以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
ただし、本発明の技術思想は説明される一部の実施例に限定されず、互いに異なる多様な形態で具現され得、本発明の技術思想範囲内であれば、実施例間にその構成要素のうち一つ以上を選択的に結合、置換して使うことができる。
また、本発明の実施例で使われる用語(技術および科学的用語を含む)は、明白に特に定義されて記述されない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解され得る意味で解釈され得、辞書に定義された用語のように一般的に使われる用語は関連技術の文脈上の意味を考慮してその意味を解釈できるであろう。
また、本発明の実施例で使われた用語は実施例を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。
本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も含むことができ、「Aおよび(と)B、Cのうち少なくとも一つ(または一つ以上)」と記載される場合A、B、Cで組み合わせることができるすべての組み合わせのうち一つ以上を含むことができる。
また、本発明の実施例の構成要素の説明において、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を使うことができる。
このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語によって該当構成要素の本質や順番または順序などに限定されない。
そして、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結、結合または接続される場合だけでなく、その構成要素とその他の構成要素の間にあるさらに他の構成要素によって「連結」、「結合」または「接続」される場合も含むことができる。
また、各構成要素の「上(うえ)または下(した)」に形成または配置されるものと記載される場合、上(うえ)または下(した)は2つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上のさらに他の構成要素が2つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上(うえ)または下(した)」と表現される場合、一つの構成要素を基準に上側方向だけでなく下側方向の意味も含むことができる。
以下、添付された図面を参照して実施例を詳細に説明するものの、図面符号にかかわらず同じであるか対応する構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。
図1は、実施例に係るモータ組立体を示す斜視図である。
実施例に係るモータ組立体1は実施例に係る制御器2とモータ3を含むことができる。ここで、制御器2は前記モータ3を制御するモータ用制御器である。
ここで、前記モータ3は制御器2の下部に着脱可能に配置され得る。したがって、前記制御器2の一部の部品を共用化しても多様なモータ3を制御器2に連結することができる。この時、制御器2とモータ3の間には取り替え可能に基板が配置され得る。それにより、異なる種類のモータ3を結合するたびに、一緒に前記基板のみを取り替えることによって、前記制御器2の一部の部品を共用化することができる
図2は第1実施例に係るパワーモジュール部が配置された実施例に係るモータ組立体の分解斜視図であり、図3は実施例に係るモータ組立体を示す断面図であり、図4は実施例に係るモータ組立体の平面図である。ここで、図3は図1のA−A線を示す断面図であり得る。
図1〜図3を参照すると、前記制御器2は制御器ハウジング100、CMフィルタ部200、DMフィルタ部300、制御器カバー400、第1実施例に係るパワーモジュール部500、基板600およびコネクタ部を含むことができる。ここで、前記コネクタ部は第1コネクタ700および第2コネクタ800を含むことができる。ここで、制御器ハウジング100は第1ハウジングと呼ばれ得る。そして、制御器カバー400は第1カバー部と呼ばれ得る。
前記コネクタ部は制御器カバー400を貫通することができる。この時、前記コネクタ部はパワーモジュール部500の外側と離隔するように制御器カバー400を貫通することができる。例えば、制御器カバー400を貫通して配置される第1コネクタ700および第2コネクタ800のそれぞれの一側は基板600に配置され得る。図4に図示された通り、第1コネクタ700の他側は制御器ハウジング100に形成された3個のボスのうちいずれか一つの内部に配置され、第2コネクタ800の他側は3個のボスのうちいずれか一つの内部に配置され得る。
前記制御器2は外部コネクタから電源の供給を受ける。そして、前記電源はCMフィルタ部200およびDMフィルタ部300を通じて基板600に伝達される。そして、基板600で逆接続が防止された電源はDMフィルタ部300に伝達された後、パワーモジュール部500と基板600に供給される。
制御器ハウジング100と制御器ハウジング100の開口に配置される制御器カバー400は前記制御器2の外形を形成することができる。ここで、制御器ハウジング100は基板600上に配置され得る。
制御器ハウジング100と制御器カバー400の結合によって内部に収容空間が形成され得る。前記収容空間にはCMフィルタ部200とDMフィルタ部300が配置され得る。
図5は実施例に係るモータ組立体の制御器ハウジングを示す斜視図であり、図6は実施例に係るモータ組立体の制御器ハウジングを示す底面斜視図である。
図5および図6を参照すると、制御器ハウジング100は制御器ハウジング本体110と第1ターミナル120を含むことができる。ここで、制御器ハウジング本体110は第1本体と呼ばれ得る。そして、第1ターミナル120は制御器ハウジングターミナルと呼ばれ得る。
制御器ハウジング本体110は内部に前記収容空間を形成することができるように筒状に形成され得る。CMフィルタ部200とDMフィルタ部300の配置のために制御器ハウジング本体110には開口が形成され得る。
制御器ハウジング本体110には第1ボス111、第2ボス112、第3ボス113、複数個の第1突起114および第1突出部115が形成され得る。ここで、第1ボス111、第2ボス112、第3ボス113、第1突起114および第1突出部115は制御器ハウジング本体110と一体に形成され得る。
第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113は制御器ハウジング本体110の上部に突出するように形成され得る。この時、第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113は互いに離隔するように配置され得る。
第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113のそれぞれは内部に空間が形成され得、第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113のそれぞれには外部で電源または信号を送受信できる外部コネクタ(図示せず)が連結され得る。したがって、第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113のそれぞれは前記外部コネクタの形状にしたがって多様な形状に形成され得る。
複数個の第1突起114は、図6に図示された通り、制御器ハウジング本体110の下部側の内面116から下方に突出するように形成され得る。したがって、第1突起114を通じてCMフィルタ部200は制御器ハウジング100の下部に結合され得る。
第1突出部115は制御器ハウジング本体110の端部から下方に突出するように形成され得る。そして、第1突出部115は制御器カバー400に結合され得る。
第1ターミナル120は、図5に図示された通り、2つで提供され得る。
第1ターミナル120はインサート射出方式を通じて制御器ハウジング本体110に配置され得る。図4に図示された通り、第1ターミナル120は第1ボス111内に配置され得る。ここで、第1ターミナル120は金属材質で形成され得る。それにより、第1ターミナル120は銅板のような板金をプレス加工して成形することができる。
第1ボス111に結合される外部コネクタを通じて第1ターミナル120には電源が印加され得る。
図4および図6を参照すると、第1ターミナル120の一側は第1ボス111の内部に配置され、他側の端部121は制御器ハウジング本体110の内面116から下方に突出するように配置され得る。図6に図示された通り、第1ターミナル120はボルトまたはねじのような締結部材4により制御器ハウジング本体110の内部に固定され得る。
一方、第1ボス111、第2ボス112および第3ボス113が形成された制御器ハウジング本体110は合成樹脂材質で形成され得る。それにより、前記制御器ハウジング本体110は設計によって多様な形状に形成され得、前記モータ組立体1の軽量化を可能とする。
図7は実施例に係るモータ組立体のCMフィルタ部を示す斜視図であり、図8は実施例に係るモータ組立体のCMフィルタ部を示す底面斜視図であり、図10は実施例に係るモータ組立体の制御器ハウジングの第1ターミナルとCMフィルタ部の第2ターミナルの配置関係を示す図面であり、図11は実施例に係るモータ組立体の制御器ハウジングの第1突起とCMフィルタ部の第1ホールの配置関係を示す図面であり、図12は実施例に係るモータ組立体の制御器ハウジングの第1突起が融着されて第1ホールに固定される関係を示す図面である。
CMフィルタ部200はDMフィルタ部300の上部に配置され得る。CMフィルタ部200は制御器ハウジング100と基板600の間に配置され得る。この時、CMフィルタ部200は制御器ハウジング100の内面116の下部に配置され得る。
図7〜図9を参照すると、CMフィルタ部200はCMフィルタ部本体210、第2ターミナル220、第2−1ターミナル230、第2−2ターミナル240、CM(CM、Common Mode)フィルタ250および2つの第1キャパシタ260を含むことができる。そして、第2ターミナル220、第2−1ターミナル230および第2−2ターミナル240のそれぞれには第1ホール225、235、245が形成され得る。ここで、CMフィルタ部本体210は第2本体と呼ばれ得、第1キャパシタ260はCMフィルタ部キャパシタと呼ばれ得る。そして、第1ホール225、235、245は固定ホールと呼ばれ得る。
一方、CMフィルタ部本体210は合成樹脂材質で形成され得、第2ターミナル220、第2−1ターミナル230および第2−2ターミナル240は金属材質で形成され得る。それにより、インサート射出方式を通じて第2ターミナル220、第2−1ターミナル230および第2−2ターミナル240はCMフィルタ部本体210に配置され得る。この時、第2ターミナル220、第2−1ターミナル230および第2−2ターミナル240のそれぞれは銅板のような板金をプレス加工して優先的に成形され得る。
CMフィルタ部本体210は
の形状に形成され得る。
CMフィルタ部本体210には第2ホール211が形成され得る。ここで、第2ホール211はガイドホールと呼ばれ得る。
第2ホール211には制御器ハウジング100の第1突起114が配置され得る。それにより、第1突起114に第2ホール211を挿入する方式でCMフィルタ部本体210は制御器ハウジング100に配置され得るため、CMフィルタ部200の組立位置が拘束される。さらに、第1突起114と第2ホール211の結合は水平方向に対するCMフィルタ部200の流動を防止する。
第2ターミナル220の一側は第1ターミナル120の他側端部121と接触し、他側はCMフィルタ250に接触して電気的に連結される。ここで、第2ターミナル220は第1ターミナル120の個数に対応して2つが提供され得る。
第2ターミナル220は水平上に配置される第2胴体221、第2胴体221の一側端部から下方に突出する第2フレーム222、第2胴体221の他側端部を折り曲げて形成される第2折り曲げ部223、第2端部224および第1ホール225を含むことができる。
第1ターミナル120と接触する第2ターミナル220の一側端部である第2フレーム222は、第2胴体221の一側を下方に折り曲げて形成することができる。図10に図示された通り、内面116から下方に突出するように配置される第1ターミナル120の一側端部121と下方に折り曲げられた第2ターミナル220の第2フレーム222は接触する。この時、第1ターミナル120の一側端部121と第2ターミナル220の第2フレーム222はフュージング工程を通じて接触力が向上し得る。
第2ターミナル220の他側端部のうち一つの第2折り曲げ部223はCMフィルタ250に配置される第1ワイヤー251に連結される。このために、第2胴体221の他側に形成された第2折り曲げ部223は鉤状に形成され得、フュージング工程を通じて第1ワイヤー251と第2ターミナル220の他側は電気的に連結され得る。ここで、第1ワイヤー251は第1CMフィルタワイヤーと呼ばれ得る。
第2ターミナル220の他側から分岐した第2端部224は第1キャパシタ260に配置される第2ワイヤー261に電気的に連結される。例えば、第2端部224は2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図8に図示された通り、前記突起の間に第2ワイヤー261が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第2ワイヤー261と第2ターミナル220の第2端部224は電気的に連結され得る。ここで、第2ワイヤー261は第2CMフィルタワイヤーと呼ばれ得る。
図7〜図9を参照すると、第2ターミナル220には第1ホール225が形成され得る。
図11に図示された通り、第1ホール225には制御器ハウジング100の第1突起114が配置され得る。それにより、第1突起114に第1ホール225を挿入する方式で第1突起114に第1ホール225が結合され得る。
それから、図12に図示された通り、第1突起114の端部は加熱によって第2ターミナル220に融着され得る。それにより、CMフィルタ部200は制御器ハウジング100に固定され得る。ここで、第1突起114は合成樹脂材質で形成され、第2ターミナル220は金属材質で形成されるため熱融着が可能である。
第2−1ターミナル230の一側はDMフィルタ部300に向かって折り曲げられ、他側はCMフィルタ250に接触して電気的に連結される。ここで、第2−1ターミナル230は2つが提供され得る。
第2−1ターミナル230は水平上に配置される第2−1胴体231、第2−1胴体231の一側端部から下方に突出する第2−1フレーム232、第2−1胴体231の他側端部を折り曲げて形成される第2−1折り曲げ部233および第1ホール235を含むことができる。
第2−1フレーム232は第2−1胴体231の一側端部を下方に折り曲げて形成することができる。下方に折り曲げられた第2−1ターミナル230の一側端部である第2−1フレーム232はDMフィルタ部300の第3ターミナル320と結合され得る。この時、第2−1フレーム232には2つの第2−1突起234が互いに離隔するように配置され得る。それにより、前記第2−1突起234と第3ターミナル320との結合力および接触力は向上し得る。
第2−1ターミナル230の他側はCMフィルタ250に配置される第1ワイヤー251に連結される。このために、第2−1ターミナル230の第2−1折り曲げ部233は鉤状に形成され得、フュージング工程を通じて第1ワイヤー251と第2−1ターミナル230の他側は電気的に連結され得る。
図7〜図9を参照すると、第2−1ターミナル230には第1ホール235が形成され得る。
図11に図示された通り、第1ホール235には制御器ハウジング100の第1突起114が配置され得る。それにより、第1突起114に第1ホール235を挿入する方式で第1突起114に第1ホール235が結合され得る。
それから、図12に図示された通り、第1突起114の端部は加熱によって第2−1ターミナル230に融着され得る。それにより、CMフィルタ部200は制御器ハウジング100に固定され得る。
第2−2ターミナル240は接地機能を遂行することができる。
第2−2ターミナル240の一側はDMフィルタ部300に向かって折り曲げられ、他側は第1キャパシタ260に接触して電気的に連結される。ここで、第2−2ターミナル240の他側端部242は2つで提供される第1キャパシタ260にそれぞれ連結されるために分岐され得る。
第2−2ターミナル240は水平上に配置される第2−2胴体241、第2−2胴体241の一側端部から下方に突出する第2−2フレーム242、第2−2端部244および第1ホール245を含むことができる。
第2−2フレーム242は第2−2胴体241の一側を下方に折り曲げて形成することができる。下方に折り曲げられた第2−2ターミナル240の一側の端部である第2−2フレーム242はDMフィルタ部300の第3−3ターミナル350と結合され得る。この時、第2−2フレーム242には2つの第2−2突起243が互いに離隔するようにさらに配置され得る。それにより、前記第2−2突起243と第3−4ターミナル360との結合力および接触力は向上し得る。
第2−2ターミナル240の他側は第1キャパシタ260に配置される第2ワイヤー261に電気的に連結される。このために、第2−2ターミナル240の他側端部である第2−2端部244は2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図8に図示された通り、前記突起の間に第2ワイヤー261が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第2ワイヤー261と第2−2ターミナル240の他側は電気的に連結され得る。
図7〜図9を参照すると、第2−2ターミナル240には第1ホール245が形成され得る。
図11に図示された通り、第1ホール245には制御器ハウジング100の第1突起114が配置され得る。それにより、第1突起114に第1ホール245を挿入する方式で第1突起114に第1ホール245が結合され得る。
それから、図12に図示された通り、第1突起114の端部は加熱によって第2−2ターミナル240に融着され得る。それにより、CMフィルタ部200は制御器ハウジング100に固定され得る。
CMフィルタ250は第2ターミナル220と第2−1ターミナル230の間に配置され得る。この時、CMフィルタ250はCMフィルタ部本体210の上部に配置され、互いに離隔するように水平上に配置されるCMフィルタ部本体210の2つの脚の間に配置され得る。
CMフィルタ250はコモンモードノイズを低減させることができる。例えば、第1ターミナル120と電気的に連結される第2ターミナル220は電源線として利用され、CMフィルタ250は前記電源線として利用されることによって発生する伝導ノイズのうちコモンモードの電流成分によるコモンモードノイズを低減させることができる。
図7に図示された通り、CMフィルタ250には複数個の第1ワイヤー251が配置され、第1ワイヤー251は前記脚の間で第2ターミナル220および第2−1ターミナル230のそれぞれと電気的に連結され得る。
第1キャパシタ260はCMフィルタ部本体210の下部に配置され得る。この時、第1キャパシタ260に配置される複数個の第2ワイヤー261は第2ターミナル220および第2−2ターミナル240のそれぞれと電気的に連結され得る。
図13は実施例に係るモータ組立体のDMフィルタ部を示す斜視図であり、図14は実施例に係るモータ組立体のDMフィルタ部を示す分解斜視図であり、図15は実施例に係るモータ組立体のDMフィルタ部を示す底面斜視図であり、図16は実施例に係るモータ組立体のDMフィルタ部を示す平面図であり、図17は実施例に係るDMフィルタ部の第3ターミナル、第3−1ターミナル、第3−2ターミナル、第3−3ターミナル、DMフィルタおよび第2キャパシタを示す図面であり、図18は実施例に係るDMフィルタ部の第3ターミナル、第3−1ターミナル、第3−2ターミナル、第3−3ターミナル、DMフィルタおよび第2キャパシタを示す底面斜視図であり、図19は実施例に係るモータ組立体のCMフィルタ部とDMフィルタ部の結合を示す図面である。
DMフィルタ部300は制御器カバー400の上部に配置され得る。この時、DMフィルタ部300はCMフィルタ部200の下部に配置され得る。
図13〜図17を参照すると、DMフィルタ部300はDMフィルタ部本体310、第3ターミナル320、第3−1ターミナル330、第3−2ターミナル340、第3−3ターミナル350、第3−4ターミナル360、DM(DM、Differential Mode)フィルタ370および3個の第2キャパシタ380を含むことができる。ここで、DMフィルタ部本体310は第3本体と呼ばれ得、第2キャパシタ380はDMフィルタ部キャパシタと呼ばれ得る。
DMフィルタ部本体310は合成樹脂材質で形成され得、第3ターミナル320、第3−1ターミナル330、第3−2ターミナル340、第3−3ターミナル350、第3−4ターミナル360は金属材質で形成され得る。それにより、インサート射出方式を通じて第3ターミナル320、第3−1ターミナル330、第3−2ターミナル340、第3−3ターミナル350、第3−4ターミナル360はDMフィルタ部本体310に配置され得る。この時、第3ターミナル320、第3−1ターミナル330、第3−2ターミナル340、第3−3ターミナル350、第3−4ターミナル360のそれぞれは銅板のような板金をプレス加工して優先的に成形され得る。
DMフィルタ部本体310には第4ホール311および複数個の第2突出部312が形成され得る。ここで、第4ホール311は締結ホールと呼ばれ得る。
第4ホール311に配置される締結部材4によりDMフィルタ部300は制御器カバー200に固定され得る。
第2突出部312はDMフィルタ部本体310から下部に突出するように形成され得る。ここで、第2突出部312はDMフィルタ部本体310と一体に形成され得る。
第2突出部312は制御器カバー400を貫通して配置され得る。それにより、第2突出部312の内部に一領域がそれぞれ配置される第3ターミナル320、第3−1ターミナル330、第3−2ターミナル340および第3−3ターミナル350は制御器カバー400と絶縁され得る。
第3ターミナル320は第2−1ターミナル230と基板600を電気的に連結する。この時、第3ターミナル320は2つで提供され得る。そして、第3ターミナル320の一領域は制御器カバー400を貫通することができる。このために、制御器カバー400にはホールが形成され得る。
第3ターミナル320は水平上に配置される第3胴体321、第3胴体321の一側端部から下方に突出する第3フレーム322および第3ホール323を含むことができる。
第3胴体321のそれぞれには第3ホール323が形成され得る。ここで第3ホール323は結合ホールと呼ばれ得る。
図19に図示された通り、第3ホール323には第2−1ターミナル230の一側端部である第2−1フレーム232が結合され得る。
万一、第3ホール323が2つに形成されると、第2−1フレーム232に形成された第2−1突起234が結合され得る。それにより、第2−1ターミナル230と第3ターミナル320の結合力および接触力は向上し得る。
第3ターミナル320の一領域は基板600に向かって折り曲げられ得る。例えば、折り曲げられた第3ターミナル320の一側端部である第3フレーム322は下方に向かって折り曲げられて形成され得る。
第3ターミナル320の第3フレーム322は第2突出部312の端部から突出するように配置され得る。この時、第2突出部312は第3フレーム322の一領域を囲むように配置されることによって、第3ターミナル320が制御器カバー400と絶縁されるようにする。
そして、第2突出部312で露出した第3フレーム322の端部はソルダリング(soldering)を通じて基板600に固定され得る。
第3−1ターミナル330の一側は基板600と連結され、他側はDMフィルタ370に連結される。したがって、第3−1ターミナル330はDMフィルタ370と基板600を電気的に連結されるようにする。この時、第3−1ターミナル330の一領域は制御器カバー400を貫通することができる。このために、制御器カバー400にはホールが形成され得る。
第3−1ターミナル330は水平上に配置される第3−1胴体331、第3−1胴体331の一側端部から下方に突出する第3−1フレーム332および第3−1胴体331の他側に配置される第3−1端部333を含むことができる。
第3−1胴体331の一領域は基板600に向かって折り曲げられ得る。例えば、折り曲げられた第3−1ターミナル330の一側端部である第3−1フレーム332は第3−1胴体331の一側を下方に向けて折り曲げて形成することができる。
第3−1フレーム332の端部である第3−1フレーム332は第2突出部312の端部から突出するように配置され得る。この時、第2突出部312は第3−1フレーム332の一領域を囲むように配置されることによって、第3−1ターミナル330が制御器カバー400と絶縁されるようにする。
そして、第2突出部312で露出した第3−1フレーム332の端部はソルダリング(soldering)を通じて基板600に固定され得る。
第3−1ターミナル330の他側端部である第3−1端部333はDMフィルタ370に配置される第3ワイヤー371と電気的に連結される。このために、第3−1端部333は2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図13に図示された通り、前記突起の間に第3ワイヤー371が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第3ワイヤー371と第3−1ターミナル330の第3−1端部333は電気的に連結され得る。
第3−2ターミナル340はDMフィルタ370、第2キャパシタ380、パワーモジュール部500および基板600を電気的に連結されるようにする。
第3−2ターミナル340は水平上に配置される第3−2胴体341、第3−2胴体341から下方に突出する第3−2フレーム342および第3−2胴体341から上方に突出する第3−2端部343を含むことができる。ここで、第3−2フレーム342はパワーモジュール部500に端部が結合する第3−2−1フレーム342aと基板600に端部が結合する第3−2−2フレーム342bを含むことができる。そして、第3−2端部343はDMフィルタ370と結合する第3−2−1端部343aと第2キャパシタ380と結合する第3−2−2端部343bを含むことができる。
第3−2胴体341の一領域は下方に向かって折り曲げられ得る。例えば、折り曲げられた第3−2ターミナル340の一側端部である第3−2フレーム342は第3−1胴体331の一側を下方に向けて折り曲げて形成することができる。
したがって、第3−2フレーム342の中の一つである第3−2−1フレーム342aの端部はパワーモジュール部500と結合され得る。そして、第3−2フレーム342の中の他の一つである第3−2−2フレーム342bの端部は基板600と結合され得る。この時、第3−2−1フレーム342aの長さは第3−2−2フレーム342bの長さより小さい。
第3−2ターミナル340の第3−2フレーム342は制御器カバー400を貫通することができる。このために、制御器カバー400にはホールが形成され得る。
一方、第3−2ターミナル340の第3−2フレーム342は第2突出部312の端部から突出するように配置され得る。この時、第2突出部312は第3−2フレーム342の一領域を囲むように配置されることによって、制御器カバー400を貫通して配置される第3−2ターミナル340が制御器カバー400と絶縁されるようにする。
そして、第2突出部312で露出した第3−2−2フレーム342bの端部はソルダリング(soldering)を通じて基板600に固定され得る。
第3−2ターミナル340の他側端部のうち一つの第3−2−1端部343aはDMフィルタ370に配置される第3ワイヤー371と電気的に連結される。このために、第3−2−1端部343aは2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図13に図示された通り、前記突起の間に第3ワイヤー371が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第3ワイヤー371と第3−1ターミナル330の第3−2−1端部343aは電気的に連結され得る。ここで、第3ワイヤー371は第1DMフィルタワイヤーと呼ばれ得る。
第3−2ターミナル340の他側端部のうち他の一つである第3−2−2端部343bは第2キャパシタ380に配置される第4ワイヤー381に電気的に連結される。例えば、第3−2−2端部343bは2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図13に図示された通り、前記突起の間に第4ワイヤー381が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第4ワイヤー381と第3−1ターミナル330の第3−2−2端部343bは電気的に連結され得る。ここで、第4ワイヤー381は第2DMフィルタワイヤーと呼ばれ得る。
第3−3ターミナル350は第2キャパシタ380、パワーモジュール部500および基板600を電気的に連結されるようにする。
第3−3ターミナル350は水平上に配置される第3−3胴体351、第3−3胴体351から下方に突出する第3−3フレーム352および第3−3胴体351から上方に突出する第3−3端部353を含むことができる。
第3−3胴体351の一領域は下方に向かって折り曲げられ得る。例えば、折り曲げられた第3−3ターミナル350の一側端部である第3−3フレーム352は第3−1胴体331の一側を下方に向けて折り曲げて形成することができる。
ここで、第3−3フレーム352は基板600に端部が結合して電源の伝達を受ける第3−3−1フレーム352a、基板600に端部が結合して電源を伝達する第3−3−2フレーム352bおよびパワーモジュール部500に端部が結合して電源を伝達する第3−3−3フレーム352cを含むことができる。
この時、第3−3−3フレーム352cの長さは第3−3−1フレーム352aの長さより小さい。そして、第3−3−1フレーム352aの長さは第3−3−2フレーム352bの長さと同じであり得る。
そして、第3−3ターミナル350の第3−3フレーム352は制御器カバー400を貫通することができる。このために、制御器カバー400にはホールが形成され得る。
また、第3−3ターミナル350の第3−3フレーム352は第2突出部312の端部から突出するように配置され得る。この時、第2突出部312は第3−3フレーム352の一領域を囲むように配置されることによって、制御器カバー400を貫通して配置される第3−3ターミナル350が制御器カバー400と絶縁されるようにする。
そして、第2突出部312で露出した第3−3フレーム352の端部はソルダリング(soldering)を通じて基板600に固定され得る。
第3−3ターミナル350の他側端部である第3−3端部353は第2キャパシタ380に配置される第4ワイヤー381に電気的に連結される。例えば、第3−3端部353は2つの突起が離隔するように配置される形状に形成され得、図13に図示された通り、前記突起の間に第4ワイヤー381が配置され得る。この時、フュージング工程を通じて第4ワイヤー381と第3−1ターミナル330の第3−3端部353は電気的に連結され得る。
第3−4ターミナル360は第2−2ターミナル240および制御器カバー400と電気的に連結され得る。
第3−4ターミナル360は第3−3ターミナル350の一領域を切開して形成され得る。例えば、インサート射出方式を通じてDMフィルタ部本体310に第3−3ターミナル350を配置する時、第3−3ターミナル350の一領域を加圧して切開することによって、第3−4ターミナル360を形成することができる。
第3−4ターミナル360は水平上に配置される第3−4胴体361、第3−4胴体361から下方に突出する第3−4フレーム362および第3−4胴体361から水平上に突出する第3−4端部363を含むことができる。
第3−4胴体361の一領域は下方に向かって折り曲げられ得る。例えば、折り曲げられた第3−4ターミナル360の一側端部である第3−4フレーム362は第3−4胴体361の一側を下方に向けて折り曲げて形成することができる。そして、第3−4フレーム362の端部を水平上に折り曲げることによって、第3−4フレーム362の端部は制御器カバー400と接触され得る。それにより、第3−4フレーム362は接地を遂行できる。
第3−4端部363は、図18に図示された通り、一つの突起で提供され得る。それにより、図19に図示された通り、第3−4端部363は第2−2フレーム242の第2−2突起243と結合され得る。
DMフィルタ370は第3−1ターミナル330と第3−2ターミナル340の間に配置され得る。
DMフィルタ370は差動モードノイズを低減させることができる。例えば、第3−1ターミナル330と第3−2ターミナル340は電源線として利用され得、DMフィルタ370は前記電源線として利用されることによって発生する伝導ノイズのうち差動モード電流成分によるコモンモードノイズを低減させることができる。
DMフィルタ370には複数個の第3ワイヤー371が配置され、第3ワイヤー371は第3−1ターミナル330と第3−2ターミナル340のそれぞれと電気的に連結され得る。
第2キャパシタ380はDMフィルタ部本体310の上部に配置され得る。この時、第2キャパシタ380に配置される複数個の第4ワイヤー281は第3−2ターミナル340および第3−3ターミナル350のそれぞれと電気的に連結され得る。
図20は実施例に係るモータ組立体の制御器カバーを示す斜視図であり、図21は実施例に係るモータ組立体の制御器カバーを示す底面斜視図であり、図22は実施例に係るモータ組立体の制御器カバーを示す底面図であり、図23は図3のA領域を示す拡大図である。
制御器カバー400は制御器ハウジング100の開口に配置され得る。制御器カバー400はDMフィルタ部300と基板600の間に配置され得る。
図20〜図22を参照すると、制御器カバー400は制御器ハウジング100の開口に配置される制御器カバー本体410と制御器カバー本体410から下方に突出した第3突出部420を含むことができる。そして、制御器カバー400はシーリング部材430およびオーリング440をさらに含むことができる。ここで、制御器カバー本体410は第4本体と呼ばれ得る。
制御器カバー本体410と第3突出部420は一体に形成され得る。それにより、制御器カバー400は金属材質で形成され得る。例えば、制御器カバー400はダイカスト方式を通じて熱伝導性が良いアルミニウム材質で形成され得る。
制御器カバー本体410は板状に形成され得る。
制御器カバー本体410の上面411には第3−4フレーム362の端部が接触され得る。それにより、金属材質で形成される制御器カバー本体410は接地を遂行できる。この時、第3突出部420はモータ3のモータハウジング10と接触され得る。
制御器カバー本体410の上面411の縁に沿って第1溝412が形成され得る。この時、第1溝412は制御器ハウジング100の第1突出部115の形状に対応するように形成され得る。それにより、第1突出部115は第1溝412に結合され得る。ここで、第1溝412は結合溝と呼ばれ得る。
図23を参照すると、第1溝412は2つで形成されてもよい。それにより、制御器ハウジング100と制御器カバー400の結合力および気密性は向上し得る。
第1溝412にはシーリング部材430がさらに配置され得る。図23に図示された通り、シーリング部材430は第1突出部115と第1溝412の間に配置されて気密性をさらに向上させることができる。
また、制御器カバー本体410には複数個の第5ホール413が形成される。第5ホール413は制御器カバー本体410を上下方向に貫通するように形成され得る。それにより、第1コネクタ700、第2コネクタ800および第3ターミナル320のフレームなどは第5ホール413を通じて制御器カバー本体410を貫通することができる。ここで、第5ホール413は貫通ホールと呼ばれ得る。
制御器カバー本体410の下面414には第2溝415が形成され得る。ここで、第2溝415は配置溝と呼ばれ得る。
そして、制御器カバー本体410の下面には下方に突出した突起がさらに配置されてもよい。そして、前記突起は制御器カバー本体410と一体に形成され得る。そして、前記突起はパワーモジュール部500の配置を案内することができる。
第3突出部420は制御器カバー本体410から下部に突出するように形成され得る。そして、第3突出部420は円筒状に形成され得る。
第3突出部420はモータ3のモータハウジング10の内側に配置され得る。この時、第3突出部420の外周面はモータハウジング10の内周面と接触して接地を遂行する。ここで、モータハウジング10は第2ハウジングと呼ばれ得る。
第3突出部420には外周面に沿って第3溝421が形成され得る。第3溝421にはオーリング440が配置され得る。ここで、第3溝421はオーリング溝と呼ばれ得る。
図23に図示された通り、オーリング440はモータハウジング10の内周面と第3突出部420の間の気密性を向上させることができる。
図24は実施例に係るモータ組立体の第1実施例に係るパワーモジュール部を示す斜視図であり、図25は実施例に係るモータ組立体の第1実施例に係るパワーモジュール部を示す底面斜視図であり、図26は実施例に係るモータ組立体の第1実施例に係るパワーモジュール部を示す分解斜視図であり、図27は実施例に係るモータ組立体の第1実施例に係るパワーモジュール部を示す平面図であり、図28は実施例に係るモータ組立体の第1実施例に係るパワーモジュール部を示す側面図であり、図29は実施例に係るパワーモジュール部の第1実施例に係るパワーモジュールを示す図面であり、図30は第1実施例に係るパワーモジュール部のブラケットを示す図面である。
第1実施例に係るパワーモジュール部500はモータ3を制御できる信号を送出することができる。前記パワーモジュール部500は制御器カバー400と基板600の間に配置され得る。
図24〜図27を参照すると、前記パワーモジュール部500はパワーモジュール510およびブラケット520を含むことができる。
パワーモジュール510はモータ3を制御できる信号を送出する。ここで、パワーモジュール510としてはAPM(Automotive Power Module)が利用され得る。それにより、前記制御器2の他の構成に比べてパワーモジュール510は発熱量が高い。
パワーモジュール510はパワーモジュール本体511、パワーモジュール本体511の一側から下方に突出するように配置される複数個の第1ピン512およびパワーモジュール本体511の他側から下方に突出するように配置される5個のターミナルピン513を含むことができる。そして、パワーモジュール510は第4溝514をさらに含むことができる。ここで、パワーモジュール本体511は第5本体と呼ばれ得る。
図28に図示された通り、第1ピン512とターミナルピン513は互いに向かい合うように離隔され得る。そして、第1ピン512の端部は基板600に結合されて基板600から信号を受信する。この時、第1ピン512はソルダリングを通じて基板600に固定され得る。ここで、第1ピン512はパワーモジュールピンと呼ばれ得る。そしてターミナルピン513はパワーモジュールターミナルと呼ばれ得る。
図25を参照すると、ターミナルピン513は第1ターミナルピン513aと第2ターミナルピン513bを含むことができる。
3個の第1ターミナルピン513aはブラケット520の第4ターミナル522と電気的に連結され得る。それにより、電源は第4ターミナル522を通じて前記モータ3に供給され得る。ここで、第4ターミナル522は制御器ターミナルと呼ばれ得る。
2つの第2ターミナルピン513bのそれぞれは第3−2ターミナル340の第3−2−1フレーム342aおよび第3−3ターミナル350の第3−3−3フレーム352cと電気的に連結されて電源の供給を受ける。
パワーモジュール510をブラケット520に配置する時、凹んで形成された第4溝514はパワーモジュール510の組み立てを案内する。ここで、第4溝514はガイド溝と呼ばれ得る。
第4溝514は、図27に図示された通り、パワーモジュール本体511の両側に2つが形成され得る。そして、第4溝514はパワーモジュール本体511を通る仮想の線L上に配置され得る。
一方、パワーモジュール510は第3突起515をさらに含むことができる。ここで、第3突起515は結合突起と呼ばれ得る。
図29を参照すると、第3突起515は第1ターミナルピン513aの端部から下方に突出するように形成され得る。例えば、第3突起515は第1ターミナルピン513aの突出方向と同じ方向に突出し得る。ここで、第3突起515の端部は基板600に結合され得る。
第3突起515の端部はソルダリングを通じて基板600に固定され得る。それにより、基板600に配置されるセンサは第3突起515を通じて前記モータ3に信号が伝達されるかを確認することができる。そして、基板600は前記モータ3に信号を確認して前記モータ3をシャットオフ(Shut off)することができる。
図29に図示された通り、第3突起515の幅W1は第1ターミナルピン513aの幅W2より小さい。それにより、第3突起515は基板600に容易に配置されて固定され得る。この時、第3突起515の幅W1は基板600に対する占有空間およびソルダリング量を左右する。
ブラケット520はパワーモジュール510を制御器カバー400の下面414に密着させる。この時、ボルトのような締結部材4が利用され得る。それにより、パワーモジュール510で発生する熱は制御器カバー400に伝導され、伝導された熱は前記モータ3のモータハウジング10を通じて外部に放出される。すなわち、金属材質で形成される制御器カバー400により前記制御器2の放熱効果が増大し得る。
ブラケット520はブラケット本体521と第4ターミナル522を含むことができる。ここで、ブラケット本体521は合成樹脂材質で形成され、第4ターミナル522は金属材質で形成され得る。それにより、第4ターミナル522はインサート射出方式を通じてブラケット本体521に配置され得る。ここで、ブラケット本体521は第6本体と呼ばれ得る。
ブラケット本体521はブラケット本体521に形成されたキャビティ523、第4ボス524、プレート525、互いに離隔するようにブラケット本体521に配置されるフック526、第4突起527および第4突出部528を含むことができる。ここで、第4ボス524、プレート525、フック526、第4突起527および第4突出部528はブラケット本体521と一体に形成され得る。ここで、第4ボス524はブラケットボスまたはボス部と呼ばれ得る。そして、プレート525は支持部と呼ばれ得る。
図26に図示された通り、キャビティ523にはパワーモジュール510のパワーモジュール本体511が配置され得る。
3個の第4ボス524はブラケット本体521から下方に突出するように形成され得る。第4ボス524のそれぞれは内部に空間が形成され得、第4ボス524の内部には第4ターミナル522の一側が配置され得る。
そして、第4ボス524のそれぞれは前記モータ3のバスバーターミナル62の一領域との結合を案内する。それにより、バスバーターミナル62の一領域は第4ターミナル522の一側と結合されて3相(U、V、W)電源のうちいずれか一つの電源の供給を受けることができる。
プレート525は、図25に図示された通り、キャビティ523を横切るようにブラケット本体521の下側に配置され得る。この時、プレート525は板状に形成され得る。それにより、プレート525はパワーモジュール本体511の下面511aと接触してパワーモジュール511が制御器カバー400に密着するようにする。
フック526は互いに離隔するようにブラケット本体521に配置され得る。この時、フック526はブラケット本体521から上方に突出するように形成され得る。
パワーモジュール510をキャビティ523に配置時、フック526はパワーモジュール本体511をブラケット本体521にねじ固定させる。この時、制御器カバー本体410の下面414には第2溝415が形成され得るところ、制御器カバー400の第2溝415にフック426の端部が配置され得る。それにより、制御器カバー400とパワーモジュール部500の結合時、フック526干渉が防止される。
図27に図示された通り、フック526はパワーモジュール本体511の中心を通る仮想の線Lから所定の間隔dで離隔するように配置され得る。それにより、制御器カバー400とパワーモジュール部500の結合時、第2溝415とフック526の結合によってパワーモジュール部500が既に設定された位置に組み立てられ得る。
図30に図示された通り、第4突起527はキャビティ523の内側に突出するように形成され得る。そして、第4突起527はパワーモジュール510の第4溝514と結合される。それにより、パワーモジュール510とブラケット420の結合時、第4突起527が第4溝514に配置されることによって、第4突起527はパワーモジュール510の結合を案内することができる。ここで、第4突起527はガイド突起と呼ばれ得る。
第4突出部528はブラケット本体521から下方に突出するように形成され得る。この時、第4突出部528は第1ピン512と隣接するように配置され得る。ここで、隣接とは接触または所定の間隔で離隔するように配置されることを意味する。ここで、第4突出部528は保護部と呼ばれ得る。
したがって、第4突出部528は第1ピン512を保護することができる。例えば、第1ピン512が基板600と結合時、第4突出部528は第1ピン512の一領域を支持することによって、第1ピン512が曲がる現象を防止または最小化することができる。
図30に図示された通り、第4突出部528は第4−1突出部528aと複数個の第4−2突出部528bを含むことができる。
第4−1突出部528aは板状に形成され得る。そして、第4−2突出部528bは第4−1突出部528aの一面から第1ピン512に向かって突出され得る。それにより、第4−2突出部528bの間には第1ピン512が配置され得る。
図28に図示された通り、第1ピン512の端部と基板600の結合のために、制御器カバー400の下面414を基準に第4突出部528の突出高さH1は第1ピン512の突出高さH2より小さい。すなわち、第1ピン512の突出高さH2は第4突出部528の突出高さH1より大きい。ここで、前記突出高さは突出長さと呼ばれ得る。
第4ターミナル522は第1ターミナルピン513aと前記モータ3のバスバーターミナル62を電気的に連結されるようにする。
図25および図27を参照すると、第4ターミナル522の一側端部は下方に向かって折り曲げられて露出し、他側端部は第4ボス524の内部に配置され得る。
図31は、第1実施例に係るパワーモジュール部の第4ターミナルを示す図面である。
図31を参照すると、第4ターミナル522は水平上に配置される第4胴体522a、第4胴体522aの一側端部から下方に突出するように形成された第4フレーム522bおよび第4胴体522aの他側端部から下方に折り曲げられた後、水平方向に折り曲げられた第4端部522cを含むことができる。ここで、第4端部522cには第6ホール522dが形成され得る。この時、第4端部522cは第4ボス524の内部に露出するように配置される。ここで、第6ホール522dは挿入ホールまたはホールと呼ばれ得る。
第4フレーム522bは第1ターミナルピン513aと接触するように配置され得る。この時、第4フレーム522bと第1ターミナルピン513aはフュージング工程を通じて接触力が向上し得る。
第6ホール522dにはバスバーターミナル62の端部が結合され得る。この時、第6ホール522dは2つが形成されてバスバーターミナル62の端部との結合力および接触力を向上させることができる。
一方、パワーモジュール部500のパワーモジュール510と制御器カバー400の間には熱伝達部材(図示せず)がさらに配置され得る。それにより、パワーモジュール410により発生する熱は前記熱伝達部材を通じて制御器カバー400に伝導される。ここで、前記熱伝達部材としては、サーマルパッド、サーマルグリースなどが利用され得る。
図32は、実施例に係るモータ組立体の基板を示す図面である。
基板600は電源の逆接続を防止することができる。ここで、逆接続とは、電源の正極と負極が既に設定されたものとは異なるように印加されることを意味し、それにより、前記逆接続によって前記モータ組立体1に損傷が発生し得る。したがって、基板600は電源の正極と負極が既に設定されたものとは異なるように印加されてもMOSFETを利用してそれによる損傷を防止することができる。
すなわち、前記制御器2は第1ボス111に結合される外部コネクタから電源の供給を受けてCMフィルタ部200およびDMフィルタ部300でノイズを除去した後、基板600に伝達する。そして、基板600で逆接続が防止された電源はDMフィルタ部300に伝達された後、パワーモジュール部500と基板600に供給される。
また、基板600は第1コネクタ700および第2コネクタ800を通じて前記外部コネクタと信号を送受信することができる。また、基板600はパワーモジュール部500と信号を送受信することができる。
図32を参照すると、基板600は回路配線が配置される基板本体610、複数個の第7ホール620、MOSFET630およびセンサ640を含むことができる。ここで、基板本体610は第7本体と呼ばれ得る。そして、第7ホール620は貫通ホールと呼ばれ得る。
複数個の第7ホール620は基板本体610に形成され得る。そして、第7ホール620には第3フレーム322の端部、第3−1フレーム332の端部、第3−2−2フレーム342bの端部、第3−3フレーム352の端部、第1ピン512の端部および第3突起515の端部などが配置され得る。そして、それぞれの端部は基板本体610にソルダリングされて固定され得る。
MOSFET630は基板本体610の上部に配置され得る。
MOSFET630はCMフィルタ部200とDMフィルタ部300によりノイズが除去されて基板本体610に供給された電源の逆接続を防止する。
センサ640は基板本体610の上部に配置され得る。
センサ640は第3突起515を通じて前記モータ3に信号が正しく伝達されるかを感知する。
図33は、実施例に係るモータ組立体の第1コネクタを示す図面である。
第1コネクタ700は第2ボス112に結合される外部コネクタと基板600を電気的に連結する。この時、第1コネクタ700の一側は基板600と結合する。
図33を参照すると、第1コネクタ700は第1コネクタ本体710と複数個の第1コネクタピン720を含むことができる。ここで、第1コネクタ本体710は合成樹脂材質で形成され、第1コネクタピン720は金属材質で形成され得る。そして、第1コネクタ本体710は第8本体と呼ばれ得る。また、第1コネクタピン720は第2ピンと呼ばれ得る。
第1コネクタピン720の一側は第2ボス112に結合される外部コネクタと連結され、他側は基板600に電気的に連結される。
図34は、実施例に係るモータ組立体の第2コネクタを示す図面であり、
第2コネクタ800は第3ボス113に結合される外部コネクタと基板600を電気的に連結する。この時、第2コネクタ800の一側は基板600と結合する。
図33を参照すると、第2コネクタ800は第2コネクタ本体810と複数個の第2コネクタピン820を含むことができる。ここで、第2コネクタ本体810は合成樹脂材質で形成され、第2コネクタピン820は金属材質で形成され得る。そして、第2コネクタ本体810は第9本体と呼ばれ得る。また、第2コネクタピン820は第3ピンと呼ばれ得る。
第2コネクタピン820の一側は第3ボス113に結合される外部コネクタと連結され、他側は基板600に電気的に連結される。
図1〜3を参照すると、実施例に係るモータ3は一側に開口が形成されたモータハウジング10、モータハウジング10の前記開口を覆うモータカバー20、ハウジング10の内側に配置されるステータ30、ステータ30に回転可能に配置されるロータ40、ロータ40とともに回転する回転軸50およびバスバー60を含むことができる。この時、回転軸50の回転のために回転軸50の外周面にはベアリング70が配置され得る。ここで、モータカバー20は第2カバー部と呼ばれ得る。
ここで、モータハウジング10とモータカバー20は前記モータ3の外形を形成することができる。そして、モータハウジング10とモータカバー20の結合によって収容空間が形成され得る。それにより、前記収容空間には、図3に図示された通り、ステータ30、ロータ40、回転軸50およびバスバー60等が配置され得る。
モータハウジング10は前記収容空間が形成されるように円筒状に形成され得る。そして、モータハウジング10の内周面は第3突出部420の外周面と結合され得る。
この時、モータハウジング10は金属材質で形成され得る。それにより、モータカバー400を通じて伝達される熱はモータハウジング10を通じて外部に放出される。そして、モータハウジング10はモータカバー400と接触するので、接地機能を遂行することができる。
モータカバー20はモータハウジング10の上部側の開口に配置される。この時、モータカバー20の内部にはベアリング70が配置され得る。
ステータ30はモータハウジング10の内部に配置され得る。そして、ステータ30はロータ40と電気的相互作用を誘発する。
図3を参照すると、ステータ30はステータコア31およびステータコア31に巻き取られるコイル33を含むことができる。そして、ステータ30はステータコア31とコイル33の間に配置されるインシュレーター32をさらに含むことができる。前記インシュレーター32はステータコア31とコイル33を絶縁させる。
ステータコア31は板状のプレートを所定の高さに積層して形成することができる。
ロータ40はステータ30の内側に配置され得、回転軸50の外周面に配置され得る。ここで、ロータ40はステータ30に回転可能に配置され得る。
ロータ40はディスク状のコアプレートが複数枚積層されて形成され得る。ロータ40に配置されたマグネットはステータ30と向き合うように配置され、各マグネットはロータ40の内部に形成されたホールを通じてロータ40に挿入されて結合されるIPMタイプで形成され得る。
前記ロータ40はロータコアの外周面にマグネットが配置されるタイプで構成されてもよい。
したがって、コイル33とマグネットの電気的相互作用でロータ40が回転する。そして、ロータ40が回転するにつれ、回転軸50が回転して駆動力を発生させる。
回転軸50はロータ40の中央部に貫通するように配置され得る。ステータ30に駆動電流が印加されると、ステータ30とロータ40の電磁的相互作用によってロータ40が回転し、これに伴い、回転軸50がロータ40の回転に連動して回転する。
バスバー60はステータ30の上側に配置される。
バスバー60はバスバー胴体61とバスバー胴体61の内部にバスバーターミナル62を含むことができる。ここで、バスバー胴体61は射出成形を通じて形成されたモールド物であり得る。
バスバーターミナル62はU、V、W相の電源と連結される相ターミナルであり得る。
バスバーターミナル62の連結段はバスバー胴体61から露出するように配置される。それにより、バスバーターミナル62の連結段は、図3に図示された通り、コイル33と連結され得る。
図35は、実施例に係るモータ組立体のバスバーターミナルを示す図面である。
図35を参照すると、バスバーターミナル62はバスバーターミナル本体62aとバスバーターミナル本体62aから上部に突出した第5フレーム62bを含むことができる。ここで、第5フレーム62bは結合端部と呼ばれ得る。
第5フレーム62bはモータカバー20を貫通してモータカバー20の上部側に突出するように配置され得る。
第5フレーム62bの端部は第4ボス524により案内されて第4ボス524の内部に配置された第4ターミナル522の一側と結合される。この時、第5フレーム62bの端部には2つの突起が互いに離隔するように形成され得、前記突起は第4ターミナル522の第6ホール522dに結合され得る。
一方、実施例に係るモータ1には第1実施例に係るパワーモジュール部500の代わりに第2実施例に係るパワーモジュール部500aが配置され得る。
図36は、第2実施例に係るパワーモジュール部500aが配置された実施例に係るモータを示す分解斜視図である。
図1および図36を参照すると、実施例に係るモータ1は制御器2とモータ3を含むことができる。そして、制御器2は制御器ハウジング100、CMフィルタ部200、DMフィルタ部300、制御器カバー400、第2実施例に係るパワーモジュール部500a、基板600、第1コネクタ700および第2コネクタ800を含むことができる。
以下、第2実施例に係るパワーモジュール部500aが配置された実施例に係るモータ1の説明において、第1実施例に係るパワーモジュール部500が配置された前記モータ1で記載した同一の構成要素は同一の図面番号で記載されるところ、制御器ハウジング100、CMフィルタ部200、DMフィルタ部300、制御器カバー400、基板600、第1コネクタ700および第2コネクタ800等に対する具体的な説明は省略する。
基板600で逆接続が防止された電源はDMフィルタ部300に伝達された後、パワーモジュール部500aに供給される。
そして、前記パワーモジュール部500aはモータ3を制御できる信号を送出する。この時、前記パワーモジュール部500aは制御器カバー400の下面414に密着する。
図37は実施例に係るモータ組立体の第2実施例に係るパワーモジュール部を示す斜視図であり、図38は実施例に係るモータ組立体の第2実施例に係るパワーモジュール部を示す底面斜視図であり、図39は実施例に係るモータ組立体の第2実施例に係るパワーモジュール部を示す平面図である。
図37〜図39を参照すると、前記パワーモジュール部500aはパワーモジュール510aおよびパワーモジュール510aを囲むモールド部530を含むことができる。この時、パワーモジュール510aは射出方式を通じてモールド部530に配置され得る。ここで、モールド部530は合成樹脂材質で形成され得る。前記パワーモジュール部500aは射出方式により形成されるので、材料費および金型費を節減することができ、生産費用を節減することができる。
パワーモジュール510aはモータ3を制御できる信号を送出する。ここで、パワーモジュール510aとしてはAPM(Automotive Power Module)が利用され得る。
図40は、第2実施例に係るパワーモジュール部のパワーモジュールを示す図面である。
図40を参照すると、パワーモジュール510aはパワーモジュール本体511a、パワーモジュール本体511の一側から下方に突出するように配置される複数個のパワーモジュールピン512とターミナル部を含むことができる。
前記ターミナル部はパワーモジュール本体511aの他側から一領域が下方に突出するように配置される2つの第1パワーモジュールターミナル513bおよびパワーモジュール本体511aに一側が連結された3個の第2パワーモジュールターミナル516を含むことができる。
ここで、パワーモジュールピン512は第1実施例に係るパワーモジュール部500の第1ピン512と同じ構成要素である。
また、第1パワーモジュールターミナル513bは第1実施例に係るパワーモジュール部500の第2ターミナルピン513bと同じ構成要素である。そして、第2パワーモジュールターミナル516は第1実施例に係るパワーモジュール部500の第1ターミナルピン513aと第4ターミナル522を一体化するように変形させた構成要素である。
パワーモジュール本体511aの一側は制御器カバー400の下面414に密着するように配置される。図37に図示された通り、パワーモジュール本体511aは一部領域が突出した凹凸状に形成され得る。すなわち、パワーモジュール本体511aは第1実施例に係るパワーモジュール本体511および第1実施例に係るパワーモジュール本体511の一側から突出した突出領域Aを含むことができる。
したがって、第1実施例に係るパワーモジュール部500のパワーモジュール本体511と比較する時、パワーモジュール本体511aは突出領域Aにより制御器カバー400と接触する接触面積が増大して放熱性能が改善される。また、パワーモジュール本体511aはサイズを拡大できるので設計自由度が上昇する。
パワーモジュールピン512と第1パワーモジュールターミナル513bは互いに向かい合うように離隔して配置され得る。そして、パワーモジュールピン512の端部は基板600に結合されて基板600から信号を受信する。この時、パワーモジュールピン512はソルダリングを通じて基板600に固定され得る。
第1パワーモジュールターミナル513bの一側は制御器ハウジング本体510に電気的に連結され、他側は下方に折り曲げられ得る。
図38に図示された通り、第1パワーモジュールターミナル513bの一側はパワーモジュール本体511aの突出領域Aに連結され、他側はモールド部530の外側に突出され得る。この時、パワーモジュールピン512と下方に突出した第1パワーモジュールターミナル513bの一領域は互いに向かい合うように離隔して配置され得る。
2つの第1パワーモジュールターミナル513bのそれぞれは、第3−2ターミナル340の第3−2−1フレーム342aおよび第3−3ターミナル350の第3−3−3フレーム352cと電気的に連結されて電源の供給を受ける。この時、第1パワーモジュールターミナル513bはパワーモジュール本体511の突出した領域Aを挟んで配置され得る。
第2パワーモジュールターミナル516は前記モータ3に電源の供給を受けるようにする。ここで、第2パワーモジュールターミナル516は金属材質で形成され得る。
第2パワーモジュールターミナル516の一側端部はパワーモジュール本体511aの一側に連結され、他側端部はボス部531の内部に配置され得る。図40に図示された通り、第2パワーモジュールターミナル516の一側端部はパワーモジュール本体511aの突出領域Aに配置され得る。
図40を参照すると、第2パワーモジュールターミナル516は水平上に配置されて一側端部がパワーモジュール本体511aの突出領域Aに一側が連結される第4胴体516aおよび第4胴体516aの他側端部から下方に折り曲げられた後、水平方向に折り曲げられた第4端部516cを含むことができる。ここで、第4端部516cには第6ホール516dが形成され得る。この時、第6ホール516dが形成された第4端部516cはボス部531の内部に露出するように配置される。ここで、第4胴体516aはパワーモジュールターミナル胴体と呼ばれ得る。そして、第6ホール516dは挿入ホールまたはホールと呼ばれ得る。
第6ホール516dにはバスバーターミナル62の端部が結合され得る。この時、第6ホール516dは2つが形成されてバスバーターミナル62の端部との結合力および接触力を向上させることができる。
モールド部530はパワーモジュール510aの一領域を囲むように配置され得る。ここで、モールド部530はパワーモジュール本体511を囲む第1領域と突出領域Aを囲む第2領域に区分され得る。
モールド部530にはボス部531と溝532が形成され得る。ここで、ボス部531は第2領域に配置され得る。そして、溝532は第1領域に配置され得る。
図39を参照すると、ボス部531が形成されたモールド部530の一側幅W3は向かい合うように配置される他側幅W4より小さい。例えば、前記第2領域の幅W3は前記第1領域の幅W4より小さい。ここで、幅W3:幅W4=16:37である。
3個のボス部531のそれぞれはモールド部530の一側から下方に突出するように形成され得る。この時、ボス部531は基板600に向かって突出し、図38に図示された通り、モールド部530で3個に分岐される。ここで、ボス部531は突出領域Aに隣接するように第2領域に配置され得る。
ボス部531のそれぞれは内部に空間が形成され得、ボス部531の内部には第2パワーモジュールターミナル516の第4端部516cが配置され得る。この時、前記空間はボス部531の下部から上部まで貫通する形状に形成され得る。
そして、ボス部531のそれぞれは前記モータ3のバスバーターミナル62の一領域との結合を案内する。それにより、バスバーターミナル62の一領域は第2パワーモジュールターミナル516の第4端部516cと結合されて3相(U、V、W)電源のうちいずれか一つの電源の供給を受けることができる。
一方、ボス部531のそれぞれの下端には突起部531aがさらに形成され得る。
突起部531aはボス部531の下端から下方に突出するように形成される。それにより、前記ボス部531の空間銀突起部531aにより下方に延びる。図38に図示された通り、突起部531aは平面からみて四角形に形成され得る。
溝532はパワーモジュール本体511の両側に2つが形成され得る。そして、溝532を貫通するボルトまたはねじのような締結部材(図示せず)により前記パワーモジュール部500aは制御器カバー400の下面414に密着固定される。
前記では本発明の実施例を参照して説明したが、該当技術分野の通常の知識を有する者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更できることが理解できるであろう。そして、このような修正と変更に関係した差異点も添付された特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。