JP2020195580A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
Description
このように、貸単価の変更前後で遊技情報を比較すれば貸単価を実際に変更した場合にその成果を把握可能にはなるが、機種の中には貸単価の高い所謂高貸よりも貸単価の低い所謂低貸の方が向いている機種、或いはその逆となる機種もあり、そのような機種を貸単価の変更前等のような、貸単価を変更すべき機種の選定時に把握したいとのニーズも少なくない。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場A内には複数機種の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2が設置されている。これら遊技機1及び遊技装置2は2台ずつ中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5と接続されている。また、遊技場A内には、図示しないPOSや残高精算機も設置されており、これらPOSや残高精算機もLAN4を介して管理装置5と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には多数(例えば数百台)の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
遊技機1は、CR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面10に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル11、上部受皿12、下部受皿13を有すると共に、盤面10に、液晶表示部14、普図入賞口15、第1始動口16、第2始動口17、大入賞口18等を有する。
(1)第1始動口16は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口17は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口16、17への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部14にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
尚、通常状態での大当り確率に関して、後述する図2(b)の「TS上限」は、当該大当り確率の分母を表している。また、大当りの継続回数は、確変時の大当り確率や確変率や後述する時短回数等から想定される想定値として把握することができる。尚、所謂モード(遊技機設定値)により大当り確率等を変更可能な遊技機1に対応してもよく、スペック値は、そのモード等に応じて適宜変更しうるものである。
(5)確変中は大当り確率が向上すると共に、第2始動口17の入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当りまで継続するため、通常状態となる大当り(通常大当り)が発生するまで継続し、その後は所定の時短回数(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短状態となる。
・アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機側から出力される信号でもよい。
・セーフ信号=遊技機側から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。入賞に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。また、玉を実際に払出した際に出力される実セーフ信号と、入賞に応じて払出が予約された場合に出力される入賞セーフ信号とがあるが、入賞から出力までのタイムラグを極力省くため後者を採用することが望ましい。
・スタート信号=遊技機側から出力される始動入賞(S入賞)により変動(作動)する液晶表示部14(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)、及びスタート(スタート処理数)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じてスタート処理を特定する。
・S入賞信号=遊技機側から出力されるS入賞を特定可能な信号。始動入賞時に出力されるので信号入力に応じて始動入賞を特定する。尚、スタートとS入賞とのいずれか一方のみを管理する等、兼用して管理対象としてもよい。
・大当り信号=遊技機側から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。
・特別状態信号=遊技機側から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第2始動口17の入賞率が向上する特別状態中(時短中(確変時を含む))にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であってもよい。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定する。
(1)貨幣を受け付けると(貨幣受付処理)と、遊技機1と遊技装置2の双方に入金額を表示すると共に貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払い出させ(対価付与処理)、その対価付与処理に応じて入金額の表示を貸出玉の対価を除いた残高の表示とする。貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
(2)残高がある状態で遊技機1の貸出釦が押下(貸出操作、付与操作)されると、貸出1単位分の貸出玉を遊技機1から払い出させ、その対価分を残高から引き落とす。また、遊技者が獲得した獲得玉を計数し、その計数した獲得玉を対価として再度玉を払い戻すことも可能であり、その払い戻し分の対価を除いた玉数を持玉として特定することも可能である。
(4)中継装置3とのシリアル通信(売上信号の受信)により貨幣受付処理や対価付与処理、残高や貸出玉数、入金額や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、計数玉、持玉、払戻玉、及び一般カードの受付や発行処理を特定可能であるが、これらはパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)でも特定可能である。
・アウト=アウト信号により特定される遊技機1にて消費された遊技価値
・セーフ=セーフ信号により特定される遊技機1への入賞に応じて付与された遊技価値
・スタート=スタート信号により特定される遊技機1における役物の作動回数(図柄変動数)
・S入賞=S入賞信号により特定される始動入賞回数
・売上玉=売上信号により特定される対応する貸出機にて貨幣価値を対価として付与された遊技価値(貸出玉数、対価付与価値)
・大当り数=大当り信号により特定される大当り数で、「通常」は通常時に発生した大当り数で所謂「初当り」数、「特定」は特定の条件を満たす(例えばT1Yに対して設定される基準範囲(例えば1000〜2000)内のT1Yとなった)大当りである特定大当りの発生回数
・Tアウト<Tセーフ>=T中(大当り中、及び甘中)のアウト<セーフ>
・T1アウト<T1セーフ>=T1中(大当り中)のアウト<セーフ>
・特T1アウト<特T1セーフ>=特定大当りのみを対象としたT1中のアウト<セーフ>
・ベース=状態(通常時、甘中)別の出率で、「通常」はBセーフ÷BO、「甘中」はBセーフA÷BOAの演算値を示す遊技情報(遊技価値の付与状況)
尚、以下も含め通常中のアウトであるBOはアウト−Tアウト、通常中のセーフであるBセーフはセーフ−Tセーフ、甘中のアウトであるBOAはTアウト−T1アウト、甘中のセーフであるBセーフAはTセーフ−T1セーフにて特定しているが、BO、Bセーフ、BOA、BセーフAを素データとして求めてもよい。以下、通常中のベースを単にベース、甘中のベースをBAとも言うことがある。
・平均S=状態別のアウトに対する図柄変動数の割合で、通常(甘中)スタート÷BO(BOA)の演算値を示す遊技情報(遊技機における入賞状況)
・平均S入賞=状態別の始動入賞数の割合で、通常(甘中)S入賞÷BO(BOA)の演算値を示す遊技情報
尚、以下では通常中の平均SをS、甘中の平均SをSAと言うことがある。
・有効率=始動入賞数に対する図柄変動数の割合で、通常スタート÷通常S入賞の演算値を示す遊技情報
尚、通常だけでなく甘中の有効率を管理してもよい。
・BY=図柄変動分を除いたベースで、通常(甘中)ベース−通常(甘中)平均S×始動賞球の演算値を示す遊技情報
・BYmin=始動入賞分を除いたベースで、通常(甘中)ベース−通常(甘中)平均S入賞×始動賞球の演算値を示す遊技情報
尚、始動賞球は始動入賞1回当りのセーフで、3にて演算している。
・T1Y=平均大当り中出玉数で、(T1セーフ−T1アウト)÷合計大当り数の演算値を示す遊技情報
T1O=平均大当り中アウトで、T1アウト÷合計大当り数の演算値を示す遊技情報
尚、合計大当り数=通常大当り数+甘中大当り数である。
・特T1Y=特定大当りを対象としたT1Yで、(特T1セーフ−特T1アウト)÷特定大当り数の演算値を示す遊技情報(遊技価値の付与状況)
・特T1O=特定大当りを対象としたT1Oで、特T1アウト÷特定大当り数の演算値を示す遊技情報
・出率=アウトに対するセーフの割合(払出率、付与率)で、セーフ÷アウトの演算値を示す遊技情報
・Bサ=通常時の差玉数で、BO−Bセーフの演算値を示す遊技情報
・客滞率=売上玉に対するBサの割合で、Bサ÷売上玉の演算値を示す遊技情報(特定情報)
・粗利=遊技に応じた遊技場側の営業利益で、売上額−獲得玉×貸単価×原価率の演算値を示す遊技情報
尚、獲得玉(獲得価値)=売上玉+セーフ−アウトである。また、貸単価等は遊技場単位で設定すればよい。
・売上額=売上玉×貸単価の演算値を示す遊技情報
尚、貸単価=4円、原価率=75%にて演算している。
・玉単価=アウト1当りの売上額で、売上額÷アウトの演算値を示す遊技情報
・玉粗利=アウト1当りの粗利で、粗利÷アウトの演算値を示す遊技情報
・営業割数=実際の売上額(売上玉)に対する遊技場側の損益額(損失玉)の割合で、獲得玉÷売上玉の演算値を示す遊技情報
尚、図4の「平均」は、機種AAAAを対象とした遊技機平均(図3の「合計」の対応値)である。
スペック情報としては、図2で例示したTS、TSA及び継続回数(平均継続数)の他、ラウンド係数、アタッカ係数、始動賞球、貸単価、原価率が規定され、夫々のスペック値が設定されている。ここで、TS〜始動賞球は機種別に設定する必要がある。また、貸単価と原価率とは遊技場における各機種に対応したレート情報として設定されるが、遊技場や機種が同一でも異なる場合もあるので、そのようなレート情報があれば機種別等で適宜設定される。
ここで、図5中、貸単価の値「4」円(後述する図23の「4円P」)は、パチンコ機での遊技に使用される遊技媒体の単価としての第1単価であり、当該第1単価が設定される遊技機1は第1遊技機に相当する。また、貸単価の値1円(図23の「1円P」)は、当該第1単価とは異なる第2単価であり、当該第2単価が設定される遊技機1は第2遊技機に相当する。
尚、スロットマシンについても、第1単価と第2単価があり(図23の「20円G」と「5円G」参照)、管理装置5において第1単価を設定することができるが、詳しくは後述する(図23下側の(c)「基準売単価設定」参照)。また、例えばパチンコ機の貸単価としては、4円や1円以外に2円や0.5円等もあり、第1単価や第2単価は、図23等に示す値以外の値に設定可能であることは勿論である。
また、例えば遊技場Aにおいて上記した貸単価を変更した場合、その貸単価の変更前後で遊技情報を比較すれば、貸単価の変更による成果を把握可能にはなるが、機種の中には貸単価の高い所謂高貸よりも貸単価の低い所謂低貸の方が向いている機種、或いはその逆となる機種もあり、そのような機種を貸単価の変更前等のような、貸単価を変更すべき機種の選定時に把握したいとのニーズも少なくない。
また、貸単価の変更に関して、機種としては共通する第1遊技機と第2遊技機とにおける遊技情報の値の比率に基づき順位付けされる機種単位の順位を示す順位情報を特定し、その順位情報が予め設定される順位条件を満たすことで第1単価から第2単価へ貸単価の変更が推奨される変更推奨機種を特定可能な情報を出力する構成としている。
図7は、遊技場Aの管理装置5において、モニタ7に表示されるパチンコ機の新台の対象機種(該当機種)に関する通知画面71を示している。この通知画面71は例えば、スロットマシンの新台の該当機種に関する通知画面(図示略)を含めたローテーション表示がなされる、サブウィンドウ画面であり、遊技場A或いは市場(全国)に導入された新台について、管理装置5で管理される自店データ或いはサーバ9から送信される全国データ(全国標準値、乃至全国平均値)に基づく情報を通知するための画面である。
詳しくは後述するが、ランク付けは台遊技時間に応じて行われ、図9の「順位」はランクに応じた台遊技時間の降順による順位を表す。それ故、全国データ(iii)及び(iv)を示す、該当機種のランク及び順位の少なくとも一方に近似する或いは一致する機種は、稼動情報に関して予め設定される近似条件(例えば近似範囲を設定するといったように順位やランク等が近似し若しくは一致するという条件)を満たす機種であり、その条件に見合う機種を近似する機種として、稼動情報の推移を表す。
ここで、図11の判定テーブルは、(a)のパチンコ機と(b)のスロットマシンとの夫々の台遊技時間を対象として、サーバ9によりS,A,B,C,Dの5段階のランクに振り分ける範囲をタイプ別に設定したものである。同様に、図12の判定テーブルは、(a)のパチンコ機と(b)のスロットマシンとの夫々の台遊技時間を対象として、管理装置5によりS〜Dのランクに振り分ける範囲をタイプ別に設定したものである。
また、管理装置5は、自身の記憶部に記憶されている機種情報と自身5が管理する台遊技時間(稼動情報)とを比較することにより、自店導入初日の稼動情報に基づいて機種のランク分けを行う(図12参照)。
ここで、初日と2日目以降の判定対象期間の処理内容ついて、図16(a)〜(c)も参照しながら説明する。尚、図16(a)は、新台の導入日(同図で「新台登場」の月曜日)が祝日でなく且つ火曜以降の一週間も祝日がない場合、図16(b)は、同図にて丸で囲った「月」曜日が祝日の場合、図16(c)は、同図にて丸で囲った木曜日が祝日の場合、を例示している。
例えば、遊技場Aに該当機種が導入されていないケースでは、その該当機種がパチンコ機であれば、図18(a)のコメントが表示され、該当機種がスロットマシンであれば、同図(b)のコメントが表示される。他方、遊技場Aに該当機種が導入されているケースでは、その該当機種がパチンコ機であれば、同図(c)のコメントが表示され、該当機種がスロットマシンであれば、同図(d)のコメントが表示される。
また、管理装置5において、「初日判定」に際し該当機種が当該遊技場Aに導入されている場合には、当該遊技場AのSP玉粗利(理論玉粗利)を用いた比較による判定を行い、その比較結果に応じたコメントを通知画面71で表示させる。ここで、SP玉粗利について説明しておく。
尚、利益情報として一の遊技場AではSP玉粗利、全国データでは玉粗利指標を採用することを例示したが、いずれかの同一の利益情報により比較したり、一の遊技場Aでは玉粗利指標、全国データではSP玉粗利とするといったように双方を入替えて比較したり、更には理論情報ではなく実際の玉粗利により比較する等、どのような利益情報を採用してもよい。
また、管理装置5において、マトリクス評価といった稼動評価に応じて、「2日目判定」以降の通知をタイプ別に抑制する(通知画面71で通知しない)設定が可能に構成してもよい。
図22は、管理装置5において、モニタ7に表示されるパチンコ機の貸単価の変更が推奨される変更推奨機種に関する通知画面221を示している。この通知画面221は、例えば所謂高貸よりも貸単価の低い所謂低貸の方が向いている機種を、自店データと全国データとに基づき通知するための画面であり、スロットマシンの変更推奨機種に関する通知画面(図示略)も用意されている。
推移グラフ232について、詳しい図示は省略するが、期間を横軸(第1週、第2週、…第8週)、アウト及び台粗利を縦軸としている。また、推移グラフ232は、アウトを棒グラフ、台粗利を折れ線グラフとして、変更推奨機種の候補となる機種のアウト及び台粗利の推移を、「4円P」と「1円P」との双方について8週間分表すものとする。この8週分は導入週を起点とした経過期間としてもよいし、現時点を起点として遡った期間としてもよい。
ピックアップ最大順位は、デフォルト値として例えば10位に設定され、管理装置5側ではデフォルト値を変更不能とする。これにより、図24(b)の一覧表241右側の網掛け部分で示すように、10位までの変更推奨機種(BBBB〜DDDD,FFFF,GGGG,JJJJ〜MMMM,QQQQ,WWWW)がピックアップされるようになっている。
次いで、サーバ9は、同一覧表241の「1円」の種別における、「台粗利」の値が種別平均台粗利(1,573)より低い値(網掛け部分の値)を示す機種を、抽出対象から除外する(同図のピックアップ「除外」参照)。換言すれば、第2遊技機における台粗利(利益情報)が予め設定される利益条件(「台粗利>1,573」の条件)を満たすことで、貸単価の変更により当該平均値(1,573)分以上の利益(特定の利益)が見込まれる機種を変更推奨機種の対象とする。
尚、図24では対象外となった機種をアウトについては含む一方、台粗利については含まずに順位を特定しているが、アウトについては含まず、台粗利については含むようにしたり、双方含まず、或いは双方含めたりして順位を特定しても勿論よい。また、対象外となる機種の除外方法として台粗利の順位の特定対象から除外することを例示しているが、アウトの順位や後述する順位和順位の特定対象から除外するといったようにどのような方法で除外してもよい。
この場合、管理装置5は、自店データに基づき抽出した変更推奨機種の候補(つまり自店に「4円P」として設置され且つ「1円P」に設置されていない機種であって基準利益条件や基準稼動条件を満たさない一覧表231の機種)について、前記全国データに基づき同一覧表231の「1円P」のアウトと台粗利の値を表示させることができる。また、この場合、管理装置5は、全国データに基づき抽出された変更推奨機種と、自店データに基づき抽出した変更推奨機種の候補とを照合し、この照合によって合致する機種については一覧表231で変更推奨機種である旨を特定可能に表示し、或いは一覧表231とは別に変更推奨機種のみの一覧表を表示出力してもよい。
更に、図24(b)の一覧表241は、遊技場Aの自店導入台に限らず、自店データに基づき抽出した変更推奨機種の候補となる機種を対象としてリストアップしてもよいし、自店導入台以外の機種をも対象としてリストアップしてもよい(つまり自店データによらずに当該一覧表241を生成してもよい)。この後者の一覧表241に基づき抽出された変更推奨機種と、自店データに基づき抽出した変更推奨機種の候補と、の照合によって合致する機種を変更推奨機種としてもよい。
図11等で例示したように、初日の稼動情報(例えば台遊技時間)でランク分けした結果に基づき対象機種を特定し、対象機種について営業日単位の遊技情報と基準情報との比較結果を出力することが可能となり、所謂新台導入時に新台を好適に評価可能な指標を示し得るようになる。また、特定のランクになった機種を対象として出力対象とするため、注目すべき機種対象にして初日以降の状況をも報知可能となる。
順位和で順位付けし、その順位が自店における特定の順位の機種(例えば上位10機種)を順位条件とするため、アウトと粗利との双方を考慮した変更推奨機種を特定可能となる。
本発明は、上記した実施形態及び変形例に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合わせたりしてもよい。
図17で示した台遊技時間変動率等の、所定の基準情報は、前日データと当日データとの比率を表す変動率で規定されていればよく、その変動率は、台遊技時間に限らず、アウト、スタート、売上、大当り数等、各種の遊技情報を対象とした判定基準とすることができる。
第1単価を図23(c)の基準売単価の範囲で示される単価とし、或いは第2単価について1円や1.2円の貸単価の機種をグループ化した「種別」グループと称したが、こうした貸単価の範囲を定めず、特定の単価(例えば4円丁度の値)そのものであってもよい。
順位和や順位和順位の値等は、サーバ9から管理装置5へ出力せず、又、管理装置5で表示出力する必要はなく、変更推奨機種を特定可能な情報、つまり少なくとも当該推奨機種そのものを把握可能な情報を出力する構成であればよい(図22の機種名参照)。
例示した全ての遊技情報は、遊技機側から出力される信号により直接的に特定してもよいし、演算式を利用して間接的に特定してもよい。
対象となる遊技機としては遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式等の例示したパチンコ機やスロットマシン以外の遊技機も採用できる。
遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報を管理する遊技場用システムであって、前記遊技情報として、少なくとも稼動状況を示す稼動情報を管理する管理手段と、遊技機の機種に関する機種情報を登録する機種登録手段と、前記機種情報と前記管理手段により管理される稼動情報とを比較することで、遊技機が新台として導入された日に対応する判定対象期間の開始日である初日の稼動情報に基づいて機種のランク分けを行うランク分け手段と、営業日単位の遊技情報と、所定の基準情報との比較結果を出力可能な出力手段と、前記ランク分け手段によるランク分けの結果に基づき前記出力手段による出力対象となる対象機種を特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
前記管理手段は、遊技場に設置された遊技機の遊技情報を管理対象とする個々の遊技場の第1管理手段と、複数の前記第1管理手段で管理される遊技情報を管理対象とする第2管理手段と、を含み、
一の遊技場において、前記出力手段は、前記営業日単位の遊技情報として遊技機が遊技場に与えた利益を示す利益情報であって当該遊技場の第1管理手段により管理される利益情報と、前記所定の基準情報として前記第2管理手段により管理される利益情報との比較による判定の結果を出力することを特徴とする。
Claims (5)
- 遊技場に設置され、遊技に使用される遊技媒体の単価として第1単価が設定される第1遊技機、及び当該第1単価とは異なる第2単価が設定される第2遊技機とを含む遊技機の遊技情報を管理対象とする個々の遊技場の第1管理手段と、
複数の前記第1管理手段で管理される遊技情報を管理対象とする第2管理手段と、
前記第1管理手段、及び前記第2管理手段の少なくとも一方により管理される遊技情報であって、機種としては共通する前記第1遊技機と前記第2遊技機とにおける遊技情報の値の比率に基づき順位付けされる機種単位の順位を示す順位情報を特定する順位情報特定手段と、
前記順位情報が予め設定される順位条件を満たすことで前記第1単価から前記第2単価へ前記単価の変更が推奨される変更推奨機種を特定可能な情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記第1管理手段、及び前記第2管理手段の少なくとも一方は、遊技機が遊技場に与えた利益を示す利益情報を管理対象とし、
前記変更推奨機種は、前記第2遊技機における利益情報が予め設定される利益条件を満たすことで、単価の変更により特定の利益が見込まれる機種を対象とすることを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。 - 前記第1管理手段、及び前記第2管理手段の少なくとも一方は、遊技機が遊技場に与えた利益を示す利益情報と、遊技機の稼動状況を示す稼動情報とを管理対象とし、
前記順位情報は、機種としては共通する前記第1遊技機と前記第2遊技機とにおける前記利益情報の比率に基づく順位と、前記稼動情報の比率に基づく順位と、の和である順位和を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用システム。 - 前記第2管理手段は、前記第2遊技機における前記利益情報を管理対象とし、
前記変更推奨機種は、当該変更推奨機種の特定対象となる遊技場に設置された機種であって、前記第2管理手段の管理対象となる前記第2遊技機における前記利益情報が、予め設定される利益条件を満たす機種を対象とし、
前記順位条件は、前記変更推奨機種の対象となる機種を前記順位和により順位付けした順位が特定の順位となる場合に満たされることを特徴とする請求項3に記載した遊技場用システム。 - 前記第1管理手段は、遊技機が遊技場に与えた利益を示す利益情報と、遊技機の稼動状況を示す稼動情報とを管理対象とし、
前記変更推奨機種は、当該変更推奨機種の特定対象となる遊技場において、前記第1遊技機としては設置される一方、前記第2遊技機としては設置されていない機種であって、当該遊技場に対応する前記第1管理手段の管理対象となる利益情報が予め設定される基準利益条件を満たさないとともに、同じく第1管理手段の管理対象となる稼動情報が予め設定される基準稼動条件を満たさない機種を対象とすることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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