JP2020201602A - 車両共用サービス円滑化システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、ワンウェイ方式のカーシェアリングは、車両の偏在による利用機会喪失が問題となっている。
しかしながら、上記方法では、各時間帯への明確な価値表明や、利用時間枠の確実な履行など、利用者に求める要件が厳しく実用的でない。
しかしながら従来技術のように、利用を予約するシステムでは、マッチングが成立すると、車両を使用中のユーザには確実な返却が求められ、車両を必要とするユーザには確実な使用が求められてしまい、上記利点が十分に得られなくなる。
したがって、上記利点を損なわないようなシステムとすることが望ましいといえる。
ここで、車両とは、電気自動車やハイブリッド自動車等の自動車であることが好ましいが、自転車やその他の移動体を広く含む。なお、入札及び報酬には、金銭が用いられることが好ましいが、例えば、当該サービス内で利用可能なポイント、仮想通貨等でもよい。また、本明細書において時間とは、特定の時刻に限られない意味で用いている。したがって例えば、「15:00」を開始希望時間とした場合、「14時50分から15時05分までに車両の使用を開始できる」というように、ある程度の時間的な幅を持たせた仕様とすることができる。
車両の使用を希望するユーザが入札を行ったが、既に車両が返却されている場合も存在する。そこで、かかる場合にも、入札において指定された時間以前の一定時間内に返却された車両については、報酬の受け取りを可能としたものである。ここで、一定時間については、ニーズや運営状況に応じて、サーバにおいて任意に設定することが可能である。例えば、一定時間が3時間であり、入札において指定された時間が、15時からの使用希望である場合、11時に返却したユーザには報酬は支払われないが、13時に返却したユーザには支払われることになる。このように、一定時間を設けることにより、入札の存在を意識しないユーザに対しても報酬の支払いが可能となり、また入札と関連性の低い車両の返却については、報酬を支払わない仕様とすることができる。
第3のユーザの入札において希望価格が高額であるユーザから順にマッチングが行われることにより、車両の使用を希望するユーザは、希望価格を高く設定することで、より優先的に車両の割当てを受けることができ、ユーザのニーズに応じた割当てが可能となる。また、第4のユーザについても早期に返却することで、より高い報酬を受けられる可能性が高まるため、返却に対するモチベーションを高めることができる。なお、劣後する希望価格とは、より低額の希望価格のことである。
報酬の期待値の表示は、希望価格の明確な表示ではなく、絵柄、図形等によるイメージの表示であることが好ましい。入札に応じて、車両を返却したとしても報酬が必ず得られるとは限らないので、報酬の期待値がイメージで表示されることにより、ユーザに対する過度な期待を抱かせることを防止することができる。なお、ここでの表示とは、視覚的な表示だけではなく、音声による聴覚的な表示や、振動などによる触覚的な表示を含む。
車両の使用を希望するユーザがいない場合は、車両の使用者は、当該車両を乗り続けていても、他のユーザの利用を妨げることはないので、長時間の使用を行っていても追加料金を徴収する必要はない。これに対して、車両の使用を希望するユーザがいる場合は、車両の使用者は、当該車両を乗り続けることで、他のユーザの利用を妨げる恐れがあるため、追加料金の徴収を可能とし、円滑な利用を促進したものである。
マッチングの成立後には、第2のユーザに報酬を支払う必要があるため、ペナルティを設けたものである。
サーバにオークション手段及び報酬付与決定手段が設けられることにより、ユーザの自律的な運用によっても、なお車両の偏在が発生する場合に、偏在を緩和するためのオークションをサービス提供者が開催することができ、サービスの円滑化を促進する。ここで、特定の場所とは、1つの場所に限られず、複数の場所でもよい。指定場所についても、1つの場所に限られず、複数の場所でもよい。したがって、指定場所として指定した場所以外で、当該車両共用サービスにおいて利用可能な全ての貸出・返却ステーションを特定の場所としてもよいし、特定の場所として指定した場所以外で、当該車両共用サービスにおいて利用可能な全ての貸出・返却ステーションを指定場所としてもよい。
位置情報取得手段及び使用状態判別手段が車両に設けられることにより、当該車両が、どのステーションから使用され、どのステーションへ返却されたかについての情報を取得することが可能となる。また、通信手段が設けられることにより、取得した情報をサーバに記憶し、管理することが可能となる。通信手段は、サーバへデータを送信するだけではなく、サーバからデータを受信することも可能であることが好ましい。
ユーザ(図示せず)は、車両4の使用を望む場合には、ユーザ端末2の入札手段21を用いて希望価格の入札を行うことができる。また、車両4の返却を望む場合には、ユーザ端末2の入札情報取得手段23を用いて入札の有無等を確認することができる。入札に応じて車両4を返却した場合には、報酬受取手段22を用いて報酬の受け取りを行うことができる。
車両4をステーション(図示せず)に駐車すると、位置情報取得手段41により、車両4が駐車したステーションの位置情報を取得する(位置情報取得ステップ)。かかる場所で、車両4の鍵をかけると、使用状態判別手段42により車両4が返却されたと判別される(使用状態判別ステップ)。同様に、車両4を解錠して起動すると、位置情報取得手段41により、車両4が起動したステーションの位置情報を取得すると共に、使用状態判別手段42により車両4の使用が開始されたと判別される。車両の返却及び使用開始に関する情報は通信手段43によりサーバ3へと送られる(通信ステップ)。
なお、ここでは説明の都合上、ユーザ端末は、ユーザ81が操作するユーザ端末2aとユーザ82が操作するユーザ端末2bの2台、車両は車両4の1台、ステーション5は1箇所のみを図示しているが、実際には、多数のユーザ端末や車両が用いられ、ステーションも多数存在する。
図2及び図3に示すように、ステーション5において車両の使用を希望するユーザ81は、ユーザ端末2aを操作し、特定の時間、場所及び希望価格を指定して入札を行うことができる(ステップS01)。入札に関する情報はサーバ3において記憶・管理される(ステップS02)。車両を使用するユーザ82は、ユーザ端末2bを操作して、入札に関する情報を取得し(ステップS03)、ディスプレイ24b上に表示して、入札状況を確認できる。ユーザ82は、上記入札に応じて車両を返却すると(ステップS04)、返却されたタイミングでマッチングが成立する(ステップS05)。マッチング成立後に、ユーザ82は、ユーザ端末2bを操作して報酬の受取手続を行う(ステップS06)。
入力欄(25a〜25c)は、いずれも提示された選択肢からいずれかを選択することで入力し得る構造となっている。このように、簡単な操作で入札を行うことができるため、円滑な利用を促進できる。
図6に示すように、車両4を使用するユーザ82が操作するユーザ端末2bのディスプレイ24b上には、マップ上にステーション(5a〜5c)が表示されている。ステーション5aの近くには期待値表示手段7aが表示され、ステーション5bの近くには期待値表示手段7bが表示され、また、ステーション5cの近くには期待値表示手段7cが表示されている。期待値表示手段(7a〜7c)はいずれも円錐状を呈しており、円錐の高さが最高入札額、円錐の幅が入札人数を表している。これにより、車両4を使用するユーザ82が、マップを一目見ただけで、どのステーションにどれくらい多くの入札がなされているか等を確認できる。ここでは、円錐の形状のみで、最高入札額や入札人数を表しており、具体的な数値は示していない。これにより、車両4を使用するユーザ82に対し、報酬に対して過度の期待を与えることを防止できる。
なお、ディスプレイ24bの右上には、上下にスライドすることで時間帯の切換えが可能な開始希望時間表示手段27aが設けられている。
入札額表示部28は、時間帯毎に、最低入札額表示手段28a及び最高入札額表示手段28bが表示されている。最低入札額表示手段28aと最高入札額表示手段28bについては、「16:00」における最低入札額表示手段28aと最高入札額表示手段28bについて示すように、幅W1が最低入札額表示手段28aの範囲、幅W2が最高入札額表示手段28bの範囲となっている。これにより、最高入札額及び最低入札額を一目で把握することが可能となっている。
これに対して、車両を返却するユーザについては、車両(4a〜4c)を使用するユーザ(82a〜82c)の内、最も早く車両を返却したユーザ82aは、最も高額の希望価格を設定したユーザ81aとマッチングされ、希望価格1000円の1/2である500円を受け取ることができる。次に車両を返却したユーザ82bは、2番目に高額の希望価格を設定したユーザ81bとマッチングされ、希望価格500円の1/2である250円を受け取ることができる。最も遅く車両を返却したユーザ82cは、最も低額の希望価格を設定したユーザ81cとマッチングされ、希望価格300円の1/2である150円を受け取ることができる。
これに対して、車両を返却するユーザについては、車両(4a〜4c)を使用するユーザ(82a〜82c)の内、ユーザ82aは、ユーザ(81a,81b)の入札前に既に車両4aを返却している。返却は、ユーザ(81a,81b)の使用開始希望時間15時より2時間前になされているので、ユーザ82aはマッチングの対象となる。したがって、ユーザ82aは、より高額の希望価格を設定して入札を行ったユーザ81aとマッチングが成立し、希望価格1000円の1/2である500円を受け取ることができる。次に車両を返却したユーザ82bは、より低額の希望価格を設定したユーザ81bとマッチングされ、希望価格500円の1/2である250円を受け取ることができる。これに対して、最も遅く車両を返却したユーザ82cは、マッチングを受けられないこととなる。
オークション手段33は、特定の場所から指定場所へ指定時間経過前に、車両を移動するユーザを募るオークションを行うものである。また、報酬付与決定手段34は、オークションにおける指定された特定の場所に車両が存在する場合に、特定の場所に存在する車両を使用し、指定場所へ指定時間経過前に、車両が返却されたタイミングで、車両を移動したユーザへの報酬付与を決定するものである。オークション手段33及び報酬付与決定手段34が設けられることにより、ユーザの自律的な運用によっても、なお車両の偏在が発生する場合に、偏在を緩和するためのオークションをサービス提供者が開催することができ、サービスの円滑化を促進する。
図14に示すように、ステーション51においては、駐車スペース(51a〜51c)に車両(4a〜4c)が駐車しており、他の車両が駐車できない状態となっている。一方、ステーション52においては、駐車スペース(52a〜52c)には、車両は1台も駐車しておらず、ステーション52において車両の使用を希望するユーザがいたとしても使用できない状態となっている。仮に、ステーション51からステーション52へ車両(4a〜4c)を1台移動させることができれば、ステーション51において他の車両が駐車でき、ステーション52において車両の使用が可能となる。
車両が返却された後、車両を移動したユーザ83への報酬付与が決定される(ステップS26)。報酬額については、予めサービス提供者が提示してもよいし、ユーザに入札させて、最低額を提示したユーザを落札者としてもよい。報酬付与が決定された後、ユーザ83は報酬を受け取ることができる(ステップS27)。
(1)図6とは異なり、マップ上に希望価格は表示されるが、現在の駐車台数等、その他の情報についても詳細に閲覧できる構成とし、ユーザ82が返却した場合に受け取ることのできる報酬額をユーザ82自身で予測し得るシステムとしてもよい。
(2)入札において指定された時間以前の一定時間内よりも前に、返却したユーザについては、所定の割引を受けた報酬額を受け取ることができる構成としてもよい。
(3)サーバ3に、情報管理手段31、マッチング手段32、オークション手段33、報酬付与決定手段34及び追加料金徴収手段35が設けられた構成でもよい。
(4)実施例2の車両共用サービス円滑化システムについては、特定の場所から車両を移動させることのみを目的として、特定の場所だけを指定するオークションを開催することでもよいし、指定場所に車両を返却させることのみを目的として、指定場所だけを指定するオークションを開催することでもよい。また、指定時間を指定しないオークションを開催することでもよい。
2,2a,2b ユーザ端末
3 サーバ
4,4a〜4c 車両
5,5a〜5c,50〜52 ステーション
6 インターネット
7a〜7c 期待値表示手段
21 入札手段
22 報酬受取手段
23 入札情報取得手段
24a,24b ディスプレイ
25a〜25c 入力欄
26 希望ユーザ表示部
26a 希望ユーザ表示手段
27 開始希望時間表示部
27a 開始希望時間表示手段
28 入札額表示部
28a 最低入札額表示手段
28b 最高入札額表示手段
31 情報管理手段
32 マッチング手段
33 オークション手段
34 報酬付与決定手段
35 追加料金徴収手段
41 位置情報取得手段
42 使用状態判別手段
43 通信手段
50a〜50c,51a〜51c,52a〜52c 駐車スペース
81〜83,81a〜81c,82a〜82c ユーザ
W 幅
Claims (20)
- 車両共用サービスのユーザが使用するユーザ端末と、車両共用サービスのサービス提供者が管理するサーバとが、ネットワークを介して接続されデータを送受信するシステムにおいて、
前記ユーザ端末は、
特定の時間、場所及び希望価格を指定して入札を行う入札手段と、
前記入札に対応して車両を返却して報酬受取を行う報酬受取手段と、
現在の前記入札に関する情報を取得し表示する入札情報取得手段、を備え、
前記サーバは、
前記入札に関する情報及び前記報酬受取に関する情報を管理する情報管理手段と、
前記入札において指定された特定の場所に車両が存在しない場合に、
前記入札において最も高額の希望価格で入札した第1のユーザと、前記入札において指定された時間の経過前に最も早く車両を返却した第2のユーザとを、車両が返却されたタイミングでマッチングを成立させるマッチング手段、を備えることを特徴とする車両共用サービス円滑化システム。 - 前記マッチング手段は、
前記入札において指定された特定の場所に車両が存在する場合に、
前記入札において最も高額の希望価格で入札した第1のユーザと、前記入札において指定された時間以前の一定時間内に最も早く車両を返却した第2のユーザとを、前記入札のタイミングでマッチングを成立させることを特徴とする請求項1に記載の車両共用サービス円滑化システム。 - 前記マッチング手段は、
前記第1のユーザに劣後する希望価格で入札した第3のユーザと、前記第2のユーザより遅く車両を返却した第4のユーザとを、第3のユーザの内、希望価格が高額であるユーザを優先し、かつ、第4のユーザの内、車両返却時期がより早期であるユーザを優先して、車両が返却されたタイミングでマッチングを成立させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両共用サービス円滑化システム。 - 前記入札情報取得手段は、前記入札に関する情報として、前記入札において指定された時間の経過前に車両を返却した際に得られる報酬の期待値を表示することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両共用サービス円滑化システム。
- 前記サーバは、
前記入札が行われた場合に、より長時間の使用を行っているユーザに対して、使用時間に応じて追加料金を徴収する追加料金徴収手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の車両共用サービス円滑化システム。 - 前記マッチングの成立後は、前記第1のユーザが指定した希望価格の一部又は全部をペナルティとして前記入札を撤回し得ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の車両共用サービス円滑化システム。
- 前記サーバは、
特定の場所から指定場所へ指定時間経過前に、車両を移動するユーザを募るオークションを行うオークション手段と、
前記オークションにおける指定された特定の場所に車両が存在する場合に、
特定の場所に存在する車両を使用し、指定場所へ指定時間経過前に、車両が返却されたタイミングで、車両を移動したユーザへの報酬付与を決定する報酬付与決定手段、
を更に備えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の車両共用サービス円滑化システム。 - 前記車両は、
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記車両が使用中又は返却済みであるかを判別する使用状態判別手段と、
前記位置情報及び前記使用状態を前記サーバへ送信可能な通信手段、
を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の車両共用サービス円滑化システム。 - 請求項1〜8の何れかの車両共用サービス円滑化システムにおける前記ユーザ端末。
- 請求項1〜8の何れかの車両共用サービス円滑化システムにおける前記サーバ。
- 車両共用サービスのユーザが使用するユーザ端末と、車両共用サービスのサービス提供者が管理するサーバとが、ネットワークを介して接続されデータを送受信する方法において、
前記ユーザ端末の入札手段が、特定の時間、場所及び希望価格を指定して入札を行う入札ステップと、
前記ユーザ端末の報酬受取手段が、前記入札に対応して車両を返却して報酬受取を行う報酬受取ステップと、
前記ユーザ端末の入札情報取得手段が、現在の前記入札に関する情報を取得し表示する入札情報取得ステップと、
前記サーバの情報管理手段が、前記入札に関する情報及び前記報酬受取に関する情報を管理する情報管理ステップと、
前記サーバのマッチング手段が、前記入札において指定された特定の場所に車両が存在しない場合に、前記入札において最も高額の希望価格で入札した第1のユーザと、前記入札において指定された時間の経過前に最も早く車両を返却した第2のユーザとを、車両が返却されたタイミングでマッチングを成立させるマッチングステップ、
を備えることを特徴とする車両共用サービス円滑化方法。 - 前記マッチングステップは、
前記入札において指定された特定の場所に車両が存在する場合に、
前記入札において最も高額の希望価格で入札した第1のユーザと、前記入札において指定された時間以前の一定時間内に最も早く車両を返却した第2のユーザとを、前記入札のタイミングでマッチングを成立させることを特徴とする請求項11に記載の車両共用サービス円滑化方法。 - 前記マッチングステップは、
前記第1のユーザに劣後する希望価格で入札した第3のユーザと、前記第2のユーザより遅く車両を返却した第4のユーザとを、第3のユーザの内、希望価格が高額であるユーザを優先し、かつ、第4のユーザの内、車両返却時期がより早期であるユーザを優先して、車両が返却されたタイミングでマッチングを成立させることを特徴とする請求項11又は12に記載の車両共用サービス円滑化方法。 - 前記入札情報取得ステップは、前記入札に関する情報として、前記入札において指定された時間の経過前に車両を返却した際に得られる報酬の期待値を表示することを特徴とする請求項11〜13の何れかに記載の車両共用サービス円滑化方法。
- 前記サーバの追加料金徴収手段が、前記入札が行われた場合に、より長時間の使用を行っているユーザに対して、使用時間に応じて追加料金を徴収する追加料金徴収ステップ、
を更に備えることを特徴とする請求項11〜14の何れかに記載の車両共用サービス円滑化方法。 - 前記マッチングの成立後は、前記第1のユーザが指定した希望価格の一部又は全部をペナルティとして前記入札を撤回し得ることを特徴とする請求項11〜15の何れかに記載の車両共用サービス円滑化方法。
- 前記サーバのオークション手段が、特定の場所から指定場所へ指定時間経過前に、車両を移動するユーザを募るオークションを行うオークションステップと、
前記サーバの報酬付与決定手段が、前記オークションにおける指定された特定の場所に車両が存在する場合に、特定の場所に存在する車両を使用し、指定場所へ指定時間経過前に、車両が返却されたタイミングで、車両を移動したユーザへの報酬付与を決定する報酬付与決定ステップ、
を更に備えることを特徴とする請求項11〜16の何れかに記載の車両共用サービス円滑化方法。 - 前記車両の位置情報取得手段が、前記車両の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記車両の使用状態判別手段が、前記車両が使用中又は返却済みであるかを判別する使用状態判別ステップと、
前記車両の通信手段が、前記位置情報及び前記使用状態を前記サーバへ送信する通信ステップ、
を備えることを特徴とする請求項11〜17の何れかに記載の車両共用サービス円滑化方法。 - 請求項11〜18の何れかの車両共用サービス円滑化方法における前記入札ステップ、前記報酬受取ステップおよび前記入札情報取得ステップをコンピュータに実行させるためのユーザ端末プログラム。
- 請求項11〜18の何れかの車両共用サービス円滑化方法における前記情報管理ステップおよび前記マッチングステップをコンピュータに実行させるためのサーバプログラム。
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