JP2020197962A - チャットを用いたアクティビティ管理方法及び管理サーバ - Google Patents

チャットを用いたアクティビティ管理方法及び管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】チャットを用いてオーナーの所有する資産に対するアクティビティ管理を行うアクティビティ管理方法、管理サーバ、及びプログラムを提供する。【解決手段】チャットを用いたアクティビティ管理方法であって、不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶しており、不動産物件の選択を受け付け、アクティビティ一覧からアクティビティの選択を受け付け、選択された不動産物件のアクティビティに関する不動産物件情報を取得し、取得した不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットにアクティビティカードを投稿する。【選択図】図33

Description

本発明は、チャットを用いたアクティビティ管理方法及び管理サーバに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2017−224207号公報(特許文献1)がある。この公報には、「賃貸物件の賃借料の設定の際に、賃貸物件の構造情報及び主観的評価を参照するため、自主管理家主は周辺エリアの類似物件の賃貸料相場から極端に乖離することがなく且つ期待可能な最大収益を狙った賃貸料を自分で容易に設定できる。また、不動産物件の客付けを依頼する仲介不動産業者及び各営業担当者に関するランク情報を管理するため、自主管理家主は賃貸斡旋の依頼をする際に各賃貸物件に適したランクの仲介不動産事業者又は各営業担当者を選択できる。さらに、退去時の原状回復に必要な修繕工事や清掃作業に関連する事業者の情報をランク別に記憶するため、複数の事業者の中から各賃貸物件に適した事業者を容易に見つけ出すことが可能である。」と記載されている(要約参照)。
また、特開2017−138932号公報(特許文献2)がある。この公報には、「システム利用者を認証する認証部14と、認証部14により認証されたシステム利用者が営業者の場合には、第1権限を付与し、認証部14により認証されたシステム利用者が顧客の場合には、第1権限とは異なる第2権限を付与する権限付与部15と、顧客情報を登録する顧客情報登録部16と、顧客情報と物件情報とを関連付けて所有情報を登録する所有情報登録部17と、所有情報登録部17により登録された所有情報を記憶する所有情報記憶部18と、顧客ごとの管理用Webページを生成するページ生成部19と、入力された情報に基づいてシミュレーションを実行するシミュレーション実行部20とを備える。」と記載されている。
特開2017−224207号公報 特開2017−138932号公報
前記特許文献1には、賃貸収益物件の管理の仕組みが記載されている。また、前記特許文献2には、投資物件の収益性シミュレーションを実行する仕組みが記載されている。しかしながら、いずれの特許文献においても、顧客とのコミュニケーション方法について検討がなされていない。
そこで、本発明は、チャットを用いてオーナーの所有する資産に対するアクティビティ管理を行う仕組みを提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、チャットを用いたアクティビティ管理方法であって、不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶しており、前記不動産物件の選択を受け付け、前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付け、選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿することを特徴とする。
本発明によれば、チャットを用いてオーナーの所有する資産に対するアクティビティ管理を行う仕組みを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
全体の資産管理システム1の構成図の例である。 管理サーバ101のハードウェア構成の例である。 オーナー端末102のハードウェア構成の例である。 資産管理会社端末103のハードウェア構成の例である。 ユーザ情報500の例である。 トピックカテゴリ情報600の例である。 アクティビティカテゴリ情報700の例である。 アクティビティマスター情報800の例である。 アクティビティ詳細情報900の例である。 メッセージ情報1000の例である。 アクセストークン情報1100の例である。 資産管理情報1200の例である。 チャット画面1300の例である。 トピック作成画面1400の例である。 アクティビティ詳細入力画面1500の例である。 アクティビティカードプレビュー画面1600の例である。 アクティビティカード投稿画面1700の例である。 アクティビティ否認画面1800の例である。 アクティビティ承認画面1900の例である。 アクティビティ詳細画面2000の例である。 通知設定画面2100の例である。 アクティビティ一覧画面2200の例である。 アクティビティ詳細画面2300の例である。 アクティビティマスター画面2400の例である。 アクティビティマスター追加画面2500の例である。 チャット画面2600の例である。 アクティビティ詳細画面2700の例である。 アクティビティ承認画面2800及び否認画面2850の例である。 否認後チャット画面2900の例である。 アクティビティ一覧画面3000の例である。 アクティビティフィルタ画面の例である。 資産管理画面3200の例である。 アクティビティカード投稿処理フロー3300の例である。 アクティビティカード表示・回答処理フロー3400の例である。 オーナー確認回答受領処理フロー3500の例である。 アクティビティカード一覧表示処理フロー3600の例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、全体の資産管理システム1の構成図の例である。
資産管理システム1は、複数のオーナー端末102、複数の資産管理会社端末103を備え、それぞれがネットワークを介して管理サーバ101に接続されている。なお、ネットワークは有線、無線を問わず、それぞれの端末はネットワークを介して情報を送受信することができる。
オーナー端末102は、投資用不動産など資産を所有するオーナーが使用する端末である。
資産管理会社端末103は、資産を管理する資産管理会社が使用する端末である。
資産管理システム1のそれぞれの端末や管理サーバ101は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などの携帯端末(モバイル端末)でもよいし、メガネ型や腕時計型、着衣型などのウェアラブル端末でもよい。また、据置型または携帯型のコンピュータや、クラウドやネットワーク上に配置されるサーバでもよい。また、機能としてはVR(仮想現実:Virtual Reality)端末、AR端末、MR(複合現実:Mixed Reality)端末でもよい。あるいは、これらの複数の端末の組合せであってもよい。例えば、1台のスマートフォンと1台のウェアラブル端末との組合せが論理的に一つの端末として機能し得る。またこれら以外の情報処理端末であってもよい。
資産管理システム1のそれぞれの端末や管理サーバ101は、それぞれオペレーティングシステムやアプリケーション、プログラムなどを実行するプロセッサと、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置と、ICカードやハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置と、ネットワークカードや無線通信モジュール、モバイル通信モジュール等の通信制御部と、タッチパネルやキーボード、マウス、音声入力、カメラ部の撮像による動き検知による入力などの入力装置と、モニタやディスプレイ等の出力装置とを備える。なお、出力装置は、外部のモニタやディスプレイ、プリンタ、機器などに、出力するための情報を送信する装置や端子であってもよい。
主記憶装置には、各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)が記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサが実行することで全体システムの各機能要素が実現される。なお、これらの各モジュールは集積化する等によりハードウェアで実装してもよい。また、各モジュールはそれぞれ独立したプログラムやアプリケーションでもよいが、1つの統合プログラムやアプリケーションの中の一部のサブプログラムや関数などの形で実装されていてもよい。
本明細書では、各モジュールが、処理を行う主体(主語)として記載をしているが、実際には各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)を処理するプロセッサが処理を実行する。
補助記憶装置には、各種データベース(DB)が記憶されている。「データベース」とは、プロセッサまたは外部のコンピュータからの任意のデータ操作(例えば、抽出、追加、削除、上書きなど)に対応できるようにデータ集合を記憶する機能要素(記憶部)である。データベースの実装方法は限定されず、例えばデータベース管理システムでもよいし、表計算ソフトウェアでもよいし、XML、JSONなどのテキストファイルでもよい。
図2は、管理サーバ101のハードウェア構成の例である。
管理サーバ101は、例えばクラウド上に配置されたサーバで構成される。
主記憶装置201には、アクティビティ管理モジュール211、データ登録管理モジュール212、資産登録管理モジュール213等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ203が実行することで管理サーバ101の各機能要素が実現される。
アクティビティ管理モジュール211は、オーナー端末との間でチャット機能を提供し、またオーナーの所有する不動産等の資産に対するアクティビティを管理する。以降不動産物件のアクティビティ管理について記載するが、不動産だけに限られず、自動車、宝石、ジェット機などの動産や、株や証券、貯蓄などの金融資産など、広く資産管理に対して適用できる。
アクティビティとは、管理する不動産物件等資産に対してオーナーの確認を要する様々な確認事項のことである。例えば、退去報告、入居者募集、原状回復、工事、更新、収支報告書、滞納督促、税金、修繕提案、売却査定提案、その他について、オーナーに報告や提案、通知を行い、オーナーから確認、承認等を得る必要のある事項のことである。
なお、「確認」とは、確認と承認を含めた意味で用いることもある。
データ登録管理モジュール212は、ユーザ情報やアクティビティに関する情報など登録し、管理する。
資産登録管理モジュール213は、オーナーや資産管理会社が保有する資産の情報を資産管理情報1200に登録し、管理する。またこれらの資産の情報をオーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310と連携して、オーナー端末に表示する。
本実施例では、アクティビティ管理モジュール211がチャット機能を提供するが、チャット機能は別に構成したチャット管理モジュールが提供することとしてもよい。また、チャット機能を管理サーバ101とは別に構成したチャット管理サーバのチャット管理モジュールが提供する実装としてもよい。
資産の登録管理は、管理サーバ101と別に構成した資産情報管理サーバの資産登録管理モジュールが提供する実装としてもよい。
補助記憶装置202は、メインDB220を備える。
メインDB220は、ユーザ情報500や、アクティビティに関する情報であるトピックカテゴリ情報600、アクティビティカテゴリ情報700、アクティビティマスター情報800、アクティビティ詳細情報900や、チャットに関する情報であるメッセージ情報1000、認証に関する情報であるアクセストークン情報1100、管理する資産についての資産管理情報1200等を記憶する。
図3は、オーナー端末102のハードウェア構成の例である。
オーナー端末102は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC等の端末で構成される。
主記憶装置301には、オーナー資産管理モジュール310等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ303が実行することでオーナー端末102の各機能要素が実現される。
オーナー資産管理モジュール310は、管理サーバ101の資産登録管理モジュール213と連携し、オーナーの所有する不動産等の資産の物件情報や現在価値、キャッシュフロー等を表示する。
補助記憶装置302は、オーナーが所有する資産についての情報であるオーナー資産管理情報320を記憶する。
図4は、資産管理会社端末103のハードウェア構成の例である。
資産管理会社端末103は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC等の端末で構成される。
主記憶装置401には、管理会社資産管理モジュール410等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ403が実行することで資産管理会社端末103の各機能要素が実現される。
管理会社資産管理モジュール410は、管理サーバ101の資産登録管理モジュール213と連携し、資産管理会社の管理する不動産等の資産の物件情報や収益情報等を管理サーバ101に送信する。また、オーナーの不動産物件に対するアクティビティに関する確認情報などを受領する。
補助記憶装置402は、資産管理会社が管理する資産についての情報である管理会社資産管理情報420を記憶する。
図5〜図12は、管理サーバに記憶されてる各種情報である。これらのすべて又は一部はJSON形式のファイルに記憶することを想定しているが、これに限られない。リレーショナルデータベースや、非リレーショナルデータベースに記憶される構成としてもよい。
図5は、ユーザ情報500の例である。
ユーザ情報500は、アクティビティ管理モジュール211によりアクティビティを管理する対象であるユーザに関する情報を記憶する。例えば不動産のオーナーなどの情報が記憶されている。
ユーザ情報500は、ユーザID501、ユーザ表示ID502、役職503、所在504、属性タグ505等を有しており、それぞれフィールド名530に対してサンプル値540で例示するような値が入力されている。
ユーザID501は、自動的に生成されるハッシュ値などのユニークなIDであり、他の情報から参照される主キーである。
ユーザ表示ID502は、管理サーバ101やオーナー端末102等の画面に表示するユーザのIDであり、例えばUSER-1234等の自動的に生成されるユニークなIDである。
役職503は、ユーザの役職ないしは役割を示す。
所在504は、ユーザの所在や言語、地域等を示す。
属性タグ505は、各ユーザの属性に対してつけるタグを示す。例えば、東京オフィスの人である旨や、渋谷区の人である旨などをタグ付けすることができる。
図6は、トピックカテゴリ情報600の例である。
トピックカテゴリ情報600は、チャットで交わされる会話が属するトピック(項目)の一覧を記憶する。
トピックカテゴリ名601は、トピックの内容を示す。例えば、退去報告、入居者募集、原状回復、工事、更新、収支報告書、滞納督促、税金、修繕提案、売却査定提案、等のトピックが記憶される。
トピックカテゴリID602は、各トピックにつけられるユニークなIDである。例えばハッシュ値等が記憶される。
図7は、アクティビティカテゴリ情報700の例である。
アクティビティカテゴリ情報700は、アクティビティ管理モジュール211が使用する各アクティビティの属するカテゴリ一覧を記憶する。
アクティビティカテゴリ名701は、アクティビティカードが属するタイプを示す。例えば、費用承認、賃貸条件承認等が記憶される。
アクティビティカテゴリID702は、カテゴリのIDであり、他の情報から参照される主キーであって、自動的に生成されるユニークなIDである。
図8は、アクティビティマスター情報800の例である。
アクティビティマスター情報800は、各アクティビティの内容を記憶する。予め一般的に使用されるアクティビティの情報が記憶されているが、ユーザや管理者が新たにアクティビティを追加することもできる。
アクティビティマスター名801は、アクティビティマスターの名前を示す。ユーザ記入の場合には、自由に記述することができる。
アクティビティマスタータイプ802は、アクティビティマスターのタイプを示す。あらかじめセットされた値から選択されるもので、例えば、承認、通知、契約等が記憶される。承認タイプ(Approval)は、オーナーから確認事項の承認を得るために、承認依頼を送るものである。オーナーから承認(Approval)又は否認(Decline)の入力を受け付ける。通知タイプ(Notice)は、オーナーに確認事項の確認をしてもらうために、確認依頼を送るものである。オーナーからは確認ボタンの入力を受け付ける。契約タイプ(Contract)は、オーナーから電子承認を得るために、電子承認依頼を送るものである。オーナーに電子契約サービス用いた電子承認の入力を受け付ける。
アクティビティカテゴリID803は、アクティビティのカテゴリを示す。アクティビティカテゴリ情報700のアクティビティカテゴリID702の値を参照する。
アクティビティマスター目的804は、アクティビティマスターの目的を示す。ユーザや管理者が自由に記述することができる。
タイトル805は、アクティビティと関連して送信されるチャットメッセージに使われるタイトルを示す。自由に記述することができる。
内容806は、アクティビティと関連して送信されるチャットメッセージの本文内容を示す。予め決められた内容が記載されているが、自由に記述することもできる。例えば、サンプル値823に記載するように、支出に対して、ルーム清掃費用、壁紙張替費用、畳替え費用、ドア鍵変更費用等があらかじめ決められた内容例として、記入されている。
宛先ユーザ807は、アクティビティカードを送付する先であるユーザを示す。
添付808は、添付して送付されるファイルへのパスを示す。
表示ID809は、管理サーバ101やオーナー端末102等の画面に表示するアクティビティのIDであり、例えばACT-1234等の自動的に生成されるユニークなIDである。
アクティビティマスターID810は、アクティビティマスターに対して生成されるユニークなIDを示す。
削除フラグ811は、アクティビティマスターが削除されているかどうかを示す。
図9は、アクティビティ詳細情報900の例である。
アクティビティ詳細情報900は、各アクティビティの詳細情報を記憶する。
アクティビティメッセージ内容901は、アクティビティの内容を示す。アクティビティマスターから呼び出した情報に対して、金額を入力する、記述を追加する等により、メッセージを更新して記憶する。
例えばサンプル値940の例では、支出として、アクティビティマスターの内容806から読み出したルーム清掃費用、壁紙張替費用、畳替え費用、ドア鍵変更費用に対して、金額を入力して記憶する。
これらの金額は、ユーザや管理者が入力することとしてもよいが、データ登録管理モジュール212や資産登録管理モジュール213が、オーナーが所有する過去の同じ不動産物件に対するアクティビティや過去の資産の管理情報を、資産管理情報1200等メインDB220に記憶されている過去の情報から取得して、それらに基づいて入力する構成としてもよい。
また、同じオーナーが所有する不動産物件だけでなく、他のオーナーが所有する同一物件の情報や、入力対象の物件に類似する物件、入力対象の物件の周辺の物件、等の情報に基づいて値を記入する構成としてもよい。
アクティビティメッセージ送付日902は、アクティビティに対応するメッセージを送付した日時を示す。
ステータス903は、アクティビティのステータスを示す。例えば、承認、否認などの情報が記憶される。
ユーザID904は、アクティビティを送付したユーザを示す。
アクティビティマスターID905は、アクティビティマスターのIDを示す。アクティビティマスター情報800のアクティビティマスターID810を参照する。
メッセージID906は、アクティビティに対応して送付されたメッセージを示すIDである。メッセージ情報1000のメッセージID1007を参照する。
図10は、メッセージ情報1000の例である。
メッセージ情報1000は、チャット上で送受信されるメッセージの内容を記憶する。
メッセージ内容1001は、メッセージの内容を示す。例えば、サンプル値1040の例の様に、オーナーとの間でやり取りされるメッセージが記憶されている。
ユーザタイプ1002は、メッセージを送信するユーザのタイプ(属性)を示す。例えば、PM(資産管理会社:Property Management会社)オペレータや、オーナー等が記憶される。
拡張領域1003は、自由に拡張できる領域である。
既読日時1004は、メッセージが既読となった日時のタイムスタンプを記憶する。
送信者ID1005は、メッセージを送信したユーザのIDを示す。ユーザ情報500のユーザID501の値が入力され、参照されるか、又はアクセストークン情報1100のトークンID1102の値が入力され、参照される。
トピックカテゴリ1006は、メッセージがどのトピックに属しているかを示す。トピックカテゴリ情報600のトピックカテゴリIDの値を参照する。
メッセージID1007は、各メッセージに対して生成されるユニークなIDを示す。
図11は、アクセストークン情報1100の例である。
アクセストークン情報1100は、ユーザの認証のために使用されるトークンである。
認証トークン1101は、ランダムに生成されるトークンを示す。
トークンID1102は、自動的に生成されるユニークなIDであり、主キーである。
図12は、資産管理情報1200の例である。
資産管理情報1200は、オーナーが所有する不動産等の資産や、資産管理会社が管理する不動産等の資産についての情報を記憶する。
例えば、資産ID1201、名称1202、住所1203、資産タイプ1204等、資産を特定する情報や、これらの資産に対する収益情報、現在価値、キャッシュフローなどを記憶する。
資産管理情報1200は、リレーショナルデータベースなどにより、多数の資産に関する情報を記憶するが、記憶形式はこれに限定されない。
図13は、チャット画面1300の例である。
管理サーバ101の、アクティビティ管理モジュール211は、管理している複数のオーナーに関する情報1301の中の特定のオーナー1302に対して、所有しているそれぞれの資産についてのチャットのやり取り1303を一覧表示する。
アクティビティ管理モジュール211は、ユーザから特定の物件の表示指示を受け付けた場合には、特定の物件についてのチャットのやり取りをチャットウィンドウ1310に表示する。チャットウィンドウ1310には、管理サーバ101を操作するオペレータからのメッセージ1304と、それに対するオーナーからのメッセージ1305がチャット形式で表示される。
オペレータは、オーナーに対して複数のトピックと呼ばれる、チャットルームを作成することができる。例えば「税金に関して」や「物件Aの修繕に関して」など、自由にトピックを作成することができる。オペレータがオーナーを選択し、トピック作成ボタン1330をクリックすると、トピック作成画面1400を表示する。
オペレータは、オーナーに対して承認、通知、契約などの確認事項を連絡したい場合には、アクティビティ作成ボタン1320を選択し、アクティビティカード投稿処理を行う。
図14は、トピック作成画面1400の例である。
オペレータがトピック作成ボタン1330を押した場合に、アクティビティ管理モジュール211が、トピック作成画面1400を表示する。
オペレータは、トピック作成画面1400において、トピック1401を入力し、トピックカテゴリ1402から対象となるトピックを選択する。なお、トピックカテゴリ1402の選択に応じて対応するトピック名称がトピック1401に自動的に入力されるようにしてもよい。
アクティビティ管理モジュール211は、オペレータから対象資産の選択を受け付ける。オペレータはオーナーの所有する資産を資産選択領域1403からプルダウンで選択する。
図33は、アクティビティカード投稿処理フロー3300の例である。
管理サーバ101を操作するオペレータが、不動産物件のオーナーに確認を取る必要がある場合に、アクティビティ管理モジュール211が、アクティビティカードを生成し、チャットによりオーナーに問い合わせを行う。なお、管理サーバ101のオペレータだけでなく、管理会社資産管理モジュール410により、アクティビティ管理モジュール211を介して、資産管理会社のオペレータが問い合わせを行う構成であってもよい。
オペレータがアクティビティ作成ボタン1320を押した場合に、アクティビティ管理モジュール211が、アクティビティ選択画面1550を表示する(ステップ3310)。
アクティビティ管理モジュール211は、オペレータからアクティビティの選択を受け付ける(ステップ3320)。
太字で示す部分1551等は、アクティビティカテゴリであり、システムで予め定義されている。細字で示す部分1552は、予めシステムで定義されているものの、オペレータが編集可能であり、また新たにアクティビティを追加することもできる。
なお、トピックカテゴリ1402が選択されている場合に、アクティビティ管理モジュール211が、このトピックカテゴリの中に属するアクティビティ一覧のみをポップアップ画面で表示する構成としてもよい。例えば、「入居者募集」というトピックカテゴリ1402が選択されている場合には、アクティビティ選択画面1550がポップアップし、入居者募集(Leasing)1551の配下の「入居条件承認(Approval for Leasing criteria)」「物件問合せ(Property inquiries)」「申請通知(Application notice)」「申請承認(Application approval)」などのアクティビティ1552が選択可能に表示され、オペレータからの選択を受け付ける。
なお、カテゴリ選択の後に、「入居者募集の条件承認」、入居者募集の条件確認など、承認、通知、契約など、カテゴリに応じて確認を取りたい内容を選択することとしてもよい。
アクティビティ管理モジュール211は、選択されたアクティビティに関するアクティビティ詳細入力画面1500を表示して(ステップ3330)、オペレータから詳細情報の入力を受け付ける(ステップ3340)。
図15は、アクティビティ詳細入力画面1500の例である。
アクティビティタイトル1510はアクティビティの概要を示すタイトルである。
物件情報1501は、物件の情報を示す。この画面の中で変更可能である。
ターゲット部屋番号1502は、物件の中のオーナーの所有する対象の部屋を示す。
メッセージ1503は、アクティビティカードの送付に合わせてユーザに伝えたいメッセージの内容を記載する。
添付1504は、アクティビティカードと共に送付する添付書類を示す。
問い合わせタイトル1512には、問い合わせる内容のタイトルが表示される。問い合わせ内容1511には、オーナーの確認を得たい内容が記入され、確認のための数値情報等が記入される。
例えば、アクティビティ詳細入力画面1500の例は、「入居条件についての承認」を得るというアクティビティに対する入力である。問い合わせ内容1511の入居条件として、賃料、管理費、敷金、鍵費用、礼金、広告、等の金額や数値や文章が記入され、オーナーの承認を受ける。
この問い合わせ内容1511には、資産管理情報1200に記憶されている、対応する物件の過去の情報が呼び出され入力される。また、入力された情報を上書き更新することも可能である。
他には、資産登録管理モジュール213が管理する同一の不動産物件の他の部屋の入居条件の情報を資産管理情報1200から取得し、アクティビティ管理モジュール211がこれを解析することで、同一物件の他の部屋の入居条件に基づいて調整した新たな入居条件を提示することもできる。この場合には、過去の入居条件との差分の部分だけ色を変える等ハイライトしてオーナーに提案し、確認を求める。
例えば、今までの賃料が101,000円であったところ、他の部屋の賃料が103,000円に上昇していた場合には、オーナーに提案する賃料を103,000円に書き換えて赤色でハイライトしたアクティビティカードを生成し、オーナーに承認を求めることができる。
他には、同一の地域の類似物件の賃料の平均値から提案賃料を求める方法、過去から現在までの賃料の上昇または下降の推移をもとに提案賃料を求める方法、等が考えられる。
本実施例では、複数の資産管理会社が管理している複数の資産を、管理サーバ101で統合的に一元管理することで、複数の物件にまたがった統合的な情報をもとに、オーナーに確認を受けるための、問い合わせ内容を修正し、提案を行うことができる。
送信ボタン1520が押されると、アクティビティ管理モジュール211は、入力された情報及び、資産管理情報から呼び出され入力された情報をもとに、アクティビティカードを生成する(ステップ3350)。必要に応じて送信前確認画面を表示してもよい。
オペレータがアクティビティカードの内容を確認すると、アクティビティ管理モジュール211は、生成したアクティビティカードを、オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに投稿する(ステップ3360)。
図17は、アクティビティカード投稿画面1700の例である。
オーナーとオペレータの間でメッセージのやり取りがなされているチャットの中で、オペレータからのメッセージ1701と共に、アクティビティカード1702がメッセージと同じように投稿されている。アクティビティ詳細入力画面1500のメッセージ1503で記入した内容が、チャットのメッセージ1701として投稿、表示される。なお、通常のチャットの中でオペレータがメッセージを入力することも可能である。
アクティビティカード1702には、アクティビティタイトル1703、表示ID1704、内容1705、添付1706が記載されている。
これらの情報は、アクティビティマスター情報800の、それぞれ対応する項目に記憶される。
なお、チャット上でのアクティビティカードの送受信であるが、オーナー側のチャット画面のアクティビティカードには承認ボタン2720、否認ボタン2730が表示されるが、オペレータ側のチャット画面には承認ボタン、否認ボタンの表示を行わない。チャットの場合、通常送受信側で同じメッセージを表示するが、本実施例ではオペレータが承認、否認を行うことは無いため、混乱を生じないようにオペレータ側にはあえて承認、否認ボタンを表示しないようにする。但し、オペレータ側にこれらのボタンを表示することとしても構わない。
図18は、アクティビティ否認画面1800の例である。
オーナーが確認ボタン1707の否認(Decline:拒否)を選択してアクティビティカード表示・回答処理3400を行った後に表示される画面の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、否認した際にオーナーにより記入されたコメントを、チャットのメッセージ1801として表示する。
また、アクティビティ管理モジュール211は、否認した内容や理由を回答画面1802として表示する。
図19は、アクティビティ承認画面1900の例である。
オーナーが確認ボタン1707の承認(Approve)を選択してアクティビティカード表示・回答処理3400を行った後に表示される画面の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、承認した内容を回答画面1901として表示する。
承認の際には、特にオーナーにコメントの記入を求めないため、メッセージは表示されず、承認された旨の表示のみがなされる。但し、任意でオーナーがコメントを入力し、それがメッセージとしてチャットに投稿される仕組みとしてもよい。
図35は、オーナー確認回答受領処理フロー3500の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310により、チャット上で送信された回答情報(回答画面)を受領する(ステップ3510)。
アクティビティ管理モジュール211は、回答情報を解析し、取り込み(ステップ3520)、この内容に基づき、アクティビティ詳細情報900のステータス903を更新する(ステップ3530)。
図20は、アクティビティ詳細画面2000の例である。
送信されたアクティビティや、オーナーから承認、否認、確認などを受けたアクティビティに対して、詳細情報を表示する。
アクティビティ詳細画面2000には、今までオーナーとの間でやり取りを行ったアクティビティ履歴2001として、オーナーの確認内容2004、アクティビティカード2003、アクティビティの詳細2002などが表示される。
図21は、通知設定画面2100の例である。
アクティビティ管理モジュール211は、通知カテゴリ2101において選択したカテゴリのアクティビティに対してオーナーからメッセージや確認回答が送信された場合に、通知を表示する。
図22は、アクティビティ一覧画面2200の例である。
図36は、アクティビティカード一覧表示処理フロー3600の例である。
アクティビティ一覧画面2200は、アクティビティ一覧表示ボタン2201が選択されることで表示される。
アクティビティ管理モジュール211は、表示するアクティビティ一覧の絞り込み条件を受け付ける(ステップ3610)。例えばオーナー名2202、カテゴリ名2203、アクティビティ名2204、ステータス2205、既読・未読2206、作成日2207等の情報をもとに絞り込みを行うことができる。
アクティビティ管理モジュール211は、絞り込み条件に従い、対応するアクティビティ情報を、アクティビティマスター情報800及びアクティビティ詳細情報900から取得する(ステップ3620)。
アクティビティ管理モジュール211は、取得した情報をアクティビティ一覧画面2200に表示する(ステップ3630)。
アクティビティ一覧画面2200の例は、特定のオーナーの賃貸(Leasing)に関するアクティビティ一覧を表示する例である。このオーナーの所有する複数の不動産物件2211に対して、カテゴリ2212が賃貸(Leasing)であるものが抽出されており、それぞれのアクティビティ2213の現在のステータス2214が一覧で表示される。
本実施例によれば、チャットと連携してオーナーとのコミュニケーションを図りながらそれぞれのアクティビティの現在のステータス一覧を表示及び管理することが可能であり、オペレータの不動産管理業務を容易にし、効率化が可能となる。
図23は、アクティビティ詳細画面2300の例である。
アクティビティ詳細画面2300は、アクティビティ一覧画面2200の中で特定のアクティビティを選択した場合に表示される。
選択されたアクティビティのアクティビティ履歴2302、オーナーの確認状況2304、アクティビティの詳細2303が表示される。
図24は、アクティビティマスター画面2400の例である。
管理サーバ101のオペレータは、アクティビティのカテゴリごとに、アクティビティを集計することができる。アクティビティ管理モジュール211は、アクティビティ一覧画面2200と同様の条件によりフィルタされたアクティビティについて、対応するアクティビティ情報を、アクティビティマスター情報800及びアクティビティ詳細情報900から取得し、アクティビティマスター項目2401毎に集計して表示する。
送信済み件数2402、オーナーによる承認件数2403、オーナーによる確認件数2404等が集計されて表示される。
図25は、アクティビティマスター追加画面2500の例である。
オペレータがアクティビティマスター追加ボタン2405をクリックすると、アクティビティ管理モジュール211はアクティビティマスター追加画面2500を表示する。
アクティビティ管理モジュール211は、予め複数のアクティビティ情報を登録しているが、オペレータは任意でアクティビティを追加することができる。
アクティビティ管理モジュール211は、アクティビティ名2501、アクティビティカテゴリ2502、アクティビティタイプ2503、目的2504、メッセージ2505、タイトル2506、内容2507等の入力を受け付け、アクティビティマスター情報800に追記する。
アクティビティタイプ2503には、例えば承認(Approval)、通知(Notice)、契約(Contract)等の種類があり、オーナーに確認依頼を送りたい内容に応じて選択される。
図16は、アクティビティカードプレビュー画面1600の例である。
オペレータがプレビューボタン2508をクリックすると、アクティビティ管理モジュール211はアクティビティカードプレビュー画面1600を表示する。
アクティビティカード1601は、問い合わせ内容1602、確認ボタン1603を有する。
問い合わせ内容1602には、アクティビティ詳細入力画面1500の問い合わせ内容1511の各項目に対して、オーナーに確認をしてもらう金額や、数値、文章等が入力される。
アクティビティ管理モジュール211は、確認ボタン1603に、アクティビティの内容に応じて「承認・否認」ボタンの他、「確認」ボタンや、電子契約に進む「契約」ボタン等を使用する。
図26〜図32は、オーナー端末102に表示される画面の例である。
図26は、チャット画面2600の例である。
オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310は、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211と連携して、オーナーとオペレータとの間のチャット機能を提供する。
チャット画面2600では、オペレータからのメッセージ2601と、それに対するオーナーのメッセージ回答2602が表示されている。
オペレータの操作により生成されたアクティビティカード2604が、オペレータのメッセージ2603と共にチャットに投稿され、チャット画面2600に表示される。詳細2610が選択されると、オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティ詳細画面2700を表示する。
チャット内で、添付2611がアクティビティカード2604と併せて送信される。
図27は、アクティビティ詳細画面2700の例である。
アクティビティ詳細画面2700は、トピック2701、アクティビティタイトル2702、物件名2703、ステータス2704、メッセージ2705、問い合わせ内容2710、添付2711、承認ボタン2720、否認ボタン2730を有する。
それぞれ先に説明したアクティビティ及びアクティビティカードの内容が入力されている。
オーナーが承認ボタン2720を押すと、オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティ承認画面2800を表示する。オーナーが否認ボタン2730を押すと、オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティ否認画面2850を表示する。
図28は、アクティビティ承認画面2800及び否認画面2850の例である。
オーナーは、問い合わせ内容2810を再度確認後、そのまま承認する場合には承認ボタン2820をタップする。承認しない場合には、否認ボタン2830をタップする。
否認する場合には、その理由を通知するために、メッセージ入力欄2801が必須入力欄とされて、オーナーのコメントを求める。
図29は、否認後チャット画面2900の例である。
オーナー資産管理モジュール310は、否認の場合には、メッセージ入力欄2801に入力されたメッセージ2901をチャットに投稿し、回答画面または回答情報2902をチャットに投稿する。このように、アクティビティカードの否認に伴って入力された否認の理由を、チャットメッセージの様に投稿することで、オペレータとオーナーの間のコミュニケーションを円滑に行うことができる。
回答画面には、トピック2903、アクティビティタイトル2904等の情報の他、オーナーの回答のステータス2905が表示される。
図34は、アクティビティカード表示・回答処理フロー3400の例である。
オーナー資産管理モジュール310は、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211から送付されたアクティビティカードに関連するチャットメッセージを表示する(ステップ3410)。
オーナー資産管理モジュール310は、チャット上でアクティビティカードを表示する(ステップ3420)。
オーナー資産管理モジュール310は、オーナーから、アクティビティに対する承認・否認・確認等の選択を受け付ける(ステップ3440)。回答が否認だった場合には(ステップ3440がYes)、メッセージ入力欄2801を必須入力項目とし、オーナーのメッセージ入力を受け付ける(ステップ3450)。
オーナー資産管理モジュール310は、これらの入力の結果、アクティビティに対する回答画面(回答情報)を生成し(ステップ3460)、オペレータとオーナーの間のチャットに回答画面を投稿する(ステップ3470)。
図30は、アクティビティ一覧画面3000の例である。
オーナー資産管理モジュール310は、アクティビティに対する絞り込み条件3001に基づいて、対応するアクティビティの情報を、管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211から取得する。
オーナー資産管理モジュール310は、取得したアクティビティの情報3003、3004、3005を一覧で表示する。また、現在のステータスの集計3002を表示する。
このように管理サーバ101で管理されている複数の資産に対して、確認事項を示すアクティビティ情報をまとめてオーナー端末102に表示することで、オーナーは複数の資産に対する管理を容易に行うことができる。
図31は、アクティビティフィルタ画面の例である。
オーナー資産管理モジュール310は、オーナーから絞り込み条件3001の選択を受け付けると、アクティビティフィルタ画面を表示する、若しくは同様の情報をプルダウン形式で表示することで、オーナーから項目の選択を受け付ける。
図32は、資産管理画面3200の例である。
オーナー端末102のオーナー資産管理モジュール310は、オーナーが所有する複数の資産3203に対する情報をまとめて資産管理画面3200に表示する。
オーナー資産管理モジュール310は、複数の資産3203、3204、3205等の合計の現在価値3201や、キャッシュフローなどの資産情報3202を集計して表示する。
通常、多数の不動産等の資産を有している場合には、資産管理会社も複数存在しており、管理方法や、それぞれの資産に対して発生する、承認、確認等の確認事項が、それぞれの資産管理会社のやり方でバラバラの方法で通知される。
本実施例によれば、複数の資産管理会社それぞれが有する資産管理会社端末103からの確認事項を、一度管理サーバ101の提供するプラットフォーム経由で管理サーバ101が受け付けて統合し、アクティビティという決まったフォーマットに従って、オーナーとの間のチャットの中でアクティビティカードの形で通知を行う。
各アクティビティに対する回答はチャット経由で受け付け、管理サーバ101のアクティビティマスター情報800やアクティビティ詳細情報900を管理、更新することで、そのオーナーの有する複数の資産に対するステータスを、管理サーバ101で一元管理することができる。
管理サーバ101のアクティビティ管理モジュール211と連携して動作するオーナー資産管理モジュール310を導入するだけで、オーナーには、複数の資産及び複数の資産管理会社に対する異なる対応ではなく、一元的に管理された画面、方法によって、複数の資産管理を行うことが可能となる。
また、複数の資産に対して多数発生する承認、確認等の確認事項をチャットというリアルタイムな問合せ方法の中で、オペレータとの対話しながら承認、確認を行うことができ、オーナーにとって非常に使い勝手の良いサービスとなる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、上述の実施例は少なくとも特許請求の範囲に記載の構成を開示している。
1…資産管理システム、102…オーナー端末、103…資産管理会社端末、211…アクティビティ管理モジュール、212…データ登録管理モジュール、213…資産登録管理モジュール、310…オーナー資産管理モジュール、410…管理会社資産管理モジュール

Claims (13)

  1. チャットを用いたアクティビティ管理方法であって、
    不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶しており、
    前記不動産物件の選択を受け付け、
    前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付け、
    選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、
    取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、
    前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿する
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  2. 請求項1に記載のアクティビティ管理方法であって、
    前記不動産物件情報は、前記不動産物件に対する金額に関する情報が含まれ、
    前記アクティビティカードに前記金額に関する情報を入力する
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  3. 請求項1又は2に記載のアクティビティ管理方法であって、
    前記アクティビティカードに対応する承認及び否認のボタンがあり、
    前記チャットに表示された前記ボタンにより、前記オーナーから前記アクティビティに対する承認又は否認の選択を受け付ける
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  4. 請求項3に記載のアクティビティ管理方法であって、
    前記オーナーから否認の選択を受け付けた場合には、
    否認の理由の記入を受け付け、前記否認の理由は前記チャットにメッセージとして投稿される
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  5. 請求項3又は4に記載のアクティビティ管理方法であって、
    前記アクティビティに対する承認又は否認がなされた日時を記憶する
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のアクティビティ管理方法であって、
    前記オーナーの所有する複数の不動産物件に対して、所定のアクティビティに関する情報を取得し、前記複数の不動産物件の前記所定のアクティビティに関する承認又は否認の状況を一覧で表示する
    ことを特徴とするアクティビティ管理方法。
  7. 管理サーバであって、
    不動産物件情報及び不動産物件のオーナーに確認を取る必要のあるアクティビティ一覧を記憶する記憶手段と、
    前記不動産物件の選択を受け付け、前記アクティビティ一覧から前記アクティビティの選択を受け付ける入力手段と、
    選択された前記不動産物件の前記アクティビティに関する不動産物件情報を取得し、取得した前記不動産物件情報を入力したアクティビティカードを生成し、前記オーナーとの間でメッセージのやり取りがなされているチャットに前記アクティビティカードを投稿するアクティビティ管理手段と、
    を有することを特徴とする管理サーバ。
  8. 請求項7に記載の管理サーバであって、
    前記不動産物件情報は、前記不動産物件に対する金額に関する情報が含まれ、
    前記アクティビティカードに前記金額に関する情報を入力する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  9. 請求項7又は8に記載の管理サーバであって、
    前記アクティビティカードに対応する承認及び否認のボタンがあり、
    前記アクティビティ管理手段は、前記チャットに表示された前記ボタンにより、前記オーナーから前記アクティビティに対する承認又は否認の選択を受け付ける
    ことを特徴とする管理サーバ。
  10. 請求項9に記載の管理サーバであって、
    前記オーナーから否認の選択を受け付けた場合には、
    否認の理由の記入を受け付け、前記否認の理由は前記チャットにメッセージとして投稿される
    ことを特徴とする管理サーバ。
  11. 請求項9又は10に記載の管理サーバであって、
    前記記憶手段は、前記アクティビティに対する承認又は否認がなされた日時を記憶する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記オーナーの所有する複数の不動産物件に対して、所定のアクティビティに関する情報を取得し、前記複数の物件の前記所定のアクティビティに関する承認又は否認の状況を一覧で表示する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  13. 管理サーバに請求項1〜6のいずれか1項に記載のアクティビティ管理方法の各ステップを実行させるためのプログラム。

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