JP6621141B2 - アクティブスナバ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、アクティブスナバ回路に関する。
DC−DCコンバータなどのスイッチング電源に利用される同期整流回路は、一般的に2つの電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)を交互にON/OFF制御するよう構成されることが多く、2つのFETの各ゲートに入力されるPWM信号によって所望の電圧の直流電力を安定的に出力することができる。この同期整流回路は、各FETがON/OFF制御されるスイッチング時において、ドレイン‐ソース間に大きなサージ電圧が発生することがある。このようなサージ電圧を低減する技術としてスナバ回路が広く知られており、スナバ回路を備える同期整流回路が公知である(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開2013−93980号公報 特表2002−539751号公報
スナバ回路の中でもアクティブスナバ回路は、例えばパワー半導体素子によるスイッチング回路を利用し、サージ電圧が発生するタイミングでコンデンサにサージ電圧を吸収させることができる。より具体的には、例えば特許文献1に記載された従来技術は、逆阻止型半導体スイッチとコンデンサとを直列に接続したアクティブスナバ回路が、同期整流FETのドレイン‐ソース間に対して並列に接続されるように構成されている。そしてその同期整流FETにサージ電圧が発生するタイミングで逆阻止型半導体スイッチをONにすることによって同期整流FETのサージ電圧を抑制している。
しかしながら特許文献1に記載された従来技術は、同期整流FETでサージ電圧が発生するタイミング以外においても半導体スイッチがONになる場合がある。例えばコンデンサから半導体スイッチの制御端子へ漏れ電流が生じた場合、その漏れ電流によって半導体スイッチがONになり、半導体スイッチに大きなサージ電流が流れて電力損失が発生することになる。またサージ電流に対する耐久性を確保するためには半導体スイッチを大型化することになるため、その半導体スイッチを備えたアクティブスナバ回路は、小型に製造することができなくなる虞が生ずる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電力損失を抑制し小型化したアクティブスナバ回路を提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、第1スイッチの一端側に第1コンデンサを介してコレクタが接続されている第1トランジスタと、前記第1トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続されている第1抵抗と、前記第1トランジスタのコレクタにアノードが接続され、前記グランドにカソードが接続されている第1ダイオードと、を含む第1スナバ回路と、前記第1スイッチをスイッチングする制御端子と前記第1トランジスタのベースとの間に接続されている第2コンデンサと、前記第1トランジスタのベースと前記グランドとの間に接続されている第2抵抗と、を含む第1トランジスタ制御回路と、を備えるアクティブスナバ回路である。
第1トランジスタは、コレクタに第1コンデンサの一端側が接続され、エミッタとグランドとの間に第1抵抗が接続され、コレクタとグランドとの間に第1ダイオードが接続されていることによって第1スナバ回路を構成している。そして第1スナバ回路は、第1トランジスタのベースに入力される電圧に基づいて動作のON/OFFが制御される。
第1トランジスタ制御回路は、第1スイッチをスイッチングする制御端子と第1トランジスタのベースとを第2コンデンサを介して接続し、第1トランジスタのベースとグランドとを第2抵抗を介して接続する。そして第1トランジスタ制御回路は、第1スイッチをスイッチングする制御信号が入力されることによって、そのタイミングで第1トランジスタのベースの電圧を変化させる。このとき第1トランジスタがONになることによって、第1スイッチの一端側とグランドとの間に第1コンデンサ及び第1抵抗を介したCR回路が構成される。それによって第1スナバ回路は、第1スイッチに発生するサージ電圧を抑制することができる。そして第1コンデンサの電荷は、第1ダイオードを介してグランドへ放電される。
ここで第2抵抗は、第1トランジスタのベース電流を引き抜く電流経路を形成すると共に、第1トランジスタのコレクタ−ベース間に流れる電流経路のインピーダンスを上昇させる。そのため第2抵抗は、第1トランジスタのコレクタ−ベース間に生じる漏れ電流を抑制し、意図しないタイミングで第1トランジスタがONにならないようにすることができる。それによってアクティブスナバ回路は、第1トランジスタのコレクタ−エミッタ間に流れるサージ電流を抑制することができ、第1トランジスタを小型化することができる。
これにより本発明の第1の態様によれば、電力損失を抑制し小型化したアクティブスナバ回路を提供することができるという作用効果が得られる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、前述した本発明の第1の態様において、前記第2抵抗は、前記第1トランジスタのコレクタ−ベース間の特性に応じて抵抗値の下限値が設定される、アクティブスナバ回路である。
第2抵抗は、前述のように第1トランジスタのコレクタ−ベース間に流れる電流経路のインピーダンスを上昇させる。しかし第2抵抗の抵抗値が極端に低い場合には、第1トランジスタのコレクタ−ベース間に流れる漏れ電流を抑制することができなくなる。そのため第2抵抗は、第1トランジスタのコレクタ−ベース間の特性に応じた大きさの抵抗値を下限値として設定されることによって、第1トランジスタのコレクタ−エミッタ間のサージ電流をより確実に抑制することができる。
これにより本発明の第2の態様によれば、前述した本発明の第1の態様による作用効果に加え、第1トランジスタに発生するサージ電流をより効果的に抑制するアクティブスナバ回路を提供することができるという作用効果が得られる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、前述した本発明の第1又は2の態様において、前記第2抵抗は、前記第1スイッチの耐圧特性に応じて抵抗値の上限値が設定される、アクティブスナバ回路である。
第2抵抗は、前述のように第1トランジスタのコレクタ−エミッタ間のサージ電流を抑制することができる。しかし第2抵抗の抵抗値が極端に高い場合には、第1トランジスタのベース電圧を制御することが困難になり、第1スナバ回路の機能が低下する。そのため第2抵抗は、第1スイッチに発生するサージ電圧が第1スイッチの耐圧を超過しない限度において抵抗値の上限値が設定される。それによって第1スナバ回路は、第1トランジスタのサージ電流を抑制しつつ、第1スイッチのサージ電圧を抑制することができる。
これにより本発明の第3の態様によれば、前述した本発明の第1又は2の態様による作用効果に加え、第1スイッチに発生するサージ電圧をより効果的に抑制するアクティブスナバ回路を提供することができるという作用効果が得られる。
<本発明の第4の態様>
本発明の第4の態様は、前述した本発明の第1〜3のいずれか1項の態様において、前記第1スイッチに対して交互にON/OFFする第2スイッチの一端側に第3コンデンサを介してコレクタが接続されている第2トランジスタと、前記第2トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続されている第3抵抗と、前記第2トランジスタのコレクタにアノードが接続され、前記グランドにカソードが接続されている第2ダイオードと、を含む第2スナバ回路と、前記第2スイッチをスイッチングする制御端子と前記第2トランジスタのベースとの間に接続されている第4コンデンサと、前記第2トランジスタのベースと前記グランドとの間に接続されている第4抵抗と、を含む第2トランジスタ制御回路と、を備えるアクティブスナバ回路である。
第2スイッチは、第1スイッチに対して交互にON/OFF制御され、第1スイッチと共に同期整流回路を構成する。そしてアクティブスナバ回路は、第1スナバ回路と同様の回路構成である第2スナバ回路と、第1トランジスタ制御回路と同様の回路構成である第2トランジスタ制御回路とを備える。それによって第2スナバ回路が第2スイッチのサージ電圧を抑制し、第4抵抗が第2トランジスタに発生するサージ電流を抑制することができる。
これにより本発明の第4の態様によれば、同期整流回路を構成する第1スイッチ及び第2スイッチに接続されたそれぞれのアクティブスナバ回路に対して、前述した本発明の第1の態様と同様の作用効果が得られる。
<本発明の第5の態様>
本発明の第5の態様は、前述した本発明の第4の態様において、前記第4抵抗は、前記第2トランジスタのコレクタ−ベース間の特性に応じて抵抗値の下限値が設定される、アクティブスナバ回路である。
本発明の第5の態様によれば、前述した本発明の第2の態様と同様に、第2トランジスタに発生するサージ電流をより効果的に抑制するアクティブスナバ回路を提供することができるという作用効果が得られる。
<本発明の第6の態様>
本発明の第6の態様は、前述した本発明の第4又は5の態様において、前記第4抵抗は、前記第2スイッチの耐圧特性に応じて抵抗値の上限値が設定される、アクティブスナバ回路である。
本発明の第6の態様によれば、前述した本発明の第3の態様と同様に、第2スイッチに発生するサージ電圧をより効果的に抑制するアクティブスナバ回路を提供することができるという作用効果が得られる。
フルブリッジ方式の絶縁型DC−DCコンバータの回路図である。 第1スイッチ保護回路及び第2スイッチ保護回路の回路図である。 同期整流回路の動作を図示したタイミングチャートである。 従来技術の同期整流回路におけるサージ電圧の波形である。 本発明に係る同期整流回路におけるサージ電圧の波形である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、フルブリッジ方式の絶縁型DC−DCコンバータ1の回路図である。
絶縁型DC−DCコンバータ1は、インバータ回路10、同期整流回路20、絶縁トランスT、一次側ドライバ31、二次側ドライバ32、アイソレータ33、制御回路34を備える。
インバータ回路10は、公知のフルブリッジインバータ回路であり、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)Q11〜Q14、コイルL1、コンデンサC11を含む。尚、本発明においてインバータ回路10は、フルブリッジ方式に限定されるものではなく、例えばハーフブリッジ、フライバック、フォーワード等、他の方式のインバータ回路であってもよい。
電界効果トランジスタQ11〜Q14は、半導体スイッチング素子であり、各ゲートが一次側ドライバ31に接続されている。電界効果トランジスタQ11のドレインは、電界効果トランジスタQ12のドレインに接続されている。電界効果トランジスタQ11のソースは、電界効果トランジスタQ13のドレインに接続されており、その接続点は、絶縁トランスTの一次側コイルL11の巻き終わり端に接続されている。電界効果トランジスタQ12のソースは、電界効果トランジスタQ14のドレインに接続されており、その接続点は、絶縁トランスTの一次側コイルL11の巻き始め端に接続されている。電界効果トランジスタQ13のソース及び電界効果トランジスタQ14のソースは、一次側グランドGND1に接続されている。コイルL1は、一端側が入力Vinに接続されており、電界効果トランジスタQ11のドレインと電界効果トランジスタQ12のドレインとの接続点に他端側が接続されている。コンデンサC11は、一端側がコイルL1の他端側に接続されており、他端側が一次側グランドGND1に接続されている。
電界効果トランジスタQ11〜Q14は、一次側ドライバ31が出力するゲート信号によって同時にON/OFFされ、電界効果トランジスタQ11、Q14に対して電界効果トランジスタQ12、Q13が逆位相となるようにON/OFFされる。一次側ドライバ31は、公知のマイコン制御回路である制御回路34によって制御される。インバータ回路10で発生した交流電流は、絶縁トランスTを介して同期整流回路20へ流れる。
同期整流回路20は、第1スイッチQ1、第2スイッチQ2、コイルL2、コンデンサC21、抵抗R22、抵抗R23、第1スイッチ保護回路24、第2スイッチ保護回路25を含む。ここで「アクティブスナバ回路」は、本実施例では第1スイッチ保護回路24及び第2スイッチ保護回路25の両方により構成されており、いずれか一方のみにより構成することも可能である。
第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2は、半導体スイッチング素子であり、例えばNチャンネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。第1スイッチQ1は、絶縁トランスTの二次側コイルL21の巻き始め端にドレインが接続されており、二次側グランドGND2にソースが接続されている。第2スイッチQ2は、絶縁トランスTの二次側コイルL22の巻き終わり端にドレインが接続されており、二次側グランドGND2にソースが接続されている。第1スイッチQ1の制御端子としてのゲートは、抵抗R22を介して二次側ドライバ32に接続され、第2スイッチQ2の制御端子としてのゲートは、抵抗R23を介して二次側ドライバ32に接続されている。コイルL2は、絶縁トランスTの二次側コイルL21とL22の接続点(センタータップ)に一端側が接続されており、他端側が出力Voutに接続されている。コンデンサC21は、出力Voutと二次側グランドGND2との間に接続されている。
第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2は、二次側ドライバ32が出力する駆動信号、すなわちゲート信号によってON/OFF制御される。より具体的には二次側ドライバ32は、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2とに対して交互にON/OFFするように制御する。また第1スイッチQ1と第2スイッチQ2は、同時にOFFになる状態が生じないように制御される。二次側ドライバ32は、アイソレータ33を介して制御回路34に接続されており、制御回路34によって制御される。アイソレータ33は、一次側に設けられた制御回路34と二次側に設けられた二次側ドライバ32との接続を直流的に絶縁する。
次に、第1スイッチ保護回路24及び第2スイッチ保護回路25について図2を参照しながら説明する。
図2は、第1スイッチ保護回路24及び第2スイッチ保護回路25の回路図である。
第1スイッチ保護回路24は、第1スナバ回路26、第1トランジスタ制御回路27を含む。また第2スイッチ保護回路25は、第2スナバ回路28、第2トランジスタ制御回路29を含む。
第1スナバ回路26は、第1トランジスタTR1、第1コンデンサC1、第1抵抗R1、第1ダイオードD1を含む。
第1トランジスタTR1は、本実施例では、PNP型のバイポーラトランジスタである。第1トランジスタTR1は、コレクタと第1スイッチQ1のドレインとが、第1コンデンサC1を介して接続されている。また第1トランジスタTR1は、エミッタと二次側グランドGND2とが、第1抵抗R1を介して接続されている。第1ダイオードD1は、例えばショットキーバリアダイオードであり、アノードが第1トランジスタTR1のコレクタに接続され、カソードが二次側グランドGND2に接続されている。
第1スナバ回路26は、第1トランジスタTR1のベースに入力される電圧に基づいて動作のON/OFFが制御され、後述するように第1トランジスタTR1がONの状態である間に第1スイッチQ1のサージ電圧を抑制する。
第1トランジスタ制御回路27は、第2コンデンサC2、第2抵抗R2、第5抵抗R5、第3ダイオードD3を含む。
第2コンデンサC2は、一端側が二次側ドライバ32に接続され、二次側ドライバ32が第1スイッチQ1のゲートに出力する制御信号が入力される。また第2コンデンサC2は、他端側が第1トランジスタTR1のベースに接続されている。第2抵抗R2は、一端側が第2コンデンサC2と第1トランジスタTR1のベースとの接続点に接続され、他端側が第3ダイオードD3のアノードに接続されている。第3ダイオードD3のカソードは、二次側グランドGND2に接続されている。第5抵抗R5は、第2コンデンサC2に対して並列に接続されている。
第1トランジスタ制御回路27は、第2コンデンサC2及び第2抵抗R2で構成される微分回路によって、二次側ドライバ32から入力される制御信号を微分し第1トランジスタTR1のベースに出力する。ここで第1トランジスタTR1のベースに入力される信号は、第2コンデンサC2及び第5抵抗R5で構成されるRC並列回路と第2抵抗R2とにより時定数が制御される。また第1トランジスタTR1のベースは、第2抵抗R2及び第3ダイオードD3で構成される電流経路によって二次側グランドGND2へ電流が引き抜かれる。
第2スナバ回路28は、第2トランジスタTR2、第3コンデンサC3、第3抵抗R3、第2ダイオードD2を含む。
第2トランジスタTR2は、本実施例では、PNP型のバイポーラトランジスタである。第2トランジスタTR2は、コレクタと第2スイッチQ2のドレインとが、第3コンデンサC3を介して接続されている。また第2トランジスタTR2は、エミッタと二次側グランドGND2とが、第3抵抗R3を介して接続されている。第2ダイオードD2は、例えばショットキーバリアダイオードであり、アノードが第2トランジスタTR1のコレクタに接続され、カソードが二次側グランドGND2に接続されている。
第2スナバ回路28は、第2トランジスタTR2のベースに入力される電圧に基づいて動作のON/OFFが制御され、後述するように第2トランジスタTR2がONの状態である間に第2スイッチQ2のサージ電圧を抑制する。
第2トランジスタ制御回路29は、第4コンデンサC4、第4抵抗R4、第6抵抗R6、第4ダイオードD4を含む。
第4コンデンサC4は、一端側が二次側ドライバ32に接続され、二次側ドライバ32が第2スイッチQ2のゲートに出力する制御信号が入力される。また第4コンデンサC4は、他端側が第2トランジスタTR2のベースに接続されている。第4抵抗R4は、一端側が第4コンデンサC4と第2トランジスタTR2のベースとの接続点に接続され、他端側が第4ダイオードD4のアノードに接続されている。第4ダイオードD4のカソードは、二次側グランドGND2に接続されている。第6抵抗R6は、第4コンデンサC4に対して並列に接続されている。
第2トランジスタ制御回路29は、第4コンデンサC4及び第4抵抗R4で構成される微分回路によって、二次側ドライバ32から入力される制御信号を微分し第2トランジスタTR2のベースに出力する。ここで第2トランジスタTR2のベースに入力される信号は、第4コンデンサC4及び第6抵抗R6で構成されるRC並列回路と第4抵抗R4とにより時定数が制御される。また第2トランジスタTR2のベースは、第4抵抗R4及び第4ダイオードD4で構成される電流経路によって二次側グランドGND2へ電流が引き抜かれる。
つづいて、第1スイッチ保護回路24及び第2スイッチ保護回路25が第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2のサージ電圧を抑制する動作について、図3を参照しながら説明する。
図3は、同期整流回路20の動作を図示したタイミングチャートである。
第1トランジスタ制御回路27は、第1スイッチQ1をスイッチングする制御信号(第1スイッチQ1のゲート−ソース間電圧Q1_Vgs)を微分して第1スナバ回路26へ出力する。そして第1スイッチQ1のサージ電圧は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わって電圧(第1スイッチQ1のドレイン−ソース間電圧Q1_Vds)が立ち上がるタイミングで発生する(タイミングT1)。第1トランジスタ制御回路27からは、この第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミングでパルス信号(第1トランジスタTR1のベース−エミッタ間電圧TR1_Vbe)が出力される(タイミングT1)。このパルス信号の幅とタイミングは、第2コンデンサC2、第2抵抗R2、第5抵抗R5の各定数によって調整することができる。
第1スナバ回路26は、第1トランジスタ制御回路27から出力されるパルス信号で第1トランジスタTR1がONする。つまり第1トランジスタTR1は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミングでONし(タイミングT1)、そのON時間及びONタイミングは、第1トランジスタ制御回路27から出力されるパルス信号の幅とタイミングによって規定される。そして第1スナバ回路26は、第1トランジスタTR1がONしている間、第1コンデンサC1と第1抵抗R1とが直列に接続される。つまり第1スナバ回路26は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミングでCRスナバ回路が構成され(タイミングT1)、それによって第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミングで発生するサージ電圧を低減する(第1トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間電圧TR1_Vce)。
第1スナバ回路26の第1コンデンサC1の電荷は、第1スイッチQ1がOFFからONへ切り替わるタイミングで、第1ダイオードD1を通じて二次側グランドGND2へ放電される(タイミングT2)。このとき第1トランジスタ制御回路27の第2コンデンサC2の電荷は、第2抵抗R2及び第3ダイオードD3を通じて二次側グランドGND2へ放電される(タイミングT2)。
第2抵抗R2は、第1トランジスタTR1のコレクタ−ベース間に流れる電流経路のインピーダンスを上昇させる。このように第1トランジスタTR1のコレクタ−ベース間の電流経路においてインピーダンスを上昇させることで、意図しないタイミングで第1トランジスタTR1がONにならないようにすることができる。それによって第1トランジスタ制御回路27は、第1トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間に流れるサージ電流をより効果的に抑制することができる。
ここで第2抵抗R2の抵抗値が極端に低い場合には、第1トランジスタTR1のコレクタ−ベース間に流れる漏れ電流を十分に抑制することができなくなる。そのため第2抵抗R2の抵抗値は、第1トランジスタTR1の特性に応じて、第1トランジスタTR1のコレクタ−ベース間に漏れ電流が流れないように下限値が設定されるのが好ましい。それによって、第1トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間のサージ電流をより確実に抑制することができる。
また第2抵抗R2の抵抗値は、第1スイッチQ1の耐圧特性に応じて、ドレイン−ソース間電圧Q1_Vdsが第1スイッチQ1の耐圧を超過しないように上限値が設定されるのが好ましい。第1スイッチQ1が耐圧を超過しないためには第1スナバ回路26が十分に機能する必要があり、そのためには第1トランジスタ制御回路27が第1トランジスタTR1のベース電圧を十分に制御できることが必要になる。そのため第2抵抗R2は、第1トランジスタTR1のベース電圧の制御を妨げない範囲に設定されるよう抵抗値の上限値が設けられる。それによって第1スナバ回路26は、第1トランジスタTR1のサージ電流を抑制しつつ、第1スイッチQ1のサージ電圧をより効果的に抑制することができる。
第2トランジスタ制御回路29は、第2スイッチQ2をスイッチングする制御信号(第2スイッチQ2のゲート−ソース間電圧Q2_Vgs)を微分して第2スナバ回路28へ出力する。そして第2スイッチQ2のサージ電圧は、第2スイッチQ2がONからOFFへ切り替わって電圧(第2スイッチQ2のドレイン−ソース間電圧Q2_Vds)が立ち上がるタイミングで発生する(タイミングT3)。第2トランジスタ制御回路29からは、この第2スイッチQ2がONからOFFへ切り替わるタイミングでパルス信号(第2トランジスタTR2のベース−エミッタ間電圧TR2_Vbe)が出力される(タイミングT3)。このパルス信号の幅とタイミングは、第4コンデンサC4、第4抵抗R4、第6抵抗R6の各定数によって調整することができる。
第2スナバ回路28は、第2トランジスタ制御回路29から出力されるパルス信号で第2トランジスタTR2がONする。つまり第2トランジスタTR2は、第2スイッチQ2がONからOFFへ切り替わるタイミングでONし(タイミングT3)、そのON時間及びONタイミングは、第2トランジスタ制御回路29から出力されるパルス信号の幅とタイミングによって規定される。そして第2スナバ回路28は、第2トランジスタTR2がONしている間、第3コンデンサC3と第3抵抗R3とが直列に接続される。つまり第2スナバ回路28は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミングでCRスナバ回路が構成され(タイミングT3)、それによって第2スイッチQ2がONからOFFへ切り替わるタイミングで発生するサージ電圧を低減する(第2トランジスタTR2のコレクタ−エミッタ間電圧TR2_Vce)。
第2スナバ回路28の第3コンデンサC3の電荷は、第2スイッチQ2がOFFからONへ切り替わるタイミングで、第2ダイオードD2を通じて二次側グランドGND2へ放電される(タイミングT4)。このとき第2トランジスタ制御回路29の第4コンデンサC4の電荷は、第4抵抗R4及び第4ダイオードD4を通じて二次側グランドGND2へ放電される(タイミングT4)。
第4抵抗R4は、第2トランジスタTR2のコレクタ−ベース間に流れる電流経路のインピーダンスを上昇させる。このように第2トランジスタTR2のコレクタ−ベース間の電流経路においてインピーダンスを上昇させることで、意図しないタイミングで第2トランジスタTR2がONにならないようにすることができる。それによって第2トランジスタ制御回路29は、第2トランジスタTR2のコレクタ−エミッタ間に流れるサージ電流をより効果的に抑制することができる。
ここで第4抵抗R4の抵抗値が極端に低い場合には、第2トランジスタTR2のコレクタ−ベース間に流れる漏れ電流を十分に抑制することができなくなる。そのため第4抵抗R4の抵抗値は、第2トランジスタTR2の特性に応じて、第2トランジスタTR2のコレクタ−ベース間に漏れ電流が流れないように下限値が設定されるのが好ましい。それによって、第2トランジスタTR2のコレクタ−エミッタ間のサージ電流をより確実に抑制することができる。
また第4抵抗R4の抵抗値は、第2スイッチQ2の耐圧特性に応じて、ドレイン−ソース間電圧Q2_Vdsが第2スイッチQ2の耐圧を超過しないように上限値が設定されるのが好ましい。第2スイッチQ2が耐圧を超過しないためには第2スナバ回路28が十分に機能する必要があり、そのためには第2トランジスタ制御回路29が第2トランジスタTR2のベース電圧を十分に制御できることが必要になる。そのため第4抵抗R4は、第2トランジスタTR2のベース電圧の制御を妨げない範囲に設定できるよう抵抗値の上限値が設けられる。それによって第2スナバ回路28は、第2トランジスタTR2のサージ電流を抑制しつつ、第2スイッチQ2のサージ電圧をより効果的に抑制することができる。
つづいて本発明の効果について図4及び図5を参照しながら説明する。尚、同期整流回路20の内、第2スイッチQ2及び第2スイッチ保護回路25の動作は、第1スイッチQ1及び第1スイッチ保護回路24の動作と同じであるため、効果の説明は省略する。
図4は、従来技術の同期整流回路におけるサージ電圧の波形である。
ここで従来技術の同期整流回路は、第2抵抗R2及び第4抵抗R4が設けられていない以外は図2に図示した同期整流回路20と同じ構成である。
図4に示す2つの波形は、従来技術の同期整流回路における第1スイッチQ1のドレイン−ソース間電圧Q1_Vdsと、第1抵抗R1に印加される電圧VR1とを示す。図4において第1スイッチQ1のドレイン−ソース間電圧Q1_Vdsの波形は、その立ち上がるタイミングにおいてサージ電圧が発生しておらず、第1スイッチ保護回路24によるスナバ動作が正常に機能していることを示している。一方、第1抵抗R1に印加される電圧VR1の波形は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミング及びOFFからONへ切り替わるタイミングの両方において、突発的に電圧が増大している。これは第1トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間に比較的大きなサージ電流が流れていることを示す。そのため従来技術の同期整流回路における第1トランジスタTR1は、サージ電流に伴う電力損失が多く、このサージ電流に耐えうる耐久性も要求されることになる。
図5は、本発明の同期整流回路20におけるサージ電圧の波形である。
図5に示す2つの波形は、本発明の同期整流回路20における第1スイッチQ1のドレイン−ソース間電圧Q1_Vdsと、第1抵抗R1に印加される電圧VR1とを示す。図5において第1スイッチQ1のドレイン−ソース間電圧Q1_Vdsの波形は、その立ち上がるタイミングにおいてサージ電圧がほとんど発生しておらず、第1スイッチ保護回路24によるスナバ動作が正常に機能していることを示している。また第1抵抗R1に印加される電圧VR1の波形は、第1スイッチQ1がONからOFFへ切り替わるタイミング及びOFFからONへ切り替わるタイミングの両方において、発生する電圧変動が比較的小さい。これは第1トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間に流れるサージ電流が比較的小さいことを示す。そのため本発明の同期整流回路20における第1トランジスタTR1は、サージ電流に伴う電力損失が少なく、大きなサージ電流に耐えうる耐久性も要求されないことになる。
上記説明したように本発明に係るアクティブスナバ回路は、第1スナバ回路26が第1スイッチQ1のサージ電圧を抑制し、第2スナバ回路28が第2スイッチQ2のサージ電圧を抑制する。このとき第1トランジスタ制御回路27の第2抵抗R2は、第1スナバ回路26の第1トランジスタTR1におけるコレクタ−ベース間に生じる漏れ電流を抑制し、第2トランジスタ制御回路29の第4抵抗R4は、第2スナバ回路28の第2トランジスタTR2におけるコレクタ−ベース間に生じる漏れ電流を抑制する。それによって第1トランジスタTR1及び第2トランジスタTR2は、意図しないタイミングでONにならないようにすることができ、コレクタ−エミッタ間に流れるサージ電流を抑制することができる。したがって第1トランジスタTR1及び第2トランジスタTR2は、コレクタ−エミッタ間のサージ電流による電力損失を抑制することができ、またアクティブスナバ回路を小型化することができる。
1 絶縁型DC−DCコンバータ
10 インバータ回路
20 同期整流回路
24 第1スイッチ保護回路
25 第2スイッチ保護回路
26 第1スナバ回路
27 第1トランジスタ制御回路
28 第2スナバ回路
29 第2トランジスタ制御回路
31 一次側ドライバ
32 二次側ドライバ
33 アイソレータ
34 制御回路
T 絶縁トランス
C11、C21 コンデンサ
L1、L2 コイル
Q11〜Q14 電界効果トランジスタ
Q1 第1スイッチ
Q2 第2スイッチ
TR1 第1トランジスタ
TR2 第2トランジスタ
R1〜R6 第1〜第6抵抗
C1〜C4 第1〜第4コンデンサ
D1〜D4 第1〜第4ダイオード

Claims (6)

  1. 第1スイッチの一端側に第1コンデンサを介してコレクタが接続されている第1トランジスタと、前記第1トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続されている第1抵抗と、前記第1トランジスタのコレクタにアノードが接続され、前記グランドにカソードが接続されている第1ダイオードと、を含む第1スナバ回路と、
    前記第1スイッチをスイッチングする制御端子と前記第1トランジスタのベースとの間に接続されている第2コンデンサと、前記第1トランジスタのベースと前記グランドとの間に接続されている第2抵抗と、を含む第1トランジスタ制御回路と、を備えるアクティブスナバ回路。
  2. 請求項1に記載のアクティブスナバ回路において、前記第2抵抗は、前記第1トランジスタのコレクタ−ベース間の特性に応じて抵抗値の下限値が設定される、アクティブスナバ回路。
  3. 請求項1又は2に記載のアクティブスナバ回路において、前記第2抵抗は、前記第1スイッチの耐圧特性に応じて抵抗値の上限値が設定される、アクティブスナバ回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクティブスナバ回路において、前記第1スイッチに対して交互にON/OFFする第2スイッチの一端側に第3コンデンサを介してコレクタが接続されている第2トランジスタと、前記第2トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続されている第3抵抗と、前記第2トランジスタのコレクタにアノードが接続され、前記グランドにカソードが接続されている第2ダイオードと、を含む第2スナバ回路と、
    前記第2スイッチをスイッチングする制御端子と前記第2トランジスタのベースとの間に接続されている第4コンデンサと、前記第2トランジスタのベースと前記グランドとの間に接続されている第4抵抗と、を含む第2トランジスタ制御回路と、を備えるアクティブスナバ回路。
  5. 請求項4に記載のアクティブスナバ回路において、前記第4抵抗は、前記第2トランジスタのコレクタ−ベース間の特性に応じて抵抗値の下限値が設定される、アクティブスナバ回路。
  6. 請求項4又は5に記載のアクティブスナバ回路において、前記第4抵抗は、前記第2スイッチの耐圧特性に応じて抵抗値の上限値が設定される、アクティブスナバ回路。
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