JP2021000693A - スリッタ装置 - Google Patents

スリッタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021000693A
JP2021000693A JP2019115454A JP2019115454A JP2021000693A JP 2021000693 A JP2021000693 A JP 2021000693A JP 2019115454 A JP2019115454 A JP 2019115454A JP 2019115454 A JP2019115454 A JP 2019115454A JP 2021000693 A JP2021000693 A JP 2021000693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roll
rotary blade
outer peripheral
peripheral surface
intersection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019115454A
Other languages
English (en)
Inventor
雄一郎 今村
Yuichiro Imamura
雄一郎 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019115454A priority Critical patent/JP2021000693A/ja
Publication of JP2021000693A publication Critical patent/JP2021000693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】切断したシート状材料の品質低下を抑制することが可能な、ギャングスリット方式のスリッタ装置を提供する。【解決手段】スリッタ装置1は、ギャングスリット方式でシート状材料20をスリット加工する。スリッタ装置1は、第1回転刃110、第2回転刃120、第1ガイドロール130、および第2ガイドロール140を備える。第1回転刃110は、環状の第1外周面112を、第1回転軸111を中心として回転させる。第2回転刃120は、環状の第2外周面122を、第1回転軸111と平行な第2回転軸121を中心として回転させる。第1ガイドロール130は、第1回転軸111から見て第2回転軸121が位置する側に配置され、第1外周面112に対向する。第2ガイドロール140は、第2回転軸121から見て第1回転軸111が位置する側に配置され、第2外周面122に対向する。【選択図】図1

Description

本発明は、ギャングスリット方式でシート状材料をスリット加工するスリッタ装置に関する。
シート状の材料をギャングスリット方式でスリット加工するスリッタ装置が知られている。例えば、図4に例示するスリッタ装置3は、ギャングスリット方式でシート状材料40をスリット加工する。スリッタ装置3は、円盤状の回転刃310および回転刃320を備える。回転刃310は、軸311を中心として回転する。回転刃320は、軸311と平行な軸321を中心として回転する。軸311および軸321の軸方向(図4において紙面に直交する方向)から見た場合に、回転刃310の外周と回転刃310の外周は、2つの交点で交差する。2つの交点のうち、シート状材料の進行方向上流側の交点を点P5、進行方向下流側の交点を点P6とする。回転刃310および回転刃320は、シート状材料40を点P5でスリット条41とスリット条42に切断する。切断後、スリット条41は、回転刃310の外周によって案内された後、点P6を通過して、回転刃310から離間する。スリット条42は、回転刃320の外周によって案内された後、点P6を通過して、回転刃320から離間する。
また、特許文献1に開示されているギャングスリッタ装置は、金属帯が剪断されることで形成された上側スリット条および下側スリット条の各々を、上側スリット条ガイドロールおよび下側スリット条ガイドロールによって同一のリコイラに案内する。上側スリット条および下側スリット条は、リコイラによって巻き取られる。
特開2015−85391号公報
図4に示すスリッタ装置3を用いてシート状材料40を切断した場合、スリット条41の切断面およびスリット条42の切断面は、点P6で交差し、擦れてしまう。これにより、シート状材料40の品質が低下する可能性がある。特にリチウムイオン二次電池等の二次電池(例えば、電解質として固体電解質が採用されたいわゆる全固体電池)のシート状電極材料をスリット加工する際に、このような擦れが生じると、スリット後のシート状電極自体の品質を低下させ得るため、好ましくない。
また、特許文献1に開示されているギャングスリッタ装置では、切断された2つのスリット条の各々の切断面は、2つの回転刃の下流側の交点では接触しにくいが、スリット条ガイドロールで接触してしまう。特許文献1に開示されているスリッタ装置を改良し、切断された2つのスリット条の各々が再度交差しないように別々のリコイラまで案内することも考えられる。しかし、回転刃の軸方向から見た場合に、2つの回転刃が重なる量は非常に僅かである。従って、特許文献1の装置を改良する方法では、2つのスリット条ガイドロールの位置を厳密に規定する必要があり、且つ、切断された2つのスリット条の各々を大幅に離間させることも困難である。よって、切断されたスリット条に加わる張力の緩み等が生じただけで、各々の切断面が再度接触してしまう可能性がある。
本発明の典型的な目的は、切断したシート状材料(例えば全固体電池その他の二次電池用のシート状電極)の品質低下を抑制することが可能な、ギャングスリット方式のスリッタ装置を提供することである。
かかる目的を実現すべく、ここに開示される一態様のスリッタ装置は、ギャングスリット方式でシート状材料をスリット加工するスリッタ装置であって、環状の第1外周面を、第1回転軸を中心として回転させる第1回転刃と、環状の第2外周面を、上記第1回転軸と平行な第2回転軸を中心として回転させると共に、上記第1回転軸および上記第2回転軸の軸方向から見た場合に上記第2外周面が上記第1外周面と交差するように配置される第2回転刃と、上記第1回転軸から見て上記第2回転軸が位置する側に配置され、上記第1回転刃の上記第1外周面に対向する第1ガイドロールと、上記第2回転軸から見て上記第1回転軸が位置する側に配置され、上記第2回転刃の上記第2外周面に対向する第2ガイドロールと、を備え、上記第1回転軸および上記第2回転軸の軸方向から見た場合の、上記第1外周面と上記第2外周面の2つの交点のうち、上記シート状材料の進行方向上流側の交点を第1交点、上記進行方向下流側の交点を第2交点とした場合に、上記第1回転刃と上記第2回転刃は、上記シート状材料を上記第1交点で第1スリット条と第2スリット条に切断し、上記第1交点で切断された上記第1スリット条は、上記第2交点よりも上記進行方向上流側の離間位置まで上記第1回転刃の上記第1外周面によって案内された後、上記第1ガイドロールによって上記第2スリット条から離間する方向に案内され、上記第1交点で切断された上記第2スリット条は、上記第2交点よりも上記進行方向上流側の離間位置まで上記第2回転刃の上記第2外周面によって案内された後、上記第2ガイドロールによって上記第1スリット条から離間する方向に案内されることを特徴とする。
かかるスリッタ装置では、第1ガイドロールおよび第2ガイドロールの位置を厳密に規定する必要はない。一方で、シート状材料が切断された後、第1スリット条と第2スリット条は互いに離間する方向に案内され、第1スリット条と第2スリット条の擦れを抑制できる。従って、第1ガイドロールおよび第2ガイドロールの配置を容易にしつつ、切断したシート状材料の品質低下を抑制することができる。
本実施形態のスリッタ装置1の要部側面図である。 図1のI−I線断面を模式的に示す図である。 変形例に係るスリッタ装置2の要部側面図である。 従来のスリッタ装置3の要部側面図である。
以下、本開示における典型的な実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
本明細書において、「二次電池」とは、繰り返し充放電可能な蓄電デバイス一般をいう。二次電池には、電解質として固体電解質が採用される全固体電池が含まれる。全固体電池は、全固体リチウムイオン二次電池、および、リチウムイオン以外の金属イオンを電荷担体とする電池(例えば、ナトリウムイオン二次電池、マグネシウムイオン二次電池等)を包含する。
図1および図2を参照して、本開示に係るスリッタ装置1について説明する。スリッタ装置1は、いわゆるギャングスリット方式のスリッタ装置である。スリッタ装置1は、シート状材料20をスリット加工する。シート状材料20は、薄板状の材料である。シート状材料20には、帯状の材料も含まれる。例えば、帯状の材料が巻回されたロール状の材料が、シート状材料20として用いられてもよい。シート状材料20の好適例としては、シート状の金属箔(集電体)の表面に電極活物質等を含む所定の組成の電極(正極または負極)合材層が形成されたシート状電極(正極または負極)が挙げられる。例えば、全固体リチウムイオン二次電池その他の二次電池の電極材料であってもよい。
スリッタ装置1は、少なくとも1つの第1回転刃110と、少なくとも1つの第2回転刃120とを備える。本開示では、スリッタ装置1が1つの第1回転刃110と1つの第2回転刃120を備える例を示す。第1回転刃110は、環状の第1外周面112を、第1回転軸111を中心として回転させる。第2回転刃120は、環状の第2外周面122を、第1回転軸111と平行な第2回転軸121を中心として回転させる。
第2回転刃120は、第1回転軸111および第2回転軸121の軸方向(図1において紙面に直交する方向、図2において左右方向)から見た場合に、第2外周面122が第1外周面112と交差するように配置される。詳細には、第1回転軸111および第2回転軸121の軸方向から見た場合に、第1外周面112と第2外周面122は、第1交点P1および第2交点P2で交差する。図1における太い黒矢印は、シート状材料20がスリッタ装置1によってスリッタ加工される場合の、シート状材料20の進行方向を示す。第1交点P1は、シート状材料20の進行方向上流側の交点である。第2交点P2は、進行方向下流側の交点である。
スリッタ装置1は、第1ガイドロール130および第2ガイドロール140を更に備える。第1ガイドロール130は、第1回転軸111から見て第2回転軸121が位置する側(図1および図2において下側)に配置されている。第1ガイドロール130は、第1回転刃110の第1外周面112に対向する。第2ガイドロール140は、第2回転軸121から見て第1回転軸111が位置する側(図1および図2において上側)に配置されている。第2ガイドロール140は、第2回転刃120の第2外周面122に対向する。
第1回転刃110および第2回転刃120は、シート状材料20を第1交点P1で第1スリット条21と第2スリット条22に切断する。第1回転軸111は、例えば、モータ(図示略)に直接または間接的に接続され、モータが駆動されることで、第1回転軸111が回転されてもよい。また、第2回転軸121は、例えば、モータ(図示略)に直接または間接的に接続され、モータが駆動されることで、第2回転軸121が回転されてもよい。第1回転軸111および第2回転軸121が回転されることで、第1回転刃110および第2回転刃120が回転して、シート状材料20が切断される。第1回転軸111および第2回転軸121は、同じモータに接続されてもよいし、それぞれ別個のモータに接続されてもよい。
第1交点P1で切断された第1スリット条21は、第2交点P2よりも進行方向上流側の離間位置S1まで、第1回転刃110の第1外周面112によって案内される。その後、第1スリット条21は、第1ガイドロール130によって、第2スリット条22から離間する方向(図1において斜め下方)に案内される。これにより、第1スリット条21は、離間位置S1まで第1外周面112によって案内された後、第1外周面112から離間する。第1交点P1で切断された第2スリット条22は、第2交点P2よりも進行方向上流側の離間位置S2まで、第2回転刃120の第2外周面122によって案内される。その後、第2スリット条22は、第2ガイドロール140によって、第1スリット条21から離間する方向(図1において斜め上方)に案内される。これにより、第2スリット条22は、離間位置S2まで第2外周面122によって案内された後、第2外周面122から離間する。
本実施形態では、第1ガイドロール130の回転軸は、第2回転軸121と同軸上に配置されている。第1ガイドロール130の回転軸が回転されることで、第1ガイドロール130が回転される。また、本実施形態では、第2ガイドロール140の回転軸は、第1回転軸111と同軸上に配置されている。第2ガイドロールの回転軸が回転されることで、第2ガイドロールが回転される。
なお、第1ガイドロール130の回転軸は、第2回転軸121と平行であってもよい。第2ガイドロール140の回転軸は、第1回転軸111と平行であってもよい。第1ガイドロール130の回転軸は、例えば、モータ(図示略)に直接または間接的に接続され、モータが駆動されることで、第1ガイドロール130の回転軸が回転されてもよい。第2ガイドロール140の回転軸は、例えば、モータ(図示略)に直接または間接的に接続され、モータが駆動されることで、第2ガイドロール140の回転軸が回転されてもよい。第1ガイドロール130の回転軸と第1回転軸111は、同じモータに接続されてもよい。第2ガイドロール140の回転軸と第2回転軸121は、同じモータに接続されてもよい。第1ガイドロール130の回転軸と第2ガイドロール140の回転軸が、同じモータに接続されてもよい。
次に、図3を参照して、変形例に係るスリッタ装置2について説明する。スリッタ装置2は、ギャングスリット方式で、シート状材料20をスリット加工する。図3において、状態2Aは、待機時のスリッタ装置2の状態を示し、状態2Bは、切断時のスリッタ装置2の状態を示す。
スリッタ装置2は、スリッタ装置1と同様、少なくとも1つの第1回転刃210と、少なくとも1つの第2回転刃220とを備える。本開示では、スリッタ装置2が1つの第1回転刃210と1つの第2回転刃220を備える例を示す。第1回転刃210は、環状の第1外周面212を、第1回転軸211を中心として回転させる。第2回転刃220は、環状の第2外周面222を、第1回転軸211と平行な第2回転軸221を中心として回転させる。
スリッタ装置2は、第1ガイドロール(図示略)および第2ガイドロール240を更に備える。第1ガイドロールは、第1回転軸211から見て第2回転軸221が位置する側(図3において下側)に配置されている。第1ガイドロールは、第1回転刃210の第1外周面212に対向する。第2ガイドロール240は、第2回転軸221から見て第1回転軸211が位置する側(図3において上側)に配置されている。第2ガイドロール240は、第2回転刃220の第2外周面に対向する。
第1ガイドロールの回転軸は、第2回転軸221と同軸上に配置されている。第2ガイドロールの回転軸は、第1回転軸211と同軸上に配置されている。例えば、第1ガイドロールの回転軸および第2回転軸221は、モータ(図示略)に直接または間接的に接続されてもよい。この場合、モータが駆動されることで、第1ガイドロールの回転軸および第2回転軸221が回転されて、第1ガイドロールおよび第2回転刃220が回転される。例えば、第2ガイドロールの回転軸および第1回転軸211は、モータ(図示略)に直接または間接的に接続されてもよい。この場合、モータが駆動されることで、第2ガイドロールの回転軸および第1回転軸211が回転されて、第2ガイドロールおよび第1回転刃210が回転される。
第2ガイドロール240の回転軸211と外周との間には、弾性体241(例えば、弾性樹脂等)が設けられている。本実施形態では、弾性体241は環状に設けられている。同様に、図示しないが、第1ガイドロールの回転軸221と外周との間にも、弾性体(例えば、弾性樹脂等)が設けられている。本実施形態では、第1ガイドロールの弾性体は環状に設けられている。
スリッタ装置2が待機している状態(状態2A)で、第1回転軸211および第2回転軸221の軸方向(図3において紙面に直交する方向)から見た場合に、第1回転刃210および第2回転刃220は重ならない。スリッタ装置2が切断動作している状態(状態2B)では、状態2Aに比べて、第1回転軸211と第2回転軸221は近くに位置する。この状態で、第1回転軸211および第2回転軸221の軸方向から見た場合に、第1回転刃210および第2回転刃220は重なる。
状態2Bでは、第2ガイドロール240は、第1回転軸211と第2回転軸221が相対的に近付いたことに伴い、第2回転刃220の第2外周面222に向かって押し付けられる。第2ガイドロール240の弾性体241は変形する。これにより、第1回転刃210および第2回転刃220の重なりを維持した状態で、第2ガイドロール240は、第1回転刃210よりも第2回転軸221から離れた位置に位置する。また、第1ガイドロールは、第1回転軸211と第2回転軸221が相対的に近付いたことに伴い、第1回転刃210の第1外周面212に向かって押し付けられる。第1ガイドロールの弾性体は変形する。これにより、第1回転刃210および第2回転刃220の重なりを維持した状態で、第1ガイドロールは、第2回転刃220よりも第1回転軸211から離れた位置に位置する。このようにして、スリッタ装置2は、シート状材料20を切断しつつ、シート状材料20を押さえて案内することができる。
第1回転軸211および第2回転軸221の軸方向から見た場合に、第2ガイドロール240は、点P3で切断されたシート状材料20を、点P3よりも進行方向下流側の点P4で押さえることが可能である。また、第1ガイドロールは、点P3で切断されたシート状材料20を、点P3よりも進行方向下流側の点P4で押さえることが可能である。
上記実施形態および変形例では、第1ガイドロールは、第1回転軸から見て第2回転軸が位置する側に配置され、第1回転刃の第1外周面に対向する。また、第2ガイドロールは、第2回転軸から見て第1回転軸が位置する側に配置され、第2回転刃の第2外周面に対向する。従って、第1ガイドロールおよび第2ガイドロールの位置を厳密に規定する必要はない。一方で、シート状材料20が切断された後、第1スリット条21と第2スリット条22は互いに離間する方向に案内され、第1スリット条21と第2スリット条22の擦れを抑制できる。よって、第1ガイドロールおよび第2ガイドロールの配置を容易にしつつ、切断したシート状材料20の品質低下を抑制することができる。
例えば、シート状材料20として、全固体電池等の二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)用のシート状電極材料を用いた場合、切断した電極材料(即ち、シート状電極)の切断面の擦れを抑制できる。従って、例えば、切断した電極材料(シート状電極)にバリが生じたり、集電体上の電極合材層が変形したり崩れたりするのを抑止することができる。よって、本スリッタ装置2により切断した電極材料からなるシート状電極の品質低下を抑制することができる。
上記実施形態および変形例では、第1ガイドロールの回転軸が第2回転軸と同軸上に配置され、第2ガイドロールの回転軸が第1回転軸と同軸上に配置される例を示した。この場合、第1ガイドロールおよび第2ガイドロールの位置を更に容易に規定することができる。ただし、第1ガイドロールの回転軸は、第2回転軸と同軸上に配置されていなくてもよい。同様に、第2ガイドロールの回転軸は、第1回転軸と同軸上に配置されていなくてもよい。
上記実施形態および変形例で開示された技術は一例に過ぎない。従って、上記で例示された技術を変更することも可能である。上記実施形態および変形例では、スリッタ装置が1つの第1回転刃と1つの第2回転刃を備える例を示した。しかし、スリッタ装置は、複数の第1回転刃を備えてもよいし、複数の第2回転刃を備えてもよい。この場合、シート状材料20を切断して、3条以上のスリット条を形成することができる。
1,2 スリッタ装置
20 シート状材料
21 第1スリット条
22 第2スリット条
110,210 第1回転刃
111,211 第1回転軸
112,212 第1外周面
120,220 第2回転刃
121,221 第2回転軸
122,222 第2外周面
130 第1ガイドロール
140,240 第2ガイドロール
P1 第1交点
P2 第2交点
S1,S2 離間位置

Claims (1)

  1. ギャングスリット方式でシート状材料をスリット加工するスリッタ装置であって、
    環状の第1外周面を、第1回転軸を中心として回転させる第1回転刃と、
    環状の第2外周面を、前記第1回転軸と平行な第2回転軸を中心として回転させると共に、前記第1回転軸および前記第2回転軸の軸方向から見た場合に前記第2外周面が前記第1外周面と交差するように配置される第2回転刃と、
    前記第1回転軸から見て前記第2回転軸が位置する側に配置され、前記第1回転刃の前記第1外周面に対向する第1ガイドロールと、
    前記第2回転軸から見て前記第1回転軸が位置する側に配置され、前記第2回転刃の前記第2外周面に対向する第2ガイドロールと、
    を備え、
    前記第1回転軸および前記第2回転軸の軸方向から見た場合の、前記第1外周面と前記第2外周面の2つの交点のうち、前記シート状材料の進行方向上流側の交点を第1交点、前記進行方向下流側の交点を第2交点とした場合に、
    前記第1回転刃と前記第2回転刃は、前記シート状材料を前記第1交点で第1スリット条と第2スリット条に切断し、
    前記第1交点で切断された前記第1スリット条は、前記第2交点よりも前記進行方向上流側の離間位置まで前記第1回転刃の前記第1外周面によって案内された後、前記第1ガイドロールによって前記第2スリット条から離間する方向に案内され、
    前記第1交点で切断された前記第2スリット条は、前記第2交点よりも前記進行方向上流側の離間位置まで前記第2回転刃の前記第2外周面によって案内された後、前記第2ガイドロールによって前記第1スリット条から離間する方向に案内されることを特徴とする、スリッタ装置。

JP2019115454A 2019-06-21 2019-06-21 スリッタ装置 Pending JP2021000693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115454A JP2021000693A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 スリッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115454A JP2021000693A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 スリッタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021000693A true JP2021000693A (ja) 2021-01-07

Family

ID=73993716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115454A Pending JP2021000693A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 スリッタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021000693A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245144B1 (ko) * 2020-10-22 2021-04-28 주식회사 진영엠티 장력 센싱 데이터를 기반으로 일정 장력을 유지하는 금속박판 절단장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08243978A (ja) * 1995-03-06 1996-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 切断装置
JP2018202544A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 Dowaメタルテック株式会社 スリット装置およびスリット方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08243978A (ja) * 1995-03-06 1996-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 切断装置
JP2018202544A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 Dowaメタルテック株式会社 スリット装置およびスリット方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245144B1 (ko) * 2020-10-22 2021-04-28 주식회사 진영엠티 장력 센싱 데이터를 기반으로 일정 장력을 유지하는 금속박판 절단장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017132019A (ja) 電極製造装置
WO2017014233A1 (ja) リチウムイオン二次電池の電極組立体及びその製造方法
JP2021000693A (ja) スリッタ装置
JP2017196669A (ja) 電極製造設備
JP2017224568A (ja) 電極製造設備
JP2009066676A (ja) ロータリーダイカッター
JP5682412B2 (ja) ロータリーダイカッターのダイカットロール
JP6809139B2 (ja) 電極製造装置
JP6620970B2 (ja) 巻回装置、蓄電素子の製造方法、及び蓄電素子
JP3619618B2 (ja) 電池の電極用の原反の切断装置及び帯状体の切断装置
JP2000167794A (ja) 切断装置
JP2015213982A (ja) 電極の製造装置および電極の製造方法
CN212287904U (zh) 组合刀具及具有其的分切机
JP6176193B2 (ja) ロール成形装置及びロール成形方法
KR20170094642A (ko) 가압롤들 간의 간격 조절이 가능한 가압장치
JP2003001585A (ja) ギャングカッタ用の刃
JP7111065B2 (ja) ロール成形装置
CN221064614U (zh) 一种分切刀组及极片分切设备
JP2002042793A (ja) 巻回装置及び巻回方法
JP2013202768A (ja) ロータリーダイカッターのダイカットロール
KR20200129649A (ko) 전극 절단 장치
CN114068859B (zh) 一种正极片及电池
JP7015977B2 (ja) 蓄電デバイス
JP2018126811A (ja) ギロチン型裁断機
WO2023148933A1 (ja) 巻芯及び巻回装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230105