JP2020517495A - 装飾用包装紙を備えた容器を生産する装置 - Google Patents
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Abstract
装飾用の巻き付けラベルが備えられた容器を製造する装置であって、該装置は、アクティブな構成を採用するのに適した少なくとも一つの成形および巻き付けラベリングアセンブリ(60)を備え、前記アセンブリは、成形チャンバ(36)およびルーピングチャンバ(46)を有し、これらのチャンバは、軸方向で位置合わせされ、および該成形チャンバの端壁を貫通して設けられた環状通路(62)を介して互いに連通している。該アセンブリにはさらに、該ルーピングチャンバ内でループ状になっている巻き付けラベル(27)を、該成形チャンバ内に押し込むように構成されたプッシャー部材(66)が設けられている。 該成形チャンバ(36)の少なくとも一つの部分(36C’)は、該成形チャンバの該端壁(36B)から離れるにつれて広がり、該プッシャー部材は、該巻き付けラベル(26A)を該成形チャンバ36の前記フレア状部分(36C’)に押し込みながら径方向に拡大するように構成されている。
Description
本明細書は、装飾用の巻き付けラベルまたは「バンデロール(banderole)」を備えた容器を製造する装置に関し、該装置は、アクティブな構成を採用するのに適した少なくとも一つの成形および巻き付けラベリングアセンブリを備え、前記アセンブリは、成形チャンバおよびルーピングチャンバを有し、これらのチャンバは、軸方向に位置合わせされており、および該成形チャンバの端壁を貫通して設けられた環状通路を介して互いに連通しており、該成形および巻き付けラベリングアセンブリにはさらに、該ルーピングチャンバ内でループ状になっている巻き付けラベルを該成形チャンバ内へ押し込むように構成されたプッシャー部材が設けられている。
この種の装置は、例えば、仏国特許発明第2793185号明細書(特許文献1)および仏国特許発明第2839465号明細書(特許文献2)によって公知である。それらの装置においては、各成形および巻き付けラベリングアセンブリに対して、該ルーピングチャンバが、該成形チャンバの下に配置され、および前記成形チャンバの該端壁を介して該成形チャンバと連通している。したがって、巻き付けラベルは、該ルーピングがプロセス時間全体を増加させることなく、すなわち、容器本体が、上に位置している該成形チャンバ内で形成されていると同時に、該ルーピングチャンバ内に以前に配置された巻き付けラベルが成形チャンバへ移送されている。一旦、該巻き付けラベルが設けられている該容器の該本体が成形されると、別の巻き付けラベルが、該ルーピングチャンバ内に準備されている。次いで、該容器本体は、該成形チャンバから取出され、同時に、準備されている該巻き付けラベルは、前記成形チャンバ内で成形される新たな容器の該本体に付着させるために、該成形チャンバ内の定位置に置かれる。これらの装置は、概ね満足のいくものであり、また、該ルーピングチャンバの該巻き付けラベルの該ルーピングおよび位置決め、およびその後の該成形チャンバ内での位置決めに関するさまざまな改良物および変形例のテーマとなっている。具体的には、仏国第2793185号は、各シーケンスが、別のシーケンスが行われている間に行われ、それによって、該プロセス全体にかかる時間を減らすように、ルーピング、移送および成形の順序付けに重点を置いているが、一方で、仏国特許第2839465号は、該巻き付けラベルを該ルーピングチャンバ内で的確にルーピングすることを容易にするための駆動ホイールを用いることを推奨している。
一般的には、一旦、該巻き付けラベルが該成形チャンバ内の正しい位置に到達すると、該ラベルは、例えば、該巻き付けラベルを前記チャンバの側壁に押し付ける吸引力によって当該位置に保持される。しかし、該巻き付けラベルを、該成形チャンバ内の所望の位置に持っていく際に困難さが存在する。
前記成形チャンバが、一定の直径方向の寸法を有する円筒形状から成っている場合、前記チャンバの該端壁を介して該巻き付けラベルを挿入すること、および垂直移動で動かされる移送手段を用いて、前記巻き付けラベルを、該巻き付けラベルが該所望の位置に到達するまで押すことは一般的である。
逆に、該成形チャンバがフレア状になっている場合、すなわち、該成形チャンバが、その直径方向の寸法が、その端壁から離れるにつれて増加していく少なくとも一つの部分を有している場合、該巻き付けラベルを、該チャンバの該端壁から始めて定位置に置くことは困難である。
具体的には、この理由のために、該巻き付けラベルが、前記成形チャンバの該端壁から反対側にある成形開口を介して、該成形チャンバ内の定位置に置かれる他の装置が存在している。このような装置は、具体的には、仏国特許発明第2965506号明細書(特許文献3)に記載されている。プロセス時間全体を減らすために同時シーケンス動作を可能にするため、該巻き付けラベルを、その後、二つの一連の成形チャンバの他方の一連の該成形チャンバが容器を形成するように作用している間は傾斜位置にある、一方の一連の成形チャンバの該成形開口を介して挿入することができるように、少なくとも二つの一連の成形チャンバを有している傾斜モールドが利用されている。
このことは、縁部が該成形チャンバの該端壁の近くにある、巻き付けラベルの後縁部が、該所望の位置に到達するまで、上記成形開口(すなわち、成形ピストンがそれを介して挿入される該開口)を介して該巻き付けラベルを押すことにより、該巻き付けラベルを各成形チャンバ内に押し込むことが可能である。したがって、該成形チャンバの端部のみがフレア状になっている場合、困難さを何ら伴うことなく、該巻き付けラベルを該チャンバの円筒形部分で保持しながら、該巻き付けラベルを該成形開口を介して挿入することが可能であり、該部分は、該巻き付けラベルの該後縁部が、該フレア状の部分がそこで終わるレベルに実質的に位置している状態で、該フレア状の部分と該成形開口との間に位置している。
また、上記装置は満足のいくものであるが、該装置は、さまざまな異なる一連の成形チャンバが製造されて使用される必要があるため、および該装置は、前記一連のチャンバの傾斜が一致するように成形のタイミングを合わせる必要があるため、少々複雑である。
本発明の目的は、巻き付けラベルを、少なくとも一つのフレア状部分を有する成形チャンバ内に配置することを可能にするシンプルな装置を提案することにより、上述した最新の技術をさらに改良することである。
したがって、該本明細書は、装飾用の巻き付けラベルまたは「バンデロール」が備えられた容器を製造する装置を提供し、該装置は、アクティブな構成を採用するのに適した少なくとも一つの成形および巻き付けラベリングアセンブリを備え、前記アセンブリは、成形チャンバおよびルーピングチャンバを有し、これらのチャンバは、軸方向で位置合わせされ、および該成形チャンバの端壁を貫通して設けられた環状通路を介して互いに連通し、該端壁は、熱成形チャンバ内の成形開口から反対側にあり、該成形および巻き付けラベリングアセンブリにはさらに、該ルーピングチャンバ内でループ状になっている巻き付けラベルを、該環状通路を介して該成形チャンバ内に押し込むように構成されたプッシャー部材が設けられ、この装置においては、該成形チャンバの少なくとも一つの部分は、該端壁から離れて該成形開口に向かってフレア状になり、該プッシャー部材は、該巻き付けラベルが、該成形チャンバの前記フレア状部分に押し込まれている間は、径方向に拡大するように構成されている。
該巻き付けラベルが、該ルーピングチャンバ内でループ状になった後、前記巻き付けラベルの下方縁部は、該プッシャー部材によって搬送される。該巻き付けラベルは、該プッシャー部材および該成形チャンバが互いに対して移動されている間に、該成形チャンバへ移送され、該移送は、該巻き付けラベルが、上記環状通路を介して該成形チャンバ内に押し込まれることによって実現される。該環状通路は、熱成形ピストンがそれを通過できるように設けられている該成形開口から反対側の該成形チャンバの該端壁を貫通して設けられている。この相対運動の始動時に、該プッシャー部材は、該成形チャンバの該端壁領域内に位置しており、この領域は、小さな直径方向の寸法から成り、そのため、前記プッシャー部材自体が、小さな直径方向の寸法を画定している。上述した移動時の相対運動の間、該プッシャー部材は、該成形チャンバの該フレア状部分を通って進み、該フレア状部分の該直径方向の寸法は、該端壁から離れるにつれて増加し、また、拡大する該プッシャー部材に依存して、該プッシャー部材自体は、増加する直径方向の寸法を画定する。
例えば、該巻き付けラベルを該成形チャンバ内に押し込むために、該プッシャー部材は、該成形チャンバおよび該ルーピングチャンバの位置合わせ軸に対して横方向に延びる押し込み面を有し、該面は、該巻き付けラベルの縁部を担持するように構成されている。この縁部は、該位置合わせの軸に対して横方向の平面内に位置している。具体的には、この押し込み面は、該プッシャー部材の上端に設けられ、該端部の上には、該巻き付けラベルの下方縁部が載っている。
該プッシャー部材が該熱成形チャンバの該フレア状部分に入り込むと、該プッシャー部材は拡大し、すなわち、プッシャー部材が画定する、該巻き付けラベルを担持している該押し込み面の直径方向の寸法は、プッシャー部材が依然として該熱成形チャンバの外側にある状態の同じ押し込み面が有する寸法に対して増加している。該熱成形チャンバの該フレア状部分に沿って進むことにより、該プッシャー部材は該拡大した構成になり、該プッシャー部材は、前記チャンバから出て戻るときに、その引っ込められた構成に戻る。
したがって、該プッシャー部材の拡大が、前記部材の外側縁部と、該成形チャンバの該側壁との間に環状ギャップを作り出すのを避けることを可能にするため、該巻き付けラベルの該下方縁部は、該プッシャー部材と、該成形チャンバの該側壁との間で動けなくなるリスクを何ら伴うことなく、該プッシャー部材によって担持される。
必要に応じて、該プッシャー部材は、それが径方向に拡大する方向において、前記プッシャー部材を連続的に付勢する弾性手段を含み、および該成形および巻き付けラベリングアセンブリが該アクティブな構成になっている場合に、前記プッシャー部材は、前記弾性手段の戻り付勢効果に抗する該ルーピングチャンバの側壁により、径方向の圧縮力で拘束される。
必要に応じて、該成形および巻き付けラベリングアセンブリは、該プッシャー部材を担持し且つ該アクティブな構成において環状のルーピング空間を画定するように該ルーピングチャンバの対向壁と協働する整形コアをさらに備え、該整形コアと、該成形チャンバの該側壁は、該巻き付けラベルを該成形チャンバ内に押し込むように、互いに軸方向に移動されるのに適している。
必要に応じて、該プッシャー部材は、例えば、スプリットリングから成る拡大可能なリングを備えている。
必要に応じて、該プッシャー部材は、複数のプッシャーフィンガを備えている。
必要に応じて、該プッシャーフィンガは、共通の支持体によって担持され、前記共通の支持体に対して径方向に移動するのに適している。
必要に応じて、該プッシャーフィンガは、該共通の支持体上で旋回するように取付けられている。
必要に応じて、該プッシャーフィンガは、前記フィンガを径方向外側へ付勢するばねと協働する。
必要に応じて、該成形および巻き付けラベリングアセンブリが整形コアを有している場合、該プッシャーフィンガは、該整形コアによって担持される。
必要に応じて、該プッシャー部材および該環状通路を含む要素のうちの少なくとも一つは、前記プッシャー部材と、該成形チャンバの該壁部とが、該巻き付けラベルが該成形チャンバ内に押し込まれる方向とは反対側の方向において、互いに対して移動される間に、該プッシャー部材が前記環状通路の該径方向外側縁部と協働するようになる場合に、該プッシャー部材が拡大する方向とは反対側の方向において前記プッシャー部材を付勢するのに適しているリトラクタランプ(retractor ramp)を有している。
巻き付けラベルが該成形チャンバ内に押し込まれる間に、該プッシャー部材は、該巻き付けラベルが動けなくなるのを避ける拡大を受けるため、および前記巻き付けラベルの該下方縁部が、該成形チャンバ内の所望の位置まで正しく配置されることを確実にするため、本明細書による装置が特にシンプルであることは理解することができる。巻き付けラベルが押し込まれる間の該プッシャー部材の拡大と、逆方向の動作での該プッシャー部材の引っ込めは、自動的にすることができる。該プッシャー部材は、単一の要素により、具体的には、拡大可能なリングによって構成することができ、あるいは、該プッシャー部材は、複数の要素、例えば、上述したようなプッシャー要素によって構成してもよい。
本明細書は、実施例として示す実施形態に関する以下の詳細な説明を読み、および添付図面を参照すれば、良好に理解することができる。
容器を熱成形するための、および前記容器を充填して密封するための設備の全体図である。
前記チャンバ内で熱成形された該容器の巻き付けラベリングを実行するために、該熱成形チャンバへ移送される巻き付けラベルをループ状にするための該ルーピング装置の統合体を示す、図1の平面II−IIでの概略断面図である。
は、図2の断面図に対応する断面図で示す、ルーピング装置の場合の二つの連続する状態を示す。
は、図2の断面図に対応する断面図で示す、ルーピング装置の場合の二つの連続する状態を示す。
図2の平面IV−IVに対応する断面で示す、成形および巻き付けラベリングアセンブリの場合の五つの連続する状態を示す。
図2の平面IV−IVに対応する断面で示す、成形および巻き付けラベリングアセンブリの場合の五つの連続する状態を示す。
図2の平面IV−IVに対応する断面で示す、成形および巻き付けラベリングアセンブリの場合の五つの連続する状態を示す。
図2の平面IV−IVに対応する断面で示す、成形および巻き付けラベリングアセンブリの場合の五つの連続する状態を示す。
図2の平面IV−IVに対応する断面で示す、成形および巻き付けラベリングアセンブリの場合の五つの連続する状態を示す。
該成形および巻き付けラベリングアセンブリの変形例の場合の、図4Dに対応する図である。
図5の該装置の詳細図である。
図6の平面VII−VIIでの断面図である。
巻き付けラベルを形成するためのストリップを送給および切断する送給および切断機構の一部を示す、図3Bの矢印VIIIに沿って見た概略斜視図である。
変形実施形態を示す、図8に類似している図である。
図9の該平面X−Xおよび平面XI−XIのそれぞれの断面図である。
図9の該平面X−Xおよび平面XI−XIのそれぞれの断面図である。
図1に示す設備は、熱可塑性材料から成るシート10が、そこを通って段階的に送られる複数のステーションを備え、該シートは、リール12から繰り出される。該シートの前進方向Fで連続的に考察すると、該設備は、ヒータステーション14と、上記容器を熱成形する熱成形ステーション16と、熱成形された容器を充填する充填機ステーション18と、該容器の開口部にわたってクロージャシート22を密封することにより、充填された容器を閉塞するクロージャステーション20とを備えている。
それ自体が既知の方法において、該熱成形ステーション16は、熱成形チャンバと、該熱成形チャンバ内で(ストリップ26から得られた)巻き付けラベルをループ状にするルーピングチャンバとから成るサブステーション24と、前記チャンバ内で往復動させることができる熱成形ピストン30から成るブロック28とを備えている。
本明細書においては、例として、該ピストンの熱成形動作が、垂直方向の下方で行われるように、該シート10が進められる平面が水平であり、および熱成形ピストンから成る該ブロック28が該平面の上に位置しているとともに、モールドブロックがそれの下に位置していると見なす。簡略化のため、熱成形方向を表すために該垂直方向に関して説明する。同様に、「上に」および「下に」という用語、および「上方」および「下方」という用語は、該熱成形方向に関して理解すべきである。必然的に、これは一つの実施例にすぎず、また、該モールドブロックが該ピストンから成るブロックの上にある場合、該熱成形は、垂直方向の上方で行ってもよく、または、該二つのブロックの位置合わせの方向により、他の方向で行ってもよい。さらに、「内側」および「外側」という用語は、熱成形軸に関して理解すべきであり、内側の要素は、外側の要素よりも該軸の近くにある。
上記サブステーション24は、熱成形チャンバ36の列がその中に設けられているモールドブロック34を備えている。該熱成形の場合、該ピストン30は、該熱成形チャンバ36内で動いて、ステーション14内でそれまでに加熱された該シート10の熱可塑性材料を熱成形チャンバ36内に押し込む。この実施例では、該シート10は水平方向に移動されるため、および該ピストン30は、前記シートの上に配置されているため、該熱成形チャンバ36は、該モールドブロック34の上方部に設けられている。該サブステーション24は、該モールドブロック34が有する熱成形チャンバと同数のルーピングマンドレル40を担持している、ルーピングマンドレルから成るブロック38をさらに備え、マンドレルは、該モールドブロック34の下方端部から各熱成形チャンバ内に配置されている。各ルーピングマンドレルは、巻き付けラベルを、その周りでループ状にすることができる整形コアを構成している。
該ストリップ26の端部は、該ルーピングチャンバ内へ送給されて、巻き付けラベルを形成する目的で、該ルーピングマンドレル40の周りの前記チャンバ内で切断されてループ状にされる。それらの巻き付けラベルは、その後、該モールドブロック34が、該ルーピングマンドレル40に対して平行移動されることによって、該熱成形チャンバ36へ移送される。例えば、該マンドレルは平行移動されず、それに対して、該モールドブロック34は、熱成形の高位置と、型外しの低位置との間で、垂直方向に往復動可能になっている。
図2、図3Aおよび図3Bを参照して、巻き付けラベルが、どのようにして該モールドブロック34の該下方部に位置している該ルーピングチャンバ内でループ状にされるかに関する説明を続ける。この実施例では、ブロック34は、成形およびルーピングユニットから成る四つの列を備え、各ユニットは、成形チャンバ36(図1を参照)と、ルーピングチャンバ46とを備え、これらのチャンバは相互に重ねられており、該四つの列は、該熱可塑性シートの前進方向Fにおいて、連続的に配置されている。各ルーピングチャンバ46の場合、ストリップ26は、駆動ローラ44によって進められることにより、該ルーピングチャンバ内のインレットスロット42に送給される。該ローラ44によって押された該ストリップ26の先端は、該先端が該ルーピングチャンバ46に適切に到達するまで該スロット42に押し込まれる。図示した実施例において、各ルーピングチャンバ46の場合、該ルーピング装置は、該チャンバと協働して、該巻き付けラベルをその中でループ状にすることができる環状空間46Aを画定するように該チャンバ46内に配置されたマンドレル40を有している。
仏国特許第2839465号明細書の場合と同様に、およびこの実施例では、上記装置は、該ルーピングチャンバ46と連通している側部空間50に設けられた駆動ホイール48をさらに備えている。前記駆動ホイール48は、垂直方向の回転軸を有し、該垂直方向は、該熱成形ピストンの運動方向であり、かつ該ルーピングマンドレル40が延在している方向である。
図3Aを見て分かるように、ストリップ26の該先端26Aがルーピングチャンバ46に挿入される場合、該先端部分26Aの自由端が、該駆動ホイール48を通りすぎて進むように、該スロット42を通って十分に遠くまで押し込まれるまで、該駆動ホイール48は、当初、該ルーピングマンドレル40から離間されている。一旦、所望の長さのストリップが、スロット42を通ってチャンバ46内に挿入されると、該ストリップを切断するためにブレード52が作動され、それによって、該先端部分26Aは、一旦、ループ状にされると、巻き付けラベルを構成するセグメントを形成する。
図3Bにおいて、該駆動ホイール48は、ストリップの該端部26Aが、前記マンドレルと前記駆動ホイールとの間に挟まれるまで、該ルーピングマンドレル40の近くに来るように移動されている。該駆動ホイールは、該ルーピングマンドレル40の周りで該ストリップのセグメントをループ状にするように回転駆動される。このマンドレル40は、静止させてもよく、また、該ストリップセグメントの進行を容易にする低摩擦面を有していてもよい。また、図示されている該実施例の場合と同様に、該マンドレル40は、自由に回転可能であるように、リング40Bが周りに取付けられている固定コア40Aを有していてもよい。したがって、回転する該駆動ホイール48は、該リング40Bの回転、および該ストリップセグメントのルーピングを容易にする。
一般的に、該駆動ホイール装置48と、それが用いられる順番は、本明細書を補足するために参照することができる仏国特許出願第2839465号明細書に記載されているタイプから成っていてもよい。
しかし、本明細書の範囲を超えることなく、例えば、ルーピングマンドレルを有することなく、または、駆動ホイールを有することなく、該ルーピングチャンバ内で巻き付けラベルをループ状にする他の手段を設けてもよいことを理解すべきである。
さらに、図1は、段階的に進められる熱可塑性材料から成るシートからの熱成形を示しているが、本明細書は、熱成形によって製造するのにも、または、より一般的には、各々が、一つの容器に、または、容器の群に対応しているウェーハまたはトークンから、またはパネルから製造するのにも有効であることを理解すべきである。
本明細書において、「成形」および「熱成形」という用語は、置換え可能に用いられ、熱成形は、該成形の前に加熱される熱可塑性材料を用いて実現される、成形の一つの具体的な実施例である。
図4Aから図4Eを参照して、成形および巻き付けラベリングアセンブリ60、およびそれが用いられる順番に関する説明を続ける。前記アセンブリ60は、該ブロック34内に設けられ、およびこの実施例では垂直方向である該熱成形軸Aに対して軸方向に位置合わせされている熱成形チャンバ36およびルーピングチャンバ46を備えている。この実施例においては、該熱成形は、下方へ動く該熱成形ピストンによって行われるため、該ルーピングチャンバ46は、該熱成形チャンバ36の下に配置されている。該成形チャンバ36には、該熱可塑性材料10を押すために、該熱成形ピストンが、そこを通って移動することができる上方成形開口36Aが設けられ、該開口36Aの反対側に端壁36Bが設けられ、および該開口36Aと該端壁36Bとの間に延在する側壁36Cが設けられている。この実施例では、該端壁36Bは、該ルーピングチャンバ46内に配置されている該マンドレル40の頭部によって画定されている。該ルーピングチャンバ46は、該熱成形チャンバの該端壁を貫通して設けられている環状通路62を介して該熱成形チャンバ36と連通していることが図を見て分かる。図4Aの断面図は、該駆動ホイール48の軸と交差する直径を含む軸方向面にあるため、該モールドブロック34の壁部は、当該箇所で中断されている。図4Aにおいて、該駆動ホイール48は、該ルーピングマンドレル40から離間されている位置にある。該ブロック34は、容器本体を熱成形できるようにするために、その高位置にある。それまでに該ストリップ26の端部から既に切断されている巻き付けラベル27が、該熱成形チャンバ36内に存在している。該チャンバ36内で巻き付けラベル27を備える容器本体が熱成形されている間、該ストリップ26の新たな端部が、上述したローラ44によって該スロット42に押し込まれる。そのため、その後、該駆動ホイール48は、該ルーピングマンドレル40から離間される。
図4Bにおいて、該駆動ホイール48は、前記ストリップの新たな端部を前記マンドレルに押し付けて挟むために、該ルーピングマンドレル40に向かって移動されている。したがって、容器が該チャンバ36内で成形されている間に、該駆動ホイール48は、該ルーピングチャンバ46内で、該ストリップの新たな端部をループ状にするために、回転駆動させることができる。熱成形および該ストリップの新たな端部のルーピングに関するこれらの同時動作の後、その結果として、巻き付けラベルが設けられた容器が、該チャンバ36内で熱成形されたことが分かるとともに、それに伴って、新たな巻き付けラベル27が、該ルーピングチャンバ46内で待機していることが分かる。
その後、該容器本体を型外しすることと、該新たな巻き付けラベルを該熱成形チャンバ36へ移送することとが必要である。このことを実現するために、ブロック34は、該熱可塑性シート10の平面から離れて移動するように、すなわち、図4Cに図示されているように下方へ移動される。このことの以前には、該駆動ホイール48は、必然的に、該ルーピングマンドレル40から既に離れて移動されている。
必要に応じて、この動きの間、該ルーピングマンドレル40の周りでループ状になっている該巻き付けラベル27を保持することを容易にするために、待機中の該巻き付けラベル27を前記マンドレルに押し付けることができるように、前記マンドレルには、吸引部に接続され、およびその側壁で開口しているチャネル64を設けてもよい。該マンドレルがそのように備えられている場合、該吸引源は、該モールドブロック34が下げられている間に作動される。
上記装置は、この実施例では、該マンドレル40によって担持されているプッシャーフィンガ66をさらに備え、該マンドレルは、前記プッシャーフィンガのための共通の支持体の実施例を構成している。換言すると、該共通の支持体は、この実施例でそうであるように、該ルーピングマンドレルを有するワンピースで形成することができ、または、該支持体は、前記マンドレルから分離されている要素であってもよい。
該巻き付けラベル27を該熱成形チャンバ36へ移送するために、この実施例では、該マンドレルが静止したままの状態になっている間に、該ブロック34を下げることによって行われる、該ルーピングマンドレル40と前記熱成形チャンバ36の相対運動は、該巻き付けラベルをその中に位置させなければならない該チャンバ36の側壁36Cの当該部分が、該マンドレル40の周りでループ状になっている該巻き付けラベル27と位置合わせされるまで実行される。
この相対運動の間、該プッシャーフィンガ66の上端部は、該熱成形チャンバ36内の所望の位置に該巻き付けラベル27の下方縁部を押し込むために、該下方縁部と協働する。
この実施例では、このチャンバ36は、フレア状部分36C’を有しており、その中において、その側壁36Cの該直径方向の寸法は、該端壁から離れるにつれて増加している。この実施例においては、該チャンバの垂直方向軸Aを含む平面内の断面に見られるように、このフレア状部分36C’は、該垂直方向で接線方向につながるまで、わずかに丸みの付いた曲線を形成している。
図4Cと図4Dを比較することにより、該プッシャーフィンガ66は、径方向に拡大し、それによって、該巻き付けラベル27を、該熱成形チャンバ36の該フレア状部分36C’に押し込むように構成されていることが分かる。より具体的には、該プッシャーフィンガは、当初は、引込め位置を取っており、該位置では、それらのフィンガは、該フィンガを該ルーピングチャンバ46の該壁部と協働させることにより、該ブロック34の下げに関する第一の段階の間は、拘束された状態のままである。したがって、該フィンガ66は、巻き付けラベルが、前記チャンバ46内でループ状になっている間、および該チャンバ36内で成形された容器の該型外しの開始の間は、該フィンガの引込め構成の状態のままになっている。しかし、該モールドブロック34が、該フィンガの該上端部が該熱成形チャンバ36の該フレア状部分36C’内に位置している低レベルに到達すると、前記フィンガは、必然的に拡大することになって、それにより、図4Dに図示されているように、該巻き付けラベル27の該下方端部を担持する。
一旦、該モールドブロック34が所望の低位置に到達すると、すなわち、一旦、該巻き付けラベル26Aが、該チャンバ36の内部の該所望のレベルに到達すると、該モールドブロックがその場合に戻ることができるように、該モールドブロック34の逆の運動が開始される。
上記装置には、必要に応じて、該熱成形チャンバ36の該側壁36Cの主要部分において開口している吸引チャネル68が設けられ、この部分に該巻き付けラベル27が位置している。前記チャネルを介して吸引力が作用すると、該巻き付けラベルは、該側壁36Cに押し付けられ、このことは、該モールドブロック34が戻っている間、該巻き付けラベルを定位置で保持するのに寄与するという実行可能な手段である。
図4Eは、戻りつつあり、および該巻き付けラベル27を、それとともに該チャンバ36内に受け入れている該モールドブロック34を示す。この上方運動の間、該フィンガ66は、必然的に、それらの引込み位置を再び取る。
本明細書の意味において、該フィンガ66は、まとめて考えた場合、プッシャー部材の実施例を構成している。前記フィンガは、それらの上端部66Aに設けられ、およびそれが該フィンガによって該成形チャンバ内に押し込まれている間、該巻き付けラベルの該下方縁部が、その上に載っている押し込み面を有している。
該プッシャーフィンガ66は、該フィンガが径方向に拡大する該方向において、ばね70によって連続的に付勢されていることが図を見て分かる。この実施例では、各プッシャーフィンガは、該マンドレル40の上で旋回するように取付けられることにより、枢着されている。より具体的には、各フィンガ66は、該フィンガ66の該下方端部に設けられた枢軸67を介して該マンドレル40上に取付けられ、該枢軸67は、この実施例では、水平方向になっている。逆に、該ばね70は、該フィンガ66の該上端部66Aに向かって配置されている。この実施例において、各フィンガ66は、該モールド34が高位置にあるときは、該ルーピングチャンバ46の下に位置している、該マンドレル40内のセットバック40C内に配置されている。該ばね70は、該プッシャーフィンガの径方向内側面と協働するように、前記セットバックの端壁に設けられた凹部内に配置され、すなわち、それらの面は、該軸Aに向かって対向している。したがって、各フィンガと協働する該ばねは、該軸67の周りを旋回することにより、該フィンガが拡大する方向Eに該フィンガを押す傾向がある。
該フィンガ66の該上端部66Aは、拡大した位置において、該マンドレル40の外側面に対して径方向外側に突出している。それらの上端部56Aの領域において、前記フィンガの外側面は、該フィンガの下方端部へ向かって行く間に、該軸Aに向かって傾斜しているリトラクタランプ66Bを有していることが図を見て分かる。したがって、該ブロック34が、図4Dに示す該低位置から戻って動いている間、前記ランプ66Bは、該フィンガを必然的にそれらの引込み位置に持っていくために、該チャンバ36の該端壁を貫通して設けられた該環状通路62の外側縁部と協働する。
該プッシャーフィンガ66の該上端部分は、外方に延在する突出部を構成し、該突出部の下面は、上述したリトラクタランプ66Bを構成していることに留意すべきである。これらの突出部の形状は、該モールドブロックが下げられている間に、該フィンガが位置しているレベルに、該熱成形チャンバの該端壁36Bが到達するとすぐに、該フィンガが拡大する該方向において、該フィンガの急速旋回を容易にする。各フィンガの上面は、該突出部の先端の上に張出部分を有し、この部分は、該熱成形チャンバの該側壁と接触して延在することができ、または、前記側壁に近接して延在することができ、同時に、該フィンガの傾斜は、該環状通路62の該外側縁部と協働するその外側面の該主要部分66Cによって制限されている。
図4Aから図4Eは、直径方向で反対側にある二つのフィンガ66を示している。該巻き付けラベルの該下方縁部が、該二つのフィンガの間の直径方向のラインの周りで傾斜するリスクを避けるためには、少なくとも三つの角度を付けて離間されたフィンガを、または実際には、四つの角度を付けて離間されたフィンガを設けることが有利である。また、図面をより明確にするために、該駆動ホイール48とプッシャーフィンガ66は、該モールドブロック34の該壁部で中断して図示され、また、第二のプッシャーフィンガは、切断面内に図示されていることにも留意すべきである。しかし、該フィンガの位置が点線で示されている図3Aおよび図3Bを見て分かるように、該フィンガが該熱成形チャンバ内にない限り、該フィンガが、該ルーピングチャンバ46の該壁部に連続的に当たることができるように、該モールドブロック34の該壁部が中断されている該領域内に一つのフィンガを配置することを避けるように対策が講じられている。したがって、該フィンガ66は、該駆動ホイール48と同じ切断面内にはない。
以下、図5から図7を参照して、該プッシャー部材の変形例に関する説明をする。図5は、図4と同じ状況における成形および巻き付けラベリングアセンブリ60’を示し、この状況において、該ブロック34は、該熱成形チャンバ36’の内部での該巻き付けラベル27’の位置決めの低レベルに対して下方へ移動している。この図面は、特に該マンドレル40’と、該熱成形チャンバ36’と、該ルーピングチャンバ46’と、該モールドブロック34’とを概略的に示している。これらの要素は、以下に記載した違いを条件として、先行の図面に示すものと類似している。
この実施例では、該チャンバ36’は、全体形状が円錐台状であり、その端壁36’Bから、その上方開口36’Aに向かってフレア状になっている。この形状は、先行の図面に図示されている、および円筒形部分を有している該チャンバ36の形状とわずかに異なっている。
図5に示す該実施例において、該プッシャー部材には、該マンドレル40’内の環状溝88に配置された拡大可能なリング86が設けられている。該モールドブロック34’が該低位置にある場合、該リング86の上方部分は、該熱成形チャンバ36’の内側に位置していることが図を見て分かる。この上方部分は、該巻き付けラベル26Aの該下方縁部を、該チャンバ内の該所望のレベルまで搬送するために、必然的に拡大している。上述した変形例の場合と同様に、該マンドレル40’は、該モールドブロック34’が下げられている間、該チャンバ46’内でループ状になっている該巻き付けラベル27’を、前記マンドレルに押し付けるように作用する吸引システム(ここでは図示せず)を必要に応じて有していてもよい。
図6及び図7は、該拡大可能なリング86の該形状をより詳細に示している。図6は、例えば、図4A、図4B、図4Cまたは実際には図4Eに対応する状況において、それが、該ルーピングチャンバ46’の該側壁によって拘束されているときのその形状を示す。この実施例では、該拡大可能なリング86が、該溝88の環状セットバック88A内に係合する、内方に突出している環状部分86Aを有していることが図を見て分かる。このことは、該溝に対して該リングを軸方向に静止させて保持することを可能にしている。さらに、図7を見て分かるように、リング86はスプリットリングであり、それにより、その直径を増加させること、または、減少させることを可能にしている。該リング86は、該リングが拡大する方向に弾性的に付勢されるように、弾性材料で形成され且つこの実施例では、該セットバック88Aの両側で、該溝88に配置された環状ガスケット89と協働する。したがって、これらのガスケットは、該リング86の内側周辺と、該溝88の端壁との間で締め付けられ、およびしたがって、該リングが径方向に拡大する該方向に該リング86を付勢する伸縮ばね効果を有している。当然のことながら、このことは、拡大可能なリングの一つの実施例にすぎない。したがって、該リング86自体は、該モールドブロック34’が下げられているときに、それが該熱成形チャンバ36’内に入って来る場合に、その上方部分のみが変形されるとともに、その下方部分は、該ルーピングチャンバ46’の該壁部によって拘束されたままの状態であるように、比較的フレキシブルであってもよい。また、該リング86は、該環状通路62’の縁部が、該チャンバ36’の該端壁に設けられた状態で、該ブロック34の上方運動および下方運動の間に、時期尚早に摩耗することなく協働するように、耐摩耗性材料で形成してもよく、または、耐摩耗性材料で被覆してもよい。該環状通路62’の該径方向外側縁部は、該モールドが戻っている間に、該リング86が該引込み位置へ戻るのをより容易にして、それによって、摩耗のリスクをさらに最小限にするために、ランプ(ramp)形状にしてもよく、傾斜させてもよく、または、丸みを付けてもよい。
図3Bの矢印VIIIに沿って見た概略斜視図である図8に関する説明を続ける。この図面は、該ストリップ26を該モールドブロック34内の該スロット42に押し込む二つの駆動ローラ44を示す(該スロットの前方に位置している該モールドブロックの部分は、該図面をより明確にするために、点線で図示されている)。また、一旦、十分な長さのセグメントが挿入されると、該ストリップを切断するように作用する鋭い縁部52Aを有する該ブレード52も見ることができる。図3Bに矢印fで示すように、前記ブレードは、該ストリップを切断するための切断支持ツールとして機能する該ブロック34の該壁部に当たって平行に移動する。
図4Aから図4Eに示す該実施例において、該巻き付けラベル27は、円筒形になっている該熱成形チャンバ36の領域、すなわち、該直径方向の寸法が、高さに関して一定である領域内に配置される。逆に、図5に示す該実施例では、該熱成形チャンバ36’は円錐台形状であり、すなわち、その直径方向の寸法は、特に、該ストリップが配置される該領域内で変化する。
図9から図11は、この実施例において、ストリップ切断ツールを形成することができる方法を概略的に示す。図9は図8に対応し、また、該ストリップ26と、該ローラ44と、該モールドブロック34’の該壁部とを認識することができる。しかし、該巻き付けラベルが、容器の円錐台形状部分の周りに配置される限りにおいては、その直径方向の寸法は、上方領域よりも下方領域において、より小さくなっている。
必然的に、図8に示す該実施例の場合と同様に、二つの垂直方向縁部が重なる追加的な厚みを形成している間に、その二つの垂直方向縁部が重なるまで、該ストリップがループ状にされる前に、該ストリップは、該ローラ44の該駆動軸と平行に、すなわち、垂直方向に切断することができるであろう。
該巻き付けラベルが、チャンバのフレア状部分、例えば、円錐台形状部分の定位置に置かれると、その後、該ストリップが直線状に切断された場合、該上方部分よりも該下方部分において、より幅広の重なり部分が得られることになる。
このことを避けるために、図9にあるような、該ブレードの往復動の該方向に直角な垂直面内で見て、三角形状を有するブレード52’を用いることにより、斜面上で該ストリップを切断することが提案されている。図9において、該ブレード52’の第一の鋭い縁部92Aは、該ルーピングチャンバ内でループ状になっている該巻き付けラベルの後縁を画定し、一方、該ブレードの第二の縁部92Bは、後に続く巻き付けラベルの前縁を画定している。この実施例においては、該鋭い縁部はともに、二等辺三角形を画定するように、直線的であり、および傾斜されている。必然的に、該鋭い縁部92Aおよび92Bの該傾斜は、該巻き付けラベルが配置される該チャンバの当該部分のフレア状の程度に応じて画定されている。具体的には、この角度は、該チャンバによって画定される該円錐台の角度の半分に対応させることができる。
該鋭い縁部92Aの場合、当該鋭い縁部の壁部がそれに当たって移動する該ブロック34’は、支持ツールとして作用することができる。他の鋭い縁部92Bの場合、追加的な支持ツール94が、該ブレード52’の他方の側部に配置されている。図10と図11を比較することにより、該ブレード52’の厚さ、及び、該支持ツール94と、該ブロック34’の反対側の壁部との間の間隔は、該高さにわたって変化することが分かる。
Claims (12)
- 装飾用の巻き付けラベルまたは「バンデロール」が備えられた容器を製造する装置であって、装置は、アクティブな構成を採用するのに適した少なくとも一つの成形および巻き付けラベリングアセンブリ(60、60’)を備え、前記アセンブリは、成形チャンバ(36、36’)およびルーピングチャンバ(46、46’)を有し、これらのチャンバは、軸方向で位置合わせされ、および前記成形チャンバの端壁(36B)を貫通して設けられた環状通路(62、62’)を介して互いに連通し、この端壁は、熱成形チャンバ内の成形開口(36A)から反対側にあり、前記成形および巻き付けラベリングアセンブリにはさらに、前記ルーピングチャンバ内でループ状になっている巻き付けラベルを、前記環状通路を介して前記成形チャンバ内に押し込むように構成されたプッシャー部材(66、86)が設けられている装置であって、
前記成形チャンバ(36、36’)の少なくとも一つの部分(36C’、36’)は、前記端壁(36B、36’B)から離れて前記成形開口(36A、36’A)に向かってフレア状になり、前記プッシャー部材(66、86)は、前記巻き付けラベル(26A)を前記成形チャンバ(36、36’)の前記フレア状部分(36C’、36’)に押し込みながら径方向に拡大するように構成されている装置。 - 前記プッシャー部材(66、86)は、前記成形チャンバおよび前記ルーピングチャンバの位置合わせの軸に対して横方向に延びる押し込み面を有し、当該面は、前記巻き付けラベルを前記成形チャンバ内に押し込むために、該巻き付けラベルの縁部を担持するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記プッシャー部材(66、86)は、前記プッシャー部材(66、86)を、当該プッシャー部材(66、86)が径方向に拡大する方向に連続的に付勢する弾性手段(70、89)を含み、前記成形および巻き付けラベリングアセンブリ(60、60’)が前記アクティブな構成になっている場合に、前記プッシャー部材は、前記弾性手段の戻り付勢効果に抗する前記ルーピングチャンバの側壁により、径方向の圧縮力で拘束される、請求項1または請求項2に記載の装置。
- 前記成形および巻き付けラベリングアセンブリ(60、60’)は、前記プッシャー部材(66、86)を担持し且つ前記アクティブな構成において環状のルーピング空間(46A、46’)を画定するように前記ルーピングチャンバ(46、46’)の対向壁と協働する整形コア(40、40’)をさらに備え、前記整形コアと、前記成形チャンバの側壁は、前記巻き付けラベルを前記成形チャンバ内に押し込むように、互いに軸方向に移動されるのに適している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プッシャー部材は、拡大可能なリング(86)を備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記拡大可能なリング(86)はスプリットリングから成る、請求項3と組み合わせた請求項5に記載の装置。
- 前記プッシャー部材は、複数のプッシャーフィンガ(66)を備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プッシャーフィンガ(66)は、共通の支持体(40)によって担持されるとともに、前記共通の支持体に対して径方向に移動するのに適している、請求項7に記載の装置。
- 前記プッシャーフィンガ(66)は、前記共通の支持体(40)上で旋回するように取付けられる、請求項8に記載の装置。
- 前記プッシャーフィンガ(66)は、前記フィンガを径方向外側に付勢するばね(70)と協働する、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プッシャーフィンガ(66)は、前記整形コア(40)によって担持される、請求項4と組み合わせた請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プッシャー部材(66、86)および前記環状通路(62)を含む要素のうちの少なくとも一つは、前記プッシャー部材と、前記成形チャンバの壁部とが、前記巻き付けラベルが前記成形チャンバ内に押し込まれる方向とは反対側の方向において、互いに対して移動される間に、前記プッシャー部材が前記環状通路(62)の径方向外側縁部と協働するようになる場合に、プッシャー部材が拡大する方向とは反対側の方向において前記プッシャー部材を付勢するのに適しているリトラクタランプ(66B)を有する、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の装置。
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