JP2019053439A - 制御システム、副制御装置及び制御方法 - Google Patents

制御システム、副制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数機械の何れかとの間の断線などにより、他方に対して副制御装置の制御などができなくなることを防ぐ。【解決手段】軸が移動する動作を行う第1工作機械30及びロボット40を夫々制御する第1制御装置31及びロボット制御装置を備える制御システム100において、第1工作機械30及びロボット40を制御する副制御装置10と、副制御装置10と、第1制御装置31及びロボット制御装置とを接続する中継装置20とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、軸が移動する動作を行う機械に係る第1制御装置及び第2制御装置を備える制御システムと、前記制御システムにて前記機械を制御する副制御装置と、該副制御装置を用いる制御方法に関する。
近年、加工に用いる工作機械、ロボットを制御装置によって制御する加工システムが広く普及している。
例えば、特許文献1のロボット制御装置は、前記ロボット制御装置の操作を行うための教示操作盤を備え、ネットワークケーブルによって2つの工作機械制御装置と接続している。教示操作盤は表示器を有し、前記2つの工作機械制御装置からネットワークケーブルを介して取得した工作機械に関する情報を教示操作盤の表示器に表示する。
特開2010−277425号公報
しかしながら、上述した特許文献1のロボット制御装置においては、複数の工作機械同士が直列に接続しているうえに、複数の工作機械の全体と教示操作盤が一本のネットワークケーブルにて直列に接続する。従って、斯かるネットワークケーブルに断線等のトラブルが生じた場合、複数の工作機械のすべてに対して教示操作盤は情報表示、制御ができなくなるという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、副制御装置と、複数の制御装置のうち何れかの制御装置との間に生じた断線等の影響が、他の制御装置に及ぼすことを防止できる、制御システム、副制御装置及び制御方法を提供することにある。
本発明に係る制御システムは、軸が移動する動作を行う第1機械及び第2機械を夫々制御する第1制御装置及び第2制御装置を備える制御システムにおいて、前記第1機械及び第2機械を制御する副制御装置と、前記副制御装置と、前記第1制御装置及び前記第2制御装置とを接続する中継装置とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記副制御装置と、前記第1制御装置及び前記第2制御装置との間に前記中継装置が介在する。前記副制御装置は、前記中継装置にて前記第1制御装置及び前記第2制御装置と夫々並列接続する。従って、前記第1制御装置及び前記第2制御装置の何れかとの間の断線などにより、他方に対して前記副制御装置の制御などができなくなることを防ぐ。
本発明に係る制御システムは、前記副制御装置は、前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する表示部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記表示部は、前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する。前記第1制御装置及び前記第2制御装置の何れかとの間の断線などがあった場合でも、前記副制御装置は他方からデータを受信して表示できる。
本発明に係る制御システムは、前記中継装置に接続してあり、前記第1制御装置又は前記第2制御装置とのデータ送受信を行うデータ処理装置を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記データ処理装置は、前記中継装置を介して、前記第1制御装置及び前記第2制御装置を制御できる。
本発明に係る制御システムは、前記副制御装置は、軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する動作指示部と、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を、前記動作指示の送信の際、前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する破棄指示部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記動作指示の送信の例えば直前、前記破棄指示部が前記第1制御装置又は前記第2制御装置に前記破棄指示を送信する。従って、他装置からのデータが前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御システムは、前記第1制御装置及び前記第2制御装置は、軸移動の動作指示を前記副制御装置から受信した場合、前記データ処理装置に、データ送信を制限する制限指示を送信する制限指示部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記副制御装置から軸移動の動作指示を受信した場合、前記制限指示部は前記制限指示を前記データ処理装置に送信する。前記データ処理装置は前記制限指示に応じてデータ送信を制限する。従って、前記データ処理装置からのデータ送信が前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御システムは、前記制限指示部はデータ送信の中断を指示する前記制限指示を前記データ処理装置に送信することを特徴とする。
本発明にあっては、前記データ処理装置は前記制限指示に応じてデータ送信を一時的に中断する。従って、前記データ処理装置からのデータ送信が前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御システムは、前記制限指示部は送信するデータ量の低減を指示する前記制限指示を前記データ処理装置に送信することを特徴とする。
本発明にあっては、前記データ処理装置は前記制限指示に応じて送信するデータ量を減らす。従って、前記データ処理装置からのデータ送信が前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御システムは、前記データ処理装置は、前記制限指示を受信した場合、送信すべきデータを分割して所定間隔にて送信する分割部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記データ処理装置が前記制限指示を受信した場合、前記分割部は送信すべきデータを分割して所定間隔にて送信する。従って、前記データ処理装置からのデータ送信が前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御システムは、前記第2機械はアームロボットであり、前記副制御装置は前記アームロボットの動作に係る位置決めを行い、前記動作指示は前記位置決めにおける停止指示を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、前記副制御装置から前記位置決めにおける停止指示を受信した場合、前記制限指示部は前記制限指示を前記データ処理装置に送信する。前記データ処理装置は前記制限指示に応じてデータ送信を制限する。従って、前記アームロボットは前記停止指示を優先的に受信して実行できる。
本発明に係る制御システムは、前記第1機械は工作機械であり、前記副制御装置は前記工作機械での加工作業に係る指示を行い、前記動作指示は前記加工作業における中止指示を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、前記副制御装置から前記加工作業における中止指示を受信した場合、前記制限指示部は前記制限指示を前記データ処理装置に送信する。前記データ処理装置は前記制限指示に応じてデータ送信を制限する。従って、前記工作機械は前記中止指示を優先的に受信して実行できる。
本発明に係る副制御装置は、軸が移動する動作を行う第1機械の第1制御装置又は軸が移動する動作を行う第2機械の第2制御装置に接続して前記第1機械又は第2機械を制御する副制御装置において、中継装置を介して前記第1制御装置及び第2制御装置と接続する通信部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記副制御装置は、前記中継装置にて前記第1制御装置及び前記第2制御装置と夫々並列接続する。従って、前記第1制御装置及び前記第2制御装置の何れかとの間の断線などにより、他方に対する前記副制御装置の制御などができなくなることを防ぐ。
本発明に係る副制御装置は、前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する表示部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記表示部は、前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する。前記第1制御装置及び前記第2制御装置の何れかとの間の断線などがあった場合でも、前記副制御装置は他方からデータを受信して表示できる。
本発明に係る副制御装置は、軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する動作指示部と、前記動作指示の送信の際、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する破棄指示部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記動作指示の送信の例えば直前、前記破棄指示部が前記第1制御装置又は前記第2制御装置に前記破棄指示を送信する。従って、他装置からのデータが前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る副制御装置は、前記第1機械はアームロボットであり、前記アームロボットの動作に係る位置決めを行い、前記動作指示は前記位置決めにおける停止指示を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記位置決めにおける停止指示を送信する直前、前記破棄指示部が前記第1制御装置又は前記第2制御装置に前記破棄指示を送信する。従って、他装置からのデータが前記停止指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る副制御装置は、前記第2機械は工作機械であり、前記工作機械での加工作業に係る指示を行い、前記動作指示は前記加工作業における中止指示を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記加工作業における中止指示を送信する直前、前記破棄指示部が前記第1制御装置又は前記第2制御装置に前記破棄指示を送信する。従って、他装置からのデータが前記中止指示の送信の妨げにならない。
本発明に係る制御方法は、軸が移動する動作を行う第1機械の第1制御装置又は軸が移動する動作を行う第2機械の第2制御装置と中継装置を介して接続する副制御装置にて、前記第1機械又は第2機械を制御する制御方法において、軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信するステップと、前記動作指示の送信の際、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記動作指示を送信する直前、前記第1制御装置又は前記第2制御装置に前記破棄指示を送信する。従って、他装置からのデータが前記動作指示の送信の妨げにならない。
本発明によれば、副制御装置と、複数の制御装置のうち何れかの制御装置との間に生じた断線等によって、他の制御装置に対する副制御装置の制御等ができなくなることを防止できる。
本実施の形態に係る制御システムの要部構成を示す構成図である。 本実施の形態に係る、第1制御装置、第2制御装置、ロボット、副制御装置の要部構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムの要部構成を示す構成図である。 本実施の形態に係る、第1制御装置、第2制御装置、ロボット、副制御装置、データ処理装置の要部構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムにおける、副制御装置のTP制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムにおいて副制御装置の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係る制御システムにおける、第1制御装置のロボット制御装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムにおいてロボット制御装置及びデータ処理装置の間の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係る制御システムにおける、第1制御装置の第1制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムにおける、データ処理装置のPC制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る制御システムにおいて第1制御装置及びデータ処理装置の間の処理を説明するフローチャートである。
以下、本実施の形態に係る制御システム、副制御装置、制御方法を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態に係る制御システム100の要部構成を示す構成図である。
本実施の形態に係る制御システム100は、ロボット40と、第1工作機械30(第1機械)と、第1工作機械30を制御する第1制御装置31と、第2工作機械50と、第2工作機械50を制御する第2制御装置51と、中継装置20と、ロボット40(第2機械)、第1工作機械30、第2工作機械50を遠隔制御する副制御装置10とを備える。
ロボット40は、例えば、第1工作機械30と接続する。第1制御装置31、第2制御装置51は中継装置20のポートに夫々接続する。副制御装置10は中継装置20の他のポートに接続し、中継装置20を介して副制御装置10は第1制御装置31及び第2制御装置51と接続する。ロボット40は、例えば、複数の軸を有する多関節アームロボットであり、前記複数の軸が移動し、ワークの搬送等を行う。
第1工作機械30、第2工作機械50は、複数の軸、マガジン、ワークを載置するテーブル等を備える。第1工作機械30、第2工作機械50の正面側の壁に扉が設けてある。ロボット40は扉を通してワークを前記テーブル上に搬送する。前記複数の軸は適宜移動し、前記テーブル上のワークの加工を行う。第1工作機械30は後方に第1制御装置31を備える。第2工作機械50は後方に第2制御装置51を備える。第1制御装置31、第2制御装置51は前記加工に係る制御を行う。
本実施の形態においては、制御システム100が2つの工作機械(第1工作機械30、第2工作機械50)を備える場合を例に挙げて説明するが、これに限るものでなく、3つ以上の工作機械を備える構成であっても良い。また、ロボット40は、第1工作機械30などと接続しない独立した構成であっても良い。
中継装置20は、例えば、スイッチングハブ、ルータ等であり、第1制御装置31、第2制御装置51、後述するロボット制御装置35(第2制御装置)に接続する。詳しくは、中継装置20の一方側にて、第1制御装置31、ロボット制御装置35及び第2制御装置51が互いに接続する。また、中継装置20の他方側には副制御装置10が接続しており、中継装置20は、第1制御装置31、第2制御装置51及びロボット制御装置35と、副制御装置10とを接続する。
副制御装置10は、例えば、ティーチングペンダントである。副制御装置10は、中継装置20を介して第1工作機械30、第2工作機械50を制御する指示データを第1工作機械30、第2工作機械50に送信して第1制御装置31、第2制御装置51の制御を行う。これによって、副制御装置10は、第1工作機械30、第2工作機械50におけるワークの加工作業を遠隔操作することができる。ユーザは副制御装置10を適宜操作することによって、第1工作機械30、第2工作機械50におけるパラメータを設定・変更し、ワークの加工作業を開始させ、又は中止させる。
また、副制御装置10は、中継装置20を介してロボット制御装置35を制御し、ロボット40の動作を遠隔操作できる。
副制御装置10は、ロボット40が実行すべき作業に係る一連の動作を、ロボット40(ロボット制御装置35)に入力設定する。斯かる入力設定は、例えば、前記一連の動作に係る位置決めを含む。具体的には、前記位置決めは、前記一連の動作を所定の区分に分け、ユーザが副制御装置10を適宜操作してロボット40に各関節の回転、移動、停止等を教示し、ロボット40(ロボット制御装置35)が斯かる教示を記憶するものである。
図2は、本実施の形態に係る、第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット40、副制御装置10の要部構成を示すブロック図である。第1制御装置31と、第2制御装置51とは、同様の構成であるので、以下においては、第1制御装置31の構成についてのみ説明する。
第1制御装置31は、駆動機構32、第1制御部33、通信部34を備える。
駆動機構32は、前記複数の軸、前記マガジン等を駆動する為の各種モータ等を含み、前記複数の軸を適宜移動させてワークの加工を行い、前記マガジンを用いて工具を交換する。
第1制御部33は、前記各種モータ等を適宜制御して、前記ワークの加工、前記工具の交換などの制御を行う。
通信部34は、例えば、副制御装置10とLAN通信を行う。通信部34は、中継装置20を介して副制御装置10とデータの送受信を行う。
更に、第1制御装置31はロボット制御装置35を備える。ロボット制御装置35はロボット40を制御する。詳しくは、ロボット制御装置35は、ロボット40の動作を制御する指示データをロボット40に送信し、ロボット40は斯かる指示データに従って上述したようにワークの搬送等を行う。
また、ロボット制御装置35は、例えば、副制御装置10とLAN通信を行う。ロボット制御装置35は、中継装置20を介して副制御装置10とデータの送受信を行う。
ロボット40は、駆動機構41、通信部42を備える。
通信部42は、ロボット制御装置35とLAN通信を行う。通信部42は、ロボット制御装置35から前記指示データを受信する。
駆動機構41は、前記複数の軸(関節)等を駆動する為の各種モータ等を含む。通信部42はロボット制御装置35から指示データを受信する。受信した指示データに従って、駆動機構41は前記複数の軸を制御し、ワークの搬送を行う。
副制御装置10は、表示部11、受付部12、TP制御部13、通信部14を備える。
表示部11は、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなる。表示部11は、中継装置20を介して第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット制御装置35から受信した各種データ(例えば、運転状況、設定内容等)を表示する。
受付部12は、副制御装置10に設けてあるハンドル、操作パネル等を介してユーザから指示を受け付ける。詳しくは、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット40を遠隔操作する為に、ユーザは副制御装置10のハンドル、操作パネル等を操作して指示を行う。受付部12は、前記ハンドル、操作パネル等を介してユーザから指示を受け付ける。
通信部14は、有線通信のLAN等である。通信部14は、受付部12がユーザから受け付けた指示をコマンドデータ(指示データ)として、中継装置20を介して、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット制御装置35に送信する。また、通信部14は、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット制御装置35から各種データを受信する。通信部14が受信したデータを、表示部11が表示する。
本実施の形態に係る制御システム100は上述したように、第1工作機械30が第1制御装置31と共にロボット制御装置35を備える。中継装置20にて、第1制御装置31及びロボット制御装置35は互いに接続する。また、第1制御装置31、ロボット制御装置35が共に中継装置20を介して副制御装置10に接続する。即ち、第1制御装置31、ロボット制御装置35は中継装置20にて副制御装置10と並列に接続する。
制御システム100においては、中継装置20と、第1制御装置31又はロボット制御装置35との間に何らかの原因によって一方に断線等が発生した場合であっても、他方に係る情報を副制御装置10(表示部11)に表示し、副制御装置10の操作ができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る制御システム100は、実施の形態1と略同様であるが、データ処理装置を更に備える。
図3は、本実施の形態に係る制御システム100の要部構成を示す構成図である。
本実施の形態に係る制御システム100は、ロボット40と、第1工作機械30と、第1制御装置31と、第2工作機械50と、第2制御装置51と、中継装置20と、副制御装置10とを備えており、更にデータ処理装置60を備える。ロボット40、第1工作機械30、第1制御装置31、第2工作機械50、第2制御装置51、中継装置20、副制御装置10における要部構成については既に説明しており、詳しい説明を省略する。
データ処理装置60は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)であり、中継装置20に接続する。データ処理装置60は中継装置20を介して第1工作機械30、第2工作機械50に接続する。
図4は、本実施の形態に係る、第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット40、副制御装置10、データ処理装置60の要部構成を示すブロック図である。第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット40、副制御装置10については、既に説明したので、以下においては、データ処理装置60の構成についてのみ説明する。
データ処理装置60は、受付部61、PC制御部62、通信部63を備える。データ処理装置60は、第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット制御装置35へのパラメータの設定、第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット制御装置35から各種データ(例えば、運転状況、設定内容等)の受信等を行う。
受付部61は、例えば、キーボード、タッチパネル等(図示略)を介して、ユーザから入力を受け付ける。例えば、ユーザはデータ処理装置60のキーボードを適宜操作することによって、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット40に対するパラメータの入力を行う。受付部61はキーボードを介して前記入力を受け付ける。
PC制御部62は、ユーザからの入力の受け付け、中継装置20を介した第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット制御装置35とのデータの送受信、受信したデータの表示部(図示略)への表示等を制御する。
通信部63は、ユーザから受け付けた入力をコマンドデータとして、中継装置20を介して、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット制御装置35に送信する。また、通信部63は、第1制御装置31、第2制御装置51、ロボット制御装置35から各種データを受信する。表示部は各種データを表示する。
図5は、本実施の形態に係る制御システム100における、副制御装置10のTP制御部13の要部構成を示す機能ブロック図である。
TP制御部13は、CPU131、記憶部132、判定部133、動作指示部134、破棄指示部135を有する。
CPU131は、予め格納した制御プログラムを実行し、第1工作機械30及び第2工作機械50でのワークの加工作業の遠隔操作、ロボット40の動作の遠隔操作、ロボット40の前記位置決め等を行う。
記憶部132は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(登録商標)、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部132は、例えば、第1工作機械30及び第2工作機械50でのワークの加工作業の遠隔操作、ロボット40の動作の遠隔操作、ロボット40の前記位置決め等の為の制御プログラムを記憶する。
判定部133は、受付部12がユーザから指示を受け付けた場合、受け付けた指示が、第1工作機械30、第2工作機械50、ロボット40における軸の移動に係る指示であるか否かを判定する。
特に、判定部133は、受付部12で受け付けた指示が、第1工作機械30及び第2工作機械50でのワークの加工作業の遠隔操作、ロボット40の動作の遠隔操作、ロボット40の前記位置決めにおいて、軸の移動に係る動作を指示する動作指示であるか否かを判定する。斯かる動作指示は、少なくとも、第1工作機械30及び第2工作機械50でのワークの加工作業を中止する動作指示(以下、中止動作指示ともいう)、ロボット40の前記位置決めにおいて動きを停止する動作指示(以下、停止動作指示ともいう)を含む。
以下においては、前記動作指示が中止動作指示又は停止動作指示である場合を例に挙げて説明する。
判定部133が軸の移動に係る動作を指示する動作指示(中止動作指示又は停止動作指示)を受け付けたと判定した場合、動作指示部134は、通信部14を介して、受け付けた動作指示を表す動作指示データを第1工作機械30、第2工作機械50又はロボット制御装置35に送信する。
動作指示部134が動作指示データを送信する際、破棄指示部135は、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を表す破棄指示データを、通信部14を介して、動作指示データの送信先に送信する。好ましくは、破棄指示部135は、動作指示部134が動作指示データを送信する直前に、動作指示データの送信先に前記破棄指示データを送信する。
後述するように、破棄指示データを受信した第1工作機械30、第2工作機械50又はロボット制御装置35は、破棄指示データの受信の後、副制御装置10を除く他の装置(データ処理装置60)から受信するデータを全て破棄する。
図6は、本実施の形態に係る制御システム100において副制御装置10の処理を説明するフローチャートである。以下においては、説明の便宜上、副制御装置10が動作指示データを送信する場合を例として説明する。動作指示データは第1工作機械30でのワークの加工作業を中止する中止動作指示を表す。
先ず、受付部12はハンドル又は操作パネル等を介してユーザから指示を受け付ける(ステップS101)。この際、判定部133は、受付部12が受け付けた指示が動作指示であるか否かを判定する(ステップS102)。
判定部133が受け付けた指示を動作指示でないと判定した場合(ステップS102:NO)、処理はステップS107に進み、CPU131は受付部12が受け付けた指示を実行する(ステップS107)。
一方、上述した前提に示す如く、副制御装置10は第1工作機械30に前記中止動作指示を表す動作指示データを送信するので、判定部133は受け付けた指示を動作指示であると判定する(ステップS102:YES)。
次いで、破棄指示部135は、通信部14を介して、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を表す破棄指示データを第1工作機械30に送信する(ステップS103)。また、動作指示部134はステップS101にて受け付けた動作指示(中止動作指示)を表す動作指示データを、通信部14を介して、第1工作機械30に送信する(ステップS104)。
この際、第1工作機械30においては、前記破棄指示データの受信の後、副制御装置10を除く他の装置(例えば、データ処理装置60)から受信するデータを全て破棄又は遮断し、副制御装置10からの動作指示データのみを受信して、斯かる動作指示データに応じた処理を実行する。
CPU131は、動作指示の受け付けが終了したか否かを判定する(ステップS105)。例えば、所定の時間の間、ユーザによる副制御装置10のハンドル、操作パネルの操作がない場合、CPU131は動作指示の受け付けが終了したと判定する。
CPU131は、動作指示の受け付けが終了したと判定した場合(ステップS105:YES)、通信部14を介して、動作指示の受け付けが終了したことを表す終了指示データを第1工作機械30に送信する(ステップS106)。CPU131は、動作指示の受け付けが終了していないと判定した場合(ステップS105:NO)、動作指示の受け付けが終了したと判定するまで斯かる判定を繰り返す。
終了指示データの受信後、第1工作機械30は、副制御装置10を除く他の装置(例えば、データ処理装置60)からのデータも受信する。
本実施の形態に係る制御システム100においては、以上の構成を有することから、ワークの加工作業を緊急中止する中止動作指示のように速反応性を要する指示をユーザ(副制御装置10)が行う場合、指示相手(第1工作機械30)が他の装置(データ処理装置60)から受信するデータを破棄・遮断するので、中止動作指示が優先的に受信できる。従って、緊急又は速対応性を要する指示に迅速に対応することができる。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る制御システム100は、実施の形態2と同様の構成を有するので、重複する部分については詳しい説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係る制御システム100における、第1制御装置31のロボット制御装置35の要部構成を示す機能ブロック図である。
ロボット制御装置35は、CPU351、記憶部352、停止指示判定部353、制限指示部354を備える。
CPU351は、予め格納した制御プログラムを実行し、ロボット40の動作、ロボット40の前記位置決め等を行う。
記憶部352は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(登録商標)、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部352は、例えば、ロボット40の動作、ロボット40の前記位置決め等の為の制御プログラムを記憶する。
停止指示判定部353は、ロボット40の動作、ロボット40の前記位置決めに係る動作指示を表す動作指示データを、副制御装置10から受信したか否かを判定する。例えば、停止指示判定部353は、ロボット40の前記位置決めにおいて動きを停止する停止動作指示を表す停止動作指示データを受信したか否かを判定する。
詳しくは、副制御装置10がロボット制御装置35に送る停止動作指示データ(データフレーム)のプリアンブル又はヘッダに、送信データが停止動作指示データであることを表す情報を付する。停止指示判定部353は、副制御装置10からのデータフレームのプリアンブル、ヘッダを監視して、前記判定を行う。
制限指示部354は、停止指示判定部353が副制御装置10から前記停止動作指示データを受信したと判定した場合、自装置と接続する、副制御装置10を除く他の装置に、データ送信を一時的に中断する旨の制限指示を送信する。即ち、副制御装置10から前記停止動作指示データを受信した場合、制限指示部354は、前記制限指示を表す制限指示データを副制御装置10以外の他の装置(データ処理装置60)に送信する。
データ処理装置60は、前記制限指示データを受信した場合、ロボット制御装置35へのデータ送信を一次的に中断する。
図8は、本実施の形態に係る制御システム100においてロボット制御装置35及びデータ処理装置60の間の処理を説明するフローチャートである。
例えば、データ処理装置60(PC制御部62)がロボット制御装置35に、ファームウェアのバージョンアップに係るデータを送信し(ステップS301)、ロボット制御装置35が受信する。
この際、停止指示判定部353は受信したデータのプリアンブル、ヘッダを監視することによって、受信したデータが動作指示データであるか否かを判定する(ステップS201)。ロボット制御装置35が受信したデータはファームウェアのバージョンアップに係るデータであるので、停止指示判定部353は受信したデータを動作指示データでないと判定し(ステップS201:NO)、処理はステップS205に進む。
一方、副制御装置10から前記停止動作指示データを受信した場合、停止指示判定部353は受信したデータを動作指示データであると判定し(ステップS201:YES)、制限指示部354は、前記制限指示データをデータ処理装置60に送信する(ステップS202)。斯かる制限指示データは、データ送信を一時的に中断する旨の制限指示を表すデータである。
通信部63を介して、ロボット制御装置35から制限指示データを受信したPC制御部62は、斯かる制限指示データに従って、ファームウェアのバージョンアップに係るデータの送信を一時的に中断する(ステップS302)。
以降、ロボット制御装置35においては、CPU351が副制御装置10から終了指示データを受信したか否かを判定する(ステップS203)。終了指示データについては既に説明しており、詳しい説明を省略する。
CPU351は終了指示データを受信していないと判定した場合(ステップS203:NO)、終了指示データを受信したと判定するまで斯かる判定を繰り返す。また、副制御装置10が終了指示データをロボット制御装置35に送信した場合、CPU351は終了指示データを受信したと判定する(ステップS203:YES)。この際、ロボット制御装置35は、データ送信の一時的中断を解除する解除指示をデータ処理装置60に送信する。即ち、ロボット制御装置35は、前記解除指示を表す解除指示データをデータ処理装置60に送信する(ステップS204)。
ステップS204での解除指示データ送信後、又は、ステップS201にて受信したデータが動作指示データでない場合、斯かる指示データの受信が完了後、CPU351は受信した指示データに対応する処理を実行する(ステップS205)。
一方、PC制御部62においては、データ送信の中断後、後述するCPU621が、ロボット制御装置35から前記解除指示を受信したか否かを判定する(ステップS303)。即ち、CPU621が通信部63を監視して、前記解除指示を表す解除指示データを受信したか否かを判定する。
CPU621は前記解除指示を受信していないと判定した場合(ステップS303:NO)、解除指示を受信したと判定するまで斯かる判定を繰り返す。また、ロボット制御装置35が解除指示データをデータ処理装置60に送信した場合、CPU621は解除指示を受信したと判定する(ステップS303:YES)。この際、PC制御部62は、一時的に中断していた、ファームウェアのバージョンアップに係るデータ送信を再開する(ステップS304)。
本実施の形態に係る制御システム100においては、以上の構成を有することから、ロボット40の前記位置決めにおいて動きを停止する停止動作指示のように速反応性を要する指示をユーザ(副制御装置10)が行う場合、他の装置(データ処理装置60)がデータの送信を中断するので、ロボット制御装置35からの停止動作指示を優先的に受信できる。従って、緊急又は速対応性を要する指示に迅速に対応することができる。
以上においては、副制御装置10から前記停止動作指示データを受信した場合、ロボット制御装置35が前記制限指示データをデータ処理装置60に送信することについて説明したが、本実施の形態はこれに限るものでない。第1制御装置31、第2制御装置51が、副制御装置10から前記停止動作指示データを受信した場合、前記制限指示データをデータ処理装置60に送信する構成を有しても良い。
実施の形態1、2と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態4)
実施の形態4に係る制御システム100は、実施の形態2と同様の構成を有するので、重複する部分については詳しい説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る制御システム100における、第1制御装置31の第1制御部33の要部構成を示す機能ブロック図である。
第1制御部33は、CPU331、記憶部332、中止指示判定部333、制限指示部334を備える。
CPU331は、予め格納した制御プログラムを実行し、第1工作機械30でのワークの加工作業等において、前記各種ハードウェアの制御を行う。
記憶部332は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(登録商標)、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部332は、例えば、第1工作機械30でのワークの加工作業等の為の制御プログラムを記憶する。
中止指示判定部333は、第1工作機械30のワークの加工作業等に係る動作指示を表す動作指示データを、副制御装置10から受信したか否かを判定する。例えば、中止指示判定部333は、第1工作機械30でのワークの加工作業において作業を中止する中止動作指示を表す中止動作指示データを受信したか否かを判定する。
詳しくは、副制御装置10が第1制御装置31に送る中止動作指示データ(データフレーム)のプリアンブル又はヘッダに、送信データが中止動作指示データであることを表す情報を付する。中止指示判定部333は、副制御装置10からのデータフレームのプリアンブル、ヘッダを監視して、前記判定を行う。
制限指示部334は、中止指示判定部333が副制御装置10から前記中止動作指示データを受信したと判定した場合、自装置と接続する、副制御装置10を除く他の装置に、自装置を送信先とする送信データ量を低減する旨の制限指示を送信する。即ち、副制御装置10から前記中止動作指示データを受信した場合、制限指示部334は、前記制限指示を表す制限指示データをデータ処理装置60に送信する。
データ処理装置60は、斯かる制限指示データを受信した場合、第1制御装置31に送信するデータ量を低減して分割し、所定の間隔をおいて送信する。
図10は、本実施の形態に係る制御システム100における、データ処理装置60のPC制御部62の要部構成を示す機能ブロック図である。
PC制御部62は、CPU621、ROM622、RAM623、制限指示判定部624、分割部625を備える。
ROM622は各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等を予め格納しており、RAM623はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出すことが可能である。また、RAM623は、例えば、ROM622から読み出したプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、該実行の際適宜変化するパラメータ等を記憶する。
CPU621は、ROM622が予め格納した制御プログラムをRAM623上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を本実施の形態に係るPC制御部62として動作させる。
制限指示判定部624は、第1制御装置31、第2制御装置51又はロボット制御装置35から前記制限指示データを受信したか否かを判定する。斯かる判定は、制限指示判定部624が通信部63を監視することによって行う。
分割部625は、前記制限指示データを受信したと制限指示判定部624が判定した場合、以後、斯かる制限指示データの送信元に送信するデータを制限する。例えば、第1制御装置31から前記制限指示データを受信した場合、分割部625は、前記制限指示データを受信する前より、第1制御装置31に送信するデータ量を小さくして複数の部分に分割する。所定の閾値を設け、斯かる閾値以下に分割しても良い。以下、このように分割したデータを分割データと言う。更に、分割部625は前記分割データを所定の間隔おきに第1制御装置31に送信する。
図11は、本実施の形態に係る制御システム100において第1制御装置31及びデータ処理装置60の間の処理を説明するフローチャートである。
例えば、データ処理装置60(PC制御部62)が第1制御装置31に、設定のパラメータ変更に係るデータを送信し(ステップS501)、第1制御部33は通信部34を介して受信する。
この際、中止指示判定部333は受信したデータが動作指示データであるか否かを判定する(ステップS401)。中止指示判定部333が受信したデータを動作指示データでないと判定した場合(ステップS401:NO)、処理はステップS405に進む。
一方、副制御装置10から前記中止動作指示データを受信した場合、中止指示判定部333は受信したデータを動作指示データであると判定し(ステップS401:YES)、制限指示部334は、前記制限指示データをデータ処理装置60に送信する(ステップS402)。斯かる制限指示データは、送信すべきデータを分割し、データ量を低減させた分割データを所定の間隔にて送信する旨の制限指示を表す。
PC制御部62は、通信部63を介して、第1制御装置31から制限指示データを受信し、分割部625が、第1制御装置31に送信すべきデータを、斯かる制限指示データの受信前より小さい複数の部分に分割する(ステップS502)。そして、分割部625は斯かる分割データを所定の間隔をおいて第1制御装置31に送信する(ステップS503)。
以降、第1制御装置31においては、CPU331は通信部34を監視することによって、副制御装置10から終了指示データを受信したか否かを判定する(ステップS403)。
CPU331は終了指示データを受信していないと判定した場合(ステップS403:NO)、終了指示データを受信したと判定するまで斯かる判定を繰り返す。また、副制御装置10が終了指示データを第1制御装置31に送信した場合、CPU331は終了指示データを受信したと判定する(ステップS403:YES)。この際、CPU331は、所定の間隔にて分割データを送信することを解除する解除指示をデータ処理装置60に送信する。即ち、CPU331は、前記解除指示を表す解除指示データを、通信部34を介してデータ処理装置60に送信する(ステップS404)。
ステップS404での解除指示データ送信後、又は、ステップS401にて受信したデータが動作指示データでない場合、斯かる指示データの受信が完了後、CPU331は受信した指示データに対応する処理を実行する(ステップS405)。
一方、PC制御部62においては、所定の間隔にて分割データを送信し始めた後、第1制御装置31から前記解除指示を受信したか否かをCPU621が判定する(ステップS504)。
CPU621は前記解除指示を受信していないと判定した場合(ステップS504:NO)、解除指示を受信したと判定するまで斯かる判定を繰り返す。また、第1制御装置31が解除指示データをデータ処理装置60に送信した場合、CPU621は解除指示を受信したと判定する(ステップS504:YES)。この際、CPU621は、斯かる制限指示データの受信前と同様に正常のデータ送信を行う(ステップS505)。即ち、ステップS502にて制限指示データを受信する前と同じデータ量を、連続して第1制御装置31に送信する。
実施の形態4に係る制御システム100においては、以上の構成を有することから、ワークの加工作業を緊急中止する中止動作指示のように速反応性を要する指示をユーザ(副制御装置10)が行う場合、中継装置20における副制御装置10と第1工作機械30との通信帯域を広げて確保することが出来る。また、この際、PC制御部62は所定の間隔をおいて前記分割データを送信するので、斯かる間隔の間、副制御装置10が第1工作機械30に緊急又は速対応性を要する指示を行うこともできる。従って、緊急又は速対応性を要する指示に迅速に対応することができる。
以上においては、第1制御装置31(第1制御部33)を例に挙げて、PC制御部62との間における処理について説明したが、本実施の形態はこれに限るものでない。第2制御装置51(第2制御部53)においても同様であることは言うまでもない。また、ロボット制御装置35が、第1制御装置31(第1制御部33)と同様の構成を有するように構成しても良い。
実施の形態1〜3と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上においては、第1工作機械30に、第1制御装置31及びロボット制御装置35が共に設けてある場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態はこれに限る物でない。第1工作機械30に、第1制御装置31及び第2制御装置51を共に設けても良い。
なお、上述した判定部133、動作指示部134、破棄指示部135、停止指示判定部353、制限指示部354、中止指示判定部333、制限指示部334、制限指示判定部624、分割部625は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU131,351,331,621が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築してもよい。
10 副制御装置
11 表示部
20 中継装置
30 第1工作機械
31 第1制御装置
35 ロボット制御装置
40 ロボット
50 第2工作機械
51 第2制御装置
100 制御システム
134 動作指示部
135 破棄指示部
334 制限指示部
625 分割部

Claims (16)

  1. 軸が移動する動作を行う第1機械及び第2機械を夫々制御する第1制御装置及び第2制御装置を備える制御システムにおいて、
    前記第1機械及び第2機械を制御する副制御装置と、
    前記副制御装置と、前記第1制御装置及び前記第2制御装置とを接続する中継装置と
    を備えることを特徴とする制御システム。
  2. 前記副制御装置は、前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記中継装置に接続してあり、前記第1制御装置又は前記第2制御装置とのデータ送受信を行うデータ処理装置を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記副制御装置は、
    軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する動作指示部と、
    他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を、前記動作指示の送信の際、前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する破棄指示部と
    を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の制御システム。
  5. 前記第1制御装置及び前記第2制御装置は、
    軸移動の動作指示を前記副制御装置から受信した場合、前記データ処理装置に、データ送信を制限する制限指示を送信する制限指示部を備えることを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  6. 前記制限指示部はデータ送信の中断を指示する前記制限指示を前記データ処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記制限指示部は送信するデータ量の低減を指示する前記制限指示を前記データ処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
  8. 前記データ処理装置は、
    前記制限指示を受信した場合、
    送信すべきデータを分割して所定間隔にて送信する分割部を備えることを特徴とする請求項7に記載の制御システム。
  9. 前記第2機械はアームロボットであり、
    前記副制御装置は前記アームロボットの動作に係る位置決めを行い、
    前記動作指示は前記位置決めにおける停止指示を含むことを特徴とする請求項4から8の何れか一つに記載の制御システム。
  10. 前記第1機械は工作機械であり、
    前記副制御装置は前記工作機械での加工作業に係る指示を行い、
    前記動作指示は前記加工作業における中止指示を含むことを特徴とする請求項4から8の何れか一つに記載の制御システム。
  11. 軸が移動する動作を行う第1機械の第1制御装置又は軸が移動する動作を行う第2機械の第2制御装置に接続して前記第1機械又は第2機械を制御する副制御装置において、
    中継装置を介して前記第1制御装置及び第2制御装置と接続する通信部を備えることを特徴とする副制御装置。
  12. 前記第1制御装置又は前記第2制御装置から受信したデータを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項11に記載の副制御装置。
  13. 軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する動作指示部と、
    前記動作指示の送信の際、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信する破棄指示部と
    を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の副制御装置。
  14. 前記第1機械はアームロボットであり、
    前記アームロボットの動作に係る位置決めを行い、
    前記動作指示は前記位置決めにおける停止指示を含むことを特徴とする請求項13に記載の副制御装置。
  15. 前記第2機械は工作機械であり、
    前記工作機械での加工作業に係る指示を行い、
    前記動作指示は前記加工作業における中止指示を含むことを特徴とする請求項13に記載の副制御装置。
  16. 軸が移動する動作を行う第1機械の第1制御装置又は軸が移動する動作を行う第2機械の第2制御装置と中継装置を介して接続する副制御装置にて、前記第1機械又は第2機械を制御する制御方法において、
    軸移動の動作指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信するステップと、
    前記動作指示の送信の際、他装置から受信するデータを破棄する破棄指示を前記第1制御装置又は前記第2制御装置に送信するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
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