JPH08205556A - 多軸モータ制御装置 - Google Patents

多軸モータ制御装置

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JPH08205556A
JPH08205556A JP7028695A JP2869595A JPH08205556A JP H08205556 A JPH08205556 A JP H08205556A JP 7028695 A JP7028695 A JP 7028695A JP 2869595 A JP2869595 A JP 2869595A JP H08205556 A JPH08205556 A JP H08205556A
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JP
Japan
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unit
power
control
power supply
units
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JP7028695A
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Jinichi Ito
仁一 伊藤
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台のサーボモータを駆動する多軸モータ
制御装置の構成要素の配置の改良に関し、多軸モータ制
御装置における熱対策および耐ノイズ性を向上させる。 【構成】 主回路電源手段2、3、4、モータ駆動手段
4〜8および制御手段9、10を各機能要素ごとに分割
してそれぞれ個別のケーシング内に収納することにより
ユニット化し、前記各ユニット2〜10を発熱量の多い
ユニット群と発熱量の少ないユニット群に分離して配置
されているのでユニット間の熱的影響が阻止され、動作
の安定性が向上する。また、モータ制御装置における発
熱量の多いユニットは電気的にノイズの発生が多く、逆
に発熱量の少ないユニットは小信号系の回路で構成さる
ために耐ノイズ性に劣るが、本発明によりノイズ的にも
両者を遮断することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータを駆動制
御する多軸モータ制御装置に係り、特に複数台のサーボ
モータを駆動する場合の構成要素の配置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボット、工作機械または自動化
装置等を制御する数値制御装置や位置決め装置等では、
各回転軸の位置決めを行うものとして交流サーボモータ
が利用されている。サーボモータはサーボ制御システム
が導入されたモータ制御装置によって制御される。
【0003】図16に、従来の多軸モータ制御装置の外
観構成を示す。この多軸モータ制御装置は6台のサーボ
モータを駆動制御する構成になっており、各サーボモー
タごとに(各軸ごとに)1対1で対応した専用の制御ユ
ニットU1 〜U6 が設けられており、個々の制御ユニッ
トごとに主回路電源、インバータおよび制御回路が一体
に内蔵されていた。これを熱的な観点からすれば、発熱
量の多い要素と耐熱性に劣る要素とが同一ユニット内に
混在されていることを意味し、またノイズ的な面からす
ればノイズ発生源となる要素と耐ノイズ性に劣る要素が
同一ユニット内に混在されていることを意味する。
【0004】各制御ユニットU1 〜U6 は、各制御ユニ
ットU1 〜U6 に外部制御器202からの制御命令を伝
達するための上位制御ユニットUh とともに一列に集合
並置されている。各制御ユニットU1 〜U6 および上位
制御ユニットUh は個別にケーシング内に収納されてお
り、それぞれ前面(または背面)側に必要な電気配線を
行うための多数のコネクタ類が設けられている。
【0005】これらのコネクタは電源配線用、信号線
用、モータ駆動用に大別される。1軸当たりの制御ユニ
ットU1 には、例えば、シリアル通信用コネクタ20
4、制御信号用コネクタ205、エンコーダ用コネクタ
206、モータ動力線用コネクタ207、および電源用
コネクタ211が設けられている。このため、電源20
0から各制御ユニットU1 〜U6 の電源用コネクタ21
1に対して個別に電源配線が行われ、各サーボモータM
1 〜M6 には各モータ動力線用コネクタ207に対して
配線する必要があり、さらにエンコーダE1 〜E6 に対
しても同様に各エンコーダ用コネクタ206に配線を行
う必要がある。加えて、上位制御ユニットUh から各制
御U1 〜U6 に制御信号を伝送するために各制御信号用
コネクタ205に対して渡り配線が必要である。その
他、これ以外にも原則として各制御ユニットU1 〜U6
単位での個別の配線が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
多軸モータ制御装置は、個々の制御ユニットごとに主回
路電源、インバータおよび制御回路が一体に内蔵されて
いたため、発熱量の多い要素と耐熱性に劣る要素とが同
一ユニット内に混在され、またノイズ発生源となる要素
と耐ノイズ性に劣る要素が同一ユニット内に混在されて
いた。
【0007】しかし、かかる発熱あるいはノイズとその
影響の問題はモータ制御装置の動作上好ましくなく、装
置構成のコンパクト化の要請と共に解決が望まれてい
た。
【0008】本発明の目的は、多軸モータ制御装置にお
いて熱対策および耐ノイズ性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、電源から供給される交流
電力を一旦直流電力に変換する主回路電源手段と、変換
された前記直流電力を再び交流制御電力に変換し、変換
された前記交流制御電力を複数のサーボモータのそれぞ
れに個別に供給するモータ駆動手段と、モータ駆動手段
の動作を制御する小信号系回路からなる制御手段とを含
む多軸モータ制御装置において、前記主回路電源手段、
モータ駆動手段および制御手段を各機能要素ごとに分割
してそれぞれ個別のケーシング内に収納することにより
ユニット化し、前記各ユニットを発熱量の多いユニット
群と発熱量の少ないユニット群に分離して配置して構成
される。
【0010】請求項2に記載の発明は、電源から供給さ
れる交流電力を一旦直流電力に変換する主回路電源手段
と、変換された前記直流電力を再び交流制御電力に変換
し、変換された前記交流制御電力を複数のサーボモータ
のそれぞれに個別に供給するモータ駆動手段と、モータ
駆動手段の動作を制御する小信号系回路からなる制御手
段とを含む多軸モータ制御装置において、前記主回路電
源手段、モータ駆動手段および制御手段を各機能要素ご
とに分割してそれぞれ個別のケーシング内に収納するこ
とによりユニット化し、前記各ユニットを、前記電源に
電気的に接続されている電源回路を有するユニット群
と、前記電源に電気的に絶縁されている電源回路を有す
るユニット群とに分離配置して構成される。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、主回路電源手
段、モータ駆動手段および制御手段を各機能要素ごとに
分割してそれぞれ個別のケーシング内に収納することに
よりユニット化し、前記各ユニットを発熱量の多いユニ
ット群と発熱量の少ないユニット群に分離して配置され
ているのでユニット間の熱的影響が阻止され、動作の安
定性が向上する。また、モータ制御装置における発熱量
の多いユニットは電気的にノイズの発生が多く、逆に発
熱量の少ないユニットは小信号系の回路で構成さるため
に耐ノイズ性にの劣るが、本発明によりノイズ的にも両
者を遮断することが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、主回路電
源手段、モータ駆動手段および制御手段を各機能要素ご
とに分割してそれぞれ個別のケーシング内に収納するこ
とによりユニット化し、前記各ユニットを、前記電源に
電気的に接続されている電源回路を有するユニット群
と、前記電源に電気的に絶縁されている電源回路を有す
るユニット群とに分離配置したので、ユニット間のノイ
ズの影響が阻止され、動作の安定性が向上し信頼性を向
上しうる。また。駆動回路一般に、電源に電気的に接続
される大電力系回路のユニットは発熱量が多く、逆に電
源に電気的に絶縁(ただし、磁気的に結合)されたユニ
ットは小信号系の回路で構成さるために発熱量が少なく
耐熱性に欠けるが、本発明により熱的にも両者を遮断す
ることが可能となる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。 (I) 各機能要素ユニットの配置および組立構造 図1に、本発明に係る多軸モータ制御装置の各機能要素
ユニットの組立構造の例を示す。図1に示すように、ガ
ラスエポキシ樹脂等からなるバックプレーン1が鉛直方
向に設けられ、バックプレーン1の表面側には複数の機
能要素ユニットが上下2列に分離されて配列固定されて
いる。上側の列は主回路電源ユニット2、追加コンデン
サユニット3、4、および小信号電源ユニット5が集合
した状態で配列され、下側の列は2軸インバータユニッ
ト6、7、8、下位制御ユニット9、および上位制御ユ
ニット10が集合した状態で配列されている。
【0014】また、バックプレーン1の裏面側(必要に
応じて表面側)には、予めプリント配線層が形成されて
おり、このプリント配線回路は当該多軸モータ制御装置
の構築に必要な回路パターンで形成されている。
【0015】これらの機能ユニット群6〜10に隣接し
て、バックプレーン1の表面には電源用コネクタ12が
設けられており、この電源用コネクタ12には商用電源
11からの電源供給ケーブルが接続される。また、1の
表面における下側の機能要素ユニット群6〜10の下方
には動力線用コネクタ13、14、15が設けられてい
る。これらの動力線用コネクタ13、14、15には、
各サーボモータM1 〜M6 に対するモータ用配線16〜
21が接続される。下位制御ユニット9の下面にはエン
コーダ用コネクタ23およびシリアル通信コネクタ24
が設けられている。このエンコーダ用コネクタ23には
6軸分のエンコーダ信号線22の一端が接続され、シリ
アル通信コネクタ24にはパーソナルコンピュータある
いは制御パラメータ設定ユニット等の外部設定器26が
通信線25を介して接続される。エンコーダ用コネクタ
23、シリアル通信コネクタ24をバックプレーン1に
ではなく下位制御ユニット9の下面側に設けることによ
り、接続コネクタ37、41配線数の削減が促進され
る。同様に、上位制御ユニット10の下面にはシリアル
通信コネクタ27が設けられ、このシリアル通信コネク
タ27にはパーソナルコンピュータあるいはティーチン
グペンダント等の外部設定器29が通信線28を介して
接続される。
【0016】図2に、上記各機能要素ユニットの組立構
造の詳細例を示す。図2に示すように、バックプレーン
1の表面側にはバックプレーン1に表面に上側の列の各
機能ユニット2〜5の奥行き寸法に対応する間隔を置
き、かつ互いに各機能ユニット2〜5の縦寸法に対応す
る間隔を置いて2本一対の上側支持フレーム43、44
が配されている。同様に、下側の列の各機能ユニット6
〜10の奥行き寸法に対応する間隔を置き、かつ互いに
各機能ユニット6〜10の縦寸法に対応する間隔を置い
て2本一対の下側支持フレーム45、46が配されてい
る。上側支持フレーム43と44間に、主回路電源ユニ
ット2、追加コンデンサユニット3、4、および小信号
電源ユニット5がメンテナンスを考慮して着脱可能に取
付けられ、下側支持フレーム45と46との間には2軸
インバータユニット6、7、8、下位制御ユニット9お
よび上位制御ユニット10が着脱取付けられている。
【0017】主回路電源ユニット2の表面側には回生抵
抗器47が設けられている。この回生抵抗器47はサー
ボモータに対する減速指令時にサーボモータに発生する
回生電力を消費吸収するためのものである。回生抵抗器
47をバックプレーン1とは逆の主回路電源ユニット2
の表面側(ユニット挿入取付方向手前)に配置したの
は、回生抵抗47は動作時においては熱源であり、その
発熱による内部回路に対する熱的影響を排除するためで
ある。
【0018】また、2軸制御ユニット6、7、8の前面
側(ユニット挿入取付方向手前)には、各ユニット6、
7、8のケーシングの外方に突出して、冷却フィン4
8、49、50が設けられている。この冷却フィン4
8、49、50は、2軸制御ユニット6、7、8内のイ
ンバータ52、56に使用されているパワートランジス
タ等のパワーデバイスから発生する熱の放熱を行う。各
冷却フィン48、49、50の凸条片(ブレード)の延
在方向は、熱の放熱効率の面から鉛直方向が望ましい。
【0019】このように、2軸制御ユニット6、7、8
の全面側(ユニット挿入方向手前)に、冷却フィン4
8、49、50を配置することができるのは、本発明の
如く各機能要素ユニット2〜5および6〜8を機能ごと
に2段で集合的にレイアウトしたことによるものであ
る。冷却フィン48〜50は、各ユニット6〜8のケー
シングの外部に突出して設けられているので、熱がケー
シングの内部にこもることがなく、内部回路に対する熱
的影響を抑制し、温度ドリフト等の回路動作の不安定化
要因を排除することができ、その結果、制御動作の信頼
性の向上に資することができる。
【0020】図3に、コネクタ類のバックプレーンへの
取付状態を示す。図3に示すように、バックプレーン1
の表面側には各ユニット2〜10の取付け位置に対応
し、かつ、各ユニット2〜10の背面側に設けられたユ
ニット側コネクタ(図示せず)に例えば雄雌関係で係合
可能なコネクタ30〜42が設けられている。
【0021】各ユニット2〜10のバックプレーン1へ
の配置固定に際しては、各ユニット2〜10を全面側か
ら1に向かって挿入し、上側支持フレーム43、44、
下側支持フレーム45、46にネジ止めすることによ
り、ユニット側コネクタと基板側コネクタ30〜42と
が係合し、バックプレーン1には予めプリント配線層が
形成されているため、当該多軸モータ制御装置の回路の
大部分が配線されることになる。
【0022】(II)その他の配置例 各機能要素ユニットの配置は上述の例に限らず、本発明
の範囲を逸脱することなく、種々の変形が可能である。
例えば、図4に示すように、各機能ユニット2〜10を
水平方向一直線上に配列することにより、高発熱性で対
ノイズ性の低いユニット群2〜8が左側に位置し、低発
熱で耐ノイズ性の低いユニット群9、10が右側に位置
し、相互に熱的ノイズ的に分離することができる。
【0023】図5にその他の変形例を模式的に列挙す
る。これらの配置によっても上述の配置例と同等の効果
が得られるので、配置スペースとの関係を考慮して適宜
選択すれば良い。
【0024】(III) 各機能要素ユニットの回路構成およ
び接続関係 図6に、各機能要素ユニットの回路構成および接続関係
を示す。なお、図6に示す各機能要素ユニット2〜10
のバックプレーン1上の配置は図1に対応したものでは
なく、電気的な接続関係を示したものである。
【0025】図6に示すように、各機能要素ユニット2
〜10は基板側コネクタ30〜42を介して電気的に接
続されている。その接続配線はバックプレーン1上に予
めプリントされたプリント配線層によって形成されてい
る。
【0026】次に各機能要素ユニットの詳細を述べる。
この多軸モータ制御装置は、大別して、大電力系統の回
路と小信号系統の回路とに分けられる。まず、大電力系
統の回路に着目して、商用電源11から供給される三相
交流電力(例えば、AC200V)は電源用コネクタ1
2を介して主回路電源ユニット2に入力される。
【0027】主回路電源ユニット2は、三相交流電力を
直流電力に変換するコンバータ2Aと、整流出力のリッ
プル成分を平滑化するコンデンサCとを含む。コンバー
タ2Aは、例えばダイオードからなる3相ブリッジ整流
回路、回生電力吸収用の回生抵抗器、および回生抵抗器
のオンオフ回路(図示せず。)で構成される。得られた
直流電力(例えば、DC280V)は、追加コンデンサ
ユニット3および4を経てインバータ大電流用コネクタ
38、39、40を介して2軸インバータユニット6、
7、8にそれぞれ供給される。
【0028】追加コンデンサユニット3および4は、当
該多軸モータ制御装置に必要とされる駆動能力の仕様変
更に伴って平滑コンデンサの容量不足が生じた場合に迅
速に対応して容量を補填できるようにしたものである。
【0029】2軸インバータユニット6、7、8に供給
された直流電力は、各ユニット内に設けられたインバー
タ52に与えられサーボモータM1 〜M6 の駆動電力に
供される。インバータ52の構成については後述する。
【0030】小信号電源ユニット5は、各インバータ5
2を構成するパワートランジスタのベース駆動回路、お
よび後述する小信号系のユニットに対する5V電源を含
み、具体的にはスイッチング・レギュレータ等の定電圧
電源を利用して構成される。
【0031】次に、小信号系の回路に注目して、外部設
定器29(図1参照)からの外部制御信号はシリアル通
信コネクタ27を介して上位制御ユニット10に入力さ
れる。
【0032】上位制御ユニット10は、入力された外部
制御信号を下位制御ユニット9に伝達するためのもの
で、下位制御ユニット9の上位に属する制御ユニットで
ある。
【0033】(IV)6軸制御ユニット 下位制御ユニット9は、上位制御ユニット10からの外
部制御信号、通信線28(図1参照)からシリアル通信
コネクタ24を介して入力される制御パラメータ設定信
号、エンコーダ用コネクタ23を介してフィードバック
入力されるエンコーダE1 〜E6 からのエンコーダ信号
e1 〜e6 、PWM信号a1 〜a6 、電流シリアルある
信号b1 〜b3 あるいはその他の内部補正信号等および
内蔵するマイコン57に格納された制御プログラムに基
づいて2軸インバータユニット6、7、8の統括的なフ
ィードバック制御を行う。したがって、各サーボモータ
M1 〜M6 は全て下位制御ユニット9によって集中的に
制御されることになる。
【0034】図7に、下位制御ユニット9の機能ブロッ
クを含む詳細な構成例を示す。下位制御ユニット9は、
各サーボモータM1 〜M6 の6軸のそれぞれに対応して
6つの制御ループで構成されている。説明を簡単にする
ため、1軸分について以下説明する。
【0035】1つの制御ループは位置制御部60、速度
制御部61、電流制御部62、PWM信号発生部63を
有し、SP(シリアル・パラレル)変換部64は2つの
制御ループで兼用される。上位制御ユニット10から6
軸分の1軸位置目標値Pref、1軸速度目標値Sref 、
1軸電流目標値Iref が制御上位I/Fコネクタ41、
上位ボードインタフェース73を介して位置制御部6
0、速度制御部61、電流制御部62にそれぞれ入力さ
れる。一方、エンコーダe1 〜e6 もエンコーダ用コネ
クタ23を介して位置制御部60、速度制御部61、電
流制御部62にそれぞれ入力される。また、電流制御部
62にはにはSP変換部64を介して電流検出値Idet
が入力される。
【0036】位置制御部60は、位置目標値Pref とエ
ンコーダ信号e1 から変換された位置検出値Pdet とを
比較してその差分値をsとして出力し、速度制御部61
に送る。速度制御部61は、速度指令Sとエンコーダ信
号e1 から得られた速度検出値Sdet とを比較して得ら
れた差分値および速度目標値Sref に基づいて電流指令
iを生成し、電流制御部62に送る。電流制御部62
は、Iref と電流指令iとを加算して得られた電流振幅
指令値をエンコーダ信号e1 から得られた磁極位置によ
り2相電流指令値に変換し、電流検出値Idet および補
正部71からのゲイン補正データcg 、オフセット補正
データco に基づいて3相電圧指令vを生成し、PWM
信号発生部63に送る。PWM信号発生部63は、入力
された3相電圧指令vに基づいてPWM(パルス幅変
調)信号a1 を生成し、制御インバータI/Fコネクタ
37を通じてサーボモータM1 に供給する。異常処理部
70、補正部71は後述する電流検出器54の検出誤差
補正手段であり、マイコン57からのマイコンシリアル
信号c1 〜c3 がSP変換器67、68、69によって
変換されたパラレルデータの基づいてゲイン補正データ
cg 、オフセット補正データco を生成する。
【0037】図8に、下位制御ユニット9のハードウエ
アの構成例を示す。図8に示すように、下位制御ユニッ
ト9は、当該下位制御ユニット9を統括的に制御するC
PU77に、RAM76、EEPROM(またはフラッ
シュメモリ)107、DP−RAM(デュアルポートR
AM)79、シリアル通信インタフェース72、PWM
信号発生部63、SP変換部64〜66、磁極位置デー
タ変換部74、位置検出カウンタ75がバス78を介し
て接続されて成る。
【0038】DP−RAM79は上位制御ユニット10
との間でのデータ送受のためのデータバッファとして機
能する。デュアルポートとしたのはデータ通信の高速性
を重視したからである。
【0039】図9に、下位制御ユニット9におけるマイ
コン57のCPU77の処理内容例を示す。図9に示す
ように、図7で実行される位置制御部60、速度制御部
61、電流制御部62は、全て高速性なCPU77のソ
フトウエア処理によって時分割で処理される。
【0040】(V) 2軸インバータユニット 再び図6を参照して、2軸インバータユニット6、7、
8を説明する。なお、説明を簡単にするため、2軸イン
バータユニット6についてのみ説明し、同様な構成の2
軸インバータユニット7、8については説明を省略す
る。
【0041】2軸インバータユニット6は、サーボモー
タM1およびM2の2軸分のインバータを含んでいる。
なお、2軸に限らず、一般にn(複数)軸であって良
い。一つのインバータユニットに複数のインバータを含
めた理由は、回路構成の簡素化ならびにコストの低減の
ためである。
【0042】図6において、下位制御ユニット9からの
PWM信号a1 はデッドタイム作成部51に入力され
る。デッドタイム作成部51は、インバータ52内の1
相アームに直列接続された一対のパワートランジスタの
同時ONによる貫通電流の発生を防止するため、一対の
パワートランジスタのターンオン・タイミングをシフト
する。デッドタイム作成部51からの出力はインバータ
52に入力される。
【0043】インバータ52は、直流電力をPWM波の
3相交流電力に変換する逆変換器であり、一般にパワー
トランジスタをブリッジに接続して構成される。インバ
ータ52から出力される3相交流電力は38、動力線用
コネクタ13を介し、モータ用配線16(図1)を通じ
てサーボモータM1 に供給される。同様に、下位制御ユ
ニット9からのPWM信号a2 は55に入力される。デ
ッドタイム作成部55からの出力はインバータ56に入
力される。インバータ56から出力される3相交流電力
はインバータ大電流用コネクタ38、動力線用コネクタ
13を介し、モータ用配線17(図1)を通じてサーボ
モータM2 に供給される。
【0044】ここで、2軸インバータユニット6内の駆
動電流検出フィードバックループについて説明する。ま
ず概要を述べると、インバータ52の3相出力の2相、
およびインバータ56の3相出力の2相からそれぞれ電
流検出器54に配線され、インバータ52と56の出力
駆動電流がモニターされる。電流検出器54はインバー
タ52と56とで共用され、マイコン57からの切換信
号によって電流検出ゲインが切換えられる。電流検出器
54の電流検出値はA/D変換器53によってディジタ
ル信号に変換され、下位制御ユニット9のSP変換部6
4に送られる。この電流検出器54、A/D変換器53
のループがインバータ52、56の駆動電流のフィード
バックループを構成する。
【0045】(VI)電流検出器 図10、2軸インバータユニット6におけるA/D変換
器53および電流検出器54の詳細回路例および下位制
御ユニット9との接続関係を示す。図10に示すよう
に、インバータ52の出力配線に電流検出用抵抗器RA
1 、RB1 が介挿され、電流検出用抵抗器RA1 の両端
電圧がインバータ52の1相分の駆動電流検出信号とし
て絶縁アンプ82に、電流検出用抵抗器RB1 の両端電
圧がインバータ52の2相分の駆動電流検出信号として
83にそれぞれ入力される。同様に、インバータ56の
出力配線に電流検出用抵抗器RA2 、RB2 が介挿さ
れ、電流検出用抵抗器RA2 の両端電圧がインバータ5
6の1相分の駆動電流検出信号として84に、電流検出
用抵抗器RB2 の両端電圧がインバータ56の2相分の
駆動電流検出信号として85にそれぞれ入力される。
【0046】絶縁アンプ82〜85は大電力系のインバ
ータ52、56の出力配線とフィードバックループの小
信号系とを電気的に絶縁するためのアンプであり、電気
/光/電気変換もしくは電気/磁気/電気変換により構
成される。絶縁アンプ82〜85の出力信号は可変ゲイ
ンアンプ86〜89に入力される。
【0047】可変ゲインアンプ86〜89はオペアンプ
で構成され、当該多軸モータ制御装置の制御対象である
サーボモータM1 〜M6 に定格の異なるもの(例えば、
5Aのモータ、10Aのモータ等)を使用する場合等、
仕様の変更が生じた場合に、同じ多軸モータ制御装置で
対応することができるよう考慮されたものである。すな
わち、従来では、対象となるサーボモータM1 〜M6 が
異なった定格のモータに交換された場合、多軸モータ制
御装置も新たなサーボモータM1 〜M6 の定格に合わせ
て交換しケーブル201、209、210の再配線が必
要であった。。しかし、本実施例のように、追加コンデ
ンサユニット3、4(図1、図6参照)を着脱可能と
し、可変ゲインアンプ86〜89を用いることで多軸モ
ータ制御装置の新たな設計製作をする必要がなくなる。
【0048】図11に、可変ゲインアンプ86の回路例
(87〜89も同様である)を示す。図11に示すよう
に、可変ゲインアンプ86は、オペアンプ101のフィ
ードバック抵抗(2R,R,R)を切換スイッチSW1
,SW2 により切換えてオペアンプ101のゲインす
なわち増幅度を変更する構成となっている。切換スイッ
チSW1 ,SW2 はアナログスイッチで実現可能であ
り、マイコン57からのゲイン切換信号fによって切換
えられる。この回路では、ゲインは2段階に切換え可能
であるが、一般にn(複数)段階の切換えとすることが
でき、かかる転用は本発明の技術的範囲に属する。切換
え動作は、ゲイン切換信号fの論理『1』の場合に切換
スイッチSW1 がONで、ゲイン切換信号fの論理
『0』の場合に切換スイッチSW2 がONとなる。
【0049】(VII) A/D変換器 再び図10を参照して、A/D変換器53は、4チャネ
ル入力・シリアル出力型のA/D変換器で構成され、、
電流検出器54と同様にインバータ52と56とで共用
される。図10に示すように、A/D変換器53は入力
切換部90およびA/D変換部91からなる。入力切換
部90は可変ゲインアンプ86〜89からの4チャネル
の電流検出値信号を選択的にA/D変換部91に伝達す
るためのセレクタであり、A/D変換制御部94から出
力されるDIによってSCLKに同期して4チャネルの
電流検出値信号の一つをA/D変換部91に通過させ
る。A/D変換部91はA/D変換制御部94からのス
トロー部信号−CONVによってクロック信号SCLK
に同期して電流検出値信号をディジタル信号に変換し、
変換されたシリアル電流検出値信号DO12を9のSP変
換部64に送出する。なお、シリアル電流検出値信号D
O12は、1軸と2軸の電流検出値を時分割で出力するも
ので同一タイミングで2軸の電流検出値を含むものでは
ない。
【0050】このように、2軸の電流検出値をA/D変
換する場合に、4チャネル入力・シリアル出力型のA/
D変換器53を用い、しかも2軸で共用することによ
り、図14に示すように、信号線の数を6軸分で6本に
削減することができ、かつそれに伴って信号ピンの数も
6本となり、信号線数の削減、並びにコネクタの小形
化、さらには2軸インバータユニット6自体の小形化も
可能となる。以上のA/D変換器の構成の違いによる信
号ピン数の新旧対照例を図13に示す。この点に関し、
従来では、例えば、各インバータにそれぞれ2チャネル
入力・2チャネル12ビットパラレル出力型のA/D変
換器が用いられ、この場合、下位制御ユニット9との間
に接続される信号線は、6軸分で合計で19本=12本
(A/D変換器出力)+1本(チャネル切換信号線)+
6本(6つのA/D変換器の選択信号線)が必要とさ
れ、かつ、信号線の数に対応するコネクタの信号ピンの
数も19本必要とされる。
【0051】(VII) 電流検出器におけるオフセット補正
およびゲイン補正 ところで、このように可変ゲインアンプ86〜89のゲ
イン切換えを行う場合、仕様するモータの定格電流に合
わせてゲインのキャリブレーション(較正)を行うこと
が制御精度を維持する上で重要である。また、オペアン
プ一般の誤差特性として、オフセットがあり、個々のオ
ペアンプによってもバラツキがある。因みに、従来では
オフセット補正はオペアンプに付属する可変抵抗により
手動調整していたが、作業効率が悪かった。
【0052】このようなことから、下位制御ユニット9
には、2軸インバータユニット6、7、8の各電流検出
器54でのゲイン切換えに伴うゲイン補正およびオフセ
ット補正を自動的かつディジタル的に行う補正手段が設
けられている。
【0053】図12に、可変ゲインアンプ86〜89の
オフセット補正およびゲイン補正の補正回路の原理を示
す。図12に示すように、このオフセット補正およびゲ
イン補正は、2軸インバータユニット6、7、8から送
られる6軸分のDO12、DO34、DO56のシリアルデー
タが64〜66によってパラレルデータ(12チャネル
分)に変換し、そのシリアル電流検出値信号DO12、D
O34、DO56から補正部71で生成されたオフセット補
正データco を引算器92において引き算することによ
りオフセット成分を除去し、さらにそのオフセット成分
が除去された正しい値に対して当該多軸モータ制御装置
に必要とされるゲインに対応するゲイン補正データcg
を掛算器93において掛合わせ、かくして得られた12
チャネル分のオフセット補正およびゲイン補正済みの電
流検出値データを電流制御部62にフィードバックさせ
ようとするものである。
【0054】図13に、上記オフセット補正およびゲイ
ン補正を自動的に行なう補正回路のの詳細例を示す。ま
ず、オフセット調整を行う。そのためには、絶縁アンプ
82〜85、可変ゲインアンプ86〜89、入力切替部
90、およびA/D変換分91の合計したオフセット量
がどの位あるかを知らなければならない。この合計オフ
セット量の検出のため、インバータ52、56の出力線
にはダミー電流を流さず(ゼロ〔A〕)、このときのA
/D変換器53の出力データ(電流検出値)を64を介
して取り込み、SP−OUTとして引算器97に入力す
る。また、メモリ95からは目標値REF0 (ゼロ
〔A〕)のデータを目標値切換部96を介して引算器9
7に送る。このとき、電流検出用抵抗器RA1 の電圧降
下は生じておらず、本来A/D変換器53から出力され
る電流検出値はゼロ〔A〕のはずである。したがって、
このとき引算器97で算出された差分値は絶縁アンプ8
2、可変ゲインアンプ86、入力切替部90およびA/
D変換部91の合計オフセット成分に相当することがわ
かる。そこで、この差分値を可変ゲインアンプ86のオ
フセット補正データco として補正動作切換部98を介
して補正データメモリ99に保持しておくと同時に、6
7によりシリアルデータに変換した後、マイコン57を
経由してEEPROM59に書込む。
【0055】次いで、5〔A〕動作モードのゲイン補正
データcg の算出およびEEPROM59への書込みを
行う。まず、インバータ52の出力線に、定電流源10
4、プローブ切替器105およびプローブ106によ
り、5〔A〕のダミー電流を流し、このときの電流検出
用抵抗器RA1 の端子電圧(すなわち、電流検出値)を
検出し、そのデータを引算器97に与える。一方、メモ
リ95から目標値REF5 (5〔A〕)を引算器97に
与え、さらに、補正データメモリ99からオフセット補
正データco を読み出して引算器97に与える。この状
態で引算器97において引き算を行うことにより、オフ
セット成分の含まれない、5〔A〕動作モードでのゲイ
ン補正データcg が求められる。このゲイン補正データ
cg は補正データメモリ99に格納されると共に、67
を介してマイコン57に送られ、EEPROM59に書
込まれる。
【0056】次いで、10〔A〕動作モードのゲイン補
正データcg の算出およびEEPROM59への書込み
を行う。5〔A〕動作モードの場合と同様に、まず、イ
ンバータ52、56の出力線に定電流源104、プロー
ブ切替器105およびプローブ106により、10
〔A〕のダミー電流を流し、このときの電流検出用抵抗
器RA1 の端子電圧(すなわち、電流検出値)を検出
し、そのデータを引算器97に与える。一方、メモリ9
5から目標値REF10(10〔A〕)を引算器97に与
え、さらに、補正データメモリ99からオフセット補正
データco を読み出して引算器97に与える。この状態
で引算器97において引き算を行うことにより、オフセ
ット成分の含まれない、10〔A〕動作モードでのゲイ
ン補正データcg が求められる。このゲイン補正データ
cg は補正データメモリ99に格納されると共に、67
を介してマイコン57に送られ、EEPROM59に書
込まれる。
【0057】以下同様に、上述の操作を他のチャネル
(RB2 、RA1 、RB2 の系)について行うことによ
り、それぞれのオフセット補正データco およびゲイン
補正データcg が求められ、EEPROM59に自動的
に書込まれる。なお、以上の一連の動作はEEPROM
書込み制御部100のタイミング制御により実行され
る。EEPROM書込み制御部100は外部からの開始
信号によって動作を行う。このようにして書込まれたオ
フセット補正データco およびゲイン補正データcg
は、当該多軸モータ制御装置の制御動作時にWWPRO
M59からマイコン57を経由して株制御ユニット9の
電流制御部62に供される。
【0058】以上のようにオフセット補正データco お
よびゲイン補正データcg を自動生成することができる
ので調整効率が向上し、さらにディジタル的に行われる
ので精度を向上させることができる。
【0059】
【発明の効果】以上の通り、請求項1に記載の発明によ
れば、配線の引回しが簡略化され、コネクタ類が整理さ
れるのでコネクタの個数が削減され、また、コネクタを
介して各機能要素ユニット間での接続が可能となるた
め、配線が整理され配線本数の削減、配線の簡素化、さ
らには誤配線等の防止、配線への外乱ノイズの侵入を防
止できるので制御動作の信頼性を向上することができ
る。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、配線の引
回しが簡略化され、コネクタ類が整理されてコネクタの
個数が削減され、また、コネクタ同士での接続が可能と
なるため配線が整理され配線本数の削減、配線の簡素化
が可能となり、さらには誤配線等の防止、配線への外乱
ノイズの侵入を防止できるので制御動作の信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例における各ユニットの組
立構造の概要を示す外観斜視図である。
【図2】図2は本発明の実施例における各ユニットの組
立構造の詳細を示す外観斜視図である。
【図3】図3は本発明の実施例におけるコネクタ類のバ
ックプレーンへの取付状態を示す外観斜視図である。
【図4】図4は各機能要素ユニットの配置例を示す外観
斜視図である。
【図5】図5(a)〜(f)は各機能要素ユニットの配
置の他の例を示す模式図である。
【図6】図6は本発明の実施例における各ユニットの構
成および接続関係を示すブロック図である。
【図7】図7は6軸制御ユニットの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図8は6軸制御ユニットのハードウエアの構成
例を示すブロック図である。
【図9】図9は6軸制御ユニットのCPUの処理内容例
を示すブロック図である。
【図10】図10は2軸インバータユニットにおける電
流検出器周辺の回路を示すブロック図である。
【図11】図11は2軸インバータユニットにおける可
変ゲインアンプの例を示す回路図である。
【図12】図12は電流検出器のオフセット補正および
ゲイン補正の補正回路の原理構成を示すブロック図であ
る。
【図13】図13は電流検出器のオフセット補正および
ゲイン補正の自動補正回路の詳細例を示すブロック図で
ある。
【図14】図14は2軸インバータユニットと6軸制御
ユニットとの配線関係を示すブロック図である。
【図15】図15は2軸インバータユニットと6軸制御
ユニットとコネクタ信号ピン数の新旧比較例を示す説明
図である。
【図16】図16は従来の多軸モータ制御装置の構成例
を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 バックプレーン 2 主回路電源ユニット 3、4 追加コンデンサユニット 5 小信号電源ユニット 6、7、8 インバータユニット(2軸) 9 下位制御ユニット(6軸) 10 上位制御ユニット 11 商用電源 12 電源用コネクタ 13〜15 動力線用コネクタ 16〜22 モータ用配線 22 エンコーダ信号線 23 エンコーダ用コネクタ 24 シリアル通信用コネクタ 25 通信線 26 外部設定器 27 シリアル通信用コネクタ 28 通信線 29 外部設定器 30 主回路電源用コネクタ 31 追加コンデンサ用コネクタ 32 追加コンデンサ用コネクタ 33 小信号電源用コネクタ 34〜36 インバータ小信号用コネクタ 37 制御インバータI/Fコネクタ 38〜40 インバータ大電流用コネクタ 41 制御上位I/Fコネクタ 42 上位コネクタ 43、44 支持フレーム 45、46 支持フレーム 47 回生抵抗器 48〜50 冷却フィン 51 デッドタイム作成部 52 インバータ 53 A/D変換器 54 電流検出器 55 デッドタイム作成部 56 インバータ 57 マイコン 58 異常検出部 59 EEPROM 60 位置制御部 61 速度制御部 62 電流制御部 63 PWM信号発生部 64〜69 SP変換部 70 異常処理部 71 補正部 72 シリアル通信インタフェース 73 上位ボードインタフェース 74 磁極位置データ変換部 75 位置検出カウンタ 76 RAM 77 CPU 78 バス 79 DP−RAM 82〜85 絶縁アンプ 86〜89 可変ゲインアンプ 90 入力切換部 91 A/D変換部 92 引算器 93 掛算器 94 A/D変換制御部 95 メモリ 96 目標値切換部 97 引算器 98 補正動作切換部 99 補正データメモリ 100 EEPROM書込制御部 101 オペアンプ 102 インバータゲート M1 〜M6 サーボモータ E1 〜E6 エンコーダ RA1 、RA2 、RB1 、RB2 電流検出用抵抗器 a1 〜a6 PWM信号 b1 〜b6 電流シリアル信号 c1 〜c6 マイコンシリアル信号 c0 オフセット補正データ cg ゲイン補正データ e1 〜e6 エンコーダ信号 f,f1 f2 ゲイン切換信号 CH−SEL チャネル切換信号 OG−SEL 補正データ切換信号 REF 目標値 REF0 0アンペア時目標値 REF5 5アンペア時目標値 REF10 10アンペア時目標値 SP−OUT SP変換部出力信号 OFFSET オフセットデータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から供給される交流電力を一旦直流
    電力に変換する主回路電源手段と、変換された前記直流
    電力を再び交流制御電力に変換し、変換された前記交流
    制御電力を複数のサーボモータのそれぞれに個別に供給
    するモータ駆動手段と、モータ駆動手段の動作を制御す
    る小信号系回路からなる制御手段とを含む多軸モータ制
    御装置において、 前記主回路電源手段、モータ駆動手段および制御手段を
    各機能要素ごとに分割してそれぞれ個別のケーシング内
    に収納することによりユニット化し、 前記各ユニットを発熱量の多いユニット群と発熱量の少
    ないユニット群に分離して配置したことを特徴とする多
    軸モータ制御装置。
  2. 【請求項2】 電源から供給される交流電力を一旦直流
    電力に変換する主回路電源手段と、変換された前記直流
    電力を再び交流制御電力に変換し、変換された前記交流
    制御電力を複数のサーボモータのそれぞれに個別に供給
    するモータ駆動手段と、モータ駆動手段の動作を制御す
    る小信号系回路からなる制御手段とを含む多軸モータ制
    御装置において、 前記主回路電源手段、モータ駆動手段および制御手段を
    各機能要素ごとに分割してそれぞれ個別のケーシング内
    に収納することによりユニット化し、 前記各ユニットを、前記電源に電気的に接続されている
    電源回路を有するユニット群と、前記電源に電気的に絶
    縁されている電源回路を有するユニット群とに分離して
    配置したことを特徴とする多軸モータ制御装置。
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