JP2020191178A - ハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック機構の操作性を高めつつ小型化が可能なハウジングを提供すること。【解決手段】ハウジング本体51は、オスハウジング13との嵌合側の縁部に形成された保護壁87を有し、ロック機構54は、ハウジング本体51の外周面からオスハウジング13との嵌合側へ延在し、端部に係止突起23に係脱される係止部79を有する片持ち梁状の弾性アーム部71を備えたロックアーム55と、弾性アーム部71に連設されてオスハウジング13との嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部83を有し、支持アーム部83の端部が操作部85とされた解除アーム81と、を備え、保護壁87には、突出部88が形成され、操作部85が押し下げられた際に、突出部88が支持アーム部83に当接してロックアーム55の揺動の支点Fとなる。【選択図】図8

Description

本発明は、ハウジングに関する。
ハウジング同士が互いに嵌合されて接続されるコネクタとして、一方のハウジングに設けられたロックアームが他方のハウジングの係止突起を係止し、互いに嵌合した状態にロックするロック機構を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。このコネクタでは、ロックアームに沿って後方へ延びる解除レバー部が設けられ、この解除レバー部の後端の指掛け部を押し下げると、ロックアームが揺動してロック状態が解除される。
特開2001−250636号公報
上記のコネクタでは、解除レバー部の支持部をハウジングの外面に接触させ、支持部とハウジングの外面との当接箇所を支点として揺動させることで、良好な操作性が得られる。しかし、ハウジング外面へ向かって突出する大きな支持部を解除レバー部に設けなければならず、解除レバー部が大きくなり、ハウジングの小型化が困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロック機構の操作性を高めつつ小型化が可能なハウジングを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るハウジングは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 相手側ハウジングと嵌合されるハウジング本体と、
前記ハウジング本体に設けられて前記相手側ハウジングに形成された係止突起を係止してロックするロック機構と、
を有するハウジングであって、
前記ハウジング本体は、前記相手側ハウジングとの嵌合側の縁部に形成された保護壁を有し、
前記ロック機構は、
前記ハウジング本体の外周面から前記相手側ハウジングとの嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起に係脱される係止部を有する片持ち梁状の弾性アーム部を備えたロックアームと、
前記弾性アーム部に連設されて前記相手側ハウジングとの嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部を有し、前記支持アーム部の端部が操作部とされた解除アームと、
を備え、
前記保護壁または前記支持アーム部には、突出部が形成され、
前記操作部が押し下げられた際に、前記突出部が前記支持アーム部または前記保護壁に当接して前記ロックアームの揺動の支点となる
ことを特徴とするハウジング。
(2) 前記突出部は、前記保護壁に設けられている
ことを特徴とする(1)に記載のハウジング。
(3) 前記保護壁は、前記ロックアームの根元に一体に形成されている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のハウジング。
上記(1)の構成のハウジングによれば、解除アームの支持アーム部に設けられた操作部を押し下げと、弾性アーム部が弾性変形して解除アームとロックアームとが揺動され、突出部が支持アーム部または保護壁に当接する。そして、それ以降は、突出部の支持アーム部または保護壁との当接箇所を支点とした揺動となる。これにより、解除アームの操作部の押下量を大幅に小さくすることができ、操作性を良好にすることができる。そして、ロック解除時の操作部の押下量が小さくなることで、ロック機構をコンパクトにでき、ハウジング全体の小型化を図ることができる。また、ハウジング本体が相手側ハウジングとの嵌合側の縁部に形成された保護壁を有するので、高圧の水が吹き付けられた際に、相手側ハウジングとの嵌合箇所への水の浸入を抑制することができる。
上記(2)の構成のハウジングによれば、突出部を保護壁に設けることで、支持アーム部の形状を複雑化することなく、操作部の押下量の低減による操作性の向上を図ることができる。
上記(3)の構成のハウジングによれば、ロックアームの根元の強度を高めつつ、操作性を向上させることができる。
本発明によれば、ロック機構の操作性を高めつつ小型化が可能なハウジングを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、コネクタの分解斜視図である。 図2は、オスハウジングとメスハウジングとの嵌合方向に沿うコネクタの断面図である。 図3は、オスハウジングの斜視図である。 図4は、オスハウジングを示す図であって、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図である。 図5は、本実施形態に係るメスハウジングの斜視図である。 図6は、本実施形態に係るメスハウジングを示す図であって、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。 図7は、嵌合解除動作を説明するコネクタの側面図である。 図8は、嵌合解除動作時におけるロックアーム部分の側面図である。 図9は、参考例における嵌合解除動作時のロックアーム部分の側面図である。 図10は、本実施形態例及び参考例の嵌合解除時におけるロックアームの揺動を比較する概略断面図である。 図11は、ロックアームの他の例を示すロックアーム部分の側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、コネクタの分解斜視図である。図2は、オスハウジングとメスハウジングとの嵌合方向に沿うコネクタの断面図である。
(コネクタ)
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るメスハウジング(ハウジング)15は、オスハウジング(相手側ハウジング)13に嵌合されるもので、オスハウジング13とともに、コネクタ11を構成する。このコネクタ11は、メスハウジング15の後方側からスライドされて装着される筒状のCPA(嵌合保証部材)17を備えている。これらのオスハウジング13、メスハウジング15及びCPA17は、それぞれ合成樹脂から成形されている。
(オスハウジング)
図3は、オスハウジングの斜視図である。図4は、オスハウジングを示す図であって、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図である。
図3及び図4(a)(b)に示すように、オスハウジング13は、メスハウジング15との嵌合側である先端側にフード部21を有している。このフード部21には、その上下に、係止突起23が形成されている。
オスハウジング13は、メスハウジング15との嵌合側と反対側である後方側に、二つの端子収容室30を有している。図1に示すように、端子収容室30には、電線31の端部に接続されたオス端子33が収容されており、電線31は、オスハウジング13の後端から引き出される。端子収容室30には、電線31に装着されたゴム栓34がオスハウジング13の後端側から嵌め込まれる。これにより、オス端子33を収容するオスハウジング13の端子収容室30が止水される。
オス端子33は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、電線31が圧着されて接続されている。このオス端子33は、ピン状に形成されたタブ35を有しており、タブ35は、フード部21内に配置される。
オスハウジング13には、前端側からフロントホルダ41及びショート端子43が組付けられる。フロントホルダ41は、合成樹脂から形成されたもので、このフロントホルダ41をオスハウジング13に組付けることで、端子収容室30に挿し込まれて収容されたオス端子33が端子収容室30に収容された状態に保持される。ショート端子43は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されている。ショート端子43は、オスハウジング13に組付けられることで、オスハウジング13にメスハウジング15が嵌合されていない非嵌合状態において、オス端子33のタブ35に接触される。これにより、オス端子33同士がショート端子43で導通され、例えば、インターロック回路が形成される。
(メスハウジング)
図5は、本実施形態に係るメスハウジングの斜視図である。図6は、本実施形態に係るメスハウジングを示す図であって、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。
図5及び図6(a)(b)に示すように、本実施形態に係るメスハウジング15は、ハウジング本体51と、嵌合突部53と、ロック機構54とを有している。嵌合突部53は、ハウジング本体51からオスハウジング13との嵌合方向の前方側へ突出されており、オスハウジング13のフード部21に嵌合される。嵌合突部53は、ハウジング本体51側から順にシール装着部61及び端子保持部63とされている。端子保持部63は、シール装着部61から前方に突出されている。メスハウジング15は、ハウジング本体51における嵌合突部53側の縁部が、シール装着部61よりも大きい外形の嵌合縁部65とされている。
ロック機構54は、メスハウジング15におけるハウジング本体51の上部に設けられている。ロック機構54は、ロックアーム55と、解除アーム81とを有している。ロックアーム55は、一対の弾性アーム部71を有している。弾性アーム部71は、ハウジング本体51の上面に形成された支柱部73と、支柱部73から前方側へ屈曲した屈曲部75と、屈曲部75から前方へ延びる延在部77とを有している。弾性アーム部71は、その延在部77の先端同士が連結されており、この連結部分が係止部79とされている。ロックアーム55は、弾性アーム部71が弾性変形することで揺動する。
解除アーム81は、弾性アーム部71の先端に連設されて後方へ延びる一対の支持アーム部83と、これらの支持アーム部83の後端を連結する操作部85とを有している。支持アーム部83は、弾性アーム部71の支柱部73よりもメスハウジング15の後方側へ延在されている。これにより、操作部85は、弾性アーム部71の支柱部73よりもメスハウジング15の後方側に配置されている。
ロック機構54は、オスハウジング13とメスハウジング15とが嵌合した際に、ロックアーム55の係止部79がオスハウジング13のフード部21における上側の係止突起23を係止する。これにより、オスハウジング13とメスハウジング15とを、互いに嵌合した状態にロックする。
また、メスハウジング15には、ロックアーム55の根元に、保護壁87が形成されている。この保護壁87は、ハウジング本体51におけるオスハウジング13との嵌合側の縁部に形成されており、ハウジング本体51の幅方向に沿って形成されている。この保護壁87は、ロックアーム55の支柱部73に一体に形成されている。また、この保護壁87には、その両端位置に、突出部88が形成されている。これらの突出部88は、解除アーム81の支持アーム部83の下方側に形成されており、それぞれ支持アーム部83へ向かって突出されている。
メスハウジング15には、二つの端子収容室91が形成されている。図1に示すように、端子収容室91には、電線93の端部に接続されたメス端子95が収容され、電線93は、メスハウジング15の後端から引き出される。端子収容室91には、電線93に装着されたゴム栓96がメスハウジング15の後端側から嵌め込まれる。これにより、メス端子95が収容されるメスハウジング15の端子収容室91が止水される。
また、メスハウジング15には、前方側からシール部材98及びリテーナ99が装着される。シール部材98は、ゴム等の弾性材料からなるもので、環状に形成されている。シール部材98は、嵌合突部53のシール装着部61に装着される。リテーナ99は、合成樹脂から形成されたもので、嵌合突部53の端子保持部63に装着される。このリテーナ99が端子保持部63に装着されることで、端子収容室91に挿し込まれて収容されたメス端子95が端子収容室91に収容された状態に保持される。
(CPA)
図1及び図2に示すように、CPA17は、角筒状に形成された本体部101を有しており、メスハウジング15に対して後方から被せられて嵌合方向にスライド可能に装着される。CPA17には、本体部101の上下に係合アーム103を有している。これらの係合アーム103は、本体部101に片持ち梁状に支持されており、先端部には、内側へ突出する係合爪105が形成されている。CPA17は、メスハウジング15に装着されると、上側の係合アーム103の係合爪105がロックアーム55の係止部79の後部に当接する。
(嵌合手順)
次に、オスハウジング13とメスハウジング15との嵌合について説明する。
オスハウジング13と、CPA17が装着されたメスハウジング15とを嵌合させると、CPA17の上側の係合アーム103によって係止部79が嵌合方向の前方に押圧される。
そして、ロックアーム55の係止部79がオスハウジング13のフード部21の上側の係止突起23を乗り越えて係止すると、オスハウジング13とメスハウジング15とが嵌合された状態にロックされる。また、嵌合方向の前方側へ押し込まれたCPA17の上側の係合アーム103の係合爪105が、フード部21の上側の係止突起23を係止しているロックアーム55の係止部79に係合する。そして、下側の係合アーム103の係合爪105がフード部21の下側の係止突起23を係止する。これにより、CPA17が上下の係合アーム103によってオスハウジング13にロックされるとともに、ロックアーム55の係止部79による係止突起23の係止状態がCPA17の上側の係合アーム103によって維持されて嵌合保証状態が確保される。
そして、オスハウジング13とメスハウジング15とが嵌合されると、オスハウジング13のフード部21に、リテーナ99が装着されたメスハウジング15の嵌合突部53が挿入される。これにより、リテーナ99によってショート端子43が押し下げられてオス端子33のタブ35から離間し、オス端子33の短絡状態が解除されるとともに、オス端子33のタブ35がメス端子95に挿し込まれて互いに電気的に接続される。
(離脱手順)
次に、オスハウジング13とメスハウジング15との嵌合を解除させて離脱させる場合について説明する。
図7は、嵌合解除動作を説明するコネクタの側面図である。図8は、嵌合解除動作時におけるロックアーム部分の側面図である。
まず、CPA17を取り外す。具体的には、上側の係止突起32を係止している係止部79への上側の係合アーム103による係合及び下側の係止突起32への下側の係合アーム103による係合を解除させ、CPA17をメスハウジング15の後方側へ移動させる。そして、CPA17を後方側へ移動させてメスハウジング15から離脱させる。
CPA17を取り外したら、図7及び図8に示すように、メスハウジング15の解除アーム81の操作部85を押し下げる。すると、ロックアーム55は、弾性アーム部71の特に屈曲部75が弾性変形することで揺動し、解除アーム81の支持アーム部83が、ハウジング本体51の保護壁87から突出する突出部88に当接する。この状態から操作部85をさらに押し下げると、ロックアーム55は、支持アーム部83の突出部88との当接箇所を支点Fとしてさらに揺動する。これにより、ロックアーム55の係止部79がハウジング本体51から離間する方向へ変位し、オスハウジング13の上側の係止突起32から外れる。
したがって、この状態で、オスハウジング13からメスハウジング15を引き抜くことで、オスハウジング13とメスハウジング15とが離脱され、オス端子33とメス端子95との電気的な接続状態が解除される。
ここで、参考例について説明する。
図9は、参考例における嵌合解除動作時のロックアーム部分の側面図である。
図9に示すように、参考例では、保護壁87に突出部88が設けられていない。したがって、この参考例では、オスハウジング13とのロックを解除するために、解除アーム81の操作部85を押し下げると、ロックアーム55は、その押下力だけで屈曲部75等が弾性変形して揺動することとなる。このため、係止部79による係止突起32の係止を解除させるために必要となる操作部85の押下量が大きくなり、オスハウジング13からの離脱作業性が良くない。
図10は、本実施形態例及び参考例の嵌合解除時におけるロックアーム55の揺動を比較する概略断面図である。
図10に示すように、嵌合解除時のロックアーム55の揺動は、参考例における揺動(図9中二点鎖線参照)に対して、本実施形態例では、保護壁87から支持アーム部83へ向かって突出する突出部88との当接箇所を支点Fとした揺動(図9中実線参照)となる。これにより、解除アーム81の操作部85の押下量が大幅に小さくなる。
このように、本実施形態によれば、解除アーム81の支持アーム部83に設けられた操作部85を押し下げと、弾性アーム部71が弾性変形して解除アーム81とロックアーム55とが揺動され、突出部88が支持アーム部83に当接する。そして、それ以降は、突出部88の支持アーム部83との当接箇所を支点Fとした揺動となる。これにより、解除アーム81の操作部85の押下量を大幅に小さくすることができ、操作性を良好にすることができる。そして、ロック解除時の操作部85の押下量が小さくなることで、ロック機構54をコンパクトにでき、メスハウジング15の全体の小型化を図ることができる。
また、突出部88を保護壁87に設けることで、解除アーム81の支持アーム部83の形状を複雑化することなく、操作部85の押下量の低減による操作性の向上を図ることができる。
しかも、この保護壁87を形成することで、コネクタ11に高圧の水が吹き付けられた際に、オスハウジング13とメスハウジング15との嵌合箇所への水の浸入を抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、解除アーム81の支持アーム部83と当接する突出部88を保護壁87に形成したが、図11に示すように、解除アーム81の支持アーム部83に、保護壁87へ向かって突出する突出部89を形成してもよい。この場合では、解除アーム81の操作部85が押し下げられることで、支持アーム部83の突出部89が保護壁87の上面に当接する。つまり、突出部89と保護壁87との当接箇所を支点Fとしてロックアーム55が揺動されるので、解除アーム81の操作部85の押下量を小さくすることができる。
ここで、上述した本発明に係るハウジングの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手側ハウジング(オスハウジング13)と嵌合されるハウジング本体(51)と、
前記ハウジング本体(51)に設けられて前記相手側ハウジング(オスハウジング13)に形成された係止突起(23)を係止してロックするロック機構(54)と、
を有するハウジング(メスハウジング15)であって、
前記ハウジング本体(51)は、前記相手側ハウジング(オスハウジング13)との嵌合側の縁部に形成された保護壁(87)を有し、
前記ロック機構(54)は、
前記ハウジング本体(51)の外周面から前記相手側ハウジング(オスハウジング13)との嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起(23)に係脱される係止部(79)を有する片持ち梁状の弾性アーム部(71)を備えたロックアーム(55)と、
前記弾性アーム部(71)に連設されて前記相手側ハウジング(オスハウジング13)との嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部(83)を有し、前記支持アーム部(83)の端部が操作部(85)とされた解除アーム(81)と、
を備え、
前記保護壁(87)または前記支持アーム部(83)には、突出部(88,89)が形成され、
前記操作部(85)が押し下げられた際に、前記突出部(88,89)が前記支持アーム部(83)または前記保護壁(87)に当接して前記ロックアーム(55)の揺動の支点(F)となる
ことを特徴とするハウジング。
[2] 前記突出部(88)は、前記保護壁(87)に設けられている
ことを特徴とする[1]に記載のハウジング。
[3] 前記保護壁(87)は、前記ロックアーム(55)の根元に一体に形成されている
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のハウジング。
13:オスハウジング(相手側ハウジング)
15:メスハウジング(ハウジング)
23:係止突起
51:ハウジング本体
54:ロック機構87保護壁
55:ロックアーム
71:弾性アーム部
79:係止部
81:解除アーム
83:支持アーム部
85:操作部
87:保護壁
88,89:突出部
F:支点

Claims (3)

  1. 相手側ハウジングと嵌合されるハウジング本体と、
    前記ハウジング本体に設けられて前記相手側ハウジングに形成された係止突起を係止してロックするロック機構と、
    を有するハウジングであって、
    前記ハウジング本体は、前記相手側ハウジングとの嵌合側の縁部に形成された保護壁を有し、
    前記ロック機構は、
    前記ハウジング本体の外周面から前記相手側ハウジングとの嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起に係脱される係止部を有する片持ち梁状の弾性アーム部を備えたロックアームと、
    前記弾性アーム部に連設されて前記相手側ハウジングとの嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部を有し、前記支持アーム部の端部が操作部とされた解除アームと、
    を備え、
    前記保護壁または前記支持アーム部には、突出部が形成され、
    前記操作部が押し下げられた際に、前記突出部が前記支持アーム部または前記保護壁に当接して前記ロックアームの揺動の支点となる
    ことを特徴とするハウジング。
  2. 前記突出部は、前記保護壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記保護壁は、前記ロックアームの根元に一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハウジング。
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