JP2021006357A - 回転工具用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】装着用の部品を別途必要とせず、着脱が容易となる回転工具用ソケットを提供する。【解決手段】回転工具が有する凸型のアンビルに装着可能なソケット1であって、軸方向に延びた円柱状であり、軸方向における第1端部に設けられた、アンビルが挿入される凹型の差込角11と、第2端部に設けられたソケット部12とを有する、本体部10と、本体部10の径方向に沿って、差込角11の内側から本体部10の外側へ貫通した貫通孔15と、貫通孔15内に移動自在に配置されたボール16A、16Bと、径方向の外側からボール16A、16Bを内側へ押圧するリングバネ18よびリング板バネ19と、押圧されたボール16Bの一部を差込角11の壁面から径方向の内側へ突出させた状態で、貫通孔15から差込角11へのボール16A、16Bの脱落を防止する貫通孔15の内側端部15Aと、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、回転工具に着脱自在な回転工具用ソケットに関する。
従来、ボルトまたはナットなどを締め付ける回転工具として、インパクトレンチが知られている。インパクトレンチは、ボルトなどを嵌めるソケットが着脱自在な構成である。ソケットが着脱自在であるため、これまでに、インパクトレンチの使用中にソケットがインパクトレンチから外れることを防止する構造が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、インパクト工具のアタッチメント取付装置が開示されている。特許文献1に記載の取付装置は、ソケットにソケット取付部を差し込み、ソケット側の取付孔とソケット取付部側の貫通孔(ピン孔)とを重ねあわせ、それらにピンを差し込んでいる。また、取付孔を被せるようにソケットに保持リングを取り付けて、ピンが取付孔から抜け落ちるのを防止している。これにより、ソケットがソケット取付部から抜けないようにしている。
特開昭63−200973号公報
特許文献1に記載の取付装置では、ソケットを交換する際、保持リングを取付孔からずらし、さらに、ピンを抜き差しする必要があり、ソケットの着脱に複数段階の作業を要する。また、ソケットを交換する際、ピンを落として紛失しないように注意しつつ、ソケットの交換作業を行う必要がある。このため、特許文献1に記載の取付装置では、ソケットの交換をスムーズに行えないおそれがある。
そこで、本発明は、装着用の部品を別途必要とせず、着脱を簡単に行える回転工具用ソケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためなされた本発明は、
回転工具が有する凸型の装着部に装着可能な回転工具用ソケットであって、
軸方向に延びた円柱状であり、前記軸方向における第1端部に設けられた、前記装着部が挿入される凹型の差込角と、第2端部に設けられたソケット部とを有する、本体部と、
前記本体部の円柱中心軸からの径方向に沿って、前記差込角の内側から前記本体部の外側へ貫通した貫通孔と、
前記貫通孔内に移動自在に配置されたボールと、
前記円柱中心軸を中心とした周方向に沿って前記本体部の外周面に設けられ、弾性力により、前記ボールを前記径方向の外側から内側へ押圧するリングバネと、
前記リングバネの前記径方向の外側に配置され、弾性力により前記リングバネを径方向内側へ押圧するリング板バネと、
前記リングバネにより押圧された前記ボールの一部を前記差込角の壁面から径方向の内側へ突出させた状態で、前記貫通孔から前記差込角への前記ボールの脱落を防止する脱落防止部と、
を備える。
この構成によれば、回転工具用ソケットと回転工具の装着部とを固定するピンなどの部品を別途必要とすることなく、回転工具用ソケットを回転工具に対して簡単に着脱することができる。
図1は、実施形態のソケットと、インパクトレンチとを示す概略図である。 図2は、ソケットの側面図である。 図3は、ソケットを差込角側から視た平面図である。 図4は、ソケットをソケット部側から視た平面図である。 図5は、図3のV−V線における断面図である。 図6は、図3のVI−VI線における断面図である。 図7は、図2のVII−VII線における断面図である。 図8は、ボールを押圧できる条件を説明するための図である 図9は、ボール、リングバネおよびリング板バネが径方向に移動する様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、回転工具用ソケット(以下、単にソケットと言う)が着脱される回転工具の一例として、インパクトレンチを挙げて説明する。なお、ソケットが着脱される回転工具は、手動式レンチでもよい。また、回転工具はインパクトドライバなどであってもよい。
[インパクトレンチについて]
図1は、本実施形態のソケット1と、インパクトレンチ50とを示す概略図である。インパクトレンチ50は、駆動源であるモータに電力が供給されることにより、そのモータによって回転軸が回転する。インパクトレンチ50は、回転軸の回転に応じて回転する凸型のアンビル51を備えている。
アンビル51は角取りされた四角柱形状であって、平行する両側面には貫通孔52が形成された凸型の装着部である。この貫通孔52は、上記したように、従来、ソケットを固定するためにピンを挿入するためのピン孔である。本実施形態では、貫通孔52には、後に詳述するソケット1の差込角11の内側に一部が突出したボールの一部が嵌り、ソケット1とアンビル51とが固定される構成となっている。アンビル51に装着されたソケット1は、アンビル51が回転することで回転する。なお、インパクトレンチ50の内部の具体的な構成については、従来のインパクトレンチの構成と同様なので、詳しい説明を省略する。
ソケット1は、軸方向に沿って延びる円柱形状であって、軸方向に沿って、アンビル51に対して着脱自在となっている。ソケット1の軸方向における一端部には、凹型の差込角11が設けられている。差込角11内にアンビル51が差し込まれることで、ソケット1はインパクトレンチ50に装着される。ソケット1の軸方向における他端部には、凹型のソケット部12が設けられている。ソケット部12は、ボルトまたはナットなどが嵌め込まれる孔である。
[ソケットの具体的構成について]
以下、ソケット1の構成について詳細に説明する。
図2は、ソケット1の側面図である。図3は、ソケット1を差込角11側から視た平面図である。図4は、ソケット1をソケット部12側から視た平面図である。図5は、図3のV−V線における断面図である。図6は、図3のVI−VI線における断面図である。図7は、図2のVII−VII線における断面図である。
ソケット1は、円柱中心軸Pを中心とした円柱形状の本体部10を備えている。円柱中心軸Pに沿った軸方向における本体部10の第1端部には差込角11が設けられ、第2端部にはソケット部12が設けられている。ソケット部12は、上記のように、ボルトまたはナットなどが嵌め込まれる孔であり、ソケット部12の形状は図4に示す形状に限定されないし、ソケット部12の軸方向の深さは、図5に示す深さに限定されない。
差込角11は、平面視で隅がRとなった四角形状である。差込角11は、軸方向に沿って、本体部10の中央部近傍まで延びている。差込角11は、インパクトレンチ50のアンビル51が差込可能な大きさを有している。
本体部10には、差込角11とソケット部12とを連通させる、第1中間部13と第2中間部14とが軸方向に沿って設けられている。第1中間部13および第2中間部14は、いずれも軸方向に延びる円筒状の貫通孔である。差込角11、第1中間部13、第2中間部14およびソケット部12は、軸方向に沿った一連の貫通孔を形成している。なお、本体部10には、第1中間部13および第2中間部14が設けられていなくてもよい。
本体部10の外周面には、円柱中心軸Pを中心とした周方向に沿って、切欠き部17Aが形成されている。切欠き部17Aは、軸方向において、差込角11が形成されている位置に形成されている。切欠き部17Aが形成された部分の本体部10の肉厚は、他の部分の肉厚よりも薄くなっている。
また、本体部10の外周面の切欠き部17Aが形成された位置には、周方向に沿って、バネ溝17Bが形成されている。バネ溝17Bは、後述の4つの貫通孔15を通る位置に形成されている。バネ溝17Bは、後述するリングバネ18が嵌まる溝である。バネ溝17Bが形成された部分の本体部10の肉厚は、切欠き部17Aの部分の肉厚よりもさらに薄くなっている。
本体部10には、軸方向においてバネ溝17Bが形成された位置に、円柱中心軸Pからの径方向に沿った貫通孔15が形成されている。貫通孔15は、円柱形状であって、差込角11の内側から本体部10の外側へ貫通している。貫通孔15は、本体部10の周方向に、複数(本実施形態では4つ)設けられている。4つの貫通孔15は、周方向に沿って等間隔、つまり、90度間隔で設けられている。
4つの貫通孔15のうち、径方向に対向する2つの貫通孔15には、ボール16Aと、ボール16Bとが径方向に並んで配置されている。ボール16Aは貫通孔15の径方向の外側に配置され、ボール16Bは貫通孔15の径方向の内側に配置されている。ボール16A、16Bは、それぞれ同じ径を有する真円球である。ボール16A、16Bは、その径が貫通孔15より小さく、貫通孔15に沿って移動自在である。ボール16A、16Bの径については、後に詳述する。
貫通孔15の径方向における内側端部15Aの径は、他の個所よりも小さい構成となっている。より詳しくは、内側端部15Aは、ボール16A、16Bの径よりも小さく、かつ、ボール16Bの一部が貫通孔15から突出可能な径を有している。つまり、内側端部15Aは、貫通孔15からのボール16A、16Bの脱落を防止する脱落防止部である。
本体部10の外周面には、周方向に沿ってリングバネ18と、リング板バネ19とが設けられている。リングバネ18およびリング板バネ19は、ボール16A、16Bを、径方向の外側から内側へ押圧する。
リングバネ18は、弾性力により径が縮むように形成されたC字型のリング状のバネであって、バネ溝17Bに嵌るように設けられている。リングバネ18は、その弾性力により、ボール16Aを、径方向内側へ押圧する。
リング板バネ19は、弾性力により径が縮むように形成されたC字型のリング状の板バネであって、切欠き部17Aに位置するように設けられている。リング板バネ19は、軸方向における長さが、切欠き部17Aの長さよりも短く、切欠き部17A内に収まる大きさを有している。リング板バネ19は、その弾性力により、リングバネ18の径方向外側から内側へ押圧する。
リング板バネ19で、リングバネ18を径方向内側へ押圧することで、ボール16A、16Bは、リングバネ18と、リング板バネ19との弾性力により、径方向内側へ押圧されるようになる。この場合、リングバネ18のみでボール16A、16Bを押圧する場合と比べて、弾性力が弱いリングバネ18を用いることができる。弾性力が弱いと、リングバネ18を径方向外側へ広げやすくなるため、リングバネ18の本体部10への取付けが容易となり、ソケット1を製造しやすくなる。
また、リングバネ18のみの場合、ボール16A、16Bがインパクトレンチ50の駆動振動によって、貫通孔15の径を拡大させると、安定した直線的な押圧が得られなくなる。しかしながら、リング板バネ19の弾性力と合わせて、ボール16A、16Bを押圧することで、ボール16A、16Bの振動が抑制され、押圧力が分散することなく安定した押圧を実現できる。
以下に、リングバネ18およびリング板バネ19によるボール16A、16Bの押圧についてより詳細に説明する。図8は、ボール16A、16Bを押圧できる条件を説明するための図である。図8において、ボール16A、16Bの径をR、リングバネ18の断面における径をrで表す。また、本体部10の肉厚をh1、切欠き部17Aの肉厚をh2、バネ溝17Bの深さをh3で表す。バネ溝17Bの深さを除く、径方向における貫通孔15の長さは、h2−h3で表される。
この場合において、4R>h2−h3の関係を満たすことで、ボール16Bは貫通孔15から径方向内側へ突出し、または、ボール16Aはバネ溝17Bへ突出するようになる。その結果、ボール16Aは、バネ溝17Bに配置されたリングバネ18により径方向内側へ押圧され、ボール16Bの一部は、貫通孔15から径方向内側へ突出するようになる。
また、2r>h3の関係を満たすことで、バネ溝17Bに配置されたリングバネ18は、バネ溝17Bの底部まで達した場合であっても、その一部がバネ溝17Bから突出し、リング板バネ19と接触するようになる。つまり、リング板バネ19は、リングバネ18を径方向内側へ押圧可能となる。さらに、h2<4R+2r<h1の関係を満たすことで、リング板バネ19は、その一部が切欠き部17A内に収まり、位置ずれが防止されるようになる。
以上の条件を満たすことで、ボール16Aは、リングバネ18およびリング板バネ19により、径方向内側へ押圧されるようになる。そして、径方向内側へ押圧されたボール16Bは、径方向内側へ移動するが、貫通孔15の内側端部15Aにより、貫通孔15から差込角11内へ脱落しないようになっている。また、ボール16Bは、貫通孔15の内側端部15Aにより、その一部が、差込角11の壁面から内側へ突出した状態となる。
[ソケットの着脱について]
次に、インパクトレンチ50に対するソケット1の着脱について説明する。
ソケット1は、差込角11にインパクトレンチ50のアンビル51が差し込まれることで、インパクトレンチ50に装着される。このとき、アンビル51が差込角11に差し込まれることに伴い、ソケット1のボール16A、16B、リングバネ18、およびリング板バネ19が径方向に移動して、ソケット1とアンビル51とが固定されるようになる。以下、ソケット1の装着時における、ボール16A、16B、リングバネ18、およびリング板バネ19が径方向に移動する様子を説明する。
図9は、ソケット1の装着時における、ボール16A、16B、リングバネ18、およびリング板バネ19が径方向に移動する様子を示す図である。アンビル51を差込角11に差し込む際、貫通孔52(図1参照)が形成されたアンビル51の両側面と、ボール16Bが突出する差込角11の壁面とが対向するように、アンビル51を差込角11に差し込む。
図9(A)に示すように、ソケット1の差込角11にアンビル51を差し込むと、まず、アンビル51は差込角11の壁面から突出したボール16Bの一部と接触する。さらにアンビル51が差込角11の奥へ移動すると、ボール16Bがアンビル51に乗り上がろうとすることで、ボール16Bには径方向外側への押圧力がアンビル51から付与される。
この押圧力は、ボール16Aを介して、リングバネ18およびリング板バネ19へ付与される。そして、径方向外側への押圧力が、リングバネ18およびリング板バネ19の径方向内側への弾性力よりも大きくなると、ボール16A、16Bは、リングバネ18およびリング板バネ19を径方向外側へ広げつつ、径方向外側へ移動する。そして、図9(B)に示すように、ボール16Bは、差込角11のさらに奥へ移動するアンビル51に乗り上がる。
ボール16Bがアンビル51に乗り上げた状態で、アンビル51が差込角11の奥へ移動すると、ボール16Bは、アンビル51の側面に設けられた貫通孔52(図1参照)と、径方向に重なる。そうすると、図9(C)に示すように、ボール16Bが径方向内側に移動して貫通孔52に嵌るため、径方向外側への押圧力が小さくなる。これに伴い、リングバネ18およびリング板バネ19は、弾性力により径が縮む。
ボール16Bがアンビル51の貫通孔52に嵌った状態で、ボール16A、16Bがリングバネ18およびリング板バネ19の弾性力により、径方向内側へ押圧されることで、アンビル51は、径方向の両外側からボール16Bにより挟み込まれた状態となる。これにより、アンビル51がソケット1に保持されるようになり、ソケット1はインパクトレンチ50に装着される。
なお、ソケット1をインパクトレンチ50から取り外す場合には、アンビル51の貫通孔52に嵌ったボール16Bが、アンビル51に乗り上がるように、アンビル51を差込角11から引き抜くことで、ソケット1の取り外しが可能となる。
このように、ソケット1の差込角11に対してアンビル51を抜き差しするだけで、ソケット1をインパクトレンチ50へ着脱することができる。また、ソケット1とアンビル51との固定は、ソケット1に設けられたボール16Bにより行えるので、ピンなど固定用の部品を別途必要としない。このため、ソケット1の着脱時にピンを紛失しないように慎重に着脱作業を行うことなく、スムーズにソケット1をインパクトレンチ50に着脱できる。このソケット1は、従来のように、ピンなどを用いた固定力を必要とせず、また、ソケット1の交換が頻繁に行われる状況において、特に効果的に用いることができる。
また、ソケット1は、インパクトレンチ50のアンビル51に貫通孔52が設けられておらず、ボール16Bと同様に、壁面から突出したボールがアンビル51に設けられている場合であっても、そのインパクトレンチ50に装着可能である。この場合、アンビル51のボールが、ボール16A、16Bが設けられていない貫通孔15に嵌るように、アンビル51を差込角11へ差し込むようにすることで、ソケット1をインパクトレンチ50に装着することができる。このように、ソケット1は、種々のインパクトレンチに対して装着することができる。
[変形例]
貫通孔15に配置するボールの数は2つに限定されない。貫通孔15の径方向の長さ、およびボールの径に応じて、3つのボールを配置してもよいし、1つのボールを配置してもよい。少なくとも、貫通孔15に配置したボールの一部が、差込角11の内壁から突出できればよい。なお、複数のボールを配置する場合、貫通孔15の径を大きく形成することなく、貫通孔15の径方向の長さを長く、つまり、本体部10の肉厚を厚くすることができる。この場合、ソケット1の耐久性が向上する。また、ボール16A、16Bは真円球でなく、楕円状の球であってもよい。
貫通孔15の数は、3つ以下でもよいし、5つ以上でもよい。また、ボールを配置する貫通孔15の数も、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。さらに、貫通孔15の内側端部15Aの径を小さくして、ボール16A、16Bの脱落を防止する脱落防止部を実現しているが、これに限定されない。例えば、内側端部15Aに、ボール16A、16Bの脱落を防止する部材を設けてもよい。
1 回転工具用ソケット
10 本体部
11 差込角
12 ソケット部
15 貫通孔
15A 内側端部
16A、16B ボール
18 リングバネ
19 リング板バネ
50 インパクトレンチ
51 アンビル
52 貫通孔

Claims (5)

  1. 回転工具が有する凸型の装着部に装着可能な回転工具用ソケットであって、
    軸方向に延びた円柱状であり、前記軸方向における第1端部に設けられた、前記装着部が挿入される凹型の差込角と、第2端部に設けられたソケット部とを有する、本体部と、
    前記本体部の円柱中心軸からの径方向に沿って、前記差込角の内側から前記本体部の外側へ貫通した貫通孔と、
    前記貫通孔内に移動自在に配置されたボールと、
    前記円柱中心軸を中心とした周方向に沿って前記本体部の外周面に設けられ、弾性力により、前記ボールを前記径方向の外側から内側へ押圧するリングバネと、
    前記リングバネの前記径方向の外側に配置され、弾性力により前記リングバネを径方向内側へ押圧するリング板バネと、
    前記リングバネにより押圧された前記ボールの一部を前記差込角の壁面から径方向の内側へ突出させた状態で、前記貫通孔から前記差込角への前記ボールの脱落を防止する脱落防止部と、
    を備える、回転工具用ソケット。
  2. 前記貫通孔は、前記周方向に複数設けられている、
    請求項1に記載の回転工具用ソケット。
  3. 複数の前記貫通孔の一部または全部には、前記ボールが配置されている、
    請求項2に記載の回転工具用ソケット。
  4. 2つの前記貫通孔は、前記円柱中心軸を挟んで前記径方向に対向して設けられ、
    前記2つの貫通孔それぞれには、前記ボールが配置されている、
    請求項3に記載の回転工具用ソケット。
  5. 前記ボールは真円球であり、一の前記貫通孔内に複数配置されている、
    請求項1または請求項4のいずれかに記載の回転工具用ソケット。
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