JP2020197962A - チャットを用いたアクティビティ管理方法及び管理サーバ - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、チャットを用いてオーナーの所有する資産に対するアクティビティ管理を行う仕組みを提供する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、チャットを用いたアクティビティ管理方法であって、不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶しており、前記不動産物件の選択を受け付け、前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付け、選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿することを特徴とする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、全体の資産管理システム1の構成図の例である。
資産管理システム1は、複数のオーナー端末102、複数の資産管理会社端末103を備え、それぞれがネットワークを介して管理サーバ101に接続されている。なお、ネットワークは有線、無線を問わず、それぞれの端末はネットワークを介して情報を送受信することができる。
オーナー端末102は、投資用不動産など資産を所有するオーナーが使用する端末である。
資産管理会社端末103は、資産を管理する資産管理会社が使用する端末である。
補助記憶装置には、各種データベース(DB)が記憶されている。「データベース」とは、プロセッサまたは外部のコンピュータからの任意のデータ操作(例えば、抽出、追加、削除、上書きなど)に対応できるようにデータ集合を記憶する機能要素(記憶部)である。データベースの実装方法は限定されず、例えばデータベース管理システムでもよいし、表計算ソフトウェアでもよいし、XML、JSONなどのテキストファイルでもよい。
管理サーバ101は、例えばクラウド上に配置されたサーバで構成される。
主記憶装置201には、アクティビティ管理モジュール211、データ登録管理モジュール212、資産登録管理モジュール213等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ203が実行することで管理サーバ101の各機能要素が実現される。
なお、「確認」とは、確認と承認を含めた意味で用いることもある。
資産登録管理モジュール213は、オーナーや資産管理会社が保有する資産の情報を資産管理情報1200に登録し、管理する。またこれらの資産の情報をオーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310と連携して、オーナー端末に表示する。
資産の登録管理は、管理サーバ101と別に構成した資産情報管理サーバの資産登録管理モジュールが提供する実装としてもよい。
メインDB220は、ユーザ情報500や、アクティビティに関する情報であるトピックカテゴリ情報600、アクティビティカテゴリ情報700、アクティビティマスター情報800、アクティビティ詳細情報900や、チャットに関する情報であるメッセージ情報1000、認証に関する情報であるアクセストークン情報1100、管理する資産についての資産管理情報1200等を記憶する。
オーナー端末102は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC等の端末で構成される。
主記憶装置301には、オーナー資産管理モジュール310等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ303が実行することでオーナー端末102の各機能要素が実現される。
補助記憶装置302は、オーナーが所有する資産についての情報であるオーナー資産管理情報320を記憶する。
資産管理会社端末103は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC等の端末で構成される。
主記憶装置401には、管理会社資産管理モジュール410等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ403が実行することで資産管理会社端末103の各機能要素が実現される。
補助記憶装置402は、資産管理会社が管理する資産についての情報である管理会社資産管理情報420を記憶する。
図5は、ユーザ情報500の例である。
ユーザ情報500は、アクティビティ管理モジュール211によりアクティビティを管理する対象であるユーザに関する情報を記憶する。例えば不動産のオーナーなどの情報が記憶されている。
ユーザID501は、自動的に生成されるハッシュ値などのユニークなIDであり、他の情報から参照される主キーである。
役職503は、ユーザの役職ないしは役割を示す。
所在504は、ユーザの所在や言語、地域等を示す。
属性タグ505は、各ユーザの属性に対してつけるタグを示す。例えば、東京オフィスの人である旨や、渋谷区の人である旨などをタグ付けすることができる。
トピックカテゴリ情報600は、チャットで交わされる会話が属するトピック(項目)の一覧を記憶する。
トピックカテゴリ名601は、トピックの内容を示す。例えば、退去報告、入居者募集、原状回復、工事、更新、収支報告書、滞納督促、税金、修繕提案、売却査定提案、等のトピックが記憶される。
トピックカテゴリID602は、各トピックにつけられるユニークなIDである。例えばハッシュ値等が記憶される。
アクティビティカテゴリ情報700は、アクティビティ管理モジュール211が使用する各アクティビティの属するカテゴリ一覧を記憶する。
アクティビティカテゴリ名701は、アクティビティカードが属するタイプを示す。例えば、費用承認、賃貸条件承認等が記憶される。
アクティビティカテゴリID702は、カテゴリのIDであり、他の情報から参照される主キーであって、自動的に生成されるユニークなIDである。
アクティビティマスター情報800は、各アクティビティの内容を記憶する。予め一般的に使用されるアクティビティの情報が記憶されているが、ユーザや管理者が新たにアクティビティを追加することもできる。
アクティビティマスター名801は、アクティビティマスターの名前を示す。ユーザ記入の場合には、自由に記述することができる。
アクティビティカテゴリID803は、アクティビティのカテゴリを示す。アクティビティカテゴリ情報700のアクティビティカテゴリID702の値を参照する。
アクティビティマスター目的804は、アクティビティマスターの目的を示す。ユーザや管理者が自由に記述することができる。
内容806は、アクティビティと関連して送信されるチャットメッセージの本文内容を示す。予め決められた内容が記載されているが、自由に記述することもできる。例えば、サンプル値823に記載するように、支出に対して、ルーム清掃費用、壁紙張替費用、畳替え費用、ドア鍵変更費用等があらかじめ決められた内容例として、記入されている。
宛先ユーザ807は、アクティビティカードを送付する先であるユーザを示す。
表示ID809は、管理サーバ101やオーナー端末102等の画面に表示するアクティビティのIDであり、例えばACT-1234等の自動的に生成されるユニークなIDである。
アクティビティマスターID810は、アクティビティマスターに対して生成されるユニークなIDを示す。
削除フラグ811は、アクティビティマスターが削除されているかどうかを示す。
アクティビティ詳細情報900は、各アクティビティの詳細情報を記憶する。
アクティビティメッセージ内容901は、アクティビティの内容を示す。アクティビティマスターから呼び出した情報に対して、金額を入力する、記述を追加する等により、メッセージを更新して記憶する。
例えばサンプル値940の例では、支出として、アクティビティマスターの内容806から読み出したルーム清掃費用、壁紙張替費用、畳替え費用、ドア鍵変更費用に対して、金額を入力して記憶する。
また、同じオーナーが所有する不動産物件だけでなく、他のオーナーが所有する同一物件の情報や、入力対象の物件に類似する物件、入力対象の物件の周辺の物件、等の情報に基づいて値を記入する構成としてもよい。
ステータス903は、アクティビティのステータスを示す。例えば、承認、否認などの情報が記憶される。
ユーザID904は、アクティビティを送付したユーザを示す。
メッセージID906は、アクティビティに対応して送付されたメッセージを示すIDである。メッセージ情報1000のメッセージID1007を参照する。
メッセージ情報1000は、チャット上で送受信されるメッセージの内容を記憶する。
メッセージ内容1001は、メッセージの内容を示す。例えば、サンプル値1040の例の様に、オーナーとの間でやり取りされるメッセージが記憶されている。
ユーザタイプ1002は、メッセージを送信するユーザのタイプ(属性)を示す。例えば、PM(資産管理会社:Property Management会社)オペレータや、オーナー等が記憶される。
拡張領域1003は、自由に拡張できる領域である。
送信者ID1005は、メッセージを送信したユーザのIDを示す。ユーザ情報500のユーザID501の値が入力され、参照されるか、又はアクセストークン情報1100のトークンID1102の値が入力され、参照される。
トピックカテゴリ1006は、メッセージがどのトピックに属しているかを示す。トピックカテゴリ情報600のトピックカテゴリIDの値を参照する。
メッセージID1007は、各メッセージに対して生成されるユニークなIDを示す。
アクセストークン情報1100は、ユーザの認証のために使用されるトークンである。
認証トークン1101は、ランダムに生成されるトークンを示す。
トークンID1102は、自動的に生成されるユニークなIDであり、主キーである。
資産管理情報1200は、オーナーが所有する不動産等の資産や、資産管理会社が管理する不動産等の資産についての情報を記憶する。
例えば、資産ID1201、名称1202、住所1203、資産タイプ1204等、資産を特定する情報や、これらの資産に対する収益情報、現在価値、キャッシュフローなどを記憶する。
資産管理情報1200は、リレーショナルデータベースなどにより、多数の資産に関する情報を記憶するが、記憶形式はこれに限定されない。
管理サーバ101の、アクティビティ管理モジュール211は、管理している複数のオーナーに関する情報1301の中の特定のオーナー1302に対して、所有しているそれぞれの資産についてのチャットのやり取り1303を一覧表示する。
アクティビティ管理モジュール211は、ユーザから特定の物件の表示指示を受け付けた場合には、特定の物件についてのチャットのやり取りをチャットウィンドウ1310に表示する。チャットウィンドウ1310には、管理サーバ101を操作するオペレータからのメッセージ1304と、それに対するオーナーからのメッセージ1305がチャット形式で表示される。
オペレータは、オーナーに対して承認、通知、契約などの確認事項を連絡したい場合には、アクティビティ作成ボタン1320を選択し、アクティビティカード投稿処理を行う。
オペレータがトピック作成ボタン1330を押した場合に、アクティビティ管理モジュール211が、トピック作成画面1400を表示する。
オペレータは、トピック作成画面1400において、トピック1401を入力し、トピックカテゴリ1402から対象となるトピックを選択する。なお、トピックカテゴリ1402の選択に応じて対応するトピック名称がトピック1401に自動的に入力されるようにしてもよい。
アクティビティ管理モジュール211は、オペレータから対象資産の選択を受け付ける。オペレータはオーナーの所有する資産を資産選択領域1403からプルダウンで選択する。
管理サーバ101を操作するオペレータが、不動産物件のオーナーに確認を取る必要がある場合に、アクティビティ管理モジュール211が、アクティビティカードを生成し、チャットによりオーナーに問い合わせを行う。なお、管理サーバ101のオペレータだけでなく、管理会社資産管理モジュール410により、アクティビティ管理モジュール211を介して、資産管理会社のオペレータが問い合わせを行う構成であってもよい。
アクティビティ管理モジュール211は、オペレータからアクティビティの選択を受け付ける(ステップ3320)。
太字で示す部分1551等は、アクティビティカテゴリであり、システムで予め定義されている。細字で示す部分1552は、予めシステムで定義されているものの、オペレータが編集可能であり、また新たにアクティビティを追加することもできる。
なお、カテゴリ選択の後に、「入居者募集の条件承認」、入居者募集の条件確認など、承認、通知、契約など、カテゴリに応じて確認を取りたい内容を選択することとしてもよい。
図15は、アクティビティ詳細入力画面1500の例である。
アクティビティタイトル1510はアクティビティの概要を示すタイトルである。
物件情報1501は、物件の情報を示す。この画面の中で変更可能である。
ターゲット部屋番号1502は、物件の中のオーナーの所有する対象の部屋を示す。
メッセージ1503は、アクティビティカードの送付に合わせてユーザに伝えたいメッセージの内容を記載する。
添付1504は、アクティビティカードと共に送付する添付書類を示す。
例えば、アクティビティ詳細入力画面1500の例は、「入居条件についての承認」を得るというアクティビティに対する入力である。問い合わせ内容1511の入居条件として、賃料、管理費、敷金、鍵費用、礼金、広告、等の金額や数値や文章が記入され、オーナーの承認を受ける。
この問い合わせ内容1511には、資産管理情報1200に記憶されている、対応する物件の過去の情報が呼び出され入力される。また、入力された情報を上書き更新することも可能である。
例えば、今までの賃料が101,000円であったところ、他の部屋の賃料が103,000円に上昇していた場合には、オーナーに提案する賃料を103,000円に書き換えて赤色でハイライトしたアクティビティカードを生成し、オーナーに承認を求めることができる。
本実施例では、複数の資産管理会社が管理している複数の資産を、管理サーバ101で統合的に一元管理することで、複数の物件にまたがった統合的な情報をもとに、オーナーに確認を受けるための、問い合わせ内容を修正し、提案を行うことができる。
オペレータがアクティビティカードの内容を確認すると、アクティビティ管理モジュール211は、生成したアクティビティカードを、オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに投稿する(ステップ3360)。
オーナーとオペレータの間でメッセージのやり取りがなされているチャットの中で、オペレータからのメッセージ1701と共に、アクティビティカード1702がメッセージと同じように投稿されている。アクティビティ詳細入力画面1500のメッセージ1503で記入した内容が、チャットのメッセージ1701として投稿、表示される。なお、通常のチャットの中でオペレータがメッセージを入力することも可能である。
アクティビティカード1702には、アクティビティタイトル1703、表示ID1704、内容1705、添付1706が記載されている。
これらの情報は、アクティビティマスター情報800の、それぞれ対応する項目に記憶される。
オーナーが確認ボタン1707の否認(Decline:拒否)を選択してアクティビティカード表示・回答処理3400を行った後に表示される画面の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、否認した際にオーナーにより記入されたコメントを、チャットのメッセージ1801として表示する。
また、アクティビティ管理モジュール211は、否認した内容や理由を回答画面1802として表示する。
オーナーが確認ボタン1707の承認(Approve)を選択してアクティビティカード表示・回答処理3400を行った後に表示される画面の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、承認した内容を回答画面1901として表示する。
承認の際には、特にオーナーにコメントの記入を求めないため、メッセージは表示されず、承認された旨の表示のみがなされる。但し、任意でオーナーがコメントを入力し、それがメッセージとしてチャットに投稿される仕組みとしてもよい。
アクティビティ管理モジュール211は、オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310により、チャット上で送信された回答情報(回答画面)を受領する(ステップ3510)。
アクティビティ管理モジュール211は、回答情報を解析し、取り込み(ステップ3520)、この内容に基づき、アクティビティ詳細情報900のステータス903を更新する(ステップ3530)。
送信されたアクティビティや、オーナーから承認、否認、確認などを受けたアクティビティに対して、詳細情報を表示する。
アクティビティ詳細画面2000には、今までオーナーとの間でやり取りを行ったアクティビティ履歴2001として、オーナーの確認内容2004、アクティビティカード2003、アクティビティの詳細2002などが表示される。
アクティビティ管理モジュール211は、通知カテゴリ2101において選択したカテゴリのアクティビティに対してオーナーからメッセージや確認回答が送信された場合に、通知を表示する。
図36は、アクティビティカード一覧表示処理フロー3600の例である。
アクティビティ一覧画面2200は、アクティビティ一覧表示ボタン2201が選択されることで表示される。
アクティビティ管理モジュール211は、表示するアクティビティ一覧の絞り込み条件を受け付ける(ステップ3610)。例えばオーナー名2202、カテゴリ名2203、アクティビティ名2204、ステータス2205、既読・未読2206、作成日2207等の情報をもとに絞り込みを行うことができる。
アクティビティ管理モジュール211は、取得した情報をアクティビティ一覧画面2200に表示する(ステップ3630)。
本実施例によれば、チャットと連携してオーナーとのコミュニケーションを図りながらそれぞれのアクティビティの現在のステータス一覧を表示及び管理することが可能であり、オペレータの不動産管理業務を容易にし、効率化が可能となる。
アクティビティ詳細画面2300は、アクティビティ一覧画面2200の中で特定のアクティビティを選択した場合に表示される。
選択されたアクティビティのアクティビティ履歴2302、オーナーの確認状況2304、アクティビティの詳細2303が表示される。
管理サーバ101のオペレータは、アクティビティのカテゴリごとに、アクティビティを集計することができる。アクティビティ管理モジュール211は、アクティビティ一覧画面2200と同様の条件によりフィルタされたアクティビティについて、対応するアクティビティ情報を、アクティビティマスター情報800及びアクティビティ詳細情報900から取得し、アクティビティマスター項目2401毎に集計して表示する。
送信済み件数2402、オーナーによる承認件数2403、オーナーによる確認件数2404等が集計されて表示される。
オペレータがアクティビティマスター追加ボタン2405をクリックすると、アクティビティ管理モジュール211はアクティビティマスター追加画面2500を表示する。
アクティビティ管理モジュール211は、予め複数のアクティビティ情報を登録しているが、オペレータは任意でアクティビティを追加することができる。
アクティビティ管理モジュール211は、アクティビティ名2501、アクティビティカテゴリ2502、アクティビティタイプ2503、目的2504、メッセージ2505、タイトル2506、内容2507等の入力を受け付け、アクティビティマスター情報800に追記する。
アクティビティタイプ2503には、例えば承認(Approval)、通知(Notice)、契約(Contract)等の種類があり、オーナーに確認依頼を送りたい内容に応じて選択される。
オペレータがプレビューボタン2508をクリックすると、アクティビティ管理モジュール211はアクティビティカードプレビュー画面1600を表示する。
アクティビティカード1601は、問い合わせ内容1602、確認ボタン1603を有する。
問い合わせ内容1602には、アクティビティ詳細入力画面1500の問い合わせ内容1511の各項目に対して、オーナーに確認をしてもらう金額や、数値、文章等が入力される。
アクティビティ管理モジュール211は、確認ボタン1603に、アクティビティの内容に応じて「承認・否認」ボタンの他、「確認」ボタンや、電子契約に進む「契約」ボタン等を使用する。
図26は、チャット画面2600の例である。
オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310は、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211と連携して、オーナーとオペレータとの間のチャット機能を提供する。
チャット画面2600では、オペレータからのメッセージ2601と、それに対するオーナーのメッセージ回答2602が表示されている。
チャット内で、添付2611がアクティビティカード2604と併せて送信される。
アクティビティ詳細画面2700は、トピック2701、アクティビティタイトル2702、物件名2703、ステータス2704、メッセージ2705、問い合わせ内容2710、添付2711、承認ボタン2720、否認ボタン2730を有する。
それぞれ先に説明したアクティビティ及びアクティビティカードの内容が入力されている。
オーナーが承認ボタン2720を押すと、オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティ承認画面2800を表示する。オーナーが否認ボタン2730を押すと、オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティ否認画面2850を表示する。
オーナーは、問い合わせ内容2810を再度確認後、そのまま承認する場合には承認ボタン2820をタップする。承認しない場合には、否認ボタン2830をタップする。
否認する場合には、その理由を通知するために、メッセージ入力欄2801が必須入力欄とされて、オーナーのコメントを求める。
オーナー資産管理モジュール310は、否認の場合には、メッセージ入力欄2801に入力されたメッセージ2901をチャットに投稿し、回答画面または回答情報2902をチャットに投稿する。このように、アクティビティカードの否認に伴って入力された否認の理由を、チャットメッセージの様に投稿することで、オペレータとオーナーの間のコミュニケーションを円滑に行うことができる。
回答画面には、トピック2903、アクティビティタイトル2904等の情報の他、オーナーの回答のステータス2905が表示される。
オーナー資産管理モジュール310は、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211から送付されたアクティビティカードに関連するチャットメッセージを表示する(ステップ3410)。
オーナー資産管理モジュール310は、チャット上でアクティビティカードを表示する(ステップ3420)。
オーナー資産管理モジュール310は、これらの入力の結果、アクティビティに対する回答画面(回答情報)を生成し(ステップ3460)、オペレータとオーナーの間のチャットに回答画面を投稿する(ステップ3470)。
オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティに対する絞り込み条件3001に基づいて、対応するアクティビティの情報を、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211から取得する。
オーナー資産管理モジュール310は、取得したアクティビティの情報3003、3004、3005を一覧で表示する。また、現在のステータスの集計3002を表示する。
このように管理サーバ101で管理されている複数の資産に対して、確認事項を示すアクティビティ情報をまとめてオーナー端末102に表示することで、オーナーは複数の資産に対する管理を容易に行うことができる。
オーナー資産管理モジュール310は、オーナーから絞り込み条件3001の選択を受け付けると、アクティビティフィルタ画面を表示する、若しくは同様の情報をプルダウン形式で表示することで、オーナーから項目の選択を受け付ける。
オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310は、オーナーが所有する複数の資産3203に対する情報をまとめて資産管理画面3200に表示する。
オーナー資産管理モジュール310は、複数の資産3203、3204、3205等の合計の現在価値3201や、キャッシュフローなどの資産情報3202を集計して表示する。
本実施例によれば、複数の資産管理会社それぞれが有する資産管理会社端末103からの確認事項を、一度管理サーバ101の提供するプラットフォーム経由で管理サーバ101が受け付けて統合し、アクティビティという決まったフォーマットに従って、オーナーとの間のチャットの中でアクティビティカードの形で通知を行う。
各アクティビティに対する回答はチャット経由で受け付け、管理サーバ101のアクティビティマスター情報800やアクティビティ詳細情報900を管理、更新することで、そのオーナーの有する複数の資産に対するステータスを、管理サーバ101で一元管理することができる。
また、複数の資産に対して多数発生する承認、確認等の確認事項をチャットというリアルタイムな問合せ方法の中で、オペレータとの対話しながら承認、確認を行うことができ、オーナーにとって非常に使い勝手の良いサービスとなる。
なお、上述の実施例は少なくとも特許請求の範囲に記載の構成を開示している。
Claims (13)
- チャットを用いたアクティビティ管理方法であって、
不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶しており、
前記不動産物件の選択を受け付け、
前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付け、
選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、
取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、
前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿する
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 請求項1に記載のアクティビティ管理方法であって、
前記不動産物件情報は、前記不動産物件に対する金額に関する情報が含まれ、
前記アクティビティカードに前記金額に関する情報を入力する
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 請求項1又は2に記載のアクティビティ管理方法であって、
前記アクティビティカードに対応する承認及び否認のボタンがあり、
前記チャットに表示された前記ボタンにより、前記オーナーから前記アクティビティに対する承認又は否認の選択を受け付ける
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 請求項3に記載のアクティビティ管理方法であって、
前記オーナーから否認の選択を受け付けた場合には、
否認の理由の記入を受け付け、前記否認の理由は前記チャットにメッセージとして投稿される
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 請求項3又は4に記載のアクティビティ管理方法であって、
前記アクティビティに対する承認又は否認がなされた日時を記憶する
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載のアクティビティ管理方法であって、
前記オーナーの所有する複数の不動産物件に対して、所定のアクティビティに関する情報を取得し、前記複数の不動産物件の前記所定のアクティビティに関する承認又は否認の状況を一覧で表示する
ことを特徴とするアクティビティ管理方法。 - 管理サーバであって、
不動産物件情報及び不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶する記憶手段と、
前記不動産物件の選択を受け付け、前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付ける入力手段と、
選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿するアクティビティ管理手段と、
を有することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項7に記載の管理サーバであって、
前記不動産物件情報は、前記不動産物件に対する金額に関する情報が含まれ、
前記アクティビティカードに前記金額に関する情報を入力する
ことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項7又は8に記載の管理サーバであって、
前記アクティビティカードに対応する承認及び否認のボタンがあり、
前記アクティビティ管理手段は、前記チャットに表示された前記ボタンにより、前記オーナーから前記アクティビティに対する承認又は否認の選択を受け付ける
ことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項9に記載の管理サーバであって、
前記オーナーから否認の選択を受け付けた場合には、
否認の理由の記入を受け付け、前記否認の理由は前記チャットにメッセージとして投稿される
ことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項9又は10に記載の管理サーバであって、
前記記憶手段は、前記アクティビティに対する承認又は否認がなされた日時を記憶する
ことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
前記オーナーの所有する複数の不動産物件に対して、所定のアクティビティに関する情報を取得し、前記複数の物件の前記所定のアクティビティに関する承認又は否認の状況を一覧で表示する
ことを特徴とする管理サーバ。 - 管理サーバに請求項1〜6のいずれか1項に記載のアクティビティ管理方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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