JP2020527014A5 - - Google Patents

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Description

軸方向磁束モータおよび発電機のための改善された平面複合構造およびアセンブリ
(関連出願)
本願は、(A)米国特許出願第15/852,972号(2017年12月22日出願、名称「PLANAR COMPOSITE STRUCTURES AND ASSEMBLIES FOR AXIAL FLUX MOTORS AND GENERATORS」)および(B)米国仮特許出願第62/530,552号(2017年7月10日出願、名称「STRUCTURES AND METHODS OF STACKING SUBASSEMBLIES IN PLANAR COMPOSITE STATORS TO OBTAIN HIGHER WORKING VOLTAGES」)の各々に対する優先権を主張する。上記出願、公開、および特許各々の内容は、あらゆる目的のためにそれらの全体において参照により本明細書に組み込まれる。
平面複合構造(PCS)を軸方向磁束モータまたは発電機においてステータとして使用することは、公知である。そのようなステータの例が、米国特許第7,109,625号(「第’625号特許」、特許文献1)に説明されている。
米国特許第7,109,625号明細書
いくつかの実施形態では、軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)は、誘電層と、誘電層上に配置された第1の伝導層とを備えている。第1の伝導層は、通電されると、モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する第1の巻線の第1の部分と、通電されると、モータまたは発電機の第2の相のための磁束を生成する第2の巻線の第1の部分とを形成する第1の伝導性トレースを備えている。
いくつかの実施形態では、軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)は、誘電層と、誘電層の第1の側に位置している第1の伝導層と、誘電層の第2の側に位置している第2の伝導層とを備えている。第1の伝導層は、通電されると、モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分を形成する第1の伝導性トレースを備えている。第2の伝導層は、巻線の第2の部分を形成する第2の伝導性トレースを備えている。巻線の第1の部分は、巻線の第2の部分と直列に接続され、巻線の第1および第2の部分は、電流の同じ量が、巻線の第1および第2の部分の各々を通して流動するように構成され、配列される。
いくつかの実施形態では、軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)は、第1の伝導性トレースを備えている第1の伝導層と、第2の伝導性トレースを備えている第2の伝導層と、第3の伝導性トレースを備えている第3の伝導層と、第4の伝導性トレースを備えている第4の伝導層とを備えている。第1の伝導性トレースは、第1の半径方向距離から第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体を含み、第2の伝導性トレースは、第1の半径方向距離から第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第2の半径方向導体を含み、第3の伝導性トレースは、第1の半径方向距離から第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第3の半径方向導体を含み、第4の伝導性トレースは、第1の半径方向距離から第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第4の半径方向導体を含む。第1の半径方向導体は、第1のブラインドまたはベリードビアによって第2の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続され、第3の半径方向導体は、第2のブラインドもしくはベリードビアによって第4の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続される。
いくつかの実施形態では、軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)は、第1の半径方向距離から第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体と、第1のエンドターン導体と、第2のエンドターン導体とを含む第1の伝導層備えているサブアセンブリを備えている。第1のエンドターン導体は、第1の半径方向導体の第1の群を相互接続し、軸方向磁束モータまたは発電機の第1の相のための第1の巻線を形成する。第2のエンドターン導体は、第1の半径方向導体の第2の群を相互接続し、軸方向磁束モータまたは発電機の第2の相のための第2の巻線を形成する。第1のサブアセンブリは、第1のエンドターン導体より多い第2のエンドターン導体を含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
誘電層と、
前記誘電層上に配置された第1の伝導層と
を備え、
前記第1の伝導層は、第1の伝導性トレースを備え、前記第1の伝導性トレースは、
通電されると、前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する第1の巻線の第1の部分と、
通電されると、前記モータまたは発電機の第2の相のための磁束を生成する第2の巻線の第1の部分と
を形成する、PCS。
(項目2)
前記第1の伝導性トレースは、
第1の半径方向導体であって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも第1の半径方向距離と前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第1の半径方向導体と、
第1の伝導性エンドターンと
を備え、
前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、項目1に記載のPCS。
(項目3)
前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンと、第2の外側エンドターンとを備え、
前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第1の部分は、前記第1の外側エンドターンを備え、
前記第2の巻線の前記第1の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、項目2に記載のPCS。
(項目4)
前記第1の伝導性エンドターンは、第1の内側エンドターンと、第2の内側エンドターンとを備え、
前記第1の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第2の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第1の部分は、前記第1の内側エンドターンを備え、
前記第2の巻線の前記第1の部分は、前記第2の内側エンドターンを備えている、項目2に記載のPCS。
(項目5)
前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第1の部分と直列に電気的に接続された第2の部分を備え、
前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンをさらに備え、
前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体の前記第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第2の部分は、前記第1の外側エンドターンを備えている、項目4に記載のPCS。
(項目6)
前記第1の内側エンドターンおよび前記第1の外側エンドターンは、前記第1の巻線の前記第1の部分と第2の部分とが蛇行パターンを形成するように配列されている、項目5に記載のPCS。
(項目7)
前記第1の伝導層は、前記誘電層の第1の側に位置し、
前記PCSは、前記誘電層の第2の側に位置している第2の伝導層をさらに備え、
前記第2の伝導層は、前記第1の巻線の第3の部分を形成する第2の伝導性トレースを備え、前記第1の巻線の前記第3の部分は、前記第1の巻線の前記第2の部分と直列に接続されている項目5または項目6に記載のPCS。
(項目8)
前記第2の伝導性トレースは、
第2の半径方向導体であって、前記第2の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延び、前記第1の半径方向導体のうちの対応する1つのものに電気的に接続されている、第2の半径方向導体と、
第2の伝導性エンドターンと
を備え、
前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、項目7に記載のPCS。
(項目9)
前記第2の伝導性エンドターンは、第3の内側エンドターンを備え、
前記第3の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第3の部分は、前記第3の内側エンドターンを備えている、項目8に記載のPCS。
(項目10)
前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第3の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
前記第1の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、項目8または項目9に記載のPCS。
(項目11)
前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第3の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
前記第2の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体の第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体ののうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
前記第1の巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、項目8または項目9に記載のPCS。
(項目12)
前記誘電層を通したビアをさらに備え、前記ビアは、前記第2の半径方向導体の各々を前記第1の半径方向導体のうちの対応する1つと電気的に相互接続している、項目8−11のいずれか1項に記載のPCS。
(項目13)
前記第1の巻線は、第1の蛇行巻線を備え、前記第2の巻線は、第2の蛇行巻線を備えている、項目8−12のいずれか1項に記載のPCS。
(項目14)
軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
誘電層と、
前記誘電層の第1の側に位置している第1の伝導層であって、前記第1の伝導層は、通電されると、前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分を形成する第1の伝導性トレースを備えている、第1の伝導層と、
前記誘電層の第2の側に位置している第2の伝導層であって、前記第2の伝導層は、前記巻線の第2の部分を形成する第2の伝導性トレースを備えている、第2の伝導層と
を備え、
前記巻線の前記第1の部分は、前記巻線の前記第2の部分と直列に接続され、
前記巻線の前記第1および第2の部分は、電流の同じ量が前記巻線の前記第1および第2の部分の各々を通して流動するように構成され、配列されている、PCS。
(項目15)
前記第1の伝導性トレースは、
第1の半径方向導体であって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも第1の半径方向距離と前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第1の半径方向導体と、
第1の伝導性エンドターンと
を備え、
前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、
前記第2の伝導性トレースは、
第2の半径方向導体であって、前記第2の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延び、前記第1の半径方向導体のうちの対応する1つのものに電気的に接続されている、第2の半径方向導体と、
第2の伝導性エンドターンと
を備え、
前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、項目14に記載のPCS。
(項目16)
前記第1の伝導性エンドターンは、第1の内側エンドターンを備え、
前記第1の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
前記巻線の前記第1の部分は、前記第1の内側エンドターンを備え、
前記第2の伝導性エンドターンは、第2の内側エンドターンを備え、
前記第2の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
前記巻線の第2の部分は、前記第2の内側エンドターンを備えている、項目15に記載のPCS。
(項目17)
前記巻線は、前記巻線の前記第1の部分と前記巻線の前記第2の部分との間に直列に電気的に接続された第3の部分をさらに備え、
前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンをさらに備え、
前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体の第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
前記巻線の前記第3の部分は、前記第1の外側エンドターンを備えている、項目16に記載のPCS。
(項目18)
前記第1の内側エンドターン、前記第2の内側エンドターン、および前記第1の外側エンドターンは、前記第1の巻線の前記第1、第2、および第3の部分が蛇行パターンを形成するように配列されている、項目17に記載のPCS。
(項目19)
前記巻線は、前記巻線の前記第2の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
前記第1の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
前記巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、項目17または項目18に記載のPCS。
(項目20)
前記巻線は、前記巻線の前記第2の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
前記第2の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体の第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
前記巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、項目17または項目18に記載のPCS。
(項目21)
前記誘電層を通したビアをさらに備え、前記ビアは、前記第2の半径方向導体の各々を前記第1の半径方向導体のうちの対応する1つと電気的に相互接続する、項目15−20のいずれか1項に記載のPCS。
(項目22)
前記第1の伝導層は、前記PCSの第1のサブアセンブリに含まれ、
前記第2の伝導層は、前記PCSの第2のサブアセンブリに含まれ、
前記第1のサブアセンブリは、前記巻線の第3の部分を含み、
前記巻線の前記第3の部分は、前記巻線の前記第1の部分を含み、
前記巻線の第3の部分は、少なくとも一度、前記第1のサブアセンブリの第1の領域を囲み、
前記第2のサブアセンブリは、前記巻線の第4の部分を含み、
前記巻線の前記第4の部分は、前記巻線の前記第2の部分を含み、
前記巻線の前記第4の部分は、少なくとも一度、前記第2のサブアセンブリの第2の領域を囲む、項目14−16のいずれか1項に記載のPCS。
(項目23)
軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
第1の伝導性トレースを備えている第1の伝導層であって、前記第1の伝導性トレースは、第1の半径方向距離から前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体を含む、第1の伝導層と、
第2の伝導性トレースを備えている第2の伝導層であって、前記第2の伝導性トレースは、前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第2の半径方向導体を含む、第2の伝導層と、
第3の伝導性トレースを備えている第3の伝導層であって、前記第3の伝導性トレースは、前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第3の半径方向導体を含む、第3の伝導層と、
第4の伝導性トレースを備えている第4の伝導層であって、前記第4の伝導性トレースは、前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第4の半径方向導体を含む、第4の伝導層と
を含み、
前記第1の半径方向導体は、第1のブラインドまたはベリードビアによって前記第2の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続され、
前記第3の半径方向導体は、第2のブラインドまたはベリードビアによって前記第4の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続されている、PCS。
(項目24)
前記第1の伝導性トレースは、第1の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、
前記第2の伝導性トレースは、第2の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、
前記第3の伝導性トレースは、第3の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第3の伝導性エンドターンの各々は、前記第3の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、
前記第4の伝導性トレースは、第4の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第4の伝導性エンドターンの各々は、前記第4の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、項目23に記載のPCS。
(項目25)
前記第1の半径方向導体、前記第2の半径方向導体、前記第1の伝導性エンドターン、および前記第2の伝導性エンドターンは、通電されると、前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分のための電気経路を確立し、
前記第3の半径方向導体、前記第4の半径方向導体、前記第3の伝導性エンドターン、および前記第4の伝導性エンドターンは、前記巻線の第2の部分のための電気経路を確立し、
前記巻線の前記第1の部分は、前記巻線の前記第2の部分と直列に接続されている、項目24に記載のPCS。
(項目26)
軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、第1の伝導層を備えている第1のサブアセンブリを備え、前記第1の伝導層は、第1の半径方向距離から前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体と、第1のエンドターン導体と、第2のエンドターン導体とを含み、
前記第1のエンドターン導体は、前記第1の半径方向導体の第1の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第1の相のための第1の巻線を形成し、
前記第2のエンドターン導体は、前記第1の半径方向導体の第2の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第2の相のための第2の巻線を形成し、
前記第1のサブアセンブリは、第1のエンドターン導体より多い第2のエンドターン導体を含む、PCS。
(項目27)
第2のサブアセンブリをさらに備え、第2のサブアセンブリは、前記第1の伝導層と異なる第2の伝導層を備え、前記第2の伝導層は、第2の半径方向導体と、第3のエンドターン導体と、第4のエンドターン導体とを含み、
前記第3のエンドターン導体は、前記第2の半径方向導体の第1の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第1の相のための第3の巻線を形成し、
前記第4のエンドターン導体は、前記第2の半径方向導体の第2の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第2の相のための第4の巻線を形成し、
前記第1のサブアセンブリは、第4のエンドターン導体より多い第3のエンドターン導体を含む、項目26に記載のPCS。
(項目28)
前記第3の巻線は、前記第1の巻線と直列に接続され、前記第4の巻線は、前記第2の巻線と直列に接続されている、項目27に記載のPCS。
(項目29)
前記第1のエンドターン導体の数足す前記第3のエンドターン導体の数は、前記第2のエンドターン導体の数足す前記第4のエンドターン導体の数に等しい、項目27または項目28に記載のPCS。
(項目30)
前記第1のエンドターン導体は、第1の内側エンドターン導体と、第1の外側エンドターン導体とを備え、
前記第2のエンドターン導体は、第2の内側エンドターン導体と、第2の外側エンドターン導体とを備え、
前記第1の内側エンドターン導体の各々は、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1の外側エンドターン導体の各々は、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
前記第2の内側エンドターン導体の各々は、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
前記第2の外側エンドターン導体の各々は、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
前記第1のサブアセンブリは、第2の内側エンドターン導体と同じ数の第1の内側エンドターン導体を含み、
前記第1のサブアセンブリは、第1の外側エンドターン導体より多い第2の外側エンドターン導体を含む、項目26−29のいずれか1項に記載のPCS。
図1Aは、米国特許第7,109,625号(「第’625号特許」)に説明されるもののような巻線レイアウトを有する平面ステータの「ターン層」を図示する。
図1Bは、第’625号特許に説明されるもののような巻線レイアウトを有する平面ステータの「リンク層」を図示する。
図1Cは、図1Aに示されるターン層の上に図1Bに示されるリンク層を図示し、隠線が、除去されている。
図2は、3つの6層サブアセンブリのスタックを有するステータ構成の選択された部分の図を示す。
図3は、ブラインドまたはベリードビアによって接続される3つの並列の群内に編成されたPCSの12個の伝導層にわたる、単一の角度位置における半径方向トレースを示す。
図4は、図1Aに示される内側エンドターンに類似した第’625号特許に説明されるタイプの内側エンドターンを示す。
図5Aおよび5Bは、PCSの2つのそれぞれの伝導層上の内側エンドターンの代替配列を示す。
図6は、図1Aに示される外側エンドターンに類似した第’625号特許に説明されるタイプの外側エンドターンを示す。
図7Aおよび7Bは、PCSの2つのそれぞれの伝導層上の外側エンドターンの代替配列を示す。
図8は、第’625号特許によって教示される巻線レイアウトに従って、半径方向トレースを相互接続し、ステータの単一のコイルを形成する内側エンドターンおよび外側エンドターンを示す。
図9は、複数の層の平面図における単一の相のための内側および外側エンドターンの交互配列を示す。
図10Aは、4つの伝導層を含むサブアセンブリの(z軸において)拡大された斜視図を示し、内側エンドターンおよび外側エンドターンは、明確化のために、選択される相に対応している。
図10Bは、図10Aに示されるサブアセンブリ内の第1の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図11Aは、図10Aに示されるサブアセンブリ内の第2の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図11Bは、図10Aに示されるサブアセンブリ内の第3の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図12Aは、各々が図10Aに示されるサブアセンブリに類似した3つのサブアセンブリのアセンブリの(z軸において)拡大された斜視図を示す。
図12Bは、図12Aに示される3つのサブアセンブリのスタック内の第1の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図13Aは、図12Aに示される3つのサブアセンブリのスタック内の第2の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図13Bは、図12Aに示される3つのサブアセンブリのスタック内の第3の相のための内側エンドターンおよび外側エンドターンの位置を図示する。
図14は、図9に示されるもののような蛇行巻線を採用するステータの例示的実施形態の(z軸において)拡大された斜視図を示し、図5AおよびBに示されるタイプの内側エンドターンと図7Aおよび7Bに示されるタイプの外側エンドターンとが、2つの伝導層のみを含むアセンブリ内の3つの相のために必要とされる巻線接続の全てを確立するために採用される。
図15Aは、ステータの第1の相に対応する図14に示されるアセンブリの一部のみの(z軸において)拡大された斜視図を示す。
図15Bは、第1の相のための巻線に寄与する図15Aに示される上側伝導層の一部を示す。
図15Cは、第1の相のための巻線に寄与する図15Aに示される下側伝導層の一部を示す。
図16Aは、第2の相のための巻線が図14に示されるアセンブリを通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示し、他の2つの相に対応するアセンブリの部分は、例証の目的のために除去されている。
図16Bは、第3の相のための巻線が図14に示されるアセンブリを通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示し、他の2つの相に対応するアセンブリの部分は、例証の目的のために除去されている。
図17Aおよび17Bは、多層PCSアセンブリ/サブアセンブリを形成するためのプロセスの例を図示する。
図18Aは、本明細書に説明されるもののようなPCSが軸方向磁束モータまたは発電機においてステータとして採用されるシステムを図示する。
図18Bは、図18Aに示されるシステムの拡大図を図示する。
例えば、軸方向磁束モータまたは発電機においてステータとして使用され得る平面複合構造(PCS)が、非伝導性の誘電材料の1つ以上の層(誘電層)上に伝導性トレースの複数の層(伝導層)を形成することによって構築されることができる。このタイプのステータの例が、米国特許第7,109,625号(「第’625号特許」)、米国特許第9,673,688号、米国特許第No.9,673,684号、および米国特許第9,800,109号(そのそれぞれの内容全体は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されている。
図1A−Cは、第’625号特許に説明されるもののような巻線レイアウトを有する平面ステータの2つの伝導層の平面図を示す。一緒に、示される層は、単一の相のために必要とされる内側および外側「エンドターン」を確立する。図1Aは、各々が極対に関連付けられる、コイル内の半径方向トレース104を配列する内側端エンドターン102aおよび外側エンドターン106を伴う単一の「ターン層」L1を示す。この16極ステータ上に、8個のそのようなコイルが、存在する。示される例では、コイルは、各コイルの終点が同じ層上の後続のコイルの始点に経路決定され得ないように螺旋状に巻き込む。この経路決定の難しさが、図8に関連して下でより詳細に説明される。図1Bは、リンク108を含む「リンク層」L2を示し、リンク108は、ターン層L1との干渉なしに後続のコイルを接続する役割を果たす。層L1上の半径方向トレース104の各々は、例えば、ビア(図示せず)を使用して、層L2上の対応する(かつ並列な)半径方向トレース104に接続される。リンク層L2も、ターン層L1内の内側エンドターン102aと重複する内側エンドターン102bを含む。図1Cは、ターン層L1の上にリンク層L2を示し、隠線は、除去されている。見られるように、この構成では、外側エンドターン106とリンク108とは、ステータの外半径上の同じ空間の一部を占有する。したがって、第’625号特許によって教示されるもののような巻線レイアウトを有する3相の完全なステータは、最低6つの伝導層(すなわち、3相×1相あたり2つの層)を要求する。そのような巻線レイアウトを採用する平衡ステータは、したがって、6の倍数個の伝導層を要求する。本明細書に使用されるように、「平衡ステータ」は、各相の(モータモードにおける)電気負荷特性または(発電機モードにおける)電源特性が、ある電気位相角まで等しいステータを指す。
図1A−Cに関して、描写される設計、例えば、熱管理および喪失低減のための特定の構造および/または構成のある詳細(米国特許第9,673,684号および第9,800,109号に開示されるもの等)が、第’625号特許に開示されていないことを理解されたい。図1A−Cは、したがって、第’625号特許がそれらの要素のために開示する特定の構造または構成ではなく、第’625号特許によって教示されるような半径方向トレース、内側エンドターン、外側エンドターン、およびリンクの相対位置のみを図示する。
複数の3相の平衡ステータサブアセンブリ(各々が6つの伝導層を有する)が同じ平面複合構造(PCS)上に積み重ねられ、並列に接続されているステータが、設計されている。そのような設計は、例えば、各相のための電流が、それぞれのサブアセンブリ内の並列の経路に沿って運ばれることができるので、ステータのそれぞれの相の電流容量および効率を増大させ得る。図2は、このように積み重ねられた3つの6層サブアセンブリを有するステータ構成の選択された部分の図面を示し、単一の半径方向トレース204が(ビア210を使用して)18個の伝導層にわたって並列に接続されるので、単一の半径方向トレース204に焦点を当てている。最後の層L18上に、2つの隣接する半径方向トレース204a、204bも、視覚ガイドとして示される。貫通ビア210によって接続されるアクティブ領域内の半径方向トレース204の並列配列が、(図1A−Cにおけるような)内側および外側巻線、およびリンクを複数の伝導層にわたって配列する機会をもたらす。しかしながら、これらの18個の半径方向トレースが並列であるので、それらは、単一の巻線構造にのみ寄与し得る。
図3は、図2に類似するが、本開示に関する構造を示す。特に、図3は、PCSの12個の伝導層にわたる単一の角度位置における半径方向トレース304を示す。示されるように、各半径方向トレース304は、第1の半径方向距離R1から、第1の半径方向距離R1より大きい第2の半径方向距離R2まで延びている。この場合、半径方向トレース304は、ブラインドまたはベリードビア310によって接続される3つの並列の群312a、312b、312cにおいて編成される。製造上の理由のために、これらの群の各々ために2の倍数個の伝導層を有することが、最も便利である。第’625号特許に従って構成されるステータとは異なり、半径方向トレース304のそれぞれの並列の群312a、312b、312cは、直列に接続され、したがって、ステータの各コイルのためのより高い巻線数を可能にすることができる。並列に接続される半径方向トレースの3つの群を備えている図3に示される構造のための巻線数は、例えば、図2に示される構造のための巻線数より3倍高くあり得る。半径方向トレースの複数の並列に接続される群がそのような様式で直列に接続されるステータ実装の例が、図12A、12B、13A、および13Bに関連して下で説明される。
図4は、各々が第1の半径方向距離R1から第1の半径方向距離R1より大きい第2の半径方向距離R2まで延びている複数の半径方向トレース404、および、第’625号特許に説明されるタイプの内側エンドターン402を示し、それらは、図1Aに示される内側エンドターン102に類似している。これらの内側エンドターン402は、外側エンドターン606(図6に示される)と一緒に、単一の相の1つの極対あたり3つの巻線を確立するために必要とされるそれぞれの半径方向トレース404間の全ての接続を形成する。したがって、第’625号特許の教示によると、図4に示されるもののような内側エンドターン402と、図6に示されるもののような外側エンドターン606(下で説明される)とを含む1つの伝導層が、単一の相を接続するために必要とされる。この設計に従って構築される3相ボードのために、最低3つのそのような伝導層が、必要とされる。
図5Aおよび5Bは、2つのそれぞれの伝導層L3、L4上の内側エンドターン502の代替配列を示す。本明細書に使用される層番号、例えば、「L3」が、説明されている種々の層の識別を可能にするためにのみ提供され、種々の層が位置付けられる順序を含意するものではないことが意図されることを理解されたい。図示される配列では、層L3上の半径方向トレース404が、例えば、図3に示されるビア310に類似するビア(図5Aおよび5Bに図示せず)を使用して、層L4上の対応する(かつ並列な)半径方向トレース404と並列に接続されると、図5Aおよび5Bに示される半径方向トレース404の全てのための内側エンドターン接続が、2つの伝導層上にのみ確立されることができる。下でより詳細に説明されるように、そのような配列は、複数の相のための内側エンドターン502が同じ伝導層上に提供されることを可能にし、同じ相のための内側エンドターン502が複数の伝導層間に分散されることも可能にする。これは、単一の相のみのための内部エンドターン402が所与の層上に提供され、所与の相のための内側エンドターン402が同じ伝導層上に全て含まれる図4の構成と対照的である。
加えて、下でより詳細に議論されるように、いくつかの実装では、層L3およびL4のいずれか一方または両方は、加えて、例えば、図6に図示される外側エンドターン606(下で説明される)と同様に配列され得る外側エンドターンを含み得る。このタイプの例示的例が、図10A、10B、11A、11B、12A、12B、13A、および13Bに関連して下で説明される。代替として、層L3およびL4上に提供される外側エンドターンは、図7Aおよび7Bに関連して下で説明される外側エンドターン706と同一またはそれに類似し得る。後者のタイプの例示的例が、図14、15A、15B、15C、16A、および16Bに関連して下で説明される。層L3およびL4のいずれか一方または両方上の外側エンドターンの他の構成、または、全ての外側エンドターンが層L3およびL4以外の層上に含まれる構成さえも、可能であり、想定される。
内側エンドターン502の2つの相補的な組が、図5Aおよび5Bに示され、内側エンドターン502a、502b、502c、502d、502e、および502fの第1の組が、図5Aの層L3上に描写され、内側エンドターン502g、502h、502i、502j、502k、502lの第2の組が、図5Bの層L4上に描写されている。これらの相補的な接続を比較し、複数の相のための内側エンドターン502が同じ伝導層上に提供され得ること、および、所与の相のための内側エンドターン502が複数の伝導層間に分散され得ることを理解することによって、3相ステータのために要求される内側エンドターン接続全てが、図示される2つの層L3およびL4内のみで達成され得ることが明白となる。例えば、第1の相は、図5Aの層L3上の内側エンドターン502aおよび502dと図5Bの層L4上の内側エンドターン502hおよび502kとによって支持されることができ、第2の相は、図5Aの層L3上の内側エンドターン502bおよび502eと図5Bの層L4上の内側エンドターン502iおよび502lとによって支持されることができ、第3の相は、図5Aの層L3上の内側エンドターン502cおよび502fと図5Bの層L4上の内側エンドターン502gおよび502jとによって支持されることができる。そのような実装では、各相のための内側エンドターン502が、層L3の3分の1および層L4の3分の1を消費するので、各相のための内側エンドターン502は、層L3およびL4上の場所の層価値の合計3分の2を消費する。そのうえ、示される例示的実装では、最低2つの伝導層が、3つの相全てのための完全な内側エンドターン接続を形成するために必要とされ、ステータが内側エンドターンに対して平衡を保たせられるために、伝導層数は、2の倍数であるべきである。
さらに、図5AおよびBに示される例示的構成では、それぞれの極を確立するために利用可能な合計12個のエンドターン群502a−502lが存在するので、そのような構成を採用する3相ステータの各相が、好ましくは、4つの極を有するべきであることに留意されたい。言い換えると、図5AおよびBに示されるもののような密集して充填された内側エンドターン構成のために、以下の等式が、好ましくは、3相ステータのために満たされる(式中、「k」は、整数である)。
k=3*極
図6は、第’625号特許に説明されるタイプの外側エンドターン606を示し、それらは、図1Aに示される外側エンドターン106に類似している。これらの外側エンドターン606は、内側エンドターン402(図4に示される)と一緒に、単一の相の1つの極対あたり3つの巻線を確立するために必要とされるそれぞれの半径方向トレース404間の接続全てを形成する。したがって、第’625号特許の教示によって、図6に示されるもののような外側エンドターン606と、図4に示されるもののような内側エンドターン402とを含む1つの層が、単一の相を接続するために必要とされる。この設計に従って構築される3相ボードのために、最低3つのそのような伝導層が、必要とされる。
図5Aおよび5Bと同様に、図7Aおよび7Bは、2つのそれぞれの伝導層L5、L6上の外側エンドターン706の代替配列を示す。図示される配列では、層L5上の半径方向トレース404が、例えば、図3に示されるビア310に類似するビア(図7Aおよび7Bに図示せず)を使用して、層L6上の対応する(かつ並列な)半径方向トレース404と並列に接続されると、図7Aおよび7Bに示される半径方向トレース404の全てのための外側エンドターン接続が、2つの層上にのみ確立されることができる。下でより詳細に説明されるように、そのような配列は、複数の相のための外側エンドターン706が同じ伝導層上に提供されることを可能にし、同じ相のための外側エンドターン706が複数の伝導層間に分散されることも可能にする。これは、単一の相のみのための外側エンドターン606が所与の伝導層上に提供され、所与の相のための外側エンドターン606が同じ伝導層上に全て含まれる図6の構成と対照的である。
加えて、下でより詳細に議論されるように、いくつかの実装では、層L5およびL6のいずれか一方または両方は、加えて、例えば、図4に図示される内側エンドターン402と同様に配列され得る内側エンドターンを含み得る。代替として、層L5およびL6上に提供される内側エンドターンは、図5Aおよび5Bに関連して上で説明される内側エンドターン502と同一またはそれに類似し得る。後者のタイプの例示的例が、図14、15A、15B、15C、16A、および16Bに関連して下で説明される。層L5およびL6のいずれか一方または両方上の内側エンドターンの他の構成、または、全ての内側エンドターンが層L5およびL6以外の層上に含まれる構成さえも、可能であり、想定される。
実装がどのようなものであるとしても、ある機構が、何らかの方法でそれぞれの相に電流を得るために使用される必要があるであろうことを理解されたい。図7Aおよび7Bに図示される例では、これは、それぞれの巻線回路に入力708a、708b、および708cを確立するために、他の外側エンドターン群とは異なって外側エンドターン群706b、706c、および706hを構成することによって遂行される。他の実装では、電流は、加えて、または代替として、例えば、専用の接続層へのビア/はんだパッド/圧力接触もしくはピンを使用して、ワイヤを1つ以上の他の伝導層から外側エンドターン706の内側のパッドに直接接続すること、または別の類似する技法等のいくつかの他の様式で、相のうちの1つ以上のものに導入され得る。
さらに、いくつかの実装では、電流が、加えて、または代替として、ステータの内側領域からそれぞれの相に給送され得、図4および5に示されるもののような1つ以上の内側エンドターン群402、502が、他の内側エンドターン群とは異なって構成され、入力708a、708b、および/または、708cに類似する入力を可能にするが、代わりにステータの内側領域内に位置していることを理解されたい。そのうえ、いくつかの実装では、ステータの中央領域を貫通するシャフトを有するのではなく、代わりに、ロータが、ステータの「外側」で運転され得、例えば、環状または管状ロータ構造が、ステータを包囲し、それ周りに回転し得る。例えば、ある実施形態では、電流がステータの内側領域からそれぞれの相に給送されるそのような実装が、道理にかない得る。
外側エンドターン706の2つの相補的な組が、図7Aおよび7Bに示され、外側エンドターン706a、706b、706c、706d、706e、および706fの第1の組が、図7Aの層L5上に描写され、外側エンドターン706g、706h、706i、706j、706k、および706lの第2の組が、図7Bの層L6上に描写されている。これらの相補的な接続を比較し、複数の相のための外側エンドターン706が同じ伝導層上に提供され得ること、および所与の相のための外側エンドターン706が複数の伝導層間に分散され得ることを理解することによって、3相ステータのために要求される外側エンドターン接続全てが、図示される2つの層L5およびL6内のみで達成され得ることが明白となる。例えば、第1の相は、図7Aの層L5上の外側エンドターン706aおよび706dと図7Bの層L6上の外側エンドターン706hおよび706kとによって支持されることができ、第2の相は、図7Aの層L5上の外側エンドターン706bおよび706eと図7Bの層L6上の外側エンドターン706iおよび706lとによって支持されることができ、第3の相は、図7Aの層L5上の外側エンドターン706cおよび706fと図7Bの層L6上の外側エンドターン706gおよび706jとによって支持されることができる。そのような実装では、各相のための外側エンドターン706が、層L5の3分の1および層L6の3分の1を消費するので、各相のための外側エンドターン706は、層L5およびL6上の場所の層価値の合計3分の2を消費する。そのうえ、示される例示的実装では、最低2つの伝導層が、3つの相全てのための完全な外側エンドターン接続を形成するために必要とされ、ステータが外側エンドターンに対して平衡を保たせられるために、伝導層数は、2の倍数であるべきである。
図8は、第’625号特許によって教示される巻線レイアウトに従って、半径方向トレース804を相互接続し、ステータの単一のコイルを形成する内側エンドターン802および外側エンドターン806を示す。図示されるコイルは、点808において開始し、点810まで「内向きにらせんを描く」、または点810において開始し、点808まで「外向きにらせんを描く」のいずれか一方であるように見え得る。この構造では、4つの内側エンドターン802が存在するが、3つの外側エンドターン806しか存在しないことに留意されたい。「失われた」外側エンドターン806は、それが、らせんの内側(例えば、点810)から次のらせんの外側への接続(または逆もまた同様)を確立する必要があるので、他のターンと同じ層上に経路決定されることはできない。このタイプの接続は、ステータの周囲に進行するにつれて、ステータの中心点を一度のみ取り囲む。
図9は、複数の伝導層の平面図における単一の相のための内側および外側エンドターンの交互配列を示す。3つの巻線が、示される層内にもたらされている。いくつかの実装では、図5Aおよび5Bに示されるそれらのような内側エンドターン502が、採用され得、それらの内側エンドターン502が、2つの(またはそれを上回る)伝導層にわたって分散され得る。いくつかの実装では、例えば、図9に図示される内側エンドターンは、1つの層からの内側エンドターン502の2つの群(例えば、図5Aに示される層L3上の内側エンドターン502bおよび502e)と、別の層からの内側エンドターン502の2つの群(例えば、図5Bに示される層L4上の内側エンドターン502iおよび502l)とを含み得る。図5Aおよび5Bに関連して上で議論されるように、2つ以上の伝導層からの内側エンドターン502の使用は、単一の相のための内側エンドターン接続の完全な組の形成を可能にすることができる。代替として、いくつかの実装では、図9に図示される内側エンドターンのいくつかのものまたは全ては、図4に示されるタイプ、すなわち、内側エンドターン402のようなものであり得、共通伝導層内に配置され得る。
いくつかの実装では、図9に図示される外側エンドターンのいくつかのものまたは全ては、図6に示されるタイプ、すなわち、外側エンドターン606のようなものであり得、共通伝導層内に配置され得る。代替として、図示される外側エンドターンのいくつかのものまたは全ては、図7に示されるタイプ、すなわち、外側エンドターン706のようなものであり得、2つの(またはそれを上回る)伝導層にわたって分散され得る。いくつかの実装では、例えば、図9に図示される外側エンドターンは、1つの伝導層からの外側エンドターン706の2つの群(例えば、図7Aに示される層L5上の外側エンドターン706aおよび706d)と、別の伝導層からの外側エンドターン706の2つの群(例えば、図7Bに示される層L6上の外側エンドターン706hおよび706k)とを含み得る。図7Aおよび7Bに関連して上で議論されるように、2つ以上の伝導層からの外側エンドターン706の使用は、単一の相のための外側エンドターン接続の完全な組の形成を可能にすることができる。
実装がどのようなものであるとしても、図8と対照的に、エンドターン群の大部分のものに関して、外側エンドターン606、706の所与の群内のターンの数は、内側エンドターン402、502の隣接する群内のターンの数に等しく、逆も、同様であることを理解されたい。右上の端子902からの接続、半径方向トレース404、内側エンドターン402、502、および外側エンドターン606、706を辿るステップは、単一の伝導層内に経路決定されることが可能である蛇行パターンを形成する。図8に示される実装では、対照的に、未接続の巻線のみが、単一の伝導層内に経路決定され得る。図9に示されるように、端子902で開始し、端子904で終了する蛇行パターンは、ステータの中心点906を3回(または3ターン)取り囲む。
図10A、10B、11A、11B、12A、12B、13A、および13Bは、図9に示されるもののような蛇行巻線を採用するステータの例示的実施形態を図示し、図5AおよびBに示されるタイプの内側エンドターン502および図6に示されるタイプの外側エンドターン606が、各々が4つの伝導層を含む1つ以上のサブアセンブリのための巻線接続を確立するために採用される。単一のそのようなサブアセンブリS1の特徴が、図10A、10B、11A、および11Bに図示され、3つのそのような各サブアセンブリS1、S2、およびS3の積み重ねられた組の特徴が、図12A、12B、13A、および13Bに図示される。これらの図に示される例では、図示される各サブアセンブリS1、S2、およびS3のために、そのサブアセンブリの所与の伝導層上の半径方向コネクタ404の各々は、図3に図示される様式で、ビア310を使用して、その同じサブアセンブリの他の伝導層内の半径方向コネクタ404の対応する(かつ並列な)ものに接続される。示されるそれらのような多層PCSアセンブリ/サブアセンブリを形成するための例証的技法が、図17Aおよび17Bに関連して下で説明される。
図10Aは、4つの伝導層を有するサブアセンブリS1の(z軸において)拡大された斜視図を示し、内側エンドターン502b、502e、502i、502lおよび外側エンドターン606は、明確化のために、選択される相に対応している。3相ステータの他の2つの相を確立するために、図10Aの構造の中に組み込まれ得る追加の内側エンドターン502および外側エンドターン606の位置が、下記の図11A−11Bに図示される。図10Bは、図10Aに類似するが、例証の目的のために、他の2つの相に対応するサブアセンブリS1のさらなる部分が、除去されている。図10Bは、したがって、3相ステータの単一の相のための巻線が、4つの伝導層を有するサブアセンブリS1を通してそれらの道をどのように作ることができるかを図示する。
図10Bと同様に、図11A−11Bは、2つの残りの相の巻線が、図10Aに示されるサブアセンブリS1を通してどのようにそれらの道を作り得るかを図示し、例証の目的のために、他の2つの相に対応するサブアセンブリの部分が、除去されている。故に、図10Bは、サブアセンブリS1内の第1の相のための内側エンドターン502b、502e、502i、502lおよび外側エンドターン606の位置を図示し、図11Aは、サブアセンブリS1内の第2の相のための内側エンドターン502a、502d、502h、502kおよび外側エンドターン606の位置を図示し、図11Bは、サブアセンブリS1内の第3の相のための内側エンドターン502c、502f、502g、502および外側エンドターン606の位置を図示する。
図10Aおよび10Bに図示される第1の相のための内側エンドターン502b、502e、502i、502lは、4つの伝導層に関して多重度2で出現し、内側エンドターン502bおよびに502eは、4つの図示される層のうちの2つのものの上に出現し、内側エンドターン502iおよび502lは、残りの2つの層上に出現する。同じことが、図11Aおよび11Bに図示される他の2つの相のための内側エンドターン502にも当てはまる。すなわち、図11Aに図示される第2の相に対して、内側エンドターン502a、502d、502h、502kは、4つの層に関して多重度2で出現し、内側エンドターン502aおよび502dは、4つの図示される層のうちの2つのものの上に出現し、内側エンドターン502hおよび502kは、残りの2つの相上に出現し、図11Bに図示される第3の相に対して、内側エンドターン502c、502f、502g、502は、4つの層に関して多重度2で出現し、内側エンドターン502cおよび502fは、4つの図示される層のうちの2つのものの上に出現し、内側エンドターン502gおよび502は、残りの2つの層上に出現する。故に、図10A、10B、11A、および11Bに示されるサブアセンブリS1の3相全てに対して、内側エンドターン502は、4つの伝導層に関して多重度2で出現し、サブアセンブリS1が2の倍数個の伝導層を有するので、平衡が保たれている(各相に対して等しい)。
図10Aおよび10Bに示される特定の相、すなわち、第1の相に対して、外側エンドターン606も、図示される4つの層に関して多重度2で出現する。その相に対して、外側エンドターン606は、4つの伝導層のうちの2つのものを占有する。他の2つの相のための外側エンドターン606(図11Aおよび11Bに示される)は、他の2つの伝導層上にあるが、重複性は伴わない。すなわち、第2の相のための外側エンドターン606(図11Aに示される)は、第3の相のための外側エンドターン606(図11Bに示される)がそうであるように、単一の伝導層上にのみ出現する。したがって、図10A、10B、11A、および11Bに示されるサブアセンブリS1は、3相ステータの要求される接続全てを有するが、相に関する外側エンドターン606の等しくない重複性により、平衡が保たれていない。
図12Aは、各々が図10Aに示されるサブアセンブリに類似した3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3のアセンブリの(z軸において)拡大された斜視図を示す。いくつかの実施形態では、2つ以上のそのようなそれぞれのサブアセンブリが、一緒に積層され、単一のPCSを形成し得る。図10Aにおけるように、図12Aは、明確化のために、3つの相のうちの1つのもののみに関連付けられる内側エンドターン502および外側エンドターン606を示す。3相ステータの他の2つの相を確立するために、図12Aの構造の中に組み込まれ得る追加の内側エンドターン502および外側エンドターン606の位置が、下記の図13A−13Bに図示される。
図12Bは、図12Aに類似するが、例証の目的のために、他の2つの相に対応するサブアセンブリS1、S2、およびS3のさらなる部分が、除去されている。図12Bは、したがって、3相ステータの単一の相のための巻線が、各サブアセンブリが4つの伝導層を有する3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3の積み重ねられた組を通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示する。サブアセンブリS1、S2、S3は、貫通ビア1202a、1202b、1202c、1204a、1204b、1204c、1206a、1206b、および1206cによって、並列または直列のいずれかで電気的に接続され得る。示される例では、3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3の巻線は、直列に接続され、それによって、アセンブリ全体の各相のための巻線数は、個々のサブアセンブリS1、S2、およびS3のうちのいずれか1つの巻線数より3倍大きい。
電流が図12Bに図示される相のためのサブアセンブリS1、S2、およびS3の巻線を通して、またはそれらの間に流動し得る様式が、ここで、説明されるであろう。個別に説明されていないが、貫通ビア1202、1204、および1206の異なる群を使用するが、類似する経路が、他の2つの相(下で説明される図13Aおよび13Bに示される)の巻線のために辿られ得ることを理解されたい。図12Bに図示される相に対して、電流は、貫通ビア1202bからサブアセンブリS1の巻線の中に流動し得る。電流は、次いで、伝導性トレース1208を介してサブアセンブリS1の巻線から退出し得る。伝導性トレース1208からの電流は、貫通ビア1204bを通して伝導性トレース1210に流動し得、そこで、それは、サブアセンブリS2の巻線に進入し得る。電流は、次いで、伝導性トレース1212aおよび1212bを介してサブアセンブリS2の巻線から退出し得る。伝導性トレース1212a、1212bからの電流は、次いで、貫通ビア1206bを通して伝導性トレース1214aおよび1214bに流動し得、そこで、それは、サブアセンブリS3の巻線に進入し得る。電流は、次いで、サブアセンブリS3の巻線を退出し、他の2つの相(図13Aおよび13Bに示される)からの電流と共に、中性導体に流動し得る。
図12Bと同様に、図13A−13Bは、2つの残りの相の巻線が、図12Aに示される3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3を通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示し、他の2つの相に対応するサブアセンブリの部分は、例証の目的のために除去されている。故に、図12Bは、3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3のスタック内の第1の相のための内側エンドターン502b、502e、502i、および502l、および外側エンドターン606の位置を図示し、図13Aは、3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3のスタック内の第2の相のための内側エンドターン502a、502d、502h、および502k、および外側エンドターン606の位置を図示し、図13Bは、3つのサブアセンブリS1、S2、およびS3のスタック内の第3の相のための内側エンドターン502c、502f、502g、および502、および外側エンドターン606の位置を図示する。
各サブアセンブリS1、S2、およびS3は、図10Aのように、4つの伝導層を備えているが、各アセンブリ内に多重度2の外側エンドターン606を伴う相が、異なる。したがって、図12Aおよび12Bに図示される相に対して、上部サブアセンブリS1は、外側エンドターン606の2つの並列の層を有しているが、他の2つのサブアセンブリS2およびS3は、そうではなく、図13Aに図示される相に対して、底部サブアセンブリS3は、外側エンドターン606の2つの並列な層を有しているが、他の2つのサブアセンブリSおよびSは、そうではなく、図13Bに図示される相に対して、中央サブアセンブリS2は、外側エンドターン606の2つの並列な層を有しているが、他の2つのサブアセンブリS1およびS3は、そうではない。故に、図12A、12B、13A、および13Bの組み合わせによって示される積み重ねられたアセンブリは、3つの相の各々が、内側エンドターン502の同じ数の並列および直列に接続された層を有することに加えて、外側巻線606の同じ数の並列および直列に接続された層を有し、したがって、アセンブリ全体が平衡を保たせられるように配列される。
図14、15A、15B、15C、16A、および16Bは、図9に示されるもののような蛇行巻線を採用し、図5AおよびBに示されるタイプの内側エンドターン502、および図7Aおよび7Bに示されるタイプの外側エンドターン706が、2つの伝導層のみを含むアセンブリ内の3つの相のために必要とされる巻線接続の全てを確立するために採用されるステータの例示的実施形態を図示する。これらの図に示される例では、上側伝導層上の半径方向コネクタ404の各々は、図3に示されるビア310に類似するビア1410を使用して、下側伝導層内の対応する(かつ並列な)半径方向コネクタ404に接続される。
図15Aは、ステータの第1の相に対応する図14に示されるアセンブリの一部のみの(z軸において)拡大された斜視図を示す。示されるように、第1の相は、図5Aおよび5Bに示される内側エンドターン502b、502e、502i、502l、および図7Aおよび7Bに示される外側エンドターン706a、706d、706h、および706kを採用し得る。図15Aは、したがって、3相ステータの単一の相のための巻線が図14に示されるアセンブリを通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示する。図15Bおよび15Cは、それぞれ、第1の相のための巻線に寄与する図15Aに示される上側および下側伝導層の一部を示す。
図15Aと同様に、図16Aおよび16Bは、2つの残りの相のための巻線が図14に示されるアセンブリを通してどのようにそれらの道を作ることができるかを図示し、他の2つの相に対応するアセンブリの部分は、例証の目的のために除去されている。図16Aに示されるように、第2の相は、図5Aおよび5Bに示される内側エンドターン502a、502d、502h、502k、および図7Aおよび7Bに示される外側エンドターン706c、706f、706g、および706jを採用し得る。図16Bに示されるように、第3の相は、図5Aおよび5Bに示される内側エンドターン502c、502f、502g、502、および図7Aおよび7Bに示される外側エンドターン706b、706e、706i、および706lを採用し得る。
図14、15A、15B、16A、および16Bに示される2つの伝導層の実装は、完全な3相ステータのために要求される層の数を低減させることの実践的な限界を表す。しかしながら、そのような構成のために、ある機構が、駆動回路(図示せず)から各相のための蛇行巻線の内側の場所までの電気接続を確立するために必要とされるであろうことを理解されたい。例えば、図15Aを参照して、電気接続が、駆動回路が第1の相のための完全な回路を確立することを可能にするように、ビア1410(または別の導体)までのそのような駆動回路から作製される必要があるであろう。第1の相のための蛇行巻線の他端との電気接続が、図15Aに示される貫通ビア1402bを用いて確立されることができる。同様に、図16Aおよび16Bを参照して、電気接続が、駆動回路が第2およびに第3の相のための完全な回路を確立することを可能にするように、それぞれ、ビア1410および1410(または他の導体)までの駆動回路から作製される必要があるであろう。第2および第3の相のための蛇行巻線の他端との電気接続は、それぞれ図16Aおよび16Bに示される貫通ビア1402cおよび1402aを用いて確立されることができる。
そのような電気接続は、専用の接続層へのビア/はんだパッド/圧力接触またはピンを通して、ワイヤを外側エンドターンの内側のパッドに直接接続すること、または、別の類似する技法を含むいくつかの機構のうちのいずれかを使用して確立され得る。電気接続をもたらすために、追加の層が必要とされないと仮定して、図14、15A、15B、15C、16A、および16Bに図示されるもののような2つの伝導層アプローチの最大の利点は、1つの層あたりの巻線の数が、第’625号特許に説明されるもののような構成より3倍または図10A、10B、11A、11B、12A、12B、13A、および13Bに関連して上で説明される構成より2倍増加され得ることである。追加の層が、例えば、外側エンドターン半径の外側に中立の接続および端子を伴う完全なステータを構築するために必要とされる場合、この利点は、減少する。加えて、高密度の外側エンドターンが、アクティブ領域に直接接続される熱特徴を使用するための能力に強い影響を及ぼし得る。
図面に示されていないが、図14、15A、15B、15C、16A、および16Bに示されるものに類似した2つ以上のアセンブリを積み重ねること、および、それらのアセンブリの巻線を並列もしくは直列のいずれかで一緒に接続することも、可能であることを理解されたい。いくつかの実装では、例えば、図15Aに示されるビア1410aは、例えば、前述の段落内に説明される接続技法のうちの1つを使用して、2つの伝導層を有する別の類似するアセンブリの蛇行巻線の「入力」に接続され、したがって、第1の相のための追加の巻線への直列接続を確立し得る。いくつかの実施形態では、第2のアセンブリ内のそのような蛇行巻線は、例えば、第1のアセンブリに類似した反時計回りの蛇行経路を進行し得るが、代わりに、最も外側の外側エンドターン706に向かって「外に」巻き得る。追加の電気接続が、同様に、第2のアセンブリの最も外側のエンドターンから、2つの伝導層のみを有するさらに別のアセンブリ上のさらに別の蛇行巻線の入力まで確立され得、その追加の蛇行巻線は、例えば、第2のアセンブリに類似する、例えば、反時計周りの蛇行経路を進行し得るが、再び、図15Aの構成と同様に、「内に」巻き得る。それぞれの直列に接続される層上で「内に」巻き、次いで、「外に」巻くそのような技法は、任意の回数繰り返され、それぞれの相の巻線数を増加させるように継続し得る。いくつかの実施形態では、2つ以上のそのようなそれぞれのアセンブリが、一緒に積層され、単一の平面複合構造(PCS)を形成し得る。
図17Aおよび17Bは、多層PCSアセンブリ/サブアセンブリ1700を形成するためのプロセスの例を図示する。示される例では、PCSアセンブリ/サブアセンブリ1700は、4つの伝導層CL1、CL2、CL3、およびCL4と、3つの非伝導性誘電層DL1、DL2、およびDL3とを含む。しかしながら、説明される技法が、加えて、または代替として、異なる数の層を伴うPCSサブアセンブリおよび/またはサブアセンブリを形成するために使用され得ることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、2つ以上の誘電層DL1、DL2、DL3が、複数の伝導層CL1、CL2、CL3、CL4と交互配置され、一緒に積層され得る。各伝導層CL1、CL2、CL3、CL4上の伝導性トレースのパターンは、1つ以上の回路要素(例えば、ステータ巻線の部分)のための導体を形成するように配列され得、銅等の導電性材料で形成され得る。各伝導層CL1、CL2、CL3、CL4は、少なくとも1つの誘電層DL1、DL2、DL3によって機械的に支持され得る。誘電層は、ガラス繊維等の非伝導性材料で形成され得る。各誘電層DL1、DL2、DL3は、したがって、伝導層CL1、CL2、CL3、CL4のそれぞれの対を電気的に絶縁し得る。
各伝導層CL1、CL2、CL3、CL4の導体パターンは、限定ではないが、エッチング、打刻、噴霧、切断、または機械加工を含む種々の方法によって生産され得る。いくつかの実装では、例えば、導体パターンは、複数の両面回路基板の両側内に化学的にエッチングされ得、そのような回路基板の各々は、銅の2枚のシート(例えば、図17AのCL1およびCL2、または、CL3およびCL4)の間に挟まれたガラス繊維の1枚のシート(例えば、図17Aの誘電層DL1もしくはDL3)を含む。このように形成される複数の両面回路基板は、次いで、各対の間に挟まれている誘電(例えば、ガラス繊維)シート(例えば、図17Aの誘電層DL2)と一緒に積み重ねられ得る。積み重ねられた両面回路基板およびガラス繊維シートは、次いで、熱および圧力を使用して一緒に積層され、図17Bに示されるもののような複数のプレート配列を形成し得る。記載されるように、結果として生じるPCSは、例えば、軸方向磁束モータまたは発電機のためのステータとして使用され得る。
いくつかの実施形態では、上で説明されるタイプのPCSは、最も一般的に生産される回路基板において使用される銅シートより厚い銅シートを採用し得る。いくつかの実装では、例えば、銅シートは、0.004インチ〜0.007インチの範囲に及ぶ厚さを有し得る。孔1702が、PCS 1700の複数の回路基板のうちの1つ以上のもの(もしくは全て)を通して精密な場所内に穿孔され得、孔の内壁が、銅等の伝導性材料で鍍着され得る。ビア(例えば、図3に示されるブラインドまたはベリードビア310もしくは図12Aに示される貫通ビア1202a、1202b、1202c、1204a、1204b、1204c、1206a、1206b、および1206c)としても公知である鍍着された孔は、PCSの異なる伝導層上に伝導性トレースを電気的に相互接続する層間導体としての機能を果たし得る。しかしながら、限定ではないが、伝導性材料で充填される孔、金属ピン、圧着点、スポット溶接、またはワイヤを含む層間導体の他のタイプも、加えて、もしくは代替として、採用され得ることを理解されたい。PCSの異なる層上の種々の導体は、そのようなビアまたは他の層間導体によって直列、および/または、並列に一緒に接続され得る。
図17Bに示されるように、PCS 1700は、加えて、下で説明されるように、軸方向磁束モータまたは発電機のロータのシャフトを収容するための中心孔1704を含み得る。
本明細書に説明されるアセンブリおよび/またはサブアセンブリは、第’625号特許に説明される軸方向磁束モータ/発電機、および、米国特許第9,673,688号、米国特許第9,673,684号、および/または米国特許第9,800,109号(その全ての内容全体は、上記を参照することによって組み込まれる)に説明されるモータおよび発電機を含む任意の公知のもしくは将来開発されるモータまたは発電機において採用されることができる。
図18Aは、ロータ構成要素1804aおよび1804bと、シャフト1808と、ねじ1802と、ワイヤ1814と、コントローラ1812とを伴うアセンブリ内に平面複合ステータ1810を採用するシステム1800の例を示す。これらの構成要素およびそれらの組立のための手段を示す拡大図が、図18Bに示される。ロータアセンブリの恒久的に磁化される部分1806a、1806b内の磁極のパターンも、図18Bの拡大図において明白である。図18Aは、電気接続1814がPCS 1810の外半径でとられ、ステータが外周においてフレームまたはケーシングに搭載されるある実施形態の例である。別の有用である構成、すなわち、「アウトランナ」構成は、内半径においてステータを搭載すること、その内半径において電気接続1814を作製すること、および、ロータを半分に分離する環状リングにシャフト1808を置換することを伴う。1つの磁石のみ、すなわち、1806aまたは1806bのいずれかでシステムを構成すること、または、連続する磁石アセンブリ間に複数のステータを挿入することも、可能である。ワイヤ1814は、ステータ上に搭載されるホール効果または類似するセンサの読み取り値に基づくロータの位置に関する情報も伝達し得る。図示されていないが、目的において同様に、シャフト1808に取り付けられるエンコーダが、コントローラ1812に位置情報を提供し得る。
図18Aおよび18Bのシステム1800は、シャフト1812に接続されるコントローラ1812および構成要素の動作に応じて、モータまたは発電機のいずれか一方として機能することができる。モータシステムとして、コントローラ1812は、ステータ1810内の電流が、シャフト1808に接続された磁石180a、180bから生じる間隙における磁束に起因してシャフト周りのトルクを生成するように、スイッチを動作させる。コントローラ1812の設計に応じて、間隙および/またはロータの位置における磁束が、測定もしくは推定され、シャフト1808におけるトルク出力を達成するようにスイッチを動作させ得る。発電機システムとして、シャフト1808に接続される機械回転電力源が、ステータの端子1812における電圧波形を生成する。これらの電圧は、負荷に直接印加されるか、または、それらがコントローラ1812内で3相(もしくは多相)整流器を用いて整流されるかのいずれかであることができる。整流器の実装1812は、発電機モードのダイオートを使用する「自己整流」であり得るか、または、整流器の実装1812は、モータコントローラの制御されたスイッチを使用して構成されるが、シャフトトルクは、機械源によって提供されるトルクと対抗し、機械エネルギーが電気エネルギーに転換されるように動作させられ得る。したがって、18A内の同じ構成が、コントローラ1812が動作させられる方法に応じて、発電機およびモータの両方として機能し得る。加えて、コントローラ1812は、フィルタ構成要素を含み得、フィルタ構成要素は、スイッチング効果を軽減させ、ワイヤ1814からのEMI/RFIを低減させ、損失を低減させ、コントローラに供給されるまたはそれから送達される電力における追加の柔軟性を提供する。
本発明の少なくとも一実施形態のいくつかの側面を上記のように説明しているので、種々の改変、修正、および改良が、当業者に容易に想起されるであろうことを理解されたい。そのような改変、修正、および改良は、本開示の一部であることが意図され、本発明の精神ならびに範囲内であることが意図される。故に、前述の説明および図面は、例にすぎない。
本発明の種々の側面は、単独で、または組み合わせ、もしくは前述に説明される実施形態内で具体的に議論されていない種々の配列で使用され得、したがって、本願では、前述の説明に記載または図面内に図示される構成要素の詳細および配列に限定されない。例えば、一実施形態において説明される側面は、他の実施形態において説明される側面と任意の様式で組み合わせられ得る。
本発明は、その例が提供されている方法としても具現化され得る。方法の一部として実施される行為は、任意の好適な方法で順序付けられ得る。故に、例証的実施形態では順次行為として示されたとしても、ある行為を同時に実施することを含み得る例証されるものと異なる順序で行為が実施される実施形態が構築され得る。
請求項要素を修飾するための請求項内での「第1の」、「第2の」、「第3の」等の序数用語の使用は、それ自体が一請求項要素の、別のものに関するかなる優先順位、優先権、または順序、もしくは方法の作用が実施される時間的順序も暗示せず、単に、ある名称を有する1つの請求される要素を(序数用語の使用がなければ)同じ名称を有する別の要素から区別し、請求項要素を区別するための標識として使用される。
本明細書に使用される語法および専門用語も、説明の目的のために使用され、限定するものとして見なされるべきではない。「including(〜を含む)」、「comprising(〜を備えている)」、または「having(〜を有する)」、「containing(〜を含む)」、「involving(〜を伴う)」、およびそれらの変形例の使用は、本明細書では、その後に列挙される物品、それらの均等物、ならびに追加の物品を包含することを意味する。

Claims (31)

  1. 軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
    誘電層と、
    前記誘電層の第1の側上に配置された第1の伝導層であって、前記第1の伝導層は、第1の伝導性トレースを備え、前記第1の伝導性トレースは、
    第1の半径方向導体であって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも第1の半径方向距離と前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第1の半径方向導体と、
    第1の伝導性エンドターンであって、前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、前記第1の伝導性エンドターンは、第1の内側エンドターンと、第2の内側エンドターンとを含み、前記第1の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、前記第2の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続している、第1の伝導性エンドターンと
    を含み、前記第1の伝導性トレースは、
    通電されると、前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する第1の巻線の第1の部分であって、前記第1の巻線の前記第1の部分は、前記第1の内側エンドターンを含む、第1の巻線の第1の部分と、
    通電されると、前記モータまたは発電機の第2の相のための磁束を生成する第2の巻線の第1の部分であって、前記第2の巻線の前記第1の部分は、前記第2の内側エンドターンを含む、第2の巻線の第1の部分
    を形成する、第1の伝導層と、
    前記誘電層の第2の側上に配置された第2の伝導層であって、前記第2の伝導層は、第2の半径方向導体を含む第2の伝導性トレースを備え、前記第2の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第2の伝導層と、
    前記誘電層を通したビアであって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれのビアを通して、前記第2の半径方向導体の対応するものに電気的に接続されている、ビアと
    を備える、PCS。
  2. 前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第1の部分と直列に電気的に接続された第2の部分を備え、
    前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体の前記第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第2の部分は、前記第1の外側エンドターンを備えている、請求項に記載のPCS。
  3. 前記第1の内側エンドターンおよび前記第1の外側エンドターンは、前記第1の巻線の前記第1の部分と前記第2の部分とが蛇行パターンを形成するように配列されている、請求項に記載のPCS。
  4. 前記第2の伝導性トレースは、前記第1の巻線の第3の部分を形成、前記第1の巻線の前記第3の部分は、前記第1の巻線の前記第2の部分と直列に接続されている請求項または請求項に記載のPCS。
  5. 前記第2の伝導性トレースは第2の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、請求項に記載のPCS。
  6. 前記第2の伝導性エンドターンは、第3の内側エンドターンを備え、
    前記第3の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第3の部分は、前記第3の内側エンドターンを備えている、請求項に記載のPCS。
  7. 前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第3の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
    前記第1の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、請求項または請求項に記載のPCS。
  8. 前記第2の伝導性トレースは、前記第1の巻線の第2の部分を形成し、前記第1の巻線の前記第2の部分は、前記第1の巻線の前記第1の部分と直列に接続されている、請求項1に記載のPCS。
  9. 前記第2の伝導性トレースは、第2の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、請求項8に記載のPCS。
  10. 前記第2の伝導性エンドターンは、第3の内側エンドターンを備え、
    前記第3の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第1の対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第2の部分は、前記第3の内側エンドターンを備えている、請求項9に記載のPCS。
  11. 前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第2の部分と直列に電気的に接続された第3の部分を備え、
    前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第3の部分は、前記第1の外側エンドターンを備えている、請求項10に記載のPCS。
  12. 前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンと第2の外側エンドターンとを備え、
    前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第3の対の部分に電気的に相互接続し、
    前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体の第4の対の部分に電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第1の部分は、前記第1の外側エンドターンを備え、
    前記第2の巻線の前記第1の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、請求項1に記載のPCS。
  13. 前記第1の巻線は、前記第1の巻線の前記第3の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
    前記第2の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体の第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体の第1の対のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
    前記第1の巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、請求項6に記載のPCS。
  14. 前記第1の伝導性トレースは、前記第1の巻線の前記第1の部分が蛇行パターンを形成するように配列されている、請求項1〜13のいずれかに記載のPCS。
  15. 前記第1の巻線は、第1の蛇行巻線を備え、
    前記第2の巻線は、第2の蛇行巻線を備えている、請求項1〜14のいずれか記載のPCS。
  16. 前記第1の半径方向導体は、少なくとも第1の半径方向導体、第2の半径方向導体、第3の半径方向導体、第4の半径方向導体、第5の半径方向導体、および第6の半径方向導体を備え、前記第2の半径方向導体は、前記第1の半径方向導体と前記第3の半径方向導体との間で角度付けて位置付けられ、前記第3の半径方向導体は、前記第2の半径方向導体と前記第4の半径方向導体との間で角度付けて位置付けられ、
    前記第2の半径方向導体は、少なくとも第7の半径方向導体、第8の半径方向導体、第9の半径方向導体、および第10の半径方向導体を備え、
    前記ビアは、前記第1の半径方向導体および前記第7の半径方向導体を相互接続する第1のビアと、前記第2の半径方向導体および前記第8の半径方向導体を相互接続する第2のビアと、前記第3の半径方向導体および前記第9の半径方向導体を相互接続する第3のビアと、前記第4の半径方向導体および前記第10の半径方向導体を相互接続する第4のビアとを備え、
    前記第2の伝導性トレースは、第2の伝導性エンドターンをさらに備え、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、前記第2の伝導性エンドターンは、前記第1の半径方向距離において前記第7の半径方向導体および前記第9の半径方向導体の部分を相互接続している第3の内側エンドターンを含み、
    前記第2の伝導性トレースは、前記第1の巻線の第2の部分を形成し、前記第1の巻線の前記第2の部分は、前記第3の内側エンドターンを含み、
    前記第1の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第5の半径方向導体および前記第6の半径方向導体の部分を相互接続し、
    前記第2の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体および前記第4の半径方向導体の部分を相互接続している、請求項1〜15のいずれかに記載のPCS。
  17. 軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
    誘電層と、
    前記誘電層の第1の側に位置している第1の伝導層であって、前記第1の伝導層は第1の伝導性トレースを備え、前記第1の伝導性トレースは、
    第1の半径方向導体であって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも第1の半径方向距離と前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第1の半径方向導体と、
    第1の伝導性エンドターンであって、前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、前記第1の伝導性エンドターンは、前記第1の半径方向距離において前記第1の半径方向導体の第1の対の部分を相互接続している第1の内側エンドターンを備える、第1の伝導性エンドターンと、
    を含む、第1の伝導層と、
    前記誘電層の第2の側に位置している第2の伝導層であって、前記第2の伝導層は第2の伝導性トレースを備え、前記第2の伝導性トレースは、
    第2の半径方向導体であって、前記第2の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第2の半径方向導体と、
    第2の伝導性エンドターンであって、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続し、前記第2の伝導性エンドターンは、前記第1の半径方向距離において前記第2の半径方向導体の第1の対の部分を相互接続している第2の内側エンドターンを備える、第2の伝導性エンドターンと
    を含む、第2の伝導層と
    前記誘電層を通したビアであって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれのビアを通して、前記第2の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に相互接続されている、ビアと
    を備え、
    前記第1の半径方向距離において前記第2の半径方向導体の前記第1の対の部分を相互接続する伝導性トレースが、前記第1の伝導層上に存在せず、
    前記第1の半径方向距離において前記第1の半径方向導体の前記第1の対の部分を相互接続する伝導性トレースが、前記第2の伝導層上に存在せず、
    前記第1の伝導性トレースは、通電されると前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分を形成し、前記巻線の前記第1の部分は、前記第1の内側エンドターンを備え、
    前記第2の伝導性トレースは、前記巻線の第2の部分を形成し、前記巻線の前記第2の部分は、前記第2の内側エンドターンを含み、
    前記巻線の前記第1の部分は、前記巻線の前記第2の部分と直列に接続され、
    前記巻線の前記第1の部分および前記第2の部分は、電流の同じ量が前記巻線の前記第1の部分および前記第2の部分の各々を通して流動するように構成され、配列されている、PCS。
  18. 前記巻線は、前記巻線の前記第1の部分と前記巻線の前記第2の部分との間に直列に電気的に接続された第3の部分をさらに備え、
    前記第1の伝導性エンドターンは、第1の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第1の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体の前記第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第1の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
    前記巻線の前記第3の部分は、前記第1の外側エンドターンを備えている、請求項17に記載のPCS。
  19. 前記巻線は、前記巻線の前記第2の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
    前記第1の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離において、前記第2の半径方向導体の第2の対の部分を電気的に相互接続し、
    前記巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、請求項18に記載のPCS。
  20. 前記巻線は、前記巻線の前記第2の部分と直列に電気的に接続された第4の部分を備え、
    前記第2の伝導性エンドターンは、第2の外側エンドターンをさらに備え、
    前記第2の外側エンドターンは、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体の前記第1の対のうちの1つの部分と、前記第2の半径方向距離における前記第2の半径方向導体のうちの別の1つの部分とを電気的に相互接続し、
    前記巻線の前記第4の部分は、前記第2の外側エンドターンを備えている、請求項18に記載のPCS。
  21. 前記第1の内側エンドターン、前記第2の内側エンドターン、および前記第1の外側エンドターンは、前記第1の巻線の前記第1の部分、前記第2の部分、および前記第3の部分が蛇行パターンを形成するように配列されている、請求項18〜20のいずれかに記載のPCS。
  22. 前記第1の伝導性トレースおよび前記第2の伝導性トレースは、前記巻線の前記第1の部分および前記第2の部分が蛇行パターンを形成するように配列されている、請求項17〜21のいずれかに記載のPCS。
  23. 前記第1の半径方向導体は、少なくとも第1の半径方向導体、第2の半径方向導体、第3の半径方向導体、第4の半径方向導体、第5の半径方向導体、および第6の半径方向導体を備え、前記第2の半径方向導体は、前記第1の半径方向導体と前記第3の半径方向導体との間で角度付けて位置付けられ、前記第3の半径方向導体は、前記第2の半径方向導体と前記第4の半径方向導体との間で角度付けて位置付けられ、
    前記第2の半径方向導体は、少なくとも第7の半径方向導体、第8の半径方向導体、第9の半径方向導体、および第10の半径方向導体を備え、
    前記ビアは、前記第1の半径方向導体および前記第7の半径方向導体を相互接続する第1のビアと、前記第2の半径方向導体および前記第8の半径方向導体を相互接続する第2のビアと、前記第3の半径方向導体および前記第9の半径方向導体を相互接続する第3のビアと、前記第4の半径方向導体および前記第10の半径方向導体を相互接続する第4のビアとを備え、
    前記第1の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第5の半径方向導体および前記第6の半径方向導体の部分を相互接続し、
    前記第2の内側エンドターンは、前記第1の半径方向距離において、前記第7の半径方向導体および前記第9の半径方向導体の部分を相互接続し、
    前記第1の伝導性エンドターンは、前記第1の半径方向距離において前記第2の半径方向導体および前記第4の半径方向導体の部分を相互接続している第3の内側エンドターンをさらに備えている、請求項17〜22のいずれかに記載のPCS。
  24. 軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
    第1の誘電層と、
    前記第1の誘電層の第1の側上に位置している第1のサブアセンブリであって、前記第1のサブアセンブリは、
    第2の誘電層と、
    前記第2の誘電層の第1の側上に位置している第1の伝導層であって、前記第1の伝導層は、通電されると前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分を形成する第1の伝導性トレースを備え、前記第1の伝導性トレースは、
    第1の半径方向導体であって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも第1の半径方向距離と前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第1の半径方向導体と、
    第1の伝導性エンドターンであって、前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第1の伝導性エンドターンと、
    を含む、第1の伝導層と、
    前記第2の誘電層の第2の側上に位置している第2の伝導層であって、前記第2の伝導層は、第2の半径方向導体を含む第2の伝導性トレースを備え、前記第2の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第2の伝導層と、
    前記第2の誘電層を通した第1のビアであって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれの第1のビアを通して、前記第2の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に相互接続されている、第1のビアと
    を含む、第1のサブアセンブリと、
    前記第1の誘電層の第2の側上に位置している第2のサブアセンブリであって、前記第2のサブアセンブリは、
    第3の誘電層と、
    前記第3の誘電層の第1の側上に位置している第3の伝導層であって、前記第3の伝導層は、前記巻線の第2の部分を形成する第3の伝導性トレースを備え、前記第3の伝導性トレースは、
    第3の半径方向導体であって、前記第3の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第3の半径方向導体と、
    第2の伝導性エンドターンであって、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第3の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第2の伝導性エンドターンと、
    を含む、第3の伝導層と、
    前記第3の誘電層の第2の側上に位置している第4の伝導層であって、前記第4の伝導層は、第4の半径方向導体を含む第4の伝導性トレースを備え、前記第4の半径方向導体の各々は、少なくとも前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との間で半径方向に延びている、第4の伝導層と、
    前記第3の誘電層を通した第2のビアであって、前記第3の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれの第2のビアを通して、前記第4の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に相互接続されている、第2のビアと
    を含む、第2のサブアセンブリと
    を備え、
    前記巻線の前記第1の部分は、前記巻線の前記第2の部分と直列に接続され、
    前記巻線の前記第1の部分および前記第2の部分は、電流の同じ量が前記巻線の前記第1の部分および前記第2の部分の各々を通して流動するように構成されて配列され、
    前記第1のサブアセンブリは、前記巻線の第3の部分をさらに備え、前記巻線の前記第3の部分は、前記巻線の前記第1の部分を含み、
    前記巻線の第3の部分は、少なくとも一度、前記第1のサブアセンブリの第1の領域を囲み、
    前記第2のサブアセンブリは、前記巻線の第4の部分を含み、
    前記巻線の前記第4の部分は、前記巻線の前記第2の部分を含み、
    前記巻線の前記第4の部分は、少なくとも一度、前記第2のサブアセンブリの第2の領域を囲む、PCS。
  25. 軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、
    第1の誘電層と、
    前記第1の誘電層の第1の側上の第1の伝導層であって、前記第1の伝導層は、第1の伝導性トレースを備え、前記第1の伝導性トレースは、
    第1の半径方向距離から前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体と、
    第1の伝導性エンドターンであって、前記第1の伝導性エンドターンの各々は、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第1の伝導性エンドターンと
    を含む、第1の伝導層と、
    前記第1の誘電層の第2の側上の第2の伝導層であって、前記第2の伝導層は、第2の伝導性トレースを備え、前記第2の伝導性トレースは、
    前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第2の半径方向導体と、
    第2の伝導性エンドターンであって、前記第2の伝導性エンドターンの各々は、前記第2の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第2の伝導性エンドターンと
    を含む、第2の伝導層と、
    前記第1の誘電層を通した第1のブラインドまたはベリードビアであって、前記第1の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれの第1のブラインドまたはベリードビアを通して、前記第2の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続されている、第1のブラインドまたはベリードビアと、
    第2の誘電層と、
    前記第2の誘電層の第1の側上の第3の伝導層であって、前記第3の伝導層は、第3の伝導性トレースを備え、前記第3の伝導性トレースは、
    前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第3の半径方向導体と、
    第3の伝導性エンドターンであって、前記第3の伝導性エンドターンの各々は、前記第3の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第3の伝導性エンドターンと
    を含む、第3の伝導層と、
    前記第2の誘電層の第2の側上の第4の伝導層であって、前記第4の伝導層は、第4の伝導性トレースを備え、前記第4の伝導性トレースは、
    前記第1の半径方向距離から前記第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第4の半径方向導体と、
    第4の伝導性エンドターンであって、前記第4の伝導性エンドターンの各々は、前記第4の半径方向導体のそれぞれの対を相互接続している、第4の伝導性エンドターンと
    を含む、第4の伝導層と、
    前記第2の誘電層を通した第2のブラインドまたはベリードビアであって、前記第3の半径方向導体の各々は、少なくとも1つのそれぞれの第2のブラインドまたはベリードビアを通して、前記第4の半径方向導体のうちの対応するものに電気的に接続されている、第2のブラインドまたはベリードビアと、
    前記第2の伝導層と前記第3の伝導層との間の第3の誘電層と
    を備える、PCS。
  26. 前記第1の半径方向導体、前記第2の半径方向導体、前記第1の伝導性エンドターン、および前記第2の伝導性エンドターンは、通電される前記モータまたは発電機の第1の相のための磁束を生成する巻線の第1の部分のための電気経路を確立し、
    前記第3の半径方向導体、前記第4の半径方向導体、前記第3の伝導性エンドターン、および前記第4の伝導性エンドターンは、前記巻線の第2の部分のための電気経路を確立し、
    前記巻線の前記第1の部分は、前記巻線の前記第2の部分と直列に接続されている、請求項25に記載のPCS。
  27. 軸方向磁束モータまたは発電機における使用のための平面複合構造(PCS)であって、前記PCSは、第1の伝導層を備えている第1のサブアセンブリを備え、前記第1の伝導層は、第1の半径方向距離から前記第1の半径方向距離より大きい第2の半径方向距離まで半径方向に延びている第1の半径方向導体と、第1のエンドターン導体と、第2のエンドターン導体とを含み、
    前記第1のエンドターン導体は、前記第1の半径方向導体の第1の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第1の相のための第1の巻線を形成し、
    前記第2のエンドターン導体は、前記第1の半径方向導体の第2の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第2の相のための第2の巻線を形成し、
    前記第1のサブアセンブリは、第1のエンドターン導体より多い第2のエンドターン導体を含む、PCS。
  28. 第2のサブアセンブリをさらに備え、前記第2のサブアセンブリは、前記第1の伝導層と異なる第2の伝導層を備え、前記第2の伝導層は、第2の半径方向導体と、第3のエンドターン導体と、第4のエンドターン導体とを含み、
    前記第3のエンドターン導体は、前記第2の半径方向導体の第1の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第1の相のための第3の巻線を形成し、
    前記第4のエンドターン導体は、前記第2の半径方向導体の第2の群を相互接続し、前記軸方向磁束モータまたは発電機の第2の相のための第4の巻線を形成し、
    前記第1のサブアセンブリは、第4のエンドターン導体より多い第3のエンドターン導体を含む、請求項27に記載のPCS。
  29. 前記第3の巻線は、前記第1の巻線と直列に接続され、
    前記第4の巻線は、前記第2の巻線と直列に接続されている、請求項28に記載のPCS。
  30. 前記第1のエンドターン導体の数足す前記第3のエンドターン導体の数は、前記第2のエンドターン導体の数足す前記第4のエンドターン導体の数に等しい、請求項28または請求項29に記載のPCS。
  31. 前記第1のエンドターン導体は、第1の内側エンドターン導体と、第1の外側エンドターン導体とを備え、
    前記第2のエンドターン導体は、第2の内側エンドターン導体と、第2の外側エンドターン導体とを備え、
    前記第1の内側エンドターン導体の各々は、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1の外側エンドターン導体の各々は、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第2の内側エンドターン導体の各々は、前記第1の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第2の外側エンドターン導体の各々は、前記第2の半径方向距離において、前記第1の半径方向導体のそれぞれの対の部分を電気的に相互接続し、
    前記第1のサブアセンブリは、第2の内側エンドターン導体と同じ数の第1の内側エンドターン導体を含み、
    前記第1のサブアセンブリは、第1の外側エンドターン導体より多い第2の外側エンドターン導体を含む、請求項27〜30のいずれか1項に記載のPCS。
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