JP2020203619A - 車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム - Google Patents

車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム Download PDF

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宏昭 河原
Hiroaki Kawahara
宏昭 河原
松田 博
Hiroshi Matsuda
博 松田
浩一 大貫
Koichi Onuki
浩一 大貫
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Abstract

【課題】本発明は、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを提供するものである。【解決手段】本発明のポンプ凍結防止システム1は、前記車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサー11と、前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサー12と、前記温度センサー11からの温度信号、前記稼働状態確認センサー12からの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプユニット内の水抜きを行う水抜きバルブ開駆動手段21とを有するものである。【選択図】図6

Description

本発明は、車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムに関し、詳しくは、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムに関するものである。
車輌の土砂除去装置は、土木現場において工事用の車輌が現場から退出する際、車輌の車輪や車体に付着した土砂やその他現場で付着した異物を場外に持ち出すことを防止するため、退出前に土砂等を除去する装置である。
土砂等を除去する手段として、車輌の通路に設けた水たまりの中を通過させて土砂等を落とす方式、車輪を空回転させ、水等を吹き付けて土砂等を振るい落す方式等、種々の手段が存在する。
この場合、通路に設けたロール上で車輪を空回転させ、土砂等を振るい落とす方式のものとしては、車輪の回転と同時に水を噴射して土砂等を落とす湿式のものと、水を使用しない乾式のものとの二通りの構造がある。
本発明は、上述した車輪の駆動力で作動する構造で、水噴射用のポンプを使用した構造において、当該ポンプの凍結防止を図った車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムに関するものである。
上述した車輌の土砂除去装置を寒冷地に設置し、実際に使用する場合、冬場の気温が氷点下に達するような時期においては、ポンプ内に溜まっている洗浄用の水が凍結し、ポンプが破損する事態が生じる。
すなわち、凍結によるポンプ破損を未然に防止するため、凍結が予想される日にはポンプのバルブを開き、ポンプ内の排水に留意する必要があるが、何等かの事情で排水処理を怠ると、ポンプ内の水が凍結し、氷の膨張によってポンプの破損に至ってしまう。
本願の出願人は先に、特許文献1において、車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、水等の洗浄媒体を貯留するタンクとポンプを備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力に連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体に対して車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する車体用洗浄媒体噴射部と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する水等の洗浄媒体の噴射により、当該車輌のタイヤ及び車体の泥落を行うように構成した車輌泥落洗浄装置を提案している。
特開2017−154615号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特許文献1の技術を踏まえ、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、土砂除去用の水を貯留する水タンクと、水抜きバルブを備えるとともに、前記水タンクからの水を取り入れ、架台上の車輌の車輪、車体に水を噴射するための水供給を行うポンプユニットと、を有する湿式の車輌の土砂除去装置に設けられる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムであって、前記車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサーと、前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサーと、前記温度センサーからの温度信号、前記稼働状態確認センサーからの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプユニット内の水抜きを行う水抜きバルブ開駆動手段と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを実現し提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサーと、前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサーと、前記温度センサーからの温度信号、前記稼働状態確認センサーからの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプ凍結可能状態と判定し、前記ポンプユニットの水抜きバルブに開駆動信号を送出して水抜きバルブを開とし、ポンプユニット内の水抜きを行うとともに、所要の電力供給を行う電力部を備える水抜きバルブ開駆動手段と、備える構成で、請求項1記載の発明と同様、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを実現し提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明において、前記稼働状態確認センサーを、ホール素子と磁石とを利用した非接触型に構成しているので、小電力動作可能で小型、かつ、外部の環境に左右されない状態で車輌の土砂除去装置の稼働状態の検出を的確に行うことができる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、電源部として、取り替え不要でほとんど劣化しない太陽電池を採用していることから、電源を有していない車輌の土砂除去装置の場合においても水抜きバルブ開駆動手段によるポンプユニットの水抜き動作を的確に実行できる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを実現し提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明において、前記水抜きバルブ開駆動手段を、切り替えスイッチをもって、周囲温度が一定温度以下か、稼動状態が休止状態かのいずれか一方を充足する時に、ポンプユニット内の水抜きを行うようにした車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係るポンプ凍結防止システムを含む車輌の土砂除去装置の概略正面図である。 図2は本実施例に係る車輌の土砂除去装置の架台の一部及びポンプユニットを示す部分拡大概略正面図である。 図3は本実施例に係る車輌の土砂除去装置の架台の一部及びポンプユニットを示す部分拡大概略平面図である。 図4は本実施例に係る車輌の土砂除去装置の架台の一部及びポンプユニットを示す部分拡大概略側面図である。 図5は本実施例に係る車輌の土砂除去装置のタンクを示す概略正面図である。 図6は本実施例に係るポンプ凍結防止システムを構成する水抜きバルブに対する開駆動を行うための温度センサー、及び、稼働状態確認センサー、並びに、水抜きバルブ開駆動手段の制御系を示すブロック図である。
本発明は、車輌の土砂除去装置の周囲温度の低下や稼働状態に応じて一定条件下でポンプの自動水抜きを行い、ポンプの凍結破損を未然に防止し得る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムを提供するという目的を、土砂除去用の水を貯留する水タンクと、水抜きバルブを備えるとともに、前記水タンクからの水を取り入れ、架台上の車輌の車輪、車体に水を噴射するための水供給を行うポンプユニットと、を有する湿式の車輌の土砂除去装置に設けられる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムであって、前記車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサーと、前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサーと、前記温度センサーからの温度信号、前記稼働状態確認センサーからの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプ凍結可能状態と判定し、前記ポンプユニットの水抜きバルブに開駆動信号を送出して水抜きバルブを開とし、ポンプユニット内の水抜きを行うとともに、所要の電力供給を行う電力部を備える水抜きバルブ開駆動手段と、を有する構成により実現した。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムについて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例に係るポンプ凍結防止システム1を含む車輌の土砂除去装置51の概略構成を示すものである。
前記車輌の土砂除去装置51は、図1に示すように、ダンプカー等の車輌Cの前輪W1、後輪W2を乗せる前輪架台52、後輪架台53と、前輪架台52、後輪架台53を連ねる中央スロープ54と、車輌Cの乗り入れ用の前記後輪架台53に連なる入口側スロープ55及び前記前輪架台52に連なる乗り出用の出口側スロープ56と、を備え、工事現場等の地面G上に配置した架台本体57と、前記前輪架台52、後輪架台53に各々設けた前輪駆動ローラー61、後輪駆動ローラー62と、水等の洗浄媒体を貯留するタンク81(図5参照)と、ポンプユニット63とを備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段64と、前記後輪架台53上に位置する車輌Cのエンジン動作による後輪駆動ローラー62の回転力に連動して前記前輪駆動ローラー61を回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段64のポンプユニット63を運転状態にする回転連動駆動部65と、前記前輪架台52、後輪架台53に各々設けられ、洗浄媒体供給手段64に連通させたノズルを有する図示しない洗浄媒体供給管路と、前記架台本体57に対して車輌Cの進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段64に連通させたノズルを有する図示しない車体用洗浄媒体噴射部と、を有している。
そして、前記前輪架台52、後輪架台53上の車輌Cの前輪W1、後輪W2の各タイヤ、前記車輌Cの車体に対する洗浄媒体の噴射により、当該車輌Cの各タイヤ及び車体の土砂除去を行い地面G側に落下させるように構成している。
なお、図1中、71は、架台本体57に沿って配置したガイドレール部である。
次に、本実施例に係るポンプ凍結防止システム1を構成する前記タンク81、ポンプユニット63について図2乃至図5を参照して詳細に説明する。
前記ポンプユニット63は、前記タンク81からの洗浄媒体である水をストレーナー2を介して取り込むポンプ本体3と、このポンプ本体3から垂直上方に起立した垂直管路4と、垂直管路4の上端に取り付けたチャッキ弁5と、このチャッキ弁5の下部に取り付けた分岐管6と、前記分岐管6に一端を接続したホース7の他端側に接続され、前記ポンプ本体3の下方の地面G近くに配置した例えば電磁弁からなる水抜きバルブ8と、を有している。
また、前記ポンプユニット63は、前記後輪架台53側の後輪駆動ローラー62の駆動軸62aに取り付けた後輪側プーリー62bと、前記ポンプユニット63のポンプ軸63aに取り付けたポンプ側プーリー63bと、前記後輪側プーリー62b、ポンプ側プーリー63bに掛け回したベルト9を有するポンプ回転駆動機構部10を備え、後輪駆動ローラー62の回転に連動してポンプ本体3の羽根車が回転してポンプ動作を行い、この結果、前記タンク81からの水がポンプ本体3内ヘ吸い込まれ、後輪駆動ローラー62の回転に連動してポンプ本体3から前記洗浄媒体供給手段64に水が圧送され、図示しないノズルの噴射口より車輌Cの後輪W2等に向けて水が噴射されるように構成している。
この場合、前記後輪駆動ローラー62の回転力が大きくなると水の水圧が上がり、噴射圧も増加することになる。
なお、前記タンク81の配置位置としては、図2に示す前記チャッキ弁5の下側の水平線a−aより下方に配置することが好ましい。
本実施例に係るポンプ凍結防止システム1は、図2、図4に示すように、水抜きバルブ8の後側に自動水抜きバルブ19を配置している。この場合、水抜きバルブ8を常に開く状態にしておくと、自動水抜きバルブ19から排水する。
前記自動水抜きバルブ19の内部には、図6に示す水抜きバルブ開駆動手段の制御系を収納している。
なお、水抜きバルブ8に対する開駆動を行い自動的に水抜きを行うための図3に示す温度センサー11、稼働状態確認センサー12、及び水抜きバルブ開駆動手段21を有している。
前記温度センサー11は前記車輌の土砂除去装置51の周囲温度を検出する。
そして、前記稼働状態確認センサー12は、前記後輪駆動ローラー62の駆動軸62aに取り付けた一対の磁石Mg1、Mg2と、磁石Mg1、Mg2の回転領域の外側近傍に非接触状態で配置した小電力動作可能で小型、かつ、外部の環境に左右されない特徴を有するホール素子13と、を用いた非接触型に構成され、前記車輌の土砂除去装置51の稼働状態を検出する。
前記一対の磁石Mg1、Mg2は、図3に示すように、前記駆動軸62aに対してホール素子13に対向するN、Sの磁極が異なる態様で、かつ、例えば180度間隔を隔て配置している。
前記ホール素子13は、磁界変化に反応し、前記駆動軸62aが回転した場合、磁石Mg1、Mg2による磁界の極性が変化するたびに出力信号がオン、オフする素子で、そのオン、オフの信号の継続、又は、オフの信号の継続で前記車輌の土砂除去装置51の稼働状態の有無を確認し得るようにしている。
前記水抜きバルブ開駆動手段21は、図6に示すように、本実施例に係るポンプ凍結防止システム1の動作プログラムを格納したプログラムメモリ22と、前記動作プログラムにより各要素を制御する制御部23と、前記温度センサー11からの温度信号をデジタル信号に変換して制御部23に送るA/D変換部24と、前記稼働状態確認センサー12の検出信号(稼働状態信号)をデジタル信号に変換して制御部23に送るA/D変換部25と、ポンプ本体3の凍結可能状態である例えば摂氏0度以下等の温度閾値情報を予め記憶している温度閾値情報記憶部26と、前記車輌の土砂除去装置51の稼働状態が休止状態を意味する例えば30分非稼働、1時間非稼働等のような稼働状態閾値情報を予め記憶している稼働状態閾値情報記憶部27と、前記水抜きバルブ8を開閉駆動する水抜きバルブ開駆動部28と、有している。
そして、前記制御部23が前記動作プログラムに基づき前記温度信号、温度閾値情報を参照し、また、前記稼働状態確認センサー12の出力信号、稼働状態閾値情報を参照して、周囲温度が一定温度以下(例えば摂氏0度以下)で、しかも、稼働状態が休止状態(例えば30以上非稼働)であり、ポンプ凍結可能状態と判定したとき、前記制御部23から水抜きバルブ開駆動部28に対して水抜きバルブ開信号を送出し、これにより水抜きバルブ開駆動部28から水抜きバルブ19に対し水抜きバルブ開駆動信号を送出して、水抜きバルブ8を自動的に開とし、ポンプユニット63内の水抜きを実行するように構成している。
なお、本実施例に係るポンプ凍結防止システム1を配置する現場の条件によっては、切り替えスイッチをもって、周囲温度が一定温度以下か、稼動状態が休止状態かのいずれか一方を充足する時に、ポンプユニット63内の水抜きを行うように水抜きバルブ開駆動手段を採用することも可能である。
更に、前記水抜きバルブ開駆動手段21は、この水抜きバルブ開駆動手段21の動作に必要な電力や水抜きバルブ8の開閉動作に必要な電力を供給する電源部29を有している。
前記電源部29としては、主として取り替え不要でほとんど劣化しない太陽電池を採用するものである。
この他、蓄電池、ニッカド電池、リチュウム電池等の各種電池類や商用電源を利用したりこれらを組み合わせて利用する構成とすることももちろん可能である。
次に、本実施例に係るポンプ凍結防止システム1におけるポンプユニット63の手動による水抜き動作について説明する。
まず、タンク81の給水バルブ82を締め、次に前記給水バルブ82に取り付けてある
ポンプユニット63への水供給用のホース83を外す。
そして、ポンプユニット63の下部の水抜きバルブ8を開けるとともに、ポンプ本体3の図示しない水抜き栓を開け、ポンプユニット63の水抜きを行う。
また、水抜きした後、元の状態に復帰させる際には、ポンプ本体3の水抜き栓を閉め、ポンプユニット63の下部の水抜きバルブ8を閉める。
次に、タンク81の給水バルブ82にホース83を取り付け、前記給水バルブ82開ける。
そして、前記車輌Cの後輪W2を空回転させ、後輪駆動ローラー62を例えば十数分回転させる。
これにより、水が元のように暗射する状態に戻すことができる。
なお、前記前記稼働状態確認センサー12としては、図示しないが、赤外線送受信センサー、反射片を採用し、前記後輪駆動ローラー62の駆動軸62aに取り付けた小さな反射片に対して、赤外線送受信センサーから赤外線を照射し、その反射波を受波し検出信号を得ることで、前記車輌の土砂除去装置51の動作を確認するように構成することも可能である。
以上説明した本実施例のポンプ凍結防止システム1によれば、車輌の土砂除去装置51の周囲温度の低下や、車輌の土砂除去装置51の稼働状態に応じて、一定条件下でポンプユニット63の自動水抜きを行い、前記ポンプユニット63の凍結破損を未然に防止することができる。
本発明のポンプ凍結防止システムは、冬季等に周囲温度が低くなりポンプ凍結の可能性の大きい寒冷地仕様の湿式の車輌の土砂除去装置用として好適に利用可能である。
1 ポンプ凍結防止システム
2 ストレーナー
3 ポンプ本体
4 垂直管路
5 チャッキ弁
6 分岐管
7 ホース
8 水抜きバルブ
9 ベルト
10 ポンプ回転駆動機構部
11 温度センサー
12 稼働状態確認センサー
13 ホール素子
19 自動水抜きバルブ
21 バルブ開駆動手段
22 プログラムメモリ
23 制御部
24 A/D変換部
25 A/D変換部
26 温度閾値情報記憶部
27 稼働状態閾値情報記憶部
28 水抜きバルブバルブ開駆動部
29 電源部
51 車輌の土砂除去装置
52 前輪架台
53 後輪架台
54 中央スロープ
55 入口側スロープ
56 出口側スロープ
57 架台本体
61 前輪駆動ローラー
62 後輪駆動ローラー
62a 駆動軸
62b 後輪側プーリー
63 ポンプユニット
63a ポンプ軸
63b ポンプ側プーリー
64 洗浄媒体供給手段
65 回転連動駆動部
71 ガイドレール部
81 タンク
82 給水バルブ
83 ホース
C 車輌
G 地面
Mg1 磁石
Mg2 磁石
W1 前輪
W2 後輪

Claims (5)

  1. 土砂除去用の水を貯留する水タンクと、水抜きバルブを備えるとともに、前記水タンクからの水を取り入れ、架台上の車輌の車輪、車体に水を噴射するための水供給を行うポンプユニットと、を有する湿式の車輌の土砂除去装置に設けられる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムであって、
    前記車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサーと、
    前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサーと、
    前記温度センサーからの温度信号、前記稼働状態確認センサーからの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプユニット内の水抜きを行う水抜きバルブ開駆動手段と、
    を有することを特徴とする車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム。
  2. 土砂除去用の水を貯留する水タンクと、水抜きバルブを備えるとともに、前記水タンクからの水を取り入れ、架台上の車輌の車輪、車体に水を噴射するための水供給を行うポンプユニットと、を有する湿式の車輌の土砂除去装置に設けられる車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システムであって、
    前記車輌の土砂除去装置の周囲温度を検出する温度センサーと、
    前記車輌の土砂除去装置の稼働状態を確認する稼働状態確認センサーと、
    前記温度センサーからの温度信号、前記稼働状態確認センサーからの稼働状態信号を取り込み、周囲温度が一定温度以下で、稼働状態が休止状態の時、ポンプ凍結可能状態と判定し、前記ポンプユニットの水抜きバルブに開駆動信号を送出して水抜きバルブを開とし、ポンプユニット内の水抜きを行うとともに、所要の電力供給を行う電力部を備える水抜きバルブ開駆動手段と、
    を有することを特徴とする車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム。
  3. 前記稼働状態確認センサーは、ホール素子と磁石とを利用した非接触型に構成していることを特徴とする請求項1又は2記載の車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム。
  4. 前記電源部は、太陽電池を利用したものであることを特徴とする請求項2記載の車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム。
  5. 前記水抜きバルブ開駆動手段は、切り替えスイッチをもって、周囲温度が一定温度以下か、稼動状態が休止状態かのいずれか一方を充足する時に、ポンプユニット内の水抜きを行うようにしたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の車輌の土砂除去装置のポンプ凍結防止システム。
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