JPS6394734A

JPS6394734A - デ−タリンク制御方式

Info

Publication number: JPS6394734A
Application number: JP24060586A
Authority: JP
Inventors: Fumio Akashi; 明石　文雄
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-10-08
Filing date: 1986-10-08
Publication date: 1988-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はデータリンク制御方式に関し、特に複数の端末
が１つのグループを形成して通信するグループ通信のデ
ータリンク制御方式に関する。

〔従来の技術〕

通信の１方式として、１つの送信元から送られるデータ
を同時に複数の端末にて受信するグループ通信方式があ
る。

特に、データをブロックに区切って伝送する方式におい
ては、各ブロックに発信元および送信先のアドレスを付
与する必要がある。一般に、グループアドレスと呼ばれ
、グループ内のすべての端末に対して１つの論理番号を
付与する。

しかしながら、従来のグループ通信におけるデータリン
ク制御方式では、データの中に送信情報に対する応答情
報や、各局での障害に対する再送情報のように、グルー
プ内のすべての局に到達する必要の無いものも多く、こ
のようなアドレス形態によるクループ通信のデータリン
ク制御方式では、不必要なデータに対する受信処理が発
生したリ、伝送効率が低くなるという問題点がある。

例えば、第４図に示すように、１つのノード３１を介し
て３つの局４１〜４３が接続されたネットワークにおい
て、局４１から送信情報を局４２及び局４３にグループ
アドレスを用いて送信する。局４２及び局４３でこれに
対して応答情報を返送する場合、本来は局４１のみに到
達すればよいのに、同じグループアドレスを使用すれば
、局４３、または局４２へも到達してしまい、それぞれ
ノード３１から局４３、または局４２までの回線をむだ
に使用する事となる。

また、第５図に示すように、すべての局５１〜５３から
発信された情報が放送型ネットワーク６１を介して他の
すべての局で受信可能な放送型の伝送路においては、上
述のような場合にも、伝送路のむだな使用は発生しない
が、受信局において不必要なデータの受信処理をせねば
ならず、またデータの中に新たに受信局を指定する部分
を含まなければならない等の負担が生ずる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のデータリンク制御方式では、グループ内
のすべての端末に対して１つのグループアドレスを付与
しているので、むだな情報が受信されるという問題点が
ある。

本発明の目的は、任意の端末の組合わせにアドレスを付
与することを可能とするグループ通信のデータリンク制
御方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、１区切りの同一の第１のデータブロックを複
数の送信先に同時に送るグループ通信方式のデータリン
ク制御方式において、それぞれの前記第１のデータブロ
ックに通信が行われるグループを示す部分と前記グルー
プ内の前記送信先任意の組合せを示す部分とから成る宛
先アドレス部を付加し、１つの送信元から複数の前記送
信先に前記宛先アドレス部を用いて前記第１のデータブ
ロックを送出し、前記複数の送信先から前記宛先アドレ
ス部を用いて前記送信元へ応答を表わす第２のデータブ
ロックを送出するように構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の第１の実施例で用いるデータブロック
のデータフォーマット図、第２図は第１図の送信元アド
レス部及び宛先アドレス部のデータフォーマット図であ
る。

第１図に示すように、第１の実施例で用いるデータブロ
ックは、データの前後の区切りを示すデリミタ部１１と
、送信元アドレス部１２と、宛先アドレス部１３と、デ
ータの誤り、フロー、順序等を制御するための制御部１
４と、送信情報部１５とから構成される。送信元アドレ
ス部１２及び宛先アドレス部１３は同一の形態をとり、
第２図に示すような、データフォーマットを用いる。

送信元アドレス部１２及び宛先アドレス部１３は、４８
ビツトからなり、最初の２ビツトがグループアドレスか
否かを示す種別コード２１であり、例えば、″“１０″
であればグループアドレスとなる。３ビ゛ツト目から１
６ビツト目まではグループ番号を示すグループアドレス
２２であリ、２１４＝　１６３８４の独立なグループが
指定できる。１７ビツト目以降はグループ内の各端末を
指定するグループ内アドレス２３であり、各ビットが１
つの端末に対応している。即ち、各ビットが１であれば
その端末が通信相手である事を示しており、これによっ
て１つのグループに接続される端末数が３２以下であれ
ば、任意の端末の組合わせが実現できる。

また、送信元アドレス部１２も第２図の構成を用いる事
により、受信側にて送信元アドレスを送信元アドレス部
１２のみで判別できる。

このようなデータブロックを用いることにより、前述し
た第４図のネットワークにおいては、ノード３１にてグ
ループアドレス２２のみでそのデータを送出すべき伝送
路の選択が可能となる。また、第５図に示すネットワー
クでも、データを受信した端末において、宛先アドレス
部１３の解読のみで、受信データの取捨が可能となる。

第３図は本発明の第２の実施例によるネットワ６一 −クのブロック図である。

第３図に示すように、ネットワークは送信元１と２つの
送信先２及び３を含む。

第３図に示すネットワークでは、送信元１と送信先２．
３はそれぞれ８ビツトからなるアドレスのフォーマット
を有し、前２ビットは上述した第２図と同様に種別コー
ド、次の２ビツトがグループ番号を示す部分で、ここで
は“１１“のコードをその使用番号とした。又、最後の
４ビツトは各端末を表わすコードであり、第２の実施例
では、送信元１に「１０００」、送信先２にｒｏｌｏｏ
」送信先３に「０００１」を設定した。

まず、送信元１から送信先２．３を指定する宛先アドレ
ス部ｒｌｏ１１０１０１Ｊを持った第１のデータブロッ
クが回報的に逆出され、送信先２゜３でそれぞれ受信さ
れる。送信先２，３では受信した第１のデータブロック
を解読し、受信の可否。

誤りの有無等の応答を知らせる第２のデータブロックを
同じグループ番号を用いて、しかも送信元１のみを宛先
とするｒｌｏｌ　１１０００Ｊを宛先アドレス部として
送信元１へ返送することにより、第１のデータブロック
の受信状態を送信元１に知らせ、送信元１がそれを認識
することにより、データリンクの制御がむだな情報の授
受を行うことなく可能になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のデータリンク制御方式は、
任意の端末の組合わせに対して、アドレスの指定が可能
となり、データブロックに新たな指定を行わなくとも、
むだな情報の受信を避けることができるグループ通信を
実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例で用いるデータブロック
のデータフォーマット図、第２図は第１図の送信元アド
レス部及び宛先アドレス部のデータフォーマット図、第
３図は本発明の第２の実施例によるネットワークのブロ
ック図、第４図及び第５図はそれぞれ従来のデータリン
ク制御方式によるネットワークの第１及び第２の例のブ
ロック図である。１・・・送信元、２．３・・・送信先、１１・・・デリ
ミタ部、１２・・・送信元アドレス部、１３・・・宛先
アドレス部、１４・・・制御部、１５・・・送信情報部
、２１・・・種別コード、２２・・・グループアドレス
、２３・・・グループ内アドレス、３１・・・ノート、
４１，４２゜４３．５１，５２．５３・・・局、６１・
・・放送型ネットワーク。ぶ第１司第２図柴３　図

Claims

【特許請求の範囲】

１区切りの同一の第１のデータブロックを複数の送信先
に同時に送るグループ通信方式のデータリンク制御方式
において、それぞれの前記第１のデータブロックに通信
が行われるグループを示す部分と前記グループ内の前記
送信先任意の組合せを示す部分とから成る宛先アドレス
部を付加し、１つの送信元から複数の前記送信先に前記
宛先アドレス部を用いて前記第１のデータブロックを送
出し、前記複数の送信先から前記宛先アドレス部を用い
て前記送信元へ応答を表わす第２のデータブロックを送
出することを特徴とするデータリンク制御方式。