工知能部59を有してもよい。また、情報処理システム40は、テンキー型アイコン表示部60を有してもよい。
記憶部41は、情報処理システム40の制御プログラム、歯科医院設備情報、歯科医師情報、歯科衛生士情報、歯科技工士情報、患者情報、患者病歴情報、患者カルテ情報(病歴、入院歴、通院歴、治療歴)を記憶するものであり、例えば図2に示すデータベース21によって実現される。
表示部42は、端末30としてのスマホに用いられ、文字や画像を表示する装置であり、例えば液晶表示素子が挙げられ、例えば、図3に示した出力装置33によって実現される。
音声入力部43は、端末30のユーザー(例えば歯科医師)の音声を電気信号に変換して入力するものであり、例えばマイクロフォン(以下、マイクと表記)が挙げられ、図3に示した入力装置34によって実現される。
撮像部44は、端末30のユーザーによって患者の口腔内を撮像するのに用いられ、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
ペン入力部45は、端末30の画面にペン先を接触させることで入力操作するものであり、例えばタッチパネルが挙げられ、図3に示した入力装置34によって実現される。
視線入力部46は、端末30のユーザーの目を撮像部44が撮像して目の動きにより入力操作するものである。例えば、ユーザーの目の方向、すなわち視線がどこにあるのかを判別して入力するものである。例えば、歯科医院の診察室に配置された歯科医師用の端末のモニターに設けられたカメラでアイトラッキングを行うことで入力するものである。視線入力部46は、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
ジェスチャー入力部47は、撮像部44でユーザーの指を撮像し、端末30の画面から離れた位置もしくは接触した状態でユーザーの指先の動きによって操作するものであり、画面に接触した状態でも入力可能であり、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。画面から離れた状態では、指先に限らず手もしくは腕の動きによって入力可能としてもよい。
頭部ジェスチャー入力部48は、端末30の画面の前でユーザーが頭部を動かすことで入力するものであり、例えば、撮像部44でユーザーを撮像し、ユーザーのうなずき、左右の振り、上向き、右向き、左向きすることで入力するものであり、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
フットスイッチ入力部49は、端末30に接続されたフットスイッチのオンオフ操作により入力するものであり、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
ここで、表示部42に表示されるテンキーの標準形は、例えば図5に示すように、1〜9を下から三行三列に配置し、1、2の下に0を配置し、3の下に小数点を配置したものである。さらに小数点の下には「バツ印」で表すデリートキーが配置され、最下段にはEnterキー(以下、エンターキーと表記)が配置されている。
テンキー型アイコン表示部60は、板状端末である端末30の電子カルテを含む医療情報システム中にスマホ型アイコン201(図3A参照)を表示させる機能を有する。
これらのキーは、本願発明者が創作した独自のキーであり、キャリアやメーカーによるテンキーやボタンとは相違する。すなわち、通常のスマホを起動したとき表示されるテンキーやボタンとは相違し、キャリアやメーカーに関わらず同一のキーを操作可能に表示するものである。
図6は、テンキーの標準形(入力モード)を示しており、テンキーのうちの0〜9、「小数点」キー、デリートキー、及びエンターキーの上に「3」及び「.」を入力して得られる「33333.3」を表示させるようにしたものである。
図4に戻って、「1/0キー」に対応する「はい/いいえ」入力部50は、端末30の表示部42に表示されるテンキーのうち「1」、「0」、デリートキー、及びエンターキーだけが表示され、例えば「1」が「はい」に対応し、「0」が「いいえ」に対応することで端末30のユーザーは「0」か「1」で意思表示可能となる(図7参照)。
「A〜任意のアルファベットキー」に対応する「A〜D」入力部51は、端末30の表示部42に表示されるテンキーのうち「7」キーの位置に「A」キーを配置し、「8」キーの位置に「B」キーを配置し、「9」キーの位置に「C」キーを配置し、「4」キーの位置に「D」キーを配置したものであり(図8参照)、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。尚、任意のアルファベットキーは「D」であるが限定されるものではない。
「問題の程度に対応した評価値キー」に対応する評価入力部53は、端末30の表示部42に表示されるテンキーを「0」キー、「1」キー、「2」キー、「3」キー、「4」キー、デリートキー、及びエンターキーとし、0から4に向かって「問題なし」→「ひどく問題」とコメントを表示している(図9参照)。これら「0」キー〜「4」キーのうちのいずれかを指定することで評価が入力される。評価入力部53は、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」に対応する「電子カルテを含む医療情報システムの操作」入力部54は、端末30の表示部42に表示されるテンキーを例えば、「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キーとして配列したものである(図10参照)。「電子カルテを含む医療情報システム操作」入力部54は、予め設定された操作用のコードに連動しており、前記テンキー操作が可能である。これらのテンキーのうちのいずれかを選択すると、端末30とは別の端末(歯科医師用モニター)の電子カルテを含む医療情報システムの入力が可能となる。「電子カルテを含む医療情報システムの操作」入力部54は、例えば、図3に示した入力装置34及び通信部57によって実現される。
「症状に対応した判定値キー」に対応する判定入力部55は、端末30としてのタブレットの表示部に表示されるテンキーを「1a」キー、「1b」キー、「2」キー、「3a」キー、「3b」キー、「4」キー、「5」キー、「判定不能」キー、及びエンターキー(図11参照)としたものであり、各テンキーの隣に解説(例えば、1a:嚥下なし、むせなし、湿性化嗄声(させい)、3a:嚥下なし、むせなし、湿性嗄声あり)が表示されている。これらのうちの任意のテンキーを選択することで患者の状態が管理システム20のデータベース21に記録される。
これらの「1/0キー」、「A〜任意のアルファベットキー」、「問題の程度に対応した評価値キー」、「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」、及び「症状に対応した判定値キー」、「音声入力に対応したキー」はいずれか一つが選択可能である。
キー入力部56は、端末30に設けられている通常のキーであり、例えば、図3に示した入力装置34によって実現される。
通信部57は、端末30が他の端末30、管理システム20、もしくは関連医療機関システム10と情報の授受をする装置であり、例えば、図3に示したインターフェース36によって実現される。
音声出力部58は、端末30から音声を発する装置であり、例えば、図3に示した出力装置33によって実現される。
人工知能部59は、人工知能により患者の診察データ、治療データ、投薬データ、効果データ、副作用データ、感染症の有無データを蓄積し、患者に最適な治療法/対処や薬剤の有無、隔離治療の必要の有無を判断する。また、人工知能部59は治療計画を立案可能である。人工知能部59は、例えば、図2に示したデータベース21及びサーバ22によって実現される。
患者に最適な対処としては、例えば、高血圧症、心臓病、糖尿病、肝・腎障害、脳神経系疾患を含む内科系の病気を持った患者に対しては、内科や小児内科を含む主治医と連携を取りながら、患者の安全を考えたうえで歯科治療を行う必要がある旨を歯科医師に教示することである。この種の患者は、血液が固まりにくくなる(抗凝固効果)ワーファリンを服用している場合があり、この種の患者に対して抜歯を行うと、出血が止まらない場合があるためである。
ここで、患者がインフルエンザやはしかを含む感染症に罹患していてもそのまま治療を受ける場合や感染症に罹患していても気が付かない患者もいる。このような場合、例えば歯科医院の入り口にサーモグラフィを配置しておき、人工知能が来院者の感染症の有無を検知し、罹患している患者の来院を歯科医師や職員に知らせるようにしてもよい。この場合には、患者に内科の診療を勧めることになる。
図12に示すテンキーは、端末30で音声入力を行う際に表示部42に表示される画像である。テンキー画像の右下にマイクのアイコンが表示される。このアイコンをタッチすると図13に示す画像に切り替わり、音声入力が可能となる。
図13に示す画像状態において、例えば、端末30のマイクに向かって数字「33333.3」と言うと端末30の表示部42の上側の領域に「33333.3」と表示される。
また、例えば端末30のマイクに向かって「電子カルテ操作」というと、図15に示すような画像が表示され、「診察部位」を選択すると、端末30の近傍のモニターに電子カルテが表示される。
<動作1>
動作1は、スマホ型の端末30を用いてテンキー入力する場合の動作の例を示すものである。図16Aは、図1に示した情報処理システムの動作を示すフローチャートの一例の一部であり、図16Bは図16Aの続き、図16Cは図16Bの続きである。以下、電子カルテを含む医療情報システムのうちの電子カルテの場合について説明する。
図16A、図16B、図16Cにおける動作の主体は、プロセッサ32である。例えば、端末30の表示部42に「ペン」入力か否かを問うメッセージが表示され(ステップS11)、「ペン」入力が選択された場合(ステップS11/YES)、ペン入力アプリが起動してステップS21に進み(ステップS12)、「ペン」入力が選択されなかった場合(ステップS11/NO)、端末30の表示部42に「音声」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS13)。
「音声」入力が選択された場合(ステップS13/YES)、音声入力アプリが起動してステップS21に進み(ステップS14)、「音声」入力が選択されなかった場合(ステップS13/NO)、端末30の表示部42に「ジェスチャー」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS15)。
「ジェスチャー」入力が選択された場合(ステップS15/YES)、ジェスチャー入力アプリが起動してステップS21に進み(ステップS16)、「ジェスチャー」入力が選択されなかった場合(ステップS15/NO)、端末30の表示部42に「視線」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS17)。
「視線」入力が選択された場合(ステップS17/YES)、視線入力アプリが起動してステップS21に進み(ステップS18)、「視線」入力が選択されなかった場合(ステップS17/NO)、端末30の表示部42に「フットスイッチ」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS19)。
「フットスイッチ」入力が選択された場合(ステップS19/YES)、フットスイッチ入力アプリが起動してステップS21に進み(ステップS20)、「フットスイッチ」入力が選択されなかった場合(ステップS19/NO)、端末30の表示部42に「はい/いいえ」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS21)。
「はい/いいえ」入力が選択された場合(ステップS21/YES)、はい/いいえアプリが起動してステップS31に進み(ステップS22)、はい/いいえアプリが選択されなかった場合(ステップS21/NO)、端末30の表示部42に「A〜D」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS23)。
「A〜D」入力が選択された場合(ステップS23/YES)、A〜Dアプリが起動してステップS31に進み(ステップS24)、「A〜D」入力が選択されなかった場合(ステップS23/NO)、端末30の表示部42に「評価値」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS25)。
「評価値」入力が選択された場合(ステップS25/YES)、評価値入力アプリが起動してステップS31に進み(ステップS26)、「評価値」入力が選択されなかった場合(ステップS25/NO)、端末30の表示部42に「判定値」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS27)。
「判定値」入力が選択された場合(ステップS27/YES)、評価値入力アプリが起動してステップS31に進み(ステップS28)、「判定値」入力が選択されなかった場合(ステップS27/NO)、端末30の表示部42に「電子カルテ操作」入力か否かを問うメッセージが表示される(ステップS29)。
「電子カルテ操作」入力が選択された場合(ステップS29/YES)、電子カルテ操作アプリが起動してステップS31に進み(ステップS30)、「電子カルテ操作」入力が選択されなかった場合(ステップS29/NO)、端末30の表示部42に戻るか否かを問うメッセージが表示される(ステップS33)。
入力操作が開始され(ステップS31)、入力操作が終了すると(ステップS32)、ステップS34に進み、ステップS33では端末30の表示部42に戻るか否かを問うメッセージが表示される。トップページに戻る場合(ステップS33)、ステップS11まで戻る。終了する場合は終了し(ステップS34/YES)、終了しない場合(ステップS34/NO)、ステップS11まで戻る。
<動作2>
動作2は、スマホ型の端末30を用いて卓上型の端末へのカルテ操作の動作を示すものである。図17Aは、図1に示した情報処理システムの動作を示すフローチャートの一例の一部であり、図17Bは、図17Aの残りである。動作の主体は、プロセッサ32である。
端末30の表示部42に医療連携ネットワークの利用が可能か否かを問うメッセージが表示される(ステップS52)。
医療連携ネットワークの利用が可能な場合(ステップS52/YES)、患者が通院もしくは入院していた病院の患者情報が入手されてステップS55に進む(ステップS53)。医療連携ネットワークの利用が可能でない場合(ステップS52/NO)、患者の氏名、年齢、性別、症状、病歴、入院履歴、通院履歴、アレルギー、薬剤服用履歴が入力されてステップS55に進む(ステップS54)。
人工知能がデータベース、関連医療システム10、及びインターネットを用いて患者に最適な治療法、治療薬、治療応答性を検索したり、症状の予測を行ったりして判定する。
治療応答性とは、例えば患者がC型肝炎のような感染性疾患を有する場合に、歯科医院に電解酸性水滅菌処理装置及び、高圧蒸気滅菌処理(オートクレーブ)装置が有るか否かを問う(ステップS55)。
患者に最適な治療法及び治療薬が表示されて、患者の承諾が得られると、患者への治療及び投薬のうちの少なくとも治療が行われる(ステップS59)。
患者の経過観察が行われ(ステップS60)、効果があったか否かが確認され(ステップS61)、効果があった場合(ステップS61/YES)、患者に対する治療、投薬についてのデータをデータベース21に記録し手終了し(ステップS62)、効果が無かった場合(ステップS61/NO)、ステップS55に戻る。
<院内の様子>
図18は、図1に示した情報処理システムを歯科医院に適用した場合の概念図の一例である。歯科医院の診察室の患者用のチェアーの前方上側の壁面に患者説明用のモニター30−2が配置され、患者用のチェアーの左側上方の壁面に歯科スタッフ用のモニター30−1が配置されている。歯科医師の例えば左腕にスマホ型の端末30が腕章のように装着されている。
モニター30−2は、例えば患者の口腔内の画像が表示され、モニター30−1は、例えば患者のカルテが表示されるようになっており、歯科医師が端末30に音声入力することができるようになっている。このため、治療中に手袋を外すことなく、カルテに入力することができ、治療の効率化が図れる。また、端末30のキャリアに関係なく同一の操作が可能となる。
モニター30−1にカメラ30−1aが配置されている場合には、歯科医師によるジェスチャー入力や頭部ジェスチャー入力に用いることができる。この場合、歯科医師の目が上下左右どの方向を向いているかにより、キー操作に対応付けることができる。
また、端末30で他の端末やモニター30−1、30−2を遠隔操作して治療情報を表したりすることが可能である。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る情報処理システムは、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムのコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力もしくはフットスイッチ操作入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力する第一の機能と、
前記第一の機能によって入力された前記患者情報、前記診療情報、及び前記医療補助情報を記憶する第二の機能と、
前記第二の機能により記憶された情報のうち前記診療に必要な情報を表示する第三の機能と、
を実行させるためのコンピュータが読み取り可能なプログラムが挙げられる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
<記録媒体>
ここで、記録媒体としては、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−Rを含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAMを含む半導体メモリやHDDが挙げられる。
CD−ROMは、Compact−Disc−Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disc:FDを意味する。CD−Rは、CD−Recordableの略である。RAMは、Random Access Memoryの略である。ROMは、Read Only Memoryの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。HDDは、Hard Disc Driveの略である。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述した実施の形態では、医療関係者が歯科医師の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、歯科衛生士、歯科技工士、外科医師、内科医師、眼科医、訪問診療における医師、介護士を含む医療や介護の分野に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、病名選択の欄の「メジャー病名」に該当する病名が無い場合、「病名グループ」の右にある「V」をクリックし、病名グループを選択し、表示された一覧301から該当病名を選択する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電子カルテの初診の欄に「X線、標準型」の項目がある場合に、「X線、標準型」をクリックすると、電子カルテの片隅に「X線、標準型」に関するウィンドウが表示され、ウィンドウ内に「撮影状態を選択してください。」、「1.デジタル、2.デジタル、症状確認、3.デジタル、撮り直し、4.標準型、5.標準型、症状確認、6.撮影角度変更、7、標準型、撮り直し、8.小児型、9.小児型、症状確認、10.小児型、撮影角度変更」、及び「確定」が表示され、算定可能な内容を診療の流れに沿って「抜歯」や「外科手術」のように画面が展開される、診療入力ナビゲーションが構成されていてもよい。この場合、電子カルテ記載要綱上必要な内容がマスタ登録項目から簡単に選択されるだけで、診療内容入力が完了するようになっていてもよい。
本発明に係る入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体は、工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるため、経済的価値を有しており、産業上利用することができる発明である。
10・・・ 関連医療機関システム
20・・・ 管理システム
30・・・ 端末
40・・・ 情報処理システム
41・・・ 記憶部
42・・・ 表示部
43・・・ 音声入力部
44・・・ 撮像部
45・・・ ペン入力部
46・・・ 視線入力部
47・・・ ジェスチャー入力部
48・・・ 頭部ジェスチャー入力部
49・・・ フットスイッチ入力部
50・・・ 「はい/いいえ」入力部
51・・・ 「A〜D」入力部
52・・・ 制御部
53・・・ 評価値入力部
54・・・ 「電子カルテ操作」入力部
55・・・ 判定値入力部
56・・・ キー入力部
57・・・ 通信部
58・・・ 音声出力部
59・・・ 人工知能部
201・・・ テンキー型アイコン

Claims (18)

  1. 医療関係者が患者を診療もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報もしくは医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力する入力手段であって、前記入力手段は、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、フットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システムの所定の項目がタッチされると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを具備したことを特徴とする入力手段。
  2. 前記入力手段が、卓上型端末、据え置き型端末、もしくは壁掛け型端末の表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムへの音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ入力の少なくともいずれか一つに対応する場合は、前記独自のキー及び少なくとも送信機能を具備する携帯端末であって、
    前記入力手段が、板状端末に表示される電子カルテを含む医療情報システム内に表示されたアイコンに対する音声入力に対応する場合は、前記独自のキーを具備するテンキー型アイコンであることを特徴とする請求項1に記載の入力手段。
  3. 前記テンキー型アイコンは、選択肢がアイコン群として表示され、前記アイコン群の中から選択できることを特徴とする請求項2に記載の入力手段。
  4. 前記アイコンは、「はい/いいえ」に対応したキーである「はい」キー/「いいえ」キー、虫歯ランクに対応したキーである「C1」キー〜「C4」キー、「問題の程度に対応した評価値キーである「問題なし」キー、「少し問題」キー、「やや問題」キー、「かなり問題」キー、「ひどく問題」キー」、「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキーである「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キー、「症状に対応した判定値キーである「1a.嚥下無、むせなし、湿性嗄声or呼吸変化あり」キー、「1b.嚥下なし、むせあり」キー、「2..嚥下なし、むせなし、呼吸変化あり」キー、「3a.嚥下なし、むせなし、湿性嗄声あり」キー、「3b..嚥下なし、むせあり、湿性嗄声あり」キー、「4..嚥下あり、むせなし、呼吸変化・湿性嗄声なし」キー、「5..4に加え、追加嚥下運動が30秒間以内2回可能」キー、「判定不能.口から出す、無反応」キー、「音声入力に対応したキーである「0」キー、「1」キー、「2」キー、「3」キー、「4」キー、「5」キー、「6」キー、「7」キー、「8」キー、「9」キー、「.」キーのうちのいずれか一つが選択可能であることを特徴とする請求項3に記載の入力手段。
  5. 前記「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」は、予め設定された操作用のコードに連動しており、前記キーの操作が可能であることを特徴とする請求項4に記載の入力手段。
  6. 前記視線入力は、所定の事前設定の後、前記医療関係者が前記入力手段に連動するモニターを見た時の前記医療関係者の目の方向を判別することで行われるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の入力手段。
  7. 医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、もしくは医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムであって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力もしくはフットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目が音声入力されると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記患者情報、前記診療情報、もしくは前記治療情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報のうち前記診療に必要な情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  8. 前記入力手段が、卓上型端末の表示部、据え置き型端末の表示部、もしくは壁掛け型表示部に表示される電子カルテを含む医療情報システムへの音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ入力の少なくともいずれか一つに対応する場合は、前記独自のキー及び少なくとも送信機能を具備する携帯端末であって、
    前記入力手段が、板状端末に表示される電子カルテを含む医療情報システム内に表示されたアイコンに対する音声入力に対応する場合は、前記独自のキーを具備するテンキー型アイコンであることを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記テンキー型アイコンは、選択肢がアイコン群として表示され、前記アイコン群の中から選択できることを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記アイコンは、「はい/いいえ」に対応したキーである「はい」キー/「いいえ」キー、虫歯ランクに対応したキーである「C1」キー〜「C4」キー、「問題の程度に対応した評価値キーである「問題なし」キー、「少し問題」キー、「やや問題」キー、「かなり問題」キー、「ひどく問題」キー、「電子カルテ操作を含む医療情報システムに対応したキーである「部位・病名」キー、「診療部位」キー、「処置選択」キー、「診療入力ナビ」キー、「一行削除」キー、「修正」キー、「追加」キー、「クリア」キー、「カルテ確定」キー、「カルテ入力に戻る」キー、「保存せず閉じる」キー、及び「疑問」キー、「症状に対応した判定値キーである「1a.嚥下無、むせなし、湿性嗄声or呼吸変化あり」キー、「1b.嚥下なし、むせあり」キー、「2嚥下なし、むせなし、呼吸変化あり」キー、「3a.嚥下なし、むせなし、湿性嗄声あり」キー、「3b.嚥下なし、むせあり、湿性嗄声あり」キー、「4。嚥下あり、むせなし、呼吸変化・湿性嗄声なし」キー、「5.4に加え、追加嚥下運動が30秒間以内2回可能」キー、「判定不能.口から出す、無反応」キー、「音声入力に対応したキーである「0」キー、「1」キー、「2」キー、「3」キーのうちのいずれか一つが選択可能であることを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記「電子カルテを含む医療情報システムの操作に対応したキー」は、予め設定された操作用のコードに連動しており、前記キー操作が可能であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  12. 前記視線入力は、所定の事前設定の後、前記医療関係者が前記入力手段に連動するモニターを見た時の前記医療関係者の目の方向を判別することで行われるようにしたことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理システム。
  13. 前記入力手段が一の端末であって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力、もしくはフットスイッチ操作入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力することで、他の端末を遠隔操作して前記診察情報及び前記治療情報を表示するようにしたことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理システム。
  14. 人工知能手段をさらに備え、前記医療関係者が前記患者を診療、もしくは医療補助を行う際に、診療、及び投薬のデータから前記患者に最適な治療方法、治療薬、及び対処方法を選択して前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理システム。
  15. 前記人工知能手段は、前記医療関係者の挙動、言動、及び行為結果から前記医療関係者のくせを学習し、入力速度向上及び入力の正確性向上を図るようにしたことを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  16. 医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、診療情報もしくは医療情報を、電子カルテを含む医療情報システム入力して処理する情報処理システムの制御方法であって、音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力フットスイッチ操作入力、もしくは前記電子カルテを含む医療情報システム内の所定の項目が音声入力されると表示されるアイコン選択による入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力し、入力された前記患者情報、前記診察情報、前記治療情報、及び前記投薬情報を記憶し、記憶された情報のうち前記診察、前記治療、及び前記投薬に必要な情報を表示することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  17. 医療関係者が患者を診療、もしくは医療補助行為を行う際に患者情報、診療情報、医療補助情報を、電子カルテを含む医療情報システムに入力して処理する情報処理システムのコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    音声入力、ジェスチャー入力、視線入力、頭部ジェスチャー入力、ペン入力もしくはフットスイッチ操作入力のうちの少なくともいずれか一つに対応した独自のキーを用いて入力する第一の機能と、
    前記第一の機能によって入力された前記患者情報、前記診療情報、及び前記医療補助情報を記憶する第二の機能と、
    前記第二の機能により記憶された情報のうち前記診療に必要な情報を表示する第三の機能と、
    を実行させるためのコンピュータが読み取り可能なプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP2019124081A 2019-07-02 2019-07-02 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体 Pending JP2021009630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124081A JP2021009630A (ja) 2019-07-02 2019-07-02 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124081A JP2021009630A (ja) 2019-07-02 2019-07-02 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021009630A true JP2021009630A (ja) 2021-01-28

Family

ID=74199511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019124081A Pending JP2021009630A (ja) 2019-07-02 2019-07-02 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021009630A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10261018A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Masataka Kusunoki カルテ記載サポート装置
JP2005037976A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Kowa Co 医療情報処理装置、医療情報処理装置の制御方法、および医療情報処理装置の制御プログラム
JP2012157683A (ja) * 2011-01-13 2012-08-23 Advance Co Ltd 歯科診療システム
JP2013178667A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Yuyama Manufacturing Co Ltd 電子カルテ装置、電子カルテシステム、電子カルテプログラム、電子カルテプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、処方参考量設定方法
JP2014126600A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Panasonic Corp 音声認識装置、音声認識方法、およびテレビ
JP2015093063A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 照雄 今井 歯科検査装置
JP2015516624A (ja) * 2012-03-13 2015-06-11 アマゾン・テクノロジーズ、インコーポレイテッド 有効インターフェース要素の強調のための方式
JP6422614B1 (ja) * 2018-08-09 2018-11-14 株式会社三菱電機ビジネスシステム 文章入力支援システム、文章入力支援方法、及び文章入力支援プログラム
WO2019106883A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 テルモ株式会社 支援システム、支援方法、および支援プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10261018A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Masataka Kusunoki カルテ記載サポート装置
JP2005037976A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Kowa Co 医療情報処理装置、医療情報処理装置の制御方法、および医療情報処理装置の制御プログラム
JP2012157683A (ja) * 2011-01-13 2012-08-23 Advance Co Ltd 歯科診療システム
JP2013178667A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Yuyama Manufacturing Co Ltd 電子カルテ装置、電子カルテシステム、電子カルテプログラム、電子カルテプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、処方参考量設定方法
JP2015516624A (ja) * 2012-03-13 2015-06-11 アマゾン・テクノロジーズ、インコーポレイテッド 有効インターフェース要素の強調のための方式
JP2014126600A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Panasonic Corp 音声認識装置、音声認識方法、およびテレビ
JP2015093063A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 照雄 今井 歯科検査装置
WO2019106883A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 テルモ株式会社 支援システム、支援方法、および支援プログラム
JP6422614B1 (ja) * 2018-08-09 2018-11-14 株式会社三菱電機ビジネスシステム 文章入力支援システム、文章入力支援方法、及び文章入力支援プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105260588B (zh) 一种健康守护机器人系统及其数据处理方法
JP7373101B2 (ja) 患者プロファイル情報システム、患者プロファイル情報システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体
Reuben et al. Principles of geriatric assessment
US20080146887A1 (en) Intelligent personal health management appliances for external and internal visualization of the human anatomy and for dental/personal hygiene
US20060173858A1 (en) Graphical medical data acquisition system
Javaid et al. Dentistry 4.0 technologies applications for dentistry during COVID-19 pandemic
JP2004157941A (ja) ホームケア・システムおよびそのサーバ,ならびにホームケア・システムに用いられるおもちゃ装置
CN109044656B (zh) 医用护理设备
US20220280104A1 (en) Applying non-real time and non-user attended algorithms to the stored non-imaging data and existing imaging data to obtain a dental diagnosis
US8639526B2 (en) System and method for diagnosis and early treatment adoption for asymptomatic disease
JP2005115495A (ja) カテ室管理システム及びカテ室管理方法
JP7199368B2 (ja) 視覚的に強力な患者状態表示を有する患者状態モニタ
US20210295963A1 (en) Real-time interactive digital embodiment of a patient
Ayoade et al. The development and evaluation of an interactive system for age related musculoskeletal rehabilitation in the home
JP2021009630A (ja) 入力手段、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム、及び記録媒体
WO2020021975A1 (ja) 診断支援装置、診断支援方法及び診断支援プログラム
Hassan et al. User acceptance of a touchless sterile system to control virtual orthodontic study models
JP2016194681A (ja) フィジカルアセスメント教育サービス提供システム及びフィジカルアセスメント教育サービス提供方法
Lockhart et al. Prevalence and nature of orofacial and dental problems in family medicine
JP2023103774A (ja) 医用情報処理装置、医用情報処理方法及び医用情報処理プログラム
JP2018136834A (ja) 病院情報システム、及びそのプログラム
JP2011180817A (ja) ネットワークを介した生活習慣病予防及び治療のための健康管理システム
JP2015118516A (ja) 血糖管理支援装置、システム、方法及びプログラム
Tekin et al. Comparison of Mobile Health Application Examples in Turkey and the World
JP2000048092A (ja) 歯科診療情報処理支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240312

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240322

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240419