JP2020514076A - レーザ放射線によって素材を加工するための装置及び方法 - Google Patents

レーザ放射線によって素材を加工するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、レーザ加工ツール(4)がそこに設けられ、かつ素材がレーザ加工ツール4によってそこで加工される第1のステーション(III)と、素材がそこで測定及び/又は加工される少なくとも第2のステーション(II)と、第1のステーション(III)及び第2のステーション(II)間で素材を移動するための搬送デバイス(5)とを含む素材から材料を除去するためのレーザ加工機械に関連し、搬送デバイス(5)は、少なくとも2つの搬送ユニット(6、7)を有し、搬送ユニット(6、7)は、搬送ユニット(6、7)が、第1及び第2のステーション(III、II)がそれに沿って配置された第1の空間方向(x)に互いに追い越すように移動することができるように、2つの異なる空間方向(x、y)に互い独立に移動することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ放射線を用いて素材を加工するための装置及び方法、例えば、素材を穿孔する、切断する、又は素材から材料を除去するための装置及び方法に関する。
レーザ切断機械のようなレーザ加工機械は公知である。それらは、高エネルギレーザ放射線を供給するレーザ加工ツールを有する。この高エネルギレーザ放射線が加工される素材に印加された場合に、材料は除去される。
測定ステーションで記録された測定値に基づいて素材を加工するために測定ステーションも有するレーザ加工機械が公知である。特に、測定ステーションに設けられたセンサ用いて、その後の素材の加工に対する基準を与える空間内の素材の位置を測定することができる。
これまでに公知になったレーザ加工機械の欠点は、レーザ加工ツールを用いたレーザ加工が比較的短い期間にわたってのみ行われ、素材が給送されて測定される期間は素材の加工に使用することができないことである。
上記に基づいて、本発明の目的は、素材の加工をその作動時間に関してより有効にするレーザ加工ツールを使用するレーザ加工機械を提供することである。
この目的は、独立請求項1及び17の特徴によって達成される。好ましい実施形態は、従属請求項の主題である。
第1の態様により、本発明は、素材から材料を除去するためのレーザ加工機械に関する。レーザ加工機械は、レーザ加工ツールが設けられて素材がレーザ加工ツールによってそこで加工される少なくとも第1のステーションを含む。これに加えて、素材がそこで測定及び/又は加工される少なくとも第2のステーションが設けられる。特に、第2のステーションは、形状、輪郭、高さプロファイル、又は少なくとも1つのマーカなどのような情報を検出するのに使用することができるセンサを含むことができる。センサは、例えば、カメラのような画像記録センサとすることができる。これに代えて又はこれに加えて、第2のステーションはまた、素材を加工するように設計されたツールを有することができる。このツールは、レーザ加工ツール、素材を機械加工するためのツール、又は腐食素材加工(例えば、スパーク腐食)のためのツールとすることができる。更に、第1のステーション及び第2のステーション間で素材を移動するための搬送デバイスが設けられる。搬送デバイスは、少なくとも2つの搬送ユニットを含み、これらは、搬送ユニットが、第1及び第2のステーションが沿って配置された第1の空間方向に互いに追い越して移動可能であるように、2つの異なる空間方向に互い独立に移動可能である。搬送デバイスは、搬送ユニットがそれらが互いに追い越すように移動される前に第2の空間方向に互いに離間し、そのために搬送ユニットをそれらを第1の空間方向に移動することによって衝突回避様式で互いに追い越すように移動することができるように好ましくは設計される。これは、搬送ユニットが第1及び第2の空間方向に同時に移動される場合も含む。
これは、搬送ユニットが、レーザ加工ツールを含む第1のステーションに素材を交互に給送することができ、かつそうする際にこの時点で第1のステーションに位置付けられていない更に別の搬送ユニットが、例えば、既に加工された素材の取り外し、及び/又は新しい素材の給送及びその測定/加工を第2のステーションで達成することができることを保証する。これは、レーザ加工機械のスループット及び従ってその効率を有意に高める。
好ましい実施形態では、搬送デバイスは、第1の空間方向に対して横断方向である第2の空間方向に延びるガイドレール配置を有する。互いに独立に移動することができる少なくとも2つの走行レールが、このガイドレール配置上に設けられる。これらの走行レールは、それらの上で移動する搬送ユニットのための走行経路を形成するのに使用される。走行レールは、搬送ユニットが衝突回避様式で互いに追い越すように移動することを可能にするために、第2の空間方向に沿って互いに独立に移動することができる。
好ましい実施形態では、特に厳密に1つの搬送ユニットが、各走行レール上で案内され、かつ第2の空間方向に対して横断方向に、特に垂直に延びる第1の空間方向に移動可能である。走行レールは、従って、搬送ユニットのためのガイドをそれをこの走行レールに沿って移動することができるように形成する。特に、走行レールは、搬送ユニットのための摺動ガイドを形成する。
好ましい実施形態では、走行レールは、ガイドレール配置上で移動される、及び/又は搬送ユニットは、それぞれの走行レール上で線形直進ドライブを用いて移動される。線形直進ドライブは、高位置決め精度によって特徴付けられる。線形直進ドライブは、走行レールをガイドレール配置に沿って移動し、更に搬送ユニットをこれらの走行レール上で移動することにより、素材をレーザ加工ツールに対して5μmよりも細かく、特に1μmよりも細かい精度で配置することができるような位置決め精度を好ましくは有する。
好ましい実施形態では、第1及び第2のステーションは、垂直に位置合わせされた共通の機械平面に配置される。レーザ加工機械は、互いに追い越すように搬送ユニットを移動するために少なくとも1つの走行レールが第2の空間方向に沿って移動されるようにここでは設計される。その結果、移動して離間する前は第1の空間方向に沿って少なくとも一部の重ね合わせセクション(すなわち、共通垂直機械平面に位置する搬送ユニットのセクション)を有する搬送ユニットは、それらを衝突回避様式で互いに追い越すように移動することができるように移動して離間される(すなわち、それらが離間する時に重ね合わせが排除される)。
好ましい実施形態では、1つの走行レール又は少なくとも2つの走行レールは、走行レールが離間した時に搬送ユニットを互いに追い越すように移動することができるように距離が増大されるように第2の空間方向に沿って移動される。
好ましい実施形態では、少なくとも1つの走行レールは、搬送ユニットが互いに追い越すように移動された後に第2の空間方向に沿って移動して戻される。これは、走行レール間の距離を再度短縮し、かつ搬送ユニット、特にその素材ホルダを共通の垂直に位置合わせされた機械平面に再位置決めする。
好ましい実施形態では、ガイドレール配置及び/又は走行レールは、温度安定化される。温度安定化は、特に、循環方式で搬送される流体によって達成することができる。温度安定化の他の変形(例えば、電気的)も想定可能である。これは、熱膨張によって引き起こされる位置決めの不正確性を防止する又は少なくとも有意に低減し、これは、より高い処理精度をもたらす
好ましい実施形態では、走行レールを調節するためのドライブ、搬送ユニットを調節するためのドライブ、及び/又はこれらのドライブのベヤリングが温度安定化される。温度安定化は、ここでもまた、例えば循環方式で搬送される流体によって達成することができる。これは、加工精度を更に改善することを可能にする。
好ましい実施形態では、各搬送ユニットは、少なくとも2つの互いに直交する空間軸の周りに回転及び/又は旋回させることができる素材ホルダを有する。素材ホルダは、特に素材を圧着によって保持するように設計することができる。回転又は旋回は、加工作動の多様性を改善する。すなわち、例えば、素材内に斜孔などを穿孔することができる。
好ましい実施形態では、各搬送ユニットは、素材ホルダを有し、異なる走行レール上に設けられた搬送ユニットは、素材ホルダがそれぞれの走行レールから異なる側で突出するように、すなわち、互いに対面するように配置される。その結果、素材ホルダは、ステーションで実施される加工が相応に走行レールを位置決めすることによって行われる機械平面に配置される。
好ましい実施形態では、素材給送ステーションとして設計された第3のステーションが設けられる。この位置では、加工される素材は、機械又は手のいずれかによって給送することができる。これはまた、例えばロボットを用いて行うことができる。同様に、素材は、素材の後面加工を前面加工の後に実施することができるように第3のステーションで転回させることができる。
好ましい実施形態では、第2のステーション(例えば、測定ステーション)は第1のステーション及び第3のステーション間に設けられる。更に、第3のステーションは、外側ステーションとして設けることができる。これは、第3のステーションに給送された素材は、第2のステーションに移動することができ、一方で加工ステーションでの別の素材は、レーザ加工ツールにより、すなわち、加工作動を中断する必要なく加工されることを意味する。
好ましい実施形態では、第1のステーション及び第2のステーションは、第1のステーションでの素材の加工が、素材を第2のステーションから第1のステーションに第1の空間方向に移動した後に第1の空間方向に対して横断方向に延びる第2の空間方向への移動なく実施されるように、配置される。これは、第2の空間方向に配置する時に位置決めの不正確性がないことで加工精度を更に改善する。
好ましい実施形態では、互いに追い越すように移動する時に第1の搬送ユニットが第1のステーションから第3のステーションに移動され、第2の搬送ユニットが第2のステーションから第1のステーションに反対方向に移動される。言い換えれば、搬送ユニットは、第1のステーション及び第2のステーション間の区域内で互いに追い越すように移動される。これは、レーザ加工ツールが可能な限り長い間にわたって噛み合うことができ、同時に素材を次の搬送ユニットに給送すること又は測定/加工することなどを行うことができることを意味する。
好ましい実施形態では、第2のステーションは、素材情報を記録するためのセンサを有する測定ステーションであり、素材は、測定ステーションで記録された素材情報に基づいて第1のステーションで加工される。従って、素材の測定後に、例えば、正確位置決め方式で材料を除去すること、例えば、孔を生成するように材料を除去することが可能である。
好ましい実施形態では、レーザ源によって供給されるレーザ放射線を揺動運動状態に置く光学ユニットが設けられる。これは、素材内に正又は負の円錐形開口部又は凹部(例えば、同じく刻み目を有する)を生成することを可能にする。
好ましい実施形態では、処理ガスを排気するための装置が、加工ステーションの区域に設けられ、かつレーザ放射線によって蒸発させた材料を追い出すために使用される。加工品質は、処理ガスを供給することによって更に高めることができる。
更に別の態様により、本発明は、レーザ加工ツールを有する少なくとも第1のステーションと、第2のステーションと、第1のステーション及び第2のステーション間で素材を移動するための少なくとも2つの搬送ユニットを有する搬送デバイスとを含むレーザ加工機械を作動させる方法に関連し、本方法は、第1のステーションで第1の搬送ユニット上に保持された素材に対して加工ステップを実施するステップと、第2のステーションで第2の搬送ユニット上に保持された素材に対して測定ステップ及び/又は加工ステップを実施するステップと、第1の搬送ユニットを第2のステーションに位置決めするために及び/又は第2の搬送ユニットを第1のステーションに位置決めするために、搬送ユニットが、第1及び第2のステーションがそこに配置された機械平面に対して横断方向の第2の空間方向に移動して離間し、かつこの機械平面と平行に移動されるように、第2の搬送ユニットを第1の搬送ユニットと追い越すように移動するステップとを含む。
本発明の意味での用語「レーザ加工ツール」は、特に、加工される素材から材料を除去する高エネルギレーザ放射線を供給するツールを意味する。「レーザ加工ツール」は、レーザ放射線がそれによって結束及び/又は集束される光学系を有することができる。
本発明の意味での用語「レーザ加工機械」は、レーザ放射線によって、例えば、レーザ穿孔、レーザ切断、レーザ旋削、又は素材を貫通する開口部を作成することなく材料を除去するだけの平坦材料除去によって材料が除去される機械を特に意味する。
本発明の意味での表現「近似的に」、「実質的に」、又は「約」は、それぞれ正確な値からの±10%、好ましくは±5%の偏差、及び/又は機能に関して有意でない変化の形態の偏差を意味する。
本発明の発展、利点、及び可能な用途はまた、以下の実施形態の説明から及び図面からもたらされる。説明する及び/又は描かれる全ての特徴は、特許請求の範囲又はそれらの後方照応でのそれらの組合せに関係なく別々に又はあらゆる組合せで原理的に本発明の主題である。特許請求の範囲の内容はまた、この説明の一部にされている。
本発明は、実施形態を用いて図面によって以下でより詳細に解説される。
斜視図でレーザ加工機械の実施形態を一例として示す図である。 側面図で図1に記載のレーザ加工機械を一例として示す図である。 上面図で図1及び図2に記載のレーザ加工機械を一例として示す図である。 図1から図3に記載のレーザ加工機械の搬送デバイスの移動シーケンスを一例として示す概略図である。 図1から図3に記載のレーザ加工機械の搬送デバイスの移動シーケンスを一例として示す概略図である。 図1から図3に記載のレーザ加工機械の搬送デバイスの移動シーケンスを一例として示す概略図である。 図1から図3に記載のレーザ加工機械の搬送デバイスの移動シーケンスを一例として示す概略図である。 図1から図3に記載のレーザ加工機械の搬送デバイスの移動シーケンスを一例として示す概略図である。
図1から図3の各々は、レーザ加工機械1を異なる図に示している。以下のレーザ加工機械1の説明は、垂直な軸、すなわち、x軸、y軸、及びz軸を有する直交座標系に基づいている。図示の実施形態では、レーザ加工機械1は、加工ステーションIIIとして第1のステーションと、測定ステーションIIとして第2のステーションと、素材給送ステーションIとして第3のステーションとを含む。この機械構成は全く例示的であり、本発明の他の構成、例えば、2つのステーションのみを有する機械又は第2のステーションが追加の加工ステーションとして計画される機械も含まれることは理解される。素材の望ましい位置決め又は再位置決めを実施することができるように加工ステーションでの加工ツールの隣にセンサを設けることができることも理解される。
素材給送ステーションIは、加工される素材を適切な方式で給送するように設計される。この目的のために、この素材給送ステーションIに素材給送ユニット2が設けられる。更に、素材給送ステーションIは、素材の除去、すなわち、既に加工された素材の除去に向けて使用することができる。更に、素材給送ステーションIは、例えば、上側加工ステップの後に、次に素材を下側で加工することができるように素材を転回させるために使用することができる。
測定ステーションIIは、加工される素材をそれが加工される前に測定するセンサ3を有する。センサ3は、例えば、カメラ又はトポグラフィセンサとすることができる。センサ3を用いて、特に、空間内の素材の局所位置、その輪郭、その高さプロファイル、及び/又は特定の識別マークを記録することができる。次いで、これらのデータに基づいて、素材を加工ステーションIIIで加工することができる。特に、マイクロメートル又はサブマイクロメートルの範囲での素材の高精度加工では、素材を加工することができる前にそのような素材測定が必要である。
加工ステーションIIIは、結束レーザビームを供給するレーザ加工ツール4を有する。レーザ加工ツール4は、100nsよりも短く(短パルスレーザ)、特に1psよりも短い(超短パルスレーザ)パルス持続時間を有するパルスレーザビームを供給するように特別に設計される。特に、レーザ加工ツール4は、素材の材料が昇華によって固体から気体凝集状態に直接的に移り、従って蒸発するように設計することができる。これは、高精度材料加工を保証する。更に、素材の上又は搬送ユニット6、7の素材ホルダ6.1、7.1の上の特徴部を検出することを可能にするセンサを加工ステーションIIIに設けることができる。このセンサは、例えば、素材ホルダ6.1、7.1の回転移動又は旋回移動を制御するために素材の位置を決定するために使用することができる。
図1から図3に示すように、材料給送ステーションI、測定ステーションII、及び加工ステーションIIIは、x軸とz軸によって示す共通の垂直機械平面ME内に設けられる。素材給送ステーションIと測定ステーションIIと加工ステーションIIIとは、互いにx方向に距離を置いて配置される。
加工される素材を素材給送ステーションIから更に別のステーションに搬送し、更に素材給送ステーションIに戻すために(素材を取り外す又は転回させるために)搬送デバイス5が設けられる。搬送デバイス5は、各々が素材ホルダ6.1、7.1を含む少なくとも2つ、図示の実施形態では正確に2つの搬送ユニット6、7を有する。素材ホルダ6.1、7.1は、素材給送ステーションIから供給された素材を装着する、特に圧着方式で装着するように設計される。素材給送ステーションIからの移送後に、素材は、素材ホルダ6.1、7.1によって圧着状態で装着され、特に素材の測定と加工の間の期間中に空間内の素材の位置の意図しない変化を回避するために、この圧着装着は、少なくとも測定ステーションIIでの素材の測定及び加工ステーションIIIでの素材の加工中に保持される。好ましくは、圧着装着は、素材給送ステーションIで加工された素材を取り外す又は転回させるために再度解除されるだけである。
搬送デバイス5は、搬送ユニット6、7をy方向に移動すること、すなわち、特に機械平面MEと垂直に横断移動することを可能にするガイドレール配置8を有する。ガイドレール配置8は、例えば、機械ベッド10上で平行に離間して設けられたいくつかのガイドレール8.1を有することができる。
このガイドレール配置8上には走行レール9a、9bが設けられる。ガイドレール配置8は、走行レール9a、9bをy方向に移動することができるように走行レール9a、9bと相互作用する。走行レール9a、9b上には1つの搬送ユニット6、7が各々設けられ、すなわち、第1の搬送ユニット6が第1の走行レール9a上に、第2の搬送ユニット7が第2の走行レール9b上に設けられる。走行レール9a、9bは、ガイドレール配置8上で互いに独立に移動することができる。特に、走行レール9a、9bを駆動するために線形ドライブを使用することができる。
搬送ユニット6、7は、それぞれの走行レール9a、9b上で、すなわち、走行レール9a、9bの長手軸に沿って、すなわち、図示の実施形態ではx方向に互いに独立に案内される。走行レール9a、9bをガイドレール配置8上で移動し、更に搬送ユニット6、7を走行レール9a、9b上で又はこれらに沿って移動することにより、搬送ユニット6、7を水平に位置合わせされた平面(x−y平面)内で移動することができる。
上述のように、少なくとも測定ステーションIIで素材が測定される測定平面、及び加工ステーションIIIで素材が加工される加工平面は共通機械平面MEに位置する。それにより、測定ステーションIIで素材を測定した後に、搬送ユニット6、7上に保持された素材をx方向の移動だけによって加工ステーションIIIに搬送し、そこでy方向の移動なく加工することが原理的に可能になる。図示の実施形態では、搬送ユニット6、7が互いに追い越すように移動することを可能にするために、少なくとも一方、好ましくは両方の搬送ユニット6、7がy方向にも移動される。
特に図2で見ることができるように、素材ホルダ6.1、7.1を有する搬送ユニット6、7は、互いに反対に配置され、すなわち、第1の搬送ユニット6の素材ホルダ6.1は、機械の後側の方向(正のy方向)に設けられ、第2の搬送ユニット7の素材ホルダ7.1は、機械の前側の方向(負のy方向)に設けられる。第1の搬送ユニット6が、例えば、その上に保持された素材を測定するために測定ステーションIIに配置され、第2の搬送ユニット7が、例えば、その上に保持された素材を加工するために加工ステーションIIIに配置された機械条件では、搬送ユニット6、7の少なくとも各セクション、特にそれらの素材ホルダ6.1、7.1は、共通機械平面MEに位置するようになる。言い換えれば、搬送ユニット6、7の少なくとも部分的なセクションは、測定ステーションIIから加工ステーションIIIへの第1の搬送ユニット6の移動と、それと同時の加工ステーションIIIから素材給送ステーションIの方向への第2の搬送ユニット7の移動とが搬送ユニット6、7を互いに対してy方向に移動することなしでは衝突回避様式で可能ではないように重なる。
以下では、概略的な図4aから図4eに基づいて搬送デバイス5の移動サイクルの例をより詳細に説明する。それらの図は、個々のステーションIからIIIまでに沿って搬送デバイス5の必須構成要素のみ、すなわち、ガイドレール配置8、走行レール9a、9b、及び搬送ユニット6、7を示している。
図4aでは、第1の搬送ユニット6は、素材給送ステーションIに加工される素材をそれに供給するために位置付けられる。第2の搬送ユニット7は、保持した素材を測定するために測定ステーションIIに位置付けられる。走行レール9a、9bは、y方向に見た時に素材ホルダ6.1、7.1が同じ高さに配置されるようにy方向に配置される。
素材を第1の搬送ユニット6に給送した後に、第1の搬送ユニット6は、測定ステーションIIでの測定に向けて例えば一線に並び、第2の搬送ユニット7が測定ステーションIIから加工ステーションIIIに移動されるまで待機する。第2の搬送ユニット7が測定ステーションIIから出されると、第1の搬送ユニット6は、先に給送された素材を測定するために測定ステーションIIに移動される(図4b)。
図4cに示すように、次いで、走行レール9a、9bは、互いの間の距離が延長されるように互いに対してy方向に移動して離間する(双方向矢印に示す)。この離間は、2つの走行レール9a、9bのうちの一方のみ又は両方を移動することによって行うことができる。離間後に、搬送ユニット6、7は反対方向に(x方向に延びる矢印に示す)互いに追い越すように移動される。
搬送ユニット6、7が互いに追い越すように移動されると、走行レール9a、9bの間の距離は再度低減され、すなわち、図4dに反対方向に延びる矢印に示すように、走行レール9a、9bは、互いに向けて移動される。この場合に、2つの走行レール9a、9bのうちの一方のみ又は両方を移動することができる。
図4eは、搬送ユニット6の上に保持された素材を加工ステーションIIIで加工することができ、搬送ユニット7の上に保持された素材を素材給送ステーションIで取り外す又は転回させることができるように開始位置にある走行レール9a、9bの位置を示している。
搬送デバイス5の高い走行精度及び移動シーケンスの非常に正確な再現性を達成するために、搬送デバイス5は、少なくとも部分的に温度安定化される。特に、温度安定化は、流体冷却、特に水冷却によって達成することができる。特に図3で見ることができるように、走行レール9a、9bは、蛇行して敷設されて温度安定化を行う流体が案内されるライン9.1を有することができる。更に、ガイドレール配置8、走行レール9a、9b、又は搬送ユニット6、7のドライブ、及び/又はそれらのユニットのベヤリング要素を温度安定化することができる。従って、熱膨張からもたらされる誤差又は偏差を有意に低減するか又は回避することができる。更に、レーザ加工機械1の加工精度を高めるために、機械ベッド10を石、特に御影石のような高質量材料で少なくとも部分的に製造することができる。
素材ホルダ6.1、7.1は、x−y方向のそれらの平行移動可動性に加えて回転可能に調節可能とすることができる。特に、素材ホルダ6.1、7.1の各々は、互いに独立した2つの空間軸、特に、y方向に延びる第1の空間軸及び第1の空間軸に対して横断方向に特に垂直に延びる第2の空間軸(x−z平面内を延びる)の周りに回転させることができる。これは、例えば、素材内に傾いた孔を穿孔することができるように、素材をそれぞれのステーションで適切な方式で転回又は旋回させることができることを意味する。
個々のステーションIからIIIに設けられたユニット、例えば、素材給送ステーションIに設けられた素材交換ユニット11又はその一部、測定ステーションIIにあるセンサ3、及び加工ステーションIIIにあるレーザ加工ツール4は、それらのユニットによって実施される加工ステップに必要とされる高さにそれぞれのユニットを配置することができるようにz方向に移動可能とすることができる。
レーザ加工ツール4上に供給されるレーザ放射線は、レーザユニット12によって供給される。このレーザユニット12は、例えば、レーザ加工機械1の機械ベッド10内に設けられるか又は組み込まれる。レーザユニット12は、短パルスレーザ(100nsよりも短いパルス持続時間)又は超短パルスレーザ(1psよりも短いパルス持続時間)とすることができる。そのようなレーザユニット12は、除去される材料の特に昇華による素材の高精度加工に向けて使用することができる。この昇華は、例えば、蒸発した材料を追い出すアルゴン又は窒素のような処理ガスの影響下で行うことができる。
レーザユニット12によって供給されるレーザ放射線は、適切なビームガイド12によってレーザ加工ツール4に給送される。ビームガイド13内には、レーザ放射線を揺動運動に設定するための光学系14を設けることができる。この光学系は、例えば、円柱レンズテレスコープ、楔板光学系、又はいくつかのミラーを有するスキャナ光学系によって形成することができる。レーザビームの揺動移動に起因して、正又は負の円錐形状(レーザビーム方向に対向して又はレーザビーム方向に開いた円錐)を有する孔又は凹部を素材に設けることができる。
好ましくは、レーザユニット12によって円偏光レーザ放射線が供給される。円偏光は、レーザビームを用いた材料加工が、材料を別の空間方向よりも速く除去する支配的な方向を持たないことを保証する。それにより、単位時間当たりにx方向とy方向に同じ又は実質的に同じ材料除去がもたらされる。
上記では実施形態を用いて本発明を説明した。本発明が基礎を置く本発明の概念を廃棄することなく多くの変更及び修正が可能であることは理解される。従って、実施形態の以前の説明とは対照的に、レーザ加工機械1は、第1のステーションがレーザ加工ツールを有する加工ステーションであり、第2のステーションが測定ステーション及び/又は更に別の加工ステーションとして設計される2つのステーションのみで構成することができる。構成要素は、次に、例えば第2のステーションに給送することができる。搬送デバイスは、これらのステーション間で搬送ユニットを移動するように設計される。
参照符号のリスト
1 レーザ加工機械
2 素材給送ユニット
3 センサ
4 レーザ加工ツール
5 搬送デバイス
6 第1の搬送ユニット
6.1 素材ホルダ
7 第2の搬送ユニット
7.1 素材ホルダ
8 ガイドレール配置
8.1 ガイドレール
9a 第1の走行レール
9b 第2の走行レール
9.1 ライン
10 機械ベッド
11 素材交換ユニット
12 レーザユニット
13 ビームガイド
14 光学系
ME 機械平面
x x方向
y y方向
z z方向
I 第3のステーション
II 第2のステーション
III 第1のステーション

Claims (17)

  1. 素材から材料を除去するためのレーザ加工機械であって、
    レーザ加工ツール(4)が設けられ、かつ前記素材が該レーザ加工ツール(4)によってそこで加工される少なくとも第1のステーション(III)と、
    前記素材がそこで測定及び/又は加工される少なくとも第2のステーション(II)と、
    前記第1のステーション(III)及び前記第2のステーション(II)間で前記素材を移動するための搬送デバイス(5)と、
    を含み、
    前記搬送デバイス(5)は、少なくとも2つの搬送ユニット(6、7)を有し、該搬送ユニット(6、7)は、前記第1及び第2のステーション(III、II)が沿って配置された第1の空間方向(x)に該搬送ユニット(6、7)が互いに追い越すように移動することができるように、2つの異なる空間方向(x、y)に互い独立に移動することができる、
    ことを特徴とするレーザ加工機械。
  2. 前記搬送デバイス(5)は、第2の空間方向(y)に延びるガイドレール配置(8)を有し、
    互いに独立に移動することができる少なくとも2つの走行レール(9a、9b)が、このガイドレール配置(8)上に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機械。
  3. 1つ、特に正確に1つの搬送ユニット(6、7)が、各走行レール(9a、9b)上で案内され、かつ前記第2の空間方向(y)に対して横断方向に延びる前記第1の空間方向(x)に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工機械。
  4. 前記ガイドレール配置(8)上の前記走行レール(9a、9b)の移動、及び/又はそれぞれの該走行レール(9a、9b)上の前記搬送ユニット(6、7)の移動が、線形直進ドライブを用いて達成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  5. 前記第1及び第2のステーション(III、II)は、共通の垂直に位置合わせされた機械平面(ME)に配置され、
    レーザ加工機械(1)が、互いに追い越すように前記搬送ユニット(6、7)を移動するための少なくとも1つの走行レール(9a、9b)が前記機械平面(ME)に対して横断方向に延びる第2の空間方向(y)に沿って移動されるように設計される、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  6. 走行レール(9a、9b)又は少なくとも2つの走行レール(9a、9b)が前記第2の空間方向(y)に沿って移動されるように設計することを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工機械。
  7. 前記搬送ユニット(6、7)が互いに追い越して移動された後に、前記少なくとも1つの走行レール(9a、9b)が前記第2の空間方向(y)に沿って移動して戻されるように設計することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレーザ加工機械。
  8. 前記ガイドレール配置(8)及び/又は前記走行レール(9a、9b)は、温度安定化されることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  9. 前記走行レール(9a、9b)を調節するためのドライブ及び/又は前記搬送ユニット(6、7)を調節するためのドライブが、温度安定化されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  10. 各搬送ユニット(6、7)が、互いに直交する少なくとも2つの空間軸の周りに回転及び/又は旋回させることができる素材ホルダ(6.1、7.1)を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  11. 前記搬送ユニット(6、7)の各々が、素材ホルダ(6.1、7.1)を有し、
    異なる走行レール(9a、9b)上に設けられた前記搬送ユニット(6、7)は、前記素材ホルダ(6.1、7.1)がそれぞれの該走行レール(9a、9b)から異なる側で突出するように配置される、
    ことを特徴とする請求項2から請求項9に記載のレーザ加工機械。
  12. 素材給送ステーションとして設計された第3のステーション(I)が設けられることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  13. 前記第2のステーション(II)は、前記第1のステーション(III)及び前記第3のステーション(I)間に設けられることを特徴とする請求項12に記載のレーザ加工機械。
  14. 前記第1及び第2のステーション(III、II)は、該第1の空間方向(x)に対して横断方向に延びる第2の空間方向(y)への移動なしに前記素材が前記第1の空間方向(x)に移動した後に前記素材が加工されるように、配置されることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  15. 互いに追い越すようにそれらを移動する時に、第1の搬送ユニット(6)が、前記第1のステーション(III)から前記第2のステーション(II)に移動され、かつ第2の搬送ユニット(7)が、該第2のステーション(II)から該第1のステーション(III)に反対方向に移動されるように設計することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  16. 前記第2のステーション(II)は、素材情報を記録するためのセンサ(3)を有する測定ステーションであり、
    前記素材は、前記素材情報に基づいて前記第1のステーション(III)で加工される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のレーザ加工機械。
  17. レーザ加工ツール(4)を有する少なくとも第1のステーション(III)と、第2のステーション(II)と、該第1及び第2のステーション(III、II)間で素材を移動するための少なくとも2つの搬送ユニット(6、7)を有する搬送デバイス(5)とを含むレーザ加工機械(1)を作動させる方法であって、
    前記第1のステーション(III)で第1の搬送ユニット(6)上に保持された素材に対して加工ステップを実施するステップと、
    前記第2のステーション(II)で第2の搬送ユニット(6)上に保持された素材に対して測定ステップ及び/又は加工ステップを実施するステップと、
    前記第1の搬送ユニット(6)を前記第2のステーション(II)に及び/又は前記第2の搬送ユニット(7)を前記第1のステーション(III)に位置決めするために、該搬送ユニット(6、7)が、該第1及び第2のステーション(III、II)が配置された機械平面(ME)に対して横断方向の第2の空間方向(y)に移動して離間し、かつこの機械平面(ME)と平行に移動されるように、該第1の搬送ユニット(6)を追い越して該第2の搬送ユニット(7)を移動するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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