JP2021001438A - 水栓 - Google Patents
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Abstract
Description
それゆえに、この発明の主たる目的は、各カートリッジそれぞれに対応した専用部品を準備する必要性をなくし、優れたデザインの水栓を創出することが可能な、水栓を提供することである。
この発明にかかる水栓は、前記湯流入孔及び水流入孔が、前記固定ディスクの前後方向の中心線に対して対称に設けられると共に、操作ハンドルのハンドル取付部より突き出た把持部が、前記中心線上に位置するときに止水するように構成されると、なお良い。
この発明にかかる水栓は、固定ディスクの湯流入孔又は水流入孔と可動ディスクの湯水連通路とは、前記操作ハンドルを、その左右方向の中央位置から、回転軸を中心として、前記回転軸と垂直に交わる面上において、第1の方向である左方向及び第2の方向である右方向に回動することによって繋がり、湯又は水が吐出されるように構成されていると、なお良い。
この発明にかかる水栓は、前記カートリッジ被取付部が、カートリッジを嵌装するカートリッジ押さえで構成され、前記カートリッジ押さえの外形が、サイズが異なる多種多様の化粧キャップ、操作ハンドルまたは水栓本体ボディに取付けられる構造を備えていると、なお良い。
この発明にかかる水栓は、前記カートリッジ被取付部に取り付けられるカートリッジの上取付部が、カートリッジの上方領域に形成された肩部を備え、カートリッジ被取付部が、前記肩部に嵌合する段部を備えていると、なお良い。
この発明にかかる水栓は、操作ハンドルが、操作用レバーハンドルによって構成され、ハンドル取付部と、把持部とを備え、ハンドル取付部が、栓棒の伸びる方向に伸びる略柱状であり、把持部が、栓棒の伸びる方向と交差する方向にのびる板状又は棒状ないしは凸状であり、ハンドル取付部が、栓棒取付部と、栓棒取付部を覆う覆い部とを有し、ハンドル取付部の覆い部の下方領域に、カートリッジ被取付部及びカートリッジの上方領域に対向する対向面を備え、覆い部の下方領域の対向面とカートリッジ被取付部及びカートリッジの上方領域の対向面との間に、ハンドル取付部を回転させる空間を備え、前記空間が、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドルが動作するための空間であると、なお良い。
又、本件発明にかかる水栓は、コンパクト化されたシングルレバー用カートリッジを共用することが可能となることから、従来の製品に、そのカートリッジがもつ仕様・機能をもたせることが可能となる。
又、本件発明にかかる水栓は、シングルカートリッジを開閉操作する操作用レバーハンドルを、デザインが異なる多種多様な操作用レバーハンドルに付け替えることが可能である。
図1は、本発明の一実施の形態である水栓の断面図解図である。
図2Aは、本発明の一実施の形態である水栓のカートリッジの斜視図解図である。
図2Bは、図2A図示カートリッジの断面図解図である。
図3は、カートリッジ押さえを示す図解図であり、(A)はその正面図解図であり、(B)はその平面図解図であり、(C)はその底面図解図であり、(D)はその縦断面図解図である。
図4は、一実施の形態である水栓の操作ハンドル及び水栓本体を示す縦断面図解図である。
図5は、サイズが異なる水栓の縦断面図解図である。
図6はカートリッジ押さえを示す図解図であり、(A)はその正面図解図であり、(B)はその平面図解図であり、(C)はその底面図解図であり、(D)はその縦断面図解図である。
図7はアダプターを示す図解図であり、(A)はその平面図解図であり、(B)はその底面図解図であり、(C)はその横断面図解図である。
ィスク20と、該固定ディスク20に摺動可能に重合配置され、湯流入孔22から流入さ
れる湯及び水流入孔24から流入される水を湯水流出孔に流出させる湯水連通路42を有
する可動ディスク40とを備える。
更に、シングルカートリッジ14は、前記固定ディスク20及び可動ディスク40を収容するカートリッジカバー部100と、ディスクガイド140と、サポートプレート130とを備えている。
前記栓棒150は、前記回転軸P方向に伸びる長手方向を備える横断面方形の板状体ないしは棒状体であり、板状体ないしは棒体状の上部領域においてデザインが異なる多種多様の操作用レバーハンドル16が取り付けられるように形成され、板状体ないしは棒状体の下部領域において可動ディスク40に連結され、前記操作用レバーハンドル16を回転操作することにより、前記可動ディスク40を回転軸Pを中心として、前記回転軸Pと垂直に交わる面上において、回動させるように形成されている。
ハンドル取付部16aは、前記回転軸P方向に伸びる棒状であり、把持部16bは、前記回転軸Pと交差ないしは直交する方向に伸びる棒状ないしは凸状である。
胴部810の内側の中空部102には、固定ディスク20、可動ディスク40などを備える。
首部820の内側の中空部102には、栓棒150を取り付ける部材などを備える。
胴部810及び首部820は、略円柱状である。
胴部810は、首部820より太く、胴部810の上端の上取付部800には、肩部802が形成されている。
前記操作用レバーハンドル16は、栓棒150を取り付けられるハンドル取付部16aの下方領域に、カートリッジ被取付部1100及び/又はシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
ハンドル取付部16aは、栓棒150の伸びる方向に伸びる略円柱状であり、把持部16bは、栓棒150の伸びる方向と交差する方向にのびる棒状である。
ハンドル取付部16aは、栓棒取付部16cと、栓棒取付部16cを覆う覆い部16dとを有している。ハンドル取付部16aの覆い部16dの下方領域に、カートリッジ被取付部1100及びシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備えている。
覆い部16dの下方領域の対向面とカートリッジ被取付部1100及びシングルカートリッジ14の上方領域の対向面との間に、ハンドル取付部16aを回転させる空間を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
この実施の形態においては、円筒状の覆い部16dの中空部の中に、栓棒取付部16cが配設されている。
カートリッジ押さえ1110は、コンパクト化されたシングルレバー用カートリッジ14と、サイズが異なる別のタイプのシングルレバー用カートリッジの高さ寸法と径寸法とのギャップをなくす形状とすることで変換させる。
前記カートリッジ押さえ1110の外形は、各種の化粧キャップ、ハンドル部材1400または水栓本体ボディ1300に取り付けられる構造を備えている。
カートリッジ被取付部1100は、ハンドル部材取付領域1112において、カートリッジ14の上カバー110及び栓棒150の取付領域を第1空洞部1124側から貫挿するための貫装穴1170が設けられている。
カートリッジ取付領域1114は、全体として円筒状で、その内部に、カートリッジ14の胴部810に沿った断面円形の第1空洞部1124を備える。
前記第1空洞部1124は、カートリッジ14の上部領域に形成された上取付部800と連結される、カートリッジ取付部1128を備える。
前記カートリッジ被取付部1100に取り付けられるカートリッジの上取付部800は、カートリッジ14の上方領域に形成された肩部802を備える。
カートリッジ被取付部1100は、カートリッジ取付領域1114において、カートリッジ取付部1128に、前記カートリッジ14の肩部802と嵌合する段部1130を備えている。
水栓本体取付領域1118に形成された水栓本体取付穴1150は、水栓本体ボディ1300の内ボディ部1320の上部に嵌合又は螺合するための、凹みまたは雌ネジ1152が、穴の周壁に形成されている。
内ボディ部1320の上に、アダプタ1200が設置される。
そして、内ボディ部1320の上端部に設けられた雄ネジ1350に、カートリッジ押さえ1110の水栓本体取付穴1150に設けられた雌ネジ1152が、ねじ込まれる。
取付穴1412は、キャップ1410の手前側であって、ハンドル部1416の下方に配設され、取付穴1412を形成する筒壁には、カートリッジ押さえ1110を取り付けるためのネジ穴1418が、設けられている。
カートリッジ14の栓棒150を取付穴1412に取り付けるために、ネジ穴1418に、ネジ棒1420が捻じ込まれて、カートリッジ14の栓棒150は、取付穴1412に固定される。
ネジ棒1420は、キャップ1410に穿設されたネジ棒貫挿孔1424からネジ棒1420が取付穴1412に捻じ込まれる。ネジ棒貫挿孔1424には、ネジ孔キャップ1422が取り付けられる。
カートリッジ14は、図5及び6に示すように、別の構造のカートリッジ押さえ2110を用いて、第1の実施の形態の第1水栓1010とはサイズが異なる別のタイプの第2水栓2010に適用することができる。
以下、サイズが異なる別のタイプの第2水栓2010について説明する。
サイズが異なる別のタイプの第2水栓2010は、ハンドル部材取付領域2112、カートリッジ取付領域2114、及び水栓本体取付領域2118を備える。
サイズが異なる別のタイプの第2水栓2010は、第1の実施の形態のカートリッジ14とはサイズが異なる、例えば湯水混合水栓用のカートリッジ2014を装填されている。
サイズが異なる別のタイプのカートリッジ押さえ2110は、空洞部2122に続いて、第2水栓本体ボディ2300の内ボディ部2320を取り付けるための水栓本体取付穴2150が、水栓本体取付領域2118に配設されている。
水栓本体取付穴2150を構成する周壁には、雌ネジ2152が形成されている。
第2水栓本体ボディ2300の内ボディ部2320が配設されている。
本発明の別の実施の形態である水栓について説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態である水栓の断面図解図である。
図9は、カートリッジ押さえを示す図解図であり、(A)はその正面図解図であり、(B)はその平面図解図であり、(C)はその底面図解図であり、(D)はその縦断面図解図である。
図10は、一実施の形態である水栓の操作ハンドル及び水栓本体を示す縦断面図解図である。
ィスク20と、該固定ディスク20に摺動可能に重合配置され、湯流入孔22から流入さ
れる湯及び水流入孔24から流入される水を湯水流出孔に流出させる湯水連通路42を有
する可動ディスク40とを備える。
シングルカートリッジ14は、前記可動ディスク40を操作する操作用レバーハンドル16を第1の方向側及び前記第1の方向とは反対側である第2の方向側へ回動することによって、湯及び水の吐出量を調節するように構成され、前記湯流入孔22及び水流入孔24が、前記固定ディスク20の前後方向の中心線Cに対して同じ角度範囲内に設けられると共に、前記中心線Cの上に操作用レバーハンドル16が位置するときに、止水するように構成されている。
シングルカートリッジ14は、上カバー110と下カバー120とにより構成された上取付部800及び胴部810と、前記胴部810の上部に形成された首部820とを備える。
胴部810の内側には、固定ディスク20、可動ディスク40などを備える。
首部820の内側には、栓棒150を取り付ける部材などを備える。
胴部810及び首部820は、略円柱状である。
胴部810は、首部820より太く、胴部810の上端の上取付部800には、肩部802が形成されている。
前記操作用レバーハンドル16は、栓棒150を取り付けられるハンドル取付部16aの下方領域に、カートリッジ被取付部3100及び/又はシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
カートリッジ被取付部3100と、カートリッジ14と、アダプタ3200とを備える。
ハンドル取付部16aは、栓棒150の伸びる方向に伸びる略円柱状であり、把持部16bは、栓棒150の伸びる方向と交差する方向にのびる棒状である。
ハンドル取付部16aは、栓棒取付部16cと、栓棒取付部16cを覆う覆い部16dとを有している。ハンドル取付部16aの覆い部16dの下方領域に、カートリッジ被取付部3100及びシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備えている。
覆い部16dの下方領域の対向面とカートリッジ被取付部3100及びシングルカートリッジ14の上方領域の対向面との間に、ハンドル取付部16aを回転させる空間を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
この実施の形態においては、円筒状の覆い部16dの中空部の中に、栓棒取付部16cが配設されている。
カートリッジ押さえ3110は、コンパクト化されたシングルレバー用カートリッジ14と、サイズが異なる別のタイプのシングルレバー用カートリッジの高さ寸法と径寸法とのギャップをなくす形状とすることで変換させる。
前記カートリッジ押さえ3110の外形は、各種の化粧キャップ、ハンドル部材3400または水栓本体ボディ3300に取り付けられる構造を備えている。
カートリッジ被取付部3100は、ハンドル部材取付領域3112において、カートリッジ14の上カバー110及び栓棒150の取付領域を第1空洞部3124側から貫挿するための貫装穴3170が設けられている。
カートリッジ取付領域3114は、全体として円筒状で、その内部に、カートリッジ14の胴部810に沿った断面円形の第1空洞部3124を備える。
前記第1空洞部3124は、カートリッジ14の上部領域に形成された上取付部800と連結される、カートリッジ取付部3128を備える。
前記カートリッジ被取付部に取り付けられるカートリッジの上取付部800は、カートリッジ14の上方領域に形成された肩部802を備える。
カートリッジ被取付部3100は、カートリッジ取付領域3114において、カートリッジ取付部3128に、前記カートリッジ14の肩部802と嵌合する段部3130を備えている。
第2の実施の形態においては、カートリッジ取付領域3114の外側に、水栓本体取付領域3118が形成されている。
カートリッジ押さえ3110の外側のハンドル取付領域3112に近い領域に、雄ネジ3152が形成されている。
水栓本体ボディ3300は、カバー部3310をカートリッジ押さえ3110の外側に嵌装させて、ハンドル部材取付領域3112に近い領域に形成された、雄ねじ3152に螺着される。
第2の実施の形態においては、カートリッジ押さえ3110の水栓本体取付領域3118の外側面は、水栓本体ボディ3300の内ボディ部3320のカバー部3310の内側面に沿った形状に形成されている。
カートリッジ押さえ3110は、水栓本体取付部3150の外側面とカバー部3310の内側面を密接して、水栓本体ボディ3300に固定される。
カートリッジ14の取り付け面と、カートリッジ押さえ3110の下端部とを密接させて、カートリッジ14が、カートリッジ押さえ3110に配設される。
第2の実施の形態においては、アダプター3200は、水栓本体ボディ3300の内ボディ部3320の上面に配置され、カートリッジ押さえ3110の下面と、水栓本体ボディ3300の内ボディ部3320の上面との間に、挟持されて固定される。
内ボディ部3320の上に、アダプタ3200が設置される。
そして、内ボディ部3320の上端部に設けられた雌ネジからなるネジ部3350に、カートリッジ押さえ3110の水栓本体取付部3150の外側に設けられた雄ネジ3152が、ねじ込まれる。
取付穴3412は、キャップ3410の手前側であって、ハンドル部3416の下方に配設され、
取付穴3412を形成する筒壁には、カートリッジ押さえ3110を取り付けるためのネジ穴3418が、設けられている。
カートリッジ14の栓棒150を取付穴3412に取り付けるために、ネジ穴3418に、ネジ棒3420が捻じ込まれて、カートリッジ14の栓棒150は、取付穴3412に固定される。
ネジ棒3420は、キャップ3410に穿設されたネジ棒貫挿孔3424からネジ棒3420が取付穴3412に捻じ込まれる。ネジ棒貫挿孔3424には、ネジ孔キャップ1322が取り付けられる。
カートリッジ14は、図11及び12に示すように、別の構造のカートリッジ押さえ4110を用いて、第1の実施の形態の第1水栓1010とはサイズが異なる別のタイプの第4水栓4010に適用することができる。
以下、サイズが異なる別のタイプの第4水栓4010について説明する。
サイズが異なる別のタイプの第4水栓4010は、ハンドル部材取付領域4112、カートリッジ取付領域4114、及び水栓本体取付領域4118を備える。
サイズが異なる別のタイプの第2水栓4010は、第1の実施の形態のカートリッジ14とはサイズが異なる、例えば湯水混合水栓用のカートリッジ4014を装填されている。
サイズが異なる別のタイプのカートリッジ押さえ4110は、空洞部4122に続いて、第2水栓本体ボディ4300の内ボディ部2320を取り付けるための水栓本体取付穴4150が、水栓本体取付領域4118に配設されている。
水栓本体取付穴4150を構成する周壁には、雌ネジ4152が形成されている。
第2水栓本体ボディ4300の内ボディ部4320が配設されている。
図13は、本発明の第3の実施の形態である水栓の断面図解図である。
図14は、カートリッジ押さえを示す図解図であり、(A)はその正面図解図であり、(B)はその平面図解図であり、(C)はその底面図解図であり、(D)はその縦断面図解図である。
図15は、一実施の形態である水栓の操作ハンドル及び水栓本体を示す縦断面図解図である。
ィスク20と、該固定ディスク20に摺動可能に重合配置され、湯流入孔22から流入さ
れる湯及び水流入孔24から流入される水を湯水流出孔に流出させる湯水連通路42を有
する可動ディスク40とを備える。
シングルカートリッジ14は、前記可動ディスク40を操作する操作用レバーハンドル16を第1の方向側及び前記第1の方向とは反対側である第2の方向側へ回動することによって、湯及び水の吐出量を調節するように構成され、前記湯流入孔22及び水流入孔24が、前記固定ディスク20の前後方向の中心線Cに対して同じ角度範囲内に設けられると共に、前記中心線Cの上に操作用レバーハンドル16が位置するときに、止水するように構成されている。
シングルカートリッジ14は、上カバー110と下カバー120とにより構成された上取付部800及び胴部810と、前記胴部810の上部に形成された首部820とを備える。
胴部810の内側には、固定ディスク20、可動ディスク40などを備える。
首部820の内側には、栓棒150を取り付ける部材などを備える。
胴部810及び首部820は、略円柱状である。
胴部810は、首部820より太く、胴部810の上端の上取付部800には、肩部802が形成されている。
前記操作用レバーハンドル16は、栓棒150を取り付けられるハンドル取付部16aの下方領域に、カートリッジ被取付部5100及び/又はシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
カートリッジ被取付部5100と、カートリッジ14と、アダプタ5200とを備える。
ハンドル取付部16aは、栓棒150の伸びる方向に伸びる略円柱状であり、把持部16bは、栓棒150の伸びる方向と交差する方向にのびる棒状である。
ハンドル取付部16aは、栓棒取付部16cと、栓棒取付部16cを覆う覆い部16dとを有している。ハンドル取付部16aの覆い部16dの下方領域に、カートリッジ被取付部5100及びシングルカートリッジ14の上方領域に対向する対向面を備えている。
覆い部16dの下方領域の対向面とカートリッジ被取付部5100及びシングルカートリッジ14の上方領域の対向面との間に、ハンドル取付部16aを回転させる空間を備える。
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドル16が動作するための空間である。
この実施の形態においては、円筒状の覆い部16dの中空部の中に、栓棒取付部16cが配設されている。
カートリッジ押さえ5110は、コンパクト化されたシングルレバー用カートリッジ14と、サイズが異なる別のタイプのシングルレバー用カートリッジの高さ寸法と径寸法とのギャップをなくす形状とすることで変換させる。
前記カートリッジ押さえ5110の外形は、各種の化粧キャップ、ハンドル部材5400または水栓本体ボディ5300に取り付けられる構造を備えている。
カートリッジ被取付部5100は、ハンドル部材取付領域5112において、カートリッジ14の上カバー110及び栓棒150の取付領域を第1空洞部5124側から貫挿するための貫装穴5170が設けられている。
カートリッジ取付領域5114は、全体として円筒状で、その内部に、カートリッジ14の胴部810に沿った断面円形の第1空洞部5124を備える。
前記第1空洞部5124は、カートリッジ14の上部領域に形成された上取付部800と連結される、カートリッジ取付部5128を備える。
前記カートリッジ被取付部に取り付けられるカートリッジの上取付部800は、カートリッジ14の上方領域に形成された肩部802を備える。
カートリッジ被取付部5100は、カートリッジ取付領域5114において、カートリッジ取付部5128に、前記カートリッジ14の肩部802と嵌合する段部5130を備えている。
第3の実施の形態においては、カートリッジ取付領域5114の外側に、水栓本体取付領域5118が形成されている。
カートリッジ押さえ3110の外側のハンドル取付領域5112に近い領域に、雄ネジ5152が形成されている。
水栓本体ボディ5300は、カバー部5310をカートリッジ押さえ5110の外側に嵌装させて、ハンドル部材取付領域5112に近い領域に形成された、雄ねじ5152に螺着される。
第3の実施の形態においては、カートリッジ押さえ5110の水栓本体取付領域5118の外側面は、水栓本体ボディ5300の内ボディ部5320のカバー部5310の内側面に沿った形状に形成されている。
カートリッジ押さえ5110は、水栓本体取部5150の外側面とカバー部5310の内側面を密接して、水栓本体ボディ5300に固定される。
カートリッジ14の取り付け面と、カートリッジ押さえ5110の下端部とを密接させて、カートリッジ14が、カートリッジ押さえ5110に配設される。
第3の実施の形態においては、アダプター5200は、水栓本体ボディ5300の内ボディ部5320の上面に配置され、カートリッジ押さえ5110の下面と、水栓本体ボディ5300の内ボディ部5320の上面との間に、挟持されて固定される。
内ボディ部5320の上に、アダプタ5200が設置される。
そして、内ボディ部5320の上端部に設けられた雌ネジからなるネジ部5350に、カートリッジ押さえ5110の水栓本体取部5150の外側に設けられた雄ネジ5152が、ねじ込まれる。
取付穴5412は、キャップ5410の手前側であって、ハンドル部5416の下方に配設され、取付穴5412を形成する筒壁には、カートリッジ押さえ5110を取り付けるためのネジ穴5418が、設けられている。
カートリッジ14の栓棒150を取付穴5412に取り付けるために、ネジ穴5418に、ネジ棒5420が捻じ込まれて、カートリッジ14の栓棒150は、取付穴5412に固定される。
ネジ棒5420は、キャップ5410に穿設されたネジ棒貫挿孔5424からネジ棒5420が取付穴5412に捻じ込まれる。ネジ棒貫挿孔5424には、ネジ孔キャップ5422が取り付けられる。
カートリッジ14は、図16及び17に示すように、別の構造のカートリッジ押さえ6110を用いて、第1の実施の形態の第1水栓1010とはサイズが異なる別のタイプの第6水栓6010に適用することができる。
以下、サイズが異なる別のタイプの第6水栓6010について説明する。
サイズが異なる別のタイプの第6水栓6010は、ハンドル部材取付領域6112、カートリッジ取付領域6114、及び水栓本体取付領域6118を備える。
サイズが異なる別のタイプの第2水栓6010は、第1の実施の形態のカートリッジ14とはサイズが異なる、例えば湯水混合水栓用のカートリッジ6014を装填されている。
サイズが異なる別のタイプのカートリッジ押さえ6110は、空洞部6122に続いて、第2水栓本体ボディ6300の内ボディ部2320を取り付けるための水栓本体取付穴6150が、水栓本体取付領域6118に配設されている。
水栓本体取付穴6150を構成する周壁には、雌ネジ6152が形成されている。
第2水栓本体ボディ6300の内ボディ部6320が配設されている。
次に、カートリッジについて、主として、図18〜29に基づいて説明する。
前記シングルカートリッジ14は、送水されてきた水及び湯を吐水管(口)に、水と湯とを切り替え且つ水及び湯の流量を調節する水及び湯の切り替え・流量調節手段である。
すなわち、シングルカートリッジ14は、前記可動ディスク40を操作する操作用レバーハンドル16を第1の方向側及び前記第1の方向とは反対側である第2の方向側へ回動することによって、湯及び水の吐出量を調節するように構成され、前記湯流入孔22及び水流入孔24が、前記固定ディスク20の前後方向の中心線Cに対して同じ角度範囲内に設けられると共に、前記中心線Cの上に操作用レバーハンドル16が位置するときに、止水するように構成されている。
と共に、前記固定ディスク20の前後方向の中心線Cに対して対称に形成されている。
しかし、吐水部から吐出される水又は湯の流量が、流量の微調整を行いやすくするために、操作用レバーハンドル16の操作量に対する流量変化率を変化するように構成してもよい。その場合には、例えば、固定ディスク20の水流入口又は湯流入口の形状を変化させることにより、変更するようにすれば良い。
湯流入孔22の第1の孔縁60と水流入孔24の第1の孔縁70とは、平行である。
湯流入孔22の第2の孔縁62と水流入孔24の第2の孔縁72とは、手前側に向かうに従って間隔が広がるテーパー状である。
湯流入孔22の第3の孔縁64と水流入孔24の第3の孔縁74とは、外側に広がる円弧状である。
湯流入孔22の第4の孔縁66と水流入孔24の第4の孔縁76とは、中央線に向かうに従って手前側に下がる傾斜状である。
第1の孔縁80は、向こう側に膨らむ円弧状である。
第2の孔縁82と第3の孔縁84とは、直線状であり、手前側に向かうに従ってその間
隔が広がるテーパー状である。
第4の孔縁86は、手前側に膨らむ円弧状である。
第1の孔縁90は、手前側に膨らむ円弧状である。
第2の孔縁92と第3の孔縁94とは、直線状であり、向こう側に向かうに従ってその間隔が広がるテーパー状である。
第4の孔縁96は、向こう側に膨らむ円弧状である。
従って、可動ディスク40は、固定ディスク20の湯流入孔22及び水流入孔24を閉塞している。
この止水状態では、可動ディスク40が回転していないので、可動ディスク40の回転角度は、0°である。
操作用レバーハンドル16を第1の方向である反時計方向に回していくと、栓棒150を介して可動ディスク40が固定ディスク20の摺動面上を回転する。そして、可動ディスク40の湯水連通路42と固定ディスク20の水流入孔24とが繋がる。
また、操作用レバーハンドル16を第2の方向である時計方向に回転していくと、栓棒150を介して可動ディスク40が固定ディスク20の摺動面上を回転する。そして、可動ディスク40の湯水連通路42と固定ディスク20の湯流入孔22とか繋がる。
水栓本体12の下部には、前記湯流入通路220に連通し、上方へ伸びる吐出管240が配設されている。
上カバー110と下カバー120とは、上カバー110の下端と下カバー120の上端とを合わせて、連結される。
中空部102は、可動ディスク40の回転軸Pのまわりに任意の角度だけ回転させたとき、もとの図形と一致する性質、いわゆる軸対称性を有し、回転対称性を有している。
ディスクガイド140を収容する中空部102は、平面視円形(横断面円形)であり、回転対称性を有しており、ディスクガイド140の外形に対応して、ベース部142を収容する中空部102の方が突出部144を収容する中空部102よりもその径が長い。
サポートプレート130を収容する中空部102、可動ディスク40を収容する中空部102及び固定ディスク20を収容する中空部102は、平面視円形(横断面円形)であり、サポートプレート130を収容する中空部102は、可動ディスク40を収容する中空部102及び固定ディスク20を収容する中空部102と、ほぼその径が同じである。
而して、連結された上カバー110のカートリッジ収容部118と下カバー120のカートリッジ収容部128とが合わさり、円筒状の筒内(中空部102内)に、固定ディスク20及び可動ディスク40が収容される。
下カバー120、第1パッキン180、第2パッキン190及び固定ディスク20は、湯流入通路220、水流入通路222及び湯水流出通路224が形成されている。
湯流入通路220を介して湯が固定ディスク20に供給され、水流入通路222を介して水が固定ディスク20に供給される。
サポートプレート130は、平面視円形の円盤状であり、上カバー110の中空部102内において、可動ディスク40の回転軸Pを中心として、回転軸P方向に伸びる直線に垂直な面上において、回転することができるように構成されている。
サポートプレート130は、その上面の中心には、栓棒150を取り付けるための平面視方形状の栓棒取付穴132が穿設され、その下面には、中心より円周方向に広がる湯水の転回穴134が配設されている。
サポートプレート130は、その下面の周縁近傍において、周方向に、可動ディスク40を取り付けるための可動ディスク取付部136が穿ち設けられている。
ベース部142は円柱状で、突出部144は円柱状であり、ベース部142と突出部144とは同心円状に形成されている。
栓棒150は、突出部144に穿ち設けられたピン取付孔148と栓棒150に穿ち設けられたピン取付穴152とに、ピン160を圧入して、ディスクガイド140に取り付けられている。
ディスクガイド140は、上カバー110の中空部102内において、可動ディスク40の回転軸Pを中心として、回転軸P方向に延びる直線に垂直な面上において回転することができるように構成されている。
可動ディスク40の湯水連通路42とサポートプレート130の転回穴134との間には、消音アミ202が取り付けられ、水流の音をできるだけ小さくなるように、形成されている。
クリック機構は、操作用レバーハンドル16を前後方向における中心線C上において、停止させて、可動ディスク40を止水位置で停止させるように形成されている。
クリックリング210は、その係止凸部212がディスクガイド140の係止凹部218に嵌合したとき、回転しているディスクガイド140が停止してサポートプレート130及び可動ディスク40が停止するように構成されている。
固定ディスク20は、正面側において、下カバー120に固定ディスク20を固定するための固定ディスク固定部28が形成されている。
下カバー120は、正面側において、カートリッジ収容部128側に収容された固定ディスク20に向けて突き出し設けられた固定ディスク固定部126を備える。
更に、固定ディスク20は、水流入孔24に続いてその下方に、水流入通路222が形成されている。
更に、固定ディスク20は、湯水連通路42に続いてその下方に、湯水流出通路224が形成されている。
固定ディスク20の水流入通路222は、第1パッキン180の水流入通路222、第2パッキン190の水流入通路222及び下カバー120の水流入通路222に連通している。
固定ディスク20の湯水流出通路224は、第1パッキン180の湯水流出通路224、第2パッキン190の湯水流出通路224及び下カバー120の湯水流出通路224に連通している。
一方、給水管(水道管)から下カバー120(第1パッキン180及び第2パッキン190を含む)の湯流入孔22を通り、固定ディスク20の水流入孔24から固定ディスク40の湯水連通路42を通過して、湯水流出通路224から吐水管240に達する。
従って、水栓を操作する操作者は、誤ることなく、止水、水の吐水、湯の吐水を選択することができ、また、水量を選択することができる。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
例えば、操作用レバーハンドル16は、栓棒150側より手前側に伸びる板状突起ないしは棒状突起のレバーを備えていたが、このような板状突起ないしは棒状突起のレバーが延伸されていない例えば円柱状の操作用レバーハンドル16であってもよい。
また、例えば、図31Cに示すように、円柱状のハンドル取付部16aの周囲に、指でハンドルを回しやすくするための上下方向に延びる凸条からなる把持部16bを形成したものでも良い。
また、キャップ1410を栓棒150に取り付ける取付穴1412は、図31Aの(B)に示すように、キャップ1410の把持部166とは反対側の向こう側に形成されても良い。
また、クリック機構を構成するディスクガイド140の係止凹部218は、図30において示すように、複数の係止凹部(218a、218b、218c、218d、218e、218f、218g)が、突出部144に配設された構成としてもよい。図示例においては、係止凹部218dを中央線Cの位置に形成し、その右側に係止凹部218a、218b及び218dが均等な間隔をおいて配設されるとともにその左側に係止凹部218e、218f及び218gが均等な間隔を置いて配設されている。かかる構成とすることにより、ディスクガイド140の回された角度すなわち開度を示す。
12 水栓本体
14 シングルカートリッジ
16 操作用レバーハンドル
16a ハンドル取付部
16b 把持部
16c 栓棒取付部
16d 覆い部
20 固定ディスク
22 湯流入孔
60 第1の孔縁
62 第2の孔縁
64 第3の孔縁
66 第4の孔縁
24 水流入孔
70 第1の孔縁
72 第2の孔縁
74 第3の孔縁
76 第4の孔縁
26 湯水流出孔
90 第1の孔縁
92 第2の孔縁
94 第3の孔縁
96 第4の孔縁
28 固定ディスク固定部
40 可動ディスク
42 湯水連通路
80 第1の孔縁
82 第2の孔縁
84 第3の孔縁
86 第4の孔縁
44 底部
46 環状凸部
48 固定凹部
100 カートリッジカバー部
102 中空部
110 上カバー
112 クリックリング取付部
114 旋回停止部
116 連結穴
118 カートリッジ収容部
120 下カバー
124 連結突起
126 固定ディスク固定部
128 カートリッジ収容部
130 サポートプレート
132 栓棒取付穴
134 転回穴
136 可動ディスク取付部
138 固定凸部
140 ディスクガイド
142 ベース部
142A 旋回停止部
144 突出部
146 栓棒取付孔
148 ピン取付孔
150 栓棒
152 ピン取付穴
160 ピン
170 レバー受け
180 第1パッキン
190 第2パッキン
200 Oリング
202 消音アミ
210 クリックリング
212 係止凸部
218 ディスクガイドの係止凹部
220 湯流入通路
222 水流入通路
224 湯水流出通路
240 吐出管
800 上取付部
802 肩部
810 胴部
820 首部
830 取付凸部
1100、2100、3100、4100、5100、6100 カートリッジ被取付部
1110、2110、3110、4110、5110、6110 カートリッジ押さえ
1112、2112、3112、4112、5112、6112 ハンドル部材取付領域
1114、2114、3114、4114、5114、6114 カートリッジ取付領域
1116、2116、3116、4116、5116、6116 アダプタ取付領域
1118、2118、3118、4118、5118、6118 水栓本体取付領域
1122、2122、3122、4122、5122、6122 中空部
1124、2124、3124、4124、5124、6124 第1中空部
1126、2126 第2中空部
1128、2128、3128、4128、5128、6128 カートリッジ取付部
1130、2130、3130、4130、5130、6130 段部
1150、2150 水栓本体取付穴
3150、4150、5150、6150 水栓本体取付部
1152、2152 雌ネジ
3152、4152、5152、6152 雄ネジ
1170、2170、3170、4170、5170、6170 貫装穴
1200、3200 アダプタ
1220 湯流入穴
1222 水流入穴
1224 湯水流出穴
1230 水栓本体ボディ取付部
1232 固定凸部
1240 カートリッジ押さえ取付部
1242 固定凹部
1300、2300,3300 水栓本体ボディ
1310、2310、3310、4310、5310、6310 カバー部
1320、2320、3320、4320、5320、6320 内ボディ部
1350、2350、3350、4350、5350、6350 ネジ部
1400 ハンドル部材
1410 キャップ
1412 取付穴
1416 ハンドル部
1418 ネジ穴
1420 ネジ棒
1422 ネジ孔キャップ
1424 ネジ棒貫挿孔
1010 第1水栓
2010 第2水栓
2014 湯水混合水栓用のカートリッジ
2400 第2ハンドル部材
3010 第3水栓
4010 第4水栓
5010 第5水栓
6010 第6水栓
Claims (6)
- カートリッジ被取付部と、カートリッジと、操作ハンドルとを備え、
前記カートリッジ被取付部は、カートリッジの上部領域に形成された上取付部と連結されるカートリッジ取付部を備え、
前記操作ハンドルは、カートリッジの上部領域に形成された栓棒に連結されるハンドル取付部と、把持部とを備え、
前記カートリッジは、湯流入孔及び水流入孔が設けられた固定ディスクと、該固定ディスクに摺動可能に重合配置され、湯流入孔から流入される湯及び水流入孔から流入される水を湯水流出孔に流出させる湯水連通路を有する可動ディスクと、前記固定ディスク及び可動ディスクを収容するカートリッジカバー部と、ディスクガイドとを備え、
前記カートリッジカバー部は、上カバーと下カバーとを備え、
前記上カバーは、その内部に中空部を備え、且つ、その外部にカートリッジ被取付部を取り付けるための上取付部を備え、前記中空部内に可動ディスク及びディスクガイドが収容され、
前記可動ディスクは、可動ディスクの回転軸を中心として、前記回転軸と垂直に交わる面上において、第1の方向側及び前記第1の方向とは反対側である第2の方向側へ回動することによって、湯及び水の吐出量を調節するように構成され、
前記栓棒は、前記回転軸方向に伸びる長手方向を備える棒体であり、前記棒体の上部領域においてデザインが異なる多種多様の操作ハンドルが取り付けられるように形成され、前記棒体の下部領域においてディスクガイドを介して可動ディスクに連結され、前記操作ハンドルを回転操作することにより、前記可動ディスクを回転軸を中心として、前記回転軸と垂直に交わる面上において、回動させるように形成され、
前記カートリッジ被取付部は、栓棒を回転させる空間を備え、その上方に操作ハンドルと対向するように形成された上方領域を備え、
前記操作ハンドルは、栓棒を取り付けられるハンドル取付部の下方領域に、カートリッジ被取付部及び/又はシングルカートリッジの上方領域に対向する対向面を備え、
前記カートリッジ被取付部とカートリッジとは、一体として、カートリッジ被取付部によりサイズが異なる多種多様の水栓本体ボディに連結され、且つ、操作ハンドルは、ハンドル取付部の下方領域とカートリッジ及びカートリッジ被取付部との間に操作ハンドルを回転させるための空間をおいて、カートリッジの栓棒によりデザインが異なる多種多様の操作ハンドルに連結されるように構成されたことを特徴とする、カートリッジを備えた水栓。 - 前記湯流入孔及び水流入孔は、前記固定ディスクの前後方向の中心線に対して対称に設けられると共に、
操作ハンドルのハンドル取付部より突き出た把持部が、前記中心線上に位置するときに止水するように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の水栓。 - 固定ディスクの湯流入孔又は水流入孔と可動ディスクの湯水連通路とは、前記操作ハンドルを、その左右方向の中央位置から、回転軸を中心として、前記回転軸と垂直に交わる面上において、第1の方向である左方向及び第2の方向である右方向に回動することによって繋がり、湯又は水が吐出されるように構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の水栓。
- 前記カートリッジ被取付部は、カートリッジを嵌装するカートリッジ押さえで構成され、
前記カートリッジ押さえの外形は、サイズが異なる多種多様の化粧キャップ、操作ハンドルまたは水栓本体ボディに取付けられる構造を備えた、請求項1ないし3のいずれかに記載のカートリッジを備えた水栓。 - 前記カートリッジ被取付部に取り付けられるカートリッジの上取付部は、カートリッジの上方領域に形成された肩部を備え、カートリッジ被取付部は、前記肩部に嵌合する段部を備えた、請求項1ないし4のいずれかに記載のカートリッジを備えた水栓。
- 操作ハンドルは、操作用レバーハンドルによって構成され、ハンドル取付部と、把持部とを備え、
ハンドル取付部は、栓棒の伸びる方向に伸びる略柱状であり、把持部は、栓棒の伸びる方向と交差する方向にのびる板状又は棒状ないしは凸状であり、
ハンドル取付部は、栓棒取付部と、栓棒取付部を覆う覆い部とを有し、ハンドル取付部の覆い部の下方領域に、カートリッジ被取付部及びカートリッジの上方領域に対向する対向面を備え、
覆い部の下方領域の対向面とカートリッジ被取付部及びカートリッジの上方領域の対向面との間に、ハンドル取付部を回転させる空間を備え、
前記空間は、前記回転軸P方向に交差ないしは直立する方向に展開する、操作用レバーハンドルが動作するための空間である、請求項1ないし5のいずれかに記載のカートリッジを備えた水栓。
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