JP2020188322A - 電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】音声データから着信許可と着信拒否を適切に判定して振り込め詐欺等に対する対応を行うことが可能とする。【解決手段】電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報が登録された着信許可者音声記憶部41と、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信拒否者の音声データとその着信拒否者の識別情報が登録された着信拒否者音声記憶部42とを有する。着呼に応答した場合の相手話者の音声データと着呼先の電話番号に対応して着呼時音声記憶手段43に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出し、登録有を検出すると、上記着呼を対応の電話端末へ送る一方、第1の検出手段32が着信拒否者音声記憶部42に登録有を検出すると、上記着呼を切断する。【選択図】図1

Description

この発明は、振り込め詐欺などへの対策が施された電話システムに関するものである。
特許文献1には、顧客が携帯電話機を使用し通話中に振込取引を行ったか否かを判断することによって、振り込め詐欺による被害の発生を未然に防止する装置が開示されている。
具体的には、金融機関の顧客が操作して振込取引を行うことができる操作部を有する表示装置及び入力装置と、指向性のあるアンテナが接続された受信機と、該受信機が計測した顧客の携帯電話機が発する電波の強度に基づき、顧客が携帯電話機を使用して通話中であるか否かを判断する制御部とを有する装置により構成される。この装置により、顧客が振込取引を行っている場合に通話中であるときを捕えて、上記顧客を窓口に誘導して取引を中止するというものである。
シャープの迷惑電話フィルタサービスのサイトには、警察や自治体からの情報を基に詐欺や悪質なセールスを自動的に着信拒否する電話システムが開示されている(非特許文献1)。
特許文献2には、詐欺師からの発信とそうでない人からの発信とをより高精度に峻別するための発信者特定装置が開示されている。この発信者特定装置は、着信者の近親者の音声特徴情報である第1音声特徴情報が登録されるホワイトリストと、詐欺師の音声特徴情報である第2音声特徴情報が登録されるブラックリストとを記憶する記憶手段と、発信の音声データを取得し、音声データの音声特徴情報である第3音声特徴情報を求め、第3音声特徴情報が第1音声特徴情報および第2音声特徴情報と一致するか否かを判定する。そして、第3音声特徴情報が第1音声特徴情報および第2音声特徴情報のいずれとも一致しない場合、第3音声特徴情報の中に複数の人物の音声特徴情報が含まれるか否かを判定し、第3音声特徴情報の中に複数の人物の音声特徴情報が含まれる場合、発信は前記詐欺師からの発信の可能性が高いとの第1判定結果を得る音声特徴分析手段を備える。
声紋分析という観点から特許文献3には、電話機からの音声データを解読する専用のセンターを設け、このセンターにおいて音声データに含まれる内容を解読して所望の相手方と電話を通じさせる等を行う声紋電話システムが開示されている。この声紋電話システムは、少なくともマイクとスピーカとパワー手段とを備えた電話機である。この電話機は、パワー手段により電話ができるようになった時に所定の声紋電話コールセンターを呼び出して接続し、マイクから入力した音声データを声紋電話コールセンター側でその声紋を解読して所定の相手方に接続する。
更に特許文献4には、声紋認証のための声紋データを通話中の受話音声からリアルタイムに、しかも通話相手の音声を意識させることなく取得し、声紋から本人であるか他人であるかを判断するために個別に設けられた判定閾値を自動的に更新しながら、判定結果をユーザに通知するシステムが開示されている。
このシステムは、受話音声を取得し、発話側の電話番号を取得し、取得した受話音声から声紋データを抽出する。ここで、取得した電話番号が電話帳にある場合に取得した電話番号と抽出した声紋データとを対応付けて格納する。そして、登録された声紋データと取得した受話音声から抽出した声紋データとの類似度を示すスコアを算出し、算出したスコアと予め個別に定められた閾値とを比較して、取得した受話音声から抽出した声紋データの真偽を判定する。この判定結果が偽である場合に、その判定結果を通知する。さらに、判定結果が真である度ごとに、個別の閾値を更新するものである。
特許第5561395号公報 WO2015/194148号公報 特許第4812928号公報 特許第6407634号公報
シャープ、詐欺対策強化機能の「迷惑電話フィルタサービス」欄、[令和1年5月10日検索]、[online]<http://www.sharp.co.jp/fax-phone/sagitaisaku/filter/>
本発明は、それぞれの電話番号を有する電話機へ着呼がなされた場合に、当該電話番号を有する電話機に対して送られてくる音声データから着信許可と着信拒否を適切に判定して振り込め詐欺等に対する対応を行うことが可能な電話システムを提供することを目的とする。
本実施形態の電話システムは、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報が登録された着信許可者音声記憶部と、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信拒否者の音声データとその着信拒否者の識別情報が登録された着信拒否者音声記憶部と、着呼に応答した場合の相手話者の音声データを記憶するための着呼時音声記憶手段と、着呼があると、当該着呼に応答し、相手話者の音声データを前記着呼時音声記憶手段へ記憶する第1の着呼対応手段と、前記着呼時音声記憶手段へ音声データが登録されると、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して前記着信許可者音声記憶部に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出し、更に、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して前記着信拒否者音声記憶部に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段が前記着信許可者音声記憶部に登録有を検出すると、前記着呼を対応の電話端末へ送る一方、前記第1の検出手段が前記着信拒否者音声記憶部に登録有を検出すると、前記着呼を切断する第2の着呼対応手段とを具備することを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る電話システムの構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る電話システムの動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る電話システムの構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る電話システムの動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る電話システムの構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る電話システムの構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る電話システムの動作を示すフローチャート。 本発明の第5の実施形態に係る電話システムの構成を示すブロック図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1に、第1の実施形態に係る電話システムの構成図を示す。この電話システムは、複数の公衆回線10−1〜10−nに回線インタフェース21−1〜21−nが接続された構成を有し、回線インタフェース21−1〜21−nは交換回路22に接続されている。交換回路22には、m個の電話インタフェース23−1〜23−mが接続されている。電話インタフェース23−1〜23−mには、電話端末である電話機24−1〜24−mが接続されている。
この電話システムを制御するために中央制御部30が設けられており、回線インタフェース21−1〜21−n、交換回路22、電話インタフェース23−1〜23−mをバス25を介して制御する。中央制御部30には、着信許可者音声記憶部41、着信拒否者音声記憶部42、着呼時音声記憶手段43が接続されている。着信許可者音声記憶部41は、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報が登録されたものである。識別情報は着信許可者の電話番号であっても良いが、同じ人物が登録されないように識別できる番号等であれば十分である。着信拒否者音声記憶部42は、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信拒否者の音声データとその着信拒否者の識別情報が登録されたものである。識別情報は同じ人物が登録されないように識別できる番号等とすることができる。着呼時音声記憶手段43は、着呼に応答した場合の相手話者の音声データを記憶するための記憶装置や記憶領域などである。
中央制御部30は、CPUがメモリのプログラムにより各部を制御するコンピュータの構成を採用することができ、プログラムにより、第1の着呼対応手段31、第1の検出手段32、第2の着呼対応手段33、第1の音声データ登録処理手段34を構成することができる。第1の着呼対応手段31は、着呼があると、当該着呼に応答し、相手話者の音声データを上記着呼時音声記憶手段43へ記憶するものである。第1の検出手段32は、上記着呼時音声記憶手段43へ音声データが登録されると、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して前記着信許可者音声記憶部41に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出し、更に、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して上記着信拒否者音声記憶部42に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出するものである。
第2の着呼対応手段33は、上記第1の検出手段32が上記着信許可者音声記憶部に登録有を検出すると、上記着呼を対応の電話端末へ送る一方、上記第1の検出手段が上記着信拒否者音声記憶部に登録有を検出すると、上記着呼を切断するものである。第1の音声データ登録処理手段34は、上記第2の着呼対応手段33が、上記着信許可者音声記憶部41と上記着信拒否者音声記憶部42の双方に登録無を検出すると、上記着呼を切断すると共に、該当電話端末を呼び出すと共に通話状態へ移行した後、上記着呼時音声記憶手段43へ登録されている音声データを送って通話者に聞かせ、上記着信許可者音声記憶部41と上記着信拒否者音声記憶部42のいずれかへの当該音声データ等の登録指示を受けるものである。
以上のように構成された第1の実施形態に係る電話システムは、図2に示されるようなフローチャートのプログラムにより動作を行うので、このフローチャートに基づき動作説明を行う。動作開始後に着呼を待ち(S11)、着呼があると、着呼に応答し、相手から音声を発してもらい、送られた音声データを当該着先電話機に対応して着呼時音声記憶手段に識別情報と共に記憶する(S12)。
次に、上記着呼時音声記憶手段43に登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して着信許可者音声記憶部41に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出し、更に、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して上記着信拒否者音声記憶部42に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出する(S13)。
着信許可者音声記憶部41に登録されているかを検出し(S14)、登録されている場合には、着呼を該当電話機へ送り着信呼び出しを行い、通常の電話に着信した状態とする(S15)。ステップS14においてNOとなると、着信拒否者音声記憶部42に登録されているかを検出し(S16)、登録されている場合には、着呼を切断して(S17)終了となる。
ステップS16においてNOとなると、該当電話機を呼び出し通話状態となると着呼時音声記憶手段43に登録された当該音声データを送って聞かせ、この音声データを着信許可者音声記憶部41に登録するか着信拒否者音声記憶部42に登録するかの指示を受けて指示に従い処理を行う(S18(第1の音声データ登録処理手段34))。指示がない場合や両方への登録が指示された場合には、処理を行わないようにすることができる。
上記の構成によって、音声データから着信許可と着信拒否を適切に判定して振り込め詐欺等に対する対応を行うことが可能となる。
図3に、第2の実施形態に係る電話システムの構成図を示す。この実施形態は、第1の実施形態に対し、中央制御部30Aに容疑者音声記憶手段44が接続されて設けられており、また、中央制御部30Aが第1の実施形態の構成に加えて更に、第2の検出手段35、電話通報手段36を備える点が異なっている。
容疑者音声記憶手段44は、振り込め詐欺の容疑に係る者の音声データをその者の識別情報に対応させて登録したものである。この音声データは例えば警察から提供を受けて容疑者音声記憶手段44に記憶させておくことができる。
第2の検出手段35は、上記着呼時音声記憶手段43へ音声データが登録されると、登録された当該音声データと上記容疑者音声記憶手段44に記憶された音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出するものである。電話通報手段36は、上記第2の検出手段35が上記容疑者音声記憶手段44に登録有を検出すると、振り込め詐欺の容疑に係る者からの着呼がなされたことを警察へ電話通報するものである。
以上のように構成された第2の実施形態に係る電話システムは、図4に示されるようなフローチャートのプログラムにより動作を行うので、このフローチャートに基づき動作説明を行う。第2の実施形態では、第1の実施形態の動作を示すフローチャートのステップS14におけるNOへの分岐動作の後にステップS21とステップS22との処理が加わる。即ち、ステップS14においてNOへ分岐すると、着呼時音声記憶手段43へ登録された音声データと上記容疑者音声記憶手段44に記憶されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出する(S21)。ここで、YESとなると、予め記憶されている警察の電話番号へ発呼して上記で比較結果が一致した音声データの識別情報などと共に、着呼した電話番号の電話機の登録者などの必要情報を音声通報する。
上記の通報によって、振り込め詐欺の容疑者が用いている電話番号やターゲットにしている地域などを警察に知らせ、その後の容疑者逮捕などへつなげることができる。なお、本実施形態では、ステップS21においてNOへ分岐した場合に、第1の実施形態で説明したステップS18へ進み、該当電話機を呼び出し通話状態となると着呼時音声記憶手段43に登録された当該音声データを送って聞かせ、この音声データを着信許可者音声記憶部41に登録するか着信拒否者音声記憶部42に登録するかの指示を受けて指示に従い処理を行うことになる。
また、この第2の実施形態では、中央制御部30Aが容疑者音声更新手段37を備えている。容疑者音声更新手段37は、所定のときに警察へ発呼して通話状態へ移行した後に、前記容疑者音声記憶手段の記憶内容に関する更新データを受け取り、この更新データによって上記容疑者音声記憶手段44の記憶内容を更新するものである。この構成により、容疑者音声記憶手段44の記憶内容を適切な内容に保つことができる。
第3の実施形態の構成を図5に示す。この第3の実施形態では、第2の実施形態の構成に加えて、中央制御部30Bが着信許可者音声収集登録手段38を備えている。着信許可者音声収集登録手段38は、電話端末からの依頼を受けて与えられた電話番号へ発呼して通話状態へ移行した後に、未登録の着信許可者から音声データを受信し、上記着信許可者音声記憶部41の上記電話端末の電話番号に対応付けて、上記受信した着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報を登録するものである。
即ち、この実施形態では、電話機の所有者や登録者が、予め知り合いなどの電話番号と関係などをシステムの管理者へ届けておくことにより、知り合いへ電話発信して通話時に相手により音声データを登録してもらう場合の「挨拶メッセージ」などを作成しておくなどして、適宜なのときに相手先へ中央制御部30Bが発呼し音声データを収集し、着信許可者音声記憶部41の上記電話端末の電話番号に対応付けて、上記受信した着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報を登録する。この構成によって、電話機の所有者や登録者が、知り合い一人一人に電話して音声データを収集することなく、着信許可者音声記憶部41の内容を収集することができ便利である。この着信許可者音声収集登録手段38は、第1の実施形態の中央制御部30Aに備えさせることができる。
第4の実施形態の構成を図6に示す。この第4の実施形態では、第3の実施形態の構成に加えて、中央制御部30Cが同報送信手段39とお知らせ情報登録手段51を備えている。中央制御部30Cには、お知らせ情報記憶部45が備えられている。バス25には、音声入力装置(マイクロフォンや音声レコーダなど)を接続する音声入力インタフェース26が備えられている。これらの新たな構成は、図1の第1の実施形態や図3の第2の実施形態に備えさせて、電話システムとすることができる。
お知らせ情報記憶部45は、この電話システムの全電話端末へ同報送信する振込詐欺に関する音声データが記憶されるものである。同報送信手段39は、上記お知らせ情報記憶部に記憶された音声データを、この電話システムの全電話端末へ同報送信するものである。お知らせ情報登録手段51は、警察から上記お知らせ情報記憶部に記憶する音声データを得て、また、上記お知らせ情報記憶部45に記憶する音声データを、音声入力インタフェース26から得て、上記お知らせ情報記憶部45に記憶するものである。
このお知らせに関する動作は図7に示すフローチャートにより行われる。警察よりお知らせが到来したかを検出し(S31)、YESとなると、到来したお知らせに係る音声メッセージをお知らせ情報記憶部45に記憶する(S32)。
次に、音声入力インタフェース26からの音声入力によるお知らせがあるか否かを検出し(S33)、YESとなると入力されたお知らせに係る音声メッセージをお知らせ情報記憶部45に記憶する(S34)。次に、お知らせ情報記憶部45に記憶された新たな音声メッセージが有るか否か検出し(S35)、YESとなると全ての電話機24−1〜24−mへ一斉同報により発呼し、応答することにより上記に登録されている新たなお知らせに係る音声メッセージを送信する(S36)。
次に、全ての電話機24−1〜24−mへ新たなお知らせに係る音声メッセージを送信できたか確認し(S37)、NOとなるとステップS35へ戻って処理を続ける。ステップS37YESへ分岐すると、一斉同報のジョブを新規なお知らせ無しにセットし(S38)、ステップS31へ戻って処理を続ける。なお、お知らせの内容は、最近の振り込め詐欺の手口や注意点、或いはこの電話システムに到来した振り込め詐欺の内容や日時などとすることができる。これにより、この電話システムの加入者に注意を喚起することができる。
第5の実施形態の構成を図8に示す。この第4の実施形態では、第3の実施形態の構成に加えて、中央制御部30Dが第3の検出手段52と第3の着呼対応手段53を備えている。中央制御部30Dには、電話帳データ記憶部46が接続されて備えられている。これらの新たな構成は、図1の第1の実施形態や図3の第2の実施形態や図5の第3の実施形態に備えさせて、電話システムとすることができる。
電話帳データ記憶部46は、電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の電話番号データが登録されたものである。第3の検出手段52は、着呼があると、着呼と共に回線網から送られてくる送信元電話番号について、着呼に係る電話番号に対応付けられた前記電話帳データ記憶部に登録が有るか無いかを検出するものである。第3の着呼対応手段53は、上記第3の検出手段52が登録有を検出すると当該着呼を対応の電話端末へ送る一方、上記第3の検出手段が登録無を検出すると上記第1の着呼対応手段による、相手話者の音声データを着呼時音声記憶手段43へ記憶する処理へ制御を移すものである。
本実施形態により、着呼があると、まず、前記第3の検出手段による、電話帳データ記憶部46への登録の有無検出が行われる。ここで登録があると、当該着呼を対応の電話端末へ送る。これにより、通常の電話呼出しと、応答による通話へと進む。一方、前記第3の検出手段52が登録無を検出すると上記第1の着呼対応手段31による、相手話者の音声データを着呼時音声記憶手段43へ記憶する処理が行われる。これ以降は、第1の実施形態により説明した動作が行われる。本実施形態によれば、電話番号により知り合いからの着呼であることが検出されると、該当の電話機へ着呼が送られ通常の電話着信の如くの処理が行われ、音声データの記憶や声紋認証など時間のかかる処理なく、通話へと進むことができる。
10−1〜10−n 公衆回線
21−1〜21−n 回線インタフェース
22 交換回路
23−1〜23−m 電話インタフェース
24−1〜24−m 電話機
25 バス
26 音声入力インタフェース
30、30A、30B、30C、30D 中央制御部
31 第1の着呼対応手段
32 第1の検出手段
33 第2の着呼対応手段
34 第1の音声データ登録処理手段
35 第2の検出手段
36 電話通報手段
37 容疑者音声更新手段
38 着信許可者音声収集登録手段
39 同報送信手段
41 着信許可者音声記憶部
42 着信拒否者音声記憶部
43 着呼時音声記憶手段
44 容疑者音声記憶手段
45 お知らせ情報記憶部
46 電話帳データ記憶部
51 お知らせ情報登録手段
52 第3の検出手段
53 第3の着呼対応手段

Claims (7)

  1. 電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報が登録された着信許可者音声記憶部と、
    電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信拒否者の音声データとその着信拒否者の識別情報が登録された着信拒否者音声記憶部と、
    着呼に応答した場合の相手話者の音声データを記憶するための着呼時音声記憶手段と、
    着呼があると、当該着呼に応答し、相手話者の音声データを前記着呼時音声記憶手段へ記憶する第1の着呼対応手段と、
    前記着呼時音声記憶手段へ音声データが登録されると、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して前記着信許可者音声記憶部に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出し、更に、登録された当該音声データと着呼先の電話番号に対応して前記着信拒否者音声記憶部に登録されている音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段が前記着信許可者音声記憶部に登録有を検出すると、前記着呼を対応の電話端末へ送る一方、前記第1の検出手段が前記着信拒否者音声記憶部に登録有を検出すると、前記着呼を切断する第2の着呼対応手段と
    を具備することを特徴とする電話システム。
  2. 前記第2の着呼対応手段が、前記着信許可者音声記憶部と前記着信拒否者音声記憶部の双方に登録無を検出すると、前記着呼を切断すると共に、該当電話端末を呼び出すと共に通話状態へ移行した後、前記着呼時音声記憶手段へ登録されている音声データを送って通話者に聞かせ、前記着信許可者音声記憶部と前記着信拒否者音声記憶部のいずれかへの当該音声データの登録指示を受ける第1の音声データ登録処理手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 振り込め詐欺の容疑に係る者の音声データをその者の識別情報に対応させて登録した容疑者音声記憶手段と、
    前記着呼時音声記憶手段へ音声データが登録されると、登録された当該音声データと前記容疑者音声記憶手段に記憶された音声データとを声紋認証により比較して登録の有無を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が前記容疑者音声記憶手段に登録有を検出すると、振り込め詐欺の容疑に係る者からの着呼がなされたことを警察へ電話通報する電話通報手段と
    を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の電話システム。
  4. 所定のときに警察へ発呼して通話状態へ移行した後に、前記容疑者音声記憶手段の記憶内容に関する更新データを受け取り、この更新データによって前記容疑者音声記憶手段の記憶内容を更新する容疑者音声更新手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の電話システム。
  5. 電話端末からの依頼を受けて与えられた電話番号へ発呼して通話状態へ移行した後に、未登録の着信許可者から音声データを受信し、前記着信許可者音声記憶部の前記電話端末の電話番号に対応付けて、前記受信した着信許可者の音声データとその着信許可者の識別情報を登録する着信許可者音声収集登録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電話システム。
  6. この電話システムの全電話端末へ同報送信する振込詐欺に関する音声データが記憶されるお知らせ情報記憶部と、
    前記お知らせ情報記憶部に記憶された音声データを、この電話システムの全電話端末へ同報送信する同報送信手段と、
    警察から前記お知らせ情報記憶部に記憶する音声データを得て、また、前記お知らせ情報記憶部に記憶する音声データを、音声入力インタフェースから得て、前記お知らせ情報記憶部に記憶するお知らせ情報登録手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電話システム。
  7. 電話番号に対応付けられた電話端末毎に、着信許可者の電話番号データが登録された電話帳データ記憶部と、
    着呼があると、着呼と共に送られてくる送信元電話番号について、着呼に係る電話番号に対応付けられた前記電話帳データ記憶部に登録が有るか無いかを検出する第3の検出手段と、
    前記第3の検出手段が登録有を検出すると当該着呼を対応の電話端末へ送る一方、前記第3の検出手段が登録無を検出すると前記第1の着呼対応手段による、相手話者の音声データを着呼時音声記憶手段へ記憶する処理へ制御を移す第3の着呼対応手段と
    を具備することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電話システム。
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