JP7239546B2 - 電線用外装部材及びワイヤハーネス - Google Patents

電線用外装部材及びワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、一又は複数本の電線を保護するための電線用外装部材、及び、この電線用外装部材を備えるワイヤハーネスに関する。
自動車に搭載される機器間を電気的に接続するためのワイヤハーネスは、一又は複数本の電線と、この電線を保護するためのコルゲートチューブ(電線用外装部材)とを備えて構成される(例えば下記特許文献1参照)。
特開2011-239595号公報
電線用外装部材としてのコルゲートチューブは、チューブ軸方向に沿ったスリットを有するものと、スリットを有さないものとがある。スリットを有するコルゲートチューブの場合、電線の収容は専用の治具を用いることになり、電線がスリットにて傷付かないように治具がスリットを押し広げることになる。治具を用いることで治具の着脱作業が必要になることから、従来のコルゲートチューブの構造では自動機を用いての電線収容が困難である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、自動機を用いての電線収容が可能な電線用外装部材、及び、この電線用外装部材を備えるワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の電線用外装部材は、一又は複数本の電線を保護するための筒状の外装本体と、該外装本体の外装軸に沿って前記外装本体に形成されたスリットと、前記外装軸を中心にした前記外装本体の周方向端部に連続するインナー部とを有し、該インナー部は、前記電線の収容前に前記外装本体の外側に配置され、且つ、前記電線が押し当てられる電線被押し当て部が形成され、且つ、該電線被押し当て部に前記電線が押し当てられると反転するような変形をしつつ前記スリットから前記外装本体の内部に押し込まれて前記電線と共に前記外装本体に収容され、前記外装本体は、前記外装軸を中心にした周方向の山部及び谷部を前記外装軸に沿って交互に有するような蛇腹管形状に形成されており、前記インナー部は、前記蛇腹管形状に形成されていないことを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、インナー部に形成された電線被押し当て部に対し電線が押し当てられると、押し当ての力でインナー部はスリットに向けて変形していく。そして、電線がスリットを通過する際に、スリットは電線にて押し広げられる。この時、電線とスリットとの間にはインナー部が存在するため、電線はインナー部に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線がスリットにより傷付くことはない)。電線がインナー部と共に外装本体内に入り込むと、インナー部は反転したような状態になり、これにより電線の収容が完了する。本発明によれば、電線を押し込んでいくだけで電線の収容が完了することから(ワンタッチで電線の収容が完了することから)、自動機の使用を可能にすることができる。自動機の使用を可能にすることで、省人化を図ることもできる。また、本発明によれば、電線を挿入するための治具を用いる必要が無く、仮に手作業で電線の収容作業を行う場合には、従来よりも作業性を向上させることができる。更に、外装本体が蛇腹管形状に形成されることから、曲げ易い電線用外装部材にすることができる。また、本発明によれば、コルゲートチューブの外観及び特性で提供することもできる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の電線用外装部材において、前記周方向端部又は前記インナー部には、前記スリットを覆うことが可能なスリットラップ部が形成されることを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、外装本体の内部にインナー部及び電線が収容された状態において、スリットラップ部にてスリットを覆うことを可能(スリットにラップすることを可能)にすることができる。スリットを覆うことを可能にすれば、異物混入の防止に寄与することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の電線用外装部材において、前記外装本体は、端面視多角形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、電線がインナー部と共に外装本体内に入り込む際の、外装本体の変形を、断面円形状の場合と比べてし易くすることができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載の電線用外装部材において、前記外装本体には、本体側ロック部が形成され、前記インナー部には、前記本体側ロック部に係合するインナー側ロック部が形成されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、本体側ロック部とインナー側ロック部とが係合する構造であることから、外装本体内のインナー部を保持することができる。また、本発明によれば、本体側ロック部とインナー側ロック部との係合により、インナー部が本体側ロック部の側に向けて引っ張られるような状態にすることができればスリットの間隔を狭めることもでき、以て異物混入の防止に寄与することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項に記載の本発明のワイヤハーネスは、一又は複数本の電線と、該電線を保護するための請求項1、2、3又は4に記載の電線用外装部材とを備えることを特徴とする。
このような請求項の特徴を有する本発明によれば、請求項1、2、3又は4に記載の電線用外装部材を備えることから、より良いワイヤハーネスを提供することができる。
本発明の電線用外装部材によれば、自動機を用いての電線収容を可能にすることができるという効果を奏する。また、本発明のワイヤハーネスによれば、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの一実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例1)。 本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例2)。 本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例3)。 本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例4)。 本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例5)。 本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である(実施例6)。
ワイヤハーネスは、一又は複数本の電線と、電線用外装部材とを備えて構成される。電線用外装部材は、電線を保護するための筒状の外装本体と、外装本体の外装軸に沿って外装本体に形成されたスリットと、外装本体の周方向端部に連続するインナー部とを有する。インナー部は、電線の収容前に外装本体の外側に配置される。また、インナー部には、電線が押し当てられる電線被押し当て部が形成される。また、インナー部は、電線被押し当て部に対し電線が押し当てられると反転するような変形をしつつスリットから外装本体の内部に押し込まれて電線と共に外装本体に収容される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの一実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。
図1において、ワイヤハーネス1は、自動車に搭載される機器間を電気的に接続するために自動車の所定位置に配索される。ワイヤハーネス1は、電線用外装部材2と、複数本の電線を束ねた電線束3と、この電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。電線用外装部材2は、電線束3を収容保護するために備えられる。電線束3を構成する各電線は、導電性を有する導体と、この導体を被覆する絶縁性の絶縁体とを備えて構成される。尚、電線束3に限らず、例えば一本の太物電線などを採用してもよいものとする。電線束3は、以下の説明で分かるようになるが、ワンタッチで電線用外装部材2内に収容される。別な言い方をすれば、電線用外装部材2はワンタッチで電線束3を収容することができる構造を有する。ワンタッチでの収容は自動機を用いての製造が可能になるのは勿論である。これにより、自動化、機械化が可能になる。
電線用外装部材2は、樹脂成形品であって、公知のコルゲートチューブと同様の製法にて筒状(チューブ状)に形成される。電線用外装部材2は、樹脂成形後、後述する外装軸CLの方向に所定長さで切断され、そして、使用される。電線用外装部材2は、外装本体4と、この外装本体4に形成されるリット5と、外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の後述する周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。インナー部6は、反転するような変形(後述する)をしつつスリット5から外装本体4の内部に押し込まれて電線束3と共に外装本体4に収容される。
以下、外装本体4及びインナー部6の構造について説明をする。尚、説明の便宜上、図中の矢印で示す方向を「上下方向」、「左右方向」、「前後方向」と定義するものとする。具体的には、図1(a)において電線束3の図示側が上、外装本体4の図示側が下となり、図1(b)においては電線束3を中心に紙面の左右が左、右となり、図1(c)においては後述する外装軸CLがのびる方向で紙面の手前側が前、紙面の奥側が後となるように定義するものとする。
外装本体4は、図1(a)、(c)において下側に配置される。外装本体4は、外装軸CLの方向にのびる筒状に形成される。外装本体4には、外装軸CLに沿ってスリット5が形成される。スリット5の左側部及び右側部には、インナー部6が連続して形成される(別な言い方をすれば、外装軸CLを中心にした外装本体4の周方向端部にインナー部6が連続するように形成される。尚、外装本体4の上記周方向端部は、本実施例1においてスリット5の左側部及び右側部と同じ部分であるものとする)。スリット5は、左側部及び右側部の間隔が電線束3の直径よりも基本的に小さくなるように形成される(例外として後述する実施例6は広く図示してある)。
外装本体4は、この端面、すなわち前端面及び後端面がスリット5を除いて多角形状に形成される。また、これにより外装本体4の側面7も多角形状に形成される。尚、本実施例においては多角形状の端面、及び、側面7になるように外装本体4が形成されるが、これに限らず円形状であってもよいものとする。多角形状の端面、側面7を採用している理由としては、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5の間隔がスムーズに広がるような変形を可能にするためである。尚、多角形状を構成する角部は、本実施例においてヒンジ機能を有するように形成される(ヒンジ機能に限定するものでなく、上記間隔がスムーズに広がる角部であればよいものとする)。
外装本体4の側面7は、蛇腹管形状に形成される。すなわち、側面7には、外装軸CLを中心にした周方向の山部及び谷部、また、外装軸CLに沿って交互に配置される山部及び谷部を有するように蛇腹管形状に形成される。上記山部及び谷部に関し、図1(a)及び(b)の端面(前端面及び後端面)における外側の多角形状となる実線は、山部を模式的に示すものとする(模式的な山部8と呼ぶことにする)。また、内側の多角形状となる実線は、谷部を模式的に示すものとする(模式的な谷部9と呼ぶことにする)。蛇腹管形状の外装本体4は、公知のコルゲートチューブと同様の外観に形成される。外装本体4は、コルゲートチューブと同様の曲げが可能な屈曲性を有する。
模式的な山部8及び模式的な谷部9は、スリット5における左側部及び右側部の近傍で次のような形状に形成される。すなわち、模式的な山部8の突出高さが次第に低くなって模式的な谷部9に連続するような傾斜面を有する形状に形成される。模式的な山部8の突出高さが次第に低くなり模式的な谷部9に連続するような形状に形成することによって、スリット5における左側部及び右側部の位置では、フラットな状態でインナー部6を連続させることができるようになる。
外装本体4には、本体側ロック部10が形成される。この本体側ロック部10は、外装本体4の内面で且つスリット5の反対側の位置に配置される。本体側ロック部10は、インナー部6の後述するインナー側ロック部12の係合先(嵌合相手や圧入相手)として形成される。本体側ロック部10は、外装軸CLに沿って外装本体4の前端面の位置から後端面の位置まで真っ直ぐのびるように形成される。本体側ロック部10は、本実施例において雌形のロック部として形成される。尚、本体側ロック部10は、インナー側ロック部12の係合先(嵌合相手や圧入相手)になれば特に形状は限定されないものとする。
インナー部6は、外装軸CLに沿ってのびる筒状に形成される。インナー部6は、スリット5の左側部及び右側部に対し連続するように形成される。インナー部6は、図1(a)、(c)において外装本体4の上側に配置される。インナー部6が外装本体4の上側に配置されることで、電線用外装部材2は「8の字」(又は「瓢箪」)となる端面形状に形成される。インナー部6は、外装本体4と同じ外装軸CL方向の長さに形成される。インナー部6は、この端面、すなわち前端面及び後端面がスリット5の連続位置を除いて多角形状に形成される。また、これによりインナー部6の側面11も多角形状に形成される。尚、本実施例においては多角形状の端面、及び、側面11になるようにインナー部6が形成されるが、これに限らず、後述の反転するような変形をしつつ外装本体4の内部へ押し込むことができる形状であれば特に限定されないものとする。
インナー部6には、外装本体4の本体側ロック部10に係合するインナー側ロック部12が形成される。インナー側ロック部12は、雄形のロック部として形成される。インナー側ロック部12は、インナー部6の前端面の位置から後端面の位置まで真っ直ぐのびるように形成される。インナー側ロック部12は、後述する電線被押し当て部13の直下に配置される(配置は一例であるものとする)。
インナー部6は、インナー側ロック部12が本体側ロック部10に係合すると、この時、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような形状に形成される。インナー側ロック部12と本体側ロック部10との係合により、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような状態になると、スリット5の左側部及び右側部の間隔を狭めることができる。これにより異物混入の防止に寄与することができる。
インナー部6には、電線束3が押し当てられる電線被押し当て部13が形成される。電線被押し当て部13は、インナー部6の外面における上部位置に配置される。電線被押し当て部13は、上記の外面上部位置をスリット5の側に向けて凹ませることができるような形状に形成される。電線被押し当て部13は、外装軸CLに沿ってインナー部6の前端面の位置から後端面の位置までのびるように形成される。
上記構成及び構造において、インナー部6の電線被押し当て部13に対し、上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5は電線束3にて押し広げられる。この時、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在するため、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は完全に反転した状態になる。これにより電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、インナー側ロック部12が本体側ロック部10に係合する。この係合により、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような状態になり、結果、スリット5の左側部及び右側部の間隔が狭められる。
電線束3は、上記の如くワンタッチでインナー部6と共に外装本体4に収容される。すなわち、電線束3を押し込んでいくだけで電線束3の収容が完了することから、電線用外装部材2は自動機の使用を可能にすることができる。自動機の使用を可能にすることで、省人化を図ることもできる。この他、電線用外装部材2によれば、電線束3を挿入するための治具を用いる必要が無く、仮に手作業で電線束3の収容作業を行う場合には、従来よりも作業性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図2は本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材、部分には同一の符号を付して、一部詳細な説明を省略するものとする。
図2において、実施例2のワイヤハーネス1は、実施例1と同様に、電線束3と、この電線束3を収容保護する、実施例2の電線用外装部材2と、電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。実施例2の電線用外装部材2も実施例1と同様にワンタッチで電線束3を収容することができる。
実施例2の電線用外装部材2は、スリット5を有する外装本体4と、この外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。インナー部6には、スリット5の左側部に連続する(外装本体4の左側の周方向端部に連続する)スリットラップ部14が形成される。実施例2の電線用外装部材2は、このスリットラップ部14が形成される点で実施例1と異なる。スリットラップ部14は、インナー部6及び電線束3の収容時にスリット5を覆うことが可能な形状(スリット5にラップすることが可能な形状、スリット5の蓋をすることが可能な形状)に形成される。スリットラップ部14は、左外側に向けてスリット5の左側部及び右側部の間隔よりも長く突出する形状に形成される。
上記構成及び構造において、インナー部6の電線被押し当て部13に対し、上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5は電線束3にて押し広げられる。この時、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在するため、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は完全に反転した状態になる。これにより電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、インナー側ロック部12が本体側ロック部10に係合する。この係合により、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような状態になり、結果、スリットラップ部14が左側からスリット5を覆うようになる。実施例2は、スリットラップ部14がスリット5を覆うことで、異物混入防止を実施例1よりも良好に行うことができる。尚、特に図示しないが、実施例2ではテープ下巻きをなくすことができる。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図3は本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材、部分には同一の符号を付して、一部詳細な説明を省略する。
図3において、実施例3のワイヤハーネス1は、電線束3と、この電線束3を収容保護する、実施例3の電線用外装部材2と、電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。実施例3の電線用外装部材2も実施例1、2と同様にワンタッチで電線束3を収容することができる。
実施例3の電線用外装部材2は、スリット5を有する外装本体4と、この外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。外装本体4には、スリット5の左側部に連続する(外装本体4の左側の周方向端部に連続する)スリットラップ部15が形成される。また、スリット5の右側部(外装本体4の右側の周方向端部)にもスリットラップ部16が連続するように形成される。スリットラップ部15、16は、スリット5を覆うことが可能な形状(スリット5にラップすることが可能な形状、スリット5の蓋をすることが可能な形状)に形成される。本実施例のスリットラップ部15、16は、スリット5の左側部及び右側部(外装本体4の周方向端部)から上方に突出するように形成される。スリットラップ部15、16は、左側のスリットラップ部15の方が右側のスリットラップ部16よりも若干長く形成される(これに限らず、右側が長くなってもよいものとする)。
上記構成及び構造において、インナー部6の電線被押し当て部13に対し、右斜め上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5は電線束3にて押し広げられる。この時、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在するため、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は完全に反転した状態になる。これにより電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、インナー側ロック部12が本体側ロック部10に係合する。この係合により、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような状態になり、結果、スリットラップ部15、16が左右両側からスリット5を覆うようになる。実施例3は、スリットラップ部15、16がスリット5を覆うことで、異物混入防止を実施例1よりも良好に行うことができる。尚、特に図示しないが、実施例3ではテープ下巻きをなくすことができる。
以下、図面を参照しながら実施例4を説明する。図4は本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材、部分には同一の符号を付して、一部詳細な説明を省略する。
図4において、実施例4のワイヤハーネス1は、電線束3と、この電線束3を収容保護する、実施例4の電線用外装部材2と、電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。実施例4の電線用外装部材2も実施例1~3と同様にワンタッチで電線束3を収容することができる。
実施例4の電線用外装部材2は、スリット5を有する外装本体4と、この外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。スリット5の左側部(外装本体4の左側の周方向端部)には、上方に短く突出するリブ17が形成される。実施例4のインナー部6は、実施例2のインナー部6(図2参照)の上半分を下方に反転させたような形状に形成される。別な言い方をすれば、端面視半円形状にした形状に形成される。このような形状のインナー部6は、電線被押し当て部13を大きくとることができるように形成される。尚、引用符号18、19はスリットラップ部を示す。また、引用符号20は折り返し部分となるヒンジ部を示す。スリットラップ部18、19は、リブ17に連続するように配置されて、スリット5を覆うことが可能な形状(スリット5にラップすることが可能な形状、スリット5の蓋をすることが可能な形状)に形成される。
上記構成及び構造において、インナー部6の大きな電線被押し当て部13に対し、上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5は電線束3にて押し広げられる。この時、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在するため、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は図示の状態になる。これにより電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、インナー側ロック部12が本体側ロック部10に係合する。この係合により、インナー部6が本体側ロック部10の側に向けて引っ張られるような状態になり、結果、スリットラップ部18、19が左側からスリット5を覆うようになる。実施例4は、スリットラップ部18、19がスリット5を覆うことで、異物混入防止を実施例1よりも良好に行うことができる。尚、特に図示しないが、実施例4ではテープ下巻きをなくすことができる。
以下、図面を参照しながら実施例5を説明する。図5は本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材、部分には同一の符号を付して、一部詳細な説明を省略する。
図5において、実施例5のワイヤハーネス1は、電線束3と、この電線束3を収容保護する、実施例5の電線用外装部材2と、電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。実施例5の電線用外装部材2も実施例1~4と同様にワンタッチで電線束3を収容することができる。
実施例5の電線用外装部材2は、スリット5を有する外装本体4と、この外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。スリット5の左側部及び右側部(外装本体4の周方向端部)には、上方に短く突出するリブ17がそれぞれ形成される。実施例5のインナー部6には、スリットラップ部21と、左右方向に凹凸する蛇腹形状の側面11と、電線被押し当て部13とが形成される。スリットラップ部21は、左右のリブ17にそれぞれ連続するように形成されて、スリット5を覆うことが可能な形状(スリット5にラップすることが可能な形状、スリット5の蓋をすることが可能な形状)に形成される。側面11は、左右のスリットラップ部21に連続するように配置される。電線被押し当て部13は、インナー部6の上部位置に配置される。
上記構成及び構造において、インナー部6の電線被押し当て部13に対し、上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、スリット5は電線束3にて押し広げられる。この時、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在するため、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は蛇腹形状の側面11が図示のような状態になる。これにより電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、左右両側のスリットラップ部21がスリット5を覆うようになる。実施例5は、左右両側のスリットラップ部21がスリット5を覆うことで、異物混入防止を実施例1よりも良好に行うことができる。この他、実施例5は図から分かるように、インナー部6の小型化を図ることができる。尚、特に図示しないが、実施例5ではテープ下巻きをなくすことができる。
以下、図面を参照しながら実施例6を説明する。図6は本発明の電線用外装部材及びワイヤハーネスの他の実施形態を示す模式図であり、(a)は電線収容前となる電線用外装部材の端面図、(b)は電線収容後の電線用外装部材の端面図、(c)は電線用外装部材の斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材、部分には同一の符号を付して、一部詳細な説明を省略する。
図6において、実施例6のワイヤハーネス1は、電線束3と、この電線束3を収容保護する、実施例6の電線用外装部材2と、電線束3の各電線の端末に設けられる図示しない端子金具とを備えて構成される。実施例6の電線用外装部材2も実施例1~5と同様にワンタッチで電線束3を収容することができる。
実施例6の電線用外装部材2は、スリット5を有する外装本体4と、この外装本体4の外側でスリット5に連続する(外装本体4の周方向端部に連続する)インナー部6とを有する。スリット5の左側部及び右側部(外装本体4の周方向端部)には、上方に短く突出するリブ17がそれぞれ形成される。実施例6のインナー部6には、スリットラップ部22~24と、円弧状の面をヒンジ機能で連続させたような図示の側面11と、電線被押し当て部13とが形成される。スリットラップ部22は、左側のリブ17に連続するように形成される。また、スリットラップ部23、24は、右側のリブ17に連続するように形成される。スリットラップ部22~24は、重なるような状態でスリット5を覆うことが可能な形状(スリット5の蓋をすることが可能な形状)に形成される。側面11は、左右のスリットラップ部22、24に連続するように配置される。電線被押し当て部13は、インナー部6の上部位置に配置される。
上記構成及び構造において、インナー部6の電線被押し当て部13に対し、上方から電線束3が押し当てられると、押し当ての力でインナー部6はスリット5に向けて全体的に変形していく。そして、電線束3がスリット5を通過する際に、電線束3とスリット5との間にはインナー部6が存在することから、電線束3はインナー部6に保護される(従来のような治具を用いなくとも電線束3がスリット5により傷付くことはない)。電線束3がインナー部6と共に外装本体4内に押し込まれると(入り込むと)、インナー部6は図示の状態になる。すなわち、インナー部6は円弧状の面の連続となる側面11が電線束3を囲んで保持するような状態になる。以上により電線束3の収容が完了する。インナー部6が外装本体4に収容されると、この時、左右のスリットラップ部22~24が重なり合ってスリット5を覆うようになる。実施例6は、左右のスリットラップ部22~24がスリット5を覆うことで、異物混入防止を実施例1よりも良好に行うことができる。また、実施例6は、インナー部6にて電線束3を保持し、中央に配置することができる。尚、特に図示しないが、実施例6ではテープ下巻きをなくすことができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ワイヤハーネス
2…電線用外装部材
3…電線束(複数本の電線)
4…外装本体
5…スリット
6…インナー部
7…側面
8…模式的な山部(山部)
9…模式的な谷部(谷部)
10…本体側ロック部
11…側面
12…インナー側ロック部
13…電線被押し当て部
14~16、…スリットラップ部
17…リブ
18~19…スリットラップ部
20…ヒンジ部
21~24…スリットラップ部
CL…外装軸

Claims (5)

  1. 一又は複数本の電線を保護するための筒状の外装本体と、該外装本体の外装軸に沿って前記外装本体に形成されたスリットと、前記外装軸を中心にした前記外装本体の周方向端部に連続するインナー部とを有し、
    該インナー部は、前記電線の収容前に前記外装本体の外側に配置され、且つ、前記電線が押し当てられる電線被押し当て部が形成され、且つ、該電線被押し当て部に前記電線が押し当てられると反転するような変形をしつつ前記スリットから前記外装本体の内部に押し込まれて前記電線と共に前記外装本体に収容され、
    前記外装本体は、前記外装軸を中心にした周方向の山部及び谷部を前記外装軸に沿って交互に有するような蛇腹管形状に形成されており、前記インナー部は、前記蛇腹管形状に形成されていない
    ことを特徴とする電線用外装部材。
  2. 請求項1に記載の電線用外装部材において、
    前記周方向端部又は前記インナー部には、前記スリットを覆うことが可能なスリットラップ部が形成される
    ことを特徴とする電線用外装部材。
  3. 請求項1又は2に記載の電線用外装部材において、
    前記外装本体は、端面視多角形状に形成される
    ことを特徴とする電線用外装部材。
  4. 請求項1、2又は3に記載の電線用外装部材において、
    前記外装本体には、本体側ロック部が形成され、前記インナー部には、前記本体側ロック部に係合するインナー側ロック部が形成される
    ことを特徴とする電線用外装部材。
  5. 一又は複数本の電線と、該電線を保護するための請求項1、2、3又は4に記載の電線用外装部材とを備える
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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