JP3948460B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

この発明はスイッチング電源装置に関し、より詳細には、リンギングチョークコンバータにおけるスイッチング素子の効率を改善する技術に関する。
リンギングチョークコンバータ方式(RCC方式)のスイッチング電源装置の一例を図8に示す。この図8に示すスイッチング電源装置は、図外の商用電源(AC100V)を整流・平滑して得た直流電源(DC140V)を入力電源Vinとする電源装置を示している。
そして、このスイッチング電源装置は、一次巻線1aと帰還巻線1bと二次巻線1cとを有するトランス1と、上記一次巻線1aに直列に接続された主スイッチング素子(図示例ではNチャネルのMOS型FET)2と、上記主スイッチング素子2のオン/オフを制御する制御トランジスタ3とを備え、上記帰還巻線1bに生じる電圧を上記主スイッチング素子2の制御端子(ゲート端子)に加えることによって自励発振を起こし、このときに上記二次巻線1cに生じるパルス状の電圧を、図示しないダイオード等の整流平滑回路で整流平滑して直流電圧を生成し、二次側出力回路に供給するように構成されている。
ところで、このような構成よりなるスイッチング電源装置では、主スイッチング素子2のターン・オンが速いと、図9(a)に示すように、主スイッチング素子2のドレイン端子に流れる電流(ドレイン電流)Idと、ドレイン−ソース端子間の電圧(ドレイン−ソース電圧)Vdsとに重なり(図中のハッチングで示す部分)が生じ、その分が電力損失(スイッチング・ロス)となる。
そのため、最近では、制御端子のドライブ回路(主スイッチング素子2の制御端子とトランス1の帰還巻線1bとを結ぶ線路に直列に挿入された第1のコンデンサ4および第1の抵抗5)に、所定の電圧時間積をもった可飽和インダクタ6を挿入し、これによって制御端子へのターン・オン信号を遅延させ、図9(b) に示すように、ドレイン電流Idとドレイン−ソース電圧Vdsの重なりを少なくした、いわゆるゼロ・クロスの波形を示すスイッチング電源装置が提供されている(特許文献1参照)。つまり、ターン・オン信号の遅延手段として可飽和インダクタ6を挿入することにより、スイッチング・ロスの少ないスイッチング電源装置が提供されている。
なお、図8において、符号14で示す抵抗は入力電圧Vinを印加した当初に主スイッチング素子2をオン動作させるための起動抵抗であり、また、符号15で示すのは主スイッチング素子2のサージアブソーバーであるコンデンサを示している。また、図中の帰還回路(およびこの帰還回路に接続された素子)は上記制御トランジスタ3の動作を制御するためのものであり、後述する本件発明とは直接関係がないので、ここでは説明を省略する。
特開2000−209857号公報
しかしながら、このように制御端子のドライブ回路に可飽和インダクタを挿入する構成では、以下のような問題がありその改善が望まれていた。
すなわち、上述した回路に使用される可飽和インダクタは、主スイッチング素子のターン・オンを遅延させてスイッチング・ロスを低減させるという効果があるものの、部品としてのコストが高いため、かかる可飽和インダクタを制御端子のドライブ回路に用いたのでは、スイッチング電源装置全体の製造コストが高くなり、安価にスイッチング電源装置を提供できないという問題があった。殊に電子機器の電源回路にスイッチング電源装置が多用される現在においては、より安価なスイッチング電源装置の提供が望まれている。
また、上述のように制御端子のドライブ回路に可飽和インダクタを挿入する構成では、スイッチング・ロスを低減させるための調整を行なう際に、可飽和インダクタにおいて遅延時間を決定する特性値(電圧時間積)は固定値であるため、その他の遅延時間決定要素の値を変更しなければならない。つまり、可飽和インダクタを挿入するには、一次巻線のインダクタンス、共振用コンデンサ15の容量、帰還巻線の一次巻線に対する巻数比を変更しなければならないが、これらの変更は発振周波数、発熱量、スイッチングノイズなど他の要素に影響を与えるため、回路の設計が難しくなるという問題がある。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、可飽和型インダクタを用いることなくスイッチング・ロスの低減が図れ、しかも、設計の自由度が高く、かつ安価に製造できるスイッチング電源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のスイッチング電源装置は、一次巻線と帰還巻線と二次巻線を有するトランスと、前記一次巻線に直列に接続された主スイッチング素子とを備え、前記帰還巻線に生じる電圧を前記主スイッチング素子の制御端子に加えることによって自励発振を起こし、前記二次巻線に生じるパルスを整流平滑して直流電圧を得るリンギングチョークコンバータであって、前記主スイッチング素子の制御端子と前記帰還巻線とを結ぶ線路に、バイポーラ型トランジスタで構成された副スイッチング素子が直列に挿入され、前記帰還巻線の両端間に、前記主スイッチング素子のターン・オン信号の遅延時間を設定する手段として、抵抗とコンデンサとを直列に接続してなる積分回路が並列に接続されるとともに、前記副スイッチング素子の制御端子が、前記抵抗と前記コンデンサとの接続点に接続されてなり、前記積分回路の時定数は、前記主スイッチング素子がターン・オンする際にゼロクロススイッチングするように設定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のスイッチング電源装置は、一次巻線と帰還巻線と二次巻線を有するトランスと、前記一次巻線に直列に接続された主スイッチング素子とを備え、前記帰還巻線に生じる電圧を前記主スイッチング素子の制御端子に加えることによって自励発振を起こし、前記二次巻線に生じるパルスを整流平滑して直流電圧を得るリンギングチョークコンバータであって、前記主スイッチング素子の制御端子と前記帰還巻線とを結ぶ線路に、第1のコンデンサ、第1の抵抗、およびバイポーラ型トランジスタで構成された副スイッチング素子からなる直列回路が直列に挿入され、前記帰還巻線の両端間に、前記主スイッチング素子のターン・オン信号の遅延時間を設定する手段として、第2の抵抗と第2のコンデンサとを直列に接続してなる積分回路が並列に接続されるとともに、前記副スイッチング素子の制御端子が、前記第2の抵抗と前記第2のコンデンサとの接続点に接続されてなり、前記積分回路の時定数は、前記主スイッチング素子がターン・オンする際にゼロクロススイッチングするように設定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のスイッチング電源装置は、請求項1または2に記載のスイッチング電源装置において、前記副スイッチング素子のベース−エミッタ間に第3の抵抗が接続されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のスイッチング電源装置は、請求項1から3のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置において、前記副スイッチング素子のエミッタ−コレクタ間に、エミッタ側からコレクタ側に電流が流れる整流素子が接続されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のスイッチング電源装置は、請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置において、前記副スイッチング素子の制御端子と、前記積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路に、前記副スイッチング素子の制御端子側がアノードとなるようにツェナーダイオードが挿入されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載のスイッチング電源装置は、請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置において、前記副スイッチング素子の制御端子と、前記積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路に、第4の抵抗が接続されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載のスイッチング電源装置は、請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置において、前記積分回路を構成する抵抗と並列にダイオードを挿入し、前記積分回路を構成するコンデンサからの放電電荷を前記ダイオードを介して前記帰還巻線に流すように構成したことを特徴とする。
本発明のスイッチング電源装置によれば、主スイッチング素子の制御端子のドライブ回路に、バイポーラ型トランジスタで構成された副スイッチング素子が接続され、帰還巻線の両端間に、主スイッチング素子のターン・オン信号の遅延時間を設定する手段として、抵抗とコンデンサとを直列に接続してなる積分回路が並列に接続されるとともに、副スイッチング素子の制御端子が上記抵抗とコンデンサとの接続点に接続され、さらに、上記積分回路の時定数が、上記主スイッチング素子がターン・オンする際にゼロクロススイッチングするように設定されていることから、上記積分回路の時定数による所定時間が経過した後に主スイッチング素子の制御端子に電圧(ターン・オン信号)が印加されるので、主スイッチング素子をいわゆるゼロ・クロスの波形でスイッチングすることができ、スイッチング・ロスが少なく効率のよいスイッチング電源装置を提供することができる。
しかも、ターン・オン信号を遅延させるための回路が、従来のような可飽和型インダクタを用いることなく、比較的安価に入手可能な素子(スイッチング素子、抵抗、コンデンサ)で構成されているので、スイッチング電源装置を安価に製造することができる。また、ターン・オン信号の遅延時間の調節が、積分回路を構成する抵抗とコンデンサを適宜選択し、これらの時定数を調整することにより行なわれるので、他の要素の変更を必要とせず、設計の自由度が向上する。
また、上記副スイッチング素子をバイポーラ型トランジスタで構成し、該副スイッチング素子のベース−エミッタ間に第3の抵抗を接続することにより、スイッチング電源装置の回路安定性を向上させることができる。
また、上記副スイッチング素子のエミッタ−コレクタ間に、エミッタ端子側からコレクタ端子側に電流が流れるように整流素子を接続することにより、主スイッチング素子のターン・オフ時にこの整流素子にも電流が流れるので、ドレイン電流Idを素早く立ち下げることができ、ターン・オフ時のスイッチング・ロスを少なくすることができる。
さらに、上記副スイッチング素子の制御端子と、積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路にツェナーダイオードを挿入することにより、低入力時に主スイッチング素子がオン動作するのを防止でき、回路の安定性を向上することができる。
また、上記副スイッチング素子の制御端子と、上記積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路に第4の抵抗を接続することにより、副スイッチング素子の制御端子に流れる電流を制限することができる。これにより、副スイッチング素子の定格を超えないようにすることができ、副スイッチング素子のパッケージサイズを小さくすることができる。
また、上記積分回路を構成する抵抗と並列にダイオードを挿入し、このダイオードを介して上記積分回路のコンデンサからの放電電荷を上記帰還巻線に流すように構成することにより、副スイッチング素子の制御端子に流れる電流を制限することができる。これにより、副スイッチング素子の定格を超えないようにすることができ、副スイッチング素子のパッケージサイズを小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
図1は本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路構成の一例を示している。この図1に示すスイッチング電源装置は、主スイッチング素子2の制御端子にターン・オン信号を印加するドライブ回路の構成を改変したものであって、その他の構成は図8に示す従来例と同様であるので、構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
すなわち、従来のスイッチング電源装置では、上述したように、主スイッチング素子2のターン・オン信号を遅延させる手段として可飽和型インダクタ6を用いていたが、この第1の実施形態では、この可飽和型インダクタ6に変わる代替回路として、副スイッチング素子7と、第2の抵抗8と、第2のコンデンサ9とからなる遅延回路10を用いている。
この遅延回路10は、上記副スイッチング素子7がオンすることにより主スイッチング素子2の制御端子にターン・オン信号(バイアス)が印加されるように構成してなるもので、第2の抵抗8と第2のコンデンサ9とで積分回路を構成して、この積分回路の時定数により副スイッチング素子7のオン時間を遅延させることによって主スイッチング素子2のターン・オンを遅延させる。
具体的には、上記第1のコンデンサ4と第1の抵抗5とからなる直列回路に副スイッチング素子7を直列に接続することにより、主スイッチング素子2の制御端子と上記帰還巻線1bとを結ぶ線路に、第1のコンデンサ4、第1の抵抗5、および副スイッチング素子7からなる直列回路を直列に挿入する。そして、上記帰還巻線1bの両端間に、第2の抵抗8と第2のコンデンサ9とからなる積分回路を並列に接続し、上記副スイッチング素子7の制御端子を上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点に接続する。
本実施例では、上記副スイッチング素子7にはNPN型のバイポーラ型トランジスタが用いられ、このトランジスタのエミッタ端子が上記第1の抵抗5に接続され、コレクタ端子が上記帰還巻線1bに接続される。またベース端子が上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点に接続される。
なお、主スイッチング素子2の制御端子に副スイッチング素子7を介して供給されるターン・オン信号の遅延時間は、主スイッチング素子2がターン・オンする際にドレイン電流Idとドレイン−ソース電圧Vdsの重なりが少なくなるように(つまりスイッチング・ロスが少なくなるように)設定されるが、この設定は、積分回路を構成する第2の抵抗8と第2のコンデンサ9を適宜選択して、これらの時定数を調節することにより行う。つまり、本発明では、遅延回路10による遅延時間が、主として上記第2の抵抗8と第2のコンデンサ9による時定数により決定されるので、スイッチング電源装置の具体的態様に合わせて上記ゼロ・クロスのポイントを自由に変更することができる。
以上のように、この第1の実施形態に示すスイッチング電源装置によれば、図中のa点の電位が正になると、第2の抵抗8と第2のコンデンサ9(積分回路)の時定数による所定時間が経過した後に副スイッチング素子7の制御端子に電圧が印加されて副スイッチング素子7がオン状態となり、これによって主スイッチング素子2の制御端子に電圧(ターン・オン信号)が印加され主スイッチング素子2がターン・オンするので、主スイッチング素子2をいわゆるゼロ・クロスの波形でスイッチングすることができ、スイッチング・ロスが少なく効率のよいスイッチング電源装置を提供することができる。
実施形態2
次に、本発明の第2の実施形態を図2に基づいて説明する。図2は、上記第1の実施形態に示す遅延回路10の改変例を示している。したがって、上記第1の実施形態と構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施形態に示すスイッチング電源装置は、第2の抵抗8と第2のコンデンサ9の時定数によって副スイッチング素子7がオンするタイミングを遅延させる構成を採用したが、かかる構成だけでは副スイッチング素子7がうまくオン動作しないと、主スイッチング素子2やその他の素子が破損するおそれがある。
この第2の実施形態に示すスイッチング電源装置は、このような問題を解消するために、副スイッチング素子7を構成するバイポーラ型トランジスタのベース端子とエミッタ端子との間(ベース−エミッタ間)に第3の抵抗11を接続している。なお、ここで接続する第3の抵抗11の抵抗値は適宜設定可能であるが、概ね数キロ〜数十キロオームの抵抗が好適に使用される。
このように本発明の第2の実施形態に示すスイッチング装置では、遅延回路10の副スイッチング素子7のベース−エミッタ間に第3の抵抗11が接続されているので、スイッチング電源装置の回路安定性が向上し、主スイッチング素子2やその他の素子を破損することなく、スイッチング・ロスが少なく効率のよいスイッチング電源装置を提供することができる。
実施形態3
次に、本発明の第3の実施形態について図3に基づいて説明する。図3に示すスイッチング電源装置は、上記第2の実施形態に示すスイッチング電源装置の更なる改変例を示している。したがって、上記第1および第2の実施形態と構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
この第3の実施形態に示すスイッチング電源装置は、主スイッチング素子2のターン・オフ時におけるスイッチング・ロスの軽減を目的としてなされたものであり、上記副スイッチング素子7のエミッタ端子とコレクタ端子との間(エミッタ−コレクタ間)に、エミッタ端子側からコレクタ端子側に電流が流れるように整流素子12を接続している。
すなわち、上述した従来の構成よりなるスイッチング電源装置では、主スイッチング素子2がオフになった場合、主スイッチング素子2のゲート端子に残った電荷を図3の矢符号bに示す経路に流すように構成されているが、これでは主スイッチング素子2がオフした際に流れる電流の経路が一つのみであるので、主スイッチング素子2のターン・オフ時にドレイン電流Idを素早く立ち下げることができなかった。そのため、従来のスイッチング電源装置では、このようなドレイン電流Idの立ち下がりの遅れも、主スイッチング素子2におけるスイッチング・ロスの一因をなしていた。
この第3の実施形態は、このような主スイッチング素子2のターン・オフ時におけるスイッチング・ロスを改善するために提案されたもので、上記整流素子12としてダイオードを用いて、副スイッチング素子7のエミッタ端子に上記ダイオードのアノード端子を接続するとともに、カソード端子を副スイッチング素子7のコレクタ端子と接続する。
これにより、主スイッチング素子2のターン・オフ時における電流の流れる経路として、上述した矢符号bに示す経路に加えてこの整流素子12を流れる経路(図3の矢符号c参照)が追加されることとなり、主スイッチング素子2のターン・オフ時に電流が流れる経路が確保され、ドレイン電流Idを素早く立ち下げることが可能となる。
そのため、この第3の実施形態に示すスイッチング電源装置では、主スイッチング素子2のオフ時におけるスイッチング・ロスも軽減することができ、電源全体での効率を更に高めることができる。また、主スイッチング素子2の発熱も押さえることができる。
実施形態4
次に、本発明の第4の実施形態を図4に基づいて説明する。図4に示すスイッチング電源装置は、上記第3の実施形態に示すスイッチング電源装置の更なる改変例を示している。したがって、上記第1乃至第3の実施形態と構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
この第4の実施形態に示すスイッチング電源装置は、入力電圧Vinが低いときには副スイッチング素子7がオン動作しないように構成したものであって、上記副スイッチング素子7の制御端子と、上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点とを結ぶ線路に、ツェナーダイオード13を挿入することによって構成されている。
すなわち、上述した第1乃至第3の実施形態に示すスイッチング電源装置では、上記第2のコンデンサ9の電圧は、主として入力電圧Vinに対するトランス1における一次巻線1aと帰還巻線1bとの巻き数比によって決定されるが、上述した構成では、入力電圧Vinが低い低入力時にも副スイッチング素子7がオン動作するので、主スイッチング素子2を破損するおそれがあった。
この第4の実施形態では、かかる低入力時に副スイッチング素子7がオン動作しないように、上記副スイッチング素子7のベース端子(制御端子)側にツェナーダイオード13のアノード端子を接続し、カソード端子が上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点側となるようにツェナーダイオード13を接続する。
したがって、この第4の実施形態によれば、入力電圧が低く、第2のコンデンサ9の電圧が上記ツェナーダイオード13の降伏電圧に満たない場合には、副スイッチング素子7のベース端子にバイアスがかからず副スイッチング素子7はオン動作しないので、低入力時に主スイッチング素子2がオン動作して破損するおそれがない。
しかも、このように構成することにより、ツェナーダイオード13の選択によって、副スイッチング素子7のオン動作レベルを調整することができる。なお、この第4の実施形態ではツェナーダイオード13を挿入する構成を採用したが、ツェナーダイオード13と同等の定電圧特性を備えたものであって、本発明に適用可能な素子であれば他の素子に置き換えることも可能である。
実施形態5
次に、本発明の第5の実施形態を図5に基づいて説明する。図5に示すスイッチング電源装置は、上記第3の実施形態に示すスイッチング電源装置の更なる改変例を示している。したがって、上記第1乃至第3の実施形態と構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
この第5の実施形態に示すスイッチング電源装置は、主スイッチング素子2がオフした際に副スイッチング素子7に流れるベース電流を制限するように回路を構成したものであって、上記副スイッチング素子7の制御端子と、上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点とを結ぶ線路に、第4の抵抗16を挿入することによって構成されている。
すなわち、上述した第1乃至第3の実施形態に示すスイッチング電源装置では、主スイッチング素子2がオフになるとトランス1の帰還巻線1bの極性が反転するが、その際に、上記積分回路を構成する第2のコンデンサ9に溜まっていた電荷が放出される。この第2のコンデンサ9の放電により回路に流れる電流Ic1は、最も抵抗の低い経路を通って最も電位の低い帰還巻線1bの一端に流れる。
ところで、この放電により回路に流れる電流Ic1の経路については、上記第2の抵抗8と第3の抵抗11には、通常、100オームから数キロオーム程度の抵抗値を持たせてあるので、上記電流Ic1は、副スイッチング素子7の制御端子(ベース端子)に流れることとなる。その一方、副スイッチング素子7のベース・エミッタ端子間およびベース・コレクタ端子間のいずれにも、図6に示すように、ベース端子側をアノードとする等価ダイオード17が入っており、ベース・エミッタ端子間側の等価ダイオード17の後には上記整流ダイオード12が接続されているので、最も抵抗の低い経路は、ベース・コレクタ端子間側の経路となるが、上述した第1乃至第3の実施形態に示すスイッチング電源装置では、この間に流れる電流を制限する素子が存在しないため、上記副スイッチング素子7には大きなベース電流定格をもつトランジスタを選定しなければならないという問題がある。
本実施形態に示すスイッチング電源装置は、このような副スイッチング素子7に流れるベース電流を制限するために、上記副スイッチング素子7の制御端子と上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点とを結ぶ線路に第4の抵抗16を挿入したものであって、この第4の抵抗16により副スイッチング素子7に流れる電流を制限するように構成している。
したがって、この第5の実施形態によれば、第4の抵抗16の抵抗値を適当な値に設定することにより、副スイッチング素子7に流れる電流を少なく(トランジスタの定格を超えないように)することができ、その結果、副スイッチング素子7のパッケージサイズを必要以上に大きなものにせずにすむという利点がある。
実施形態6
次に、本発明の第6の実施形態を図7に基づいて説明する。図7に示すスイッチング電源装置は、上記第5の実施形態に示すスイッチング電源装置の更なる改変例を示している。したがって、上述した実施形態と構成が共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
この第6の実施形態に示すスイッチング電源装置は、主スイッチング素子2がオフした際に副スイッチング素子7に流れるベース電流を制限するように回路を構成したものであって、上記第5の実施形態における第4の抵抗16に代えて、上記積分回路を構成する第2の抵抗8と並列にダイオード18を挿入し、上記第2のコンデンサ9からの放電電荷をこのダイオード18を介してトランス1の帰還巻線1bに流すように構成している。
すなわち、上述した第5の実施形態では、第4の抵抗16を設けることにより副スイッチング素子7に流れる電流を制限する構成を採用したが、この構成では、第4の抵抗16の存在により、第2の抵抗8と第2のコンデンサ9からなる積分回路の時定数が変わってしまうので、副スイッチング素子7がオンするタイミングを新たに調整する必要がある。
本実施形態では、このような調整を不要にするために、上記積分回路を構成する第2の抵抗8と並列にダイオード18を挿入し、上記第2のコンデンサ9からの放電電荷をこのダイオード18を介してトランス1の帰還巻線1bに流すように構成している。具体的には、上記第2の抵抗8と上記第2のコンデンサ9との接続点にダイオード18のアノード端子が接続され、カソード端子が上記トランス1の帰還巻線1bの一端に接続されている。
したがって、この第6の実施形態によれば、主スイッチング素子2がオフした際に、第2のコンデンサ9から放出される電荷は上記ダイオード18を介してトランス1に流れるので、その際に副スイッチング素子7に流れる電流を殆どなくすことができる。その結果、上記第5の実施形態と同様、副スイッチング素子7のパッケージサイズを必要以上に大きなものにせずにすむという利点がある。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、説明の便宜上、第2の実施形態を第1の実施形態の改変例として、また、第3の実施形態を第2の実施形態の改変例として、さらに第4の実施形態を第3の実施形態の改変例としてそれぞれ説明したが、各実施形態は適宜組み合わせ可能であり、たとえば第1の実施形態の改変例として第3の実施形態に示す構成(整流素子12を用いる構成)や、第4の実施形態に示す構成(ツェナーダイオード13を用いる構成)を採用してもよい。同様に、第2の実施形態の改変例として第4の実施形態に示す構成(ツェナーダイオード13を用いる構成)を採用してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明のスイッチング電源装置は、商用電源を整流・平滑して得た直流電源(DC140V)を入力電源として用いた場合を示したが、入力電源の電圧値はスイッチング電源を使用する環境に応じて適宜変更可能である。また、上述した実施形態では、いわゆるラインオペレート型として説明したが、オフライン・コンバータとして用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、主スイッチング素子2の制御端子と上記帰還巻線1bとを結ぶ線路に挿入される直列回路として、主スイッチング素子2側から第1のコンデンサ4、第1の抵抗5、副スイッチング素子7の順で各素子を配列した場合を示したが、これらの配列は上述した実施形態に限定されることなく適宜変更可能である。
また、本発明は、上述した各実施形態に示す遅延回路10を備えることを特徴とするので、主スイッチング素子2の制御端子のドライブ回路の構成は適宜変更可能である。
本発明に係るスイッチング電源装置における第1の実施形態の回路構成の一例を示す回路図である。 同スイッチング電源装置の第2の実施形態を示しており、具体的には遅延回路の改変例を示す回路図である。 同スイッチング電源装置における第3の実施形態の回路構成の一例を示す回路図である。 同スイッチング電源装置における第4の実施形態の回路構成の一例を示す回路図である。 同スイッチング電源装置における第5の実施形態の回路構成の一例を示す回路図である。 同スイッチング電源装置における副スイッチング素子における等価ダイオードの構成を示す回路図である。 同スイッチング電源装置における第6の実施形態の回路構成の一例を示す回路図である。 従来のスイッチング電源装置の回路構成を示しており、具体的には主スイッチング素子に与えられるターン・オン信号の遅延手段として可飽和インダクタを用いた場合を示している。 主スイッチング素子におけるドレイン電流Idとドレイン−ソース電圧Vdsの関係を示す説明図であって、図9(a)はターン・オンが速すぎてスイッチング・ロスがある場合を示しており、図9(b) は、ターン・オンを遅延させてスイッチング・ロスを抑制した場合を示している。
符号の説明
1 トランス
1a 一次巻線
1b 帰還巻線
1c 二次巻線
2 主スイッチング素子
3 制御トランジスタ
4 第1のコンデンサ
5 第1の抵抗
6 可飽和インダクタ
7 副スイッチング素子
8 第2の抵抗
9 第2のコンデンサ
10 遅延回路
11 第3の抵抗
12 整流素子(ダイオード)
13 ツェナーダイオード
16 第4の抵抗
18 ダイオード

Claims (7)

  1. 一次巻線と帰還巻線と二次巻線を有するトランスと、前記一次巻線に直列に接続された主スイッチング素子とを備え、前記帰還巻線に生じる電圧を前記主スイッチング素子の制御端子に加えることによって自励発振を起こし、前記二次巻線に生じるパルスを整流平滑して直流電圧を得るリンギングチョークコンバータであって、
    前記主スイッチング素子の制御端子と前記帰還巻線とを結ぶ線路に、バイポーラ型トランジスタで構成された副スイッチング素子が直列に挿入され、
    前記帰還巻線の両端間に、前記主スイッチング素子のターン・オン信号の遅延時間を設定する手段として、抵抗とコンデンサとを直列に接続してなる積分回路が並列に接続されるとともに、前記副スイッチング素子の制御端子が、前記抵抗と前記コンデンサとの接続点に接続されてなり、
    前記積分回路の時定数は、前記主スイッチング素子がターン・オンする際にゼロクロススイッチングするように設定されている
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 一次巻線と帰還巻線と二次巻線を有するトランスと、前記一次巻線に直列に接続された主スイッチング素子とを備え、前記帰還巻線に生じる電圧を前記主スイッチング素子の制御端子に加えることによって自励発振を起こし、前記二次巻線に生じるパルスを整流平滑して直流電圧を得るリンギングチョークコンバータであって、
    前記主スイッチング素子の制御端子と前記帰還巻線とを結ぶ線路に、第1のコンデンサ、第1の抵抗、およびバイポーラ型トランジスタで構成された副スイッチング素子からなる直列回路が直列に挿入され、
    前記帰還巻線の両端間に、前記主スイッチング素子のターン・オン信号の遅延時間を設定する手段として、第2の抵抗と第2のコンデンサとを直列に接続してなる積分回路が並列に接続されるとともに、前記副スイッチング素子の制御端子が、前記第2の抵抗と前記第2のコンデンサとの接続点に接続されてなり、
    前記積分回路の時定数は、前記主スイッチング素子がターン・オンする際にゼロクロススイッチングするように設定されている
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 前記副スイッチング素子のベース−エミッタ間に第3の抵抗が接続されたことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記副スイッチング素子のエミッタ−コレクタ間に、エミッタ側からコレクタ側に電流が流れる整流素子が接続されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記副スイッチング素子の制御端子と、前記積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路に、前記副スイッチング素子の制御端子側がアノードとなるようにツェナーダイオードが挿入されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記副スイッチング素子の制御端子と、前記積分回路を構成する抵抗とコンデンサとの接続点とを結ぶ線路に、第4の抵抗が接続されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記積分回路を構成する抵抗と並列にダイオードを挿入し、前記積分回路を構成するコンデンサからの放電電荷を前記ダイオードを介して前記帰還巻線に流すように構成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
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