JP2020504082A5 - - Google Patents

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図1は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIとともに又は組み換えFVIIIなしでrD’D3−FP又はrD’D3−Hisを皮下又は静脈内投与した後の、切断型フォン・ヴィルブランド因子(VWF)を含む組み換えポリペプチド(本明細書以後では:組み換えポリペプチドとも)のレベルを示す。rD’D3−FPをそのアルブミン成分を介して定量し、そしてrD’D3−Hisデータを等モル濃度に計算した。データを時点あたりn=1〜4匹のマウスの平均±SDとして示す。実線は皮下(s.c.)処置を表し、そして点線は静脈内(i.v.)処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図2は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIとともに又は組み換えFVIIIなしでrD’D3−FP又はrD’D3−Hisを皮下投与した後の組み換えポリペプチド血漿レベルの最大濃度及びAUCを示す。rD’D3−FPをそのアルブミン成分を介して定量し、そしてrD’D3−Hisデータを等モル濃度で計算した。データを時点あたりn=1〜4匹のマウスについての平均±SDとして示す。Cmax及びAUC0−infの見積もりを2コンパートメント吸収モデリングにより行った; 図3は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIとともに又は組み換えFVIIIなしでrD’D3−FP又はrD’D3−Hisを皮下投与した後のrD’D3−FP又はrD’D3−Hisのバイオアベイラビリティを示す。rD’D3−FPをそのアルブミン成分を介して定量し、そしてrD’D3−Hisデータを等モル濃度に計算した。データを時点あたりn=1〜4匹のマウスから計算された平均AUC0−infから計算した。AUC0−infの見積もりを2コンパートメント吸収モデリングにより行った。rFVIIIを用いるか又は用いずに様々な用量でrD’D3−FPを使用した3つの異なるi.v.群についてrD’D3−FPの場合、バイオアベイラビリティを、i.v.投与と比較してs.c.投与後のAUC0−infのパーセンテージとして計算した; 図4は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIを用いるか又は用いないrD’D3−FP又はrD’D3−Hisの皮下又は静脈内投与後のFVIII活性血漿レベルを示す。FVIIIを発色FVIII活性として定量した。データを時点あたりn=2〜3匹のマウスについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す;略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図5は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIを用いるか又は用いないrD’D3−FP又はrD’D3−Hisの皮下投与後のFVIII活性血漿レベルの最大濃度及びAUCを示す。FVIIIを発色FVIII活性として定量した。データを時点あたりn=2〜3匹のマウスについての平均±SDとして示す。Cmax及びAUC0−infの見積もりを2コンパートメント−吸収モデリングにより行った; 図6は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIを用いたrD’D3−FP又はrD’D3−Hisの皮下投与後の発色FVIII活性のバイオアベイラビリティを示す。時点あたりn=2〜3匹のマウスから計算された平均AUC0−infからデータを計算した。AUC0−infの見積もりを2コンパートメント−吸収モデリングにより行った。バイオアベイラビリティを、rFVIIIを用いるか又は用いずに異なる用量でrD’D3−FPを使用して2つの異なるi.v.群についてrD’D3−FPの場合に、i.v.投与と比較してs.c.投与後のAUC0−infのパーセンテージとして計算した。FVIII用量及び選択されたrD’D3−FP用量をグラフに数値として示す; 図7は、ブタにおける組み換えFVIIIを用いるか又は用いないrD’D3−FPの皮下又は静脈内投与後の組み換えポリペプチド血漿レベルを示す。rD’D3−FPをそのアルブミン成分を介して定量した。データを時点あたりn=1〜3匹のブタについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図8は、ブタにおける組み換えFVIIIを用いるか用いないrD’D3−FPの皮下又は静脈内投与後のFVIII活性血漿レベルを示す。FVIIIを発色FVIII活性として定量した。データを時点あたりn=1〜3匹のブタについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図9は、FVIII koマウスにおける様々な組み換えFVIII又は血漿由来のFVIIIを用いるか又は用いないrD’D3−FPの皮下又は静脈内投与後の組み換えポリペプチド血漿レベルを示す。rD’D3−FPをそのアルブミン成分を介して定量した。データを時点あたりn=2〜3匹のマウスについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図10は、FVIII koマウスにおける様々な組み換えFVIII又は血漿由来のFVIIIを用いるか又は用いないrD’D3−FPの皮下又は静脈内投与後のFVIII活性血漿レベルを示す(図10A Beriate(R)、図10B Advate(R)及び図10C ReFacto AF(R))。FVIIIを発色FVIII活性として定量した。データを時点あたりn=2〜3匹のマウスについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内; 図10−1の続き。 図11は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIを用いたrD’D3−FP EYA又はrD’D3−CTPの皮下又は静脈内投与後の組み換えポリペプチド血漿レベルを示す。rD’D3−FP EYAをそのアルブミン成分を介して定量し、そしてrD’D3−CTPをそのD’D3成分を介して定量した。データを時点あたりn=3匹のマウスの平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内;及び 図12は、FVIII koマウスにおける組み換えFVIIIを用いたrD’D3−FP EYA又はrD’D3−CTPの皮下又は静脈内投与後のFVIII活性血漿レベルを示す。FVIIIを発色FVIII活性として定量した。データを時点あたりn=3匹のマウスについての平均±SDとして示す。実線はs.c.処置を表し、そして点線はi.v.処置を表す。略語:s.c.:皮下;i.v.:静脈内。

Claims (30)

  1. 血液凝固障害の処置又は予防における使用のための、切断型フォン・ヴィルブランド因子(VWF)を含む組み換えポリペプチドを含む医薬組成物であって、該処置又は予防は、血液凝固障害を有する被験体に組み換えポリペプチド及び第VIII因子タンパク質(FVIII)を血管外投与することを含み、ここで該組み換えポリペプチドは該FVIIIに結合することができ、そしてここで投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比は50より大きい、上記医薬組成物。
  2. 血液凝固障害の処置又は予防における使用のための、切断型フォン・ヴィルブランド因子(VWF)を含む組み換えポリペプチドを含む医薬組成物であって、該処置又は予防は、血液凝固障害を有する被験体に血管外に組み換えポリペプチドを、及び第VIII因子タンパク質(FVIII)を投与することを含み、ここで該組み換えポリペプチドは該FVIIIに結合することができ、そしてここで投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比は50より大きい、上記医薬組成物。
  3. 上記ポリペプチドは、半減期延長部分(HLEM)を含む、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
  4. 被験体はヒト被験体である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  5. ポリペプチドはダイマーとして存在するか、又は高比率のダイマーを少なくとも有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  6. ダイマーポリペプチドは、1nM未満、好ましくは500pM未満、200pM未満、100pM未満、90pM未満又は80pM未満の解離定数Kにより特徴づけられるFVIII結合親和性を有する、請求項5に記載の医薬組成物。
  7. ポリペプチドは、皮下、皮内又は筋肉内のいずれかに投与される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  8. 切断型VWFは、配列番号4のアミノ酸776〜805に対して少なくとも90%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、好ましくは配列番号4のアミノ酸764〜1242に対して少なくとも90%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  9. 切断型VWFは、(a)配列番号4のアミノ酸764〜1242、(b)配列番号4のアミノ酸764〜1242に対して少なくとも90%の配列同一性を有するアミノ酸配列、又は(c) (a)若しくは(b)のフラグメントのいずれかからなる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  10. HLEMは、切断型VWFに融合された異種アミノ酸配列である、請求項3〜9のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  11. 上記異種アミノ酸配列は、アルブミン又はそのフラグメント、トランスフェリン又はそのフラグメント、ヒト絨毛性ゴナドトロピンのC末端ペプチド、XTEN配列、ホモ−アミノ酸反復(HAP)、プロリン−アラニン−セリン反復(PAS)、アファミン、アルファ−フェトプロテイン、ビタミンD結合タンパク質、アルブミン又は免疫グロブリン定常領域に生理条件下で結合することができるポリペプチド、新生児型Fc受容体(FcRn)、特に免疫グロブリン定常領域及びその部分、好ましくは免疫グロブリンのFc部分に結合することができるポリペプチド、並びにそれらの組み合わせからなる群より選択されるポリペプチドを含むか又は該ポリペプチドからなる、請求項10に記載の医薬組成物。
  12. HLEMが組み換えポリペプチドに結合されている、請求項3〜9のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  13. 上記HLEMは、ヒドロキシエチルデンプン(HES)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリシアル酸(PSA)、エラスチン様ポリペプチド、ヘパロサンポリマー、ヒアルロン酸及びアルブミン結合リガンド、例えば脂肪酸鎖、並びにそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 投与されたFVIIIの平均滞留時間(MRT)は、組み換えポリペプチドの同時投与により、参照処置と比較して好ましくは少なくとも1.5倍、少なくとも2倍、少なくとも3倍、少なくとも4倍、又は少なくとも5倍増加し、ここで該参照処置は、投与しようとする組み換えポリペプチドがHLEMを含まないこと以外は、かつ/又は投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比が50未満であること以外は、上記処置と同じである、請求項3〜13のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  15. 投与された組み換えポリペプチドの平均滞留時間(MRT)は、参照処置と比較して好ましくは少なくとも1.5倍、少なくとも2倍、又は少なくとも3倍増加し、ここで該参照処置は、投与しようとする組み換えポリペプチドがHLEMを含まないこと以外は、かつ/又は投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比が50未満であること以外は、上記処置と同じである、請求項3〜14のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  16. 投与されたFVIIIの終末期半減期は、組み換えポリペプチドの同時投与により、参照処置と比較して好ましくは少なくとも1.2倍、少なくとも1.5倍、少なくとも2倍、少なくとも2.5倍又は少なくとも3倍増加し、ここで該参照処置は、投与しようとする組み換えポリペプチドがHLEMを含まないこと以外は、かつ/又は投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比が50未満であること以外は、上記処置と同じである、請求項3〜15のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  17. HLEMを有する上記ポリペプチドと同時投与されたFVIIIの1%トラフレベルに達する期間は、参照処置と比較して延長されており、ここで該参照処置は、FVIIIが該HLEMを有していない組み換えポリペプチドとともに投与されること以外は上記処置と同じである、請求項3〜16のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  18. ポリペプチドの血漿半減期は、内在性VWFの血漿半減期と比較して、かつ/又は正常ヒト血漿(NHP)のVWFの血漿半減期と比較して増加しており、ここでポリペプチドの血漿半減期は、内在性VWFよりも、かつ/又は正常ヒト血漿(NHP)のVWFの血漿半減期と比較して、好ましくは少なくとも100%、少なくとも200%又は好ましくは400%高い、請求項1〜17のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  19. 血液凝固障害が血友病A又はフォン・ヴィルブランド病である、請求項1〜18のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  20. 組み換えポリペプチド及びFVIIIタンパク質の同時投与は、(i)組み換えポリペプチド及びFVIIIタンパク質を含む単一の組成物で一緒に投与することにより、又は(ii)それぞれ別々の組成物で提供される組み換えポリペプチド(第一の化合物)及びFVIIIタンパク質(第二の化合物)を投与すること[ここで第一の化合物は第二の化合物の前に、後に、又は同時に投与される]のいずれかにより達成される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  21. FVIIIは血漿由来のタンパク質又は組み換えFVIIIタンパク質である、請求項1〜20のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  22. FVIIIは血管外に投与され、そしてここで組み換えポリペプチドと同時投与された後の投与されたFVIIIのバイオアベイラビリティは、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも5%、好ましくは少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%又は少なくとも40%である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  23. 組み換えポリペプチドのバイオアベイラビリティは、少なくとも30%、好ましくは少なくとも35%、より好ましくは少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、又は少なくとも80%である、請求項1〜22のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  24. 同時投与されたFVIIIタンパク質の投薬量は、2500IU/kg、1500IU/kg、1000IU/kg、600IU/kg、500IU/kg又は400IU/kgを超えない、請求項1〜23のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  25. 上記組み換えポリペプチドのFVIIIとの同時投与後に、FVIIIについての最大濃度(Cmax)は、少なくとも10mIU/mL、少なくとも25mIU/mL、少なくとも50mIU/mL、少なくとも100mIU/mL、少なくとも200mIU/mL、少なくとも300mIU/mL又は少なくとも400mIU/mLのFVIII活性、好ましくは発色FVIII活性である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  26. 上記組み換えポリペプチドのFVIIIとの同時投与後に、組み換えポリペプチドについてのクリアランス(CL)値は、参照処置と比較して、少なくとも2分の1、少なくとも5分の1又は少なくとも10分の1に減少し、ここで該参照処置は、投与しようとする組み換えポリペプチドがHLEMを含まないこと以外は、かつ/又は投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比が50未満であること以外は、上記処置と同じである、請求項3〜25のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  27. 上記組み換えポリペプチドのFVIIIとの同時投与後に、投与されたFVIIIのクリアランス(CL)値は、参照処置と比較して、好ましくは少なくとも1.5分の1、少なくとも2分の1、少なくとも3分の1、少なくとも5分の1、少なくとも7.5分の1又は少なくとも10分の1に減少し、ここで該参照処置は、投与しようとする組み換えポリペプチドがHLEMを含まないこと以外は、かつ/又は投与しようとする組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比が50未満であること以外は上記処置と同じである、請求項3〜26のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  28. 組み換えポリペプチドの投与しようとするFVIIIに対するモル比は、少なくとも75、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも300、少なくとも400、少なくとも500又は少なくとも1000である、請求項1〜27のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  29. 請求項1〜28のいずれか1項において定義された血液凝固障害の処置又は予防における使用のための医薬組成物であって、該組成物は、
    (i)請求項1〜28のいずれか1項に記載の切断型フォン・ヴィルブランド因子(VWF)を含む組み換えポリペプチド、及び
    (ii)第VIII因子タンパク質(FVIII)
    を含み;
    ここで医薬組成物内のFVIIIタンパク質に対する組み換えポリペプチドのモル比は50より大きく、そして該組み換えポリペプチドは、該FVIIIに結合することができ、該処置は、血液凝固障害に罹患している被験体に医薬組成物を血管外に投与することを含み、そして
    該医薬組成物は血管外同時投与用に処方される、上記医薬組成物。
  30. (i)第VIII因子(FVIII)タンパク質を含む第一の組成物、及び(ii)請求項1〜28のいずれか1項に記載の使用のために提供される切断型フォン・ヴィルブランド因子(VWF)を含む組み換えポリペプチドを含む第二の組成物を含む、血液凝固障害の処置又は予防における使用のための医薬キット。
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