JP4966067B2 - 膜式ガスメータ - Google Patents

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本発明は、膜式ガスメータに関し、より詳細には、計量室に流入するガスの圧力差による膜の往復運動をリンク機構により回転バルブの回転運動に変換してガス流量を計量する膜式ガスメータに関する。
図10は、一般的な膜式ガスメータの計量動作を説明するための図で、図中、101はカウンタ、102は回転バルブ、103はリンク機構、104は計量膜、105は計量室である。
入口から流入するガスは、回転する回転バルブ102の開口部を通過して計量室105に流入する。計量室105は、2枚の計量膜104で仕切られた4つの部屋により構成されている。そして回転する回転バルブ102の開口部の位置で決まるいずれかの計量室105にガスが流入する。この動作が計量室105へのガスの吸気動作である。
そして吸気されたガスの圧力で計量膜104が往復運動し、吸気された計量室105の反対側の膜室に充満していたガスは、計量膜104の運動により圧力がかけられ、回転バルブ102を通って出口に排出される。この動作が計量室105からのガスの排気動作である。この計量膜104の往復運動は、リンク機構103により回転運動に変換され、回転バルブ102を回転させる。回転バルブ102の回転にともなって、次の計量室105にガスが吸気される。そしてその回転バルブ102の回転運動は、クランク機構によってカウンタ101に伝達され、カウンタ101にガスの計量値が容積単位(m3,L)に換算されて表示される。
上記のような膜式ガスメータは、計量法により定められている圧力損失時の流量から、その使用最大流量が定められ、使用最大流量1m3/hあたり1号とする号数で分類されている。家庭用の膜式ガスメータとしては、2.5号(使用最大流量2.5m3/h)のものが多く使われているが、近年、燃焼器具の大型化に伴いガスメータの号数アップ(2.5号→4号)が要求されるケースが増えてきている。
現行の4号の膜式ガスメータは、2.5号の膜式ガスメータと比較して約1.5倍の大型の外形をもつものであり、その多くは業務用用途のガスメータとして使われている。このような大型の膜式ガスメータを家庭用に設置した場合、その大きさから美観を損ねる場合があるため、現行の家庭用(2.5号)サイズでの4号化が望まれている。このような要求を実現するためには、膜式ガスメータの圧力損失を低減して、最大流量を2.5m3/hから4.0m3/hに上げる必要がある。
膜式ガスメータの圧力損失を低減するための構成として、例えば特許文献1には、膜式ガスメータの整流構造が開示されている。ここでは、膜式ガスメータは、第1及び第2計量手段を有し、各計量手段は、計量膜によって仕切られた2つの計量室にそれぞれ連なる第1及び第2流路と、これら各流路を交互に開放/閉鎖する弁体によって第1及び第2流路に交互に連通する第3流路とをそれぞれ有している。また第1及び第2計量手段の各第3流路から排出されるガスは、1つの合流空間に流れ込んで合流し、排出孔から外部へ排出される。
そして上記の膜式ガスメータにおいて、第1及び第2計量手段の各第3流路には、第1及び第2流路から流れ込むガスを合流空間へ向けて案内する第1案内面を有する第1案内部材がそれぞれ着脱自在に設けられる。また合流空間には、各第3流路から流れ込むガスを排出孔に向けて個別に案内する第2案内面と、各第3流路間にわたって外方に凸に弯曲して延びる第3案内面とを有する第2案内部材が着脱自在に設けられている。
実公平8−6270号公報
膜式ガスメータの圧力損失は、機構動作による機械抵抗とガスが流路を流れることによる流路抵抗によって発生する。ガスの流量が低いときは機械抵抗による圧力損失が支配的であるが、流量が高いときは流体抵抗による圧力損失が支配的となる。従って膜式ガスメータの最大流量を上げるためには、流路改良により流路抵抗を減らすことの効果が大きい。
ガスメータの号数アップの例としては、回転バルブの径を拡大した例があるが、回転バルブの径を拡大すると、既存のリンク機構やクランク機構に干渉するため、多くの部品変更が必要になっていた。
すなわち膜式ガスメータの流路改良によりその圧力損失を低減させようとするとき、流路改良に伴って多くの部品の変更が必要になると、コスト面での不利が生じるため、部品の変更が最小限になる構成が望ましい。また上記特許文献に記載された構成は、角形バルブ方式のガス流出口に整流部材を設けるものであり、回転バルブ方式の膜式ガスメータとは異なるものである。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、既存の膜式ガスメータの構成部品をできるだけ変更することなく圧力損失を低減し、ガスの使用最大流量を拡大するようにした膜式ガスメータを提供することを目的とするものである。
請求項1の発明は、往復運動可能な計量膜により区分される計量室と、計量室へのガスの供給及び計量室からのガスの排出のための給排路を備えた分配室と、分配室に対するガスの供給及び分配室からのガスの排気を制御する回転バルブと、分配室から回転バルブを通って排気されたガスを出口に向かって通過させる出口通路と、計量室に流入するガスの圧力差による計量膜の往復運動を回転バルブに伝えるリンク機構とを備え、回転バルブの回転運動によりガス流量を計量する膜式ガスメータにおいて、回転バルブから排気されるガスは、鉛直方向下方に向かって回転バルブから排気されて出口通路内に流入し、回転バルブの鉛直方向下方には、出口通路に流入したガスを整流する整流板が設けられ、整流板は、整流板の表裏面が鉛直方向に一致するように設置されていることを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、膜式ガスメータが、回転バルブと出口通路との間に、回転バルブを保持するバルブシートと、バルブシートを保持するバルブシート台とを備え、バルブシート及びバルブシート台は、回転バルブを通って排気されたガスを出口通路に流入させるための流出口をそれぞれ備え、バルブシート及びバルブシート台のそれぞれの流出口にはリブが備えられ、各リブは、整流板と垂直方向に設けられていることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項の発明において、バルブシート台の出口通路側の開口の周縁をアール形状に形成したことを特徴としたものである。
本発明によれば、既存の膜式ガスメータの構成部品をできるだけ変更することなく圧力損失を低減し、ガスの使用最大流量を拡大するようにした膜式ガスメータを提供することができる。そして本発明により、既存の部品変更を最小限に抑えてガスメータの号数アップ(2.5号→4号)を実現させることができる。
特に本発明によれば、計量室から排出され、分配室から回転バルブを通って排気されたガスを出口に向かって通過させる出口通路において、出口通路内のガスが流入する流入部に垂直に整流板を設けることにより、出口通路内におけるガスの旋回流が見られなくなり、出口管内の流れがスムーズに出口に向かうように改善される。そしてこれにより、ガスの流れをスムーズにすることで流体抵抗を減らすことができ、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
さらに本発明によれば、回転バルブと出口通路との間に設けられたバルブシート及びバルブシート台が、それぞれリブを備えたガスの流出口を有し、各リブが整流板と垂直方向に設けられていることにより、ガスの流れが出口通路幅方向に分散し、その後出口通路の整流板によって旋回流が抑制される。これにより、出口通路の幅方向にガスの流れが均一化され、旋回流を抑えることができるため、さらにガスの流れがスムーズになり、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
さらに本発明によれば、バルブシート台の前記出口通路側の開口の周縁をアール形状に形成することにより、ガスの流れの剥離が低減し、出口通路の天井部の渦が発生しなくなって出口通路の深さ方向の流れがスムーズになる。そしてこれにより、ガスによる渦の発生を抑制することで、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
図1は、本発明を適用可能な膜式ガメータの具体的な構成例を説明するための部分断面図である。図1において、1はガスの入口、2はガスの出口、3は上ケース、4は弁室、5はリンク機構、6は回転バルブ、7はバルブシート、8はバルブシート台、9は流路本体、10は計量室、11は分配室、12は計量膜、13は伝達レバーである。
図1に示すように、膜式ガスメータには、流路本体9の上側に上ケース3が取り付けられ、上ケース3の上部左右位置にガスの入口1及びガスの出口2が備えられている。また流路本体9に上ケース3が取り付けられた状態で、ケーシング内は気密構造となっている。
流路本体9の内側上部にはバルブシート台8が設けられている。そして膜式ガスメータの内部において、バルブシート台8の上側空間に弁室4が形成され、また下側空間に分配室11と計量室10とが形成されている。
またバルブシート台8の上側には、バルブシート7と、バルブシート7上に回転可能に軸支され該バルブシート7に摺接する回転バルブ6とが備えられている。
また流路本体9は、前後方向の中央部に設けられている仕切り壁により前後一対の計量室10に分割されている。これら一対の計量室10には、それぞれ計量膜12が備えられる。これにより4つの計量空間に区切られた計量室10が設けられる。
入口1から流入するガスは、弁室4を経て回転バルブ6のゲートを通過し、バルブシート7に設けられた分配口と、バルブシート台8に設けられた分配室口とを通って分配室11に流入し、分配室11の給排路に従って計量室10に吸気される。ここでは回転する回転バルブ6のゲートの位置で決まるいずれかの計量室10にガスが吸気される。そして吸気されたガスの圧力で計量膜12が往復運動し、吸気された計量室10の反対側の計量室10に充満していたガスは、計量膜12により圧力がかけられて分配室11に排気され、さらにバルブシート台8の分配室口とバルブシート7の分配口を介して回転バルブ6の内部空間を通り、再度流路本体9内の出口通路を通って、バルブシート台8の排気口から出口2に排気される。
計量膜12は、リンク機構5に間接的に連結され、リンク機構5が回転バルブ6に連結されている。そして計量室10に対するガスの流入にともなって、膜式ガスメータの前後方向に計量膜12が往復移動することにより、リンク機構5が動作して回転バルブ6を回転させる。回転バルブ6の回転運動は伝達レバー13を介してカウンタ部に伝えられ、ガスの計量値が容積単位(m3,L)に換算されて表示される。
図2は、図1に示す膜式ガスメータにおける流路本体、バルブシート台、バルブシート及び回転バルブの分解斜視図である。
上記のように膜式ガスメータの流路本体9の上部には、バルブシート台8が取り付けられ、その上にバルブシート7と回転バルブ6とが順に取り付けられる。バルブシート台8の下側には、分配室11と計量室10(図1)とが設けられている。またバルブシート台8の上側空間には、入口1からガスが供給される弁室4(図1)が設けられる。
回転バルブ6は、バルブシート7に対して回転可能に軸支されているもので、その円周方向のほぼ1/4の範囲に膜式ガスメータの上下方向にガスを通過させるためのゲート61を備えている。またバルブシート7には、ほぼ90°ごとに分割されたそれぞれ4つの分配口71が設けられ、バルブシート台8も同様にほぼ90°ごとに分割されたそれぞれ4つの分配室口81が設けられ、分配口71と分配室口81との位置が合うように取り付けられている。そして計量膜12の往復運動により回転バルブ6が回転することで、回転バルブ6のゲート61に連通する分配口71と分配室口81が決定される。
またバルブシート7とバルブシート台8には、分配室から回転バルブ6内へ排出された排出ガスを、流路本体の出口通路へ通過させるための流出口72,82が設けられ、各流出口72,82には、その中央部を横切るようリブ73,83がそれぞれ設けられている。バルブシート7のリブ73には、回転バルブ6の中心軸が取付けられる。
弁室4(図1)に供給されたガスは、回転バルブ6のゲート61を通過し、ゲート61に連通する分配口71及び分配室口81から分配室11側に取り込まれる。そしてガスはさらに分配室11の給排路を経て、流路本体9の計量室10に吸気される。計量室10は、上述のように4つに分割された計量空間からなっていて、各計量空間には分配室11の別々の給排路からガスが吸気される。
そして計量室10へのガスの吸気により計量膜12が変位することで、その反対側の計量室10からガスが排出される。排出されたガスは、バルブシート台8及びバルブシート7にそれぞれ設けられた4つの分配口71及び分配室口81のうち、ゲート61の反対側に位置する分配口71及び分配室口81から回転バルブ6の内部空間に取り込まれる。内部空間に取り込まれたガスは、再度流路本体9内の出口通路を通って排気口84へと導かれ、排気口84の上方に連結された排気通路を介して出口2(図1)から排気される。
図3は本発明による膜式ガスメータの流路本体の要部上面図で、図4は図3のA−A断面を示す図である。図4において、62は分配室に連通してガス排出流路の一部を構成する回転バルブの内部空間、91は回転バルブの内部空間に連通するガスの出口通路である。
図3に示すように、流路本体9には、計量室10(図1)から排出されたガスを排出するための出口通路91が設けられている。出口通路91は、ガスが流入する側のガス流入部91aと、ガスが流出する側のガス流出部91bとを有している。そして出口通路91のガス流入部91aの下方には、整流板92が設けられている。
図4において、入口1(図1)から供給されたガスは、回転バルブ6のゲート61を通過し、ゲート61に連通する分配口71及び分配室口81から分配室11側(ここでは図示せず)に取り込まれる。一方、計量室10から分配室11に排出されたガスは、ゲート61と反対側の分配室口81及び分配口71を通って、回転バルブ6の内部空間62に取り込まれる。そして内部空間62に取り込まれたガスは、流路本体9に設けられた出口通路91を通って排気口84へと導かれ、排気口84の上方に連結された排気通路を通って出口2(図1)から排気される。
上述のように本実施形態では、出口通路91内にガスの流れを整流するための整流板92が設けられている。整流板92は、分配室から排気されたガスが回転バルブ6を介して出口通路91に流入するガス流入部91aの下方に、垂直に設けられている。
図5は、本発明による膜式ガスメータの一実施形態における出口通路内のガスの流れを説明するための図で、図3のB−B断面を示す図である。また図6は、整流板がない現行の膜式ガスメータにおける出口通路内のガスの流れを説明するための図である。
図6に示すように、現行の膜式ガスメータを用いたガスの流れの可視化実験及びシミュレーションにより、出口通路91内の流れが非常に複雑でその流入部91aにおいては旋回流が見られることが分かった。回転バルブ6を通過後、出口通路91に流入するガスの流れは、常にその方向を変化させ、壁面に偏った分布を形成しながら出口通路91を通過する。
一方、図5に示すように、出口通路91内に整流板92を設けることによって、旋回流が見られなくなり、出口通路91内のガスがスムーズに出口に向かうように改善される。
旋回流は、流体抵抗を増大させる一因である。本実施形態に関わる構成によって、ガスの流れをスムーズにすることで流体抵抗を減らすことができ、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
整流板92は、流路本体9と一体成型で構成したものであってもよく、また流路本体9に対して整流板92を別部品として構成し、整流板92を流路本体9の所定位置に嵌め込むように構成してもよい。
図7は、流路本体に対してバルブシート台とバルブシートとを組み付けた状態を示す上面図である。上記のようにバルブシート7とバルブシート台8には、分配室11から回転バルブ6内へ排出された排出ガスを流路本体の出口通路91へ通過させるための流出口72,82が設けられ、各流出口72,82には、その中央部を横切るようリブ73,83がそれぞれ設けられている(図2参照)。
本発明に関わる実施形態では、上記のリブ73,83を整流板92と垂直方向になるように配置する。ここではバルブシート7とバルブシート台8を別部品で構成した例を示したが、この2部品を一体化部品として構成してもよい。
回転バルブ6を通過した後のガス流れは、バルブシート7及びバルブシート8台のリブ73,83によって出口通路幅方向(図7の上下方向)に分散する。その後、出口通路91の流入部91aに設けられた整流板92によって旋回流が抑制される。このような構成より、出口通路91の幅方向に流れが均一化され、旋回流を抑えることができるため、さらに流れがスムーズになり、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
図8は、本発明による膜式ガスメータの他の実施形態における出口通路内のガスの流れを説明するための図で、また図9は現行の膜式ガスメータにおける出口通路内のガスの流れを説明するための図である。
本発明に関わる実施形態では、バルブシート台8に設けられた流出口82の出口通路91側の開口の周縁をR(アール)形状とした。
図9に示すように、現行の膜式ガスメータを用いた流れの可視化実験及びシミュレーションにより、出口通路内の流れが非常に複雑でその天井部においては不規則な渦が発生していること分かった。回転バルブ6を通過後、出口通路91に流入するガスの流れは、バルブシート台8の流出口81の角(流出口81の出口通路91側の開口周縁部)で流れが剥離して、天井部に不規則な渦を発生させている。
一方、図8に示すように、流出口81の出口通路側91の角部にR(アール)形状85を設けることによって、ガスの流れの剥離が低減し、天井部の渦は発生しなくなって、出口通路91の深さ方向の流れがスムーズになる。
渦は流体抵抗を増大させる一因である。本実施形態に係わる構成によって、渦の発生を抑制することで、膜式ガスメータ全体の圧力損失を低減させることができる。
本発明を適用可能な膜式ガメータの具体的な構成例を説明するための部分断面図である。 図1に示す膜式ガスメータにおける流路本体、バルブシート台、バルブシート及び回転バルブの分解斜視図である。 本発明による膜式ガスメータの流路本体の要部上面図である。 図3のA−A断面を示す図である。 本発明による膜式ガスメータの一実施形態における出口通路内のガスの流れを説明するための図である。 整流板がない現行の膜式ガスメータにおける出口通路内のガスの流れを説明するための図である。 本発明による膜式ガスメータの流路本体に対してバブルシート台とバブルシートとを組み付けた状態を示す上面図である。 本発明による膜式ガスメータの他の実施形態における出口通路内のガスの流れを説明するための図である。 現行の膜式ガスメータにおける出口通路内のガスの流れを説明するための図である。 一般的な膜式ガスメータの計量動作を説明するための図である。
符号の説明
1…ガスの入口、2…ガスの出口、3…上ケース、4…弁室、5…リンク機構、6…回転バルブ、7…バルブシート、8…バルブシート台、9…流路本体、10…計量室、11…分配室、12…計量膜、13…伝達レバー、61…ゲート、62…内部空間、71…分配口、72,82…流出口、73,83…リブ、81…分配室口、84…排気口、85…アール形状、91…出口通路、91a…流入部、91b…流出部、92…整流板、101…カウンタ、102…回転バルブ、103…リンク機構、104…計量膜、105…計量室。

Claims (3)

  1. 往復運動可能な計量膜により区分される計量室と、該計量室へのガスの供給及び前記計量室からのガスの排出のための給排路を備えた分配室と、前記分配室に対するガスの供給及び該分配室からのガスの排気を制御する回転バルブと、前記分配室から前記回転バルブを通って排気されたガスを出口に向かって通過させる出口通路と、前記計量室に流入するガスの圧力差による前記計量膜の往復運動を前記回転バルブに伝えるリンク機構とを備え、前記回転バルブの回転運動によりガス流量を計量する膜式ガスメータにおいて、
    前記回転バルブから排気されるガスは、鉛直方向下方に向かって前記回転バルブから排気されて前記出口通路内に流入し、前記回転バルブの鉛直方向下方には、前記出口通路に流入したガスを整流する整流板が設けられ、該整流板は、該整流板の表裏面が鉛直方向に一致するように設置されていることを特徴とする膜式ガスメータ。
  2. 請求項1に記載の膜式ガスメータにおいて、該膜式ガスメータは、前記回転バルブと前記出口通路との間に、前記回転バルブを保持するバルブシートと、該バルブシートを保持するバルブシート台とを備え、前記バルブシート及び前記バルブシート台は、前記回転バルブを通って排気されたガスを前記出口通路に流入させるための流出口をそれぞれ備え、前記バルブシート及び前記バルブシート台のそれぞれの前記流出口にはリブが備えられ、各前記リブは、前記整流板と垂直方向に設けられていることを特徴とする膜式ガスメータ。
  3. 請求項に記載の膜式ガスメータにおいて、前記バルブシート台の前記出口通路側の開口の周縁をアール形状に形成したことを特徴とする膜式ガスメータ。
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