JP2020202716A - スイッチ制御回路 - Google Patents

スイッチ制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2020202716A
JP2020202716A JP2019110155A JP2019110155A JP2020202716A JP 2020202716 A JP2020202716 A JP 2020202716A JP 2019110155 A JP2019110155 A JP 2019110155A JP 2019110155 A JP2019110155 A JP 2019110155A JP 2020202716 A JP2020202716 A JP 2020202716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
terminal
power supply
signal
erroneous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2019110155A
Other languages
English (en)
Inventor
木村 修
Osamu Kimura
修 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019110155A priority Critical patent/JP2020202716A/ja
Publication of JP2020202716A publication Critical patent/JP2020202716A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】スイッチング制御を適正に行うことができるスイッチ制御回路を提供する。【解決手段】ゲート駆動回路1において、補助制御回路20は、ゲートドライバ10及び補助スイッチQ2に接続され、ゲートドライバ10から出力される信号に基づいてオン電圧及びオフ電圧をベース端子b1に出力し補助スイッチQ2を制御する。補助制御回路20は、例えば、ゲートドライバ10からオフ電圧が出力された場合、オフ電圧を補助スイッチQ2に出力し、補助電源Vccから供給される電力の電圧をゲート端子g1に印加しない。一方、補助制御回路20は、ゲートドライバ10からオン電圧が出力された場合、オン電圧を補助スイッチQ2に出力し、補助電源Vccから供給される電力の電圧をゲート端子g1に印加する。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチ制御回路に関する。
従来、スイッチ制御回路として、例えば、特許文献1には、電流を通電又は遮断するスイッチングデバイスと、当該スイッチングデバイスのゲート端子を制御するゲートドライバと、当該ゲートドライバとゲート端子との間に設けられる抵抗と、当該抵抗に並列に接続されるダイオードとを備えるゲート駆動回路が開示されている。ゲート駆動回路は、ゲート端子及びソース端子間のキャパシタンスをダイオード介してゲートドライバ側に放電することでスイッチングデバイスが誤ってオンすることを抑制している。
特開2015−154591号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のスイッチ制御回路は、例えば、寄生容量によりスイッチングデバイスが誤ってオフする誤消弧が生じるおそれがあり、この点で更なる改善の余地がある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スイッチング制御を適正に行うことができるスイッチ制御回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るスイッチ制御回路は、負荷部に電力を供給する主電源からの電流を入力する電源用入力端子、前記電源用入力端子から入力した電流を出力する電源用出力端子、及び、電源用オン信号に基づいて前記電源用入力端子から前記電源用出力端子に流れる電流を通電し電源用オフ信号に基づいて前記電源用入力端子から前記電源用出力端子に流れる電流を遮断する電源用制御端子を有する電源スイッチの前記電源用制御端子に接続され、前記電源用オン信号及び前記電源用オフ信号を前記電源用制御端子に出力し前記電源スイッチを制御するメイン制御回路と、前記メイン制御回路と前記電源用制御端子との間に設けられる抵抗器と、前記電源スイッチに電力を供給する補助電源に接続される誤消弧補助用入力端子、前記抵抗器と前記電源用制御端子と間に接続される誤消弧補助用出力端子、及び、誤消弧補助用オン信号に基づいて前記誤消弧補助用入力端子から前記誤消弧補助用出力端子に流れる電流を通電し誤消弧補助用オフ信号に基づいて前記誤消弧補助用入力端子から前記誤消弧補助用出力端子に流れる電流を遮断する誤消弧補助用制御端子を有する誤消弧補助スイッチと、前記メイン制御回路及び前記誤消弧補助スイッチに接続され前記メイン制御回路から出力される信号に基づいて前記誤消弧補助用オン信号及び前記誤消弧補助用オフ信号を前記誤消弧補助用制御端子に出力し前記誤消弧補助スイッチを制御する誤消弧補助制御回路と、を備え、前記誤消弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オフ信号が出力された場合、前記誤消弧補助用オフ信号を前記誤消弧補助スイッチに出力し、前記補助電源から供給される電力の電圧を前記電源用制御端子に印加せず、前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記誤消弧補助用オン信号を前記誤消弧補助スイッチに出力し、前記補助電源から供給される電力の電圧を前記電源用制御端子に印加することを特徴とする。
上記スイッチ制御回路において、前記誤消弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記電源用オン信号が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングで前記誤消弧補助用オン信号を前記誤消弧補助スイッチに出力することが好ましい。
上記スイッチ制御回路において、前記抵抗器と前記電源用制御端子と間に接続される誤点弧補助用入力端子、グランドに接続される誤点弧補助用出力端子、及び、誤点弧補助用オン信号に基づいて前記誤点弧補助用入力端子から前記誤点弧補助用出力端子に流れる電流を通電し誤点弧補助用オフ信号に基づいて前記誤点弧補助用入力端子から前記誤点弧補助用出力端子に流れる電流を遮断する誤点弧補助用制御端子を有する誤点弧補助スイッチと、前記メイン制御回路及び前記誤点弧補助スイッチに接続され前記メイン制御回路から出力される信号に基づいて前記誤点弧補助スイッチを通電又は遮断する誤点弧補助制御回路と、を備え、前記誤点弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記電源用オン信号と同じタイミングで前記誤点弧補助用オフ信号を前記誤点弧補助スイッチに出力し、前記メイン制御回路から前記電源用オフ信号が出力された場合、前記電源用オフ信号が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングで前記誤点弧補助用オン信号を前記誤点弧補助スイッチに出力することが好ましい。
本発明に係るスイッチ制御回路は、メイン制御回路から電源用オン信号が出力された場合、補助電源から供給される電力の電圧を電源スイッチの電源用制御端子に印加するので、寄生容量により電源スイッチが誤ってオフする誤消弧を抑制することができ、この結果、スイッチング制御を適正に行うことができる。
図1は、実施形態に係る電源装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るゲート駆動回路の構成例を示す回路図である。 図3は、実施形態に係るゲート駆動回路の動作例を示すシーケンスチャートである。 図4は、実施形態に係るパワーデバイスに寄生する寄生容量を示す回路である。 図5は、実施形態に係るゲート駆動回路のシミュレーション結果を示す図である。 図6は、実施形態の第1変形例に係るゲート駆動回路の構成例を示す回路図である。 図7は、実施形態の第2変形例に係るゲート駆動回路の構成例を示す回路図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
図面を参照しながら実施形態に係る電源装置100のゲート駆動回路1について説明する。図1は、実施形態に係る電源装置100の構成例を示すブロック図である。図2は、実施形態に係るゲート駆動回路1の構成例を示す回路図である。図3は、実施形態に係るゲート駆動回路1の動作例を示すシーケンスチャートである。図4は、実施形態に係るパワーデバイスQ1bに寄生する寄生容量Cを示す回路である。図5は、実施形態に係るゲート駆動回路1のシミュレーション結果を示す図である。
電源装置100は、降圧絶縁型のDC/DCコンバータを含んで構成され、高圧バッテリ101と、スイッチング回路102と、絶縁トランス103と、整流回路104と、平滑回路105とを備える。高圧バッテリ101は、高圧の直流電力を供給する電源である。高圧バッテリ101は、スイッチング回路102に接続され、スイッチング回路102等を介して負荷部106に電力を供給する。
スイッチング回路102は、直流電力を交流電力に変換する回路である。スイッチング回路102は、電流を通電又は遮断する4つのパワーデバイスQ1a〜Q1dを有し、これらのパワーデバイスQ1a〜Q1dによりフルブリッジ回路を構成している。スイッチング回路102は、各パワーデバイスQ1a〜Q1dをオン又はオフすることにより、高圧バッテリ101から供給された直流電力を交流電力に変換する。スイッチング回路102は、絶縁トランス103に接続され、変換した交流電力を絶縁トランス103に出力する。
絶縁トランス103は、電気的に絶縁された変圧器である。絶縁トランス103は、スイッチング回路102に接続され、当該スイッチング回路102から出力された交流電力の電圧を降圧する。絶縁トランス103は、整流回路104に接続され、降圧した交流電力を整流回路104に出力する。
整流回路104は、交流電力を直流電力に整流する回路である。整流回路104は、絶縁トランス103に接続され、当該絶縁トランス103から出力された交流電力を直流電力に変換する。整流回路104は、平滑回路105に接続され、変換した直流電力を平滑回路105に出力する。
平滑回路105は、直流電力の脈流を平滑化する回路である。平滑回路105は、整流回路104に接続され、当該整流回路104から出力される直流電力の脈流を平滑化する。平滑回路105は、負荷部106に接続され、平滑化した直流電力を負荷部106に出力する。
そして、上述のスイッチング回路102は、図2に示すように、各パワーデバイスQ1a〜Q1dをそれぞれ駆動するゲート駆動回路1を有している。本実施形態では、各パワーデバイスQ1a〜Q1dのうち、主にパワーデバイスQ1aを駆動するゲート駆動回路1について詳細に説明するが、他のパワーデバイスQ1b、Q1c、Q1dを駆動する場合にも、同等のゲート駆動回路1を用いる。
パワーデバイスQ1aは、電流を通電又は遮断するものであり、例えば、WBG(Wide Band Gap)半導体であるSiC−MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、GaN-HEMT等である。パワーデバイスQ1aは、図2に示すように、電源用入力端子としてのドレイン端子d1と、電源用出力端子としてのソース端子s1と、電源用制御端子としてのゲート端子g1とを含んで構成される。
ドレイン端子d1は、電流を入力する端子である。ドレイン端子d1は、電源装置100の高圧バッテリ101側に接続され、当該高圧バッテリ101から流れる電流を入力する。ソース端子s1は、ドレイン端子d1から入力した電流を出力する端子である。ソース端子s1は、負荷部106側に接続され、ドレイン端子d1から入力した電流を負荷部106側に出力する。
ゲート端子g1は、ドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を通電又は遮断する端子である。ゲート端子g1は、ゲートドライバ10の接続端子に接続され、当該ゲートドライバ10により印加されるメイン制御電圧V1gs(図3参照)に基づいて、ドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を通電又は遮断する。つまり、ゲート端子g1は、このメイン制御電圧V1gsに基づいて、ドレイン端子d1とソース端子s1との間の電圧Vds(図3参照)を制御する。ゲート端子g1は、例えば、メイン制御電圧V1gsとしてオン電圧(電源用オン信号)H1が印加されると、ドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を通電する。一方、ゲート端子g1は、メイン制御電圧V1gsとしてオフ電圧(電源用オフ信号)L1が印加されると、ドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を遮断する。ここで、オン電圧H1は、パワーデバイスQ1aを通電させるための電圧であり、オフ電圧L1よりも高い電圧である。オフ電圧L1は、パワーデバイスQ1aを遮断させるための電圧であり、オン電圧H1よりも低い電圧である。
ゲート駆動回路1は、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1を制御する回路である。ゲート駆動回路1は、ゲートドライバ10と、抵抗器としてのゲート抵抗器Rと、補助電源Vccと、補助スイッチQ2と、補助制御回路20とを備える。
ゲートドライバ10は、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1に電圧を印加する回路である。ゲートドライバ10は、ゲート抵抗器Rを介してパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に接続されている。ゲートドライバ10は、ゲート端子g1にオン電圧H1を印加することにより、パワーデバイスQ1aをオンして当該パワーデバイスQ1aを通電させる。一方、ゲートドライバ10は、ゲート端子g1にオフ電圧L1を印加することにより、パワーデバイスQ1aをオフして当該パワーデバイスQ1aを遮断する。
ゲート抵抗器Rは、ゲートドライバ10とパワーデバイスQ1aとの間に設けられている。ゲート抵抗器Rは、一端がゲートドライバ10の接続端子に接続され、他端がパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に接続されている。ゲート抵抗器Rは、ゲートドライバ10の接続端子からパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に流れる電流を流れ難くし、且つ、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1からゲートドライバ10の接続端子に流れる電流を流れ難くしている。
補助電源Vccは、電力を供給する電源である。補助電源Vccは、高圧バッテリ101とは異なる電源である。補助電源Vccは、補助スイッチQ2に接続され、当該補助スイッチQ2を介してパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に電圧を印加する。
補助スイッチQ2は、補助電源VccからパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に流れる電流を通電又は遮断するスイッチである。補助スイッチQ2は、例えば、低容量のバイポーラトランジスタやFETであり、誤消弧補助用入力端子としてのコレクタ端子c1と、誤消弧補助用出力端子としてのエミッタ端子e1と、誤消弧補助用制御端子としてのベース端子b1とを含んで構成される。
コレクタ端子c1は、電流を入力する端子であり、補助電源Vccの正極に接続されている。エミッタ端子e1は、電流を出力する端子であり、ゲート抵抗器RとパワーデバイスQ1aのゲート端子g1との間に接続されている。
ベース端子b1は、コレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を通電又は遮断する端子である。ベース端子b1は、補助制御回路20に接続されている。ベース端子b1は、補助制御回路20により印加される補助制御電圧V2b(図3参照)に基づいて、コレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を通電又は遮断する。ベース端子b1は、例えば、補助制御電圧V2bとしてオン電圧(誤消弧補助用オン信号)H2が印加されると、コレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を通電する。一方、ベース端子b1は、補助制御電圧V2bとしてオフ電圧(誤消弧補助用オフ信号)L2が印加されると、コレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を遮断する。ここで、オン電圧H2は、補助スイッチQ2を通電させるための電圧であり、オフ電圧L2よりも高い電圧である。オフ電圧L2は、補助スイッチQ2を遮断させるための電圧であり、オン電圧H2よりも低い電圧である。
補助制御回路20は、補助スイッチQ2を制御する回路である。補助制御回路20は、ベース抵抗器R1と、遅延回路21とを有する。ベース抵抗器R1は、遅延回路21と補助スイッチQ2との間に設けられている。ベース抵抗器R1は、一端が遅延回路21の接続端子に接続され、他端が補助スイッチQ2のベース端子b1に接続されている。ベース抵抗器R1は、遅延回路21の接続端子から補助スイッチQ2のベース端子b1に流れる電流を流れ難くしている。
遅延回路21は、信号を遅延させる回路である。遅延回路21は、ゲートドライバ10、及び、ベース抵抗器R1を介して補助スイッチQ2のベース端子b1に接続されている。遅延回路21は、ゲートドライバ10から出力される信号に基づいて、補助スイッチQ2を通電するためのオン電圧H2、及び、補助スイッチQ2を遮断するためのオフ電圧L2を補助スイッチQ2のベース端子b1に出力する。
遅延回路21は、例えば、図3に示すように、ゲートドライバ10からオフ電圧L1が出力された場合、当該オフ電圧L1が出力されたタイミングと同じタイミングで、オフ電圧L2を補助スイッチQ2に出力する。そして、遅延回路21は、補助スイッチQ2を遮断することで、補助電源Vccから供給される電力の電圧をパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に印加しない。
一方、遅延回路21は、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、当該オン電圧H1が出力されたタイミングから一定時間T遅延させたタイミングで、オン電圧H2を補助スイッチQ2に出力する。そして、遅延回路21は、補助スイッチQ2を通電することで、補助電源Vccから供給される電力の電圧をパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に印加する。ゲート駆動回路1は、一定時間T遅延させたタイミングでオン電圧H2を補助スイッチQ2に出力することにより、補助制御回路20を介さずに、ゲート抵抗器Rを介してオン電圧H2をパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に印加することができる。これにより、ゲート駆動回路1は、パワーデバイスQ1aをオンするタイミングをゲート抵抗器Rにより調整することができる。
ここで、スイッチング回路102は、例えば、図4に示すように、パワーデバイスQ1cのソース端子s1とパワーデバイスQ1bのゲート端子g1との間に寄生容量Cが存在している。スイッチング回路102は、この寄生容量Cにより、パワーデバイスQ1bのゲート端子g1にノイズが発生して誤消弧を招く場合がある。ここで、誤消弧とは、ブリッジ回路等において、他アームのスイッチング素子のオンオフ(ON/OFF)動作により発生する寄生容量Cによって自らのスイッチング素子が誤ってオフする現象である。スイッチング回路102は、誤消弧が発生した場合、性能低下や故障を招くおそれがある。
本実施形態では、ゲート駆動回路1は、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、オン電圧H2を補助スイッチQ2に出力して補助スイッチQ2を通電することで、補助電源Vccから供給される電力の電圧をパワーデバイスQ1bのゲート端子g1に印加する。これにより、ゲート駆動回路1は、補助電源Vccから供給される電力により、寄生容量Cに起因するノイズを抑制することができる。つまり、ゲート駆動回路1は、パワーデバイスQ1bが誤ってオフする誤消弧を抑制することができる。従って、ゲート駆動回路1は、図5に示すように、パワーデバイスQ1bのゲート端子g1に印加される電圧の波形を、ノイズ(誤消弧)が影響しない波形とすることができる。
以上のように、実施形態に係るゲート駆動回路1は、ゲートドライバ10と、ゲート抵抗器Rと、補助スイッチQ2と、補助制御回路20とを備える。ゲートドライバ10は、パワーデバイスQ1aを制御する。ここで、パワーデバイスQ1aは、ドレイン端子d1、ソース端子s1、及び、ゲート端子g1を有する。ドレイン端子d1は、負荷部106に電力を供給する高圧バッテリ101からの電流を入力する。ソース端子s1は、ドレイン端子d1から入力した電流を出力する。ゲート端子g1は、オン電圧H1に基づいてドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を通電し、オフ電圧L1に基づいてドレイン端子d1からソース端子s1に流れる電流を遮断する。ゲートドライバ10は、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1に接続され、オン電圧H1及びオフ電圧L1をゲート端子g1に出力しパワーデバイスQ1aを制御する。ゲート抵抗器Rは、ゲートドライバ10とゲート端子g1との間に設けられる。補助スイッチQ2は、コレクタ端子c1、エミッタ端子e1、及び、ベース端子b1を有する。コレクタ端子c1は、パワーデバイスQ1aに電力を供給する補助電源Vccに接続される。エミッタ端子e1は、ゲート抵抗器Rとゲート端子g1と間に接続される。ベース端子b1は、オン電圧H2に基づいてコレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を通電し、オフ電圧L2に基づいてコレクタ端子c1からエミッタ端子e1に流れる電流を遮断する。補助制御回路20は、ゲートドライバ10及び補助スイッチQ2に接続され、ゲートドライバ10から出力される信号に基づいてオン電圧H2及びオフ電圧L2をベース端子b1に出力し補助スイッチQ2を制御する。補助制御回路20は、例えば、ゲートドライバ10からオフ電圧L1が出力された場合、オフ電圧L2を補助スイッチQ2に出力し、補助電源Vccから供給される電力の電圧をゲート端子g1に印加しない。一方、補助制御回路20は、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、オン電圧H2を補助スイッチQ2に出力し、補助電源Vccから供給される電力の電圧をゲート端子g1に印加する。
この構成により、ゲート駆動回路1は、パワーデバイスQ1aがオンの場合、補助電源Vccから供給される電力の電圧をゲート端子g1に印加することにより、パワーデバイスQ1aがオンの場合に、寄生容量CによりパワーデバイスQ1aが誤ってオフする誤消弧を抑制することができる。この結果、ゲート駆動回路1は、スイッチング制御を適正に行うことができる。
上記ゲート駆動回路1において、補助制御回路20は、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、オン電圧H1が出力されたタイミングから一定時間T遅延させたタイミングでオン電圧H2を補助スイッチQ2に出力する。この構成により、ゲート駆動回路1は、補助制御回路20を介さずに、ゲート抵抗器Rを介してオン電圧H2をパワーデバイスQ1aのゲート端子g1に印加することができる。これにより、ゲート駆動回路1は、パワーデバイスQ1aをオンするタイミングをゲート抵抗器Rにより調整することができ、パワーデバイスQ1aの精度を確保することができる。
〔変形例〕
次に、実施形態の変形例について説明する。なお、変形例では、実施形態と同等の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。図6は、実施形態の第1変形例に係るゲート駆動回路1Aの構成例を示す回路図である。第1変形例に係るゲート駆動回路1Aは、パワーデバイスQ1aが誤ってオンする誤点弧を抑制する回路を備える点で実施形態に係るゲート駆動回路1と異なる。
ゲート駆動回路1Aは、図6に示すように、ゲートドライバ10と、ゲート抵抗器Rと、補助電源Vcc(図示省略)と、補助スイッチQ2と、補助制御回路20と、ダイオードDと、誤点弧補助スイッチとしての補助スイッチQ3と、誤点弧補助制御回路としての補助制御回路30とを備える。
ダイオードDは、アノード端子ad1と、カソード端子cd1とを有する。アノード端子ad1は、ゲート抵抗器RとパワーデバイスQ1aのゲート端子g1と間に接続され、カソード端子cd1は、補助スイッチQ3を介してグランドに接続されている。この例では、カソード端子cd1は、補助スイッチQ3を介してパワーデバイスQ1aのソース端子s1に接続されている。
ダイオードDは、当該ダイオードDの順方向電圧がオン電圧H1よりも小さい。これにより、ダイオードDは、補助スイッチQ3がオンの場合、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1及びソース端子s1の間に並列に接続されるので、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1に印加される電流(貫通電流)をソース端子s1側に流すことができる。これにより、ダイオードDは、誤点弧が発生することを抑制できる。ここで、誤点弧とは、ハーフブリッジ回路等において、他アームのスイッチング素子のオンオフ(ON/OFF)動作により自らのスイッチング素子が誤ってオンする現象である。
補助スイッチQ3は、電流を通電又は遮断するものであり、例えば、小信号Si−MOSFETまたはJFETである。補助スイッチQ3は、誤点弧補助用入力端子としてのドレイン端子d3と、誤点弧補助用出力端子としてのソース端子s3と、誤点弧補助用制御端子としてのゲート端子g3とを含んで構成される。ドレイン端子d3は、ダイオードDを介してゲート抵抗器Rとゲート端子g1と間に接続され、当該ダイオードDから流れる電流を入力する。ソース端子s3は、パワーデバイスQ1aのソース端子s1(グランド)に接続され、ドレイン端子d3から入力した電流をパワーデバイスQ1aのソース端子s1側(グランド側)に出力する。
ゲート端子g3は、補助制御回路30の接続端子に接続され、当該補助制御回路30により印加される補助制御電圧に基づいて、ドレイン端子d3からソース端子s3に流れる電流を通電又は遮断する。ゲート端子g3は、例えば、補助制御電圧としてオン電圧(誤点弧補助用オン信号)が印加されると、ドレイン端子d3からソース端子s3に流れる電流を通電する。一方、ゲート端子g3は、補助制御電圧としてオフ電圧(誤点弧補助用オフ信号)が印加されると、ドレイン端子d3からソース端子s3に流れる電流を遮断する。これにより、補助スイッチQ3は、ダイオードDに流れる電流を通電又は遮断することができる。
補助制御回路30は、ゲートドライバ10及び補助スイッチQ3のゲート端子g3に接続されている。補助制御回路30は、ゲートドライバ10がパワーデバイスQ1aをオンオフする制御に基づいて、補助スイッチQ3をオンオフする。補助制御回路30は、例えば、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、オン電圧H1と同じタイミングでオフ電圧を補助スイッチQ3に出力し、当該補助スイッチQ3を遮断する。一方、補助制御回路30は、ゲートドライバ10からオフ電圧L1が出力された場合、オフ電圧L1が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングでオン電圧を補助スイッチQ3に出力し、当該補助スイッチQ3を通電する。この構成により、ゲート駆動回路1Aは、パワーデバイスQ1aが誤ってオンする誤点弧を抑制することができる。また、ゲート駆動回路1Aは、一定時間遅延させたタイミングでオン電圧を補助スイッチQ3に出力し、パワーデバイスQ1aのオフに起因して流れるラッシュカレント(貫通電流)をゲート抵抗器Rに流すことで、当該ゲート抵抗器Rによりラッシュカレントを制限することができる。これにより、ゲート駆動回路1Aは、ラッシュカレントがダイオードDを介してグランド(例えばソース端子s1)に流れることを抑制することができ、ダイオードDを含むソース端子s1側の回路を保護することができる。この結果、ゲート駆動回路1Aは、スイッチング制御を適正に行うことができる。
次に、実施形態の第2変形例に係るゲート駆動回路1Bについて説明する。図7は、実施形態の第2変形例に係るゲート駆動回路1Bの構成例を示す回路図である。第2変形例に係るゲート駆動回路1Bは、パワーデバイスQ1aが誤ってオンする誤点弧を抑制する回路を備える点で実施形態に係るゲート駆動回路1と異なり、補助トランジスタQ4、ベース抵抗器R3、及び、遅延回路30Aを備える点で第1変形例に係るゲート駆動回路1Aとは異なる。
ゲート駆動回路1Bは、図7に示すように、ゲートドライバ10と、ゲート抵抗器Rと、補助電源Vcc(図示省略)と、補助スイッチQ2と、補助制御回路20と、誤点弧補助スイッチとしての補助トランジスタQ4と、ベース抵抗器R3と、誤点弧補助制御回路としての遅延回路30Aとを備える。
補助トランジスタQ4は、例えば、バイポーラトランジスタであり、ノイズ電流をリニア領域(ベース電流によりコレクタ電流を制御する領域)で使用することにより抵抗特性を持たせている。補助トランジスタQ4は、誤点弧補助用入力端子としてのコレクタ端子c4と、誤点弧補助用出力端子としてのエミッタ端子e4と、誤点弧補助用制御端子としてのベース端子b4とを含んで構成される。
コレクタ端子c4は、電流を入力する端子であり、ゲート抵抗器Rとゲート端子g1との間に接続されている。エミッタ端子e4は、電流を出力する端子であり、グランドに接続されている。
ベース端子b4は、ベース抵抗器R3を介して遅延回路30Aに接続されている。ベース端子b4は、遅延回路30Aにより印加される補助制御電圧に基づいて、コレクタ端子c4からエミッタ端子e4に流れる電流を通電又は遮断する。ベース端子b4は、例えば、補助制御電圧としてオン電圧(誤点弧補助用オン信号)が印加されると、コレクタ端子c4からエミッタ端子e4に流れる電流を通電する。このとき、補助トランジスタQ4は、ベース端子b4に流れるベース電流を調整することにより、コレクタ端子c4からエミッタ端子e4に流れる電流(コレクタ電流)の電流量を調整する。一方、ベース端子b4は、補助制御電圧としてオフ電圧(誤点弧補助用オフ信号)が印加されると、コレクタ端子c4からエミッタ端子e4に流れる電流を遮断する。
ベース抵抗器R3は、遅延回路30Aと補助トランジスタQ4との間に設けられている。ベース抵抗器R3は、一端が遅延回路30Aの接続端子に接続され、他端が補助トランジスタQ4のベース端子b4に接続されている。ベース抵抗器R3は、遅延回路30Aの接続端子から補助トランジスタQ4のベース端子b4に流れる電流を流れ難くしている。
遅延回路30Aは、遅延素子31と、分圧抵抗器R4と、分圧抵抗器R5とを有する。遅延素子31は、ゲートドライバ10の接続端子及び分圧抵抗器R4に接続され、ゲートドライバ10から入力した入力信号(オフ電圧L1)に基づいて、出力信号(オン電圧)を遅延させる。遅延回路30Aは、例えば、ゲートドライバ10からオフ電圧L1が出力された場合、当該オフ電圧L1が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングで、オン電圧を分圧抵抗器R4に出力する。
分圧抵抗器R4及び分圧抵抗器R5は、それぞれが所定の抵抗値を有し、互いに直列に接続されている。分圧抵抗器R4は、例えば、一端が遅延素子31に接続され、他端が分圧抵抗器R5に接続されている。分圧抵抗器R5は、一端が分圧抵抗器R4に接続され、他端がグランドに接続されている。分圧抵抗器R4及び分圧抵抗器R5の接続線には、ベース抵抗器R3の一端が接続されている。分圧抵抗器R4、R5は、遅延素子31から出力される電圧を、抵抗値に基づいて分圧する。分圧された電圧(オン電圧)は、ベース抵抗器R3を介して補助トランジスタQ4のベース端子b4に出力される。
遅延回路30Aは、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力されパワーデバイスQ1aをオンする場合、当該オン電圧H1と同じタイミングでオフ電圧を補助トランジスタQ4に出力し、当該補助トランジスタQ4をオフする。これにより、遅延回路30Aは、パワーデバイスQ1aをオンする場合に、パワーデバイスQ1aのゲート端子g1に流れる電流がグランドに流れることを防止することができる。
一方、遅延回路30Aは、ゲートドライバ10からオフ電圧L1が出力されパワーデバイスQ1aをオフする場合、当該オフ電圧L1が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングでオン電圧を補助トランジスタQ4に出力し、当該補助トランジスタQ4をオンする。これにより、遅延回路30Aは、パワーデバイスQ1aのオフに起因して発生するラッシュカレント(突入電流)をゲート抵抗器Rに流し、このゲート抵抗器Rによりラッシュカレントを制限することができる。
なお、上記説明で、補助制御回路20は、ゲートドライバ10からオン電圧H1が出力された場合、オン電圧H1が出力されたタイミングから一定時間T遅延させたタイミングでオン電圧H2を補助スイッチQ2に出力する例について説明したが、これに限定されない。補助制御回路20は、例えば、オン電圧H1が出力されたタイミングと同じタイミングでオン電圧H2を補助スイッチQ2に出力してもよい。
パワーデバイスQ1a〜Q1dは、SiC−MOSFETである例について説明したが、これに限定されず、例えば、WBG半導体であるGaN−HEMT、GaN−MOSFET等であってもよい。また、パワーデバイスQ1a〜Q1dは、WBG半導体以外のSi−MOSFET、Si−IGBT等であってもよい。
補助スイッチQ3は、電流を通電又は遮断するものであり、例えば、小信号Si−MOSFETまたはJFETである例について説明したが、これに限定されず、その他のスイッチング素子であってもよい。
補助スイッチQ2は、例えば、低容量のバイポーラトランジスタやFETである例について説明したが、これに限定されず、その他のスイッチ素子を用いてもよい。
1、1A、1B ゲート駆動回路(スイッチ制御回路)
10 ゲートドライバ(メイン制御回路)
d1 ドレイン端子(電源用入力端子)
s1 ソース端子(電源用出力端子)
g1 ゲート端子(電源用制御端子)
Q1a〜Q1d パワーデバイス(電源スイッチ)
R ゲート抵抗器(抵抗器)
Vcc 補助電源
c1 コレクタ端子(誤消弧補助用入力端子)
e1 エミッタ端子(誤消弧補助用出力端子)
b1 ベース端子(誤消弧補助用制御端子)
Q2 補助スイッチ(誤消弧補助スイッチ)
20 補助制御回路(誤消弧補助制御回路)
T 一定時間
H1 オン電圧(電源用オン信号)
H2 オン電圧(誤消弧補助用オン信号)
L1 オフ電圧(電源用オフ信号)
L2 オフ電圧(誤消弧補助用オフ信号)
d3 ドレイン端子(誤点弧補助用入力端子)
c4 コレクタ端子(誤点弧補助用入力端子)
s3 ソース端子(誤点弧補助用出力端子)
e4 エミッタ端子(誤点弧補助用出力端子)
g3 ゲート端子(誤点弧補助用制御端子)
b4 ベース端子(誤点弧補助用制御端子)
Q3 補助スイッチ(誤点弧補助スイッチ)
Q4 補助トランジスタ(誤点弧補助スイッチ)
30 補助制御回路(誤点弧補助制御回路)
30A 遅延回路(誤点弧補助制御回路)
101 高圧バッテリ(主電源)
106 負荷部

Claims (3)

  1. 負荷部に電力を供給する主電源からの電流を入力する電源用入力端子、前記電源用入力端子から入力した電流を出力する電源用出力端子、及び、電源用オン信号に基づいて前記電源用入力端子から前記電源用出力端子に流れる電流を通電し電源用オフ信号に基づいて前記電源用入力端子から前記電源用出力端子に流れる電流を遮断する電源用制御端子を有する電源スイッチの前記電源用制御端子に接続され、前記電源用オン信号及び前記電源用オフ信号を前記電源用制御端子に出力し前記電源スイッチを制御するメイン制御回路と、
    前記メイン制御回路と前記電源用制御端子との間に設けられる抵抗器と、
    前記電源スイッチに電力を供給する補助電源に接続される誤消弧補助用入力端子、前記抵抗器と前記電源用制御端子と間に接続される誤消弧補助用出力端子、及び、誤消弧補助用オン信号に基づいて前記誤消弧補助用入力端子から前記誤消弧補助用出力端子に流れる電流を通電し誤消弧補助用オフ信号に基づいて前記誤消弧補助用入力端子から前記誤消弧補助用出力端子に流れる電流を遮断する誤消弧補助用制御端子を有する誤消弧補助スイッチと、
    前記メイン制御回路及び前記誤消弧補助スイッチに接続され前記メイン制御回路から出力される信号に基づいて前記誤消弧補助用オン信号及び前記誤消弧補助用オフ信号を前記誤消弧補助用制御端子に出力し前記誤消弧補助スイッチを制御する誤消弧補助制御回路と、を備え、
    前記誤消弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オフ信号が出力された場合、前記誤消弧補助用オフ信号を前記誤消弧補助スイッチに出力し、前記補助電源から供給される電力の電圧を前記電源用制御端子に印加せず、
    前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記誤消弧補助用オン信号を前記誤消弧補助スイッチに出力し、前記補助電源から供給される電力の電圧を前記電源用制御端子に印加することを特徴とするスイッチ制御回路。
  2. 前記誤消弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記電源用オン信号が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングで前記誤消弧補助用オン信号を前記誤消弧補助スイッチに出力する請求項1に記載のスイッチ制御回路。
  3. 前記抵抗器と前記電源用制御端子と間に接続される誤点弧補助用入力端子、グランドに接続される誤点弧補助用出力端子、及び、誤点弧補助用オン信号に基づいて前記誤点弧補助用入力端子から前記誤点弧補助用出力端子に流れる電流を通電し誤点弧補助用オフ信号に基づいて前記誤点弧補助用入力端子から前記誤点弧補助用出力端子に流れる電流を遮断する誤点弧補助用制御端子を有する誤点弧補助スイッチと、
    前記メイン制御回路及び前記誤点弧補助スイッチに接続され前記メイン制御回路から出力される信号に基づいて前記誤点弧補助スイッチを通電又は遮断する誤点弧補助制御回路と、を備え、
    前記誤点弧補助制御回路は、前記メイン制御回路から前記電源用オン信号が出力された場合、前記電源用オン信号と同じタイミングで前記誤点弧補助用オフ信号を前記誤点弧補助スイッチに出力し、
    前記メイン制御回路から前記電源用オフ信号が出力された場合、前記電源用オフ信号が出力されたタイミングから一定時間遅延させたタイミングで前記誤点弧補助用オン信号を前記誤点弧補助スイッチに出力する請求項1又は2に記載のスイッチ制御回路。
JP2019110155A 2019-06-13 2019-06-13 スイッチ制御回路 Abandoned JP2020202716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019110155A JP2020202716A (ja) 2019-06-13 2019-06-13 スイッチ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019110155A JP2020202716A (ja) 2019-06-13 2019-06-13 スイッチ制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020202716A true JP2020202716A (ja) 2020-12-17

Family

ID=73742842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019110155A Abandoned JP2020202716A (ja) 2019-06-13 2019-06-13 スイッチ制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020202716A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000197343A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 半導体素子のゲート制御方法
JP2009159259A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toyota Motor Corp スイッチング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000197343A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 半導体素子のゲート制御方法
JP2009159259A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toyota Motor Corp スイッチング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102336161B1 (ko) 동적 타이밍 기능을 지니는 다단 게이트 턴오프
JP6170119B2 (ja) 電源スイッチを駆動するためのシステムおよび方法
WO2020158853A1 (ja) 過電流保護回路及びスイッチング回路
WO2015111154A1 (ja) スイッチング回路、インバータ回路、及びモータ制御装置
JPH11234104A (ja) 半導体モジュール及びインバータ装置
JP2018011467A (ja) 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路
JP2003069401A (ja) 半導体電力変換装置
JP2010035389A (ja) インバータ回路
JP5619673B2 (ja) スイッチング回路及び半導体モジュール
JP2017224999A (ja) 半導体スイッチング素子の保護回路
JP2014233161A (ja) 負荷制御装置
JP7205636B2 (ja) 過電流保護回路及びスイッチング回路
JP2020202716A (ja) スイッチ制御回路
JP2017163681A (ja) 電圧駆動形半導体スイッチ素子の駆動回路
US11336087B2 (en) Electronic circuit and electronic apparatus
JP5929333B2 (ja) 駆動装置
JP2020096444A (ja) スイッチング回路
JP2010124627A (ja) ゲート回路
JP2010166301A (ja) スイッチ回路
JP2007259067A (ja) 半導体素子駆動回路
JP2020167915A (ja) スイッチ制御回路
JP2018082525A (ja) スイッチング装置
CN113765339A (zh) 避免并联式半导体开关中的寄生振荡的方法及对应的装置
JP2013017064A (ja) スイッチング素子の保護回路
JP6621141B2 (ja) アクティブスナバ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230214

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20230309