JP2020534491A - 弁装置 - Google Patents

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Abstract

弁ハウジング(4)を有する弁装置であって、その弁ハウジング内で中空の弁部分(6)が長手方向に移動可能に案内されており、その弁部分が操作装置(8、14)によって駆動されて、少なくとも1つの開放された位置において、流体のためのあらかじめ定めることのできる流れルートに沿って流体入口(E)と流体出口(A)の間で弁を通る流体路を解放し、閉鎖された位置においてはその流体路を遮断し、その閉鎖された位置において弁部分(6)が弁閉鎖部分(10)と接触し、それぞれ開放された位置において弁部分が弁閉鎖部分から持ち上がる、弁装置は、少なくとも1つの流れ案内装置が設けられており、それは、弁部分が開放された位置をとるとすぐに、弁部分(6)から流出する流体のための流れルート内で、少なくとも部分的な方向反転をもたらすことを、特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、弁ハウジングを有する弁装置であって、その弁ハウジング内に中空の弁部分が長手方向に移動可能に案内されており、その弁部分が操作装置によって駆動されて、少なくとも1つの開放された位置において、流体入口と流体出口の間で流体のためのあらかじめ定めることのできる流れルートに沿って弁を通る流体路を解放し、閉鎖された位置においてはこの流体路を遮断し、その閉鎖された位置において弁部分が弁閉鎖部分と接触し、それぞれ開放された位置においては弁部分がその弁閉鎖部分から持ち上がる、弁装置に関する。
特許文献1(独国特許出願公開第10121616号明細書)によって、種概念に基づく弁ハウジングを有する同軸弁が知られており、その弁ハウジング内にパイプの形態の中空の弁部分が長手方向に移動可能に案内されており、その弁部分が、弁閉鎖部分内に配置されている弁座と協働する。さらに中空の弁部分を移動させるために、操作装置としてマグネットドライブが設けられており、そのマグネットドライブは弁部分の外側に取り付けられた接極子を有しており、接極子の両側の移動方向内の空間が定められた横断面を有する通路を介して互いに接続されている。通路の横断面は、弁座を有する弁閉鎖部分に対する弁部分の閉鎖運動が減速されるように、選択されている。したがって通路の横断面を適切に選択することによって、弁の開放特性と閉鎖特性を調節することができる。特にこの既知の弁を閉鎖する場合に(それは圧縮ばねの形態の蓄勢器の力によって、あるいはマグネットドライブ自体によってもたらされる)、専門用後では「閉鎖衝撃」とも称される、弁閉鎖部分の弁座に中空の弁部分があまりに激しく衝突することは、阻止できる。閉鎖衝撃の阻止は、弁にとっての寿命延長をもたらす。しかし閉鎖挙動の減速に基づいて、弁の迅速な応答も阻止されるので、この既知の弁は、弁部分の迅速な駆動挙動が重要となる、多くの適用のためには、適していない。
また、実際においては、この種の同軸弁において弁入口側又は弁出口側における圧力変動に基づいて、中空の弁部分が圧縮ばねのばね力に抗して、弁座を有する弁閉鎖部分から簡単に押し離されることによって、望ましくない開放プロセスがもたらされ得ることも、明らかにされている。
これに対処するために、特許文献2(独国特許出願公開第102005012851号明細書)には、同軸弁において、弁座を中空の弁部分の軸方向の運動方向に摺動可能に支承し、かつ中空の弁部分内で圧力下にある媒体によって、弁座に中空の弁部分の方向にこの圧力を供給することが、すでに提案されている。ただ、このような解決のためには、接続通路が設けられ、その接続通路が弁中空内部空間を弁座の裏側と接続し、それによって弁閉鎖部分の弁座に常に中空の弁部分の方向に圧力が供給されることが保証される。しかし、制御すべき流体内の汚れに基づくこの接続通路の詰まりと汚れを確実に回避するためには、接続通路を時には閉鎖するために駆動すべきメンブレン閉鎖部分又は通路内に挿入されるフィルタのような、付加装備が必要である。
独国特許出願公開第10121616号明細書 独国特許出願公開第102005012851号明細書
したがってこの従来技術に基づいて、本発明の課題は、コスト的に好ましく、かつ機能的に確実なやり方で、中空の弁部分が弁閉鎖部分へ激しく衝突することを阻止し、それにもかかわらず迅速な応答挙動を可能にし、かつ、駆動中の圧力変動に基づいて弁装置の望ましくない開放をもたらすことがないことを保証する、弁装置を提供することである。
この課題は、特許請求項1の特徴を有する弁装置が解決する。
特許請求項1の特徴部分に基づいて、少なくとも1つの流れ案内装置が設けられており、その流れ案内装置は、弁部分が開放された位置をとるとすぐに、弁部分から流出する流体のための流れルート内で少なくとも1つの部分的な方向反転をもたらすことによって、弁装置を閉鎖する場合に中空の弁部分が閉まるように移動する間に減少する、弁部分と弁閉鎖部分の間の間隔が、同時に有害な流れ速度と圧力損失の減少をもたらすので、圧力衝撃又は閉鎖衝撃が有効に阻止されることが、保証されている。特に方向反転に基づいてもはや流れに基づく吸い込み効果ももたらされず、そうでないとその吸い込み効果がキャビテーション及びいわゆる閉鎖衝撃を支援してしまう。このようにして、この種の弁装置の寿命が著しく増大され、その応答挙動が悪化することはない。特に本発明に係る弁は、必要な場合には迅速に切り替わる。
さらに、同軸弁の分野における平均的当業者にとって驚くべきことに、本発明に係る流れ案内装置によって流れルート内で方向反転が行われることにより、中空の弁部分が閉鎖位置において確実に弁閉鎖部分に留まることによって、弁装置の流体入口側又は出口側で圧力変動があっても、もはや弁装置の望ましくない開放がもたらされることはない。
本発明に係る弁装置の好ましい実施形態において、流体のための流れルートの方向において、第1の流れ案内装置に少なくとも1つの他の流れ案内装置が相前後する順序で連続しており、それが、第1の流れ案内装置によってもたらされた、流れルート内の方向反転を少なくとも部分的に他の方向反転の分だけ補足して、それによって好ましくは流体のための2つの方向反転の通過後に、弁部分内に主として存在する直線的な流体流れ方向が2つの流れ案内装置の通過後に再び得られる。このようにして、弁装置が開放される場合に、既知の解決に比較して、2つの案内装置を介してはっきりと延長された流れルートが得られ、それは、あらかじめ定めることのできる流体量の時間的通過が等しい場合に、流れ速度の減少をもたらし、それが望まれるアクティブな閉鎖位置緩衝に役立つ。
本発明に係る弁装置の他の好ましい実施形態において、第1の流れ案内装置は弁部分の一部と弁閉鎖部分の一部から形成されており、その限りにおいてそれらが方向反転の枠内で、弁部分の開放された位置においてその弁部分から流出する流体のための流れルートを画成する。好ましくはさらに、他の流れ案内装置は、第1の流れ案内装置の部分とガイド装置の部分から形成されており、そのガイド装置は好ましくは弁ハウジングの壁部分から形成されている。
このようにして、弁構造においてもともとすでに存在している弁コンポーネントによって、流れ反転を有するそれぞれの流れ案内を実現することができ、それがコストの削減に寄与し、かつすでに存在している組立てコンポーネントの数が少ないことに基づいて、機能安全性を高める。
本発明に係る弁装置の特に好ましい実施形態において、2つの流れ案内装置は流れ案内装置全体を形成しながら、互いに少なくとも1つの共通の平面を形成し、その平面はそれぞれ弁部分の長手軸を通って延びており、かつその平面内で流体の流れルートが波形を形成している。好ましくはサイン形状に延びる波は、本発明に係る弁装置の横断面全体にわたって、リング形状の波形文様を形成し、それが妨げられない流れを意味するので、駆動中のエネルギ損失が回避される。
特に好ましくは、2つの流れ案内装置は、少なくとも部分的に弁部分、弁閉鎖部分及びガイド装置の壁部分から形成されており、それらが互いに対して同心の配置において、弁部分と弁閉鎖部分の間、及びこの閉鎖部分とガイド装置の間にリング形状の流れ空間を画成する。このように形成された離散的な流れ空間が、弁装置の流れ駆動における波形の妨げられない構築を許す。
弁閉鎖部分が、既知の解決(独国特許出願公開第102005012851(A1)号明細書)とは異なり、弁ハウジング内に固定的に配置されており、かつ閉鎖プレートが好ましくはエラストマー材料からなり、操作装置の他の部分としての操作マグネットが通電されない場合に、操作装置の一部としての蓄勢器の作用を受けて弁部分がその閉鎖された位置において、その閉鎖プレートに密閉するように接触することによって、移動可能な弁コンポーネントが少ない、構造的に簡単な構造が得られ、それが機能安全性を高める。
保守も簡略化され、かつ、弁閉鎖部分に配置されている閉鎖プレートは、必要な場合において、したがってたとえば摩耗した場合に、容易に新しい部品と交換される。好ましくはエラストマー材料から構築された閉鎖プレートは、所定の媒体に対して非適合性を有することがあり得るので、その限りにおいてそれぞれ流体使用又は薬剤使用に応じて閉鎖プレートをより頑丈な閉鎖プレートに容易に交換可能でもある。
本発明に係る弁装置の好ましい実施形態において、弁部分の完全に開放された位置において、操作マグネットのマグネット接極子が磁気的な分離としての分離間隙を残しながら、操作装置のポールコアに対して移動してブロックすること、及び弁部分がその軸方向の移動方向において弁閉鎖部分との係合を離れ、かつ弁部分と弁閉鎖部分の互いに向き合う前側が、互いに対して軸方向の間隔を有することによって、弁部分と弁閉鎖部分の間の間隔の選択を介して、磁気的な分離をエアギャップの大きさを介して必要に合わせて調節する可能性も拓かれる。
本発明に係る弁装置の他の好ましい実施形態において、弁部分の閉鎖された位置において制御エッジの形態の弁部分の自由な前側が、第1の流れ空間を形成しながら、弁閉鎖部分の他の種類のリング形状の制御エッジ内に包囲されている。2つの制御エッジは、互いに対して最適に調節され、かつそのそれぞれの前側のアクセスに関して良好に形成されているだけでなく(それは高さ、奥行き及び角度調節も含む)、簡単かつコスト的に好ましく形成される。
さらに、弁装置の駆動のために好ましくは、弁部分のかなり開放された位置において、その自由な前側が第1の流れ空間を増大させながら、軸方向において弁閉鎖部分の閉鎖プレートから遠ざかり、かつ弁部分の完全に開放された位置においては、他の流れ空間を共に画成するガイド装置と面一で終了する。弁装置の駆動中に、2つの流れ空間のそれぞれの流体充填が、弁閉鎖部分に対する弁部分の移動を、駆動中に非安定性が生じることがないように、安定させる。
すでに言及した波形の流れ推移は、それぞれのリング形状の制御エッジが弁部分及び/又は弁閉鎖部分に設けられた円錐状に傾斜した環状面によって、そのそれぞれの自由端部において共に限定されており、かつ弁閉鎖部分の環状面が流体出口の方向に、そして弁部分の他の環状面が流体入口の方向に傾斜していることによって、さらに支援され、かつ安定化される。
本発明に係る弁装置の他の好ましい実施形態において、弁閉鎖部分は弁ハウジング内でそのハウジング部分の間に、好ましくは締めつけられて、収容されており、それらのハウジング部分がある種のトーラスを共に画成し、そのトーラスが他の流れ空間によって共に形成されており、その流れ空間は好ましくはだんだん拡幅するようにしてその他のトーラス空間に連続している。流れチャンバをトーラスの形態で形成することによって、弁部分から弁閉鎖部分への移行部における流体通路及び装置の流体出口が均一化され、その結果、このようにして得られる層状の流れの枠内で、キャビテーションを形成する乱流が排除されている。好ましくは弁閉鎖部分がトーラスを貫通し、かつリングフランジに配置された透孔を有しており、その透孔が両側においてトーラス内へ連通し、そのトーラスが出口側において弁装置の流体出口の方向に案内されている。本発明に係る弁装置においては、異なるシール材料も使用しながら、多数の同一部品が使用されることによって、既知の解決に比較して製造コストがそれに応じて削減されている。それに寄与するものとして、弁閉鎖部分が原則的に回転部分として形成されており、4つの構成部分のみの範囲内で、特にシール挿入片用のシールの形態で、構成されており、そのシール挿入片が弁閉鎖部分の弁座収容部内に、個々の固定ねじのような、固定手段を用いて固定可能である。シールは、エラストマーの閉鎖プレートによって形成されており、かつシール挿入片自体は、弁閉鎖部分の制御エッジを案内する、自立した構成部分である。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は、閉鎖位置に配置された弁部分を有する弁装置を図式的に簡略化して示す縦断面図である。 図2は、図1に示す弁装置の自由端部領域を、図1に比較して拡大し、かつ破断して図式的に簡略化して示す縦断面図である。 図3は、図1と2に示す弁装置の弁閉鎖部分を図式的に簡略化して示す縦断面図である。 図4は、図3に示す弁装置の弁閉鎖部分を示す斜視図である。
図1は、弁装置を図式的に簡略化した縦断面で示しており、その弁装置は弁ハウジング4を有しており、その中で中空の円筒状の弁部分6が長手移動可能に案内されている。図1において弁部分6は、操作装置8、14の一部としての圧縮ばねの形態の蓄勢器8の作用を受けて、閉鎖された位置において弁閉鎖部分10と接触して示されており、その位置において弁閉鎖部分は流体入口Eと流体出口Aの間で、油圧媒体(オイル)のような流体のためのあらかじめ定めることのできる流れルートに沿って、弁装置を通る流体路を遮断する。
図には詳細に示されない、少なくとも1つの開放された位置において(その中で弁部分6は操作装置8、14の他の部分としてのマグネット操作装置14によって駆動されて、圧縮ばね8の作用に抗してその軸方向の移動方向において弁閉鎖部分6との係合を外れて、この弁閉鎖部分から持ち上がる)、流体入口Eと流体出口Aの間で流体のためのあらかじめ定めることのできる流れルートに沿って弁装置を通る流体路が解放される。弁部分6のこの開放された位置において、弁部分6と弁閉鎖部分10の互いに向き合う前側42、46は互いに対して軸方向の間隔を有している。
図1に示すマグネット操作装置14は、通電可能な操作マグネット16を有しており、その操作マグネットは通常のように、したがってこれ以上詳しく記述しないやり方でコイル巻き線47を有しており、そのコイル巻き線はコネクタ部分を介して外部から通電可能である。さらに長手方向に移動可能なマグネット接極子18が設けられており、そのマグネット接極子は弁部分6と直接接触し、かつ堅固に結合されて、この弁部分に直接作用する。コイル巻き線47が通電された場合に、マグネット接極子18が−図1を見る視線方向において−図1に示すコイル巻き線47の通電されない状態から左ヘ向かって移動し、弁部分6も同様に圧縮ばねの形態の蓄勢器8の作用に抗して、左へ向かって移動する。弁部分6が完全に開放された位置において、操作マグネット16のマグネット接触子18は、段付きで形成された、操作マグネット16のための磁気的な分離として用いられる、分離間隙20を残して、操作装置14、8のポールコア22に対して移動してブロックする。
図2に示すように、弁閉鎖部分10は弁ハウジング4内でそのハウジング部分24の間に、好ましくは締めつけるように、収容されており、かつそこに固定的に配置されている。これらのハウジング部分24は、弁ハウジング4内である種のトーラス26を共に画成し、そのトーラスを弁閉鎖部分10が貫通し、かつそのトーラスは出口側において流体出口Aの方向に案内されている。弁閉鎖部分10は、図4に示すように、リングフランジ28に配置された透孔30を有しており、その透孔が両側においてトーラス26内へ連通し、かつ好ましくは円軌跡上に延びており、かつ図3に示す、好ましくはエラストマー材料からなる閉鎖プレート32を有しており、操作マグネット16が通電されない場合に、弁部材6がその閉鎖された位置において蓄勢器8の作用を受けてその閉鎖プレートに対して密閉するように接触している。
図2がさらに示すように、弁装置は流れ案内装置34を有しており、その流れ案内装置は、弁部分6が図には詳細に示されない開放された位置を占めるとすぐに、その弁部分から流出する流体のための流れルート内で180°の方向変換をもたらす。第1の流れ案内装置34は、実質的に弁部分6の部分と弁閉鎖部分10の部分から形成されており、その限りにおいてそれらは方向反転の枠内で、弁部分の開放された位置において弁部分6から流出する流体のための流れルートを画成する。
流体のための流れルートの方向において、第1の流れ案内装置34に、図2に示す少なくとも1つの他の流れ案内装置36が連続しており、それが、第1の流れ案内装置34によってもたらされる、流れルート内の方向反転を少なくとも部分的に、ここでも180°の他の方向反転の分だけ補足し、それによって流体のための2つの方向反転の通過後に、弁部分6内に主として存在する直線的な流体流れ方向は2つの流れ案内装置34、36の通過後に、再び流体出口Aの方向に維持される。他の流れ案内装置36は、第1の流れ案内装置34の一部と、トーラス26を共に画成する弁ハウジング4の壁部分からなるガイド装置38とによって共に形成されている。
第1の流れ案内装置34と他の流れ案内装置36は、流れ案内装置全体を形成しながら互いに、図面平面内に位置する少なくとも1つの共通の仮想の平面を形成し、その仮想の平面は、それぞれ弁部分6の長手軸を通って延びており、かつその平面内で流体の流れルートが波形を形成する。2つの流れ案内装置34、36は、少なくとも部分的に弁部分6、弁閉鎖部分10及びガイド装置38の壁部分によって形成されており、それらは互いに対して同軸の配置において、弁部分6と弁閉鎖部分10の間及びこの弁閉鎖部分10とガイド装置38の間にリング形状の流れ空間40を画成する。その限りにおいて、仮想の平面と波形も、それ自体閉鎖されたリング形状の3次元の空間を形成する。
図2が示すように、弁部分6の閉鎖された位置において、その自由な前側42は、ある種のリング形状の制御エッジ43の形態で、流れ空間44を形成しながら、弁閉鎖部分10の他の種類のリング形状の制御エッジ45によって包囲されており、その制御エッジは自由な前側46に形成されている。図3が示すように、弁閉鎖部分10に設けられたリング形状の制御エッジ45は、流体入口Eの方向に傾斜した円錐状の環状面64によってその自由端部において共に限定されている。図2が示すように、弁部分6のリング形状の制御エッジ43は、弁部分6に設けられた、流体入口Eの方向に傾斜した他の円錐状の環状面62によって、その自由端部を共に限定されている。図には詳しく示されていないが、弁部分6のかなり開放された位置において、その自由な前側42は流れ空間44を拡大させながら、弁閉鎖部分10の閉鎖プレート32から軸方向に離れる。弁部分6の完全に開放された位置において、その一方の自由な前側42は、ガイド装置38と面一で終了し、そのガイド装置が他の流れ空間48を共に画成する。トーラス26は、他の流れ空間48を共に画成し、その流れ空間は好ましくは常に拡大するようにその他のトーラス空間66に連続する。
図3が示すように、弁閉鎖部分10はさらに、回転部分として形成された、終端側の底60を備えた円筒状のシール挿入片50とシール収容部52とを有しており、その底をとおって透孔が延びている。シール挿入片50内には、閉鎖プレート32が収容されている。シール挿入片50の直径は、その最小の箇所において、弁部分6の外径よりも大きい。シール収容部52は、固定ねじ56をねじ込むための、内ねじを備えた袋孔54を有しており、その固定ねじによって、特にそのねじヘッドによって閉鎖プレート32に作用し、かつ閉鎖プレート32とシール挿入片50の通過部を通って延びるように、閉鎖プレート32とシール挿入片50がシール収容部52に固定可能である。流体入口Eの方向へ向けられた、閉鎖プレート32を越えて弁部分6の方向へ張り出す、シール挿入片50の端縁領域が、弁閉鎖部分10のリング形状の制御エッジ45を形成する。
シール挿入片50の内側へ向けられた、弁閉鎖部分10の制御エッジ45を共に画成する内壁は、図3に示すように、縦断面で見てシール挿入片50の一方の端部58から底側の他方の端部60の方向に、まず弁閉鎖部分10の長手軸Lに対して傾斜して延び、特に円錐状に、8度と18度の間の、好ましくは13度の角度で延びている。他の端部60の方向において、傾斜した推移に、弁閉鎖部分10の長手軸Lに対して平行の傾斜のない推移が連続しており、その弁閉鎖部分においてシール挿入片50が最小の内径を有している。傾斜した推移と傾斜のない推移の間の比は、10:1と10:5の間、好ましくは10:3である。制御エッジ45の傾斜のない推移の後で、シール挿入片50の内壁の内径が飛躍的に拡大する。この内径拡大の領域内に閉鎖プレート32が次のように、すなわちシール挿入片50の制御エッジ45の閉鎖プレート32側の端部が、閉鎖プレート32を越えて弁閉鎖部分10の長手軸Lの方向に、ある種の凸片の形態で張り出すように、配置されている。
弁部分6の内側を向いた、弁部分6の制御エッジ43を共に限定する内壁は、縦断面において、図2に示すように、弁部分6の前側42からその他方の前側の方向に、弁部分6の長手軸Lに対して傾斜して、30と40度の間、好ましくは35度の角度βで、特に円錐状に延びている。
シール収容部52は、流体を流れガイドするために、そのシール挿入片50とは逆の側及び流体出口Aへ向いた側において部分的に円錐状に延びている。
以下、流体入口Eと流体出口Aの間で弁を通って流れる流体の流れルートについて、説明する:
弁閉鎖部分10が、図には示されていない、その開放された位置に配置されている場合に、第1のステップにおいて流体は、流体入口Eから始まって中空の弁部分6を通って実質的に直線的に流れる。第2のステップにおいては、流体は第1の流れ案内装置34を貫流し、その流れ案内装置によって流れルート内の180°の方向変換がもたらされ、かつ直接連続して第3のステップにおいて、他の流れ案内装置36を貫流し、その流れ案内装置によって流れルート内でさらにここでも180°の方向変換がもたらされる。流体は、流れ空間44を通過して、それを通ってトーラス26内の他の流れ空間48内へ達し、その中に弁閉鎖部分10が固定的に配置されている。第4のステップにおいて、流体は弁閉鎖部分10のリングフランジ28内の透孔30を貫流して、その他のトーラス空間66内へ達する。最後のステップにおいて、流体は流体出口Aを実質的に直線的に貫流する。
弁装置が開放され、したがって中空円筒状の弁部分6の自由な前側が、ハウジング4内に固定的に配置されている弁閉鎖部分10の前側から離れた場合に、流体は弁部分6から流出し、かつ絞るやり方で、弁閉鎖部分10の閉鎖プレート32に沿って外側へ向かって径方向に90°方向変換して案内される。次に流体は、減少された速度においてさらにシール挿入片50の内側へ当接し、かつ第1の流れ案内装置34のおかげで弁閉鎖部分10の外側を向いた制御エッジ45によって、流体のすでに説明した180°の反転又は方向変換がもたらされる。わずかに開放された弁位置においては、このような流体の流れが著しく絞られたやり方で行われ、それが流体ガイドの安定性を高める。弁部分6の制御エッジ43を介しての第1の方向反転の他に、弁装置の流体出口Aの方向に弁閉鎖部分10の制御エッジ45によって、他の流れ案内装置36を介して逆方向に他の方向反転がもたらされる。ここでも開放プロセスの開始時にさらに絞りがもたらされ、それが弁装置の開放の際の動特性を減少させる。弁部分6がさらに開放した場合に、絞りは弁装置の流れ案内装置全体としての2つの流れ案内装置34、36を介して減少し、流体速度は増大する。弁装置の流体入口Eと流体出口Aにおける流体流は、互いに平行に向けられているので、流れ損失がフィルタ装置内部の流れ推移の乱れをもたらすことはあり得ず、そうでないとそれが、特に弁閉鎖部分10に生じるキャビテーションを支援する。このようにして、すでに説明した開放プロセスの間の流体流の絞りは、逆方向においても弁装置の閉鎖の際に存在するので、弁部分6のみが必ず緩衝されて弁閉鎖部分10と接触し、それが危惧される閉鎖衝撃の回避に役立つ。2つの流れ案内装置34、36によって、弁部分6は流体入口E又は流体出口Aにおいて場合によっては生じる圧力変動に関係なく、閉鎖された位置(図1)に保持されたままとなることも、達成される。というのは、特に他の流れ案内装置36が制御エッジ45と共に、この種の圧力変動がシールドされずに弁部分6の前側に作用し得ることを回避することを助けるからである。弁部分6のための閉鎖位置を安定させることに、弁部分の制御エッジ43が閉鎖プレート32のエラストマー材料内へ、環状接触を形成しながら入り込むことも寄与する。その限りにおいて弁部分6の制御面が意図されない流体作用から保護されているので、はもはや、圧縮ばねの形態の蓄勢器を特に強く、あるいは硬く形成することは必要とされず、そうでない場合にそれは、弁装置のエネルギ収支全体にマイナスに作用することがある。というのは、圧縮ばね8の作用に抗してマグネット接極子18を弁部分6と共に移動させることができるようにするために、より強い操作マグネット16が必要となるからである。これは、従来技術において相当するものはない。

Claims (14)

  1. 弁ハウジング(4)を有する弁装置であって、前記弁ハウジング内で長手方向に移動可能に中空の弁部分(6)が案内されており、前記弁部分が操作装置(8、14)によって駆動されて、少なくとも1つの開放された位置において、流体のためのあらかじめ定めることのできる流れルートに沿って流体入口(E)と流体出口(A)の間で弁を通る流体路を解放し、かつ閉鎖された位置においてはこの流体路を遮断し、前記閉鎖された位置において弁部分(6)が弁閉鎖部分(10)と接触し、それぞれの開放された位置においては弁部分が前記弁閉鎖部分から持ち上がる、弁装置において、
    少なくとも1つの流れ案内装置(34)が設けられており、前記流れ案内装置は、弁部分(6)が開放された位置を占めるとすぐに、弁部分から流出する流体のための流れルート内で少なくとも部分的な方向反転をもたらす、ことを特徴とする弁装置。
  2. 流体のための流れルートの方向において、第1の流れ案内装置(34)に少なくとも1つの他の流れ案内装置(36)が相前後する順序で連続しており、前記他の流れ案内装置が第1の流れ案内装置(34)によってもたらされる流れルート内の方向反転を少なくとも部分的な他の方向反転の分だけ補足して、それによって好ましくは流体のための2つの方向反転の通過後に、弁部分(6)内に主として存在する直線的な流体流れ方向が、2つの流れ案内装置(34、36)の通過後に再び得られる、ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 第1の流れ案内装置(34)が、弁部分(6)の部分と弁閉鎖部分(10)の部分から形成されており、その限りにおいてそれらが方向反転の枠内で、弁部分の開放された位置において弁部分(6)から流出する流体のための流れルートを画成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の弁装置。
  4. 他の流れ案内装置(36)が、第1の流れ案内装置(34)の部分とガイド装置(38)から形成されており、前記ガイド装置が好ましくは弁ハウジング(4)の壁部分から形成されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弁装置。
  5. 2つの流れ案内装置(34、36)が、流れ案内装置全体を形成しながら、互いに少なくとも1つの共通の平面を形成し、前記平面がそれぞれ弁部分(6)の長手軸(L)を通って延びており、かつ前記平面内で流体の流れルートが波形を形成している、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の弁装置。
  6. 2つの流れ案内装置(34、36)が、少なくとも部分的に弁部分(6)、弁閉鎖部分(10)及びガイド装置(38)の壁部分から形成されており、それらが互いに対して同心の配置において、弁部分(6)と弁閉鎖部分(10)の間、及びこの閉鎖部分(10)とガイド装置(38)の間に環状の流れ空間(44)を画成している、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の弁装置。
  7. 弁閉鎖部分(10)が弁ハウジング(4)内に固定的に配置されており、かつ好ましくはエラストマー材料からなる閉鎖プレート(32)を有し、操作装置(8、14)の他の部分としての操作マグネット(16)が通電されない場合に、弁部分(6)がその閉鎖された位置において操作装置(8、14)の一部としての蓄勢器(8)の作用を受けて、前記閉鎖プレートに対して密閉するように接触している、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の弁装置。
  8. 弁部分(6)の完全に開放された位置において、操作マグネット(16)のマグネット接極子(18)が分離間隙(20)を残しながら、操作装置(8、14)のポールコア(22)に対して移動してブロックし、かつ
    弁部分(6)がその軸方向の移動方向において弁閉鎖部分(10)との係合を外れ、かつ弁部分(42)と弁閉鎖部分(10)の互いに向き合う前側が、互いに対して軸方向の間隔を有している、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の弁装置。
  9. 弁部分(6)の閉鎖された位置において、その自由な前側(42)が制御エッジ(43)の形態で1つの流れ空間(44)を形成しながら、弁閉鎖部分(10)の他の種類の環状の制御エッジ(45)によって包囲されている、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の弁装置。
  10. 弁部分(6)のかなり開放された位置において、その自由な前側(42)が1つの流れ空間(44)を拡大しながら、軸方向において弁閉鎖部分(10)の閉鎖プレート(32)から遠ざかる、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の弁装置。
  11. 弁閉鎖部分(10)の完全に開放された位置において、その自由な前側(42)がガイド装置(38)と面一で終了し、前記ガイド装置が他の流れ空間(48)を共に画成している、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の弁装置。
  12. それぞれのリング形状の制御エッジ(43、45)が、弁部分(6)に、かつ/又は弁閉鎖部分(10)に設けられた円錐状に傾斜した環状面(62、64)によって、そのそれぞれの自由端部において共に限定されており、かつ
    弁閉鎖部分(10)の環状面(64)が流体出口(A)の方向に、かつ弁部分(6)の他の環状面(62)が流体入口(E)の方向に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の弁装置。
  13. 弁閉鎖部分(6)が弁ハウジング(4)内で、そのハウジング部分(24)の間に、好ましくは締めつけられて、収容されており、前記ハウジング部分がある種のトーラス(26)を共に画成し、前記トーラスが他の流れ空間(48)によって共に形成されており、前記他の流れ空間が好ましくは常に拡幅するようにその他のトーラス空間(66)に連続している、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の弁装置。
  14. 弁閉鎖部分(10)がトーラス(26)を貫通し、かつリングフランジ(28)に配置された透孔(30)を有しており、前記透孔が両側においてトーラス(26)内へ連通し、前記トーラスが出口側において流体出口(A)の方向に案内されている、ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の弁装置。
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