JP2021004796A - 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム - Google Patents

半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021004796A
JP2021004796A JP2019118695A JP2019118695A JP2021004796A JP 2021004796 A JP2021004796 A JP 2021004796A JP 2019118695 A JP2019118695 A JP 2019118695A JP 2019118695 A JP2019118695 A JP 2019118695A JP 2021004796 A JP2021004796 A JP 2021004796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
thickness
temperature
silicon wafer
thickness measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019118695A
Other languages
English (en)
Inventor
裕司 宮崎
Yuji Miyazaki
裕司 宮崎
誉之 木原
Yoshiyuki Kihara
誉之 木原
啓一 高梨
Keiichi Takanashi
啓一 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumco Corp
Original Assignee
Sumco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumco Corp filed Critical Sumco Corp
Priority to JP2019118695A priority Critical patent/JP2021004796A/ja
Priority to PCT/JP2020/021009 priority patent/WO2020261860A1/ja
Priority to TW109118776A priority patent/TW202115362A/zh
Publication of JP2021004796A publication Critical patent/JP2021004796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/06Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で短時間に測定する際に、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することが可能な半導体ウェーハの厚み測定方法を提供する。【解決手段】半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で測定する際に、半導体ウェーハの温度が半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を予め求め、各測定位置での半導体ウェーハの温度を測定し、前記情報と、測定した半導体ウェーハの温度とに基づいて、各測定位置での半導体ウェーハの厚み測定値を補正する。【選択図】図3

Description

本発明は、分光干渉方式を用いた、半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システムに関する。
例えば特許文献1に記載されるような分光干渉方式の厚み測定装置を用いて、シリコンウェーハ等の半導体ウェーハの厚みを測定する技術が従来から知られている。図1を参照して、一般的な分光干渉方式の厚み測定装置10によるシリコンウェーハの厚み測定の原理を説明する。厚み測定装置10は、光学ユニット12、検出ユニット14、及び演算部16を有する。光学ユニット12は、例えば波長可変レーザを有し、所定の帯域幅(図1に示した例では、波長1260〜1360nm)を有する赤外光をシリコンウェーハの表面に照射する。反射光は、赤外光がシリコンウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、赤外光がシリコンウェーハを透過してシリコンウェーハの裏面で反射してなる第2反射光とを含む。CCD等の受光素子を含む検出ユニット14では、この第1反射光と第2反射光との干渉光を検出する。なお、シリコンウェーハの厚みをtとした場合、第2反射光の光路長は2nt(n:屈折率)となる。演算部16では、この干渉光の分光スペクトル(図1の左側のグラフ)をフーリエ変換して、横軸が光路長nd(n:屈折率、d:距離)、縦軸が光強度のグラフを得る。このグラフの横軸「光路長nd」を、シリコンウェーハの屈折率nの設定値(例えば、3.86223)で除して得た「距離d」を横軸としたのが、図1の右側のグラフである。このグラフにおける隣接するピーク間の距離が、シリコンウェーハの厚み測定値となる。つまり、分光干渉方式で測定されたシリコンウェーハの厚みに相当する光路長ntを、シリコンウェーハの屈折率nで除することによって、シリコンウェーハの厚み測定値tを得ることができる。通常、演算部16では、上記のとおり屈折率nの設定値として一定の値を用いて、シリコンウェーハの厚み測定値tを算出している。
特開2004−294155号公報
ここで、屈折率nには温度依存性がある。そのため、分光干渉方式で測定されるシリコンウェーハの厚みに相当する光路長ntは、測定時のシリコンウェーハの温度に依存して異なった値となる。そのため、屈折率nの設定値として一定の値を用いて、シリコンウェーハの厚み測定値tを算出すると、当該厚み測定値tも、測定時のシリコンウェーハの温度に依存して異なった値となる。
このように、シリコンウェーハの温度に依存した屈折率の違いに起因して、厚み測定値がばらつくことを防ぐためには、測定環境の温度を一定に維持して、測定対象物としてのシリコンウェーハの温度を極力一定に維持することが一案である。しかしながら、本発明者らは、厚み測定の精度と厚み測定完了までに要する時間の観点から、このような工夫が有効ではない状況があることを見出した。
それは、分光干渉方式による厚み測定をシリコンウェーハの面内の複数点で順次行う場合である。ある温度に保持されたシリコンウェーハが、それとは異なる温度の測定環境に置かれると、シリコンウェーハの温度は面内のそれぞれの位置で経時的に複雑に変化するため、シリコンウェーハの面内温度分布は不均一となる。この面内温度分布が均一になって、しかも各位置での温度が安定するまでには、かなりの時間を要する。
面内の温度ばらつきが残っている段階で厚み測定を始めると、ある時刻で測定されたある測定点での厚み測定値と、別の時刻で測定された別の測定点での厚み測定値との間には、屈折率の差異に起因した測定値のばらつきが存在することになる。すなわち、複数の測定点間での厚み測定値の相対的な精度が十分に得られない。他方で、シリコンウェーハの温度が安定してから厚み測定を始めると、測定完了までに長時間を要し、シリコンウェーハの生産性を向上させることができない。このような課題は、シリコンウェーハに限らず、屈折率に温度依存性があり、かつ、分光干渉方式で厚み測定が可能な半導体ウェーハ全般に当てはまる。
上記課題に鑑み、本発明は、半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で短時間に測定する際に、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することが可能な半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明者らは鋭意研究を進め、以下の知見を得た。すなわち、半導体ウェーハの温度が半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を予め求めておくことを着想した。そして、半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で測定する際に、各測定位置での半導体ウェーハの温度を測定し、前記情報と、測定した半導体ウェーハの温度とに基づいて、各測定位置での半導体ウェーハの厚み測定値を補正すれば、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができることを見出した。
上記知見に基づき完成した本発明の要旨構成は以下のとおりである。
(1)所定の帯域幅を有する赤外光を半導体ウェーハの表面の所定位置に照射する第1工程と、
前記赤外光が前記半導体ウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、前記赤外光が前記半導体ウェーハを透過して該半導体ウェーハの裏面で反射してなる第2反射光との干渉光を検出する第2工程と、
前記第2工程で検出した前記干渉光の分光スペクトルを得る第3工程と、
前記分光スペクトルを波形解析して、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を求める第4工程と、
前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を、前記半導体ウェーハの屈折率で除することによって、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を得る第5工程と、
を前記半導体ウェーハの面内の複数点で行う半導体ウェーハの厚み測定方法であって、
前記半導体ウェーハの温度が前記半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を予め求め、
前記所定位置での前記半導体ウェーハの温度を測定し、
前記情報と、測定した前記半導体ウェーハの温度とに基づいて、前記第5工程で得た前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を補正することを特徴とする半導体ウェーハの厚み測定方法。
(2)前記補正は、前記半導体ウェーハの面内での温度の差異に起因する前記半導体ウェーハの厚み測定値のばらつきを補償する、上記(1)に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
(3)前記情報は、テスト用半導体ウェーハを種々の温度に設定して、前記第1工程から前記第5工程を行うことによって求めた、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係である、上記(1)又は(2)に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
(4)前記情報は、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係から求めた、単位温度あたりの厚み測定値の変動量である、上記(3)に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
(5)前記テスト用半導体ウェーハは、前記半導体ウェーハと同一であるか、前記半導体ウェーハと同じ抵抗率を有する、上記(3)又は(4)に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
(6)半導体ウェーハを載置する台座と、
所定の帯域幅を有する赤外光を前記半導体ウェーハの表面の所定位置に照射する第1工程を行う光学ユニットと、
前記赤外光が前記半導体ウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、前記赤外光が前記半導体ウェーハを透過して該半導体ウェーハの裏面で反射してなる第2反射光との干渉光を検出する第2工程を行う検出ユニットと、
前記検出ユニットで検出した前記干渉光の分光スペクトルを得る第3工程と、
前記分光スペクトルを波形解析して、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を求める第4工程と、
前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を、前記半導体ウェーハの屈折率で除することによって、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を得る第5工程と、
を行う演算部と、
前記所定位置を、前記半導体ウェーハの面内の複数点に設定可能な、前記光学ユニットと前記半導体ウェーハとの相対位置の可動機構と、
を有し、前記第1工程から前記第5工程を前記半導体ウェーハの面内の複数点で行う半導体ウェーハの厚み測定システムであって、
前記半導体ウェーハの温度が前記半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を記憶したメモリと、
前記所定位置での前記半導体ウェーハの温度を測定する温度センサと、
をさらに有し、
前記演算部は、前記メモリに記憶された前記情報と、前記温度センサにより測定された前記半導体ウェーハの温度とに基づいて、前記第5工程で得た前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を補正することを特徴とする半導体ウェーハの厚み測定システム。
(7)前記補正は、前記半導体ウェーハの面内での温度の差異に起因する前記半導体ウェーハの厚み測定値のばらつきを補償する、上記(6)に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
(8)前記情報は、テスト用半導体ウェーハを種々の温度に設定して、前記第1工程から前記第5工程を行うことによって求めた、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係である、上記(6)又は(7)に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
(9)前記情報は、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係から求めた、単位温度あたりの厚み測定値の変動量である、上記(8)に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
(10)前記テスト用半導体ウェーハは、前記半導体ウェーハと同一であるか、前記半導体ウェーハと同じ抵抗率を有する、上記(8)又は(9)に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
本発明の半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システムによれば、半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で短時間に測定する際に、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができる。
分光干渉方式の厚み測定装置10の構成を示す模式図である。 シリコンウェーハの温度を経時的に変動させた場合の、分光干渉方式の厚み測定装置10によるシリコンウェーハの厚み測定値の変動を示すグラフである。 図2のグラフに基づいて作成した、シリコンウェーハの温度と厚み測定値との関係を示すグラフである。 比較例による厚み測定システム100の構成を示す模式図である。 シリコンウェーハの面内厚み分布の測定方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による厚み測定システム200の構成を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態によるシリコンウェーハの厚み測定方法及びシリコンウェーハの厚み測定システムを説明する。
本実施形態のシリコンウェーハの厚み測定方法は、分光干渉方式を用いるものであり、以下の工程を有する。
(第1工程)
所定の帯域幅を有する赤外光をシリコンウェーハの表面の所定位置(測定点)に照射する。
(第2工程)
赤外光がシリコンウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、赤外光がシリコンウェーハを透過してシリコンウェーハの裏面で反射してなる第2反射光との干渉光を検出する。
(第3工程)
第2工程で検出した干渉光の分光スペクトルを得る。
(第4工程)
分光スペクトルを波形解析して、前記所定位置でのシリコンウェーハの厚みに相当する光路長を求める。
(第5工程)
シリコンウェーハの厚みに相当する光路長を、シリコンウェーハの屈折率で除することによって、前記所定位置でのシリコンウェーハの厚み測定値を得る。
以上の第1工程から第5工程をシリコンウェーハの面内の複数点で行う。
図1を参照して、本実施形態のシリコンウェーハの厚み測定方法及びシリコンウェーハの厚み測定システムで用いる分光干渉方式の厚み測定装置10の構成を説明する。厚み測定装置10は、光学ユニット12、検出ユニット14、及び演算部16を有する。
光学ユニット12は、所定の帯域幅を有する赤外光をシリコンウェーハWの表面の所定位置(測定点)に照射する上記第1工程を行う。図1では、波長1260〜1360nmの範囲内の帯域幅100nmの赤外光を照射する例を示したが、これには限定されず、例えば波長1200〜1600nmの範囲内で、帯域幅としては50〜200nmの範囲内の赤外光を照射すればよい。このような光学ユニット12としては、好適には波長可変レーザを挙げることができるが、これに限定されず、広波長帯域の赤外光を一時に照射可能なSLD(Super Luminescent Diode)であってもよい。
検出ユニット14は、CCD等の受光素子を含み、上記第1反射光と第2反射光との干渉光を検出する上記第2工程を行う。
演算部16は、検出した干渉光における第1反射光と第2反射光との光路長の差(シリコンウェーハの厚みをtとした場合、当該光路長差は2nt(n:屈折率))から、測定点でのシリコンウェーハWの厚み測定値を算出する。まず、演算部16は、図1の左側のグラフに例示される、検出ユニット14で検出した干渉光の分光スペクトルを得る(第3工程)。次に、演算部16は、分光スペクトルを波形解析して、前記測定点でのシリコンウェーハの厚みに相当する光路長ntを求める(第4工程)。そして、シリコンウェーハの厚みに相当する光路長ntを、シリコンウェーハの屈折率nで除することによって、前記測定点でのシリコンウェーハの厚み測定値tを得る(第5工程)。
具体例として、演算部16では、干渉光の分光スペクトル(図1の左側のグラフ)をフーリエ変換して、横軸が光路長nd(n:屈折率、d:距離)、縦軸が光強度のグラフを得る。このグラフの横軸「光路長nd」を、シリコンウェーハの屈折率nの設定値(例えば、3.86223)で除して得た「距離d」を横軸としたのが、図1の右側のグラフである。このグラフにおける隣接するピーク間の距離が、シリコンウェーハの厚み測定値となる。つまり、分光干渉方式で測定されたシリコンウェーハの厚みに相当する光路長ntを、シリコンウェーハの屈折率nで除することによって、シリコンウェーハの厚み測定値tを得ることができる。通常、演算部16では、上記のとおり屈折率nの設定値として一定の値を用いて、シリコンウェーハの厚み測定値tを算出する。
本発明者らは、シリコンウェーハの温度がシリコンウェーハの厚み測定値に与える影響を把握することに成功した。以下に、実験例を示す。両面研磨されたシリコンウェーハ(狙い厚み:775μm、直径:300mm、ドーパント:ボロン、抵抗率:p−)の面内中心点の厚みを、分光干渉方式の厚み測定装置を用いて以下の条件で経時的に測定した。その際、シリコンウェーハに熱風を吹き付けることによって、温度を意図的に変動させた。なお、シリコンウェーハの温度は、表面に貼り付けた熱電対によって測定した。なお、屈折率の設定値は3.86223とした。
図2に、シリコンウェーハの温度及び厚み測定値の変動を示す。図2から明らかなように、シリコンウェーハの温度の変動に同期して、厚み測定値も変動している。図3は、図2のグラフに基づいて作成した、シリコンウェーハの温度と厚み測定値との関係を示すグラフである。図3からは、シリコンウェーハの温度と厚み測定値には強い正の相関があることが分かる。横軸x:ウェーハ温度、縦軸y:ウェーハ厚み測定値として、y=0.0695x+757.53となり、この実験例では、シリコンウェーハの温度1℃の変動あたり、厚み測定値は0.0695μm(69.5nm)だけ変動することが分かった。シリコンウェーハの熱膨張による厚みの増加分は、温度1℃あたり10nm程度であることから、この厚み測定値の変動は、実際の厚みの変動のみを反映するものではなく、温度変動に起因した測定誤差であると考えられる。すなわち、この厚み測定値の変動は、屈折率の温度依存性に起因するものであると考えられる。
そこで、本実施形態のシリコンウェーハの厚み測定方法では、シリコンウェーハの面内の複数の測定点で厚み測定値を得る際に、各測定点でのシリコンウェーハの温度を測定し、図3に示す情報と、測定したシリコンウェーハの温度とに基づいて、各測定点での厚み測定値を補正することが特徴である。具体的には、以下のような補正手法が挙げられる。
まず、ある基準温度(例えば25℃)の測定点における厚み測定値を、基準値として設定する。次に、この基準温度との温度差ΔT=A(℃)の測定点における厚み測定値を、以下のように補正する。
補正厚み測定値(μm)=厚み測定値(μm)+0.0695(μm/℃)×A(℃)
つまり、ΔT=1℃(例えば26℃)の測定点においては、厚み測定値に0.0695μmを加えて、補正厚み測定値とし、ΔT=−1℃(例えば24℃)の測定点においては、厚み測定値から0.0695μmを引いて、補正厚み測定値とする。このような補正は、シリコンウェーハの面内での温度の差異に起因するシリコンウェーハの厚み測定値のばらつきを補償することができる。つまり、このようにしてシリコンウェーハの厚みを面内の複数点において測定することによって、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができる。
すなわち、本発明では、シリコンウェーハの温度がシリコンウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を予め求め、各測定点でのシリコンウェーハの温度を測定し、前記情報と、測定したシリコンウェーハの温度とに基づいて、第5工程で得た各測定点でのシリコンウェーハの厚み測定値を補正することを特徴とする。このような補正は、シリコンウェーハの面内での温度の差異に起因するシリコンウェーハの厚み測定値のばらつきを補償することができる。つまり、このようにしてシリコンウェーハの厚みを面内の複数点において測定することによって、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができる。
ここで、「シリコンウェーハの温度がシリコンウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報」は、図3に示したように、テスト用シリコンウェーハを種々の温度に設定して、第1工程から第5工程を行うことによって求めた、テスト用シリコンウェーハの温度と、テスト用シリコンウェーハの厚み測定値との関係であることが好ましく、さらに、この関係から求めた、単位温度あたりの厚み測定値の変動量(上記の例であれば、0.0695μm/℃)であることが好ましい。
なお、図3の関係における、傾き「0.0695μm/℃」は、用いるテスト用シリコンウェーハの抵抗率に依存する。そのため、補正の精度を十分に得る観点から、テスト用シリコンウェーハは、複数点で厚み測定を行おうとするシリコンウェーハ(以下、「測定対象シリコンウェーハ」と称する。)と同一であるか、当該測定対象シリコンウェーハと同じ抵抗率を有するものとすることが好ましい。つまり、測定対象シリコンウェーハを用いて、予め図3に示す関係を求めておいてもよいし、当該測定対象シリコンウェーハと同じ抵抗率を有するテスト用シリコンウェーハを用いて、図3に示す関係を求めてもよい。
なお、テスト用シリコンウェーハの抵抗率は、測定対象シリコンウェーハの抵抗率と同一であることには限定されない。ただし、測定対象シリコンウェーハの抵抗率がp−(1Ωcm以上)である場合には、テスト用シリコンウェーハの抵抗率もp−の範囲であることが好ましい。また、p+(0.01Ωcm以上1Ωcm未満)、p++(0.001Ωcm以上0.01Ωcm未満)の場合には、5mΩcmごとに抵抗率の範囲を区分した上で、テスト用シリコンウェーハの抵抗率と測定対象シリコンウェーハの抵抗率が、同一区分に属するようにすることが好ましい。また、テスト用シリコンウェーハと測定対象シリコンウェーハは、同一の伝導型(p型又はn型)であることが好ましい。
次に、シリコンウェーハの面内厚み分布を測定することが可能なシリコンウェーハの厚み測定システムの構成を説明する。まず、図4を参照して、比較例による厚み測定システム100の構成を説明する。厚み測定システム100は、厚み測定装置10、回転台座20、チャック22、センサ支持部24、及びガイドレール26を有する。
回転台座20は、台座の上面中心部にターンテーブルを有し、このターンテーブル上にシリコンウェーハWを載置可能である。ターンテーブル上には少なくとも3つのチャック22が設けられており、ターンテーブル上に載置されたシリコンウェーハWは、チャック22によって固定される。
センサ支持部24は、回転台座20と連結して鉛直方向に延在する一対の脚部24Aと、該脚部間を連結して水平方向に延在する腕部24Bとからなる。腕部24Bは、延在方向に垂直な断面が矩形の柱状構造体であり、その側面にガイドレール26が設けられる。
厚み測定装置10は、既述のとおり、図1に示す構成を有する分光干渉方式の厚み測定装置であり、厚み測定装置10は、センサヘッドが下向きとなるようにガイドレール26に取り付けられており、センサヘッドから出射された赤外光がシリコンウェーハWの表面に対して垂直に照射される。その結果、上記第1反射光と第2反射光との干渉光は、センサヘッドに入射して、厚み測定装置10内の検出ユニット14に導かれる。ガイドレール26に沿って厚み測定装置10を一軸で並行移動することによって、厚み測定装置10からシリコンウェーハWへの赤外光の照射位置(測定点)は、シリコンウェーハWの面内中心を通る直径上を走査させることができる。
そして、ガイドレール26に沿った厚み測定装置10の一軸移動と、回転台座20のターンテーブルの回転に伴うシリコンウェーハWの回転とを組み合わせることによって、測定点をシリコンウェーハWの面内の任意の位置に設定することができる。すなわち、光学ユニット12(厚み測定装置10)とシリコンウェーハWとの相対位置の可動機構は、回転台座20及びガイドレール26によって構成される。
このような相対位置の可動機構によれば、例えば図5に示すように、シリコンウェーハWの面内中心を始点として、らせん状に複数の測定点を順次設定して、厚み測定を行うことができる。図5には、取得する面内厚み分布の例も示す。図5左側のグラフは、面内中心から4つの半径方向(0°、90°、180°、270°)に厚み測定値をプロットしたグラフであり、このような面内厚み分布を取得することができる。さらに、図5右側のグラフは、図5左側のグラフの4水準を平均したグラフであり、このような面内厚み分布を取得することもできる。このような面内厚み分布(複数点での厚み測定結果)から、GBIR(Global Backside Ideal Range)等のウェーハ面内厚み相対変化量を求めることもできる。なお、厚み測定システム100は、直径300mmのシリコンウェーハに限らず、任意の直径のシリコンウェーハの複数点における厚みを測定可能である。
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態による厚み測定システム200の構成を説明する。厚み測定システム200は、上記の比較例による厚み測定システム100の構成を有することに加えて、以下の構成を有する。
まず、厚み測定システム200は、測定点でのシリコンウェーハWの温度を測定する温度センサ30を有する。温度センサ30としては、例えば放射温度計を挙げることができるが、測定点でのシリコンウェーハWの温度を測定することができるものであれば、特に限定されず、例えば半導体の吸収端の温度依存性から温度を測定する方法を採用することもできる。本実施形態では、測定点、すなわち、赤外線の照射位置の温度を測定できるように、温度センサ30は、厚み測定装置10と隣接してガイドレール26に取り付けられている。ただし、本発明はこのような態様に限定されず、例えば厚み測定装置10のセンサヘッド内に温度センサを内蔵する構成でもよい。
さらに、厚み測定システム200は、予め求めた図3の関係式や、単位温度あたりの厚み測定値の変動量など、シリコンウェーハの温度がシリコンウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を記憶したメモリ(図示せず)を有する。
そして、厚み測定装置10の演算部16は、メモリに記憶された情報と、温度センサ30により測定されたシリコンウェーハWの温度とに基づいて、第5工程で得た測定点でのシリコンウェーハの厚み測定値を補正する。本実施形態では、このようにしてシリコンウェーハの厚みを面内の複数点において測定することによって、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができる。
上記では、厚みの測定対象をシリコンウェーハとした実施形態を説明したが、本発明はこれに限らず、屈折率に温度依存性があり、かつ、分光干渉方式で厚み測定が可能な、SiC、GaAsなどの半導体ウェーハを測定対象とする場合も包含する。
本実施形態の半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システムは、半導体ウェーハの両面研磨工程以降の工程に適宜適用することができる。例えば、両面研磨されたウェーハの最終仕上げ片面研磨を行う直前に、本実施形態に従ってウェーハの厚みを面内の複数点において測定し、GBIR等のウェーハ面内厚み相対変化量を求め、当該ウェーハ面内厚み相対変化量に基づいて、片面研磨の条件を設定することができる。また、半導体ウェーハにエピタキシャル層を形成する直前に、本実施形態に従ってウェーハの厚みを面内の複数点において測定し、GBIR等のウェーハ面内厚み相対変化量を求め、当該ウェーハ面内厚み相対変化量に基づいて、エピタキシャル成長条件を設定することができる。
本発明の半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システムによれば、半導体ウェーハの厚みを面内の複数点において分光干渉方式で短時間に測定する際に、面内の温度ばらつきに起因する厚み測定値のばらつきを抑制することができる。
200 厚み測定システム
10 厚み測定装置
12 光学ユニット
14 検出ユニット
16 演算部
20 回転台座
22 チャック
24 センサ支持部
24A 脚部
24B 腕部
26 ガイドレール
30 温度センサ
W シリコンウェーハ

Claims (10)

  1. 所定の帯域幅を有する赤外光を半導体ウェーハの表面の所定位置に照射する第1工程と、
    前記赤外光が前記半導体ウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、前記赤外光が前記半導体ウェーハを透過して該半導体ウェーハの裏面で反射してなる第2反射光との干渉光を検出する第2工程と、
    前記第2工程で検出した前記干渉光の分光スペクトルを得る第3工程と、
    前記分光スペクトルを波形解析して、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を求める第4工程と、
    前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を、前記半導体ウェーハの屈折率で除することによって、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を得る第5工程と、
    を前記半導体ウェーハの面内の複数点で行う半導体ウェーハの厚み測定方法であって、
    前記半導体ウェーハの温度が前記半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を予め求め、
    前記所定位置での前記半導体ウェーハの温度を測定し、
    前記情報と、測定した前記半導体ウェーハの温度とに基づいて、前記第5工程で得た前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を補正することを特徴とする半導体ウェーハの厚み測定方法。
  2. 前記補正は、前記半導体ウェーハの面内での温度の差異に起因する前記半導体ウェーハの厚み測定値のばらつきを補償する、請求項1に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
  3. 前記情報は、テスト用半導体ウェーハを種々の温度に設定して、前記第1工程から前記第5工程を行うことによって求めた、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係である、請求項1又は2に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
  4. 前記情報は、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係から求めた、単位温度あたりの厚み測定値の変動量である、請求項3に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
  5. 前記テスト用半導体ウェーハは、前記半導体ウェーハと同一であるか、前記半導体ウェーハと同じ抵抗率を有する、請求項3又は4に記載の半導体ウェーハの厚み測定方法。
  6. 半導体ウェーハを載置する台座と、
    所定の帯域幅を有する赤外光を前記半導体ウェーハの表面の所定位置に照射する第1工程を行う光学ユニットと、
    前記赤外光が前記半導体ウェーハの表面で反射してなる第1反射光と、前記赤外光が前記半導体ウェーハを透過して該半導体ウェーハの裏面で反射してなる第2反射光との干渉光を検出する第2工程を行う検出ユニットと、
    前記検出ユニットで検出した前記干渉光の分光スペクトルを得る第3工程と、
    前記分光スペクトルを波形解析して、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を求める第4工程と、
    前記半導体ウェーハの厚みに相当する光路長を、前記半導体ウェーハの屈折率で除することによって、前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を得る第5工程と、
    を行う演算部と、
    前記所定位置を、前記半導体ウェーハの面内の複数点に設定可能な、前記光学ユニットと前記半導体ウェーハとの相対位置の可動機構と、
    を有し、前記第1工程から前記第5工程を前記半導体ウェーハの面内の複数点で行う半導体ウェーハの厚み測定システムであって、
    前記半導体ウェーハの温度が前記半導体ウェーハの厚み測定値に与える影響に関する情報を記憶したメモリと、
    前記所定位置での前記半導体ウェーハの温度を測定する温度センサと、
    をさらに有し、
    前記演算部は、前記メモリに記憶された前記情報と、前記温度センサにより測定された前記半導体ウェーハの温度とに基づいて、前記第5工程で得た前記所定位置での前記半導体ウェーハの厚み測定値を補正することを特徴とする半導体ウェーハの厚み測定システム。
  7. 前記補正は、前記半導体ウェーハの面内での温度の差異に起因する前記半導体ウェーハの厚み測定値のばらつきを補償する、請求項6に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
  8. 前記情報は、テスト用半導体ウェーハを種々の温度に設定して、前記第1工程から前記第5工程を行うことによって求めた、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係である、請求項6又は7に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
  9. 前記情報は、前記テスト用半導体ウェーハの温度と、前記テスト用半導体ウェーハの厚み測定値との関係から求めた、単位温度あたりの厚み測定値の変動量である、請求項8に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
  10. 前記テスト用半導体ウェーハは、前記半導体ウェーハと同一であるか、前記半導体ウェーハと同じ抵抗率を有する、請求項8又は9に記載の半導体ウェーハの厚み測定システム。
JP2019118695A 2019-06-26 2019-06-26 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム Pending JP2021004796A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019118695A JP2021004796A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム
PCT/JP2020/021009 WO2020261860A1 (ja) 2019-06-26 2020-05-27 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム
TW109118776A TW202115362A (zh) 2019-06-26 2020-06-04 半導體晶圓的厚度測定方法及半導體晶圓的厚度測定系統

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019118695A JP2021004796A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021004796A true JP2021004796A (ja) 2021-01-14

Family

ID=74061212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019118695A Pending JP2021004796A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2021004796A (ja)
TW (1) TW202115362A (ja)
WO (1) WO2020261860A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024048120A1 (ja) * 2022-08-29 2024-03-07 株式会社Sumco ワークの厚さの測定装置、ワークの厚さの測定方法、ワークの研磨システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10172976A (ja) * 1996-12-12 1998-06-26 Mitsubishi Materials Shilicon Corp Eg層付きエピタキシャルウェーハの製造方法
JP2002277217A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Toray Ind Inc ウェブの厚さ測定装置及び該ウェブの製造方法
JP2011014800A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Sumco Corp エピタキシャル層の膜厚測定方法、エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハの製造工程管理方法
JP2015046488A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェーハの研磨方法および研磨装置
JP2016209951A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 株式会社ディスコ 乾式研磨装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2688490B2 (ja) * 1988-05-18 1997-12-10 東芝機械株式会社 プラスチックシートのプロファイル計測方法および装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10172976A (ja) * 1996-12-12 1998-06-26 Mitsubishi Materials Shilicon Corp Eg層付きエピタキシャルウェーハの製造方法
JP2002277217A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Toray Ind Inc ウェブの厚さ測定装置及び該ウェブの製造方法
JP2011014800A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Sumco Corp エピタキシャル層の膜厚測定方法、エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハの製造工程管理方法
JP2015046488A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェーハの研磨方法および研磨装置
JP2016209951A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 株式会社ディスコ 乾式研磨装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024048120A1 (ja) * 2022-08-29 2024-03-07 株式会社Sumco ワークの厚さの測定装置、ワークの厚さの測定方法、ワークの研磨システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020261860A1 (ja) 2020-12-30
TW202115362A (zh) 2021-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5102231A (en) Semiconductor wafer temperature measurement system and method
TW201816911A (zh) 溫度測量系統及用於測量工件的溫度的設備
JP2009302133A (ja) 膜厚測定方法、エピタキシャルウェーハの製造方法、および、エピタキシャルウェーハ
WO2015081727A1 (zh) 一种mocvd设备实时测温系统自校准装置及方法
US20180283957A1 (en) Apparatus and method to measure temperature of 3d semiconductor structures via laser diffraction
WO2020261860A1 (ja) 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム
US20160033431A1 (en) Thermal diffusivity measuring device
US5467732A (en) Device processing involving an optical interferometric thermometry
WO2020261859A1 (ja) 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム
KR20160138194A (ko) 적외선을 사용하는 반도체 작업물들의 온도 측정 및 교정을 위한 기술
CN104807754A (zh) 一种监测晶片生长薄膜特性的装置
KR101631410B1 (ko) 웨이퍼 에지부의 저온산화막 검출 장치 및 검출 방법
JP2010028011A (ja) エピタキシャル層の膜厚測定方法、エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハ製造工程管理方法
WO2020261745A1 (ja) 半導体ウェーハの厚み測定方法及び半導体ウェーハの厚み測定システム
CN105333962B (zh) 一种修正双波段测温误差的温度测量方法及系统
CN102738027B (zh) 热处理设备及其温度校准方法和装置
JP2011014800A (ja) エピタキシャル層の膜厚測定方法、エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハの製造工程管理方法
JP3654571B2 (ja) 顕微ラマン分光光度計を用いた温度測定方法
JPH0676922B2 (ja) 放射温度測定装置
JP2021072294A (ja) 基板のエッチング方法
JP6957099B2 (ja) レーザアニール装置及びシート抵抗算出装置
JP2726210B2 (ja) 試料の熱物性評価方法及びその装置
Watanabe et al. Laser interferometric dilatometer applicable to temperature range from 1300 to 2000 K
CN104253060B (zh) 半导体工艺的温度测量和调节方法
US20230349688A1 (en) Measurement method and measurement apparatus for measuring thickness of semiconductor wafer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230530