JPH0967840A - 水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造 - Google Patents
水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造Info
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- JPH0967840A JPH0967840A JP24511395A JP24511395A JPH0967840A JP H0967840 A JPH0967840 A JP H0967840A JP 24511395 A JP24511395 A JP 24511395A JP 24511395 A JP24511395 A JP 24511395A JP H0967840 A JPH0967840 A JP H0967840A
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Abstract
とする、バイパス管を備えた水道機器の配管接続用装置
において、バイパス管に常時水流を生じさせるパイロッ
ト管をバイパス管内に配置する接続構造を提供する。 【解決手段】 一つの流入口7と第1と第2の流出口
9、11とを備えた第1接続手段5と、第1と第2の流
入口17、19と一つの流出口21とを備えた第2接続
手段15を設ける。水道機器2の連結部3、4はそれぞ
れ第1の流出口9と第1の流入口17へ接続され、第1
の流路を形成する。他方、バイパス管25が第2の流出
口11と第2の流入口15とに接続され、第2の流路を
形成する。三方弁5及び仕切弁23で流路の切替えを行
う。差圧発生手段103が第2接続手段の主流路18に
設けられ、パイロット管105がバイパス管内を、主流
路の差圧発生手段の上流の位置と、第1接続手段の第2
流出口の近くの位置の間で延びている。
Description
器の取付け交換或いは点検作業等を不断水で行うことを
可能とする、水道用機器をバイパスするバイパス管を備
えた配管接続用装置に関し、さらに詳細に言えば、この
バイパス管内に通常状態でも流れを生じさせるパイロッ
ト管の接続構造に関する。
接給水することが法的に規制されていた。そして、3階
より上に給水する場合には、一旦水を受水槽に受けてか
らポンプを使用して給水したり、或いは高架水槽にポン
プで上げてから給水していた。
問題になるなどして、3階以上にも直接給水する直圧給
水や、ブースターポンプを使用する直結増圧給水等の直
結給水が認められるようになってきた。
ることが義務付けられている。受水槽が設けられている
場合には、その交換作業を行っている間も、受水槽に溜
まった水を利用できるので、断水の問題は生じなかっ
た。
換する際には断水することとなる。そして高層の集合住
宅の場合には、各戸毎に断水する旨を連絡してから取り
替え作業をするのは大変な労力を伴う。
圧力が低下した時に下流側の汚染水が逆流する可能性が
あり、これを防止するために高性能の逆止弁の設置が要
求され、その定期的な点検が必要となる。この場合に
も、従来方式では点検中の断水は避けられない。
特願平7−171640号或いは特願平7−17164
1号において、水道配管に接続された水道機器の点検或
いは交換等の作業を不断水で行うことができる配管接続
用装置を提供した。この場合、水道機器を迂回するバイ
パス管を設けるが、通常の水道使用状態でもこのバイパ
ス管内に流れを生じさせるためにパイロット管を設け
る。このパイロット管は僅かの水を流せばよいので、細
い管が使用される。従って、外力が作用して変形した
り、或いは冬季に凍結したりするのを防止するために、
このパイロット管をずっと径の太いバイパス管内に配置
すると好都合である。本願発明は、その様なパイロット
管をバイパス管内に配置するのに好都合な接続構造を提
供することを目的とする。
するために、以下の構成とした。すなわち、一方の配管
の端部と前記水道機器の一方の流路連結部とを接続す
る、一つの流入口と第1と第2の流出口とを備えた第1
接続手段と、他方の配管の端部と前記水道機器の他方の
流路連結部とを接続する、第1と第2の流入口と一つの
流出口とを備えた第2接続手段とを設け、前記第1接続
手段の第2流出口と前記第2接続手段の第2流入口とを
バイパス管で接続する。第2接続手段の第2流入口が第
1流入口と流出口との間の流路に開口する位置の上流側
に差圧発生手段を設け、バイパス管内をパイロット管を
通し、差圧発生手段の上流の位置と第1接続手段の第2
流出口の近傍位置との間を連通する。パイロット管の一
端側は、第1接続手段に差圧発生手段を迂回して形成さ
れた段付孔に挿入しその段部に当接して接続され、他端
側は第1接続手段の第2流出口に接続するエルボの二つ
の真直部の間に拡がるリブに形成された挿入孔に挿入さ
れ、あるいはエルボの内部孔を通って、延びている。
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるのではない。
のバイパス管付き配管接続用装置(以下、単に「装置」
と言う。)を示す平面図であり、図において装置は符号
1でその全体を示されている。また、接続される水道機
器は、本実施例では量水器2である。なお、現在の量水
器には、他の機器或いは配管への接続部がフランジとな
ってボルト、ナットで締結されるタイプと、ネジ式タイ
プとがあるが、本実施例ではフランジ式の量水器で説明
する。以下、詳述する。
る。本実施例における第1の接続手段5は、三方弁であ
り、上流側の配管(図示せず)に接続される流入口7
と、量水器2の一方の開口即ち流路連結部(フランジ)
3に接続される第1の流出口9を備えている。三方弁5
はさらに第2の流出口11を備え、図示しないハンドル
を操作することにより、内部に配置されたボールが回転
し、流入口7と第1、第2の流出口9、11との連通を
切り換えられるようになっている。本実施例に使用する
三方弁5は、従来知られているタイプのもので差し支え
なく、その構成は良く知られているので、詳細な説明は
省略する。なお、本実施例の三方弁5は、第2流出口1
1の反対側に設けられたアーム13を備えている。これ
については後述する。
量水器2の他方の開口即ち流路連結部(フランジ)4と
を接続するための第2の接続手段15を備えている。本
実施例での第2接続手段15はチーズであり、量水器2
の他方の開口即ち流路連結部4に接続される第1の流入
口17と、下流側の配管に接続される流出口21を備
え、さらに、第2の流入口19を備えている。第2の流
入口19を備えた副流路20は、第1の流入口17と流
出口21との間を連通する主流路18の途中に連通して
いる(図5参照)。これについては後述する。なお、本
実施例のチーズ15は、第2流入口19の反対側に位置
してアーム22を備えている。これについても後述す
る。
仕切弁を使用しているが、これに限定されるものではな
い。この仕切弁は、チーズ15の第1の流入口17と量
水器2の他方の流路連結部4との間に配置され、外部か
ら操作することにより、第1の流入口17と量水器2と
の間の連通を開閉出来る。仕切弁23は、チーズ15の
第1流入口17へはナット24を使用してネジ結合され
ており、量水器2への接続部としては、量水器2のフラ
ンジ4に対応したフランジ23aを備え、このフランジ
23aには、量水器2のフランジ4に設けられた孔4a
に嵌合できるピン23bが植えられている。
はエルボ131と143を備え、これらを介して第1の
接続装置即ち三方弁5の第2の流出口11と、第2の接
続装置即ちチーズ15の第2の流入口19とに接続され
ている。
定する為の取付け手段26について図1及び図2を参照
して説明する。図2は、この取付け手段26を示す断面
図である。
第1流出口9に固定して取り付けられた、三方弁5内に
配置されたボールを所定の位置に保持するボール押さえ
であり、構成から言えば三方弁5の一部を構成すること
となる。図2に明らかなように、ボール押さえ27は内
部に貫通孔28を有する筒体をなし、他端側は外径が小
さくなった縮径部29となり、その縮径部29に隣接し
て径大部31が形成され、再び外径が縮径されて第1流
出口9への取付け部となっている。
26を構成する回転部材33が、ボール押さえ27に対
し回転可能ではあるが、軸方向移動不能の状態で取り付
けられている。本実施例では、回転部材33はさらに二
つの部材で構成され、その一つは、一端においてボール
押さえ27の縮径部29の外周に嵌合した、内部に貫通
孔を備えた回転筒35である。回転筒35のボール押さ
え27への取付け部側の外周には雄ねじ37が形成さ
れ、内周には他端側から軸方向所定の位置まで雌ねじ3
9が形成されている。雌ねじ39の内径は、ボール押さ
え27の内径より大きくなっている。また、回転筒35
の外周には、径方向外方へ伸びる複数の突起40が、円
周方向で所定の間隔で形成されている。
形成された雌ねじ43が回転筒35の雄ねじ37にきつ
く螺合し、両者は一体で回転するようになっている。ナ
ット41の他端側には径方向内方へ向いた丈の低い内フ
ランジ45が形成され、この内フランジ45の内側端面
47と、回転筒35のボール押さえ27への取付け部側
の端面36とで、ボール押さえ27の径大部31を両側
から挟みこんでいる。従って、回転部材33即ち回転筒
35とナット41とは、一体でボール押さえ27に対し
回転できるが、軸方向での移動は出来ないようになって
いる。回転部材33を回転させるには、回転筒35の突
起40に嵌合する適宜な工具を使用して行う。
52を有し、小径の第1筒部53と径大の第2筒部55
とを備えている。そして第1筒部53はボール押さえ2
7の貫通孔28に嵌合している。符号57はシールリン
グである。第2筒部55の外周には、回転筒35の雌ね
じ39に螺合する雄ねじ59が形成されている。61は
第2筒部55の端部に設けられたフランジで、量水器2
の接続端部即ちフランジ3に形成された貫通孔3aに対
応した位置に、貫通穴3aに嵌合できる寸法を有するピ
ン63を備えている。符号65はフランジ61の端面に
形成された溝に収納されたカップシールである。
ム13と、チーズ15のアーム22とは、両端にネジを
備えた連結棒67とナット68とで連結されている。6
9は第1中間フレームで、バイパス管25と連結棒67
とにそれぞれ嵌まる筒部70、71及びこれらを繋ぐ連
結部72を備えている。なお、図1には示されていない
が、連結部72の下面側には、本装置1を設置したとき
に接地可能な脚部が設けられ、上面側には量水器2を下
から受け止める量水器受け台が取り付けられている。
管25と連結棒67とにそれぞれ嵌まる筒部74、75
及びこれらを繋ぐ連結部76を備えている。なお、図1
には示されていないが、連結部76の下面側には、本装
置1を設置したときに接地可能な脚部が設けられてい
る。また、連結部76は図中で右方へ伸びる延長部77
を備えている。そして、図には示されていないが、取付
け手段26のスライド部材51のフランジ61の下部が
一部切り取られて平面となっており、この平面部分が延
長部77の上に載っている。従って、延長部77はスラ
イド部材51の回転を阻止する手段を提供している。
の排気ドレインバルブ91が取り付けられており、図3
の部分断面図で説明すると、三方弁5の第1流出口の外
周上部にドレインバルブ取付け座12が僅かに隆起して
形成されている。そしてその上面からボール押さえ27
の貫通孔28に達する孔が形成され、雌ねじ10が刻設
されている。符号93はドレインネジであり、頭部94
とネジ部95を備え、このネジ部95がドレインバルブ
取付け座12の雌ねじ10に螺合する。97はパッキン
であり、ドレインバルブ取付け座12の上面とドレイン
ネジ93の頭部94との間で圧縮され、気密、液密を保
つ。ドレインネジ93のネジ部95は、図4に示すよう
に、軸方向全長に渡って平面状にカットして形成された
カット面96が対向して設けられている。従って、この
ドレインネジ93を緩めると、貫通孔28の内部は、外
気に通じることとなる。このドレインバルブ91の使用
については後述する。なお、図3において符号6は三方
弁5内に収納されたボール弁体、8はボール弁体6に形
成された流路、14はボールシートである。
取付け手段26の回転筒35を一方向に回転させて、ス
ライド部材51を図2に2点鎖線で示される位置に後退
させておく。量水器2を量水器受け台に載せ、仕切弁2
3のフランジ23aのピン23bを量水器2のフランジ
4の孔4aに嵌める。次に、取付け手段26の回転筒3
5を先と反対方向に回転させて、スライド部材51を図
2に実線で示される位置に前進させる。ここで、三方弁
5において、流入口7と第1流出口9とが連通され、仕
切弁23が開かれると、水は、流入口7から第1流出口
9、取付け手段26のスライド部材51の貫通孔52、
量水器2、仕切弁23、チーズ15の第1流入口17、
流出口21へと流れ、第1の流路を形成する。
出口11が連通され、仕切弁23が閉じられると、水
は、流入口7から第2流出口11、バイパス管25、チ
ーズ15の第2流入口19、流出口21へと流れ、第2
の流路を形成する。即ち、三方弁5と仕切弁23とは第
1と第2の流路を切り換える流路切替え手段を提供する
こととなる。
て使用されるが、例えば量水器の交換作業を行う際に
は、三方弁5の連通を切替え、仕切弁を閉じると、先に
述べた第2の流路が画成される。この状態で回転筒74
を回転させてスライド部材を後退させる。これにより、
量水器2は装置1から取り外すことが出来る。この取り
替え作業を行っている場合にも、第2の流路が画成され
ているので、断水状態にはならない。
完了した時点では、三方弁5の第1流出口9から取付け
手段26、量水器2を通って仕切弁2に通じる流路部分
には空気が存在している。水の流れが第2流路から第1
流路へ切り換えられたときに、この空気がそのまま下流
側へ流れると、ブースタポンプがエアーロックを起こし
たり、量水器の針の過進、蛇口から出る水の飛散等と言
った問題が生じる。そこで、流路を第2流路から第12
流路に切り換えるのに先立ち、三方弁5はそのままの状
態で、仕切弁23を開き、排気ドレインバルブ91を開
く。すると、バイパス管25からの水は、仕切弁23か
ら量水器2を通って第1流出口へ向かっても流れること
となる。これにより、この流路部分に存在した空気が排
気ドレインバルブ91から排気される。その後、排気ド
レインバルブ91を締め、三方弁5を切り換えると、水
は第1流路を通って流れるようになる。
道の通常の使用状態即ち第1流路が開かれている状態で
もバイパス管25内に水の流れを生じさせる手段を備え
ている。この手段を設けないと、水道の通常の使用状態
においてバイパス管内に水が滞留してしまう。そしてそ
のままで水の流れを第1の流路から第2の流路に切り換
えると、その滞留していた水が下流側の流れ、飲用に供
される等して芳しくない。そこで、バイパス管25内に
常に新しい水が流入するようにするのである。以下、図
1及び図5、6を参照して説明する。
15の第2流入口19を含む副流路20は、第1流入口
17と流出口21とを繋ぐ主流路18の途中の開口10
1に連通している。そして、符号103は、差圧発生手
段としてのオリフィスであり、主流路18の開口101
より上流側に設けられている。差圧発生手段としてはベ
ンチュリー管等の利用も可能である。符号105は径の
細いパイロット管であり、図1に示されるように、その
一端107はチーズ15の主流路18にオリフィス10
3より上流の位置で連通し、他端109は、バイパス管
25の第1接続手段即ち三方弁5の第2流出口11に近
い位置まで延びて、バイパス管25内の流れに連通して
いる。なお、パイロット管105はバイパス管25の中
を延びている。オリフィス103で水流は絞られるの
で、オリフィス103の両側で圧力差が生じ、オリフィ
ス103の上流側の圧力が高くなる。そしてバイパス管
25は圧力が低くなるオリフィス103の下流側に繋が
っている。従って、上流から流れてくる水のごく一部
が、パイロット管105の一端107から入り、低圧側
の他端109へと流れ、さらにバイパス管25の中を流
れてオリフィス103の下流の位置にある開口101を
通って主流路18へ戻ることとなる。このようにして、
バイパス管25内へは、水道の通常の使用状態、即ち第
1の流路が開かれている場合でも、常に新しい水が流れ
ていることとなる。
イロン、架橋ポリエチレン等の合成樹脂性の細い管が使
用されるが、前述のように、それよりもずっと径の太い
バイパス管25内を通っているので、外力が作用して損
傷したり、或いは冬季に中の水が凍結してしまうことは
ない。
ズ15は、第1の流入口17を有する第1筒部111
と、第2の流入口19を備えた第2の筒部113と、流
出口21を備えた第3の筒部115と、第1と第2の筒
部の間に拡がるリブ117を備えている。そして、主流
路18のオリフィス103より上流の位置と副流路20
の開口101より上流の位置との間で、オリフィス10
3を迂回して連通するパイロット管接続孔119が、リ
ブ117を貫いて形成されている。この孔119は、本
実施例では3段になっており、主流路18に開口する径
の小さい第1孔部121と、これに続き、より径の大き
な第2孔部123と、さらに径の大きく副流路20に開
口する第3孔部125からなっている。そしてパイロッ
ト管105の一端107はこのパイロット管接続孔11
9に第3孔部125側から挿入され、第1と第2の孔部
121、123の間に形成される肩部127に当接して
配置される。すなわち、第1孔部121の径はパイロッ
ト管105の外径より小さく、第2孔部123の径はパ
イロット管の外径に対応するが、多少緩めでも或いは圧
入する程度でも構わない。第3の孔部125の径はパイ
ロット管105の外径より大きくなっているが、必ずし
もこの第3の孔部125は設ける必要はなく、第2の孔
部123がそのまま延びて副流路20に開口してもよ
い。
5の第2流出口11に接続する部分にエルボ131を0
を備えている。エルボ131は図6に示されるように、
第2流出口11に接続する側の第1真直部133と、第
1真直部133に略直交して延びる第2真直部135
と、第1、第2真直部を接続する湾曲部137を備え、
さらに、湾曲部137の内側で第1と第2の真直部の間
に拡がるリブ139を備えている。そして、湾曲部13
7を迂回する形で第1及び第2の真直部133、135
の内部を連通するパイロット管挿入孔141がリブ13
9を貫いて形成されている。
一端107がチーズ15のパイロット管接続孔119に
端部が肩部127に当てて挿入され、第3孔部125か
ら副流路20に入り、第2流入口19に接続されたエル
ボ143内を湾曲しながら通ってバイパス管25内を延
び、エルボ131に至ってパイロット管挿入孔141の
方向へ曲げられてこの挿入孔141内を通り、第1真直
部133の挿入孔141の開口部に対向する内壁部分に
当たって曲げられ、三方弁5の第2流出口11の近くま
で延びている。パイロット管挿入孔141の径は、パイ
ロット管105の径に対し、多少緩めでも或いは圧入気
味でもよい。
固定用の部材を使用すること無く配置、接続され、この
状態に保持される。水道の通常の使用状態、即ち第1の
流路が開かれている場合には、パイロット管105に一
端側から他端側へと少量の水が流れ、バイパス管25内
にもチーズ15の第2流入口への流れが生じるが、その
流れは緩やかであり、パイロット管105の固定状態に
何ら影響はない。第2の流路に切り換えられた場合、バ
イパス管25内を相当量の水が流れるが、パイロット管
の一端107側の端部は接続孔119の肩部127に当
接しており、さらにパイロット管105は複数カ所で曲
げられ、バイパス管の内壁面に当たっているので、これ
らの部分でも抵抗が与えられてパイロット管105が動
いてしまうことはない。
にパイロット管挿入孔141を形成せず、パイロット管
105の他端109側は、図1に於いて2点鎖線で示す
ようにエルボ131内を第2真直部135、湾曲部13
7、第1真直部133を通り、チーズ15の第2流出口
19へと延びていてもよい。この場合でも十分な保持力
が作用するが、特に流量の少ない配管に使用する場合に
はこれで十分である。また、パイロット管105として
比較的に硬度の高いナイロン或いは架橋ポリエチレン等
を使用すれば、変形抵抗も大きくなり、パイロット管が
流されてしまうことはない。
る損傷、或いは冬季の凍結を防止するためにパイロット
管をバイパス管内に配置するに際し、パイロット管を固
定するための特別な部材を必要としない、しかもパイロ
ット管の取付け自体もきわめて簡単に行える、パイロッ
ト管の接続構造が提供でき、きわめて便宜である。
す平面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 一方の配管の端部と量水器等の水道機器
の一方の流路連結部とを接続する、一つの流入口と第1
と第2の流出口とを備えた第1接続手段と、他方の配管
の端部と前記水道機器の他方の流路連結部とを接続す
る、第1と第2の流入口と一つの流出口とを備えた第2
接続手段と、前記第1接続手段の第2流出口と前記第2
接続手段の第2流入口とに接続された、前記水道機器を
迂回することとなるバイパス管と、前記第1接続手段の
第1流出口と前記水道機器と前記第2接続手段の第1流
入口とを通る第1の流路と、前記第1接続手段の第2流
出口と前記バイパス管と前記第2接続手段の第2流入口
とを通る第2の流路との間で水の流れを切り替える流路
切替え手段と、前記水道機器を前記接続装置へ着脱自在
に取り付ける取付け手段と、前記第2接続手段の前記第
1の流入口と前記流出口とを繋ぐ主流路内で、該主流路
へ前記第2流入口からの副流路が開口する位置より上流
側に設けられた差圧発生手段と、前記バイパス管内を伸
長し、一端が、前記第2接続手段の前記主流路に前記差
圧発生手段より上流側で連通し、他端が、前記バイパス
管の途中に連通しているパイロット管を備えた、水道用
機器のバイパス管付き配管接続用装置におけるパイロッ
ト管の接続構造において、前記第2接続手段は、前記主
流路の前記差圧発生手段より上流側の位置と、前記副流
路の前記主流路への開口位置より上流側の位置との間
で、前記差圧発生手段を迂回して連通する、前記主流路
へ開口する小径部と該小径部に繋がり該小径部より径の
大きい前記副流路へ連通する大径部とからなるパイロッ
ト管接続孔を備え、前記パイロット管の一端は、該パイ
ロット管接続孔に挿入されてその端部は前記小径部と大
径部との境に形成される肩部に当接して配置され、前記
バイパス管は、前記第1接続手段の前記第2流出口に連
通するエルボを備え、前記パイロット管の前記他端は、
前記エルボを介して前記第2流出口に近接して位置させ
られていることを特徴とする、パイロット管の接続構
造。 - 【請求項2】 請求項1記載のパイロット管の接続構造
において、前記第2接続手段はチーズからなり、該チー
ズは前記第1流入口を備えた第1筒部と、前記第2流入
口を備えた第2筒部と、前記流出口を備えた第3筒部
と、前記第1筒部と第2筒部との間に延びるリブを備
え、前記パイロット管接続孔は、前記リブを貫いて形成
されていることを特徴とする、パイロット管の接続構
造。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のパイロット管
の接続構造において、前記パイロット管の前記他端は、
前記エルボの孔内を通って前記第2流出口に近接する位
置まで伸長していることを特徴とする、パイロット管の
接続構造。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載のパイロット管
の接続構造において、前記エルボは、前記第1接続手段
の前記第2流出口に接続する第1の真直部と、該第1の
真直部に略直交する第2の真直部と、これら二つの真直
部を繋ぐ湾曲部と、前記湾曲部の内側で前記第1と第2
の真直部との間で延びるリブとを備え、前記リブに、前
記湾曲部を迂回する前記第1と第2の真直部との内部を
接続するパイロット管挿入孔が形成され、前記パイロッ
ト管の前記他端は、前記第1の真直部から第2の真直部
へと前記パイロット管挿入孔を通り、さら前記第2流出
口に近接する位置まで伸長していることを特徴とする、
パイロット管の接続構造。
Priority Applications (1)
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JP7245113A JP3013287B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造 |
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JP7245113A JP3013287B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0967840A true JPH0967840A (ja) | 1997-03-11 |
JP3013287B2 JP3013287B2 (ja) | 2000-02-28 |
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JP7245113A Expired - Lifetime JP3013287B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造 |
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JP (1) | JP3013287B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012046935A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 水道用メータホルダーにおける逆止弁の装嵌構造 |
JP2020051814A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 愛知時計電機株式会社 | 水道メータケース |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7245113A patent/JP3013287B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012046935A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 水道用メータホルダーにおける逆止弁の装嵌構造 |
JP2020051814A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 愛知時計電機株式会社 | 水道メータケース |
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