JP2020051814A - 水道メータケース - Google Patents

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Abstract

【課題】バイパス内での長期の水の滞留を防止可能な水道メータケースの提供。【解決手段】水道メータケース10は、水道メータ本体40が着脱可能に収容される内側ケース30を回動可能に外側ケース20に収容してなり、外側ケース20から突出する接続管部22,23に水道管がそれぞれ接続されて、内側ケース30が第1回動位置に位置すると上流側からの水全てが内側ケース30内を通過して下流側に流れ水道メータ本体40による流量測定が可能になり、内側ケース30が第2回動位置に位置すると上流側からの水全てが外側ケース20と内側ケース30の間のバイパス50を通過し下流側に流れる。内側ケース30が第1回動位置のときに、バイパス50を下流側の接続管部23内のみに連絡する第1及び第2の連絡路61,62が設けられ、接続管部23内の第1及び第2の連絡路61,62の開口は、接続管部23から異なる水圧を受ける位置に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、水道管に取り付けられた状態で、水道メータ本体を交換することが可能な水道メータケースに関する。
従来、この種の水道メータケースとして、外側ケース内に回動可能に嵌合された内側ケースに水道メータ本体が着脱可能に収容され、内側ケースが第1回動位置に位置すると水道メータ本体による流量測定が可能になり、内側ケースが第2回動位置に位置すると水道水の全てが外側ケースと内側ケースとの間のバイパスを通過して水道メータ本体を取り外し可能になるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−151674号公報(段落[0079])
ところで、上述した従来の水道メータケースでは、水道水の流量測定を行っている間にバイパス内に水道水が長期に亘って滞留することが問題になっていた。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、水道メータ本体が着脱可能に収容される内側ケースと、前記内側ケースを回動可能に収容する外側ケースとを備えてなり、前記外側ケースから突出する上流側と下流側の接続管部に水道管がそれぞれ接続されて、前記内側ケースが第1回動位置に位置すると前記上流側の接続管部からの水道水の全てが前記内側ケース内を通過して前記下流側の接続管部に流れて前記水道メータ本体による流量測定が可能になり、前記内側ケースが第2回動位置に位置すると前記上流側の接続管部からの水道水の全てが前記外側ケースと前記内側ケースとの間に備えたバイパスを通過して前記下流側の接続管部に流れる水道メータケースであって、前記内側ケースが前記第1回動位置に位置したときに、前記バイパスを前記上流側又は下流側の一方の接続管部内のみに連絡する第1及び第2の連絡路を備え、前記接続管部内の前記第1及び第2の連絡路の開口は、前記接続管部から異なる水圧を受ける位置に配置されている水道メータケースである。
請求項2の発明は、前記第1及び第2の連絡路は、前記接続管部と前記外側ケースとに跨って貫通し、前記外側ケースのうち前記内側ケースが前記第1回動位置に位置するときに前記内側ケース内に連通するメイン開口と間隔をあけて前記第1及び第2の連絡路の開口が配置されている請求項1に記載の水道メータケースである。
請求項3の発明は、前記外側ケース及び前記下流側の接続管部の外面間に跨る1対のリブが形成され、それら1対のリブの一方を前記第1の連絡路が貫通し、他方を前記第2の連絡路が貫通している請求項2に記載の水道メータケースである。
請求項4の発明は、前記接続管部の内面には、前記第1又は第2の一方のみの連絡路の開口の近傍に突部が備えられている請求項2又は3に記載の水道メータケースである。
請求項5の発明は、前記接続管部の内面のうち前記水道管側の開口縁に溝が形成され、前記溝に差し込まれたプレートにより前記連絡路の開口近傍の前記突部が形成されている請求項4に記載の水道メータケースである。
請求項6の発明は、前記第1と第2の連絡路は、前記接続管部の中心軸回りの略180度離れた2位置に配置されている請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の水道メータケースである。
請求項7の発明は、前記第1及び第2の連絡路によって前記バイパスが連絡される前記接続管部は、前記下流側の接続管部である請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の水道メータケースである。
請求項1の水道メータケースでは、外側ケースから突出する上流側と下流側の接続管部が水道管にそれぞれ接続され、内側ケースが第2回動位置に位置すると上流側の接続管部からの水道水の全てが外側ケースと内側ケースとの間に備えたバイパスを通過して、水道メータ本体の交換が可能になる。一方、内側ケースが第1回動位置に位置すると上流側の接続管部からの水道水の全てが内側ケース内を通過して水道メータ本体による流量測定が可能になる。その流量測定が可能な状態で、バイパスは、上流側又は下流側の一方の接続管部内のみに第1及び第2の連絡路によって連絡される。しかも、それら第1及び第2の連絡路の開口が、接続管部内から異なる水圧を受ける位置に配置されているので、水道水が、接続管部内から一方の連絡路、バイパス、他方の連絡路、接続管部内へと流れる。これによりバイパスにおける水道水の滞留が防がれる。
外側ケースのうち内側ケースが第1回動位置に位置するときに内側ケース内に連通するメイン開口を側方に拡張して第1及び第2の連絡路を形成してもよいし、請求項2の水道メータケースのように、外側ケースのメイン開口と間隔をあけて、第1及び第2の連絡路の開口が配置されるように第1及び第2の連絡路を形成してもよい。請求項2の構成のようにすれば、第1及び第2の連絡路が接続管部内から受ける水圧を容易に相違させることができる。
請求項3の水道メータケースでは、外側ケース及び下流側の接続管部の外面間に跨る1対のリブに第1と第2の連絡路を貫通させたことで、第1と第2の連絡路を容易に形成することができる。
請求項4の水道メータケースのように、接続管部の内面に、第1又は第2の一方のみの連絡路の開口の近傍に突部を備えることで、第1及び第2の連絡路が接続管部内から受ける水圧差を大きくすることができ、水道水がバイパスを流れ易くなる。また、請求項5の構成によれば、接続管部の内面のうち水道管側の開口から開口縁に工具を押しつけて溝を形成し、そこにプレートを差し込んで、連絡路の開口近傍の突部を容易に形成することができる。
請求項6の水道メータケースでは、第1と第2の連絡路は、接続管部の中心軸回りの略180度離れた2位置に配置されているので、水道水がバイパスをスムーズに流れる。
請求項7の水道メータケースでは、第1及び第2の連絡路によってバイパスが連絡される接続管部は、下流側の接続管部であるので、安定した水道水の流量測定が可能になる。
本開示の一実施形態に係る水道メータケースの斜視図 水道メータケースの側断面図 水道メータケースの平断面図 水道メータケースの分解斜視図 水道メータケースの側面図 内側ケースが第2回動位置のときの水道メータケースの平断面図 内側ケースが第2回動位置のときの水道メータケースの側断面図 (A)水道メータケースの背面図、(B)水道メータケースの突部周辺の拡大平断面図 他の実施形態に係る水道メータケースが(A)第1回動位置に配置されたときの平断面図、(B)第2回動位置に配置されたときの平断面図 (A)他の実施形態に係る水道メータケースの拡大平断面図、(B)他の実施形態に係る水道メータケースの拡大平断面図 他の実施形態に係る水道メータケースの拡大平断面図
以下、図1〜図8を参照しつつ水道メータケース10に水道メータ本体40を収容してなる水道メータ100の一実施形態について説明する。図1及び図2に示すように、水道メータケース10は、外側ケース20と、その内側に収容される内側ケース30とを備える。外側ケース20は、略円筒状をなし、内側ケース30は外側ケース20の軸方向の一端側から収容されている。以下、外側ケース20の円筒の軸方向を上下方向、外側ケース20の一端側を上側、他端側を下側として水道メータケース10の構造について説明する。なお、各図における矢印は、水流の向きを表している。
外側ケース20の外周面における上下方向の途中位置からは、相反する水平方向に上流側接続管部22と下流側接続管部23とが突出している。上流側接続管部22は、円筒状をなし、先端の外径が僅かに段付き状に大きくなっている。一方、下流側接続管部23は、円筒状をなし、先端にフランジ部23Fを有し、そのフランジ部23Fには、図示しない複数のボルト通し孔が貫通形成されている。そして、これら上流側接続管部22及び下流側接続管部23の先端に、それぞれ図示しない水道管が接続される。なお、上流側接続管部22の先端にもフランジ部が設けられていてもよい(例えば、図11に示すフランジ部22F)。
図3及び図5に示すように、下流側接続管部23の外面の周方向における左右の2箇所からは、1対の横リブ26B,26Bが張り出している。図3に示すように、1対の横リブ26B,26Bは、フランジ部23Fと外側ケース20との間を連絡し、フランジ部23F側から外側ケース20側に向かって下流側接続管部23からの張り出し量が徐々に大きくなっている。
図2及び図4に示すように、内側ケース30は、上面が開口した略円筒状をなし、その上下の両端部からは外側にフランジ部31F,31Fが突出している。それらフランジ部31F,31Fの外周面には、Oリング溝が形成されてそこにOリング38が装着されている。
内側ケース30内には、略円柱状の水道メータ本体40(図4参照)が、着脱可能に収容されている。水道メータ本体40は、内側ケース30の中継管部32,32に連通する内部流路41を有し、内部流路41を通過する水道水の流量を計測する。
内側ケース30は、外側ケース20に一端開口側から嵌合され、外側ケース20の他端開口の開口縁から内側に張り出した環状張出部29に上側から突き当てられていると共に、外側ケース20の上端部に固定された内側ケース押え19によって抜け止めされている。また、前述のOリング38は、内側ケース30のフランジ部31F,31Fの外周面と外側ケース20の内周面との間で押し潰されている。そして、それらフランジ部31F,31Fの間の内側ケース30の外周面と、外側ケース20の内周面との間にバイパス50になる空間が形成されている。
内側ケース30の外周面のうち上下方向の途中位置からは、相反する水平方向に前述の中継管部32,32が突出している。中継管部32,32の先端面は、外側ケース20の内周面に対応するように湾曲している。また、それら中継管部32の先端面には凹部(例えば、中継管部32の周方向に延びる溝)が形成されて、そこにシール部材35が装着されている。そして、図3に示すように、内側ケース30が外側ケース20の第1回動位置に配置されると、外側ケース20に形成されて内側に開口したメイン開口22A,23Aを通して中継管部32,32が上流側接続管部22と下流側接続管部23とに連通される。これにより、上流側接続管部22に接続される水道管からの水道水の全てが内側ケース30内を通過して下流側接続管部23に接続される水道管へと流れ、水道メータ本体40による流量測定が可能になる。
図6及び図7に示すように、内側ケース30を外側ケース20に対して第1回動位置から図2の時計回り方向に略60度回転させて第2回動位置に配置すると、中継管部32,32が上流側接続管部22及び下流側接続管部23からずれて外側ケース20の内周面によって閉塞される。これにより、上流側接続管部22からの水道水の全てがバイパス50内を通過して下流側接続管部23へと流れ、水道メータ本体40の交換が可能になる。なお、外側ケース20と内側ケース30との間には、外側ケース20を第1回動位置と第2回動位置とに位置決めする図示しないストッパが備えられている。
さて、図3に示すように、本実施形態の水道メータケース10には、内側ケース30が第1回動位置に位置している状態で、下流側接続管部23とバイパス50と連絡する第1と第2の連絡路61,62が設けられている。第1の連絡路61は、一方の横リブ26Bの先端面26Sに沿って直線状に延びて、下流側接続管部23の内面と外側ケース20の内面(詳細には、外側ケース20の内面のうち下流側の部分)とに開口している。また、第2の連絡路62は、他方の横リブ26Bの先端面26Sと外側ケース20の外周面とに沿って延びて、下流側接続管部23の内面と外側ケース20の内面(詳細には、外側ケース20の内面のうち上流側の部分)とに開口している。第2の連絡路62において下流側接続管部23の内面の開口側に配置される部分は、直線状になっている。
また、下流側接続管部23の内周面のうち、第1の連絡路61の下流側接続管部23内の開口の下流側近傍には、下流側接続管部23の周方向に延びる溝27が形成され(図1参照)、その溝27にプレートが差し込まれることで、下流側接続管部23の内面から突出する突部71が形成されている(図3及び図8(A)参照)。なお、プレートは下流側接続管部23の先端開口から挿入して溝27に圧入又は溶接にて固定すればよい。溝27は、下流側接続管部23の先端開口から挿入される工具によって形成してもよい。
本実施形態の水道メータケース10の構成に関する説明は以上である。次に、水道メータケース10の作用効果について説明する。本実施形態の水道メータケース10は、上流側接続管部22に上流側の水道管が接続される一方、下流側接続管部23に下流側の水道管が接続される(図2及び図3参照)。そして、通常は、内側ケース30が第1回動位置に位置した状態で使用され、上流側接続管部22からの水道水の全てが内側ケース30内を通過して下流側接続管部23へと流れる。そして、内側ケース30内の水道メータ本体40により水道水の流量が測定される。また、水道メータ本体40は、定期的にメンテナンスされ、その際には、内側ケース30が第2回動位置に配置される(図6及び図7参照)。すると、上流側接続管部22からの水道水の全てが外側ケース20と内側ケース30との間のバイパス50を通過して下流側接続管部23へと流れる。これにより、水道管を流れる水道水を止めることなく水道メータ本体40の交換が可能になる。そして、新規の水道メータ本体40に交換したら、内側ケース30を第1回動位置に戻せばよい。すると、再び、水道メータ本体40によって水道水の流量が測定される。
さて、本実施形態の水道メータケース10では、水道水の流量測定が行われている状態では、バイパス50が、第1及び第2の連絡路61,62によって下流側接続管部23のみに連絡される。ここで、それら第1及び第2の連絡路61,62の開口が、下流側接続管部23内から異なる水圧を受ける位置に配置されている。即ち、図8(B)に示すように、下流側接続管部23内のうち第1の連絡路61の開口の下流側近傍からは突部71が突出しているので、その突部71に水道水が衝突することで、下流側接続管部23内における第1の連絡路61の開口の方が、第2の連絡路62の開口より高い水圧を受ける。そして、水道水が、下流側接続管部23内から第1の連絡路61、バイパス50、第2の連絡路62、下流側接続管部23内へと流れる。
このように、本実施形態の水道メータケース10では、水道水の流量測定が行われている状態で、バイパス50を水道水が流れ、従来問題になっていたがバイパス50における水道水の滞留が防がれる。しかも、第1及び第2の連絡路61,62によってバイパス50が連絡される接続管部は、上流側接続管部22ではなく下流側接続管部23であるので、第1及び第2の連絡路61,62によって乱流、偏流等が生じたとしても、それらの影響を受けずに水道メータ本体40による安定した水道水の流量測定が可能になる。また、第1と第2の連絡路61,62は、下流側接続管部23の中心軸回りの略180度離れた2位置に配置されているので、水道水がバイパス50をスムーズに流れる。さらには、下流側接続管部23の内面に、第1の連絡路61の開口のみの近傍に突部71を備えることで、第1及び第2の連絡路61,62が下流側接続管部23内から受ける水圧差を大きくすることができ、水道水がバイパス50を流れ易くなる。
また、外側ケース20及び下流側接続管部23の外面間に跨る1対の横リブ26B,26Bに第1と第2の連絡路61,62が貫通している。本実施形態では、第1と第2の連絡路61,62に直線状の部分が設けられているので、第1と第2の連絡路61,62を水が流れやすくなっている。さらに、下流側接続管部23の内面に溝27を形成し、そこにプレートを差し込んで突部71を形成したので、突部71も形成も容易に行うことができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態において、図9(A)及び図9(B)に示されるように、第1と第2の連絡路61,62が両方とも直線状に形成されていてもよい。これら第1と第2の連絡路61,62は、下流側接続管部23の先端開口から例えばドリルを挿入して形成することができる。なお、この場合、例えば、内側ケース30は外側ケース20に対して第1回動位置(図9(A)参照)から略90度回転して第2回動位置(図9(B)参照)に配置される。
(2)上記実施形態では、第1と第2の連絡路61,62が、下流側接続管部23にのみ連通していたが、上流側接続管部22にのみ連通していてもよい。この場合、第1と第2の連絡路61,62が上流側接続管部22と外側ケース20の外面間に跨るリブ内に設けられてもよい。
(3)上記実施形態において、突部71を設ける代わりに、下流側接続管部23における第1の連絡路61の開口を、第2の連絡路62の開口よりも大きくすることで、第1の連絡路61に水を流入させ易くしてもよい。
(4)上記実施形態において、突部71を設ける代わりに、図10(A)に示すように、下流側接続管部23の内周面のうち第2の連絡路62の上流側近傍に上流側突部72を設けてもよい。この構成によっても、第2の連絡路62に比べて第1の連絡路61に水を流入させ易くすることができる。
(5)図10(B)に示すように、外側ケース20のメイン開口23Aを側方に拡張して第1及び第2の連絡路61,62を形成してもよい。なお、前記実施形態(図3)のように、第1及び第2の連絡路61,62の開口が、メイン開口23Aと一体にならずにメイン開口23Aと間隔をあけて配置されるように第1及び第2の連絡路61,62を形成すれば、第1及び第2の連絡路61,62が下流側接続管部23内から受ける水圧を容易に相違させることができる。
(6)上流側接続管部22又は下流側接続管部23の内周面において、第1の連絡路61の開口を、第2の連絡路62の開口よりも上流側に向けた構成としてもよい(図11参照)。この構成によっても、第2の連絡路62に比べて第1の連絡路61に水を流入させ易くすることができる。この構成として、図11に示す例では、第1及び第2の連絡路61,62が、上流側接続管部22に設けられ、第1及び第2の連絡路61,62の開口が、上流側接続管部22の内面に配置されている。
(7)上記実施形態において、第1と第2の連絡路61,62が、1対の横リブ26Bのうち一方の横リブ26B内のみに設けられていてもよい。この場合、例えば、第1と第2の連絡路61,62は、上下に配置される。また、第1と第2の連絡路61,62は、下流側接続管部23の周方向における上下の2箇所から張り出した縦リブ内にそれぞれ設けられていてもよい。
(8)上記実施形態では、第1と第2の連絡路61,62が、横リブ26B内に設けられていたが、横リブ26Bとは別に、外側ケース20内と下流側接続管部23内とに連通する管状部材を設けて、第1と第2の連絡路61,62をその管状部材内を通るように配置してもよい。
(9)上記実施形態では、突部71が、下流側接続管部23にプレートが取り付けられることで形成されていたが、下流側接続管部23に一体成形、又は、一体鋳造されていてもよい。また、上記実施形態では、突部71が、プレート状であったが、これに限定されるものではなく、例えば、ブロック状であってもよい。
(10)下流側接続管部23に、内周面が絞られた小径部と、小径部よりも内周面の径が大きい大径部とを設けて、第1の連絡路61の開口を大径部の内周面に配置し、第2の連絡路62の開口を小径部の内周面に配置してもよい。この構成では、ベンチュリ効果により、第1の連絡路61の開口が第2の連絡路62の開口よりも水圧が高い位置に配置されることとなり、第2の連絡路62に比べて第1の連絡路61に水を流入させ易くすることが可能となる。上記構成を、下流側接続管部23の代わりに上流側接続管部22に適用してもよい。
10 水道メータケース
20 外側ケース
30 内側ケース
40 水道メータ本体
50 バイパス
61 第1の連絡路
62 第2の連絡路

Claims (7)

  1. 水道メータ本体が着脱可能に収容される内側ケースと、前記内側ケースを回動可能に収容する外側ケースとを備えてなり、前記外側ケースから突出する上流側と下流側の接続管部に水道管がそれぞれ接続されて、前記内側ケースが第1回動位置に位置すると前記上流側の接続管部からの水道水の全てが前記内側ケース内を通過して前記下流側の接続管部に流れて前記水道メータ本体による流量測定が可能になり、前記内側ケースが第2回動位置に位置すると前記上流側の接続管部からの水道水の全てが前記外側ケースと前記内側ケースとの間に備えたバイパスを通過して前記下流側の接続管部に流れる水道メータケースであって、
    前記内側ケースが前記第1回動位置に位置したときに、前記バイパスを前記上流側又は下流側の一方の接続管部内のみに連絡する第1及び第2の連絡路を備え、
    前記接続管部内の前記第1及び第2の連絡路の開口は、前記接続管部から異なる水圧を受ける位置に配置されている水道メータケース。
  2. 前記第1及び第2の連絡路は、前記接続管部と前記外側ケースとに跨って貫通し、
    前記外側ケースのうち前記内側ケースが前記第1回動位置に位置するときに前記内側ケース内に連通するメイン開口と間隔をあけて前記第1及び第2の連絡路の開口が配置されている請求項1に記載の水道メータケース。
  3. 前記外側ケース及び前記下流側の接続管部の外面間に跨る1対のリブが形成され、それら1対のリブの一方を前記第1の連絡路が貫通し、他方を前記第2の連絡路が貫通している請求項2に記載の水道メータケース。
  4. 前記接続管部の内面には、前記第1又は第2の一方のみの連絡路の開口の近傍に突部が備えられている請求項2又は3に記載の水道メータケース。
  5. 前記接続管部の内面のうち前記水道管側の開口縁に溝が形成され、前記溝に差し込まれたプレートにより前記連絡路の開口近傍の前記突部が形成されている請求項4に記載の水道メータケース。
  6. 前記第1と第2の連絡路は、前記接続管部の中心軸回りの略180度離れた2位置に配置されている請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の水道メータケース。
  7. 前記第1及び第2の連絡路によって前記バイパスが連絡される前記接続管部は、前記下流側の接続管部である請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の水道メータケース。
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