JP2020514569A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020514569A5 JP2020514569A5 JP2019555718A JP2019555718A JP2020514569A5 JP 2020514569 A5 JP2020514569 A5 JP 2020514569A5 JP 2019555718 A JP2019555718 A JP 2019555718A JP 2019555718 A JP2019555718 A JP 2019555718A JP 2020514569 A5 JP2020514569 A5 JP 2020514569A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composite fiber
- melting temperature
- matrix polymer
- thermoplastic
- fiber according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 50
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 47
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 36
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 35
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 35
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 23
- 230000003014 reinforcing Effects 0.000 claims description 21
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 20
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 20
- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 7
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 6
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 claims description 5
- 229920001283 Polyalkylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 4
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 claims description 4
- LNETULKMXZVUST-UHFFFAOYSA-M 1-naphthoate Chemical compound C1=CC=C2C(C(=O)[O-])=CC=CC2=C1 LNETULKMXZVUST-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 3
- 229920001281 polyalkylene Polymers 0.000 claims description 3
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 claims description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 3
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 claims description 2
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 claims description 2
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 claims description 2
- 239000004699 Ultra-high molecular weight polyethylene (UHMWPE) Substances 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 229920002285 poly(styrene-co-acrylonitrile) Polymers 0.000 claims description 2
- 239000011528 polyamide (building material) Substances 0.000 claims description 2
- 229920001955 polyphenylene ether Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004753 textile Substances 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000004811 fluoropolymer Substances 0.000 description 2
- 229920002313 fluoropolymer Polymers 0.000 description 2
- OMIHGPLIXGGMJB-UHFFFAOYSA-N 7-oxabicyclo[4.1.0]hepta-1,3,5-triene Chemical compound C1=CC=C2OC2=C1 OMIHGPLIXGGMJB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007380 fibre production Methods 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003207 poly(ethylene-2,6-naphthalate) Polymers 0.000 description 1
- 239000011112 polyethylene naphthalate Substances 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 description 1
Description
上に示される実施例は、本発明に係る繊維が、改善された繊維加工特性および改善された機械的特性を有するため、繊維の高い耐久性および繊維生産段階における良好なプロセス経済学が重要な要件である用途に使用するのに好適であることを実証している。
他の実施形態
1. (a)熱可塑性マトリックスポリマーと、
(b)前記熱可塑性マトリックスポリマー内に配置される複数のフィブリル化補強材領域と
を含む複合繊維であって、前記熱可塑性マトリックスポリマーの溶融温度は、フィブリル化補強材の溶融温度より低く、前記溶融温度は、ISO 11357−3(2011)、第1の加熱試験に準拠してピーク溶融温度として測定される、複合繊維。
2. 約2マイクロメートル〜約4ミリメートルの範囲の直径を有する、実施形態1に記載の複合繊維。
3. 前記フィブリル化補強材の前記溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を30℃超、好ましくは50℃超、さらにより好ましくは70℃超上回る、実施形態1または2に記載の複合繊維。
4. 前記フィブリル化補強材は、熱可塑性材料を含む、実施形態1〜3のいずれかに記載の複合繊維。
5. 前記熱可塑性材料は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から選択される、実施形態1〜4のいずれかに記載の複合繊維。
6. 前記熱可塑性材料は、さらなる熱可塑性材料で封入される、実施形態4または5に記載の複合繊維。
7. 前記さらなる熱可塑性材料の溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を20℃未満、好ましくは10℃未満上回る、実施形態6に記載の複合繊維。
8. 前記さらなる熱可塑性材料は、スチレン−アクリロニトリルコポリマーである、実施形態6または7に記載の複合繊維。
9. 前記フィブリル化補強材は、10〜90重量%の前記熱可塑性材料および10〜90重量%の前記さらなる熱可塑性材料を含む、実施形態6〜8のいずれかに記載の複合繊維。
10. 前記複合繊維の総重量に対して測定された際に0.01重量%〜15.0重量%、好ましくは0.25重量%〜5.0重量%、より好ましくは0.50重量%〜2.50重量%の前記フィブリル化補強材を含む、実施形態1〜9のいずれかに記載の複合繊維。
11. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリアルキレンテレフタレート、好ましくはポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート、好ましくはポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンオキシド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリオレフィンまたはそれらの組合せから選択される、実施形態1〜10のいずれかに記載の複合繊維。
12. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリブチレンテレフタレートである、実施形態1〜11のいずれかに記載の複合繊維。
13. 前記ポリブチレンテレフタレートは、ASTM D2857−95(2007)に準拠して測定された際に0.50dl/g以上かつ2.00dl/g以下、例えば0.70dl/g以上かつ1.30dl/g以下の固有粘度を有する、実施形態12に記載の複合繊維。
14. ISO 527−1(2012)に準拠して測定される、約0.5〜約6GPa、好ましくは約1〜約4GPaの範囲の弾性率を有する、実施形態1〜13のいずれかに記載の複合繊維。
15. 実施形態1〜14のいずれかに記載の複数の複合繊維を含む物品であって、織物物品、不織物物品またはそれらの組合せであり、好ましくはカーペットである物品。
16. 熱可塑性マトリックスポリマーを含む複合繊維であって、
約2マイクロメートル〜約4ミリメートルの範囲の直径を有し、
前記熱可塑性マトリックスポリマー内に配置される複数のフィブリル化補強材領域を含む、複合繊維。
17. 前記熱可塑性マトリックスポリマーの溶融温度またはTgの高い方は、フィブリル化補強材の溶融温度またはTgの低い方未満であり、好ましくは、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度は、前記フィブリル化補強材の前記溶融温度未満である、実施形態16に記載の複合繊維。
18. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリアルキレンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート、ポリ(フェニレンオキシド)、ポリカーボネート、ポリ(スチレン)、ポリ(アミド)、ポリオレフィンまたはそれらの任意の組合せを含む、実施形態16または17に記載の複合繊維。
19. 前記ポリアルキレンテレフタレートは、ポリブチレンテレフタレートを含む、実施形態18に記載の複合繊維。
20. 前記複数のフィブリル化補強材領域は、前記複合繊維の重量に対して測定された際に約0.01重量%〜約15重量%、好ましくは約0.25重量%〜約5重量%で前記複合繊維中に存在する、実施形態16〜19のいずれかに記載の複合繊維。
21. 前記補強材は、ポリオレフィン、フルオロポリマーまたはそれらの任意の組合せを含む、実施形態16〜20のいずれかに記載の複合繊維。
22. 前記フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレンを含む、実施形態21に記載の複合繊維。
23. 前記複数のフィブリル化補強材領域は、互いに約20度以内に配向される主軸を有するフィブリル化補強材領域の第1の群と、互いに約20度以内に配向される主軸を有するフィブリル化補強材領域の第2の群とを含む、実施形態16〜22のいずれかに記載の複合繊維。
24. 主軸を有するフィブリル化補強材領域の前記第1の群は、第1の平均主軸を画定し、主軸を有するフィブリル化補強材領域の前記第2の群は、第2の平均主軸を画定し、前記第1および第2の平均主軸は、互いに少なくとも約10度だけ異なる、実施形態23に記載の複合繊維。
25. 約2〜約200マイクロメートルの範囲の直径を有する、実施形態16〜24のいずれかに記載の複合繊維。
26. 約0.3〜約4mmの範囲の直径を有する、実施形態16〜24のいずれかに記載の複合繊維。
27. 約0.5〜約6GPaの範囲の弾性率を有する、実施形態16〜26のいずれかに記載の複合繊維。
28. 実施形態16〜27のいずれかに記載の複数の複合繊維を含む物品であって、織物物品、不織物物品またはそれらの任意の組合せとして特徴付けられる物品。
29. カーペットを含む、実施形態28に記載の物品。
30. 物品の少なくとも一部の付加製造において、実施形態16〜28のいずれかに記載の複合繊維を使用することを含む方法であって、好ましくは、前記付加製造は、融合フィラメント製造を含む、方法。
他の実施形態
1. (a)熱可塑性マトリックスポリマーと、
(b)前記熱可塑性マトリックスポリマー内に配置される複数のフィブリル化補強材領域と
を含む複合繊維であって、前記熱可塑性マトリックスポリマーの溶融温度は、フィブリル化補強材の溶融温度より低く、前記溶融温度は、ISO 11357−3(2011)、第1の加熱試験に準拠してピーク溶融温度として測定される、複合繊維。
2. 約2マイクロメートル〜約4ミリメートルの範囲の直径を有する、実施形態1に記載の複合繊維。
3. 前記フィブリル化補強材の前記溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を30℃超、好ましくは50℃超、さらにより好ましくは70℃超上回る、実施形態1または2に記載の複合繊維。
4. 前記フィブリル化補強材は、熱可塑性材料を含む、実施形態1〜3のいずれかに記載の複合繊維。
5. 前記熱可塑性材料は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から選択される、実施形態1〜4のいずれかに記載の複合繊維。
6. 前記熱可塑性材料は、さらなる熱可塑性材料で封入される、実施形態4または5に記載の複合繊維。
7. 前記さらなる熱可塑性材料の溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を20℃未満、好ましくは10℃未満上回る、実施形態6に記載の複合繊維。
8. 前記さらなる熱可塑性材料は、スチレン−アクリロニトリルコポリマーである、実施形態6または7に記載の複合繊維。
9. 前記フィブリル化補強材は、10〜90重量%の前記熱可塑性材料および10〜90重量%の前記さらなる熱可塑性材料を含む、実施形態6〜8のいずれかに記載の複合繊維。
10. 前記複合繊維の総重量に対して測定された際に0.01重量%〜15.0重量%、好ましくは0.25重量%〜5.0重量%、より好ましくは0.50重量%〜2.50重量%の前記フィブリル化補強材を含む、実施形態1〜9のいずれかに記載の複合繊維。
11. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリアルキレンテレフタレート、好ましくはポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート、好ましくはポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンオキシド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリオレフィンまたはそれらの組合せから選択される、実施形態1〜10のいずれかに記載の複合繊維。
12. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリブチレンテレフタレートである、実施形態1〜11のいずれかに記載の複合繊維。
13. 前記ポリブチレンテレフタレートは、ASTM D2857−95(2007)に準拠して測定された際に0.50dl/g以上かつ2.00dl/g以下、例えば0.70dl/g以上かつ1.30dl/g以下の固有粘度を有する、実施形態12に記載の複合繊維。
14. ISO 527−1(2012)に準拠して測定される、約0.5〜約6GPa、好ましくは約1〜約4GPaの範囲の弾性率を有する、実施形態1〜13のいずれかに記載の複合繊維。
15. 実施形態1〜14のいずれかに記載の複数の複合繊維を含む物品であって、織物物品、不織物物品またはそれらの組合せであり、好ましくはカーペットである物品。
16. 熱可塑性マトリックスポリマーを含む複合繊維であって、
約2マイクロメートル〜約4ミリメートルの範囲の直径を有し、
前記熱可塑性マトリックスポリマー内に配置される複数のフィブリル化補強材領域を含む、複合繊維。
17. 前記熱可塑性マトリックスポリマーの溶融温度またはTgの高い方は、フィブリル化補強材の溶融温度またはTgの低い方未満であり、好ましくは、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度は、前記フィブリル化補強材の前記溶融温度未満である、実施形態16に記載の複合繊維。
18. 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリアルキレンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート、ポリ(フェニレンオキシド)、ポリカーボネート、ポリ(スチレン)、ポリ(アミド)、ポリオレフィンまたはそれらの任意の組合せを含む、実施形態16または17に記載の複合繊維。
19. 前記ポリアルキレンテレフタレートは、ポリブチレンテレフタレートを含む、実施形態18に記載の複合繊維。
20. 前記複数のフィブリル化補強材領域は、前記複合繊維の重量に対して測定された際に約0.01重量%〜約15重量%、好ましくは約0.25重量%〜約5重量%で前記複合繊維中に存在する、実施形態16〜19のいずれかに記載の複合繊維。
21. 前記補強材は、ポリオレフィン、フルオロポリマーまたはそれらの任意の組合せを含む、実施形態16〜20のいずれかに記載の複合繊維。
22. 前記フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレンを含む、実施形態21に記載の複合繊維。
23. 前記複数のフィブリル化補強材領域は、互いに約20度以内に配向される主軸を有するフィブリル化補強材領域の第1の群と、互いに約20度以内に配向される主軸を有するフィブリル化補強材領域の第2の群とを含む、実施形態16〜22のいずれかに記載の複合繊維。
24. 主軸を有するフィブリル化補強材領域の前記第1の群は、第1の平均主軸を画定し、主軸を有するフィブリル化補強材領域の前記第2の群は、第2の平均主軸を画定し、前記第1および第2の平均主軸は、互いに少なくとも約10度だけ異なる、実施形態23に記載の複合繊維。
25. 約2〜約200マイクロメートルの範囲の直径を有する、実施形態16〜24のいずれかに記載の複合繊維。
26. 約0.3〜約4mmの範囲の直径を有する、実施形態16〜24のいずれかに記載の複合繊維。
27. 約0.5〜約6GPaの範囲の弾性率を有する、実施形態16〜26のいずれかに記載の複合繊維。
28. 実施形態16〜27のいずれかに記載の複数の複合繊維を含む物品であって、織物物品、不織物物品またはそれらの任意の組合せとして特徴付けられる物品。
29. カーペットを含む、実施形態28に記載の物品。
30. 物品の少なくとも一部の付加製造において、実施形態16〜28のいずれかに記載の複合繊維を使用することを含む方法であって、好ましくは、前記付加製造は、融合フィラメント製造を含む、方法。
Claims (12)
- (a)熱可塑性マトリックスポリマーと、
(b)前記熱可塑性マトリックスポリマー内に配置される複数のフィブリル化補強材領域と
を含む複合繊維であって、前記熱可塑性マトリックスポリマーの溶融温度は、フィブリル化補強材の溶融温度より低く、前記溶融温度は、ISO 11357−3(2011)、第1の加熱試験に準拠してピーク溶融温度として測定され、
前記フィブリル化補強材は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から選択される熱可塑性材料を含み、該熱可塑性材料は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を20℃未満上回る溶融温度を有するさらなる熱可塑性材料で封入される、
複合繊維。 - 約2マイクロメートル〜約4ミリメートルの範囲の直径を有する、請求項1に記載の複合繊維。
- 前記フィブリル化補強材の前記溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を30℃超、好ましくは50℃超、さらにより好ましくは70℃超上回る、請求項1または2に記載の複合繊維。
- 前記さらなる熱可塑性材料の溶融温度は、前記熱可塑性マトリックスポリマーの前記溶融温度を10℃未満上回る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記さらなる熱可塑性材料は、スチレン−アクリロニトリルコポリマーである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記フィブリル化補強材は、10〜90重量%の前記熱可塑性材料および10〜90重量%の前記さらなる熱可塑性材料を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記複合繊維の総重量に対して測定された際に0.01重量%〜15.0重量%の前記フィブリル化補強材を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリアルキレンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート、ポリフェニレンオキシド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリオレフィンまたはそれらの組合せから選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記熱可塑性マトリックスポリマーは、ポリブチレンテレフタレートである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 前記ポリブチレンテレフタレートは、ASTM D2857−95(2007)に準拠して測定された際に0.50dl/g以上かつ2.00dl/g以下の固有粘度を有する、請求項9に記載の複合繊維。
- ISO 527−1(2012)に準拠して測定される、約0.5〜約6GPaの範囲の弾性率を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の複合繊維。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数の複合繊維を含む物品であって、織物物品、不織物物品またはそれらの組合せである物品。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201662439243P | 2016-12-27 | 2016-12-27 | |
US62/439,243 | 2016-12-27 | ||
PCT/EP2017/083975 WO2018122081A1 (en) | 2016-12-27 | 2017-12-21 | Fibers comprising fibrillated reinforcement material |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020514569A JP2020514569A (ja) | 2020-05-21 |
JP2020514569A5 true JP2020514569A5 (ja) | 2020-11-26 |
JP7162006B2 JP7162006B2 (ja) | 2022-10-27 |
Family
ID=61005775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019555718A Active JP7162006B2 (ja) | 2016-12-27 | 2017-12-21 | フィブリル化補強材を含む繊維 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20190345644A1 (ja) |
EP (1) | EP3562980B1 (ja) |
JP (1) | JP7162006B2 (ja) |
KR (1) | KR20190096410A (ja) |
CN (1) | CN110139954B (ja) |
WO (1) | WO2018122081A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109023584A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-12-18 | 青岛青禾人造草坪股份有限公司 | 一种人造草坪及其制备方法 |
WO2021029850A1 (en) * | 2019-08-09 | 2021-02-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Three-dimensional printing with directionally-dependent reflective particles |
JP7348394B2 (ja) * | 2019-12-27 | 2023-09-20 | コーロン インダストリーズ インク | 優れた寸法安定性を有するポリエチレン原糸およびその製造方法 |
TWI715381B (zh) * | 2019-12-27 | 2021-01-01 | 穩得實業股份有限公司 | 纖維級導電高分子組成物及複絲纖維紗線 |
KR102178645B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2020-11-13 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 우수한 치수 안정성을 갖는 폴리에틸렌 원사 및 그 제조 방법 |
KR102230748B1 (ko) * | 2020-10-16 | 2021-03-19 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 우수한 치수 안정성을 갖는 폴리에틸렌 원사 및 그 제조 방법 |
KR102336233B1 (ko) * | 2020-08-11 | 2021-12-08 | 경북대학교 산학협력단 | 3d 프린팅용 필라멘트 제조방법 및 이에 의해 제조된 3d 프린팅용 필라멘트 |
CN113563486B (zh) * | 2021-07-01 | 2022-07-05 | 杭州志合新材料有限公司 | 一种含磷腈基团的阻燃纳米纤维素、制备方法及其阻燃聚乳酸 |
CN114103359A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-03-01 | 广东富强科技股份有限公司 | 一种地毯及其制备方法和应用 |
CN115323578A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-11-11 | 福建信隆纺织有限公司 | 一种轻薄抗紫外线的梭织面料制备工艺 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3933734A (en) | 1973-12-28 | 1976-01-20 | General Electric Company | Flame retardant polycarbonate composition |
DE3888947T2 (de) * | 1987-12-28 | 1994-11-03 | Teijin Ltd | Verfahren zur Herstellung geformter Gegenstände aus einer voll-aromatischen Polyamidharz-Zusammensetzung. |
JPH0226919A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Toray Ind Inc | 低摩擦特性と防汚性に優れた繊維 |
US5121329A (en) | 1989-10-30 | 1992-06-09 | Stratasys, Inc. | Apparatus and method for creating three-dimensional objects |
US5521230A (en) * | 1992-11-17 | 1996-05-28 | General Electric Company | Method of dispersing solid additives in polymers and products made therewith |
JPH07145511A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Nippon Ester Co Ltd | ポリエステルモノフィラメント |
EP0718346A1 (en) * | 1994-12-21 | 1996-06-26 | General Electric Company | Dispersing solid additives in polymers |
US6015610A (en) * | 1995-01-06 | 2000-01-18 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Very thin highly light reflectant surface and method for making and using same |
JP2001106889A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-17 | Teijin Chem Ltd | 難燃性ポリカーボネート系樹脂組成物 |
DE60112774T2 (de) | 2000-10-02 | 2006-06-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Co., Wilmington | Reibungsarme zahnbürste |
ES2295212T3 (es) * | 2001-09-28 | 2008-04-16 | Aquafil S.P.A. | Fibras sinteticas a base de poliolefina y proceso para su fabricacion. |
CN1394907A (zh) * | 2002-05-21 | 2003-02-05 | 青岛化工学院 | 聚丙烯/超高分子量聚乙烯原位成纤共结晶复合材料 |
JP2006525412A (ja) * | 2003-05-02 | 2006-11-09 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | マイクロファイバーを含有するポリエステル、ならびにその製造および使用方法 |
US7557154B2 (en) | 2004-12-23 | 2009-07-07 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Polymer compositions, method of manufacture, and articles formed therefrom |
WO2007089747A1 (en) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | General Electric Company | Articles derived from compositions containing modified polybutylene terephthalate (pbt) random copolymers derived from polyethylene terephthalate (pet) |
US20070281143A1 (en) * | 2006-06-05 | 2007-12-06 | Aylward Peter T | Diffusely-reflecting element and method of making |
US20100069543A1 (en) | 2007-01-09 | 2010-03-18 | Toshiki Monden | Flame-retardant aromatic polycarbonate resin compostion |
CN101177794A (zh) * | 2007-12-10 | 2008-05-14 | 盛虹集团有限公司 | 涤锦复合纤维的纺丝 |
DE102011109767A1 (de) * | 2011-08-09 | 2013-02-14 | Mann + Hummel Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Polyamid-Nanofasern mittels Elektrospinnen, Polyamid-Nanofasern, ein Filtermedium mit Polyamid-Nanofasern sowie ein Filterelement mit ei-nem solchen Filtermedium |
US8951303B2 (en) | 2012-06-11 | 2015-02-10 | Ut-Battelle, Llc | Freeform fluidics |
US20150183164A1 (en) | 2013-12-30 | 2015-07-02 | Chad E. Duty | Rapid electro-magnetic heating of nozzle in polymer extrusion based deposition for additive manufacturing |
US10124531B2 (en) | 2013-12-30 | 2018-11-13 | Ut-Battelle, Llc | Rapid non-contact energy transfer for additive manufacturing driven high intensity electromagnetic fields |
US20150183159A1 (en) | 2013-12-30 | 2015-07-02 | Chad E. Duty | Large scale room temperature polymer advanced manufacturing |
EP3113934B1 (en) | 2014-03-06 | 2018-04-11 | SABIC Global Technologies B.V. | Additive manufactured items with flame resistance, process for making and process for testing their flame performance |
US20160168363A1 (en) * | 2014-06-27 | 2016-06-16 | Api Intellectual Property Holdings, Llc | Nanocellulose-polymer composites, and processes for producing them |
CN105401234B (zh) * | 2015-12-29 | 2019-07-12 | 重庆市大通茂纺织科技有限公司 | 一种复合纤维的螺杆挤压方法 |
-
2017
- 2017-12-21 US US16/473,391 patent/US20190345644A1/en not_active Abandoned
- 2017-12-21 CN CN201780081058.5A patent/CN110139954B/zh active Active
- 2017-12-21 JP JP2019555718A patent/JP7162006B2/ja active Active
- 2017-12-21 KR KR1020197021218A patent/KR20190096410A/ko not_active IP Right Cessation
- 2017-12-21 WO PCT/EP2017/083975 patent/WO2018122081A1/en unknown
- 2017-12-21 EP EP17832226.9A patent/EP3562980B1/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020514569A5 (ja) | ||
Fakirov | Nano‐and microfibrillar single‐polymer composites: a review | |
US7727627B2 (en) | Elastic, heat and moisture resistant bicomponent and biconstituent fibers | |
JP5726876B2 (ja) | 非晶性熱融着性繊維、繊維構造体および耐熱性成形体 | |
CN106795672B (zh) | 熔喷非织造织物及其制造方法 | |
US20130300033A1 (en) | Fibrous separation membrane for secondary battery and manufacturiing method thereof | |
AU2002320481A1 (en) | Elastic, heat and moisture resistant bicomponent and biconstituent fibers | |
Lee et al. | Preparation and characterization of poly (vinyl alcohol) nanofiber mats crosslinked with blocked isocyanate prepolymer | |
JP5355225B2 (ja) | ポリ乳酸系長繊維不織布およびその製造方法 | |
US20230366130A1 (en) | Low leachable fibers and fiber structure | |
CN106460270B (zh) | 包含多层纤维的热稳定熔喷纤维幅材 | |
TWI604100B (zh) | 包含氟樹脂纖維之氟樹脂系薄片及其製造方法 | |
KR102003890B1 (ko) | 굴곡강도가 우수한 시스코어 중공복합섬유 | |
Eticha et al. | Fabrication of stretchable and high‐filtration performance melt‐blown nonwoven webs for PM0. 3 aerosol filtration | |
CN112219102B (zh) | 评价聚丙烯树脂的性质的方法,制备聚丙烯非织造织物的方法以及聚丙烯非织造织物 | |
JP2007143945A (ja) | タフテッドカーペット用一次基布 | |
KR20140090422A (ko) | 형상 기억 나노필라멘트의 제조 방법 및 형상 기억 나노필라멘트 | |
KR20160031091A (ko) | 탄성 및 벌키성이 우수한 부직포 바인더용 열접착형 복합섬유 | |
KR102003889B1 (ko) | 벌키성이 우수한 시스코어 중공복합섬유 | |
JP2019173212A (ja) | 海島型複合繊維束 | |
KR102207129B1 (ko) | 폴리알킬렌 카보네이트계 수지 섬유의 제조 방법 | |
Lee et al. | Improvement of the water resistance of atactic poly (vinyl alcohol) nanowebs by a heat treatment | |
JP2020196963A (ja) | メルトブロー不織布および耐熱フィルター積層体ならびにそれらの製造方法 | |
JP2009084736A (ja) | ポリカーボネート繊維の製造方法 | |
Lou et al. | Manufacturing Technique and Property Evaluation of Resilient Nonwoven Fabrics |