JP6349174B2 - 膜式ガスメータ - Google Patents

膜式ガスメータ Download PDF

Info

Publication number
JP6349174B2
JP6349174B2 JP2014141020A JP2014141020A JP6349174B2 JP 6349174 B2 JP6349174 B2 JP 6349174B2 JP 2014141020 A JP2014141020 A JP 2014141020A JP 2014141020 A JP2014141020 A JP 2014141020A JP 6349174 B2 JP6349174 B2 JP 6349174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
distribution chamber
valve guide
valve
gas meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014141020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016017860A (ja
Inventor
克久 花木
克久 花木
勉 野中
勉 野中
石谷 聡
聡 石谷
雅弘 能登
雅弘 能登
貴昭 ▲吉▼田
貴昭 ▲吉▼田
泰広 山本
泰広 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority to JP2014141020A priority Critical patent/JP6349174B2/ja
Publication of JP2016017860A publication Critical patent/JP2016017860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349174B2 publication Critical patent/JP6349174B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、都市ガス等の被計測流体の流量を計測する膜式ガスメータに関するものである。
従来より、都市ガス等の被計測流体の流量を計測する膜式ガスメータに関する技術が種々提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載された膜式ガスメータでは、上部ケースのガス流出口に連通するガス流出路の一部を閉塞するブリッジが、下部ケースに設けられている。このブリッジの上端面は、下部ケースの上端面と面一になるように設けられている。また、ブリッジの上面には、バルブシートとこのバルブシートに対して往復運動する扇形バルブが設けられ、この扇形バルブを回動自在に軸支する枢支軸がバルブシートを貫通してブリッジに固定されている。
特開2002−122462号公報
しかしながら、前記した特許文献1に記載された膜式ガスメータでは、枢支軸を扇形バルブの基端部に形成された枢支孔に嵌合した状態で、バルブシートの貫通孔に挿入してブリッジにねじ込み固定する必要があり、組み立て作業が煩雑である。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、分配室の横側からバルブを容易に取り付けることができ、組み立て作業の迅速化を図ることができる膜式ガスメータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る膜式ガスメータは、被計測流体の流入口と前記被計測流体の流出口を形成する上部ケースと、前記上部ケース内に流入する前記被計測流体の圧力によって往復運動する膜部により区画される一対の計量室を形成する下部ケースと、前記下部ケースの分配室取付部に取り付けられて前記流入口から流入した被計測流体を前記一対の計量室へ分配する分配室と、前記分配室上に揺動可能に取り付けられて前記膜部の往復運動に伴って該分配室に対する相対位置が変更されて前記一対の計量室への前記被計測流体の給排出を制御する一対のバルブと、前記分配室の下側に配置されて、前記計量室から排出される前記被計測流体の前記流出口に連通する前記上部ケース内の流路への入口部を構成するバルブガイドブリッジと、を備えた膜式ガスメータにおいて、前記分配室は、前記一対のバルブの基端部をそれぞれ回転可能に支持するバルブガイド部が挿通される一対のガイド挿通孔を有し、前記一対のバルブは、それぞれの基端部に形成されて前記バルブガイド部の前記ガイド挿通孔から突出する回動支持部が嵌入される取付用貫通孔を有し、前記バルブガイドブリッジは、前記一対のガイド挿通孔に対向する位置に立設された一対の前記バルブガイド部を有し、前記取付用貫通孔は、前記ガイド挿通孔よりも小さな直径に形成されて、内周縁部の一部が基端部外周まで該取付用貫通孔の直径よりも狭い幅で全高さに渡って切り欠かれた切欠部を有し、前記回動支持部は、前記バルブガイド部の基端部よりも外径が小さくなるように同軸に形成され、該回動支持部は、全高さに渡って前記切欠部の幅よりも狭い距離で相対向するように外周部から互いに直径方向内側に窪むように形成された一対の凹み部と、軸方向先端部から前記取付用貫通孔よりも半径方向外側に延出されて、前記ガイド挿通孔を通過可能な突出部と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る膜式ガスメータは、請求項1に記載の膜式ガスメータにおいて、前記バルブガイド部の基端部は、前記ガイド挿通孔の内径にほぼ等しい外径に形成され、前記ガイド挿通孔に嵌入されることを特徴とする。
また、請求項3に係る膜式ガスメータは、請求項1又は請求項2に記載の膜式ガスメータにおいて、前記一対の凹み部は、前記分配室上を往復揺動する前記バルブの前記切欠部に対して常に交差するように設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る膜式ガスメータは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の膜式ガスメータにおいて、前記一対の凹み部は、前記一対のガイド挿通孔の両中心を通る軸線に対して直交するように設けられて、前記一対のバルブは、平面視略扇形に形成され、前記切欠部を前記バルブガイドブリッジ側から前記一対の凹み部に嵌入した後、分配室上に回動されて配置されることを特徴とする。
また、請求項5に係る膜式ガスメータは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の膜式ガスメータにおいて、一対の前記バルブガイド部は、前記バルブガイドブリッジに一体的に形成されていることを特徴とする。
更に、請求項6に係る膜式ガスメータは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の膜式ガスメータにおいて、一対の前記バルブガイド部は、下端面に立設された雄ねじ部を有し、前記バルブガイドブリッジは、前記雄ねじ部がねじ込まれる一対のネジ孔を有することを特徴とする。
請求項1に係る膜式ガスメータでは、分配室の一対のガイド挿通孔に、バルブガイドブリッジに立設された一対のバルブガイド部を挿通して、バルブガイドブリッジの上側に分配室を配置する。その後、分配室の一対のガイド挿通孔から突出する各バルブガイド部の回動支持部に形成された凹み部に、各バルブの基端部の取付用貫通孔に形成された切欠部を分配室の横側から挿入することができる。そして、各バルブを分配室上に回動することによって、回動支持部が取付用貫通孔に嵌入されると共に、突出部によって各バルブが回動支持部から抜けることを防止できる。従って、分配室の横側から各バルブを容易に取り付けることができ、組み立て作業の迅速化を図ることができる。
また、各バルブの取付用貫通孔に嵌入される回動支持部の外径をバルブガイド部の基端部の外径よりも小さくして、外周部に一対の凹み部を形成すると共に、回動支持部の軸方向先端部に突出部を形成する。一方、各バルブは、取付用貫通孔に一対の凹み部を挿入する切欠部を形成すればよいため、各バルブの取付構造の簡素化を図ることができる。
また、請求項2に係る膜式ガスメータでは、各バルブガイド部の基端部は、分配室の各ガイド挿通孔の内径にほぼ等しい外径に形成され、このガイド挿通孔に嵌入されるため、分配室とバルブガイドブリッジとの位置合わせを簡易な構成で行うことができる。これにより、バルブガイド部のガイド挿通孔から突出する回動支持部と分配室との位置合わせを行うことができ、各バルブの分配室に対する位置合わせを簡易な構成で行うことができる。
また、請求項3に係る膜式ガスメータでは、回動支持部に形成された一対の凹み部は、分配室上を往復揺動するバルブの切欠部に対して常に交差するように設けられているため、各バルブが分配室上を往復揺動している際に、回動支持部から外れることを確実に防止することができる。
また、請求項4に係る膜式ガスメータでは、平面視略扇形に形成された一対のバルブのうち、一方のバルブが分配室上に回動された状態で、他方のバルブの切欠部をバルブガイドブリッジ側から凹み部に嵌入して分配室上に回動させることができる。これにより、分配室のバルブガイドブリッジ側から各バルブを容易に取り付けることができ、組み立て作業の更なる迅速化を図ることができる。
また、請求項5に係る膜式ガスメータでは、一対のバルブガイド部は、バルブガイドブリッジに一体的に形成されているため、部品点数の削減化を図ることができ、組み立て作業の更なる迅速化を図ることができる。
更に、請求項6に係る膜式ガスメータでは、一対のバルブガイド部の下端面に立設された雄ねじ部を、バルブガイドブリッジに形成された一対のネジ孔にねじ込み固定することによって、バルブガイドブリッジに一対のバルブガイド部を立設することができ、構造の簡素化を図ることができる。
本実施形態に係る膜式ガスメータの正面一部切り欠き断面図である。 上部ケースを除いた際の平面図である。 要部分解斜視図である。 バルブガイドブリッジの上方からの斜視図である。 バルブガイドブリッジを入口部側から見た正面図である。 バルブガイドブリッジの平面図である。 分配室の底面図である。 図7のX1−X1矢視断面図である。 クランク台の平面図である。 図9のX2−X2矢視断面図である。 バルブの平面図である。 バルブの取付方法を説明する説明図である。 バルブを分配室上に取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る膜式ガスメータについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る膜式ガスメータ1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る膜式ガスメータ1は、例えば、被計測流体の一例である都市ガスの流量を計測する都市ガスメータであって、都市ガスの配管2の途中に接続された縦長略直方体形状のメータケース3を備えている。
メータケース3は、上部ケース5と下部ケース6とから構成されている上部ケース5の上面からは、配管2に気密に接続される流入口7と流出口8が長手方向の両端部に突出して設けられており、メータケース3内に連通している。流入口7には配管2を介して都市ガスが供給され、中間室9に導入されるように構成されている。上部ケース5には、膜式ガスメータ1に供給されるガス圧力を検出する圧力センサ、地震の震動を検出する感震器、及び、ガスの供給を遮断する遮断弁、これらを制御するための制御回路部等の部品を収容する部品収容室が形成されている。
図1乃至図3に示すように、下部ケース6は、前後方向の中央を仕切壁11によって仕切り、前後に仕切壁11を底部とする略円筒形状の一対の計量室形成用空間12が設けられている。そして、各計量室形成用空間12の前後方向中央部には、前室及び後室に仕切る膜部13が、前後方向に往復移動自在に設けられている。また、各計量室形成用空間12の開口部は、不図示の蓋部材によって閉塞されている。これにより、各計量室形成用空間12は、それぞれ膜部13によって一対の計量室15に区画されている。
また、一対の翼軸16が各計量室形成用空間12に対応して左右方向一端側(図1中、左側端部である。)に配置されている。各翼軸16は、その軸心を上下方向に向けて、上端側を下部ケース6に設けた円筒状の各ボス17にゴム等で形成されたシール部材18を介して気密に挿通されて、略中央部を回動自在に支持されている。また、各翼軸16の下端部は、下部ケース6に形成された凹部19に嵌入されて、軸心回りに回転可能に支持されている。
各翼軸16の下部には、不図示の翼の一端が固定されると共に、翼の他端が膜部13の中央部に蝶番等により揺動可能に連結されている。そして、各膜部13の前後方向の往復移動に伴って、各翼軸16が正転と逆転を繰り返し行うように構成されている。
図1及び図2に示すように、各翼軸16の上端には、リンク機構部21が設けられている。リンク機構部21は、端部同士を互いに回転自在に連結した大肘金22と小肘金23の組を2組備え、各翼軸16の上端には、各大肘金22の一端が固定連結されている。また、各小肘金23の先端部は、クランク部材25の旋回軸26に回転自在に連結されている。
図1乃至図3に示すように、クランク部材25は、クランク台27の円筒状に形成された本体部28の軸孔28Aに回転可能に嵌入される細長円柱状の回転軸31と、回転軸31の上端部に基端部が固定された第1アーム32と、第1アーム32の先端部に立設された連結軸33と、この連結軸33の上端部に基端部が固定された第2アーム35と、第2アーム35の先端部に立設された旋回軸26と、この旋回軸26の上端部に基端部が固定された旋回板36とから構成されている。
ポリアセタール等の硬質合成樹脂で形成された回転軸31の中心軸31Aが、旋回板36の先端部側約半分の部分の略中央部を通っている。また、第1アーム32、第2アーム35、及び旋回板36は、回転軸31の中心軸31Aに対して垂直な面上に位置している。
図1及び図3に示すように、下部ケース6の上面部には、翼軸16が気密に挿通される各ボス17に対してリンク機構部21側の端部には、分配室37を接着固定する分配室取付部38が設けられている。分配室取付部38には、各計量室15に各別に連通する4個のガス給排口P1〜P4が設けられている。また、上部ケース5に設けられた流出口8と連通するガス排出口Qが、膜部13を介して対向する一対の計量室15に連通する各ガス給排口P1、P2間と、各ガス給排口P3、P4間に入り込むように仕切壁39によって区画されている。
また、仕切壁11を介して対向する各計量室15に連通する各ガス給排口P2、P3は、仕切壁41によって区画されて隣接して設けられている。仕切壁41の上端面には、断面円形の位置決め用ボス42が所定高さ、例えば、約3mmの高さで突出している。また、仕切壁39の上端部におけるガス排出口Qには、流出口8に連通する上部ケース5内の流路43の入口に対向する前後方向の両上面部に、それぞれ段差45が形成されている。
また、仕切壁41の段差45側の端縁部と仕切壁39との接続部分には、上端面部に仕切壁41側方向へ平面視U字状に窪む位置決め溝部46が形成されている。更に、位置決め溝部46の底面部に連続するように、該位置決め溝部46よりも幅広の平面視略三角形状でガス排出口Q内へ突出する段差47が形成されている。各段差45、47には、ガス排出口Qの略中央部分を閉塞すると共に、流出口8に連通する上部ケース5内の流路43に対向する部分に、略5角形状に貫通する入口部48が形成されたバルブガイドブリッジ51が接着固定される。
図4乃至図6に示すように、バルブガイドブリッジ51は、フェノール樹脂、ポリアセタール等の硬質合成樹脂で一体成形され、略矩形で平板状のブリッジ部52と、ブリッジ部52の入口部48に対して反対側の側縁部に立設された一対のバルブガイド部53とから構成されている。図6に示すように、ブリッジ部52の入口部48に対して反対側の端縁部には、幅方向中心線52Aに沿って平面視U字状に突出した位置決め突起52Bが設けられている。
この位置決め突起52Bは、仕切壁41の上端面に形成された位置決め溝部46の幅にほぼ等しい幅で、位置決め溝部46の長さにほぼ等しい長さに形成され、位置決め溝部46に上方から嵌入可能に形成されている。そして、位置決め突起52Bが位置決め溝部46に上方から嵌入されて、各段差45、47に載置されたブリッジ部52の上面は、分配室取付部38の上端面、つまり、各仕切壁39、41の上端面と面一になるように取り付けられている。
各バルブガイド部53は、略円柱状に形成され、基端部側約半分の下側支持部53Aは、分配室37の各ガイド挿通孔55(図3参照)の内径にほぼ等しい外径に形成されると共に、各ガイド挿通孔55の高さ以下の高さに形成されている。また、各バルブガイド部53の先端側約半分の回動支持部53Bは、下側支持部53Aの外径よりも小さい外径で、且つ、各バルブ78A、78B(図3参照)の外周部が一部切り欠かれた取付用貫通孔79(図3参照)の内径にほぼ等しい外径に形成されると共に、各ガイド挿通孔55から上側に突出する高さが、取付用貫通孔79の高さにほぼ等しい高さになるように形成されている。
また、各下側支持部53Aは、中心線52Aに直交する方向の両側面部が、外周部から互いに直径方向内側に所定距離、例えば、約1mmの距離だけ窪むように切り欠かれて、相対向する一対の凹み部56が形成されている。また、各回動支持部53Bは、中心線52Aに直交する方向の両側面部が、外周部から互いに直径方向内側に所定距離、例えば、約1mmの距離だけ窪むように切り欠かれて、相対向する一対の凹み部57が形成されている。従って、各回動支持部53Bの一対の凹み部57は、中心線52Aに対して平行な面を形成する。
この一対の凹み部57は、平面視略扇形の各バルブ78A、78Bの基端部に設けられた取付用貫通孔79の切欠部79Aの幅L1(図11参照)よりも狭い距離で相対向するように形成されている。また、各回動支持部53Bの先端部には、この回動支持部53Bの外径よりも大きい外径で、且つ、下側支持部53Aの外径以下の外径になるように半径方向外側に全周に渡って延出されたフランジ状の突出部53Cが形成されている。
図1乃至図3、図7、図8に示すように、分配室取付部38に接着固定される分配室37は、フェノール樹脂、ポリアセタール等の硬質合成樹脂の成形品からなり、各ガス給排口P1〜P4に対応して各ガス流路R1〜R4が形成されている。また、各ガス給排口P1、P2間と、各ガス給排口P3、P4間のガス排出口Qに対応して、各ガス流路R1、R2間と、各ガス流路R3、R4間に、各排気導流路T1、T2が形成されている。
また、分配室37の底面部には、分配室取付部38の仕切壁41の上端面に突出する位置決め用ボス42が嵌入される断面円形の位置決め凹部58が形成されている。また、分配室37のバルブガイドブリッジ51側端部の両外側の外周面には、外周面から外側方向へ底面部に対して平行に所定厚さ、例えば、約3mmの厚さで突出する平面視略四角形の一対の位置決め凸部59が形成されている。一方、分配室37を分配室取付部38に載置した場合に、各位置決め凸部59に対向する下部ケース6の上端両角部には、分配室取付部38の周縁部から外側方向へ窪んで各位置決め凸部59が上方から嵌入される各ガイド部61が形成されている。
図1乃至図3、図9、図10に示すように、クランク部材25の回転軸31を回転可能に支持するクランク台27は、ポリアセタール等の硬質合成樹脂で形成され、円筒状の本体部28の下端部から少し外径が細い円筒状の段差部28Bが軸方向外側に所定長さ、例えば、約5mmの長さで同軸に延出されている。段差部28Bの内周面の下端部には、全周に渡って半径方向内側に突出する突出リブ28Cが形成されて、軸孔28Aに嵌挿された回転軸31の下端部に全周に渡って形成された係合溝31Bに係合可能に構成されている。
また、本体部28の下端部には、外周面から直径方向両外側に、本体部28の外径にほぼ等しい幅で延出された細長平板状の一対の取付板63が設けられ、各取付ネジ65を挿通する貫通孔66が、それぞれの直径方向外側の端縁部に形成されている。また、各取付板63の基端部には、側面視直角三角形状の各補強板67が設けられている。
そして、下部ケース6には、段差部28Bが上方から嵌入されて、クランク台27を分配室取付部38に対して位置決めする円筒状のクランク台位置決め部71が、仕切壁41に対向して、分配室取付部38の外側に隣接して設けられている。また、下部ケース6には、クランク台27を取り付ける各取付ネジ65がねじ込まれる円筒状で雌ねじが内側に形成された一対のクランク台取付部72が、クランク台位置決め部71を挟んで前後方向に設けられている。
また、クランク台27の本体部28の軸方向略中央部には、各取付板63に対して直交するように、本体部28の外径よりも少し狭い幅で外周面から分配室取付部38側に延出された細長平板状のアーム部75が設けられている。アーム部75の上面には、補強リブ75Aが幅方向中央部に全長に渡って立設されている。このアーム部75は、クランク台27をクランク台位置決め部71及び各クランク台取付部72に各取付ネジ65で取り付けた場合に、分配室取付部38に載置された分配室37の各ガス流路R2、R3間の中央部に形成された、所定深さ、例えば、約2mmの深さで窪んだ平面視略長四角形の受け部76に当接して押圧するように構成されている。
アーム部75は、受け部76に当接して押圧する押圧面75B、つまり、アーム部75の底面部に、所定高さ、例えば、約2mmの高さで突出した2個のアーム側位置決め部75Cが、長手方向に沿って幅方向中央部に設けられている。一方、分配室37の受け部76の底面部には、アーム部75の押圧面75Bが受け部76に当接した際に、2個のアーム側位置決め部75Cが嵌合される所定深さで窪んだ2個の分配室側位置決め部76Aが、長手方向に沿って幅方向中央部に設けられている。
次に、このように構成された分配室37を分配室取付部38に接着固定する取り付け方法について図1乃至図3に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように、先ず、バルブガイドブリッジ51のブリッジ部52を分配室取付部38の各段差45、47及び位置決め溝部46に接着固定する。その後、分配室取付部38及びブリッジ部52の上面、若しくは、分配室37の底面部にシール剤を塗布する。
そして、分配室37の各ガイド挿通孔55に、バルブガイドブリッジ51の各バルブガイド部53の下側支持部53Aを嵌入しつつ、分配室37の底面部に形成された位置決め凹部58を仕切壁41の上面に形成された位置決め用ボス42に嵌入する。また同時に、分配室37の各位置決め凸部59を分配室取付部38の周縁部から外側方向へ窪む各ガイド部61に嵌入して、分配室37を分配室取付部38上に載置する。これにより、各バルブガイド部53の一対の凹み部57は、各バルブガイド部53が嵌入される分配室37の一対のガイド挿通孔55の両中心を通る軸線に対して直交するように設けられる。
その後、クランク台27の段差部28Bをクランク台位置決め部71に嵌入しつつ、アーム部75の押圧面75Bに立設された各アーム側位置決め部75Cを分配室37の受け部76に形成された各分配室側位置決め部76Aに嵌入する。尚、クランク台27の段差部28Bの外周面にシール剤を塗布してもよい。続いて、各取付ネジ65をクランク台27の各取付板63の貫通孔66に挿入して、各クランク台取付部72にネジ止めする。これにより、分配室37は、クランク台27のアーム部75を介して分配室取付部38に押圧された状態で、クランク台位置決め部71に対して位置決めされて、該分配室取付部38に接着固定される。
次に、図3、図11乃至図13に基づいて各バルブ78A、78Bの分配室37への取り付けについて説明する。図3及び図11に示すように、平面視略扇形の各バルブ78A、78Bは、フェノール樹脂等の硬質合成樹脂により形成されている。平面視略扇形の各バルブ78A、78Bは、中央部分が図3中、上側方向に膨出して、底面中央部分に内側へ所定深さ窪むガスリターン用凹部81(図1参照)が形成されている。
また、各バルブ78A、78Bの基端部には、バルブガイドブリッジ51のバルブガイド部53の回動支持部53Bに嵌合可能な取付用貫通孔79が形成されている。また、各バルブ78A、78Bの上端面の中央部よりも基端部に対して反対側へ寄った位置には、一対のピン82A、82Bが取付用貫通孔79の同心円上に並んで立設されている。また、各取付用貫通孔79の各ピン82A、82Bに対して反対側の内周縁部には、取付用貫通孔79の直径よりも狭い幅L1で全高さに渡って基端部外周まで切り欠かれた切欠部79Aが形成されている。
従って、図12に示すように、先ず、各バルブ78A、78Bの基端部に形成された各切欠部79Aを、入口部48側から、分配室37の各ガイド挿通孔55から突出するバルブガイドブリッジ51の各回動支持部53Bに対向するように配置する。従って、各バルブ78A、78Bの下端面と分配室37の上面とは、ほぼ同一面上に位置している。そして、各バルブ78A、78Bの切欠部79Aが、回動支持部53Bの両凹み部57を挟むように押し込み(図12中、矢印83方向である。)、取付用貫通孔79の内周面を回動支持部53Bに当接させる。
続いて、各バルブ78A、78Bの取付用貫通孔79の内周面を回動支持部53Bに当接させた状態で、バルブ78Aを分配室37の各ガス流路R1、R2及び排気導流路T1の上側に回動して(図12中、矢印85方向である。)載置する。また、バルブ78Bを分配室37の各ガス流路R3、R4及び排気導流路T2の上側に回動して載置する。これにより、図13に示すように、各バルブ78A、78Bは、各バルブ78A、78Bの基端部に形成された取付用貫通孔79の外周縁部が、分配室37の各ガイド挿通孔55の上端面と、各バルブガイド部53の突出部53Cとに挟まれた状態で、分配室37上に各回動支持部53Bを中心に揺動移動自在に設けられる。
また、図1及び図2に示すように、2本のクランクロッド86の一端部は、それぞれクランク部材25の連結軸33に回転自在に連結されている。そして、一方のクランクロッド86の他端部は、バルブ78Aの上端面に立設されたピン82Aに回転自在に連結されている。他方のクランクロッド86の他端部は、バルブ78Bの上端面に立設されたピン82Bに回転自在に連結されている。
そして、一対の膜部13が前後方向に1往復すると、各翼軸16が所定角度で回動し、その回動に伴って、クランク台27の軸孔28Aに回転軸31が回転可能に嵌挿されたクランク部材25がリンク機構部21により1回転する。その結果、各クランクロッド86を介してクランク部材25に連結された各バルブ78A、78Bが分配室37に対して摺動しつつ揺動し、各計量室15に対する被計測流体である都市ガスの給排が制御される。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る膜式ガスメータ1では、分配室37の一対のガイド挿通孔55に、バルブガイドブリッジ51に立設された一対のバルブガイド部53を嵌入して、バルブガイドブリッジ51の上側に分配室37を配置する。その後、分配室37の一対のガイド挿通孔55から突出する各バルブガイド部53の回動支持部53Bに形成された両凹み部57に、各バルブ78A、78Bの基端部の取付用貫通孔79に形成された切欠部79Aを分配室37の横側から挿入することができる。
そして、各バルブ78A、78Bを分配室37上に回動することによって、回動支持部53Bが取付用貫通孔79に嵌入されると共に、突出部53Cによって各バルブ78A、78Bが回動支持部53Bから抜けることを防止できる。従って、分配室37の横側から各バルブ78A、78Bを容易に取り付けることができ、組み立て作業の迅速化を図ることができる。更に、一対のバルブガイド部53は、バルブガイドブリッジ51に一体的に形成されているため、部品点数の削減化を図ることができ、組み立て作業の更なる迅速化を図ることができる。
また、各バルブ78A、78Bの取付用貫通孔79に嵌入される回動支持部53Bの外径をバルブガイド部53の下側支持部53Aの外径よりも小さくして、回動支持部53Bの外周部に一対の凹み部57を形成すると共に、回動支持部53Bの軸方向先端部に突出部53Cを形成する。一方、各バルブ78A、78Bは、取付用貫通孔79に一対の凹み部57を挿入する切欠部79Aを形成すればよいため、各バルブ78A、78Bの取付構造の簡素化を図ることができる。
また、各バルブガイド部53の下側支持部53Aは、分配室37の各ガイド挿通孔55の内径にほぼ等しい外径に形成され、このガイド挿通孔55に嵌入されるため、分配室37とバルブガイドブリッジ51との位置合わせを簡易な構成で行うことができる。これにより、各バルブガイド部53の各ガイド挿通孔55から突出する回動支持部53Bと分配室37との位置合わせを行うことができ、各バルブ78A、78Bの分配室37に対する位置合わせを簡易な構成で行うことができる。
また、回動支持部53Bに形成された一対の凹み部57は、分配室37上を往復揺動する各バルブ78A、78Bの切欠部79Aに対して常に交差するように設けられているため、各バルブ78A、78Bが分配室37上を往復揺動している際に、回動支持部53Bから外れることを確実に防止することができる。
更に、平面視略扇形に形成された一対のバルブ78A、78Bのうち、一方が分配室37上に回動された状態で、他方の切欠部79Aをバルブガイドブリッジ51側から各凹み部57に嵌入して分配室37上に回動させることができる。これにより、分配室37のバルブガイドブリッジ51側から各バルブ78A、78Bを容易に取り付けることができ、組み立て作業の更なる迅速化を図ることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、バルブガイドブリッジ51のブリッジ部52と、一対のバルブガイド部53とをアルミニウムやステンレス等で別体に形成してもよい。そして、一対のバルブガイド部53の下端部に雄ねじ部を立設し、ブリッジ部52に一対のネジ孔を形成するようにしてもよい。そして、ブリッジ部52の各ネジ孔に各バルブガイド部53の雄ねじ部をねじ込み固定して、バルブガイドブリッジ51を構成するようにしてもよい。
これにより、一対のバルブガイド部53の下端面に立設された雄ねじ部を、ブリッジ部52に形成された一対のネジ孔にねじ込み固定することによって、バルブガイドブリッジ51に一対のバルブガイド部53を立設することができ、構造の簡素化を図ることができる。
1 膜式ガスメータ
3 メータケース
5 上部ケース
6 下部ケース
7 流入口
8 流出口
13 膜部
15 計量室
37 分配室
38 分配室取付部
43 流路
48 入口部
51 バルブガイドブリッジ
52 ブリッジ部
53 バルブガイド部
53B 回動支持部
53C 突出部
55 ガイド挿通孔
56、57 凹み部
78A、78B バルブ
79 取付用貫通孔
79A 切欠部

Claims (6)

  1. 被計測流体の流入口と前記被計測流体の流出口を形成する上部ケースと、
    前記上部ケース内に流入する前記被計測流体の圧力によって往復運動する膜部により区画される一対の計量室を形成する下部ケースと、
    前記下部ケースの分配室取付部に取り付けられて前記流入口から流入した被計測流体を前記一対の計量室へ分配する分配室と、
    前記分配室上に揺動可能に取り付けられて前記膜部の往復運動に伴って該分配室に対する相対位置が変更されて前記一対の計量室への前記被計測流体の給排出を制御する一対のバルブと、
    前記分配室の下側に配置されて、前記計量室から排出される前記被計測流体の前記流出口に連通する前記上部ケース内の流路への入口部を構成するバルブガイドブリッジと、
    を備えた膜式ガスメータにおいて、
    前記分配室は、前記一対のバルブの基端部をそれぞれ回転可能に支持するバルブガイド部が挿通される一対のガイド挿通孔を有し、
    前記一対のバルブは、それぞれの基端部に形成されて前記バルブガイド部の前記ガイド挿通孔から突出する回動支持部が嵌入される取付用貫通孔を有し、
    前記バルブガイドブリッジは、前記一対のガイド挿通孔に対向する位置に立設された一対の前記バルブガイド部を有し、
    前記取付用貫通孔は、前記ガイド挿通孔よりも小さな直径に形成されて、内周縁部の一部が基端部外周まで該取付用貫通孔の直径よりも狭い幅で全高さに渡って切り欠かれた切欠部を有し、
    前記回動支持部は、前記バルブガイド部の基端部よりも外径が小さくなるように同軸に形成され、
    該回動支持部は、
    全高さに渡って前記切欠部の幅よりも狭い距離で相対向するように外周部から互いに直径方向内側に窪むように形成された一対の凹み部と、
    軸方向先端部から前記取付用貫通孔よりも半径方向外側に延出されて、前記ガイド挿通孔を通過可能な突出部と、
    を有することを特徴とする膜式ガスメータ。
  2. 前記バルブガイド部の基端部は、前記ガイド挿通孔の内径にほぼ等しい外径に形成され、前記ガイド挿通孔に嵌入されることを特徴とする請求項1に記載の膜式ガスメータ。
  3. 前記一対の凹み部は、前記分配室上を往復揺動する前記バルブの前記切欠部に対して常に交差するように設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の膜式ガスメータ。
  4. 前記一対の凹み部は、前記一対のガイド挿通孔の両中心を通る軸線に対して直交するように設けられて、
    前記一対のバルブは、平面視略扇形に形成され、前記切欠部を前記バルブガイドブリッジ側から前記一対の凹み部に嵌入した後、分配室上に回動されて配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の膜式ガスメータ。
  5. 一対の前記バルブガイド部は、前記バルブガイドブリッジに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の膜式ガスメータ。
  6. 一対の前記バルブガイド部は、下端面に立設された雄ねじ部を有し、
    前記バルブガイドブリッジは、前記雄ねじ部がねじ込まれる一対のネジ孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の膜式ガスメータ。
JP2014141020A 2014-07-09 2014-07-09 膜式ガスメータ Active JP6349174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141020A JP6349174B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 膜式ガスメータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141020A JP6349174B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 膜式ガスメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016017860A JP2016017860A (ja) 2016-02-01
JP6349174B2 true JP6349174B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=55233171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141020A Active JP6349174B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 膜式ガスメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6349174B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106595792A (zh) * 2017-01-16 2017-04-26 上海真兰仪表科技股份有限公司 小型化高精度膜式燃气表

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714823U (ja) * 1980-06-18 1982-01-26
JP3457274B2 (ja) * 2000-10-16 2003-10-14 株式会社金門製作所 ガスメータ
JP2002202170A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Kimmon Mfg Co Ltd ガスメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016017860A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018100682A (ja) 流路切換弁
JP6349174B2 (ja) 膜式ガスメータ
WO2018109905A1 (ja) 往復動ポンプ
JP6420985B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP6349178B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP6349172B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP2008101670A (ja) 連結ユニット
JP6349173B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP2009121980A (ja) 膜式ガスメータ
WO2020100201A1 (ja) 複合弁
CN109791063B (zh) 流量计
JP7033948B2 (ja) 超音波流量計
JP4303177B2 (ja) 薬液弁
JP5268409B2 (ja) 定量吐出装置
JP2582197Y2 (ja) ピストン形流量計
EP2829850B1 (en) Flowmeter
JP6117083B2 (ja) トリガー式混合液噴出容器
JP4966067B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP5986760B2 (ja) 非接触式バルブ装置
US795911A (en) Bottle-filler.
JP2020051814A (ja) 水道メータケース
JP2005283460A (ja) 膜式流量計及びその膜部
KR200461285Y1 (ko) 가스미터기용 출구구조
JP2008241503A (ja) 膜式ガスメータ
CN114439971A (zh) 可调式文氏管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349174

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250