JP2020204444A - 外気処理装置 - Google Patents

外気処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020204444A
JP2020204444A JP2019113693A JP2019113693A JP2020204444A JP 2020204444 A JP2020204444 A JP 2020204444A JP 2019113693 A JP2019113693 A JP 2019113693A JP 2019113693 A JP2019113693 A JP 2019113693A JP 2020204444 A JP2020204444 A JP 2020204444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
tapered portion
tapered
air treatment
treatment device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019113693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7053534B2 (ja
Inventor
浩之 袴田
Hiroyuki Hakamada
浩之 袴田
文彦 曽根
Fumihiko Sone
文彦 曽根
晋也 大石
Shinya Oishi
晋也 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019113693A priority Critical patent/JP7053534B2/ja
Publication of JP2020204444A publication Critical patent/JP2020204444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7053534B2 publication Critical patent/JP7053534B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【課題】流路とフィルターとの間の気密性を確保することができる外気処理装置を得ること。【解決手段】外気処理装置は、第1のテーパ部31と、第2のテーパ部32とを有する枠部10aと、網部10bと、を有するフィルター10と、第1面に開口が形成されるとともに、第1のテーパ部31が嵌まる差込部が形成された収容部と、開口を塞ぐとともに、第2のテーパ部32が嵌まる押え部が形成された蓋部と、収容部と第1のテーパ部31との間に挟み込まれる第1の弾性部と、押え部と第2のテーパ部32との間に挟み込まれる第2の弾性部と、を備える。フィルター10は、第1のテーパ部31と第2のテーパ部32との接続部分において第1のテーパ部31のほうが第2のテーパ部32よりも幅が広く、第1のテーパ部31と第2のテーパ部32とを接続させる接続部33を有する。蓋部は、開口を塞いだ状態で接続部33に当接する。【選択図】図14

Description

本発明は、給気の空気清浄を行う外気処理装置に関する。
建築物の気密性向上による換気の必要性が高まり、住宅では24時間換気システムの設置が義務化されている。また、近年、PM2.5に代表される微小粒子状物質の飛来およびスギ、ヒノキなどの花粉の飛来の影響によって、外気を屋内に給気する際に微小粒子状物質および花粉を除去する必要性が求められている。また、給気では外気と共に虫等が吸い込まれる可能性がある。そのため、室内に給気される外気から虫等を除去して、屋内への虫の侵入を防止することも求められている。
微小粒子状物質および虫等を除去する方法の一つとして、換気装置の前段に外気処理装置を設置する場合がある。外気処理装置では、特許文献1に開示されているように、虫等の除去を目的としたネット状のフィルターが搭載されたり、微小粒子状物質の除去を目的としたフィルターまたは電気集塵装置が搭載されたりする。
特許第4670441号公報
しかしながら、フィルターが設置された流路と、フィルターとの間の気密性が不十分であると、流路とフィルターとの間を通して虫等が室内に侵入してしまう場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、流路とフィルターとの間の気密性を確保することができる外気処理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる第1のテーパ部と、第1の方向の反対方向である第2の方向に向かうにしたがって幅が狭くなるとともに第1のテーパ部に対して第2の方向側に設けられた第2のテーパ部とを有する枠部と、枠部の内側に設けられた網部と、を有するフィルターと、第1面に開口が形成されるとともに、第1の方向に沿ってフィルターが差し込まれて第1のテーパ部が嵌まる差込部が形成された収容部と、開口を塞ぐとともに、第2のテーパ部が嵌まる押え部が形成された蓋部と、収容部と第1のテーパ部との間に挟み込まれる第1の弾性部と、押え部と第2のテーパ部との間に挟み込まれる第2の弾性部と、を備える。フィルターは、第1のテーパ部と第2のテーパ部との接続部分において第1のテーパ部のほうが第2のテーパ部よりも幅が広く、接続部分で第1のテーパ部と第2のテーパ部とを接続させる接続部を有する。蓋部は、開口を塞いだ状態で接続部に当接する。
本発明にかかる外気処理装置によれば、流路とフィルターとの間の気密性を確保することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる外気処理装置を用いた換気システムの概略構成を示した断面図 実施の形態1にかかる外気処理装置を蓋部側から見た斜視図 実施の形態1にかかる外気処理装置を開口側から見た斜視図であって、蓋部を外した状態を示す図 実施の形態1にかかる外気処理装置の他の設置状態を示した図 実施の形態1にかかる外気処理装置の断面図 実施の形態1におけるダクト接続部の斜視図 実施の形態1における収容部の斜視図 実施の形態1におけるダクト接続部固定部品の斜視図 実施の形態1におけるダクト接続部固定部品の断面図 実施の形態1における収容部の断面図 実施の形態1における蓋部の斜視図 実施の形態1における蓋部の断面図 実施の形態1におけるフィルターを上流側から見た斜視図 実施の形態1におけるフィルターの正面図 実施の形態1におけるフィルターを下流側から見た斜視図 図1に示すXVI−XVI線に沿った断面図であって、開口を上方に向けて外気処理装置を設置した状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる外気処理装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる外気処理装置を用いた換気システムの概略構成を示した断面図である。換気システム20は、屋外給気口1と、屋内給気口12と、外気処理装置5と、換気装置21と、ダクト3とを備える。屋外給気口1は、建物の外壁2に取り付けられている。屋内給気口12は、屋内の天井4に取り付けられている。ダクト3は、屋外給気口1と屋内給気口12とに接続された筒状の部材であり、屋外と室内空間とを連通させる。外気処理装置5と換気装置21は、ダクト3の間に接続される。屋外側から外気処理装置5、換気装置21の順で並べて配置される。換気装置21が運転されると、屋外給気口1から屋内給気口12に向けた気流が発生し、屋外給気口1に取り込まれた外気8が屋内給気口12から屋内に給気される。屋内に給気される外気8は、外気処理装置5、換気装置21の順に通過する。
外気処理装置5は、屋外給気口1を通して外気8とともに取りこまれる微小粒子および虫等を除去する。微小粒子は、例えばPM2.5または花粉等である。次に、外気処理装置5の詳細な構成について説明する。
外気処理装置5には、虫等の捕集を目的としたネットフィルター10と、微小粒子状物質の除去を目的としたプリーツ状のプリーツフィルター11が搭載されている。ネットフィルター10、プリーツフィルター11によって外気8は清浄化されて、清浄空気9となって屋内給気口12から室内空間に供給される。
図2は、実施の形態1にかかる外気処理装置を蓋部側から見た斜視図である。図3は、実施の形態1にかかる外気処理装置を開口側から見た斜視図であって、蓋部を外した状態を示す図である。外気処理装置5は、収容部5aを備える。収容部5aは、第1面5hに開口5iが形成された箱体である。
図1に戻って、外気処理装置5は、天井4の上に設置される場合には、収容部5aの第1面5hを下方に向けた姿勢で設置される。外気処理装置5は、アンカーボルトなどで天井4の上に吊下げて設置される。収容部5aの鉛直下方の天井4には、製品のメンテンナンスを可能とするために開閉可能な点検口4aが設置される。
図4は、実施の形態1にかかる外気処理装置の他の設置状態を示した図である。図4に示すように、野縁14へ木ねじにて製品を固定して外気処理装置5を天井4の上に設置してもよい。外気処理装置5が天井の上に設置される場合には、点検口4aの代わりに意匠パネル13が収容部5aの開口5iに取付けられる場合もある。
外気処理装置5は、床下に設置される場合もある。外気処理装置5が床下に設置された場合には、床面に設けられた点検口を通してメンテナンスを行う必要がある。そのため、外気処理装置5が床下に設置される場合には、収容部5aの第1面5hを鉛直上方に向けた姿勢で外気処理装置5が設置される。これにより、床面に形成された点検口を通して、第1面5hに形成された開口5iに容易にアクセスすることが可能となり、メンテナンス性が向上する。
図2および図3に示すように、収容部5aには、外気8が取り込まれるダクト3が接続される屋外側ダクト接続部7aが設けられている。収容部5aには、ネットフィルター10およびプリーツフィルター11によって清浄化された清浄空気9が通過するダクト3が接続される屋内側ダクト接続部7bが設けられている。以下の説明において、屋外側ダクト接続部7aと屋内側ダクト接続部7bとを区別せずにダクト接続部7とも称する。
外気処理装置5は、ダクト接続部7を固定するための固定部となるダクト接続部固定部品5cを備える。外気処理装置5は、収容部5aの開口5iを塞いで、取外し可能とされた蓋部6を備える。収容部5aと蓋部6とに囲まれた空間は、外気8または清浄空気9が通過する流路となる。収容部5aおよび蓋部6は、取り込んだ外気8が低温で屋内が高温時に結露する懸念があるため、断熱性能が高い発泡スチロール製となっている。
ダクト接続部7は、ダクト3と接続するための強度が必要なため、樹脂成型品となっている。蓋部6は、収容部5aに設けられた本体カバー固定部品5eを回転することで、収容部5aへの固定と、収容部5aからの取外しとを行うことができる。
図5は、実施の形態1にかかる外気処理装置の断面図である。図6は、実施の形態1におけるダクト接続部の斜視図である。図7は、実施の形態1における収容部の斜視図である。図8は、実施の形態1におけるダクト接続部固定部品の斜視図である。図9は、実施の形態1におけるダクト接続部固定部品の断面図である。
図6に示すように、ダクト接続部7は、筒状の筒状部7dと、筒状部7dの一端部に形成されたフランジ部7cとを有する。フランジ部7cは、筒状部7dの中心軸に沿って見ると円環形状となっている。
図5に示すように、ダクト接続部7は、収容部5aのうち第1面5hとは異なるダクト接続面5jに取り付けられる。図7に示すように、収容部5aのダクト接続面5jには、ダクト接続部7の筒状部7dに接する受け面5kが形成されている。ダクト接続部7は、受け面5kとダクト接続部固定部品5cとに挟み込まれて固定される。
受け面5kには、ダクト接続部7のフランジ部7cの一部が差し込まれる差し込み受部となるダクト接続部嵌合用溝5bが形成されている。また、図9に示すように、ダクト接続部固定部品5cにも、ダクト接続部7のフランジ部7cのうちダクト接続部嵌合用溝5bに差し込まれていない部分が差し込まれるダクト接続部嵌合用溝5dが形成されている。
受け面5kとダクト接続部固定部品5cとにダクト接続部7が挟み込まれた状態で、フランジ部7cがダクト接続部嵌合用溝5bとダクト接続部嵌合用溝5dとに差し込まれることで、ダクト接続部7の抜け落ちが防がれる。なお、本実施の形態1では、フランジ部7cのうち半円部分がダクト接続部嵌合用溝5bに差し込まれ、残りの半円部分がダクト接続部嵌合用溝5dに差し込まれている。収容部5aとダクト接続部固定部品5cの合わせ部はクッションにて気密が確保される。
換気システム20では、取り込んだ外気8の湿度が高い場合がある。湿度が高い外気8が外気処理装置5内に流入した場合には凝縮水が発生する場合がある。外気処理装置5には、凝縮水が室内に漏れることを防ぐために凝縮水を保水できる構造が必要である。
図10は、実施の形態1における収容部の断面図である。図10に示すように、開口5iを上方に向けた場合に底面となる面、すなわち収容部5aの内側面のうち開口5iと対向する第1の対向面5fよりも、開口5i側にずらして受け面5kを形成することで、第1の対向面5f上に凝縮水を保水可能な第1の水受部である保水部5gが形成される。収容部5aは、発泡スチロール製であるため水を通しにくく、凝縮水の漏れを防ぐことができる。開口5iを上方に向けて外気処理装置5を設置した場合、すなわち床下に設置した場合に、凝縮水の漏れを防ぐことができる。
図11は、実施の形態1における蓋部の斜視図である。図12は、実施の形態1における蓋部の断面図である。図11では、収容部5aの第1の対向面5fと対向する第2の対向面6d側から見た蓋部6の斜視図を示している。
図11および図12に示すように、蓋部6の第2の対向面6dの周囲には、第1の対向面5fに向けて突出するリブ6aが設けられている。蓋部6の第2の対向面6dには、リブ6aに囲まれた第2の水受部である保水部6bが形成される。蓋部6は、発泡スチロール製であるため水を通しにくく、凝縮水の漏れを防ぐことができる。開口5iを下方に向けて外気処理装置5を設置した場合、すなわち天井4の上に設置した場合に、凝縮水の漏れを防ぐことができる。なお、リブ6aの高さは、想定される凝縮水を十分に溜めることができる高さとする。
このように、外気処理装置5を天井4の上に設置した場合には、蓋部6で凝縮水を保水し、外気処理装置5を床下に設置した場合には、収容部5aで凝縮水を保水できるので、外気処理装置5の設置場所に関わらず、凝縮水の漏れを防ぐことができる。
図13は、実施の形態1におけるフィルターを上流側から見た斜視図である。図14は、実施の形態1におけるフィルターの正面図である。図15は、実施の形態1におけるフィルターを下流側から見た斜視図である。図16は、図1に示すXVI−XVI線に沿った断面図であって、開口を上方に向けて外気処理装置を設置した状態を示す図である。なお、上流、下流といった場合には、屋外給気口1から屋内給気口12に向かう外気の流れ方向における上流、下流を示す。
プリーツフィルター11よりも上流側に設けられるフィルターであるネットフィルター10は、樹脂成型品の枠部10aと、枠部10aの内側に設けられた網部10bを有する。ネットフィルター10は、インサート成型により製造される。網部10bは、側方かつ収容部5a内での外気8の流れ方向と垂直な方向から見た場合に、下流方向側に凸となる形状で設けられている。より具体的には、側方かつ収容部5a内での外気8の流れ方向と垂直な方向から見た場合に台形形状となっている。この形状によって、網部10bの面積を広くすることができ、圧力損失の低減を図ることができる。以下の説明において、側方かつ収容部5a内での外気8の流れ方向と垂直な方向から見ることを、単に側面視と称する。
枠部10aには、収容部5aにネットフィルター10が収容された状態で、第1の対向面5f側となる部分と、第2の対向面6d側となる部分に、網部10bから落下した虫を受ける受部10cが形成されている。第1の対向面5f側となる部分と、第2の対向面6d側となる部分の両方に受部10cが形成されているので、外気処理装置5の設置場所に関わらず、虫等が第1の対向面5fまたは第2の対向面6dに落下するのを防ぐことができる。
図14に示すように、枠部10aは、収容部5aに収容された状態で第1の対向面5fに向かう方向である第1の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる第1のテーパ部31を有する。枠部10aは、第1の方向と反対方向である第2の方向、すなわち、収容部5aに収容された状態で第2の対向面6dの方向に向かうにしたがって幅が狭くなる第2のテーパ部32を有する。第2のテーパ部32は、第1のテーパ部31に対して第2の方向側に設けられる。
第1のテーパ部31と第2のテーパ部32との接続部分では、第1のテーパ部31のほうが第2のテーパ部32の幅よりも広くなっている。枠部10aは、第1のテーパ部31と第2のテーパ部32とを接続させる接続部33を有する。枠部10aは、接続部33部分で一部の角部に段差を有する六角形形状となる。枠部10aには、外周の全周に渡って外側に向けて突出する気密リブ10eが形成されている。
図7および図16に示すように、収容部5aには、第1の方向に沿って枠部10aが差し込まれて第1のテーパ部31が嵌まる差込部34が形成されている。差込部34も、第1のテーパ部31と同様に、第1の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる。
差込部34には、第1のテーパ部31との間に挟み込まれる第1の弾性部41が設けられている。第1の弾性部41は、弾性力を有して差込部34と第1のテーパ部31とに押し潰されて、差込部34と第1のテーパ部31に密着すればよく、例えばゴムまたはスポンジである。なお、枠部10aに形成された気密リブ10eは、第1の弾性部41に当接する。
図11および図16に示すように、蓋部6には、収容部5aの開口5iを塞いだ状態で、第2のテーパ部32が嵌まる押え部35が形成されている。押え部35も、第2のテーパ部32と同様に、第2の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる。蓋部6には、収容部5aの開口5iを塞いだ状態で、ネットフィルター10の接続部33に当接する当接部6cが形成されている。
押え部35には、第2のテーパ部32との間に挟み込まれる第2の弾性部42が設けられている。第2の弾性部42は、弾性力を有して押え部35と第2のテーパ部32とに押し潰されて、押え部35と第2のテーパ部32とに密着すればよく、例えばゴムまたはスポンジである。なお、枠部10aに形成された気密リブ10eは、第2の弾性部42に当接する。
ネットフィルター10は、第1のテーパ部31の幅の狭い方から収容部5aに挿入できるので、メンテナンス時のネットフィルター10の挿入性の向上を図ることができる。
また、蓋部6に形成された当接部6cが、ネットフィルター10の接続部33に当接するので、枠部10aが第1の方向に押し付けられて、第1のテーパ部31と差込部34との間で第1の弾性部41が押し潰される。したがって、収容部5aの開口5iを蓋部6で塞ぐだけで、第1のテーパ部31と差込部34との間の気密性の向上が図られる。また、枠部10aの外周面に形成された気密リブ10eが第1の弾性部41に食い込むことで、気密性のより一層の向上が図られる。また、収容部5aおよび枠部10aの寸法誤差は、第1の弾性部41の変形量によって吸収できるので、収容部5aおよび枠部10aの寸法誤差によらず安定して機密性の向上を図ることができる。
また、収容部5aの開口5iを蓋部6で塞ぐ際には、ネットフィルター10の第2のテーパ部32の幅の狭い方から押え部35に嵌るので、蓋部6の一部が枠部10aに引っ掛かりにくい。したがって、収容部5aの開口5iを蓋部6で塞ぐ際の作業性が向上する。また、第2の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる押え部35の形状に合わせて、ネットフィルター10に第2のテーパ部32が形成されているので、押え部35の間の領域に入り込む大きさで網部10bを形成しても、押え部35とネットフィルター10との間で気密性が低下することがない。これにより、網部10bの領域の面積、すなわち空気の通過可能な領域の面積を確保することができ、圧力損失の抑制を図ることができる。
また、第2の弾性部42が、押え部35と第2のテーパ部32とに押し潰されるため、押え部35と第2のテーパ部32との間の気密性の向上が図られる。また、枠部10aの外周面に形成された気密リブ10eが第2の弾性部42に食い込むことで、気密性のより一層の向上が図られる。また、蓋部6および枠部10aの寸法誤差は、第1の弾性部41の変形量によって吸収できるので、蓋部6および枠部10aの寸法誤差によらず安定して機密性の向上を図ることができる。
また、収容部5aと蓋部6のそれぞれに保水部5g,6bが形成されているので、外気処理装置5を天井4の上に設置した場合、および床下に設置した場合のどちらの場合であっても、発生した凝縮水を保水部5g,6bに溜めて、外部に漏れるのを防ぐことができる。
本実施の形態の換気装置21は、屋内に取入れる空気と屋外へ排出される空気の熱交換を行う全熱交換器付の換気装置21も含まれる。また、換気システム20の構成において前記構成とは順序を変更し換気装置21を上流側、外気処理装置5を下流側に設置しても良い。
なお、微小粒子状物質の除去方法は、プリーツ状のプリーツフィルター11だけではなく、電気集塵装置やその他物理的に除去可能なフィルターの構成でも良い。電気集塵装置は、微小粒子状物質に電荷を与える荷電部と荷電した微小粒子状物質を集塵する集塵部からなり、荷電部により荷電された微小粒子状物質は、クーロン力により集塵部で捕捉される。
また、ネットフィルター10の網部10bの側面視における形状は、台形形状に限らず正方形形状または長方形形状であってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 屋外給気口、2 外壁、3 ダクト、4 天井、4a 点検口、5 外気処理装置、5a 収容部、5b,5d ダクト接続部嵌合用溝、5c ダクト接続部固定部品、5e 本体カバー固定部品、5f 第1の対向面、5g 保水部、5h 第1面、5i 開口、5j ダクト接続面、5k 受け面、6 蓋部、6a リブ、6b 保水部、6c 当接部、6d 第2の対向面、7 ダクト接続部、7a 屋外側ダクト接続部、7b 屋内側ダクト接続部、7c フランジ部、7d 筒状部、8 外気、9 清浄空気、10 ネットフィルター、10a 枠部、10b 網部、10c 受部、10e 気密リブ、11 プリーツフィルター、12 屋内給気口、13 意匠パネル、14 野縁、20 換気システム、21 換気装置、31 第1のテーパ部、32 第2のテーパ部、33 接続部、34 差込部、35 押え部、41 第1の弾性部、42 第2の弾性部。

Claims (3)

  1. 第1の方向に向かうにしたがって幅が狭くなる第1のテーパ部と、前記第1の方向の反対方向である第2の方向に向かうにしたがって幅が狭くなるとともに前記第1のテーパ部に対して前記第2の方向側に設けられた第2のテーパ部とを有する枠部と、前記枠部の内側に設けられた網部と、を有するフィルターと、
    第1面に開口が形成されるとともに、前記第1の方向に沿って前記フィルターが差し込まれて前記第1のテーパ部が嵌まる差込部が形成された収容部と、
    前記開口を塞ぐとともに、前記第2のテーパ部が嵌まる押え部が形成された蓋部と、
    前記収容部と前記第1のテーパ部との間に挟み込まれる第1の弾性部と、
    前記押え部と前記第2のテーパ部との間に挟み込まれる第2の弾性部と、を備え、
    前記フィルターは、前記第1のテーパ部と前記第2のテーパ部との接続部分において前記第1のテーパ部のほうが前記第2のテーパ部よりも幅が広く、前記接続部分で前記第1のテーパ部と前記第2のテーパ部とを接続させる接続部を有し、
    前記蓋部は、前記開口を塞いだ状態で前記接続部に当接することを特徴とする外気処理装置。
  2. 前記枠部の外周面には、前記収容部または前記押え部に向けて突出するリブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の外気処理装置。
  3. 前記網部は、前記第1の方向と垂直に見た場合に前記枠部から一方側に凸となる形状で設けられ、
    前記枠部は、前記網部から落下した虫を受ける受け部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の外気処理装置。
JP2019113693A 2019-06-19 2019-06-19 外気処理装置 Active JP7053534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019113693A JP7053534B2 (ja) 2019-06-19 2019-06-19 外気処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019113693A JP7053534B2 (ja) 2019-06-19 2019-06-19 外気処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020204444A true JP2020204444A (ja) 2020-12-24
JP7053534B2 JP7053534B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=73838566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019113693A Active JP7053534B2 (ja) 2019-06-19 2019-06-19 外気処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7053534B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243457Y2 (ja) * 1986-09-17 1990-11-19
JPH0570620U (ja) * 1992-02-28 1993-09-24 株式会社土屋製作所 角型エアクリーナ
JPH0731121U (ja) * 1993-11-19 1995-06-13 日本バイリーン株式会社 ユニット型フィルタ
JPH11137937A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Denso Corp エアクリーナ
JP2006292253A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
WO2012153841A1 (ja) * 2011-05-11 2012-11-15 株式会社ニコン フィルタボックス、フィルタ装置、及び露光装置
JP2013223816A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Mitsubishi Electric Corp フィルター枠及びそれを備えた換気装置
JP2019002664A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 東日本旅客鉄道株式会社 換気ダクト用の防虫装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243457Y2 (ja) * 1986-09-17 1990-11-19
JPH0570620U (ja) * 1992-02-28 1993-09-24 株式会社土屋製作所 角型エアクリーナ
JPH0731121U (ja) * 1993-11-19 1995-06-13 日本バイリーン株式会社 ユニット型フィルタ
JPH11137937A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Denso Corp エアクリーナ
JP2006292253A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
WO2012153841A1 (ja) * 2011-05-11 2012-11-15 株式会社ニコン フィルタボックス、フィルタ装置、及び露光装置
JP2013223816A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Mitsubishi Electric Corp フィルター枠及びそれを備えた換気装置
JP2019002664A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 東日本旅客鉄道株式会社 換気ダクト用の防虫装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7053534B2 (ja) 2022-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018293203A1 (en) Air-conditioning device having dust removing function
US10363508B2 (en) Filter housing
CN101678263A (zh) 空气过滤器
KR20200111206A (ko) 집진 박스 및 로봇 청소기
JPH11226331A (ja) 空気調和装置の室内機
JPWO2010095237A1 (ja) 熱交換換気装置
CN109319305A (zh) 一种通讯器材用无尘存放装置及其使用方法
JP4670441B2 (ja) 換気装置
JP2020204445A (ja) 外気処理装置
JP6142503B2 (ja) 換気装置
JP2007212073A (ja) 換気装置
JP7053534B2 (ja) 外気処理装置
JP4867271B2 (ja) ダクトファン
JP4720263B2 (ja) 換気装置
JP2012163234A (ja) 換気装置
JP4950347B1 (ja) 空調システム
WO2015158126A1 (zh) 机车复合冷却器空气过滤装置
JP5467333B2 (ja) 給気フィルター装置
JP2010038387A (ja) 換気装置
JP2021156448A (ja) 熱交換型換気装置
CN208222680U (zh) 一种用于无尘室的空气净化装置
JP6210690B2 (ja) 換気装置
KR20120008408U (ko) 가습공기청정기
CN107869821B (zh) 风机和风机中使用的防尘过滤器
JP7337024B2 (ja) 外気処理装置および換気システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210616

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7053534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150