JP2011018519A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックフィーリングを向上させる。
【解決手段】コネクタは、相手ハウジング80と嵌合可能なハウジング10と、ハウジング10から立ち上がる支点部21及びこの支点部21から嵌合方向前方に延びるアーム部22を有する片持ち状でかつ撓み変形可能な形状をなし、正規嵌合時にアーム部22の係止動作によって両ハウジング10、80を嵌合状態に保持するロックアーム19と、ハウジング10に形成され、支点部21の嵌合方向後方でかつこの支点部21と連結もしくは対向して位置して、嵌合過程で押圧可能な押圧部32とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、従来のコネクタが開示されている。このものは、相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、ハウジングの上面から立ち上がったあと前方に延びるロックアームとを備えている。相手ハウジングには相手ロック部が形成され、両ハウジングが正規嵌合されると、ロックアームが相手ロック部を弾性的に係止して、両ハウジングが嵌合状態に保持されるようになっている。
ハウジングにはロックアームの後端部を覆う保護壁が形成され、この保護壁によってロックアームへの不用意なロック解除操作が阻止されるようになっている。また、保護壁の後端上角部にはR面が形成され、このR面を押圧しながら両ハウジングの嵌合動作を進めるようになっている。
特開2008−66030公報
ところで、上記の構成では、R面を押圧するときに、指が滑ってロックアームの自由端部側に廻り込み、そこで自由端部を押さえ込んでロックアームを不用意に撓み変形させてしまうことがある。そうすると、両ハウジングの正規嵌合時に、ロックアームがその復帰動作によって相手ハウジングの壁面を叩くときに鳴るロック音が十分に発せられず、ロックフィーリングが鈍化するおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックフィーリングを向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングから立ち上がる支点部及びこの支点部から嵌合方向前方に延びるアーム部を有する片持ち状でかつ撓み変形可能な形状をなし、正規嵌合時に前記アーム部の係止動作によって両ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、前記ハウジングに形成され、前記支点部の嵌合方向後方でかつこの支点部と連結もしくは対向して位置して、嵌合過程で押圧可能な押圧部とを備えるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、嵌合方向と直交する幅方向に関して、前記押圧部の幅方向両端間の寸法は、前記アーム部の幅方向両端間の寸法以上に設定されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の記載のものにおいて、前記支点部の立ち上がり端部には、前記押圧部との間に、指の引っ掛かりとなり得る段差状の引掛部が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記ハウジングには、前記アーム部の自由端側を覆う前壁が形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記ハウジングには、前アーム部の基端側及び前記支点部を覆う後壁が形成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記前壁と前記後壁との間には、前記両ハウジングの嵌合状態を解除する際に、指の進入を許容する解除空間が保有されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、嵌合方向と直交する高さ方向に関して、前記後壁は、前記前壁と同じ高さ位置又は前記前壁よりも高い位置に配されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のものにおいて、前記アーム部は嵌合方向と直交する幅方向に一対のアーム本体を有し、前記押圧部はそれぞれの前記アーム部と対応するよう対をなして形成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のものにおいて、前記押圧部の押圧面は、前記支点部の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
押圧部がロックアームの支点部の嵌合方向後方でかつこの支点部と連結もしくは対向して位置しているから、両ハウジングの嵌合過程で、押圧部を押圧することにより、ハウジングを嵌合方向に沿って真直ぐ押すことができる。したがって、両ハウジングを正しく嵌合させることができる。
また、ロックアームの自由端側に指が廻り込み、指がアーム部の自由端側を押さえ付けることで、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。その結果、良好なロックフィーリングを得ることができる。
<請求項2の発明>
押圧部の幅方向両端間の寸法がアーム部の幅方向両端間の寸法以上に設定されているから、押圧領域を広く確保でき、仮にコネクタが小型であっても、押圧部への押圧操作を行い易い。
<請求項3の発明>
引掛部に指が引っ掛かることにより、両ハウジングの嵌合過程で指が滑るのをより確実に防止できる。
<請求項4の発明>
前壁によってアーム部の自由端側が保護され、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。
<請求項5の発明>
後壁によってアーム部の基端側及び支点部が保護され、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。
<請求項6の発明>
両ハウジングを離脱させるに際し、解除空間に指を進入させることにより、ロックアームをロック解除方向に容易に撓み変形させることができる。
<請求項7の発明>
後壁が前壁と同じ高さ位置又は前壁よりも高い位置に配されているから、前壁が後壁よりも高い位置に配される場合と違って、両ハウジングの嵌合過程で、作業者が誤って前壁を押圧するのを回避できる。
<請求項8の発明>
押圧部が両アーム本体のそれぞれと対応して形成されることにより、両ハウジングの嵌合過程で、ロックアームの支点部の嵌合方向後方と対応する部位に押圧力が集中して付与される。このため、ハウジングが嵌合方向に沿って押し込まれ、両ハウジングの嵌合動作の安定性がより高められる。
<請求項9の発明>
押圧部の押圧面が支点部の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面とされているから、押圧面に沿って指を宛がい易く、操作性が良好となる。また、斜面が押圧部を認識する上での指標となるため、作業者が誤って押圧部以外の部位を押圧するのを回避できる。
実施形態1のコネクタにおいて、嵌合状態にある両ハウジングの断面図 ハウジングの断面図 ハウジングの正面図 ハウジングの背面図 ハウジングの平面図 ハウジングの側面図 実施形態2のコネクタにおけるハウジングの断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。実施形態1のコネクタは、ハウジング10と、端子金具60とを備えている。ハウジング10は相手ハウジング80と嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、ハウジング10及び相手ハウジング80の相互の嵌合面側を前方とする。
相手ハウジング80は合成樹脂製であって、図1に示すように、横長筒状のフード部81を有している。フード部81の奥壁には相手端子金具90の雄タブ91が貫通して装着され、雄タブ91の先端部はフード部81内に突出して配されている。相手ハウジング80の上面には、この上面からほぼ垂直に立ち上がったあと前方に突出するロック片82が形成されている。ロック片82には抜き孔83が後面に開口して形成され、ロック片82の先端には、抜き孔83の前方に、ロック受け本体84が幅方向に形成されている。このロック受け本体84にはロック爪85が下方に突出して形成されている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図2及び図3に示すように、横長ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを取り囲む横長筒状の嵌合筒部12とを有している。ハウジング本体11と嵌合筒部12とは連結部13によって一体に連結されている。連結部13は、ハウジング本体11の前後方向中央よりも少し後方でハウジング本体11に接続されている。また、ハウジング本体11と嵌合筒部12との間には、前方から相手ハウジング80のフード部81が進入可能な嵌合空間14が保有されている。
ハウジング本体11には、複数のキャビティ15が横一例で形成されている。各キャビティ15内には後方から端子金具60が挿入され、各キャビティ15の下面には前方へ突出する撓み可能なランス16が形成されている。正規挿入された端子金具60はランス16によって弾性的に係止されて後方への抜け止めがなされる。
ハウジング本体11の外周面にはオーバハング状の段差17が形成され、段差17を境とする後方の部分が前方の部分よりも外側に配されている。ハウジング本体11の外周面における段差17の前方には、ゴム製のシールリング70が嵌着されている。このシールリング70は、正規嵌合時に、両ハウジング10、80に密着して両ハウジング10、80間のシールをとる役割をはたす。ハウジング本体11の後面には各キャビティ15の周りに沿って肉抜き孔18が開口して形成され、肉抜き孔18の奥端は段差17の直後方に位置している。
各キャビティ15内に挿入される端子金具60は、導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、前側に筒状の接続部61を有し、後側にオープンバレル状のバレル部62を有している。接続部61内には前方から相手端子金具90の雄タブ91が挿入され、これによって両端子金具60、90の電気的な接続がなされる。バレル部62は、その前側で電線Wの端末にて露出された芯線にかしめ接続され、その後側で電線Wの端末被覆に嵌着されたゴム栓50にかしめ接続されている。ゴム栓50は、端子金具60ともどもキャビティ15内に挿入され、キャビティ15の内周面に密着することで、キャビティ15内のシールをとる役割をはたす。
ハウジング本体11の上面には、片持ち状のロックアーム19が形成されている。ロックアーム19は、ハウジング本体11の上面に一体に連結されて上方へ立ち上がる支点部21と、支点部21から前方へ延びるアーム部22とを備え、アーム部22が支点部21を支点として上下方向(高さ方向)に撓み変形可能とされている。支点部21は、前後方向について連結部13と同じ位置に配され、ハウジング本体11の上面に接続された連結部13と幅方向で一体化されている(図4を参照)。
アーム部22は、図5に示すように、幅方向に間隔をあけて配される一対のアーム本体23を有し、両アーム本体23の基端が支点部21の前端に一体に連結されている。両アーム本体23の先端間にはロック本体24が幅方向に架設され、両アーム本体23の先端同士はロック本体24を介して一体に連結されている。ロック本体24の後面は両ハウジング10、80の嵌合時に相手のロック片82を係止する係止面25とされている。ロック本体24の後方でかつ両アーム本体23の間には、ロック孔26が後面に開口して形成されている。
また、嵌合筒部12には、アーム部22の中間部の上方に、横長矩形状の開口部27が切り欠いて形成され、開口部27を挟んだ前方及び後方に、それぞれ前壁28及び後壁29が上方に膨出して形成されている。前壁28は、ロック本体24を含むアーム部22の先端側の上方を覆うように配され、後壁29は、アーム部22の基端側の上方を覆うように配されている。前壁28とアーム部22との間には、図2に示すように、ロック片82が進入可能な進入空間30が保有され、その分、前壁28は後壁29よりも高い位置に配されている。
また、前壁28は、後壁29よりも厚みが大きく、かつ後壁29よりも前後長さが長くされている。後壁29の後端部は、その幅方向の両側で支点部21及び連結部13と一体に連結され、かつロック孔26の後端上方を覆うように配されている。前壁28と後壁29との間に形成された開口部27内は、指Fの先端が進入可能な大きさの解除空間31とされ、両ハウジング10、80の離脱時に、ここに指Fが差し込まれるようになっている。
さて、ハウジング本体11の上面における支点部21の直後方には、両ハウジング10、80の嵌合過程で指Fで押圧される幅方向に一対の押圧部32が突出して形成されている。押圧部32は、両アーム本体23のそれぞれと対応する位置に対をなして配され、互いに同形同大とされている。両押圧部32の幅寸法は、支点部21及びアーム部22の幅寸法とほぼ同一とされ、両押圧部32の幅方向の両端間の寸法は、支点部21及びアーム部22の幅方向の両端間の寸法とほぼ同一とされている。端的には、両押圧部32は、前後方向に関してロックアーム19の投影範囲に形成されている。
また、両押圧部32は、それぞれ側面視三角形状をなし、その前端が支点部21の後端と一体に連結され、かつその下端がハウジング本体11の上面と一体に連結されている。そして、両押圧部32の後端は、支点部21の立ち上がり方向となる上方へ向けて傾斜する斜面33とされ、その斜面33に沿って指Fが密着可能とされる。詳細には斜面33は、ハウジング本体11の上面から支点部21の後端にかけて上り勾配となるテーパ状に形成されている。また、斜面33の後端はハウジング本体11の後端と一致し、斜面33の上端は支点部21の上端よりも少し下方の位置に配されている。支点部21の後面におけるその上端と斜面33の上端との間には段差状の引掛部34が形成され、この引掛部34に指Fの先端が引掛状態で当接することで、指Fがそれ以上前方へ滑らないようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
両ハウジング10、80を互いに正対させた状態から両ハウジング10、80の嵌合動作を開始する。嵌合の過程では、押圧部32の斜面33を後方から指Fで押圧する。すると、支点部21の後端に前方への押圧力が付与され、ロックアーム19が前方へ真直ぐ押し込まれて、ハウジング10が正規の嵌合姿勢に保たれる。また、嵌合の過程では、ロック爪85の先端にロック本体24が摺接してアーム部22が下方へ撓み変形される。両ハウジング10、80が正規に嵌合されると、アーム部22が弾性復帰することでロック片82の下面をパチンと叩いてロック音が発せられ、それに伴って、ロック爪85がロック孔26に上方から嵌ってロック本体24に係止可能に配される(図1を参照)。これにより、両ハウジング10、80が離脱規制状態に保持される。こうして両ハウジング10、80が正規嵌合された状態では、ロック爪85の上方を前壁28が覆うように配され、平面視したときに、ロック爪85が前壁28によって隠れた状態となる(図5を参照)。
ところで、メンテナンス等の必要に応じて両ハウジング10、80を離脱させる際には、前壁28と後壁29との間に開口された解除空間31に上方から指Fを挿入する。すると、指Fの先端が両アーム本体23の中間部を上方から押圧し、アーム部22が支点部21を支点としてロック解除方向となる下方へ撓み変形される。これにより、ロック本体24とロック受け本体84との係止状態が解除されるから、その状態で両ハウジング10、80を互いに反対方向に引っ張ることにより、両ハウジング10、80を離脱させることが可能となる。なお、この場合、ロック爪85が解除空間31に進入せずに控えて位置しているから、指Fの先端がロック爪85と当たる等して解除動作に支障をきたすことはない。
以上説明したように本実施形態によれば、押圧部32がロックアーム19の支点部21の後方でかつこの支点部21と連結して位置しているから、両ハウジング10、80の嵌合過程で、押圧部32を押圧することにより、ハウジング10を相手ハウジング80に向けて嵌合方向に真直ぐ押すことができる。このため、両ハウジング10、80が正規の嵌合姿勢に保たれて正しく嵌合される。
また、両ハウジング10、80の嵌合過程では、支点部21の後方に位置する押圧部32を押圧することになるため、ロックアーム19の後端上角部を押圧する場合と違って、ロックアーム19の自由端側に指Fが廻り込むおそれは少なく、ロックアーム19が不用意に撓み変形されるのを回避できる。このため、両ハウジング10、80が正規嵌合されるに伴ってロックアーム19の復帰動作が正しく行われ、ロックアーム19が相手ハウジング80を叩くロック音が適正に発せられる。その結果、良好なロックフィーリングを得ることができる。特に、両ハウジング10、80の嵌合過程では、指Fの先端が支点部21の引掛部34に引っ掛ることにより、指Fの先端が滑ってロックアーム19の自由端側に廻り込むのを確実に回避できる。
また、押圧部32の幅方向両端間の寸法がアーム部22の幅方向両端間の寸法と同じ寸法に設定されているから、押圧部32の押圧領域を広く確保でき、仮にコネクタが小型であっても、押圧部32への押圧操作を行い易い。
また、押圧部32が両アーム本体23のそれぞれと対応して形成されることにより、両ハウジング10、80の嵌合過程で、ロックアーム19の支点部21の後方と対応する部位に押圧力が集中して付与される。このため、ハウジング10が嵌合方向に沿って押し込まれ、両ハウジング10、80の嵌合動作の安定性がより高められる。
さらに、押圧部32の押圧面が支点部21の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面33とされているから、押圧面に沿って指Fを宛がい易く、操作性が良好となる。しかも、斜面33が押圧部32を認識する上での指標となるため、作業者が誤って押圧部32以外の部位を押圧するのを回避できる。
<実施形態2>
図7は、本発明の実施形態2を示す。実施形態2では、後壁29Aの形態等が実施形態1とは異なっている。その他は実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の構成には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
実施形態2では、後壁29Aの上面が前壁28の上面と同じ高さ位置に配され、実施形態1と比べ、後壁29Aの高さ位置が上方へシフトされている。これに伴い、支点部21の高さ寸法が大きくされ、かつ押圧部32の斜面33の勾配がきつくされている。また、後壁29と前壁28との間に位置する嵌合筒部12の周壁の上端も後壁29及び前壁28の両上端と同じ高さ位置で連なっている。さらに、後壁29は前壁28と同じ厚みを有している。
実施形態2によれば、後壁29が前壁28と同じ高さ位置に配されているため、前壁28が後壁29よりも高い位置に配される場合と違って、両ハウジング10、80の嵌合過程で、作業者が誤って前壁28を押圧してしまうのを回避できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)押圧部は支点部の後方でかつ支点部との間に間隔をあけて対向して位置するものであってもよい。
(2)押圧部の幅方向両端間の寸法は、アーム部の幅方向両端間の寸法よりも大きくされていてもよい。
(3)後壁の上端は前壁の上端よりも高い位置に配されていてもよい。この場合にも、実施形態2の効果を享受できる。
(4)ハウジングが雄タブを有する雄端子金具を収容可能な雄ハウジングで、かつ相手ハウジングが雌端子金具を収容可能な雌ハウジングであってもよい。
(5)後壁は省略されてもよい。
F…指
10…ハウジング
19…ロックアーム
21…支点部
22…アーム部
23…アーム本体
28…前壁
29、29A…後壁
31…解除空間
32…押圧部
33…斜面
34…引掛部
60…端子金具
80…相手ハウジング

Claims (9)

  1. 相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングから立ち上がる支点部及びこの支点部から嵌合方向前方に延びるアーム部を有する片持ち状でかつ撓み変形可能な形状をなし、正規嵌合時に前記アーム部の係止動作によって両ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、
    前記ハウジングに形成され、前記支点部の嵌合方向後方でかつこの支点部と連結もしくは対向して位置して、嵌合過程で押圧可能な押圧部とを備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 嵌合方向と直交する幅方向に関して、前記押圧部の幅方向両端間の寸法は、前記アーム部の幅方向両端間の寸法以上に設定されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記支点部の立ち上がり端部には、前記押圧部との間に、指の引っ掛かりとなり得る段差状の引掛部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングには、前記アーム部の自由端側を覆う前壁が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングには、前記アーム部の基端側及び前記支点部を覆う後壁が形成されていることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記前壁と前記後壁との間には、前記両ハウジングの嵌合状態を解除する際に、指の進入を許容する解除空間が保有されていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 嵌合方向と直交する高さ方向に関して、前記後壁は、前記前壁と同じ高さ位置又は前記前壁よりも高い位置に配されていることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
  8. 前記アーム部は嵌合方向と直交する幅方向に一対のアーム本体を有し、前記押圧部はそれぞれの前記アーム本体と対応するよう対をなして形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載のコネクタ。
  9. 前記押圧部の押圧面は、前記支点部の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面とされていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載のコネクタ。
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