JP2020515208A - 折り畳み式のコルゲートチューブおよびワイヤハーネス - Google Patents

折り畳み式のコルゲートチューブおよびワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

ケーブル(3〜5)を保持する折り畳み式のコルゲートチューブ(2)において、第1コルゲートチューブシェル(6)であって、第1コルゲートチューブの周囲に周方向に延びる複数の第1コルゲートチューブリブ(19)を有する第1コルゲートチューブシェル(6)と、第2コルゲートチューブシェル(7)であって、第2コルゲートチューブシェルの周囲に周方向に延びる複数の第2コルゲートチューブリブ(20)を有する第2コルゲートチューブシェル(7)と、第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)のコルゲートチューブリブ(19、20)を互いに分離することにより、第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)をそれぞれの第1端部(8、9)で互いに回動可能に接続するジョイント部(10)と、第1コルゲートチューブシェル(6)の第2端部(14)および/または第2コルゲートチューブシェル(7)の第2端部(15)に設けられた少なくとも1つのリップ部(16、17)と、ロック装置(34)であって、コルゲートチューブ(2)が、第1コルゲートチューブシェル(6)が第2コルゲートチューブシェル(7)の外側に配置される折り開かれた状態(Z1)から、第1コルゲートチューブシェル(6)が第2コルゲートチューブシェル(7)の内側に少なくとも部分的に配置される互い折り重ねられた状態(Z2)に移行すると、第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)を互いにロックするロック装置(34)とを備え、ロック装置(34)は、第1・第2コルゲートチューブリブ(19、20)を含み、コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)では、第2コルゲートチューブリブ(20)は、コルゲートチューブ(2)の半径方向(R)および周方向(U)の両方に連動して第1コルゲートチューブリブ(19)の周囲に延びている。【選択図】図4

Description

本発明は、折り畳み式のコルゲートチューブ、および、このような折り畳み式のコルゲートチューブを有するワイヤハーネスに関する。
コルゲートチューブまたはコルゲートパイプは、特に自動車工学においてケーブルおよび電線用の保護導管として使用できる。この場合、周方向に閉じたコルゲートチューブ内にケーブルを設置するために、ケーブルは、コルゲートチューブを通して引っ張られるかまたは押される。このようなコルゲートチューブ内へのケーブルの設置を容易にするために、コルゲートチューブは、折り畳み式に設計できる。
欧州特許第2035735号明細書(EP 2 035 735 B2)は、折り畳み式のコルゲートチューブを開示している。このコルゲートチューブは、第1コルゲートチューブシェルと、第2コルゲートチューブシェルとを備え、これらはヒンジ部によって互いに回動可能に接続されている。コルゲートチューブは、押出成形によって製造され、押出成形後、コルゲートチューブシェルの1つからセグメントが切り抜かれる。
欧州特許出願公開第01144213号明細書(EP 0 114 213 A2)は、電気設置用のプラスチック製のコルゲートシースを示している。このコルゲートシースは、横方向に長手のスロットを備える。コルゲートシースは、1つの作業工程で連続的に製造可能であり、既に敷設されたケーブルを包んだ後に、1つの作業工程で設置とともにほぼ気密かつ水密に閉じることができる。これは、コルゲートシースの2つのスロット付き縁部を取り外し可能に接続するロック装置またはスナップロック装置が、長手方向のスロットに沿って設けられることによって達成される。
米国特許第6938645号明細書(US 6,938,645 B2)は、コルゲートチューブを開示している。このコルゲートチューブは、折り畳み式であり、その長手方向にスロットが設けられ、さらに可撓性材料で作られたヒンジ領域を有する。コルゲートチューブはさらに、その切断縁部に形成されたリップを備える。
米国特許第6034329号明細書(US 6,034,329 A)は、コルゲートチューブを示している。このコルゲートチューブは、折り畳み式であり、その長手方向にスロットが設けられ、さらにヒンジ領域と、ヒンジ領域の反対側に位置するラッチ装置とを有する。ラッチ装置によって、スロット付きコルゲートチューブの2つの対向する切断縁部が互いに接続可能である。
本発明の目的は、これを背景として改良されたコルゲートチューブを提供することにある。
そこで、ケーブルを保持するための折り畳み式のコルゲートチューブを提案する。本コルゲートチューブは、第1コルゲートチューブシェルであって、その周囲に周方向に延びる複数の第1コルゲートチューブリブを有する第1コルゲートチューブシェルと、第2コルゲートチューブシェルであって、その周囲に周方向に延びる複数の第2コルゲートチューブリブを有する第2コルゲートチューブシェルと、ジョイント部であって、第1・第2コルゲートチューブシェルのコルゲートチューブリブを互いに分離し、それによって第1・第2コルゲートチューブシェルをそのそれぞれの第1端部で互いに回動可能に接続するジョイント部と、少なくとも1つのリップ部であって、第1コルゲートチューブシェルの第2端部および/または第2コルゲートチューブシェルの第2端部に設けられた少なくとも1つのリップ部と、ロック装置であって、コルゲートチューブが、折り開かれた状態すなわち第1コルゲートチューブシェルが第2コルゲートチューブシェルの外側に配置された状態から、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態すなわち第1コルゲートチューブシェルが第2コルゲートチューブシェルの内側に少なくとも部分的に配置されている状態に移行すると、第1・第2コルゲートチューブシェルを互いにロックするロック装置とを備え、ロック装置は、第1・第2コルゲートチューブリブを含み、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で、第2コルゲートチューブリブは、コルゲートチューブの半径方向および周方向の両方に連動して第1コルゲートチューブリブの周りに延びている。
少なくとも1つのリップ部が設けられていて、その結果として、ケーブルがコルゲートチューブに挿入されたとき、および、このようなコルゲートチューブを有するワイヤハーネスの動作中のいずれも、ケーブルがコルゲートチューブの鋭い縁部と接触しないため、ケーブルの損傷を回避できる。ラッチ装置がコルゲートチューブシェルを半径方向だけでなく周方向にもラッチし、その結果として、互いに折り重ねられたコルゲートチューブが狭い半径の周りを案内されるときに、互いに折り重ねられたコルゲートチューブが意図せずに開くことを回避できる。その結果、高い動作信頼性を得ることができる。
コルゲートチューブは、コルゲートパイプとも呼ばれる。ジョイント部は、ヒンジ部とも呼ばれる。コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態では、少なくとも1つのリップ部は、コルゲートチューブの内部空間内に突出していて、これによって、上述したように例えば振動の場合にケーブルの損傷を防止できる。好ましくは、コルゲートチューブリブは、少なくとも1つのリップ部の前方で終端している。これは、少なくとも1つのリップ部がコルゲートチューブリブを含まないことを意味する。好ましくは、少なくとも1つのリップ部は、コルゲートチューブリブの前面に設けられている。コルゲートチューブリブを互いに分離するジョイント部は、以下のように理解されるべきである。すなわちコルゲートチューブリブは、ジョイント部の領域で途切れる。これは、ジョイント部には、コルゲートチューブリブがないことを意味する。好ましくは、ジョイント部は、コルゲートチューブの長手方向に沿って細長い片状に延びている。
好ましくは、少なくとも1つのリップ部は滑らかである。滑らかな少なくとも1つのリップ部は、以下のように理解されるべきである。すなわち、好ましくは、少なくとも1つのリップ部は、コルゲートチューブリブを含まない。これは、コルゲートチューブリブがリップ部まで延びているものの、リップ部の中までは延びていないことを意味する。したがって、少なくとも1つのリップ部は、コルゲートチューブの長手方向に延びる滑らかな細長い片として形成されている。好ましくは、少なくとも1つのリップ部は、周方向に滑らかに延び、長手方向に滑らかに延びていて、これによって、平坦またはわずかに湾曲した表面を形成する。これは、好ましくは、少なくとも1つのリップ部が長手方向または周方向にリブまたは波形を有していないことを意味する。
コルゲートチューブの他の開発では、少なくとも1つのリップ部は滑らかではなく波形である。これにより、長手方向に互いに離間して配置されたリブを、少なくとも1つのリップ部に設けてもよい。好ましくは、リブ間には、リブ谷部が設けられる。好ましくは、少なくとも1つのリップ部のリブは、長手方向に対して直交するように延びている。好ましくは、少なくとも1つのリップ部のリブは、対応するコルゲートチューブリブよりも小さい外径を有する。好ましくは、少なくとも1つのリップ部のリブは、コルゲートチューブリブと同一ではない。これは、好ましくは、たとえ少なくとも1つのリップ部が波形であっても、コルゲートチューブリブがリップ部まで延びているものの、リップ部の中までは延びていないことを意味する。少なくとも1つのリップ部のリブは、対応するコルゲートチューブリブの前面に設けてもよい。少なくとも1つのリップ部はさらに、長手方向または長手方向に平行に延びるリブを有してもよい。
リブ谷部は、特にそれぞれのコルゲートチューブリブの間に設けられている。これにより、コルゲートチューブリブは、リブ谷部と交互に配置される。したがって、リブ谷部は2つのコルゲートチューブリブの間に配置される。したがって逆に、コルゲートチューブリブは2つのリブ谷部の間に配置される。したがって、コルゲートチューブリブは、長手方向に互いに等間隔に配置されている。好ましくは、各第1コルゲートチューブリブおよび各第2コルゲートチューブリブは、2つの側壁を有し、これらの側壁は、互いに離間して配置されていて、円板形状である。2つの側壁の間には、それぞれリブ山部が設けられている。リブ山部は、2つの側壁とともにコルゲートチューブリブを形成している。好ましくは、第1コルゲートチューブシェルの波形山部の外径は、第2コルゲートチューブシェルの波形山部の内径よりもわずかに小さいかまたは同じ大きさである。第1コルゲートチューブシェルの波形山部の外径は、特に第2コルゲートチューブシェルの波形山部の内径よりも0.2〜1.5mm小さい。これは、第1コルゲートチューブシェルおよび/または第2コルゲートチューブシェルが互いに折り重ねられた状態でプレストレスを受けないか、または、少なくともわずかしかプレストレスを受けないことを達成する。したがって、コルゲートチューブが互いに折り重ねられたとき、および/または、互いに折り重ねられた状態であるとき、コルゲートチューブシェルでの過度な機械的応力が防止される。その結果、これらのコルゲートチューブシェルは、特に長い耐用年数を有し、損傷から保護されている。好ましくは、コルゲートチューブシェルは、円弧状に湾曲している。
好ましくは、半径方向は、互いに折り重ねられた状態で互いに同軸に配置されているコルゲートチューブシェルの対称軸から、コルゲートチューブシェルに向かって外側に配向されている。周方向は、時計回りまたは反時計回りに配向されてよい。好ましくは、互いに折り重ねられた状態では、周方向は、湾曲したコルゲートチューブシェルと平行に配向される。連動接続は、少なくとも2つの接続相手、この場合では、互いに係合するまたは後方で係合する第1コルゲートチューブリブおよび第2コルゲートチューブリブによって確立される。
好ましくは、少なくとも1つのリップ部は、コルゲートチューブシェルとは異なる材料で作られている。好ましくは、このようなリップ部は、各コルゲートチューブシェルに設けられている。リップ部は、特にコルゲートチューブシェルに連動接続されている。これは、特にコルゲートチューブシェルとリップ部とが1つの構成要素を形成することを意味する。連動接続の場合では、接続相手は、原子間力または分子間力によって互いに結合される。連動接続は、分離不可能な接続であり、これはファスナーおよび/または接続相手を破壊することによってのみ切断できる。好ましくは、コルゲートチューブは、共押出法、特に二成分共押出法で製造される。コルゲートチューブリブは、コルゲータによって形成してもよい。したがって、コルゲートチューブは、所望の長さに切断可能な連続製品として製造される。押出し直後には、コルゲートチューブは、少なくとも1つのリップ部にスロットが設けられる。これは、リップ部を互いに分離するために、リップ部の間に切込みまたはスロットが導入されることを意味する。コルゲートチューブは、何度でも折り開かれた状態から互いに折り重ねられた状態に、またはその逆にすることができる。その結果として、コルゲートチューブは何度でも使用可能となる。
一実施形態によれば、ロック装置は、第1コルゲートチューブリブ上に形成された第1ポケット部と、第2コルゲートチューブリブ上に形成された第2ポケット部とを備え、第1ポケット部は、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で第2ポケット部に保持される。
好ましくは、第1ポケット部は、第1コルゲートチューブリブの一部である。好ましくは、各第1コルゲートチューブリブには、このような第1ポケット部が割り当てられる。第2ポケット部は、第2コルゲートチューブリブの一部である。好ましくは、各第2コルゲートチューブリブには、このような第2ポケット部が割り当てられる。ポケット部はまた、ポケットクロージャ、収容ポケット、係合部、ポケット形状部、収容部、または収容形状とも呼ばれてよい。互いに折り重ねられた状態では、第1ポケット部は、特に第2ポケット部に連動して係合する。ポケット部のポケット状の幾何学的形状によって、コルゲートチューブシェルのラッチは、半径方向および周方向の両方で達成できる。
他の実施形態によれば、第1ポケット部の各々は前壁を備え、第2ポケット部の各々はまた前壁を備え、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で、第1ポケット部のそれぞれの前壁は、第2ポケット部のそれぞれの前壁に当接し、これによって第1・第2ポケット部は互いに連動して周方向に延びている。
各第1ポケット部の前壁は、特に対応する第2ポケット部の前壁に当接する。周方向のラッチによって、曲がっている間にコルゲートチューブが意図せずに開くことを確実に防止できる。前壁は、半径方向に平行または少なくともほぼ平行に延びている。第2コルゲートチューブシェルのリップ部は、第2ポケット部の前壁に設けてよい。
他の実施形態によれば、第1ポケット部の各々は、リブ山部を備え、第2ポケット部の各々はまたリブ山部を備え、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で、第1ポケット部のそれぞれのリブ山部が第2ポケット部のそれぞれのリブ山部に当接し、これによって第1・第2ポケット部は互いに連動して半径方向に延びている。
好ましくは、ポケット部は、コルゲートチューブリブの一部である。第1ポケット部の各々には、それぞれの第1コルゲートチューブリブの側壁が割り当てられ、第2ポケット部の各々には、それぞれの第2コルゲートチューブリブの側壁が割り当てられている。側壁の間には、波形山部が配置されている。ポケット部は、半径方向に互いに連動して係合していて、ポケット部の波形山部が互いに当接し、これにより半径方向の動きを阻止することが理解されるべきである。
他の実施形態によれば、第1ポケット部の各々は、コルゲートチューブの長手方向に互いに離間して配置された2つの側壁を備え、第2ポケット部の各々はまた長手方向に互いに離間して配置された2つの側壁を備え、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で、第1ポケット部のそれぞれの側壁は、第2ポケット部のそれぞれの側壁の間に配置され、これにより第1・第2ポケット部は互いに連動して長手方向に延びている。
側壁は、同時に第1コルゲートチューブリブまたは第2コルゲートチューブリブの側壁でもある。コルゲートチューブが折り開かれた状態から互いに折り重ねられた状態に移行すると、ポケット部のそれぞれの側壁は、それらが長手方向に互いに離れるように、または互いに近づくように変形してもよい。特に、第2ポケット部の側壁は、互いに離れるように変形し、第1ポケット部の側壁は互いに近づくように変形する。その結果、ポケット部を互いに固定できる。これは、コルゲートチューブの動作信頼性を高める。
他の実施形態によれば、ロック装置は、凹部を備える。凹部は、コルゲートチューブの長手方向に延び、第1コルゲートチューブリブを貫通する。第2ポケット部は、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で凹部に係合する。
好ましくは、凹部は、楔形または三角形の形状を有する。好ましくは、凹部は、そのリブ谷部を除いて、第1コルゲートチューブリブを半径方向に貫通しない。その結果、第1コルゲートチューブリブもまた、依然として凹部の領域に部分的に存在する。これは、凹部の領域で第1コルゲートチューブシェルの強化をもたらす。凹部はまた、そのリブ谷部を除いて、第1コルゲートチューブリブを半径方向に貫通してもよい。好ましくは、第1ポケット部の前壁は、その一方の側で凹部と境界を接する。
他の実施形態によれば、第1コルゲートチューブシェルは第1周辺角度を有し、第2コルゲートチューブシェルは第2周辺角度を有し、この周辺角度は、180°より大きく、好ましくは200°〜270°、より好ましくは210°〜270°、より好ましくは220°〜270°、より好ましくは230°〜270°、より好ましくは240°〜270°、より好ましくは250°〜270°、より好ましくは260°〜270°である。
周辺角度の大きさは、異なっていても等しくてもよい。コルゲートチューブシェルのそれぞれの周辺角度、および、それぞれのコルゲートチューブシェルの周辺開口部の開口角度は、合計で360°になる。開口角度は、コルゲートチューブシェルの第1端部の最外縁と、コルゲートチューブシェルの第2端部の最外縁またはコルゲートチューブシェルのリップ部との間の角度としてそれぞれ規定される。開口角度は、同じ大きさを有してもよい。開口角度はまた、わずかに異なる大きさを有してもよい。例えば、開口角度は、それぞれ95°〜110°の大きさを有する。好ましくは、各コルゲートチューブシェルの断面は、円の3分の2を形成する。これは、コルゲートチューブシェルがそれぞれ240°の周辺角度を有することを意味する。したがって、開口角度は120°である。好ましくは、第1コルゲートチューブシェルと第2コルゲートチューブシェルとは、互いに折り重ねられた状態で重なり角度で重なる。重なり角度は、例えば40°〜190°であり、好ましくは50°〜180°、より好ましくは60°〜170°である。重なり角度は、特に150°未満、例えば70°、80°、90°、100°、110°、120°、130°または140°であってもよい。重なり角度は、70°±10°、80±10°、90°±10°、100°±10°、110±10°、120°±10°、130°±10°または140°±10°であってもよい。しかしながら、重なり角度は、150°よりも大きくてもよく、例えば155°、160°、165°、170°、175°または180°であってもよい。重なり角度は、例えば、155°±10°、160°±10°、165°±10°、170°±10°、175°±10°または180°±10°であってもよい。コルゲートチューブ2の特に好ましい実施形態では、重なり角度は160°以上、例えば160°〜170°である。
他の実施形態によれば、第1コルゲートチューブシェルは、第1コルゲートチューブシェルの内径よりも小さい第1開口部を備え、第2コルゲートチューブシェルは、第2コルゲートチューブシェルの内径よりも小さい第2開口部を備える。
開口部の大きさは、同じでも異なっていてもよい。開口部は、コルゲートチューブシェルの第1端部の最外縁と、コルゲートチューブシェルの第2端部の最外縁またはコルゲートチューブシェルのリップ部との間の距離としてそれぞれ規定される。コルゲートチューブが折り開かれた状態から互いに折り重ねられた状態に移行すると、第2開口部は広げられ、および/または第1開口部は圧縮される。この過程では、第1コルゲートチューブシェルは、第2開口部を通して押し込まれて、第2コルゲートチューブシェルの内側に配置される。
他の実施形態によれば、第1コルゲートチューブシェルの内径は、第2コルゲートチューブシェルの内径よりも小さい。
これは、特に第1コルゲートチューブシェルおよび/または第2コルゲートチューブシェルが、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態でプレストレスを受けないか、または少なくともわずかしかプレストレスを受けないことを達成する。これにより、コルゲートチューブが互いに折り重ねられたとき、および/または互いに折り重ねられた状態で、コルゲートチューブシェルでの過度な機械的応力が防止される。その結果、コルゲートチューブシェルは、特に長い耐用年数を有し、損傷から保護されている。
他の実施形態によれば、第1コルゲートチューブシェルは第1対称軸を有し、第2コルゲートチューブシェルは第2対称軸を有し、第1・第2対称軸は、互いに折り重ねられた状態で互いに同軸に配置されている。
好ましくは、第1コルゲートチューブシェルは、第1対称軸を中心に回転対称になるように設計され、第1開口部は横方向に設けられている。好ましくは、第2コルゲートチューブシェルは、第2対称軸を中心に回転対称になるように設計され、第2開口部は横方向に設けられている。「同軸に」という用語はまた、対称軸が互いに最大2mmの距離で配置されている点で、本発明の範囲内で理解されるべきである。
他の実施形態によれば、ジョイント部は、第1・第2コルゲートチューブシェルに接続された2つの接続部と、1つの変形部とを備え、1つの変形部は、2つの接続部の間に配置され、断面が円弧状に湾曲していて、さらにコルゲートチューブの内部空間に向かって湾曲している。
好ましくは、接続部は、コルゲートチューブシェルに接着剤で接続され、変形部は、接続部に接着剤で接続される。したがって、ジョイント部は、長手方向に延びる波形の細長い片として設計されている。好ましくは、コルゲートチューブが互いに折り重ねられたとき、変形部のみが可逆的に変形する。したがって変形部は、長手方向に延びていて、コルゲートチューブの内部空間内に突出するリブとして設計される。
他の実施形態によれば、ジョイント部は、第1・第2コルゲートチューブシェルに接続された2つの接続部と、2つの接続部の間に配置された1つの変形部とを備え、変形部は、変形部よりも薄い壁部を有し、変形部は、コルゲートチューブの内部空間から延びている。
変形部は、特に内部空間の外側に配置されている。より好ましくは、ジョイント部は、長手方向に延びるスロットを備える。好ましくは、ジョイント部のアンダーカットとスロットとの間には、変形部が設けられている。スロットは、特にV字形状であり、内部空間からジョイント部に延びている。スロットは、特に湾曲部によって半径方向に閉じられている。湾曲部は、長手方向にリブ状に延びている。好ましくは、接続部、変形部および湾曲部は、単一の材料片として製造される。好ましくは、ジョイント部には、外側すなわち内部空間とは反対側に溝が設けられている。溝は、長手方向に延びていて、断面が円弧状に湾曲してもよい。
他の実施形態によれば、アンダーカットは、変形部に設けられていて、変形部の目標とする変形を可能にする。
アンダーカットは、特に薄い壁部を有する変形部の設計を可能にして、その結果、変形部は特に容易に変形できる。アンダーカットはさらに、ジョイント部の領域での材料の蓄積を防止する。その結果、変形部は、他のジョイント部よりも薄い壁部を有する。好ましくは、コルゲートチューブの製造中、アンダーカットは、金型から強制的に除去される。
他の実施形態によれば、コルゲートチューブシェルおよびジョイント部は、第1プラスチック材料から製造される。少なくとも1つのリップ部は、第1プラスチック材料とは異なる第2プラスチック材料から製造される。
2つのプラスチック材料は、例えば化学的に異なっている。好ましくは、第2プラスチック材料は、熱可塑性エラストマー(TPE)である。熱可塑性エラストマーは、プラスチックであって、室温で従来のエラストマーと同等の挙動をしながらも塑性変形する可能性があり、これにより熱を加えると熱可塑性挙動を示す。例えば、少なくとも1つのリップ部は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)から製造される。コルゲートチューブシェルおよびジョイント部は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)またはポリ塩化ビニル(PVC)から製造される。好ましくは、コルゲートチューブシェルおよびジョイント部は、部分的に結晶質の熱可塑性プラスチックから製造される。
他の実施形態によれば、第1コルゲートチューブシェルと第2コルゲートチューブシェルとは、コルゲートチューブが折り開かれた状態から互いに折り重ねられた状態に移行すると、またはその逆のときに、回転軸を中心にして互いに対して回動可能である。第1コルゲートチューブシェルと第2コルゲートチューブシェルとは、ピボット角度だけ互いに対して回動可能である。
好ましくは、ピボット角度は、75°±20°である。好ましくは、回転軸は、ジョイント部の領域に配置され、コルゲートチューブの内部空間内、内部空間の外側に配置してもよく、またはジョイント部内に直接配置してもよい。好ましくは、回転軸は、ジョイント部の外縁のファイバー内に配置されている。好ましくは、ピボット角度は、コルゲートチューブシェルの対称軸と回転軸との2つの接続線の間の角度として規定される。
また少なくとも1本のケーブルと、このようなコルゲートチューブとを有するワイヤハーネスも提案されている。コルゲートチューブは、折り畳み式であり、少なくとも1本のケーブルが保持される。
ケーブルは、ラインとも呼ばれる。ケーブルの本数は、任意である。ケーブルは、同一または異なる直径および/または断面を有してもよい。好ましくは、ワイヤハーネスまたはコルゲートチューブは、自動車技術の分野で使用される。しかしながら、ワイヤハーネスまたはコルゲートチューブは、他の分野でも使用してもよい。ケーブルは、単相ケーブル、多相ケーブル、同軸ケーブルなどの電気ケーブル、または、燃料ライン、ディーゼルライン、灯油ライン、油圧ラインまたは空気圧ラインなどの流体ラインとしてもよい。折り開かれた状態のコルゲートチューブにケーブルを挿入することにより、ワイヤハーネスを製造する。このために、好ましくは、ケーブルは、第1開口部を通って横方向に、長手方向に対して直交して第1コルゲートチューブシェル内に挿入される。続いて、第2コルゲートチューブシェルをジョイント部の周りに回動させることによって、コルゲートチューブを折り開かれた状態から互いに折り重ねられた状態にする。このために、第1コルゲートチューブシェルおよび/または第2コルゲートチューブシェルは、特にばね弾性的に変形されている。第1コルゲートチューブシェルは、少なくとも第2コルゲートチューブシェルの内側部分に配置されている。これにより、第2コルゲートチューブシェルは、少なくとも部分的に第1コルゲートチューブシェルの周りに延びる。
折り畳み式のコルゲートチューブおよび/またはワイヤハーネスのさらなる可能な実施形態はまた、上記または例示的な実施形態を参照して以下に記載される特徴または実施形態について、明示的に言及されていない組み合わせを含む。ここで当業者はまた、折り畳み式のコルゲートチューブおよび/またはワイヤハーネスのそれぞれの基本形態に対する改良または追加として個々の態様を追加する。
折り畳み式のコルゲートチューブおよび/またはワイヤハーネスのさらなる有利な実施形態および態様は、従属請求項および折り畳み式のコルゲートチューブおよび/またはワイヤハーネスの以下に記載される例示的実施形態の主題である。折り畳み式のコルゲートチューブおよび/またはワイヤハーネスは、添付図面を参照しながら好ましい実施形態によってさらに詳細に説明される。
ワイヤハーネスの一つの実施形態を示す概略斜視図である。 図1のワイヤハーネスの概略側面図である。 図1のワイヤハーネスの概略断面図である。 図1のワイヤハーネス用の折り畳み式のコルゲートチューブの一つの実施形態を示す概略断面図である。 図4の切断線V−Vによる折り畳み式のコルゲートチューブの概略断面図である。 図4の折り畳み式のコルゲートチューブの他の概略断面図である。 図4のVIIの詳細図である。 図4のVIIIの詳細図である。 図6の切断線IX−IXによる折り畳み式のコルゲートチューブの他の概略断面図である。 図9のXの詳細図である。 図4の折り畳み式のコルゲートチューブの概略斜視図である。 図4の折り畳み式のコルゲートチューブの他の概略斜視図である。 図4の折り畳み式のコルゲートチューブの他の概略斜視図である。 図1のワイヤハーネス用の折り畳み式のコルゲートチューブの他の実施形態の概略斜視図である。 図14の折り畳み式のコルゲートチューブの概略断面図である。 図15のXVIの詳細図である。 図1のワイヤハーネス用の折り畳み式のコルゲートチューブの他の実施形態の概略斜視図である。 図17のXVIIIの詳細図である。
特に明記しない限り、同一または機能的に等価な要素には、図中に同一参照符号が付されている。
図1は、ワイヤハーネス1の一つの実施形態を示す概略斜視図である。図2は、ワイヤハーネス1の概略側面図である。図3は、ワイヤハーネス1の概略断面図である。以下では、図1〜図3を同時に参照する。
ワイヤハーネス1は、コルゲートチューブ2を備える。コルゲートチューブ2は、折り畳み可能であり、互いに折り重ねることができ、または折り開くことができる。そしてコルゲートチューブ2は、複数のケーブル3〜5を保持するように設計されていて、そのうちのいくつかだけに図1〜3の参照符号が付されている。ケーブル3〜5は、ラインとも呼ばれる。ケーブル3〜5の本数は、任意である。ケーブル3〜5は、同一または異なる直径および/または断面を有してもよい。ケーブル3〜5は、コルゲートチューブ2とともにワイヤハーネス1を形成する。好ましくは、ワイヤハーネス1またはコルゲートチューブ2は、自動車技術の分野で使用される。しかしながら、ワイヤハーネス1またはコルゲートチューブ2は、他のいかなる分野でも使用してよい。
ケーブル3〜5は、単相ケーブル、多相ケーブル、同軸ケーブルなどの電気ケーブル、または燃料ライン、ディーゼルライン、灯油ライン、油圧ラインまたは空気圧ラインなどの流体ラインであってもよい。好ましくは、コルゲートチューブ2は、プラスチック材料から製造される。コルゲートチューブ2はまた、コルゲートパイプと呼んでもよく、すなわちコルゲートパイプにしてもよい。
コルゲートチューブ2は、長手方向Lを有する。ケーブル3〜5は、長手方向Lに延びている。コルゲートチューブ2は、図4に示す折り開かれた状態Z1から、図1〜図3に示す互いに折り重ねられた状態Z2に移行してもよい。折り開かれたコルゲートチューブ2は、図4の概略断面図に示されている。図5は、図4の切断線V−Vによるコルゲートチューブ2の概略断面図である。図6は、互いに折り重ねられた状態Z2のコルゲートチューブ2の概略断面図である。図7および図8は、図4のVIIおよびVIIIの詳細図である。以下では、図4〜図8を同時に参照する。
コルゲートチューブ2は、第1コルゲートチューブシェル6と第2コルゲートチューブシェル7とを備える。コルゲートチューブシェル6、7は、弧状、特に円弧状に湾曲していて、例えばそれぞれ3分の2の円状の断面を有してよい。コルゲートチューブシェル6、7は、管状であって、横方向のスロットを有する。コルゲートチューブシェル6、7は、それぞれ中心軸すなわち対称軸M6、M7を有し、これらに対して回転対称であるように設計されている。コルゲートチューブシェル6、7は、コルゲートチューブセクションとも呼ばれる。
第1コルゲートチューブシェル6と第2コルゲートチューブシェル7とは、ジョイント部10によって、それぞれ第1コルゲートチューブシェル6の第1端部8と第2コルゲートチューブシェル7の第1端部9とで互いに回動可能に接続されている。このために、ジョイント部10は、ばね弾性的に変形してもよい。ジョイント部10は、コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、およびその逆のときに、特に変形する。
ジョイント部10は、図7の詳細図にも示されている。好ましくは、ジョイント部10は、フィルムヒンジとして設計されている。図7に示すようにジョイント部10は、第1コルゲートチューブシェル6の第1端部8に接続された接続部11と、第2コルゲートチューブシェル7の第1端部9に接続された第2接続部12とを備える。接続部11、12は、長手方向Lに延びている。
接続部11、12の間には、変形部13が設けられている。変形部13は、コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、またはその逆のときに、ばね弾性変形する。好ましくは、変形部13は、湾曲していて、特に円弧状に湾曲している。したがって、変形部13は、リブとして設計されていて、長手方向Lに延びて、コルゲートチューブ2の内部空間I内に突出している。ジョイント部10は、接着剤によって第1コルゲートチューブシェル6に接続されている。連動接続の場合、接続相手は、原子間力または分子間力によって互いに結合される。連動接続は、分離不可能な接続であり、これはファスナーおよび/または接続相手を破壊することによってのみ切断できる。
コルゲートチューブシェル6、7およびジョイント部10は、特に一体または一片、特に材料の一片であるように設計されている。これは、好ましくは、ジョイント部10がコルゲートチューブシェル6、7と同じ材料から作られることを意味する。コルゲートチューブシェル6、7およびジョイント部10は、例えば、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンまたはポリ塩化ビニルから製造される。好ましくは、コルゲートチューブ2は押出法により製造される。
コルゲートチューブシェル6、7の第1端部8、9に対向してそれぞれ配置されたコルゲートチューブシェル6、7の第2端部14、15には、リップ部16、17がそれぞれ設けられている。特に、第1リップ部16は、第1コルゲートチューブシェル6の第2端部14に設けてよい。第2リップ部17は、第2コルゲートチューブシェル7の第2端部15に設けてよい。したがって、リップ部16、17は、第2端部14、15の両方に設けてよい。または、このようなリップ部分16、17は、2つの第2端部14、15のうちの1つのみに代替的に設けてもよい。図8に示すように、コルゲートチューブ2の折り開かれた状態Z1では、リップ部16、17の間には、隙間すなわちスロット18が設けられている。
リップ部16、17は、滑らかである。好ましくは、リップ部16、17は、コルゲートチューブシェル6、7とは異なる材料から製造される。リップ部16、17は、コルゲートチューブシェル6、7よりも柔らかい材料から製造される。好ましくは、リップ部16、17は、コルゲートチューブシェル6、7上に押し出される。これは、共押出法、特に二成分共押出法で行ってもよい。例えばリップ部16、17は、熱可塑性ポリウレタンのような熱可塑性エラストマーから製造される。リップ部16、17またはリップ部16、17のうちの1つは、代替として、コルゲートチューブシェル6、7と同じ材料から製造してもよい。
好ましくは、リップ部16、17がコルゲートチューブシェル6、7よりも柔らかい材料から製造され、その結果として、それらが折り開かれたコルゲートチューブ2に挿入されるときに、ケーブル3〜5の損傷を防止できる。滑らかなリップ部16、17はまた、ケーブル3〜5の損傷を防止する。コルゲートチューブ2が互いに折り重ねられた状態Z2では、第1コルゲートチューブシェル6の第1リップ部16は、内部空間I内に配置される。第1リップ部16の材料の柔らかさの結果として、運動および振動の場合すなわちワイヤハーネス1の動作中に、第1リップ部16との接触によるケーブル3〜5の損傷も排除できる。これにより、ワイヤハーネス1の動作信頼性および耐用年数が向上する。
第1コルゲートチューブシェル6は、複数の第1波形すなわち第1コルゲートチューブリブ19を備える。第1コルゲートチューブリブ19は、第1コルゲートチューブシェル6の周りに少なくとも部分的に延びている。同様に、第2コルゲートチューブシェル7は、複数の第2波形すなわち第2コルゲートチューブリブ20を備える。第2コルゲートチューブリブ20は、第2コルゲートチューブシェル7の周りに少なくとも部分的に延びている。コルゲートチューブリブ19、20は、長手方向Lに沿って互いに等間隔に配置されている。ジョイント部10は、コルゲートチューブリブ19、20を有していない。これは、ジョイント部10が第1コルゲートチューブリブ19と第2コルゲートチューブリブ20とを離間させることを意味する。したがって、コルゲートチューブリブ19、20は、ジョイント部10によって遮られている。リップ部16、17は滑らかであるため、コルゲートチューブリブ19、20を有していない。リップ部16、17は、コルゲートチューブリブ19、20の前面側に設けられている。
各第1コルゲートチューブリブ19は、長手方向Lから見たときに円筒状の壁を形成するリブ山部21と、2つの円板状の側壁22、23とを備え、側壁22、23の間にリブ山部21が配置される。これは、側壁22、23がリブ山部21と横方向に境界を接し、これにより第1コルゲートチューブリブ19を形成することを意味する。2つの第1コルゲートチューブリブ19の間には、それぞれ第1波形谷部すなわち第1リブ谷部24が配置される。逆に、第1コルゲートチューブリブ19は、2つの第1リブ谷部24の間に配置されている。
各第1リブ谷部24は、内部空間Iに面する円筒形の内壁25と、第1コルゲートチューブシェル6の外側に設けられリブ形状の周辺突起部26とを備える。突起部26は任意である。突起部26は、材料の蓄積として機能し、長手方向Lから見たときに内壁25を確実に平坦または平面になるようにする。その結果、内壁25には、ケーブル3〜5に損傷を与えるような凹凸または窪みが生じないので、振動した場合に、内壁25の内側に位置するケーブル3〜5が摩耗することを防止できる。突起部26を有する第1リブ谷部24の形状は、「超平面波」(UFW)と呼ばれる。
第2コルゲートチューブリブ20は、第1コルゲートチューブリブ19と同様に設計された幾何学形状を有する。各第2コルゲートチューブリブ20は、長手方向Lから見たときに円筒形であるリブ山部27と、リブ山部27の両側に配置された2つの円板状の側壁28、29とを備える。2つの第2コルゲートチューブリブ20の間には、第2波形谷部すなわち第2リブ谷部30が配置されている。特に、第2リブ谷部30は、第2コルゲートチューブリブ20と常に交互になっている。各第2リブ谷部30は、内部空間Iに面する円筒形の内壁31と、突起部32とを備える。突起部32は、第2リブ谷部30の外側に設けられていて、第1コルゲートチューブシェル6に設けられた突起部26と同じ機能を有する。
第1コルゲートチューブシェル6は、第1リブ谷部24内の内径di24と、突起部26上で測定された外径da24とをそれぞれ有し、外径da24は、内径di24よりも材料厚さt24だけ大きい。第1コルゲートチューブシェル6はさらに、第1コルゲートチューブリブ19の第1リブ山部21上に内径di19および外径da19をそれぞれ有し、外径da19は、内径di19よりも材料厚さt19だけ大きい。材料厚さt19、t24は、例えば、0.1〜0.7mmとしてもよい。好ましくは、材料厚さt24は、材料厚さt19より大きい。
同様に、第2コルゲートチューブシェル7は、第2リブ谷部30内に内径di30および外径da30をそれぞれ有し、外径da30は、内径di30よりも材料厚さt30だけ大きい。材料厚さt30は、材料厚さt24に対応してもよい。第2コルゲートチューブシェル7はさらに、第2コルゲートチューブリブ20の第2波形山部27上に内径di20および外径da20をそれぞれ有し、外径da20は、内径di20よりも材料厚さt20だけ大きい。材料の厚さt20、t30は、例えば、0.1〜0.7mmとしてもよい。好ましくは、材料厚さt30は、材料厚さt20より大きい。材料厚さt20は、材料厚さt19に対応してもよい。
好ましくは、第1コルゲートチューブシェル6の直径da24、di24、da19またはdi19は、第2コルゲートチューブシェル7の対応する直径da30、di30、da20またはdi20よりもそれぞれ小さい。これは特に、第1コルゲートチューブシェル6の外径da19は、第2コルゲートチューブシェル7の対応する外径da20よりも小さいことを意味する。例えば第1コルゲートチューブシェル6の外径da19は、第2コルゲートチューブシェル7の外径da20よりも0.2〜1.5mm小さくてもよい。直径di19、da24およびdi24、およびこれらに対応する直径di20、da30およびdi30ついてもそれぞれ同じである。例えば、外径da19は、20mmの値を有し、外径da20は、21.2mmの値を有する。
コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、第1コルゲートチューブシェル6は、少なくとも部分的に第2コルゲートチューブシェル7内に保持される。これにより、第1コルゲートチューブリブ19は、第2コルゲートチューブリブ20内に静止した状態になる。この点に関し、外径da19が内径di20に対応し、外径da24が内径di30に対応し、または、それぞれがそれよりもわずかに大きいかまたは小さいことが有利である。これにより、第1コルゲートチューブシェル6および/または第2コルゲートチューブシェル7が、コルゲートチューブ2の互いに折り重ねられた状態Z2でプレストレスを受けない、または、少なくともわずかしかプレストレスを受けないことが達成される。これにより、コルゲートチューブ2が互いに折り重ねられたとき、および/または互いに折り重ねられた状態Z2で、コルゲートチューブシェル6、7の過剰な機械的応力が防止される。その結果、コルゲートチューブシェル6、7は、特に長い耐用年数を有し、損傷から保護される。
図4に示すように、第1コルゲートチューブシェル6は、第1開口角度α6を有し、第2コルゲートチューブシェル7は、第2開口角度α7を有する。好ましくは、第1コルゲートチューブシェル6の第1開口角度α6は、第2コルゲートチューブシェル7の第2開口角度α7と同じ大きさを有する。開口角度α6、α7もまた、わずかに異なる大きさを有してもよい。例えば、開口角度α6、α7は、それぞれ95°〜110°の大きさを有する。開口角度α6、α7は、それぞれコルゲートチューブシェル6、7の第1端部8、9の最外縁と、コルゲートチューブシェル6、7の第2端部14、15の最外縁またはリップ部16、17との間の角度として規定される。
第1コルゲートチューブシェル6はさらに、内径di24よりも小さい第1開口部A6を備える。第2コルゲートチューブシェル7は、内径di30よりも小さい第2開口部A7を有する。好ましくは、コルゲートチューブシェル6、7は、異なる直径di24、di30を有するものの、同じ開口角度α6、α7を有する。このため、第2開口部A7は、第1開口部A6よりも少なくともわずかに大きい。しかしながら、開口部A6、A7はまた、同じ大きさを有してもよい。第1コルゲートチューブシェル6の第1開口角度α6と第1周辺角度α60とは、合計で360°になる。第2コルゲートチューブシェル7の第2開口角度α7と第2周辺角度α70とは、合計で360°になる。周辺角度α60、α70の大きさは、同じまたは異なっていてもよい。例えば、周辺角度α60、α70は、それぞれ250°〜265°の大きさを有してもよい。
コルゲートチューブ2が図4に示す折り開かれた状態Z1から図6に示す互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、第1コルゲートチューブシェル6は、少なくとも部分的に第2コルゲートチューブシェル7に保持される。コルゲートチューブ2が互いに折り重ねられると、第2開口部A7は広げられ、第1開口部A6は圧縮される。この過程で、第1コルゲートチューブシェル6および/または第2コルゲートチューブシェル7は、ばね弾性的に変形する。
図6にも示されているように、第1コルゲートチューブシェル6と第2コルゲートチューブシェル7は、リップ部16、17の最外縁の間の角度として規定される重なり角度βで重なっている。重なり角度βは、例えば40°〜190°、好ましくは50°〜180°、より好ましくは60°〜170°である。重なり角度βは、特に150°未満、例えば70°、80°、90°、100°、110°、120°、130°または140°であってもよい。重なり角度βは、70°±10°、80±10°、90°±10°、100°±10°、110±10°、120°±10°、130°±10°または140°±10°であってもよい。しかしながら、重なり角度βはまた、150°よりも大きく、例えば155°、160°、165°、170°、175°または180°であってもよい。重なり角度βは、例えば155°±10°、160°±10°、165°±10°、170°±10°、175°±10°または180°±10°であってもよい。コルゲートチューブ2の特に好ましい実施形態では、重なり角度βは、160°以上、例えば160°〜170°である。
さらに図6に示すように、互いに折り重ねられた状態Z2のコルゲートチューブ2は、半径方向Rを有する。半径方向Rは、好ましくは、互いに折り重ねられた状態Z2で、互いに同軸に配置されているコルゲートチューブシェル6、7の対称軸M6、M7から、コルゲートチューブシェル6、7に向かって配向されている。互い折り重ねられた状態Z2のコルゲートチューブ2はさらに、周方向Uを有し、周方向Uは時計回りまたは反時計回りに配向されてもよい。好ましくは、周方向Uは、湾曲したコルゲートチューブシェル6、7と平行に配向されている。第1コルゲートチューブシェル6はさらに、溝状の凹部33を備える。凹部33は、長手方向Lに第1コルゲートチューブリブ19を部分的に貫通する。この凹部33では、第2コルゲートチューブリブ20が互いに折り重ねられた状態Z2で係合する。好ましくは、凹部33は、リブ谷部24の深さを除いて、第1コルゲートチューブリブ19を半径方向Rに貫通しない。
図9は、図6の切断線IX−IXによるコルゲートチューブ2の断面図である。図10は、図9のXの詳細図である。図9および図10に示すように、コルゲートチューブ2はさらに、ロック装置34を備える。ロック装置34は、コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から、互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、2つのコルゲートチューブシェル6、7を互いにロックする。ロック装置34は、第1コルゲートチューブリブ19と、第2コルゲートチューブリブ20と、凹部33とを備える。ロック装置34によって、コルゲートチューブシェル6、7は、互いに折り重ねられた状態Z2で互いに連動接続されてもよく、これによって、コルゲートチューブ2が意図せずに開くことがないようにできる。第1コルゲートチューブシェル6と第2コルゲートチューブシェル7とが互いに係合するまたは後方で係合することによって、これらの間の連動接続が確立される。
コルゲートチューブの互いに折り重ねられた状態Z2では、第2コルゲートチューブリブ20は、第1コルゲートチューブリブ19、特にコルゲートチューブ2の半径方向Rおよび周方向Uの両方に連動して係合する。半径方向Rでは、第2コルゲートチューブリブ20は、第1コルゲートチューブリブ19に連動して係合し、これにより、第1コルゲートチューブリブ19は第2コルゲートチューブリブ20の内側に配置される。この過程で、第1コルゲートチューブリブ19の側壁22、23は、第2コルゲートチューブリブ20の側壁28、29の間に配置される。コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、側壁22、23およびまたは側壁28、29は、長手方向Lに広げられまたは圧縮され、その過程でばね弾性変形する。
図10および図11に示すように、各第1コルゲートチューブリブ19は、凹部33に面する前壁35を備える。前壁35は、それぞれの第1コルゲートチューブリブ19の側壁22、23およびリブ山部21とともに、それぞれの第1コルゲートチューブリブ19の第1ポケット形状部すなわち第1ポケット部36を形成する。第1ポケット部36はまた、収容幾何学形状または収容ポケットとも呼ばれる。
図10および図12に示すように、各第2コルゲートチューブリブ20もまた同様に、前壁37を備える。前壁37は、側壁28、29およびそれぞれのリブ山部27とともに、第2ポケット形状部すなわち第2ポケット部38を形成する。コルゲートチューブ2の互いに折り重ねられた状態Z2では、第1コルゲートチューブリブ19の前壁35は、第2コルゲートチューブリブ20の前壁37に当接する。前壁35、37によって、周方向Uでの第1コルゲートチューブリブ19と第2コルゲートチューブリブ20との連動接続を実現できる。これは、ポケット部36、38は、それらの前壁35、37とともに、コルゲートチューブシェル6、7が半径方向Rに互いに相対的に移動することを防止することを意味する。
以下、図1〜図13を参照してコルゲートチューブ2の機能性について説明する。図13もまた、コルゲートチューブ2の概略斜視図を示している。ケーブル3〜5は、コルゲートチューブ2内に挿入されている。このコルゲートチューブ2は、折り開かれた状態Z1になっている。このために、好ましくは、ケーブル3〜5は、第1開口部A6を通って横方向に、長手方向Lに対して直交して第1コルゲートチューブシェル6内に挿入される。
続いて、第2コルゲートチューブシェル7をジョイント部10の周りで回動させることによって、コルゲートチューブ2は、折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行する。このために、第1コルゲートチューブシェル6および/または第2コルゲートチューブシェル7は、ばね弾性的に変形され、さらに第1コルゲートチューブシェル6は、少なくとも第2コルゲートチューブシェル7の内側の部分に配置される。その結果、第2コルゲートチューブシェル7は、少なくとも部分的に第1コルゲートチューブシェル6の周りに延びる。互いに折り重ねられた状態Z2では、第1リップ部16は、内部空間I内に突出している。リップ部16、17は、柔らかい材料から作られていて、その結果として、振動の場合などにケーブル3〜5の損傷を防止できる。
コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、またはその逆のとき、第1コルゲートチューブシェル6および第2コルゲートチューブシェル7は、図4に示す回転軸Dを中心にして相対的に回動可能である。回転軸Dは、対称軸M6、M7と平行に配置されている。コルゲートチューブシェル6、7を回動させるとき、第1コルゲートチューブシェル6と第2コルゲートチューブシェル7とは、互いに対してピボット角度γだけ回動させられる。好ましくは、ピボット角度γは、75°±20°である。回転軸Dは、ジョイント部10の領域内に配置されていて、コルゲートチューブ2の内部空間I内、内部空間Iの外側に配置してもよく、またジョイント部10内に直接配置してもよい。好ましくは、ピボット角度γは、コルゲートチューブシェル6、7の対称軸M6、M7と回転軸Dとの2つの接続線の間の角度として規定される。
ロック装置34によって、2つのコルゲートチューブシェル6、7は、互いに折り重ねられた状態Z2で互いにロックされる。互いに折り重ねられた状態Z2では、第2コルゲートチューブリブ20は、コルゲートチューブ2の半径方向Rと周方向Uの両方で第1コルゲートチューブリブ19に連動して係合する。互いに折り重ねられた状態Z2で、第1コルゲートチューブリブ19の側壁22、23が、第2コルゲートチューブリブ20の側壁28、29の間に配置され、これによって、半径方向Rでの連動係合が可能になる。これにより、第1コルゲートチューブシェル6の第1ポケット部36は、第2コルゲートチューブシェル7の第2ポケット部38内に保持される。
第1コルゲートチューブリブ19の第1ポケット部36と第2コルゲートチューブリブ20の第2ポケット部38との両方がそれぞれ前壁35、37を有し、これによって、周方向Uでの連動係合が可能になる。周方向Uで係止するために、第1コルゲートチューブリブ19の第1ポケット部36の前壁35は、それぞれ第2コルゲートチューブリブ20の第2ポケット部38の前壁37の内側に当接する。ロック装置34によって、コルゲートチューブ2が意図せずに開くことを防止できる。またロック装置34によって、コルゲートチューブ2が急激に曲がった場合にコルゲートチューブ2が意図せずに開くことを特に防止できる。これにより、操作上の信頼性が向上する。
図14〜図16は、コルゲートチューブ2の他の実施形態を示している。図14は、コルゲートチューブ2の概略斜視図である。図15は、コルゲートチューブ2の概略断面図である。図16は、図15のXVIの詳細図である。以下では、図14〜図16を同時に参照する。
図14〜図16に示すコルゲートチューブ2の実施形態は、ジョイント部10の他の設計によってのみ、図1〜図13に示すコルゲートチューブ2の実施形態と異なる。2つの実施形態のコルゲートチューブ2の機能性は同一である。ジョイント部10は、2つの接続部11、12を備え、それらの間には変形部13が設けられている。ジョイント部10の他の部分と比べて、変形部13は非常に薄い壁部を有し、これにより、コルゲートチューブ2が折り開かれた状態Z1から互いに折り重ねられた状態Z2に移行すると、変形部13のみが弾性変形する。変形部13には、コルゲートチューブ2の製造時に金型から強制的に除去されるアンダーカット39が形成されている。
ジョイント部10はさらに、長手方向Lに延びるスロット40を備える。変形部13は、アンダーカット39とスロット40との間に設けられている。スロット40は、V字形状であって、内部空間Iから半径方向Rに延びていて、ジョイント部10内に延びている。スロット40は、湾曲部41によって半径方向Rに閉じられている。湾曲部41は、長手方向Lにリブ状に延びている。接続部11、12、変形部13および湾曲部41は、単一の材料片として製造される。ジョイント部10には、外側すなわち内部空間Iとは反対側に、長手方向Lに延びる溝42も設けられている。
図17および図18は、コルゲートチューブ2の他の実施形態を示している。図17は、コルゲートチューブ2の概略斜視図である。図18は、図17のXVIIIの詳細図である。以下では、図17および図18を同時に参照する。
図17および図18に示すコルゲートチューブ2の実施形態は、リップ部16、17の他の設計によってのみ、図1〜図13に示すコルゲートチューブ2の実施形態と異なる。図17および図18に示すようにコルゲートチューブ2では、リップ部16、17は滑らかではなく波形である。第1リップ部16は、複数のリブ43を備える。複数のリブ43は、長手方向Lに互いに離間して配置され、好ましくは、前面側の第1コルゲートチューブリブ19から突出する。第2リップ部17は、対応するリブ44を備える。対応するリブ44は、前面側の第2コルゲートチューブリブ20から突出してもよい。第1リップ部16のリブ43の間には、リブ谷部45が設けられていて、これにより、リブ43はリブ谷部45と常に交互になっている。第2リップ部17のリブ44の間には、リブ谷部46が配置されていて、これにより、リブ44はリブ谷部46と常に交互になっている。図17および図18に示すコルゲートチューブ2はまた、図14〜図16に示すジョイント部10を備えてもよい。
本発明を例示的な実施形態によって説明してきたが、本発明は種々の方法で修正してよい。
1…ワイヤハーネス、2…コルゲートチューブ、3、4、5…ケーブル、6、7…コルゲートチューブシェル、8、9…端部、10…ジョイント部、11、12…接続部、13…変形部、14、15…端部、16、17…リップ部、18…スロット、19、20…コルゲートチューブリブ、21…リブ山部、22、23…側壁、24…リブ谷部、25…内壁、26…突起部、27…リブ山部、28、29…側壁、30…リブ谷部、31…内壁、32…突起部、33…凹部、34…ロック装置、35…前壁、36…ポケット部、37…前壁、38…ポケット部、39…アンダーカット、40…スロット、41…湾曲部、42…溝、43、44…リブ、45、46…リブ谷部、A6、A7…開口部、D…回転軸、da19…外径、di19…内径、da20…外径、di20…内径、da24…外径、di24…内径、di30…内径、I…内部空間、L…長手方向、M6、M7…対称軸、R…半径方向、t19、t20、t24、t30…材料厚さ、U…周方向、Z1、Z2…状態、α6、α7…開口角度、α60、α70…周辺角度、β…重なり角度、γ…ピボット角
そこで、ケーブルを保持するための折り畳み式のコルゲートチューブを提案する。本コルゲートチューブは、第1コルゲートチューブシェルであって、その周囲に周方向に延びる複数の第1コルゲートチューブリブを有する第1コルゲートチューブシェルと、第2コルゲートチューブシェルであって、その周囲に周方向に延びる複数の第2コルゲートチューブリブを有する第2コルゲートチューブシェルと、ジョイント部であって、第1・第2コルゲートチューブシェルのコルゲートチューブリブを互いに分離し、それによって第1・第2コルゲートチューブシェルをそのそれぞれの第1端部で互いに回動可能に接続するジョイント部と、第1コルゲートチューブシェルの第2端部および/または第2コルゲートチューブシェルの第2端部に設けられた少なくとも1つのリップ部であって、第1・第2コルゲートチューブシェルとは異なる材料で作られている少なくとも1つのリップ部と、ロック装置であって、コルゲートチューブが、折り開かれた状態すなわち第1コルゲートチューブシェルが第2コルゲートチューブシェルの外側に配置された状態から、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態すなわち第1コルゲートチューブシェルが第2コルゲートチューブシェルの内側に少なくとも部分的に配置されている状態に移行すると、第1・第2コルゲートチューブシェルを互いにロックするロック装置とを備え、ロック装置は、第1・第2コルゲートチューブリブを含み、コルゲートチューブが互いに折り重ねられた状態で、第2コルゲートチューブリブは、コルゲートチューブの半径方向および周方向の両方に連動して第1コルゲートチューブリブの周りに延びている。

Claims (15)

  1. ケーブル(3〜5)を保持する折り畳み式のコルゲートチューブ(2)において、
    第1コルゲートチューブシェル(6)であって、該第1コルゲートチューブシェルの周囲に周方向に延びる複数の第1コルゲートチューブリブ(19)を有する第1コルゲートチューブシェル(6)と、
    第2コルゲートチューブシェル(7)であって、該第2コルゲートチューブシェルの周囲に周方向に延びる複数の第2コルゲートチューブリブ(20)を有する第2コルゲートチューブシェル(7)と、
    前記第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)の各コルゲートチューブリブ(19、20)を互いに分離することにより、前記第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)をそれぞれの第1端部(8、9)で互いに回動可能に接続するジョイント部(10)と、
    前記第1コルゲートチューブシェル(6)の第2端部(14)および/または前記第2コルゲートチューブシェル(7)の第2端部(15)に設けられた少なくとも1つのリップ部(16、17)と、
    ロック装置(34)であって、前記コルゲートチューブ(2)が、前記第1コルゲートチューブシェル(6)が前記第2コルゲートチューブシェル(7)の外側に配置される折り開かれた状態(Z1)から、前記第1コルゲートチューブシェル(6)が前記第2コルゲートチューブシェル(7)の内側に少なくとも部分的に配置される互いに折り重ねられた状態(Z2)に移行すると、前記第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)を互いにロックするロック装置(34)とを備え、
    前記ロック装置(34)は、前記第1・第2コルゲートチューブリブ(19、20)を含み、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)では、前記第2コルゲートチューブリブ(20)は、前記コルゲートチューブ(2)の半径方向(R)および周方向(U)の両方に連動して前記第1コルゲートチューブリブ(19)の周囲に延びていることを特徴とする折り畳み式のコルゲートチューブ(2)。
  2. 前記ロック装置(34)は、前記第1コルゲートチューブリブ(19)上に形成された第1ポケット部(36)と、前記第2コルゲートチューブリブ(20)上に形成された第2ポケット部(38)とを備え、前記第1ポケット部(36)は、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)で前記第2ポケット部(38)に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  3. 前記第1ポケット部(36)の各々は、前壁(35)を備え、前記第2ポケット部(38)の各々はまた、前壁(37)を備え、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)で、前記第1ポケット部(36)のそれぞれの前記前壁(35)は、前記第2ポケット部(38)のそれぞれの前記前壁(37)に当接していて、前記第1・第2ポケット部(36、38)は、周方向(U)に互いに連動して延びていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  4. 前記第1ポケット部(36)の各々は、リブ山部(21)を備え、前記第2ポケット部(38)の各々はまた、リブ山部(27)を備え、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)で、前記第1ポケット部(36)のそれぞれのリブ山部(21)は、前記第2ポケット部(38)のそれぞれのリブ山部(27)に当接していて、前記第1・第2ポケット部(36、38)は、半径方向(R)に互いに連動して延びていることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  5. 前記第1ポケット部(36)の各々は、前記コルゲートチューブ(2)の長手方向(L)に互いに離間して配置された2つの側壁(22、23)を備え、前記第2ポケット部(38)の各々はまた、長手方向(L)に互いに離間して配置された2つの側壁(28、29)を備え、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)で、前記第1ポケット部(36)のそれぞれの側壁(22、23)は、前記第2ポケット部(38)のそれぞれの側壁(28、29)の間に配置されていて、前記第1・第2ポケット部(36、38)は、長手方向(L)に互いに連動して延びていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  6. 前記ロック装置(34)は、前記コルゲートチューブ(2)の長手方向(L)に延びていて前記第1コルゲートチューブリブ(19)を貫通する凹部(33)を備え、前記第2ポケット部(38)は、前記コルゲートチューブ(2)の互いに折り重ねられた状態(Z2)で前記凹部(33)に係合することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  7. 前記第1コルゲートチューブシェル(6)は、第1周辺角度(α60)を有し、前記第2コルゲートチューブシェル(7)は、第2周辺角度(α70)を有し、前記周辺角(α60、α70)は、180°より大きく、好ましくは200°〜270°、より好ましくは210°〜270°、より好ましくは220°〜270°、より好ましくは230°〜270°、より好ましくは240°〜270°、より好ましくは250°〜270°、より好ましくは260°〜270°であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  8. 前記第1コルゲートチューブシェル(6)は、該第1コルゲートチューブシェル(6)の内径(di24)よりも小さい第1開口部(A6)を備え、前記第2コルゲートチューブシェルは、該第2コルゲートチューブシェル(7)の内径(di30)よりも小さい第2開口部(A7)を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  9. 前記第1コルゲートチューブシェル(6)の内径(di24)は、前記第2コルゲートチューブシェル(7)の内径(di30)よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  10. 前記第1コルゲートチューブシェル(6)は、第1対称軸(M6)を有し、前記第2コルゲートチューブシェル(7)は、第2対称軸(M7)を有し、前記第1・第2対称軸(M6、M7)は、互いに折り重ねられた状態(Z2)で互いに同軸に配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  11. 前記ジョイント部(10)は、前記第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)に接続された2つの接続部(11、12)と、1つの変形部(13)とを備え、前記変形部(13)は、各接続部(11、12)の間に配置され、断面が円弧状に湾曲していて、前記コルゲートチューブ(2)の内部空間(I)に向かって湾曲していることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  12. 前記ジョイント部(10)は、前記第1・第2コルゲートチューブシェル(6、7)に接続された2つの接続部(11、12)と、前記各接続部(11、12)の間に配置された1つの変形部(13)とを備え、前記変形部(13)は、該変形部(11、12)よりも薄い壁部を有し、該変形部(13)は、前記コルゲートチューブ(2)の内部空間(I)から延びていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  13. 前記変形部(13)には、アンダーカット(39)が設けられていて、該アンダーカット(39)は、前記変形部(13)の目標とする変形を可能にすることを特徴とする請求項12に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  14. 前記第1コルゲートチューブシェル(6)および前記第2コルゲートチューブシェル(7)は、回転軸(D)を中心に相対的に回転可能であって、前記コルゲートチューブ(2)が折り開かれた状態(Z1)から互いに折り重ねられた状態(Z2)に移行すると、またはその逆のときに、前記第1コルゲートチューブシェル(6)および前記第2コルゲートチューブシェル(7)は、ピボット角(γ)だけ互いに相対的に回動可能であることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ。
  15. 少なくとも1本のケーブル(3〜5)と、請求項1から14のいずれか1項に記載の折り畳み式のコルゲートチューブ(2)とを備え、前記少なくとも1本のケーブル(3〜5)を保持することを特徴とするワイヤハーネス(1)。
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