JP2020195198A - 制御装置、および結線判定方法 - Google Patents

制御装置、および結線判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のモータと複数のモータ駆動装置とを接続した複数の動力線および複数のフィードバック線の誤結線を容易に検出する制御装置、および結線判定方法を提供する。【解決手段】制御装置10であって、モータ14を選択し、選択したモータ14が所定の送り動作を行うように、選択したモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16に駆動指令を出力する出力部28と、複数のモータ駆動装置16の各々からフィードバック情報を取得する取得部30と、フィードバック情報から、選択したモータ14と、選択したモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを判定する結線判定部32と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のモータと複数のモータ駆動装置とを接続した複数の動力線および複数のフィードバック線の誤結線を容易に検出する制御装置、および結線判定方法に関する。
特許文献1には、モータと、そのモータに接続されたモータ制御装置が開示されている。開示のモータ制御装置は、自己に接続されたモータをフィードバック制御している。
特開2016−1945号公報
特許文献1も開示しているように、一般に、電力線とフィードバック線との接続関係は予め決められている。つまり、あるモータに電力を供給するモータ駆動装置は予め決められており、そのモータからフィードバック情報を受信するモータ駆動装置も予め決められている。
しかしながら、モータ駆動装置とモータとのそれぞれが複数ある場合には、例えば人為的な作業ミスによって、電力線とフィードバック線とが誤った接続関係で接続されることがある。その場合は、モータを正常に制御することが困難となり、そのモータで駆動する機械の暴走が誘発され、延いては、暴走した機械による周辺設備の損壊や人身事故の発生のおそれが大きくなってしまう。
特許文献1は、複数の電力線と1つのフィードバック線とを介してモータとモータ駆動装置(アンプ)とが接続されている場合に、フィードバック制御中に誤結線をモータ駆動装置で検出する方法を提案している。ただし、開示の方法は、モータおよびモータ駆動装置の各々が複数存在し、それらが複数の電力線および複数のフィードバック線によって配線される状況が考慮されていない。
そこで、本発明は、複数のモータと複数のモータ駆動装置とを接続した複数の動力線および複数のフィードバック線の誤結線を容易に検出する制御装置、および結線判定方法を提供することを目的とする。
発明の一つの態様は、複数のモータ駆動装置を介して工作機械または産業機械が有する複数のモータを制御する制御装置であって、複数の前記モータ駆動装置および複数の前記モータは、複数の電力線および複数のフィードバック線を介して互いに接続され、前記モータ駆動装置は、前記制御装置からの駆動指令に応じた電力を、前記電力線を介して前記モータに供給し、前記モータは、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線を介して前記モータ駆動装置に送信し、複数の前記モータのうち、少なくとも1つの前記モータを選択し、選択した前記モータが所定の送り動作を行うように、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置に前記駆動指令を出力する出力部と、複数の前記モータ駆動装置の各々から前記フィードバック情報を取得する取得部と、前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する結線判定部と、を備える。
発明のもう一つの態様は、複数のモータ駆動装置と、工作機械または産業機械が有する複数のモータとが、複数の電力線および複数のフィードバック線を介して互いに接続され、前記モータ駆動装置は、駆動指令に応じた電力を、前記電力線を介して前記モータに供給し、前記モータは、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線を介して前記モータ駆動装置に送信する場合に、複数の前記電力線および複数の前記フィードバック線が予め決められた接続関係で接続されているか否かを判定する結線判定方法であって、複数の前記モータのうち、少なくとも1つの前記モータを選択する選択ステップと、選択した前記モータが所定の送り動作を行うように、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置に前記駆動指令を出力する出力ステップと、複数の前記モータ駆動装置の各々から前記フィードバック情報を取得する取得ステップと、前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する結線判定ステップと、を含む。
本発明によれば、複数のモータと複数のモータ駆動装置とを接続した複数の動力線および複数のフィードバック線の誤結線を容易に検出する制御装置、および結線判定方法が提供される。
実施の形態の制御装置が含まれたシステムの全体構成図である。 実施の形態の制御装置の概略構成図である。 図1のシステムに誤結線が生じている場合の一例である。 制御装置が実行する結線判定方法の流れの一例が示されたフローチャートである。 変形例3のシステムの全体構成図である。 図5のシステムに誤結線が生じている場合の一例である。 変形例4のシステムの全体構成図である。 図7のシステムに誤結線が生じている場合の一例である。
以下、本発明について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施の形態]
図1は、実施の形態の制御装置10が含まれたシステム12の全体構成図である。
本実施の形態のシステム12は、モータ14と、モータ駆動装置16と、モータ14とモータ駆動装置16とを接続する電力線18およびフィードバック線20と、モータ駆動装置16と接続される制御装置10と、を備える。以下、これらについて詳しく説明する。
モータ14は、工作機械または産業機械が有するサーボモータである。具体例を一つ挙げると、モータ14は、例えば工場に配備される大型のプレス機が有する。モータ14は、モータ駆動装置16から供給される電力に応じて回転動作(送り動作)する。
また、モータ14は検出器22を有する。本実施の形態の検出器22は、モータ14が回転動作したときに、その回転動作によってモータ14が回転した回転角度(現在位置情報)を検出するエンコーダである。本実施の形態では、検出器22が検出するモータ14の回転角度を「フィードバック情報」とも記載する。
なお、「フィードバック情報」として検出器22が検出する現在位置情報は、本実施の形態では上記の通り回転角度であるが、モータ14の回転速度、または回転位置でもよい。このように、本実施の形態の「現在位置情報」とは、供給される電力に応じたモータ14の送り動作に基づいてモータ14から検出される物理量のことを指す。
モータ14の数は、複数である。本実施の形態では、複数のモータ14の数を「3」とする。ただし、複数のモータ14の数はこれに限定されない。また、3つのモータ14の各々を区別のために「モータ14X」、「モータ14Y」、および「モータ14Z」とも記載する。
本実施の形態のモータ駆動装置16は、モータ14に電力を供給するサーボアンプである。モータ駆動装置16の数は複数であり、少なくともモータ14の数と同じ数だけ用意される。本実施の形態では、モータ駆動装置16の数をモータ14と同じ「3」とし、各々を区別のために「モータ駆動装置16X」、「モータ駆動装置16Y」、および「モータ駆動装置16Z」とも記載する。
モータ駆動装置16からモータ14への電力の供給は、モータ駆動装置16とモータ14とを互いに接続する電力線18を通じて行われる。電力線18の数は、モータ駆動装置16と同じ数(本実施の形態では「3」)である。
また、モータ14とモータ駆動装置16とは、本実施の形態で「フィードバック線20」と記載される線(ケーブル)によっても互いに接続される。フィードバック線20は、上記のフィードバック情報をモータ14の検出器22からモータ駆動装置16に送信するための線である。フィードバック線20の数は、モータ14と同じ数(本実施の形態では「3」)である。
電力線18およびフィードバック線20で互いに接続されるべきモータ14とモータ駆動装置16との接続関係は、予め決められている。以下、その接続関係を「予め決められた接続関係」とも記載する。本実施の形態では、「予め決められた接続関係」は図1の通りであるとする。すなわち、本実施の形態では、モータ14Xとモータ駆動装置16Xとが電力線18およびフィードバック線20で互いに接続されることが予め決められていることとする。同様に、本実施の形態では、モータ14Yとモータ駆動装置16Yとが電力線18およびフィードバック線20で互いに接続されることが予め決められていることとする。また、本実施の形態では、モータ14Zとモータ駆動装置16Zとが電力線18およびフィードバック線20で互いに接続されることが予め決められていることとする。
図2は、実施の形態の制御装置10の概略構成図である。
制御装置10は、上記した複数のモータ駆動装置16に接続され、複数のモータ駆動装置16を介して複数のモータ14を制御する装置である。制御装置10はプロセッサ24およびメモリ26を備える。これにより、制御装置10は、プログラムの実行を含む演算処理機能を有する。
メモリ26には、モータ14を制御するための所定のプログラムや、上記した予め決められた接続関係が記憶される。
プロセッサ24は、メモリ26が記憶した所定のプログラムを実行することで、モータ14を制御する。また、プロセッサ24は、出力部28と、取得部30と、結線判定部32と、を有する。以下、順を追って説明する。
出力部28は、回転動作させようとするモータ14が接続されるべきモータ駆動装置16に向けて、モータ14を回転動作させる指令を出力する。本実施の形態では、この指令を「駆動指令」とも記載する。
駆動指令には、モータ14に行わせようとする回転動作に関するパラメータの指定が含まれる。この「パラメータ」とは、例えば、モータ14が回転動作するときの回転速度、回転角度、あるいは回転位置といった物理量である。本実施の形態では、少なくとも回転角度の指定が駆動指令に含まれることとする。モータ駆動装置16は、駆動指令が入力されると、その駆動指令に応じた電力を自己に接続されたモータ14に対して電力線18を介することで供給する。
「モータ14に接続されるべきモータ駆動装置16」は、メモリ26が記憶した接続関係に基づいて決定される。例えば、本実施の形態において、制御装置10がモータ14Xを制御しようとしたとする。この場合、モータ14Xに電力線18で接続されるべきモータ駆動装置16はモータ駆動装置16Xである。したがって、出力部28は、モータ駆動装置16Xに向けて駆動指令を出力する。モータ14Yおよびモータ14Zの各々を制御しようとするときも同様であり、出力部28は、モータ駆動装置16Yおよびモータ駆動装置16Zの各々に向けて駆動指令を出力する。
取得部30は、複数のモータ駆動装置16の各々からフィードバック情報を取得する。本実施の形態の制御装置10は、自己に接続された複数のモータ駆動装置16の全てからフィードバック情報を取得する。
これにより、制御装置10は、出力した駆動指令に対してモータ14が実際に行った回転動作を把握することができる。そして、制御装置10は、取得したフィードバック情報に基づいて、各モータ14が適切に回転動作するように、複数のモータ駆動装置16に対してさらに駆動指令を出力する。このように、制御対象から検出されるフィードバック情報に基づいて制御対象をさらに制御する制御方式は、「フィードバック制御」とも呼ばれる。
本実施の形態の場合、制御装置10は、モータ駆動装置16Xから取得するフィードバック情報に基づいてモータ14Xの実際の回転動作を把握する。フィードバック情報に基づいた回転動作の把握は、プロセッサ24がフィードバック情報を解析することで実現すればよい。同様に、制御装置10は、モータ駆動装置16Yから取得するフィードバック情報に基づいてモータ14Yの実際の回転動作を把握し、モータ駆動装置16Zから取得するフィードバック情報に基づいてモータ14Zの実際の回転動作を把握する。
結線判定部32は、フィードバック情報から、モータ14と、モータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して正しく接続されているか否かを判定する。以下、この判定を結線判定部32が完了するまでの処理(結線判定方法)の流れを、具体例を挙げながら説明する。
図3は、図1のシステム12に誤結線が生じている場合の一例である。図4は、制御装置10が実行する結線判定方法の流れの一例が示されたフローチャートである。
例えば、メモリ26に記憶された接続関係が図1の通りであるのに対し、実際の接続関係が図3の通りであったとする。図3には、モータ14Xとモータ駆動装置16Yとがフィードバック線20で互いに接続され、同様に、モータ14Yとモータ駆動装置16Xとがフィードバック線20で互いに接続された状態が示されている。
まず、出力部28が、複数のモータ14のうち、少なくとも1つのモータ14を選択する(ステップS1)。ステップS1は、結線状態を確認しようとするオペレータが制御装置10に「結線判定プログラム」の実行を指示することで開始される。「結線判定プログラム」は、図4の結線判定方法を制御装置10に実行させるためのプログラムであり、メモリ26に記憶されている。
ステップS1では、出力部28は、オペレータにモータ14を選択させてもよい。本実施の形態では、オペレータによりモータ14Xが選択されたとする。
次に、出力部28は、選択したモータ14が所定の回転動作を行うように、選択したモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16のみに駆動指令を出力する(ステップS2)。出力先のモータ駆動装置16は、既に説明した通りメモリ26に記憶された接続関係に基づいて決められる。本実施の形態では、ステップS1でモータ14Xが選択されている。したがって、このステップS2ではモータ駆動装置16Xに駆動指令が出力される。
次に、取得部30が、複数のモータ駆動装置16の各々からフィードバック情報を取得する(ステップS3)。ステップS3は、ステップS2の完了から所定の時間の間、継続して実行される。
次に、結線判定部32が、出力部28が選択したモータ14と、選択したモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを判定する(ステップS4)。
結線判定部32が行う判定は、ステップS3で取得部30が取得したフィードバック情報に基づいて行われる。本実施の形態の結線判定部32は、駆動指令と、実際にモータ駆動装置16Xから取得されたフィードバック情報とが、許容される誤差に収まっているか否かを判定する。ここでは、駆動指令で指定した回転角度と、フィードバック情報が示す回転角度と、を比較する。上記の「許容される誤差」の範囲は、制御装置10を管理するオペレータが適宜変更してよい。
図3の場合、モータ駆動装置16Xから取得されるのは、回転動作していないモータ14Yのフィードバック情報である。したがって、取得部30は、駆動指令とは全く異なる回転角度(回転動作なし)を示すフィードバック情報を、モータ駆動装置16Xから取得することになる。結線判定部32は、駆動指令とフィードバック情報とを比較した結果が許容される誤差に収まっていなければ、モータ14Xとモータ駆動装置16Xとがメモリ26に記憶された接続関係の通りに接続されていないと判定する。
制御装置10は、以上のようにして、選択したモータ14と、選択したモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを容易に判定する。
制御装置10は、報知部34をさらに備える(図2)。報知部34とは、例えば音声を発するスピーカや、メッセージを表示する表示画面である。報知部34により、結線判定部32がした判定の結果が周囲のオペレータに報知される。
また、上記の制御装置10は、ステップS3で取得したフィードバック情報に基づいたフィードバック制御を実行しないことが好ましい。ステップS3で取得したフィードバック情報に基づいたフィードバック制御を実行しないことにより、誤結線が生じていた場合に、その状態が改善される前にモータ14が暴走してしまうおそれを防止することができる。
また、上記では結線判定プログラムの実行をオペレータが指示したが、所定のタイミング(例えば、工場の毎朝の稼働開始時刻等)で結線判定プログラムが実行されるようにしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の一例として実施の形態が説明されたが、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(変形例1)
実施の形態では、ステップS1で選択するモータ14をオペレータが選んだ。制御装置10は、複数のモータ14を順番に出力部28が選択するようにして、上記のステップS1〜S4を、自動的に繰り返し行ってもよい。一例を挙げると、例えば制御装置10は、まずはモータ14XをステップS1で選択してステップS2〜S4を実行する。次に、モータ14YをステップS1で選択してステップS2〜S4を実行する。次に、モータ14ZをステップS1で選択してステップS2〜S4を実行する。
これにより、制御装置10は、複数のモータ14の各々について、接続されるべきモータ駆動装置16と電力線18およびフィードバック線20を介して正しく接続されているか否かを容易に判定することができる。
(変形例2)
出力部28は、ステップS1で複数のモータ14を選択してもよい。そして、出力部28は、選択した複数のモータ14が互いに異なる所定の回転動作を行うように、選択した複数のモータ14に接続されるべき複数のモータ駆動装置16の各々に駆動指令を出力してもよい。このとき、複数のモータ駆動装置16の各々には、駆動指令を同時に出力してよい。
選択した複数のモータ14が互いに異なる所定の回転動作を行うように駆動指令を出力することで、複数のモータ駆動装置16の各々から取得されるフィードバック情報が示す回転動作は、互いに異なったものとなる。
そして、結線判定部32は、フィードバック情報から、選択した複数のモータ14と、選択した複数のモータ14の各々に接続されるべき複数のモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを判定してもよい。このとき、結線判定部32は、複数のフィードバック情報の各々がどのモータ駆動装置16に出力した駆動指令に応じたフィードバック情報であるのかを、複数のフィードバック情報の各々の内容に基づいて区別することができる。
これにより、選択した複数のモータ14と、選択した複数のモータ14の各々に接続されるべき複数のモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを、容易かつ効率的に判定することができる。
(変形例3)
図5は、変形例3のシステム12’の全体構成図である。
システム12’では、2つのモータ駆動装置16が電力線18を介して1つのモータ14に接続されている。以下では、区別のために、モータ14Xに電力線18で接続されるべきモータ駆動装置16を「モータ駆動装置16X1」、「モータ駆動装置16X2」とも記載する。同様に、モータ14Yに電力線18で接続されるべきモータ駆動装置16を「モータ駆動装置16Y1」、「モータ駆動装置16Y2」とも記載する。また、モータ14Zに電力線18で接続されるべきモータ駆動装置16を「モータ駆動装置16Z1」、「モータ駆動装置16Z2」とも記載する。
また、システム12’では、モータ駆動装置16X1に出力された駆動指令に応じたフィードバック情報のみならず、モータ駆動装置16X2に出力された駆動指令に応じたフィードバック情報も、モータ駆動装置16X1に送信されるようにする。したがって、モータ14Xは、モータ駆動装置16X1とモータ駆動装置16X2とのうちのモータ駆動装置16X1とフィードバック線20で接続される。同様に、モータ14Yおよびモータ14Zは、それぞれモータ駆動装置16Y1およびモータ駆動装置16Z1にフィードバック線20で接続される。
上記のシステム12’において、出力部28は、複数のモータ駆動装置16が電力線18を介して接続されるべき複数のモータ14を選択してもよい。そして、出力部28は、選択した複数のモータ14に接続されるべき複数のモータ駆動装置16に、互いに異なる所定の回転動作をモータ14に指令する駆動指令を順番に出力してもよい。
図6は、変形例3のシステム12’で誤結線が生じている場合の一例である。
例えば、図6では、モータ駆動装置16X2およびモータ駆動装置16Y1について、それぞれに接続されるべき電力線18が互い違いになっている。この場合、仮に、モータ駆動装置16X2とモータ駆動装置16Y1とに同じ内容の駆動指令を出力すると、各々から取得されるフィードバック情報は同じ回転動作を示す内容となる。
そこで、本変形例では、上記の通り、選択した複数のモータ14に接続されるべき複数のモータ駆動装置16に、互いに異なる所定の回転動作をモータ14に指令する駆動指令を出力する。これにより、モータ駆動装置16X2とモータ駆動装置16Y1との各々から取得されるフィードバック情報が、どのモータ駆動装置16に出力した駆動指令に応じた情報であるのかを区別できる。
したがって、複数のモータ駆動装置16が電力線18で接続されるべき複数のモータ14を選択した場合であっても、システム12’内に誤結線が生じているか否かを容易に判定することができる。
なお、本変形例において、1つのモータ14に接続され得る複数のモータ駆動装置16の数は「2」に限定されない。
また、本変形例において、予め決められた接続関係を適宜変更することで、システム12’においてモータ14Xとフィードバック線20で接続されるべきモータ駆動装置16をモータ駆動装置16X1から変更してもよい。
(変形例4)
図7は、変形例4のシステム12’’の全体構成図である。
結線判定部32は、駆動指令が出力されてから最も早く取得したフィードバック情報から、選択したモータ14と、そのモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを判定してもよい。
図7のシステム12’’では、モータ14Xとモータ14Yとが連結部材36によって連結される。この場合、モータ14Xとモータ14Yとは連動する。つまり、モータ14Xが電力供給を受けて回転動作するとき、モータ14Yは電力供給なしでモータ14Xと同様に回転動作する。したがって、取得部30は、駆動指令に応じた回転動作を示すフィードバック情報を、モータ駆動装置16Xのみならずモータ駆動装置16Yからも取得することとなる。
図8は、変形例4のシステム12’’で誤結線が生じている場合の一例である。
例えば、図8では、モータ駆動装置16Xおよびモータ駆動装置16Yについて、それぞれに接続されるべきフィードバック線20が互い違いになっている。この場合、仮に、モータ14Xを選択してモータ駆動装置16に駆動指令を出力すると、駆動指令に応じた内容を示すフィードバック情報がモータ駆動装置16Xから問題なく取得されてしまうこととなる。モータ駆動装置16Xにフィードバック線20で誤接続されたモータ14Yがモータ14Xに連動するためである。
そこで、本変形例の結線判定部32は、上記の通り、駆動指令が出力されてから最も早く取得したフィードバック情報に基づいてステップS4を実行し、2番目以降に取得したフィードバック情報は無視する。複数のモータ14が連動する場合であっても、駆動指令を出力したモータ駆動装置16に電力線18で接続されたモータ14が最も早く回転動作を開始するためである。なお、ここでいう「最も早く取得したフィードバック情報」とは、「最も早く取得した、モータ14が回転動作したことを示すフィードバック情報」のことを指す。
これにより、複数のモータ14が連動する場合であっても、選択したモータ14と、そのモータ14に接続されるべきモータ駆動装置16とが電力線18およびフィードバック線20を介して接続されているか否かを容易に判定することができる。
(変形例5)
実施の形態では、モータ14がサーボモータであることとして説明した。モータ14はこれに限らず、例えばリニアモータでもよい。リニアモータは、送り動作として直線移動を行う。また、それに応じて、フィードバック情報に含ませる内容(モータ14の検出器22が検出する現在位置情報)は、適宜変更されてもよい。一例を挙げると、モータ14がリニアモータであるときの現在位置情報は、例えば、モータ14が送り動作(直線移動)したときの移動量でもよい。
(変形例6)
上記の実施の形態および各変形例は、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わされてもよい。
[実施の形態から得られる発明]
上記実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
<第1の発明>
複数のモータ駆動装置(16)を介して工作機械または産業機械が有する複数のモータ(14)を制御する制御装置(10)であって、複数の前記モータ駆動装置(16)および複数の前記モータ(14)は、複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)を介して互いに接続され、前記モータ駆動装置(16)は、前記制御装置(10)からの駆動指令に応じた電力を、前記電力線(18)を介して前記モータ(14)に供給し、前記モータ(14)は、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線(20)を介して前記モータ駆動装置(16)に送信し、複数の前記モータ(14)のうち、少なくとも1つの前記モータ(14)を選択し、選択した前記モータ(14)が所定の送り動作を行うように、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)に前記駆動指令を出力する出力部(28)と、複数の前記モータ駆動装置(16)の各々から前記フィードバック情報を取得する取得部(30)と、前記フィードバック情報から、選択した前記モータ(14)と、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定する結線判定部(32)と、を備える。
これにより、複数のモータ(14)と複数のモータ駆動装置(16)とを接続した複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)の誤結線を容易に検出する制御装置(10)が提供される。
前記出力部(28)は、複数の前記モータ(14)のうちの1つを順番に選択してもよい。これにより、複数のモータ(14)の各々について、接続されるべきモータ駆動装置(16)と電力線(18)およびフィードバック線(20)を介して正しく接続されているか否かを容易に判定することができる。
前記出力部(28)は、複数の前記モータ(14)を選択し、選択した複数の前記モータ(14)が互いに異なる所定の送り動作を行うように、選択した複数の前記モータ(14)に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)の各々に前記駆動指令を出力し、前記結線判定部(32)は、前記フィードバック情報から、選択した複数の前記モータ(14)と、選択した複数の前記モータ(14)の各々に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定してもよい。ここで、複数のモータ駆動装置(16)の各々への駆動指令の出力は同時に実行されてもよい。これにより、選択した複数のモータ(14)と、選択した複数のモータ(14)の各々に接続されるべき複数のモータ駆動装置(16)とが電力線(18)およびフィードバック線(20)を介して接続されているか否かを、容易かつ効率的に判定することができる。
前記出力部(28)は、複数の前記モータ駆動装置(16)が前記電力線(18)を介して接続されるべき複数の前記モータ(14)を選択した場合、選択した複数の前記モータ(14)に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)に、互いに異なる所定の送り動作を前記モータ(14)に指令する前記駆動指令を順番に出力してもよい。これにより、複数のモータ駆動装置(16)が電力線(18)で接続されるべき複数のモータ(14)を選択した場合であっても、誤結線が生じているか否かを容易に判定することができる。
前記結線判定部(32)は、駆動指令が出力されてから最も早く取得した前記フィードバック情報から、選択した前記モータ(14)と、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定してもよい。ここで、「最も早く取得した前記フィードバック情報」は、「最も早く取得した、前記モータ(14)が送り動作したことを示す前記フィードバック情報」でもよい。これにより、例えば選択した複数のモータ(14)が連動する場合であっても、誤結線が生じているか否かを容易に判定することができる。
前記結線判定部(32)は、複数の前記電力線(18)および複数の前記フィードバック線(20)が前記接続関係で接続されているか否かを、前記駆動指令と前記フィードバック情報との比較に基づいて判定してもよい。これにより、複数のモータ(14)と複数のモータ駆動装置(16)とを接続した複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)の誤結線を容易に検出することができる。
前記結線判定部(32)の判定の結果を報知する報知部(34)をさらに備えてもよい。これにより、結線判定部(32)がした判定の結果を周囲のオペレータに報知することができる。
<第2の発明>
複数のモータ駆動装置(16)と、工作機械または産業機械が有する複数のモータ(14)とが、複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)を介して互いに接続され、前記モータ駆動装置(16)は、駆動指令に応じた電力を、前記電力線(18)を介して前記モータ(14)に供給し、前記モータ(14)は、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線(20)を介して前記モータ駆動装置(16)に送信する場合に、複数の前記電力線(18)および複数の前記フィードバック線(20)が予め決められた接続関係で接続されているか否かを判定する結線判定方法であって、複数の前記モータ(14)のうち、少なくとも1つの前記モータ(14)を選択する選択ステップと、選択した前記モータ(14)が所定の送り動作を行うように、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)に前記駆動指令を出力する出力ステップと、複数の前記モータ駆動装置(16)の各々から前記フィードバック情報を取得する取得ステップと、前記フィードバック情報から、選択した前記モータ(14)と、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定する結線判定ステップと、を含む。
これにより、複数のモータ(14)と複数のモータ駆動装置(16)とを接続した複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)の誤結線を容易に検出する結線判定方法が提供される。
前記選択ステップでは、複数の前記モータ(14)を選択し、前記出力ステップでは、前記選択ステップで選択した複数の前記モータ(14)が互いに異なる所定の送り動作を行うように、選択した複数の前記モータ(14)に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)の各々に前記駆動指令を出力し、前記結線判定ステップでは、前記フィードバック情報から、選択した複数の前記モータ(14)と、選択した複数の前記モータ(14)の各々に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定してもよい。ここで、複数のモータ駆動装置(16)の各々への駆動指令の出力は同時に実行されてもよい。これにより、選択した複数のモータ(14)と、選択した複数のモータ(14)の各々に接続されるべき複数のモータ駆動装置(16)とが電力線(18)およびフィードバック線(20)を介して接続されているか否かを、容易かつ効率的に判定することができる。
前記出力ステップでは、複数の前記モータ駆動装置(16)が接続されるべき複数の前記モータ(14)を前記選択ステップで選択した場合は、その複数の前記モータ(14)に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置(16)毎に、異なる所定の送り動作を前記モータ(14)に指令する前記駆動指令を出力してもよい。これにより、複数のモータ駆動装置(16)が電力線(18)で接続されるべき複数のモータ(14)を選択した場合であっても、誤結線が生じているか否かを容易に判定することができる。
前記結線判定ステップでは、駆動指令が出力されてから最も早く取得した前記フィードバック情報から、選択した前記モータ(14)と、選択した前記モータ(14)に接続されるべき前記モータ駆動装置(16)とが前記電力線(18)および前記フィードバック線(20)を介して接続されているか否かを判定してもよい。ここで、「最も早く取得した前記フィードバック情報」は、「最も早く取得した、前記モータ(14)が送り動作したことを示す前記フィードバック情報」でもよい。これにより、例えば選択した複数のモータ(14)が連動する場合であっても、誤結線が生じているか否かを容易に判定することができる。
前記結線判定ステップでは、複数の前記電力線(18)および複数の前記フィードバック線(20)が前記接続関係で接続されているか否かを、前記駆動指令と前記フィードバック情報との比較に基づいて判定してもよい。これにより、複数のモータ(14)と複数のモータ駆動装置(16)とを接続した複数の電力線(18)および複数のフィードバック線(20)の誤結線を容易に検出することができる。
前記結線判定ステップの判定結果を報知する報知ステップをさらに含んでもよい。これにより、結線判定部(32)がした判定の結果を周囲のオペレータに報知することができる。
10…制御装置
14(14X、14Y、14Z)…モータ
16(16X、16X1、16X2、16Y、16Y1、16Y2、16Z、16Z1、16Z2)…モータ駆動装置
18…電力線 20…フィードバック線
28…出力部 30…取得部
32…結線判定部 34…報知部

Claims (13)

  1. 複数のモータ駆動装置を介して工作機械または産業機械が有する複数のモータを制御する制御装置であって、
    複数の前記モータ駆動装置および複数の前記モータは、複数の電力線および複数のフィードバック線を介して互いに接続され、
    前記モータ駆動装置は、前記制御装置からの駆動指令に応じた電力を、前記電力線を介して前記モータに供給し、
    前記モータは、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線を介して前記モータ駆動装置に送信し、
    複数の前記モータのうち、少なくとも1つの前記モータを選択し、選択した前記モータが所定の送り動作を行うように、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置に前記駆動指令を出力する出力部と、
    複数の前記モータ駆動装置の各々から前記フィードバック情報を取得する取得部と、
    前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する結線判定部と、
    を備える、制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記出力部は、複数の前記モータのうちの1つを順番に選択する、制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の制御装置であって、
    前記出力部は、複数の前記モータを選択し、選択した複数の前記モータが互いに異なる所定の送り動作を行うように、選択した複数の前記モータに接続されるべき複数の前記モータ駆動装置の各々に前記駆動指令を出力し、
    前記結線判定部は、前記フィードバック情報から、選択した複数の前記モータと、選択した複数の前記モータの各々に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する、制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記出力部は、複数の前記モータ駆動装置が前記電力線を介して接続されるべき複数の前記モータを選択した場合、選択した複数の前記モータに接続されるべき複数の前記モータ駆動装置に、互いに異なる所定の送り動作を前記モータに指令する前記駆動指令を順番に出力する、制御装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記結線判定部は、駆動指令が出力されてから最も早く取得した前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する、制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記結線判定部は、複数の前記電力線および複数の前記フィードバック線が前記接続関係で接続されているか否かを、前記駆動指令と前記フィードバック情報との比較に基づいて判定する、制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記結線判定部の判定の結果を報知する報知部をさらに備える、制御装置。
  8. 複数のモータ駆動装置と、工作機械または産業機械が有する複数のモータとが、複数の電力線および複数のフィードバック線を介して互いに接続され、
    前記モータ駆動装置は、駆動指令に応じた電力を、前記電力線を介して前記モータに供給し、
    前記モータは、現在位置情報に応じたフィードバック情報を、前記フィードバック線を介して前記モータ駆動装置に送信する場合に、複数の前記電力線および複数の前記フィードバック線が予め決められた接続関係で接続されているか否かを判定する結線判定方法であって、
    複数の前記モータのうち、少なくとも1つの前記モータを選択する選択ステップと、
    選択した前記モータが所定の送り動作を行うように、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置に前記駆動指令を出力する出力ステップと、
    複数の前記モータ駆動装置の各々から前記フィードバック情報を取得する取得ステップと、
    前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する結線判定ステップと、
    を含む、結線判定方法。
  9. 請求項8に記載の結線判定方法であって、
    前記選択ステップでは、複数の前記モータを選択し、
    前記出力ステップでは、前記選択ステップで選択した複数の前記モータが互いに異なる所定の送り動作を行うように、選択した複数の前記モータに接続されるべき複数の前記モータ駆動装置の各々に前記駆動指令を出力し、
    前記結線判定ステップでは、前記フィードバック情報から、選択した複数の前記モータと、選択した複数の前記モータの各々に接続されるべき複数の前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する、結線判定方法。
  10. 請求項9に記載の結線判定方法であって、
    前記出力ステップでは、複数の前記モータ駆動装置が接続されるべき複数の前記モータを前記選択ステップで選択した場合は、その複数の前記モータに接続されるべき複数の前記モータ駆動装置毎に、異なる所定の送り動作を前記モータに指令する前記駆動指令を出力する、結線判定方法。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の結線判定方法であって、
    前記結線判定ステップでは、駆動指令が出力されてから最も早く取得した前記フィードバック情報から、選択した前記モータと、選択した前記モータに接続されるべき前記モータ駆動装置とが前記電力線および前記フィードバック線を介して接続されているか否かを判定する、結線判定方法。
  12. 請求項8〜11のいずれか1項に記載の結線判定方法であって、
    前記結線判定ステップでは、複数の前記電力線および複数の前記フィードバック線が前記接続関係で接続されているか否かを、前記駆動指令と前記フィードバック情報との比較に基づいて判定する、結線判定方法。
  13. 請求項8〜12のいずれか1項に記載の結線判定方法であって、
    前記結線判定ステップの判定結果を報知する報知ステップをさらに含む、結線判定方法。
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