JP2020201188A - 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム - Google Patents

色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020201188A
JP2020201188A JP2019109695A JP2019109695A JP2020201188A JP 2020201188 A JP2020201188 A JP 2020201188A JP 2019109695 A JP2019109695 A JP 2019109695A JP 2019109695 A JP2019109695 A JP 2019109695A JP 2020201188 A JP2020201188 A JP 2020201188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
pixel
image
reference value
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019109695A
Other languages
English (en)
Inventor
義太朗 坂田
Gitaro Sakata
義太朗 坂田
寺崎 正
Tadashi Terasaki
正 寺崎
淑哲 古賀
Toshiaki Koga
淑哲 古賀
野中 一洋
Kazuhiro Nonaka
一洋 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2019109695A priority Critical patent/JP2020201188A/ja
Publication of JP2020201188A publication Critical patent/JP2020201188A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】様々な被検査体に採用しやすく、認識や定量化しやすい被検査体の色ムラを評価する方法を提供する。【解決手段】被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出工程と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算工程と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定工程と、前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出工程と、を有する色ムラ検査方法。【選択図】 図6

Description

本発明は、色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラムに関する。
製品評価等において表面状態等の外観検査は重要な検査項目の一つである。被検査体の表面状態を検査する手段として、光の反射や散乱、吸収、さらには、偏光、色等の種々の特性を利用した多くの検査技術が開示され、実用化されている。光の特性は被検査対象の表面状態によっても変動するため、それらの表面状態等に合わせて光に関する数学的に解析可能な光学的な挙動も把握して、検査光の照射や検出が必要となる。例えば、特許文献1は、物体表面における凹凸の分布の偏りやムラの状態を評価するもので、例えば光沢ムラなどを評価する装置等を開示している。
外観検査において、色の分布(色ムラ)の評価が求められる場合がある。特許文献2は、検査対象物の色合いを画像処理により検査する装置であって、画像入力手段により入力した検査対象物の入力画像に検査領域を定めた後、この検査領域の複数画素について所定の表色系の色要素により色測定を行うことで色測定値と画素数との関係を示す度数分布を求め、次いで、あらかじめ設定した基準度数分布と前記度数分布とを比較することにより前記検査対象物の色合いの良否判定を行うことを特徴とする色合い検査装置を開示するものである。
特許文献3は、検査対象物の表面に光を照射して得られる反射光をカラーカメラで撮影し、その出力信号を色度に変換し、検査領域全体について、この求めた色度と基準色度との色差およびその度数分布を求め、この度数分布と、予め設定しておいた小さい色差では度数の閾値が高く、大きい色差になるに従って度数の閾値が急激に減少してゼロになる閾値曲線とを比較し、度数分布の全体が閾値曲線以下であれば、検査対象物に色むらはないと判定し、閾値曲線に収まらない部分があれば、色むらがあると判定することを特徴とする色むらの検査方法を開示しており、基準色度が、標準試料について求めた色度とするものを開示している。
特許文献4は、パラメータ設定装置が、対象画像の各画素の色を対象点として、除外画像の各画素の色を除外点として、それぞれ色空間(色ヒストグラム)にマッピングする。そして、色空間を分割する色範囲であって、そこに含まれる対象点の数と除外点の数の差(度数合計値)が最大となるような色範囲を求め、求められた色範囲を基板検査で用いられる色条件(色パラメータ)として設定する。これにより、検査用のパラメータの1つである色条件が自動的に生成される技術を開示している。
特許文献5は、CIE XYZ等色関数と等価に線形変換された三つの分光感度(S1(λ),S2(λ),S3(λ))を有する撮像装置と、該撮像装置により取得した第1画像の関心領域の正規化された二次元または三次元の第1の色度図分布を生成し、前記撮像装置により取得した第2画像の関心領域の正規化された二次元または三次元の第2の色度図分布を生成し、前記第1の色度図分布と、第2の色度図分布とを対比し、第1の色度図分布と第2の色度図分布の重複領域を検出し、前記関心領域の第1画素数を検出し、前記重複領域の第2画素数を検出し、前記第1画素数に対する第2画素数の割合を演算する画像色分布検査装置を開示している。
特許文献6は、メタリック感やパールのキラメキ等の質感を明確に簡単に定量化し、検査物と基準物との比較検査を合理化する着色検査装置を開示するものである。また、特許文献7は、規格に不適合となった規格外品を活用し、色・質感の適切なマッチングを行う色・質感管理システム等を開示するものである。
特開2013−33017号公報 特開平9−203664号公報 特開2004−144545号公報 特開2006−78285号公報 特開2014−187558号公報 特開2015−155892号公報 特開2018−115877号公報
特許文献1は、光沢ムラなどの表面性状を評価するものであり凹凸の分布等がなく色にムラがある被検査対象についてそのムラを十分に評価できない場合があった。特許文献2〜7は、色情報に基づく評価を行うものである。これらの技術は、予め標準値となる画像や標準サンプル(標準品)を設定して、その標準値等との対比を行っている。
しかしながら、外観検査においては、標準値とするものが決まっていない場合や、製品ごとに色が変わり標準品や標準値が存在しない場合がある。さらに、色は複数の要素が絡み合い認識され、標準値にも一定の幅を設ける場合がある。しかし、標準値の閾値に近い領域が多い製品の場合、標準値との比較による評価結果では不良品となるものの実際に観察するとほとんどムラといえないものとなっている場合もある。よって、標準品や標準値を用いる手法は被検査体によっては利用できない場合があった。
また、色ムラは製品の製造条件等に起因する場合があると考えられるため、色ムラの適切な評価方法は、製造条件を最適化するための検討指標としても有用である。しかし、目視評価では、評価者や体調、環境等の条件によっても色の感度にばらつきが生じる場合がある。そして、目視評価の条件や色の傾向によってもムラが目立つ色と目立ちにくい色がある。このように目視評価では顕著なムラに見えるものが実際はわずかな製品状態の差などに起因するものだったり、差を識別しにくいものの実際は大きなムラが生じていたりと、目視評価した結果を製造工程にフィードバックすると、条件設定が有効にできない場合がある。このような状況から、色ムラの評価にも定量化しやすいものが求められている。
係る状況下、本発明は、様々な被検査体に用いることができ、認識や定量化しやすい被検査体の色ムラを評価する装置および方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の発明が上記目的に合致することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
<A1> 被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出工程と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算工程と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定工程と、前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出工程と、を有する色ムラ検査方法。
<A2> 前記表色系が、XYZ表色系および/またはLab表色系のいずれかである前記<A1>記載の色ムラ検査方法。
<A3> 前記基準値が、最頻値、平均値、および中央値からなる群から選択されるいずれかに基づくものである前記<A1>または<A2>に記載の色ムラ検査方法。
<A4> 前記Nxの分布を前記検査範囲の分布図として表示する前記<A1>〜<A3>のいずれかに記載の色ムラ検査方法。
<A5> 前記Nxに、閾値を設け二値化した前記分布図を表示する前記<A4>記載の色ムラ検査方法。
<A6> 前記二値化された分布図の閾値外の外れ値画素を特定する外れ値画素特定工程と、
互いに隣接する複数の外れ値画素からなる外れ値画素グループを特定し、特定した外れ値画素グループの図形的な特徴を示す形状特徴量を抽出する形状特徴量抽出工程と、を備え、
前記形状特徴量を用いて、多変量解析を行って構成した写像を用いて、前記形状特徴量抽出工程によって抽出された前記形状特徴量の値から求めた判断パラメータの値に基づいて、色ムラを判断する前記<A1>〜<A5>のいずれかに記載の色ムラ検方法。
<B1> 支持部に支持された被検査体に照射光を照射する光源装置と、前記被検査体の検査範囲の前記照射光の散乱光および/または反射光を画像として画素ごとに色成分を検出する検出手段と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、を有する色ムラ検査装置。
<C1> 被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出手段と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、前記検査範囲の画像画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
<C2> 前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、様々な被検査体の被検査体の色ムラの評価に用いることができ、色ムラを認識や定量化しやすいものとすることができる。
本発明に係る検査装置の第一の実施形態を説明するための全体概要図である。 本発明に係る検査方法の流れを説明するためのフロー図である。 本発明の実施例において検査対象とする塗りムラが生じた被検査体の像である。 本発明の実施例にかかるノルムの算出方式の一例を説明するための図である。 本発明の実施例において、被検査対象を刺激値としてxy空間における各画素の位置を示す図である。 本発明に係る色ムラ検査方法の実施例により検査した検査対象の分布図を示す像である。 本発明に係る色ムラ検査方法の他の実施例により検査した検査対象の分布図を示す像である。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明するが、以下に記載する構成要件の説明は、本発明の実施態様の一例(代表例)であり、本発明はその要旨を変更しない限り、以下の内容に限定されない。なお、本明細書において「〜」という表現を用いる場合、その前後の数値を含む表現として用いる。
[本発明の検査方法]
本発明の検査方法は、被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出工程と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算工程と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定工程と、前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出工程と、を有する色ムラ検査方法である。
本発明の検査方法は、様々な被検査体の色ムラ評価に採用しやすい。また、本発明の検査装置は、色ムラを認識や定量化しやすいものとすることができる。
[本発明の検査装置]
本発明の検査装置は、支持部に支持された被検査体に照射光を照射する光源装置と、前記被検査体の検査範囲の前記照射光の散乱光を画像として画素ごとに色成分を検出する検出手段と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、を有する色ムラ検査装置である。
本発明の検査装置は、様々な被検査体の色ムラ評価に採用しやすい。また、本発明の検査装置は、色ムラを認識や定量化しやすいものとすることができる。
[本発明のプログラム]
本発明のプログラムは、被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出手段と、前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、前記検査範囲の画像画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明のプログラムは、様々な被検査体の色ムラ評価に採用しやすい。また、本発明のプログラムは、色ムラを認識や定量化しやすいものとすることができる。
なお、本発明の検査方法は、本発明の検査装置や本発明のプログラムを用いておこなうことができ、以下において相互に対応する構成は参照して実施することができる。
本発明者らは、評価基準が確立されていない新たな評価対象となる被検査体の色ムラを評価するにあたって、基準サンプルを設けずに評価する手法を検討した。そこで、被検査体を観察した像について、表色系に換算して得られる刺激値を利用して、その被検査体について現に撮像された像から基準値を設けることを検討した。
表色系として、XYZ表色系や、Lab表色系などの表色系が知られている。これらは刺激値と呼ばれるような評価指標となる特性値を有している。本発明者らは、この刺激値を複数採用した空間に、観察対象の像の画素ごとの評価結果をプロットして、その結果から基準値を設定することを検討した。さらに、刺激値は複数の軸を有しその方向によって傾向が変わるが、これらを基準値として設定した値からの距離として一律に評価することを検討した。
このようなその像から設定した基準値とその基準値から各画素までのノルムを分布図として表示すると、二値化や、グレースケールのような濃淡表示をより行いやすくなり、この分布図はムラを認識・識別しやすいことを見出した。本発明はこのような知見に基づくものであり、標準サンプルを用いない場合でも、被検査体の検査範囲からムラを評価することができる方法や装置等に関する。
[第一の実施形態]
図1は、本発明に係る検査装置の第一の実施形態の全体構成の概要を示すものである。検査装置100は、支持部20に載置された被検査体21の色ムラを検査する装置である。検査装置100は、光源10と、レンズ11と、撮像部30を有している。さらに、表面検査装置100においては、撮像部30により撮像した像を適宜任意の表示や解析をするために、画像検出手段40と、画像解析手段50と、表示部60を備えている。これらの撮像部30により撮像された像や、画像検出手段40や画像解析手段50により検出、解析された像等は、適宜記憶部70に保存される。また記憶部70は、これらの検出や解析のための換算式や計算式等を適宜保存したものが用いられる。
[光源10]
光源10は、被検査体21を照射する光源である。被検査体21の種類や検査目的などに応じて、この光源10は可視光を含む光などを適宜採用することができる。光源10には、一般的な白色光源や、LED光源、レーザー光源などを用いることができる。また、レンズ11により、光源10が照射する光を適宜調整して照射することができる。レンズ11には、照射する範囲を収束したり、拡散するものや、平行光として照射するものなどを用いることができる。なお、照射範囲や照射強度に応じてレンズを設けずに照射してもよい。被検査体21への照射角度は、適宜、被検査体21の面に対して垂直方向から照射したり、被検査体21の面に対して所定の角度傾斜した向きから照射することができる。また、適宜、直線偏光や楕円偏光などの偏光を用いることもできる。
[支持部20]
支持部20は被検査体21を支持するものである。この支持部20は、被検査体21を載置する台でもよいし、被検査体21が検査中に動かないように把持する把持部を有するものとしてもよい。また、被検査体21の検査範囲を調整するために、X−Yステージを有するものとすることもできる。被検査体21は、例えば、各種成形品や、塗装品、コーティング加工品、めっき品などの色ムラを検査する対象とすることができる。
[撮像部30]
撮像部30は、被検査体21の検査範囲を撮像する。撮像部30は、光源10、被検査体21との位置関係、検査目的、被検査体21の種類等に応じて、適宜、被検査体21からの散乱光および/または反射光(以下、「散乱光等」とする。)を検出する。撮像部30が撮像する範囲は適宜対物レンズ31を用いて調整することもできる。撮像部30が撮像した散乱光等の強度や色情報は、適宜、表色系への換算等を行うために記憶部等に記憶される。この散乱光等の検出は、被検査体のどの位置の散乱光等かを特定することができるように、2次元の面状の情報としてエリアセンサで検出することができる。例えば、画素ごとのRGBの色情報を検出することができるCCDカメラなどを用いることができる。なお、散乱光等の強度や色情報の検出感度のバラつきを低減するために、散乱光等を複数回検出してその積分値として散乱光等の強度や色情報は求めるほうがよい。
さらに、表面検査装置100においては、撮像部30により撮像した像について、適宜任意の表示や解析をおこなう。撮像部30により撮像された像について画像検出手段40で画像の画素ごとの色成分として検出し、画像解析手段50で画素ごとの色成分に基づいて解析する。また、その解析結果は、適宜、表示部60に表示される。
[画像検出手段40]
画像検出手段40は、撮像部30などが撮像して伝送された像に関する情報などを取得し、被検査体の検査範囲の画像を、画素ごとの色成分として検出する。色成分は、表色系に換算することができるものとして、複数の色を検出することができるものであればよい。例えば撮像部でRGBなどの画素ごとの検出結果を各色成分の情報として画像検出手段40は画素ごとに検出する。この検出された色成分の情報は適宜記憶部70に保存され、画像解析手段50等で解析されたり、解析結果と対比して評価するための撮像画像そのものとして利用することもできる。
[画像解析手段50]
画像解析手段50は、画素ごとに色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段を含む。また、画像解析手段50は、表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から検査範囲における基準値を求める基準値設定手段を含む。また、画像解析手段50は、画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段を含む。このような解析を行うことで、画像検出手段40で色成分の情報を検出した画像から、標準サンプル等を用いずに、その被検査体21の画像として色ムラなどの解析ができる。さらに、画像解析手段50は、所定の閾値を設けて二値化する手段を含んだり、形状特徴量などを抽出して良否判定や分類等を行う判別手段を含んでもよい。
[表示部60]
表示部60は、画像解析手段50で解析された解析結果の像や、その像に関する判別結果、画像検出手段40で検出された撮像結果、これらの選択や操作などのための情報などを、使用者が把握しやすいように適宜表示するモニターなどである。
[色ムラ検査方法]
図2は、本発明に係る色ムラ検査方法のフローチャート図である。本発明に係る色ムラ検査方法S1は、被検査体について、色成分を画素ごとに検出する色成分検出工程S11と、画素ごとに色成分を表色系に換算する表色系換算工程S21と、画素ごとの表色系の値に基づき基準値を設定する基準値設定工程S31と、画素ごとに基準値との差を算出するNx算出工程S41を有し、算出された画素ごとの基準値との差を表示する表示工程S51を有するものとすることができる。以下、検査装置100を用いて、色ムラ検査方法S1を行う場合を例に説明する。
[色成分検出工程S11]
色ムラ検査方法S1は、まず検査対象の画像について、検査範囲の画素ごとの色成分を検出する色成分検出工程S11を行う。検査対象の画像は検査装置100の撮像部30で撮像した画像を用いてもよい。また、別途撮像して記憶部70に記憶された像など任意の画像を用いてもよい。これらの検査対象の画像について検査範囲を設定し、その検査範囲について画素ごとの色成分を検出する。画素の大きさや画素数は、検査対象の大きさなどを考慮して適宜設定する。例えば、1画素あたりの各辺1μm〜1mm程度の大きさとすることができる。1辺あたり30画素以上や、50画素以上、100画素以上としてもよい。1辺あたりの画素数の上限は特に定めなくてもよいが、10万画素以下や、5万画素以下、1万画素以下のような上限を設けてもよい。
[表色系換算工程S21]
次に、色成分検出工程S11の色成分に関する情報について画素ごとに色成分を表色系に換算する表色系換算工程S21を行う。表色系に換算することで、RGBなどの検出されたままの情報を利用するよりも人が知覚する色と対応しやすい処理を行うことができる。これにより、色ムラの表示も熟練した検査者等の判断とも整合する高度な検査を行うことができる。表色系は、XYZ表色系や、Lab表色系を用いることが好ましい。これらは、RGBなどの汎用されている検出手法の色成分に関するデータからの換算手法が確立されており利用しやすく、かつ、本発明の基準値設定などを行うための空間情報としても適している。
[基準値設定工程S31]
次に、工程S21の検査範囲の画像の画素ごとの表色系の値に基づき、その検査範囲における基準値を設定する基準値設定工程S31を行う。この基準値の設定は、画素ごとに表色系の刺激値などの特性値を空間分布として処理して基準値を求める。例えば、XYZ表色系に換算した結果に基づき、検査範囲の画像における各画素の刺激値として、X、Yを用いてその空間分布から、基準値を求める。この基準値は、最頻値、平均値、および中央値からなる群から選択されるいずれかに基づくものなどを基準値とすることができる。これらの最頻値や、平均値、中央値は、その値をそのまま用いてもよいし、その値に基づくものとして、その値の前後一定の範囲を基準としてもよいし、その値に補正値を加えたり係数を設けたものなどを用いてもよい。この空間分布における基準値の設定は、2つ以上の刺激値を用いることで、色情報を反映させたムラのデータ処理が有効なものとなる。さらに、基準値設定工程S31は3つの刺激値を用いた3次元の空間分布を求めてもよい。この基準値は、標準品等がなくとも任意の被検査体の検査範囲から求めることができるという利点を有する。
[Nx算出工程S41]
次に、工程S31で設定した基準値を用いて、検査範囲の画素ごとに基準値との空間分布におけるノルム(ノルムNx)を算出するNx算出工程S41を行う。このノルムは、画素ごとに空間分布における基準値から画素までのノルムNxを算出するものである。例えば、X、Yの刺激値を用いて、基準値(Xc,Yc)が設定された場合、任意の画素の表色系の換算値(X1,Y1)とのノルムNxは、以下の式(1)で求められる。
Nx=((X1−Xc)2+(Y1−Yc)20・5 式(1)
すなわち、この式(1)で求められるノルムNxは、空間分布における各画素の値と、基準値との距離の絶対値である。このような距離の絶対値とすることで、空間分布における方向を表示せずに定量化しやすいデータとなる。また、ムラの視覚化を行ったとき、色の分布も合わせて表示するものよりも、よりそのムラを認識しやすいものとなる。
[表示工程S51]
次に、Nx算出工程S41で算出されたノルムNxを画像に表示する表示工程S51を行う。この表示工程S51により、モニターなどの表示部に表示された結果を見て、使用者は検査結果を確認して、製品の良否や状態の判定、製品の製造条件の検証などを行うことができる。ノルムNxについてグレースケールなどの階調的表示や、閾値を設定して二値化等したものを、検査範囲の画像に対応する分布図として表示することができる。このような分布図とすることで、被検査体の検査範囲を単に撮像した像よりも、色ムラの有無や範囲、形状、模様などを識別しやすい分布図を得ることができる。また、本発明にかかる基準値とのノルムNxを利用した分布図は、定量化等を行うためのデータとしても利用しやすい。
本発明において、ノルムNxを求めるための基準値は、その検査対象の検査範囲におけるものとして、都度設定することができる。一方、ノルムNxの閾値は、ノルムNxを絶対値とすることができるため、あらかじめ閾値の範囲を設定しておくこともできる。例えば、XYZ表色系のX,Yの刺激値を用いるとき、ノルムNxが0.15を超えるとき異常点としたり、0.20を超えるとき異常点とする閾値の設定などを行うことができる。階調的表示とする場合も、同様に、例えば異常点を白画素として、所定の範囲までは段階的な表示として、所定の値以上離れるとき、白画素とするなどの表示や処理を行うこともできる。
検査範囲の像を、本発明により二値化等することで、良否判定や分類判定の判別も行いやすいものとなる。例えば、二値化された分布図の閾値外の外れ値画素(例えば、白画素)を特定する外れ値画素特定工程と、互いに隣接する複数の外れ値画素からなる外れ値画素グループを特定し、特定した外れ値画素グループの図形的な特徴を示す形状特徴量を抽出する形状特徴量抽出工程と、を備え、前記形状特徴量を用いて、写像を用いて、前記形状特徴量抽出工程によって抽出された前記形状特徴量の値から求めた判断パラメータの値に基づいて、色ムラを判断するものとすることもできる。写像には、ヒストグラムや多変量解析などを用いることができる。
また、これらの工程や手段はプログラムとしてコンピュータに実行させるものとすることができる。また、このプログラムは、適宜コンピュータが読み取り可能な記録媒体に保存して、利用することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を変更しない限り以下の実施例に限定されるものではない。
[検査装置(1)]
第一の実施形態に準じる検査装置により、以下の実験を行った。なお、この実験において主な構成は以下のものである。
[光学系]
白色光源からの白色光を、被検査体への照射角度が、45度となるように配置して照射した。
・光源:Olympus社製LG−PS
[被検査体]
白色の紙の表面を青色の油性ペンで、手書きでムラが生じるように塗りつぶしたものを被検査体とした。検査範囲は、4cm×6cmの方形の範囲とした。この紙を、水平な台の上に載置した状態で、検査範囲の外側を台の上に固定して撮像した。
[撮像部]
被検査体を、カメラで撮像した。カメラは画素ごとにRGBの強度を検出することができるものとした。カメラは、水平に配置された被検査体の被検査面を鉛直方向から撮像し、照射された光の散乱光を検出する配置とした。撮像する画像の画素は、1画素当たり約10μm×10μmの大きさとした。撮像された像は、画素ごとにRGBの色情報を有するものとして検出し保存した。
・カメラ:The Imaging Source社製DFK33UX249
図3は上記の条件で撮像した青色で塗りつぶされた紙を撮影した像である。この像について、色ムラを評価した。
[色ムラ評価例(1)XYZ表色系]
[基準値の設定]
図3の像について、撮影された像の画素ごとのRGBの色成分を検出した。次に、このRGBの色成分を、画素ごとにXYZ表色系に換算した。図4は、XYZ表色系を用いて、基準値(Xc,Yc)から、所定の画素のXYZ表色系の値(X1,Y1)までのノルムN1を求める計算例を説明するための図であり、画素ごとにこの計算をすることでそれぞれの画素のノルムNxを求めることができる。図5は、XYZ表色系に換算した画素ごとの刺激値X、刺激値Yを分布として表示したものである。この図3の像は、XYZ表色系に換算して画素ごとの値を検討すると、Xがおよそ0.22、Yがおよそ0.23が最頻値であった。この最頻値を、本実施例の基準値N0とした。
[ノルムNxの計算]
次に、画素ごとに、基準値N0から各画素までのノルムNxを計算した。このNxは、N0との距離として計算した絶対値である。
図6(a)は、Nxの分布を、段階的にグレースケールで表示としたものであり、最頻値であるN0からのノルム(実数)を256階調の8ビット値に変換して表示している。図6(b)は、Nxの分布に閾値を設けて二値化したものである。この閾値は、基準値とのノルム(距離)が0.01を超える場合、異常点として白画素で表示し、ノルムが0.01以下のものは正常点として黒画素で表示した。
図3に示すように、青色で塗りつぶしたものでも撮像した像のままでは濃淡などの影響もあり色ムラを評価しにくい場合がある。一方、本発明により、その検査範囲内で基準値を設定して、その基準値と比較することで、標準サンプルを用いずに、色ムラ判別を行いやすい像に変換することができる。図6(a)は、基準点から大きく外れるほど明るく表示されるため、周囲の基準と認識する大勢を占める領域と異なる部分がどこか識別しやすい像となっている。図6(b)は、二値化しているため、基準となる領域とのノルムが大きい場所をより選択的に認識しやすい像となっている。
[色ムラ評価例(2)L*a*b*表色系]
[基準値の設定]
図3の像について、撮影された像の画素ごとのRGBの色成分を検出した。次に、このRGBの色成分を、画素ごとにL*a*b*表色系に換算した。L*a*b*表色系の、L*がおよそ66.6、a*がおよそ12.0、b*がおよそ−42.6が最頻値であった。この最頻値を、を、本実施例の基準値N0´とした。
[ノルムNx´の計算]
次に、画素ごとに、基準値N0´から各画素までのノルムNx´を計算した。このNx´は、N0´との距離として計算した絶対値である。
図7(a)は、Nx´の分布を、段階的にグレースケールで表示としたものであり、最頻値であるN0´からのノルム(実数)を256階調の8ビット値に変換して表示している。図7(b)は、Nx´の分布に閾値を設けて二値化したものである。この閾値は、基準値とのノルム(距離)が0.01を超える場合、異常点として白画素で表示し、ノルムが6.5以下のものは正常点として黒画素で表示した。
XYZ表色系を用いた例と同様に、L*a*b*表色系を用いたものも、その検査範囲内で基準値を設定して、その基準値と比較することで、標準サンプルを用いずに、色ムラ判別を行いやすい像に変換することができる。図7(a)は、基準点から大きく外れるほど明るく表示されるため、周囲の基準と認識する大勢を占める領域と異なる部分がどこか識別しやすい像となっている。図7(b)は、二値化しているため、基準となる領域とのノルムが大きい場所をより選択的に認識しやすい像となっている。
本発明は、成形品や、塗装品、コーティング品、メッキ品などの色ムラの評価に利用することができ、産業上有用である。
10 光源
11 レンズ
100 検査装置
20 支持部
21 被検査体
30 撮像部
31 対物レンズ
40 画像検出手段
50 画像解析手段
60 表示部
70 記憶部

Claims (8)

  1. 被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出工程と、
    前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算工程と、
    前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定工程と、
    前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出工程と、を有する色ムラ検査方法。
  2. 前記表色系が、XYZ表色系および/またはLab表色系である請求項1記載の色ムラ検査方法。
  3. 前記基準値が、最頻値、平均値、および中央値からなる群から選択されるいずれかに基づくものである請求項1または2に記載の色ムラ検査方法。
  4. 前記Nxの分布を前記検査範囲の分布図として表示する請求項1〜3のいずれかに記載の色ムラ検査方法。
  5. 前記Nxに、閾値を設け二値化した前記分布図を表示する請求項4記載の色ムラ検査方法。
  6. 支持部に支持された被検査体に照射光を照射する光源装置と、
    前記被検査体の検査範囲の前記照射光の散乱光および/または反射光を画像として画素ごとに色成分を検出する検出手段と、
    前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、
    前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、
    前記検査範囲の画像の画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、を有する色ムラ検査装置。
  7. 被検査体の検査範囲の画像の画素ごとの色成分を検出する色成分検出手段と、
    前記画素ごとに前記色成分を表色系成分に換算する表色系換算手段と、
    前記表色系成分の少なくとも2つの特性値を用いる空間分布から前記検査範囲における基準値を求める基準値設定手段と、
    前記検査範囲の画像画素ごとに前記基準値から前記画素までの前記空間分布におけるノルムNxを算出するNx算出手段と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2019109695A 2019-06-12 2019-06-12 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム Pending JP2020201188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019109695A JP2020201188A (ja) 2019-06-12 2019-06-12 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019109695A JP2020201188A (ja) 2019-06-12 2019-06-12 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020201188A true JP2020201188A (ja) 2020-12-17

Family

ID=73742023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019109695A Pending JP2020201188A (ja) 2019-06-12 2019-06-12 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020201188A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218095A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Toshiba Corp 色むら検査装置
JPH11108759A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Hitachi Ltd 欠陥検査方法及びその装置
JP2001219546A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷物検査方法
JP2003028719A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 色調検査装置および方法
JP2003164414A (ja) * 2001-11-29 2003-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光診断画像表示方法および表示装置
JP2010216886A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 光沢ムラ評価装置、光沢ムラ評価方法、画像形成装置及び記録媒体
JP2011180083A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sony Corp 色むら検査装置および色むら検査方法
JP2018204994A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社キーエンス 画像検査装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218095A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Toshiba Corp 色むら検査装置
JPH11108759A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Hitachi Ltd 欠陥検査方法及びその装置
JP2001219546A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷物検査方法
JP2003028719A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 色調検査装置および方法
JP2003164414A (ja) * 2001-11-29 2003-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光診断画像表示方法および表示装置
JP2010216886A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 光沢ムラ評価装置、光沢ムラ評価方法、画像形成装置及び記録媒体
JP2011180083A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sony Corp 色むら検査装置および色むら検査方法
JP2018204994A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社キーエンス 画像検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Barbin et al. Digital image analyses as an alternative tool for chicken quality assessment
US10393669B2 (en) Colour measurement of gemstones
Valous et al. Colour calibration of a laboratory computer vision system for quality evaluation of pre-sliced hams
US11977033B2 (en) Learning device, inspection device, learning method, and inspection method
TWI399534B (zh) And a defect inspection device for performing defect inspection using image analysis
JP5922865B2 (ja) 肌理のある面の特性を決定するための方法および装置
WO2019059011A1 (ja) 教師データ作成方法及び装置並びに欠陥検査方法及び装置
US20200096454A1 (en) Defect detection system for aircraft component and defect detection method for aircraft component
CN111242123A (zh) 一种基于红外图像的电力设备故障诊断方法
KR101776355B1 (ko) 광학 검사 파라미터를 설정하는 장치 및 방법
JP2022522348A (ja) 基板上の膜の検査のための装置及び方法
CN111492198B (zh) 物体形状测量装置和方法以及程序
Parkot et al. Development of an automated quality control system of confectionery using a vision system
Yoo et al. Extraction of colour information from digital images towards cultural heritage characterisation applications
JP2006061170A (ja) 皮膚の鑑別法
JP7411155B2 (ja) 色ムラ検査装置および色ムラ検査方法
JP2016028233A (ja) 表面調査の多段階方法および関連装置
KR101224477B1 (ko) 고분자 및 코팅 소재의 스크래치 표면 손상 정량화 방법
JP2023078443A (ja) 評価方法及び評価システム
JP5181912B2 (ja) 表面欠陥の検査方法、表面欠陥検査装置、鋼板の製造方法、及び鋼板の製造装置
JP2020201188A (ja) 色ムラ検査方法、色ムラ検査装置、およびプログラム
JP7370355B2 (ja) 金属表面の粗面処理の評価方法および評価装置
JP2017173300A (ja) 質感評価装置、質感評価方法、及びプログラム
Alie et al. Quality checking and inspection based on machine vision technique to determine tolerancevalue using single ceramic cup
WO2020145023A1 (ja) 光学特性解析装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230502