JP2019002664A - 換気ダクト用の防虫装置 - Google Patents

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孝道 高橋
Takamichi Takahashi
孝道 高橋
秀一 後藤
Shuichi Goto
秀一 後藤
裕之 大野
Hiroyuki Ono
裕之 大野
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Hiroshi Abe
博 阿部
祐太 星野
Yuta Hoshino
祐太 星野
紗由美 太田
Sayumi Ota
紗由美 太田
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Abstract

【課題】清掃作業を室内側で容易に実施することができる換気ダクト用の防虫装置を提供する。
【解決手段】建物の外壁に設けられた吸気口と連通し建物の内部空間に配設された換気ダクト(21)もしくは該換気ダクトに接続されるスリーブ(31)に形成されている差込みスリット(31a)に挿入可能な防虫装置において、差込みスリットの幅とほぼ同一の幅を有する本体ドラム(32A)と、本体ドラムの一方の開口部を覆うように固着された防虫網(32B)と、本体ドラムの下部に設けられたポケット部と、を備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、建造物に設けられている換気ダクト用の防虫装置に関し、特に清掃作業を容易に行なえるように工夫した換気ダクト用の防虫装置に関する。
密閉性の高い建造物には、外壁に設けられた吸気口または排気口に接続されたダクトとダクトに設けられた換気扇とで構成された換気設備が設置されており、換気扇を回すことにより、吸気口から外気を取り込むとともに、室内の空気を排気口から排出するようにしている。
このような換気設備においては、ダクトを通って虫や小動物が室内に侵入するのを防ぐため吸気口や排気口に防虫網を設けることが行われている。なお、防虫網は、虫や埃が付着して目詰まりを起こすと換気性能が低下するため、定期的に清掃する必要がある。
しかしながら、建造物の外壁に設けられている吸気口や排気口は、高所にあることが多いとともに、通常はベントキャップと呼ばれる部材で覆われ、防虫網はベントキャップに付属して設けられていることが多い。そのため、従来の吸気口や排気口の防虫網の清掃や交換は、建造物の外部に足場を組んで実施しており、多大な労力と時間、コストを要するとともに作業に伴う事故の発生のリスクもあるという課題があった。
そこで、従来、排気口を有する換気設備を構成するダクトの途中に、ダクトの延設方向と直交するようにスリットを形成し、該スリットに着脱可能なフィルター部材を差し込むようにした換気構造に関する発明が提案されている(例えば特許文献1)。
また、建物外壁の換気口に設けられているベントキャップに付属する防虫網の清掃作業を容易に実施することを可能にした清掃装置に関する発明も提案されている(例えば特許文献2)。
特開2016−200320号公報 特開平07−174380号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている換気構造に関する発明は、排気口を対象としたもので、主として小動物の侵入対策として考えられており、着脱可能なフィルターを外す際にゴミがダクト内に落下するという点に注意を払っていないため、ダクト内に落下したゴミの除去ができないもしくは困難であるという課題がある。
一方、特許文献2に記載されている防虫網の清掃装置は、防虫網に付着したゴミを回転するブラシで払い落とすことができるとともに、近傍に点検口を設けているためこの点検口からブラシを挿入してゴミを掻き落すことはできるものの、点検口が小さいため作業が困難であるとともに、点検口の下方から作業をすることになるため掻き落したゴミが作業者の顔に落ちて来るおそれがあり、非衛生的であるという課題がある。
本発明は、上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、清掃作業を室内側で容易に実施することができる換気ダクト用の防虫装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、清掃作業を効率良くかつ衛生的に実施することができる換気ダクト用の防虫装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、
建物の外壁に設けられた吸気口と連通し建物の内部空間に配設された換気ダクトもしくは該換気ダクトに接続されるスリーブに形成されている差込みスリットに挿入可能な防虫装置であって、
前記差込みスリットの幅とほぼ同一の幅を有する本体ドラムと、
前記本体ドラムの一方の開口部を覆うように固着された防虫網と、
前記本体ドラムの下部に設けられたポケット部と、
を備えるようにしたものである。
かかる構成の発明によれば、差込み用スリットから防虫装置を引き抜くことで防虫網に付着している虫やゴミを除去することができるため、清掃作業を室内側で容易に実施することができる。また、本体ドラムの下部にポケット部が設けられているため、防虫網に当って落下した虫やゴミがポケット部に溜まるため、定期的に防虫装置を引き抜いてポケット部に溜まっている虫やゴミを廃棄すればよく、差込み用スリットから防虫装置を引き抜いた状態でダクトやスリーブの底部を清掃する必要がないので、清掃作業を効率良くかつ衛生的に実施することができる。
ここで、望ましくは、前記本体ドラムは、
前記開口部と反対側の周縁部に、内側方向へ折曲され開口を形成するフランジが設けられ、
前記フランジと前記本体ドラムの周壁とによって前記ポケット部が構成されているようにする。
かかる構成によれば、本体ドラムの周縁部に設けられたフランジによってポケット部が形成されるため、シンプルな構成で虫溜まりとして機能するポケット部を形成することができる。
また、望ましくは、前記フランジの前記本体ドラム最下部以外の部位に切欠きが形成されているようにする。
かかる構成によれば、フランジの一部に切欠きが形成されているため、ポケット部に溜まった虫やゴミをこの切欠きから排出させることでき、防虫装置の清掃をより容易に実施することができる。
また、前記フランジは、前記本体ドラムの下部に相当する部位に形成されているようにしても良い。
かかる構成によれば、本体ドラムの周縁部の一部にフランジを設ければよく、軽量化を図ることができるとともに、フランジの一部に切欠きを形成しなくても、本体ドラムを上下逆さにするだけでポケット部に溜まった虫やゴミを排出させることができ、作業の効率アップを図ることができる。
また、望ましくは、前記スリーブの内側であって前記スリットの上流側には、前記フランジの開口に向かって狭まるように傾斜した截頭円錐状をなす傾斜板が設けられているようにする。
かかる構成によれば、傾斜板によってスリーブの内周壁とフランジとの間に段差が生じるのを回避できるため、フランジの前方すなわちポケット部の外側に虫やゴミが溜まるのを防止することができ、スリーブ底壁の清掃が不要となる。
ここで、前記差込みスリットは、前記換気ダクトと同等の外径を有し該換気ダクトに接続される前記スリーブに形成され、前記フランジは開口が前記換気ダクトの断面よりも小さな径を有するように形成しても良いし、差込みスリットは前記換気ダクトよりも大きな外径を有するスリーブに形成され、前記フランジは開口が前記換気ダクトの断面とほぼ同じ大きさを有するように形成しても良い。そして、スリーブの径を換気ダクトの外径よりも大きく形成した場合には、フランジの開口が換気ダクトの断面とほぼ同じ大きさになるように設計することができるため、防虫網ユニットを流れる空気の速度が遅くなるのを防止することができ、それによって換気効率が低下するのを回避することができる。また、フランジの上流側に傾斜板を設けることでスリーブとフランジの開口との間に段差が生じるのを防止し、空気の流れを円滑にすることができる。
さらに、望ましくは、前記本体ドラムの外周には取っ手が設けられているとともに、前記差込みスリットの端部近傍に回動中心を有するカバープレートが設けられ、
前記カバープレートには、前記取っ手が嵌合可能なスリットが形成されているようにする。
かかる構成によれば、カバープレートによって防虫装置を押さえて外れにくくすることができる。また、本体ドラムに取っ手が設けられているため、防虫装置の挿入、取り外しが簡単に行なえるとともに、カバープレートにスリットが設けられているため、カバープレートを被せる際にカバープレートが取っ手に干渉するのを回避することができる。また、カバープレートのスリット形成位置により、本体ドラムの前後の挿入方向を間違えないようにすることができる。
本発明に係る換気ダクト用の防虫装置によれば、清掃作業を室内側で容易に実施することができる。また、清掃作業を効率良くかつ衛生的に実施することができるという効果がある。
本発明に係る換気ダクト用の防虫装置が適用される換気装置の構成例を示す側面図である。 本発明に係る換気ダクト用の防虫装置の実施形態を示す斜視図および平面図である。 実施形態の防虫装置を構成する防虫網ユニットの詳細を示す斜視図である。 実施形態の防虫装置の接続スリーブに防虫網ユニットを挿入した状態の外観を示す平面図である。 実施形態の防虫装置を構成する防虫網ユニットの第1の変形例を示す斜視図である。 実施形態の防虫装置を構成する防虫網ユニットの第2の変形例を示す斜視図である。 実施形態の防虫装置を構成する防虫網ユニットの第3の変形例を示す断面側面0図である。 実施形態の防虫装置を構成する防虫網ユニットの第4の変形例を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る換気ダクト用の防虫装置の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る防虫装置をダクトの一部に取り付けた状態の換気装置を側方から見た概略図、図2は図1の防虫装置の構成を示す斜視図およびカバープレートを開いた状態の平面図、図3は防虫網ユニットの構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る防虫装置が適用される換気装置は、図1に示すように、建物の躯体または上階床下11より垂下されたネジ切りした鋼材からなる吊りボルト12によってほぼ水平姿勢で吊下されたダクト21と、該ダクト21の内端部近傍に設けられた送風機22と、ダクト21の途中に設けられた防虫装置23を備えている。また、ダクト21の端部は、建物の外壁13を貫通し先端すなわち吸気口にベントキャップ24が取り付けられている。本実施形態の換気装置では、ベントキャップ24として、防虫網が設けられていないものが使用されている。
防虫装置23は、ダクトの延設方向と直交する方向に形成された差込みスリット31aを有する円筒状の接続スリーブ31と、防虫網32Bを備え上記差込みスリット31aに挿入された防虫網ユニット32と、該防虫網ユニット32を接続スリーブ31から抜けないように固定するカバープレート34および留め金具33などから構成されている。なお、上記差込みスリット31aは、円周方向全体ではなく、円周のうち1/2よりも僅かに広い範囲に亘って形成され、接続スリーブ31の差込みスリット31aのない部分には、図2(A)に示すように、連続壁31bが設けられている。
接続スリーブ31は、ダクト21の径よりも若干大きな径を有するように形成されている。防虫網ユニット32は、図3に示すように、外径が接続スリーブ31の内径と同一であって幅が数cmの金属製の本体ドラム32Aと、該本体ドラム32Aの一方の開口を塞ぐように固着された防虫網32Bと、本体ドラム32Aの外周面に固着された取っ手32Cとから構成されている。本体ドラム32Aの両側の縁部には、内側に向かって折曲されたフランジ部32a,32bが形成されている。なお、フランジ部32aの内側に上記防虫網32Bの周縁部がビス等によって固定されている。防虫網32Bは、金属製でも樹脂製でも良いが、例えばフッ素樹脂でコーティングした網のように、なるべく目詰まりを起こしにくいつまり引っ掛かった虫や埃が付着しにくく素材を使用するのが望ましい。
そして、上記フランジ部32a,32bの中央側には、ダクト21の内径とほぼ同じ径の開口がそれぞれ形成されており、本体ドラム32Aとフランジ部32a,32bとによって凹状をなすポケットが構成されている。特に限定されるものではないが、この実施形態では、防虫網32B側のフランジ部32aの開口は反対側のフランジ部32bの開口よりも大きな径を有するように形成されている。
さらに、上記フランジ部32a,32bの外側面に、ゴムなどの弾性材料で形成された円環状のシール部材32Dが接着剤によって接合されている。シール部材32Dによって、接続スリーブ31の周壁との間に隙間が生じ、送風効率が低下するのを回避することができる。
接続スリーブ31の外周には、図2(B)に示すように、上記差込みスリット31aの端部に位置するようにして、円弧状のカバープレート34の一端が、ヒンジ(図示省略)によって回動可能に取り付けられており、このカバープレート34によって、差込みスリット31aに挿入された上記防虫網ユニット32が抜け出さないよう抑えることができるように構成されている。また、カバープレート34の中央には、上記取っ手32Cとの干渉を防止するためのスリット34aが形成されており、カバープレート34で防虫網ユニット32を覆った際に、取っ手32Cがスリット34aに嵌合し、外側へ突出するようになっている。
さらに、上記カバープレート34の開閉側端部と接続スリーブ31の外周の差込みスリット31a端部近傍には、バックルなどからなる留め金具33が設けられている。
図4には、接続スリーブ31の内部構造が破線で示されている。図4に示されているように、接続スリーブ31のスリット上流側(図では左側)には、スリーブの内周面からフランジ部32bの開口に向かって狭まるように傾斜した截頭円錐状をなす傾斜板35が設けられており、接続スリーブ31の内周とフランジ部32bとの間に段差が生じないように構成されている。
これにより、吸気口から侵入した虫やゴミは、フランジ部32bの外側に引っ掛からずに、フランジ部32bの内側のポケット(虫溜まり)に入るようになり、スリーブ底壁の清掃が不要となる。また、防虫網ユニット32を差込みスリット31aから上方へ引き抜く際に、フランジ部32bの内側のポケット内の虫やゴミがこぼれることがない。さらに、接続スリーブ31の径を換気ダクト21の外径よりも大きく形成することにより、フランジ32bの開口を換気ダクト21の断面とほぼ同じ大きさにすることができるため、防虫網ユニット32を流れる空気の速度が遅くなるのを防止することができ、それによって換気効率が低下するのを回避することができる。なお、上記傾斜板35を省略しても良い。
また、ダクト21の径と接続スリーブ31の径を同じにする形態もあり、その場合、フランジ32bの開口がダクト21の内径よりも小さくなるので、傾斜板35を設けるのが望ましい。
本実施形態の防虫装置は、上記のような構成を有するので、防虫網ユニット32を差込みスリット31aから引き抜いた後、防虫網を上にして防虫網ユニット32を水平に保持し、左右に振ることでポケット(虫溜まり)に入っている虫やゴミをポケットから容易に排出させることができる。また、この姿勢で、ブラシ等を用いて防虫網の表面およびポケットの内側を刷毛等で擦ることで、付着している虫やゴミを払い落とすことができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の防虫装置の変形例を、図5〜図7を用いて説明する。
図5は第1の変形例を示すもので、防虫網ユニット32に設けられているポケット(虫溜まり)を構成するフランジ部32bおよびシール部材32Dの本体ドラムの最下部以外の部位に切欠き32cを設けたものである。このように、フランジ部32bの一部に切欠き32cを設けることによって、ポケット(虫溜まり)に入っている虫やゴミをポケットから排出する際に、切欠き32cを利用することで容易に排出させることができる。なお、フランジ部32bの内側縁部、特に下方部の内側縁部にポケット内部へ向かって突出するように折曲された断面逆U字状の折曲片を設けるようにしても良い。これにより、ポケット(虫溜まり)に入った虫やゴミがダクト側に戻るのを防止することができる。
図6は第2の変形例を示すもので、防虫網ユニット32の本体ドラム32Aに設けられているポケット(虫溜まり)を全周に亘って形成する代わりに、フランジ部32bを本体ドラム32Aの半分よりも下側一部に形成することで、ポケット(虫溜まり)を下部にのみ設けたものである。このようなポケットを設けることによって、ポケット(虫溜まり)に入っている虫やゴミをポケットからより簡単に排出させることができる。また、防虫網ユニット32の製造コストを下げることができる。
図7は第3の変形例を示すもので、防虫網32Bをダクト21に対して直交するように配設する代わりに、傾斜した状態で配設されるようにしたものである。具体的には、防虫網32Bの上端が下端よりもダクトの上流側に位置するように傾斜させている。これにより、防虫網32Bで捕集した虫やゴミを下方へ落下させてポケット部内へ回収し易くなるという利点がある。防虫網32Bをダクト21に対して直交するように配設する場合、防虫網32Bとして、虫やゴミが付着しにくい素材を使用するのが望ましいが、本変形例のように防虫網32Bを傾斜させて配設する場合には、通常の素材を用いて形成した防虫網32Bであっても、効率良く虫やゴミを下方のポケット部内へ回収することができ、防虫網32Bの清掃の手間を減らすことができる。
図8は第4の変形例を示すもので、防虫網ユニット32の本体ドラム32Aにフランジ部32bを設けてポケット(虫溜まり)を形成する代わりに、本体ドラム32Aの下部に下方へ向かって膨らんだポケット部32eを形成するようにしたものである。また、この変形例では、接続スリーブ31の下部の連続壁31b(図2(A)参照)に、ポケット部32eが露出可能なスリット(図示省略)が形成される。上記のようなポケット部32eを設けることによって、接続スリーブ31の径をダクト21の径と同じにすることで、接続スリーブ31の内側に傾斜板35を設ける必要がなくなる。これにより、接続スリーブ31の製造コストを下げることができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、本実施形態では、防虫網ユニット32をダクト21に対して上方から挿入するように構成したが、左右(図2では前後)あるいは下方からダクト21へ挿入できるように構成しても良い。また、上記実施形態では、防虫網ユニット32の本体ドラム32Aの両端面が平行であるものについて説明したが、本体ドラム32Aの両端面は下方へ向うほど内側に傾斜する、すなわち本体ドラム32Aの幅は上が広く下が狭いような形状としてもよい。
また、上記実施形態では、差込みスリット31aに挿入した防虫網ユニット32を押さえるカバープレート34を設けているが、カバープレート34をなくし、接続スリーブ31の一部(差込みスリット31aの両端の延長上)に平行な一対の切込みを入れてCクリップ化し、接続スリーブ31を構成する板材の弾性を利用して、差込みスリット31aに挿入された防虫網ユニット32を押さえるように構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、防虫網ユニット32を金属製の本体ドラム32Aと防虫網32Bとで構成したものについて説明したが、防虫網ユニット32全体すなわち本体ドラム32Aおよび防虫網32Bを合成樹脂で形成し、メンテナンスの際に防虫網ユニット32全体を新しいものに交換するようにしても良い。また、上記実施形態では、ダクト21に接続されるスリーブ31に差込みスリット31aを設けているが、差込みスリットはダクト21に直接設けても良い。また、上記実施形態では、差込みスリット31aを、円周方向1/2よりも僅かに広い範囲に亘るように形成したが、円周方向1/2以上であればよい。
さらに、上記実施形態では、本発明を吸気口に接続されたダクトに設けられる防虫網ユニットに適用したものについて説明したが、本発明の防虫網ユニットは排気口に接続されたダクトに適用することも可能である。
21 ダクト
22 送風器
23 防虫装置
24 ベントキャップ
31 接続スリーブ
31a 差込みスリット
32 防虫網ユニット
32A 本体ドラム
32B 防虫網
32C 取っ手
32a,32b フランジ部
33 留め金具
34 カバープレート

Claims (6)

  1. 建物の外壁に設けられた吸気口と連通し建物の内部空間に配設された換気ダクトもしくは該換気ダクトに接続されるスリーブに形成されている差込みスリットに挿入可能な防虫装置であって、
    前記差込みスリットの幅とほぼ同一の幅を有する本体ドラムと、
    前記本体ドラムの一方の開口部を覆うように固着された防虫網と、
    前記本体ドラムの下部に設けられたポケット部と、
    を備えることを特徴とする換気ダクト用の防虫装置。
  2. 前記本体ドラムは、
    前記開口部と反対側の周縁部に、内側方向へ折曲され開口を形成するフランジが設けられ、
    前記フランジと前記本体ドラムの周壁とによって前記ポケット部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の換気ダクト用の防虫装置。
  3. 前記フランジの前記本体ドラム最下部以外の部位に切欠きが形成されていることを特徴とする請求項2に換気ダクト用の防虫装置。
  4. 前記フランジは、前記本体ドラムの下部に相当する部位に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の換気ダクト用の防虫装置。
  5. 前記スリーブの内側であって前記スリットの上流側には、前記フランジの開口に向かって狭まるように傾斜した截頭円錐状をなす傾斜板が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の換気ダクト用の防虫装置。
  6. 前記本体ドラムの外周には取っ手が設けられているとともに、前記差込みスリットの端部近傍に回動中心を有するカバープレートが設けられ、
    前記カバープレートには、前記取っ手が嵌合可能なスリットが形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の換気ダクト用の防虫装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020204444A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 三菱電機株式会社 外気処理装置

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