JP2010212860A - メッセージ送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生体認証を行うことで通話先に携帯電話端末所有者本人であることの保証を行い、又、携帯電話端末所有者が緊急事態にあることを携帯電話端末所有者の周りに気づかれないように通知することにより、ふりこめ詐欺等の犯罪行為を防ぐことができる携帯電話端末のメッセージ送信システムを提供する。
【解決手段】サーバ102と、発信元となる発信元携帯電話端末103aと、通話先となる通話先携帯電話端末103nとが通信自在に接続されるメッセージ送信システムであって、発信元携帯電話端末103aは、生体情報を検知する生体情報検知手段と、生体情報をサーバ102に送信する手段とを備え、サーバ102は、送信されてきた生体情報が認証情報DB101に登録されている場合で、通話開始後、前回検知した生体情報と同じでない場合は、該生体情報に対応するメッセージを認証情報DB101から取り出し、通話先携帯電話端末103nに送信する手段等を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話端末の発信者が本人であるかどうかを通知するとともに、発信者本人である場合、発信者が置かれている状況を通話先の相手に伝えることができるメッセージ送信システムに関する。
携帯電話端末での着信時には着信相手の携帯電話端末の電話番号は表示されるが、携帯電話端末の所有者本人からの着信であるかは判断することができない。又、番号表示拒否の設定を行うことで電話番号は表示されない機能も存在している。
このため、受信者は発信者の声のみで通話相手を判断することとなるため、携帯電話端末の所有者になりすますことが可能であり、近年多発している、ふりこめ詐欺により多額の経済的損失を受けるといった不利益が生じている。
このような問題を解決するため、例えば、特許文献1には発信操作時に生体認証を行うことにより本人でなければ通話できないようにした携帯電話端末が開示されている。
更に、特許文献2には携帯電話端末上の特定のボタンを押すことにより非常事態であることを通報できる携帯電話端末が開示されている。
特開平4−352547号公報 特開2004−40339号公報
ふりこめ詐欺防止の対策として、例えば、発信者と、受信者の間でお互いの個人情報等の合言葉を決めておき、それを聞くことで本人と確認することができる。
しかし、合言葉を聞く方法では他者が事前に携帯電話端末の所有者の合言葉を知る事で簡単になりすます事が可能である。
又、特許文献1の技術では携帯電話端末所有者が他者に脅されて所有者自らが電話している場合には携帯電話端末所有者本人からの通話と判断され、犯罪の被害にあう可能性がある。又、特許文献1の技術では所有者以外は発信できないため犯人が激怒し拉致されている所有者にさらなる悲劇が訪れる可能性がある。さらに特許文献2の方法では非常事態通報ボタンが目立つ形で装着されているため、犯人の前では押しにくいという致命的な欠点がある。
以上の現状に鑑み、本発明は、生体認証を行うことで通話先に携帯電話端末所有者本人であることの保証を行い、ふりこめ詐欺等の犯罪行為を防ぐことができる携帯電話端末のメッセージ送信システムを提供することを目的とする。
又、携帯電話端末所有者が緊急事態にあることを携帯電話端末所有者の周りに気づかれないように通知することができる携帯電話端末のメッセージ送信システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、サーバと、発信元となる発信元携帯電話端末と、通話先となる通話先携帯電話端末とが公衆回線網によるネットワークを介して通信自在に接続されるメッセージ送信システムであって、
前記発信元携帯電話端末は、生体情報を検知する生体情報検知手段と、
通信が開始されたことを検知すると、生体情報が検知されているかをチェックする手段と、
生体情報が検知されている場合はその生体情報を前記サーバに送信する手段と、
生体情報が検知されていない場合は検知されていない旨の情報を前記サーバに送信する手段とを備え、
前記サーバは、生体情報等の認証情報を具備する個人情報テーブルとメッセージテーブルとを格納する認証情報データベースと
前記発信元携帯電話端末から受信した情報により生体情報検知情報が検知されているかどうか判断する手段と、
生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
生体情報が検知されていた場合には送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されているか検索する手段と、
生体情報が登録されている場合で、送信されてきた生体情報が、通話開始後、前回検知した生体情報と同じでない場合は、該生体情報に対応するメッセージのいずれかを前記メッセージテーブルから取り出す手段と、
取り出したメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段とを備えたことを特徴とするメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記サーバは、前記発信元携帯電話端末から送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されている場合で、通話開始後、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合は、次の生体情報検知を待つ手段を備えることを特徴とする請求項1記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記サーバは、通話開始後、前回送信したメッセージと同じメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信しない手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項4に係る発明は、前記サーバは、通話開始後、前回送信したものと違うメッセージを送信する場合のみ、前記通話先携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号を前記メッセージとともに前記通話先携帯電話端末に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項5に係る発明は、発信元となる発信元携帯電話端末と、通話先となる通話先携帯電話端末とが、公衆回線網によるネットワークを介して通信自在に接続されるメッセージ送信システムであって、
前記発信元携帯電話端末は、生体情報等の認証情報を具備する個人情報テーブルとメッセージテーブルとを格納する認証情報データベースと
生体情報を検知する生体情報検知手段と、
通信が開始されたことを検知すると、生体情報が検知されているかをチェックする手段と、
生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
生体情報が検知されている場合には生体情報が前記個人情報テーブルに登録されているか検索する手段と、
生体情報が登録されている場合で、送信されてきた生体情報が、通話開始後、前回検知した生体情報と同じでない場合は、該生体情報に対応するメッセージのいずれかを前記メッセージテーブルから取り出す手段と、
取り出したメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
生体情報が前記個人情報テーブルに登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段とを備えたことを特徴とするメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項6に係る発明は、前記発信元携帯電話端末は、検知された生体情報が前記個人情報テーブルに登録されている場合で、通話開始後、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合は、次の生体情報検知を待つ手段を備えることを特徴とする請求項5記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項7に係る発明は、前記発信元携帯電話端末は、通話開始後、前回送信したメッセージと同じメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信しない手段を備えたことを特徴とする請求項5又は6記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
請求項8に係る発明は、前記発信元携帯電話端末は、通話開始後、前回送信したものと違うメッセージを送信する場合のみ、前記通話先携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号をメッセージとともに前記通話先携帯電話端末に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一に記載のメッセージ送信システムを提供するものである。
本発明によれば、生体認証を行うことで通話先に携帯電話端末所有者本人であることの保証を行い、ふりこめ詐欺等の犯罪行為を防止する携帯電話端末のメッセージ送信システムを提供することができる。
又、携帯電話端末所有者が緊急事態にあることを携帯電話端末所有者の周りに気づかれないように通知する携帯電話端末のメッセージ送信システムを提供することができる。
本発明の実施例1のメッセージ送信システムの形態例を示すシステム構成図である。 本発明の認証情報DBに格納されているデータの構成図である。 本発明の実施例1の携帯電話端末の内部構成図である。 (a)〜(d)本発明の実施例1の着信画面の例である 本発明の実施例1のメッセージ送信システムの処理の概要を示すフローチャート図である。 本発明の実施例2のメッセージ送信システムの形態例を示すシステム構成図である。 本発明の実施例2の携帯電話端末の内部構成図である。 本発明の実施例2のメッセージ送信システムの処理の概要を示すフローチャート図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
尚、上記サーバはコンピュータであり、上記各手段は、コンピュータ又は携帯電話端末のCPUが必要なコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより実現される手段であり、そのフローチャート図が図5及び図8である。
図1は、本発明の実施例1のメッセージ送信システムを示すシステム構成図である。
この実施例の携帯電話端末生体認証通信システムは、認証情報DB(データベース)101を備えたサーバ102と携帯電話端末103a、103b、103nから構成されており、この携帯電話端末103a、103b、103nは無線回線によって基地局104a、104nとそれぞれ接続されている。そして基地局104a、104nは公衆回線網によるネットワーク105と接続され、このネットワーク105にサーバ102が接続されている。
従って、例えば、発信元携帯電話端末103aから通話先携帯電話端末103nに生体認証通信を行う場合は、まず発信元携帯電話端末103aから無線回線によって発信元携帯電話端末103aの最寄りの基地局104aに接続し、基地局104aからネットワーク105を介してサーバ102に接続し、サーバ102に登録されている生体認証情報との認証を行い、通話先携帯電話端末103nの最寄りの基地局104nにネットワーク105を介して接続し、無線回線により通話先携帯電話端末103nに接続する。
サーバ102は生体認証機能を有する生体認証処理部106を備えており、送信された生体認証入力情報の判定を行う。さらにサーバ102はメッセージ送信部107を備えており、生体認証処理部106の認証結果に対応したメッセージを通話先に送付する。
図2は認証情報DB101に格納されているデータの一例を示す構成図である。
認証情報DB101には、個人情報テーブル200と、メッセージテーブル210が備えられ、発信元と成り得る携帯電話端末103a、103b、103nの情報が夫々予め登録され格納されている。
個人情報テーブル200は、氏名201、電話番号202、通常モード生体情報203、緊急モード生体情報204、及び利用者が任意のメッセージを送信するためのn個の予備生体情報205から20n+4で構成されている。
メッセージテーブル210には生体認証できなかったときのメッセージ211、通常モード生体情報に対応するメッセージ212、緊急モード生体情報に対応するメッセージ213、予備生体情報に対応するn個のメッセージ214から21n+3が登録されている。個人情報テーブル200に登録されている生体情報とは例えば指の種類別、指の組み合わせ別の指紋の情報などを文字列あるいはバイナリデータ化したものである。これらのデータの登録方法は任意であるが、通常モード及び緊急モード用の生体情報については携帯電話端末登録時に登録するような運用が望ましいと思われる。又、登録する生体情報については虹彩情報、指静脈情報など他の生体認証情報を用いてもよいし、それらの組み合わせを用いてもよいことは言うまでもない。
図3は携帯電話端末301(図1に於いて携帯電話端末103a、103b、103nに相当)の内部構成図である。
携帯電話端末301はデータ処理部302、データ送受信部303、音声出力部304、表示部305、データ入力部306、生体認証情報入力部307、音声入力部308で構成されている。
相手の電話番号をデータ入力部306から入力しデータ処理部302により処理し、表示部305に表示する。通話が開始されるとデータ送受信部303にて受信した音声データをデータ処理部302にて処理を行い音声出力部304より音声として出力し、発信者が発声した音声を音声入力部308から受け取りデータ処理部302にて音声データとして処理を行いデータ送受信部303より送信する。
前記生体認証情報入力部307にて生体認証情報の入力を行う。
図4は通話先の携帯電話端末301に表示される着信画面の例を示した図である。
これらの画面はメッセージテーブル210内の発信者携帯電話端末301が認識した生体情報に対応するメッセージから作成されるもので、発信者本人を認証できなかった場合の非認証モード画面401、本人認証がされた時の通常時の画面402、本人認証がされたものの発信者が危険な状態の可能性があることを示す画面403、本人認証がされている場合に発信者がこっそり任意のコメントを送信した場合の画面40nなどを例示している。
図5は本発明の実施例1の処理内容を示すフローチャートである。
ステップ501から502及び514は発信元携帯電話端末301内のデータ処理部302が行う処理である。
発信元携帯電話端末301内のデータ処理部302は通信が開始されたことを検知すると(ステップ501)、生体認証情報入力部307により生体情報が検知されているかをチェックし、その結果をデータ送受信部303を介してサーバ102に送信する(ステップ502)。すなわち生体情報が検知されている場合はその生体情報を送信し、検知されていない場合は検知されていない旨の情報をサーバ102に送信する。
生体情報が検知されている場合、発信元携帯電話端末301内部でサーバ102の持つ個人情報テーブル200に登録されている生体認識情報と同じ形式に変換してから送るか、又は変換してから個人情報テーブル200に登録されている生体認識情報の何番目の情報が入力されたかその数値だけを送ると通信量が少なく処理が迅速になるが、生体情報をそのまま送信してサーバ102内で変換する実装にしてもよい。
サーバ102は発信元携帯電話端末301からの生体情報検知情報を判断し(ステップ503)、生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面401を表示させるためのデータ211を通話先携帯電話端末301に送信する(ステップ504)。
生体情報が検知されていた場合には送信されてきた生体情報が個人情報テーブル200に登録されているかを調べる。具体的にはサーバ102で受信したデータの発信元電話番号と、電話番号202が一致し、かつ受信した生体情報と生体情報203乃至20n+4のいずれかが一致するかの判定を行う(ステップ505、506)。
登録されている場合には、通話開始後2回目以降の生体情報検知の場合で(ステップ507)、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合(ステップ508)にはステップ509乃至513の処理はスキップし、次の生体情報検知を待つ。そうでない場合には該生体情報に対応するメッセージ212乃至21n+1のいずれかをメッセージテーブル210から取り出し(ステップ509)、この時、通話開始後1回目のメッセージ送信である場合(ステップ511)には、通話先の携帯電話端末301にメッセージを送信する(ステップ510)。
通話開始後2回目以降のメッセージ送信の場合(ステップ511)には、前回送信したものと違うメッセージの場合(ステップ512)のみ送信し、その際には送信先の携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号をメッセージとともに送信する(ステップ513)。
通話開始後の前回送信したものと同じメッセージの場合(ステップ512)は送信しない。
ステップ506に於いて、送信されてきた生体情報が個人情報テーブル200に登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面401を表示させるためのデータ211を通話先携帯電話端末301に送信する(ステップ504)。そして、通話が終了したことを発信元携帯電話端末機301が検知するまで(ステップ514)、ステップ502からステップ514の処理が繰り返される。
例えば生体認証を静脈にて行う場合には、右手人差し指の静脈の情報を通常モード生体情報203として登録し、右手中指の静脈の情報を緊急モード生体情報204として登録を行っておく。そして通話先に通常モードでの通話であることを知らせたい時には、右手人差し指、緊急モードでの通話であることを知らせたい時には右手中指を発信元携帯電話端末301の生体認証情報入力部307に置くことにより、対応するメッセージを通話先に送信することができる。
生体認証情報203、緊急用生体認証情報204にどの生体情報を登録しているかは登録者本人にしかわからないため発信者、受信者以外には認証モード、緊急モードどちらで電話発信を行っているかわからず、犯罪に巻き込まれた時などに犯人に知られずにメッセージを送信することが可能である。又、任意のメッセージを他の指又は指の組み合わせと関連付けて登録しておけば、通話中に周囲で聞き耳を立てている者に気づかれずに通話相手にメッセージを送ることが可能となる。
実施例1ではサーバ102が生体情報を解析しメッセージを送信する形態を示したが、実施例1のサーバ102が備えた生体認証処理部106、メッセージ送信部107、認証情報DB101のすべて又はいずれかを携帯電話端末301内に持つ形態で実装してもよい。
この形態を実施例2として図6乃至図8に示すが、ネットワークが普及している現在、ネットワークは1つのデータ経路に過ぎず、どの要素がネットワーク上にあろうがローカルにあろうが全体を1つのメッセージ送信システムと見れば基本的に実施例1と同じである。
実施例2では、主に実施例1と異なる部分を中心に説明し、実施例1と同じ構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の実施例2を示すシステム構成図である。
この実施例の携帯電話端末生体認証通信システムは、携帯電話端末601a、601b、601nから構成されており、この携帯電話端末601a、602b、603nは無線回線によって基地局104a、104nとそれぞれ接続されている。そして基地局104a、104nは公衆回線網によるネットワーク105と接続されている。
従って、例えば、発信元携帯電話端末601aから通話先携帯電話端末601nに生体認証通信を行う場合は、まず発信元携帯電話端末601aから無線回線によって発信元携帯電話端末601aの最寄りの基地局104aに接続し、基地局104aから通話先携帯電話端末601nの最寄りの基地局104nにネットワーク105を介して接続し、無線回線により通話先携帯電話端末601nに接続する。
図7は携帯電話端末701(図6に於いて、携帯電話端末601a、601b、601nに相当)の内部構成図である。
携帯電話端末701はデータ処理部702、データ送受信部703、音声出力部304、表示部305、データ入力部306、生体認証情報入力部307、音声入力部308、生体認証処理部704、メッセージ送信部705で構成され、生体認証処理部704は認証情報DB706を備えている。
尚、前述した携帯電話端末701の構成の装備は、送信元が限定される場合は、送信元携帯電話端末701にのみ装備すれば良く、通話先である通話先携帯電話端末701は、図3に示す携帯電話端末301と同構成であっても良い。
相手の電話番号をデータ入力部306から入力しデータ処理部702により処理し、表示部305に表示する。通話が開始されるとデータ送受信部703にて受信した音声データをデータ処理部702にて処理を行い音声出力部304より音声として出力し、発信者が発声した音声を音声入力部308から受け取りデータ処理部702にて音声データとして処理を行いデータ送受信部703より送信する。
前記生体認証情報入力部307にて生体認証情報の入力を行う。
生体認証処理部704は生体認証機能を有し、送信された生体認証入力情報の判定を行う。メッセージ送信部705は、生体認証処理部704の認証結果に対応したメッセージを通話先に送付する。
認証情報DB706には、個人情報テーブル200と、メッセージテーブル210が備えられ、発信元と成る携帯電話端末701の情報が夫々予め登録され格納されている。
図8のフローチャートを用いて本発明の実施例2の処理内容を説明する。
ステップ801から802及び814は発信元携帯電話端末701内のデータ処理部702が行う処理である。
発信元携帯電話端末701内のデータ処理部702は通信が開始されたことを検知すると(ステップ801)、生体認証情報入力部307により生体情報が検知されているかをチェックし、その結果を生体認証処理部704に送信する(ステップ802)。すなわち生体情報が検知されている場合はその生体情報を送信し、検知されていない場合は検知されていない旨の情報を生体認証処理部704に送信する。
生体情報が検知されている場合、発信元携帯電話端末701内部で生体認証処理部704の持つ認証情報DB706の個人情報テーブル200に登録されている生体認識情報と同じ形式に変換してから送るか、又は変換してから個人情報テーブル200に登録されている生体認識情報の何番目の情報が入力されたかその数値だけを送っても良く、或いは、生体情報をそのまま送信して生体認証処理部704内で変換する実装にしても良い。
生体認証処理部704はデータ処理部702からの生体情報検知情報を判断し(ステップ803)、生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面401を表示させるためのデータ211を通話先携帯電話端末701に送信する(ステップ804)。
生体情報が検知されていた場合には送信されてきた生体情報が個人情報テーブル200に登録されているかを調べる。具体的には生体認証処理部704で受信した生体情報と生体情報203乃至20n+4のいずれかが一致するかの判定を行う(ステップ805、806)。
登録されている場合には、通話開始後2回目以降の生体情報検知の場合で(ステップ807)、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合(ステップ808)にはステップ809乃至813の処理はスキップし、次の生体情報検知を待つ。そうでない場合には該生体情報に対応するメッセージ212乃至21n+1のいずれかをメッセージテーブル210から取り出し(ステップ809)、この時、通話開始後1回目のメッセージ送信である場合(ステップ811)には、通話先の携帯電話端末に取り出したメッセージを送信する(ステップ810)。
この時、通話開始後2回目以降のメッセージ送信の場合(ステップ811)には、前回送信したものと違うメッセージの場合(ステップ812)のみメッセージを送信し、その際には送信先の携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号をメッセージとともに送信する(ステップ813)。
前回送信したものと同じメッセージの場合(ステップ812)は送信しない。
ステップ806に於いて、送信されてきた生体情報が個人情報テーブル200に登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面401を表示させるためのデータ211を通話先携帯電話端末701に送信する(ステップ804)。そして、通話が終了したことを発信元携帯電話端末機701が検知するまで(ステップ814)、ステップ802からステップ814の処理が繰り返される。
尚、前述したように、実施例2の携帯電話端末701は、生体認証処理部704、メッセージ送信部705、認証情報DB706を携帯電話端末701内に実装したが、それらの機能や、構成要素は、例えば図3に示す携帯電話端末301が備える機能や構成要素内に適宜組み込んでも良い。
又、認証情報DB706の如きデータベースに代えて、携帯電話端末701内のメモリ内に必要なデータを記憶させても良い。
101,706 認証情報DB
102 サーバ
103,301,601,701 携帯電話端末
105 ネットワーク
200 個人情報テーブル
210 メッセージテーブル

Claims (8)

  1. サーバと、発信元となる発信元携帯電話端末と、通話先となる通話先携帯電話端末とが公衆回線網によるネットワークを介して通信自在に接続されるメッセージ送信システムであって、
    前記発信元携帯電話端末は、生体情報を検知する生体情報検知手段と、
    通信が開始されたことを検知すると、生体情報が検知されているかをチェックする手段と、
    生体情報が検知されている場合はその生体情報を前記サーバに送信する手段と、
    生体情報が検知されていない場合は検知されていない旨の情報を前記サーバに送信する手段とを備え、
    前記サーバは、生体情報等の認証情報を具備する個人情報テーブルとメッセージテーブルとを格納する認証情報データベースと
    前記発信元携帯電話端末から受信した情報により生体情報検知情報が検知されているかどうか判断する手段と、
    生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
    生体情報が検知されていた場合には送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されているか検索する手段と、
    生体情報が登録されている場合で、送信されてきた生体情報が、通話開始後、前回検知した生体情報と同じでない場合は、該生体情報に対応するメッセージのいずれかを前記メッセージテーブルから取り出す手段と、
    取り出したメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
    送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段とを備えたことを特徴とするメッセージ送信システム。
  2. 前記サーバは、前記発信元携帯電話端末から送信されてきた生体情報が前記個人情報テーブルに登録されている場合で、通話開始後、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合は、次の生体情報検知を待つ手段を備えることを特徴とする請求項1記載のメッセージ送信システム。
  3. 前記サーバは、通話開始後、前回送信したメッセージと同じメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信しない手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のメッセージ送信システム。
  4. 前記サーバは、通話開始後、前回送信したものと違うメッセージを送信する場合のみ、前記通話先携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号を前記メッセージとともに前記通話先携帯電話端末に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載のメッセージ送信システム。
  5. 発信元となる発信元携帯電話端末と、通話先となる通話先携帯電話端末とが、公衆回線網によるネットワークを介して通信自在に接続されるメッセージ送信システムであって、
    前記発信元携帯電話端末は、生体情報等の認証情報を具備する個人情報テーブルとメッセージテーブルとを格納する認証情報データベースと
    生体情報を検知する生体情報検知手段と、
    通信が開始されたことを検知すると、生体情報が検知されているかをチェックする手段と、
    生体情報が検知されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
    生体情報が検知されている場合には生体情報が前記個人情報テーブルに登録されているか検索する手段と、
    生体情報が登録されている場合で、送信されてきた生体情報が、通話開始後、前回検知した生体情報と同じでない場合は、該生体情報に対応するメッセージのいずれかを前記メッセージテーブルから取り出す手段と、
    取り出したメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信する手段と、
    生体情報が前記個人情報テーブルに登録されていない場合は、非認証モード通話時表示画面を表示させるためのデータを前記通話先携帯電話端末に送信する手段とを備えたことを特徴とするメッセージ送信システム。
  6. 前記発信元携帯電話端末は、検知された生体情報が前記個人情報テーブルに登録されている場合で、通話開始後、前回検知した生体情報と同じものと判断した場合は、次の生体情報検知を待つ手段を備えることを特徴とする請求項5記載のメッセージ送信システム。
  7. 前記発信元携帯電話端末は、通話開始後、前回送信したメッセージと同じメッセージを前記通話先携帯電話端末に送信しない手段を備えたことを特徴とする請求項5又は6記載のメッセージ送信システム。
  8. 前記発信元携帯電話端末は、通話開始後、前回送信したものと違うメッセージを送信する場合のみ、前記通話先携帯電話端末のスピーカーからメッセージが変わったことを伝える音を流すための信号をメッセージとともに前記通話先携帯電話端末に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一に記載のメッセージ送信システム。
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