JP6625808B2 - 通信処理システム、通信処理方法、通信処理プログラム - Google Patents

通信処理システム、通信処理方法、通信処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、呼接続が切断された場合、当該呼に関する情報を記憶する通信処理システムに関する。
近年、振り込め詐欺に代表される詐欺事件の発生が社会的な問題となっている。また、これらの詐欺事件の端緒の大半は電話であることが知られている。
上述のような詐欺事件を防止する装置が、特許文献1に記載されている。特許文献1の装置は、音声認識処理部、検索機能部、判定機能部、警告手段を含み、以下のように動作する。音声認識処理部は、受話器を介して入力された音声を文字データとして取り出す。検索機能部は、当該文字データに予め入力した検索キーワードが含まれているかを検索する。判定機能部は、検索キーワードをカウントし、検索キーワードが所定数に達した時点で、通話内容が詐欺であると判定する。警告手段は、判定機能部が詐欺と判定した際に、予め設定した音声合成で警告を行う。
特開2012−156664号公報
しかしながら、上述したような装置は、詐欺の可能性が高い電話についての情報を記憶しておらず、詐欺犯の蓋然性が高い発信元についての情報を収集することができないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、詐欺犯の蓋然性が高い発信元についての情報を収集することができる通信処理システムを提供することにある。
本発明の第一のシステムは、呼情報と、発信先との呼接続を許可する条件に関する接続許可情報とを照合する照合部と、照合が一致しない場合、発信元端末と中継装置との呼接続が切断されたことを検出する切断検出部と、切断が検出された呼に関する情報を記憶する切断情報記憶部と、を備える。
本発明によれば、詐欺犯の蓋然性が高い発信元についての情報を収集することができる通信処理システムを提供することができる。
第一実施形態の構成を示すブロック図である。 第一実施形態のハードウェア構成を示すブロック図である。 第二実施形態の構成を示すブロック図である。 第二実施形態の動作の一例を示すシークエンス図である。 第三実施形態の構成を示すブロック図である。 通話情報記憶部32が記憶するデータの一例である。 第三実施形態の動作の一例を示すシークエンス図である。 第四実施形態の構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は例示であり、本発明の技術範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
(第一実施形態)
(第一実施形態の構成)
第一実施形態の構成例について説明する。図1は第一実施形態の構成例を示すブロック図である。通信処理システム1000は、照合部100、切断検出部101、切断情報記憶部102を含む。図に示す各構成要素は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。また、各構成要素間の情報の送受信は、通信ネットワークを介して行われる。通信は無線でも有線でも良い。
照合部100は、呼情報と、発信先との呼接続を許可する条件に関する接続許可情報とを照合する。切断検出部101は、照合部100による照合が一致しない場合、発信元端末と中継装置との呼接続が切断されたことを検出する。切断情報記憶部102は、切断検出部101によって切断が検出された呼に関する情報を記憶する。
次に、第一実施形態のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、第一実施形態の各構成要素を実現するハードウェア構成を示している。CPU11(Central Processing Unit)は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで本発明の各機能手段を実現する。ROM7(Read−Only Memory)は、初期データ及びプログラムなどの固定データ及びプログラムを記憶する記憶媒体である。通信制御部8は、ネットワークを介して外部装置と通信する。RAM9(Random Access Memory)は、CPU11が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM9には、本実施形態の実現に必要な種々のデータを記憶する容量が確保される。大容量記憶部10は、本実施形態の実現に必要なデータベース等のデータや、CPU11が実行するアプリケーションプログラムを、不揮発に記憶する。
図2に示すように、CPU11は、照合部1及び切断検出部2を実現することができる。また、大容量記憶部10は、切断情報記憶部3を実現することができる。なお、各ハードウェア構成と、各構成要素との対応付けは、図2に示すものに限らず、任意の組み合わせで良い。例えば、切断情報記憶部3は、ROM7やRAM9によって実現されても良い。また、照合部1と切断検出部2は、異なるCPUによって実現されても良い。
第一実施形態によれば、発信先との呼接続を許可されない発信元が、発信元端末と中継装置との呼接続を切断した場合、切断情報記憶部102は、切断された呼に関する情報を記憶する。一般的に、詐欺犯は、中継装置との呼接続を切断する可能性が高い。このため、本システムのユーザは、詐欺犯の蓋然性が高い発信元についての情報を収集することができる。
(第二実施形態)
(第二実施形態の構成)
第二実施形態の構成例について説明する。図3は第二実施形態の構成例を示すブロック図である。
通信処理システム2000は、中継装置200を含む。中継装置200は、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ等のサーバで良い。また、中継装置200は、電話網3000を介して発信元端末4000等の携帯電話機や固定電話機と接続することができる。なお、後述する接続要求は呼接続制御信号にあたり、SIPや、共通線信号方式を用いた信号などで良い。
中継装置200は、制御部20、受信部21、送信部22、呼情報記憶部23、音声送出部24、切断検出部25、照合部26、音声記憶部27、切断情報記憶部28、接続許可情報記憶部29を含む。
呼情報記憶部23は、受信部21を介し、発信元端末4000からの発呼による接続要求を受信する。そして、呼情報記憶部23は、受信した呼情報を記憶する。発信元端末4000は、例えば固定電話や携帯電話で良い。呼情報は、発信元端末4000の電話番号、発信先端末5000の電話番号、発呼日時などで良い。また、呼情報は、発信元端末4000と中継装置との通信を仲介する不図示の交換機が送信しても良いし、発信元端末4000が送信しても良い。
接続許可情報記憶部29は、発信先との呼接続を許可する条件に関する接続許可情報を記憶する。接続許可情報は、発信先であるユーザが接続許可情報記憶部29に記憶させても良い。又は、接続許可情報は、通信処理システム2000の管理者やオペレータが、接続許可情報記憶部29に記憶させても良い。接続許可情報は、接続を許可する発信元端末の電話番号、接続が許可される呼の発呼日時などで良く、発信先端末5000の電話番号と対応付けられていても良い。
照合部26は、呼情報記憶部23が記憶する呼情報と、接続許可情報記憶部29が記憶する接続許可情報とを照合する。
制御部20は、呼情報と一致する接続許可情報がある場合、発信先端末5000に対して、送信部22を介して接続要求を送信する。これにより、発信先端末5000は、発信元端末4000と呼接続を行うことが可能となる。制御部20は、呼情報と一致する接続許可情報がない場合、発信元端末4000と中継装置200とを呼接続する。
音声記憶部27は、詐欺対策音声データを記憶する。詐欺対策音声は、人間の音声を録音することで作成されるデータでも良いし、音声合成技術によって作成される人工的な音声のデータでも良い。詐欺対策音声は、詐欺を抑止する効果を有する音声であれば何でも良い。詐欺対策音声は、例えば「お客様がお掛けになった電話番号の方は、特殊詐欺防止ダイヤルに加入されています。一旦、オペレータが対応いたしますので、このままお待ちください。」といったフレーズで良い。
音声送出部24は、発信元端末4000と中継装置200とが呼接続したとき、音声記憶部27から詐欺対策音声を読みだす。そして音声送出部24は、読みだした詐欺対策音声を送信部22に送出する。すなわち、音声送出部24は、送信部22を介して詐欺対策音声を発信元端末4000に送信する。これにより、発信元端末4000では、例えば「お客様がお掛けになった電話番号の方は、特殊詐欺防止ダイヤルに加入されています。一旦、オペレータが対応いたしますので、このままお待ちください。」というフレーズの詐欺対策音声がスピーカから送出される。
切断検出部25は、音声送出部24が詐欺対策音声を送出し始めた後、発信元端末4000と中継装置200との呼接続が切断されたことを検出する。切断検出部25は、受信部21が発信元端末4000からの呼切断信号を受信したとき、発信元端末4000と中継装置200との呼接続が切断されたことを検出しても良い。
切断情報記憶部28は、切断検出部25が呼接続の切断を検出したとき、切断が検出された呼に関する情報を記憶する。切断情報記憶部28が記憶する情報については、後に詳しく説明する。
切断検出部25は、音声送出部24が詐欺対策音声を送出し始めてから、送出し終わるまで、呼切断信号の受信を待っても良い。切断検出部25が検出処理を終えるタイミングは、通信処理システム2000の設計者や発信先であるユーザが任意に設定できる。切断検出部25が検出処理を終了するタイミングは、例えば、送信部22による詐欺対策音声の送信が完了した時点でも良いし、後述するオペレータ装置6000と発信元端末4000とが呼接続した時点でも良い。
(第二実施形態の動作)
図4は、第一実施形態の動作を示すシークエンス図である。まず、発信元端末4000は発呼する(S1)。そして、発信元端末4000は、発信先端末5000に対して接続要求を送信する(S2)。
受信部21は、発信元端末4000が送信した接続要求を受信する(S2)。さらに受信部21は、呼情報を受信する(S3)。呼情報は発信元端末4000の電話番号、発信先端末5000の電話番号、発呼日時などで良い。また、呼情報は、発信元端末4000と中継装置との通信を仲介する不図示の交換機が送信しても良いし、発信元端末4000が送信しても良い。呼情報記憶部23は、受信部21が受信した呼情報を記憶する。
照合部26は、呼情報記憶部23が記憶する呼情報と、接続許可情報記憶部29が記憶する接続許可情報とを照合する(S4)。例えば照合部26は、呼情報である発信元端末4000の電話番号と、接続許可情報である発信元端末の電話番号とを照合する。
制御部20は、呼情報と一致する接続許可情報がある場合、発信先端末5000に対して接続要求を送信する(S5)。これにより、発信先端末5000は着呼し、発信元端末4000と呼接続を行うことが可能となる(S6)。制御部20は、呼情報と一致する接続許可情報がない場合、発信元端末4000と中継装置200とを呼接続する。
音声送出部24は、発信元端末4000と中継装置200とが呼接続したとき、音声記憶部27から詐欺対策音声を読みだす。そして音声送出部24は、読みだした詐欺対策音声を送信部22に送出する(S7)。送信部22は、音声送出部24が送出した詐欺対策音声を、発信元端末4000に送信する。これにより、発信元端末4000では、例えば「お客様がお掛けになった電話番号の方は、特殊詐欺防止ダイヤルに加入されています。一旦、オペレータが対応いたしますので、このままお待ちください。」というフレーズの詐欺対策音声がスピーカから送出される。
切断検出部25は、音声送出部24が詐欺対策音声を送出し始めた後、発信元端末4000と中継装置200との呼接続が切断されたことを検出する(S8)。切断検出部25は、受信部21が発信元端末4000からの呼切断信号を受信したとき、発信元端末4000と中継装置200との呼接続が切断されたことを検出しても良い。切断情報記憶部28は、切断検出部25が呼接続の切断を検出したとき、切断が検出された呼に関する情報を記憶する(S9)。切断検出部25は、詐欺対策音声の送出完了までに呼接続の切断を検出しないときは、検出処理を終了する。なお、切断検出部25がどのタイミングまで呼の切断を検出するかは、通信処理システム2000の設計者や発信先であるユーザが任意に設定できる。例えば、切断検出部25が検出処理を終了するタイミングは、送信部22による詐欺対策音声の送信が完了した時点でも良いし、後述するオペレータ装置300と発信元端末4000とが呼接続した時点でも良い。
第二実施形態より、本システムの切断情報記憶部28は、詐欺対策音声が送出されてから切断された呼に関する情報を記憶する。一般的に詐欺犯は、詐欺対策音声が流れることにより、犯行を諦め、呼を切断する可能性が高い。これにより、本システムのユーザは、詐欺犯である蓋然性の高い発信元に関する情報を得ることができる。
<切断情報記憶部28>
切断情報記憶部28は、切断検出部25が呼接続の切断を検出したとき、切断が検出された呼に関する情報を記憶する。切断が検出された呼に関する情報は、例えば、呼情報、発信元の音声、発信元の音声を文字変換したテキスト、通話時間、通話日時、のいずれか少なくとも一つを含む。発信元の音声は、発信元端末4000から送信された発信元の音声を、不図示の音声処理部がデータ化したものでも良い。発信元の音声を文字変換したテキストは、不図示の音声処理部が発信元の音声データをテキストに変換したデータで良い。通話時間は、発信元端末4000と中継装置200とが呼接続された時点から、当該呼接続が切断された時点までの時間でもよい。又は、通話時間は、送信部22による詐欺対策音声の送出が開始された時点から、発信元端末4000と中継装置200との呼接続が切断された時点まででも良い。通話日時は、発信元端末4000と中継装置200とが呼接続された時点の日時でも良いし、送信部22による詐欺対策音声の送出が開始された時点の日時でも良い。
切断検出部25が呼情報記憶部23から呼情報を読み出し、当該呼情報を切断情報記憶部28に記憶させても良い。また、切断検出部25が不図示の時計部から時刻や時間を読み出し、通話時間や通話日時を切断情報記憶部28に記憶させても良い。不図示の音声処理部が、発信元の音声や発信元の音声を文字変換したテキストのデータを生成し、当該データを切断情報記憶部28に記憶させても良い。
切断情報記憶部28は呼情報、発信元の音声、発信元の音声を文字変換したテキストなどを記憶するため、本システムのユーザは、呼を切断した発信元に関する詳細な情報を得ることができる。これにより、本システムのユーザは、詐欺犯である蓋然性の高い発信元を特定しうる情報を得ることができる。また、切断情報記憶部28は切断が検出された呼の通話時間、通話日時などを記憶するため、本システムのユーザは、通話時間や通話日時から、発信元が詐欺犯である蓋然性を検討することができる。
(第三実施形態)
(第三実施形態の構成)
第三実施形態の構成例について説明する。図5は第三実施形態の構成例を示すブロック図である。
通信処理システム2001は、中継装置201及びオペレータ装置300を含む。オペレータ装置300は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)やサーバ装置で良い。また、オペレータ装置300は、中継装置201と通信する。オペレータ装置300と中継装置201との通信は、インターネットを介して行われても良いし、電話網3000を介して行われても良い。また、オペレータ装置300と中継装置201との通信は、無線でも有線でも良い。
中継装置201内の制御部20は、詐欺対策音声の送出完了までに切断検出部25が呼の切断を検出しない場合、発信元端末4000とオペレータ装置300とを呼接続する。すなわち、制御部20は、送信部22を介して、オペレータ装置300に対し接続要求を送信する。これにより、発信元端末4000はオペレータ装置300と呼接続することが可能となる。中継装置201内のその他の構成については第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
オペレータ装置300は、送信部30、受信部31、通話情報記憶部32、切断検出部33、ガイダンス送出部34、音声処理部35、ガイダンス記憶部36を含む。受信部31は、中継装置201からの接続要求を受信する。さらに受信部31は、中継装置201から呼情報を受信する。また、受信部31は、発信元端末4000から送信される音声を受信する。
音声処理部35は、受信部31が受信した音声を変換し、音声データを生成する。また、音声処理部35は、当該音声データを変換し、テキストデータを生成しても良い。ガイダンス記憶部36は、ガイダンスデータを記憶する。ガイダンスデータは、人間の音声を録音することで作成されるデータでも良いし、音声合成技術によって作成される人工的な音声のデータでも良い。ガイダンスは、例えば「○○様へのご用件をお伺いします。」といったフレーズで良く、発信元に対して電話の用件を話すように促すフレーズであることが好ましい。
ガイダンス送出部34は、発信元端末4000とオペレータ装置300が呼接続したとき、ガイダンス記憶部36からガイダンスデータを読み出す。そして、ガイダンス送出部34は、読み出したガイダンスを送信部30に送出する。送信部30は、ガイダンス送出部34が送出したガイダンスを、発信元端末4000に送信する。これにより、発信元端末4000では、例えば「○○様へのご用件をお話しください。」といったフレーズのガイダンスがスピーカから送出される。
切断検出部33は、ガイダンス送出部34がガイダンスを送出している間、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断されたことを検出する。切断検出部33は、受信部31が発信元端末4000からの呼切断信号を受信したとき、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断されたことを検出しても良い。
また、切断検出部33は、ガイダンスの送出完了までに呼接続の切断を検出しないときは、検出処理を終了する。なお、切断検出部33がどのタイミングまで呼の切断を検出するかは、通信処理システム2001の設計者や発信先であるユーザが任意に設定できる。例えば、切断検出部33が検出処理を終了するタイミングは、送信部30によるガイダンスの送信が完了した時点でも良いし、ガイダンスの送出完了から所定時間経過後であっても良い。
通話情報記憶部32は、受信部31が受信した呼情報を記憶する。また、通話情報記憶部32は、音声処理部35が生成した音声データを記憶する。音声処理部35がテキストデータを作成する場合、通話情報記憶部32は、当該テキストデータを記憶しても良い。さらに、通話情報記憶部32は、切断検出部33が呼の切断を検出したか否かを記憶しても良い。通話情報記憶部32が記憶するデータの一例を図6に示す。図6に示すデータにはNo.1〜No.250までの通話情報が記憶されている。ここで、図6に示す項目の内、発信元番号、発呼日時、発信先番号は、呼情報に相当する。また、音声ファイル名で示される音声データは、音声処理部35が生成した発信元の音声データで良い。さらに、切断フラグは、切断検出部33が切断を検出した呼の場合は1、切断を検出しなかった呼の場合は0として、呼切断の有無を示している。
ここで、No.1の通話記録は、発信元番号が「080−XXXX−XXXX」、発呼日時が「2015年4月1日10時10分」、発信先番号が「03−XXXX−XXXX」、音声ファイル名が「AAA」、切断フラグが「1」である。すなわち、電話番号「080−XXXX−XXXX」の発信元端末が「2015年4月1日10時10分」に電話番号「03−XXXX−XXXX」の発信先端末に対して発した呼は、音声ファイル名「AAA」に音声が格納されており、ガイダンス送信中に切断されたものである。
さらに、通話情報記憶部32は、これらの情報に加え、呼の通話時間、通話日時、を記憶しても良い。このとき、切断検出部33が不図示の時計部から時刻や時間を読み出し、通話時間や通話日時を通話情報記憶部32に記憶させても良い。通話時間は、発信元端末4000と中継装置2001とが呼接続された時点から、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断された時点までの時間でも良い。また、通話時間は、発信元端末4000とオペレータ装置300が呼接続された時点から、当該呼接続が切断された時点までの時間でもよい。又は、通話時間は、送信部30による詐欺対策音声の送出が開始された時点から、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断された時点まででも良い。通話日時は、発信元端末4000と中継装置2001とが呼接続された時点の日時でも良いし、送信部22による詐欺対策音声の送出が開始された時点の日時でも良い。また、通話日時は、発信元端末4000とオペレータ装置300とが呼接続された時点の日時でも良いし、送信部30によるガイダンスの送信が開始された時点の日時でも良い。
なお、送信部30が中継装置201に送信するガイダンスは、人が行っても良い。その場合、オペレータである人が、不図示のマイクを通してオペレータ装置300に音声を入力する。そして、送信部30は、不図示のマイクが入力した音声を、発信元端末4000に送信する。人がガイダンスを行う場合、オペレータ装置300は、ガイダンス送出部34、ガイダンス記憶部36を有していなくてもよい。
また、オペレータ装置300は切断検出部33及び音声処理部35を有していなくても良い。その場合、切断検出部33及び音声処理部35は他の装置により実現されても良い。例えば、切断検出部33及び音声処理部35が生成するデータは、当該他の装置がオペレータ装置300に送信しても良い。又は、オペレータ装置300は、切断検出部33及び音声処理部35を有さず、呼の切断情報及び発信元の音声を取得しなくともよい。
(第三実施形態の動作)
図7は、第三実施形態の動作を示すシークエンス図である。S1〜S9の動作は第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
中継装置201内の制御部20は、切断検出部28が呼の切断を検出しない場合、発信元端末4000とオペレータ装置300とを呼接続する。すなわち、制御部20は、送信部22を介して、オペレータ装置300に対し接続要求を送信する(S10)。これにより、発信元端末4000はオペレータ装置300と呼接続することが可能となる。
オペレータ装置300内の受信部31は、中継装置201からの接続要求を受信する。さらに受信部31は、中継装置201から呼情報を受信する(S11)。また、受信部31は、発信元端末4000から送信される音声(S12)を受信する。音声処理部35は、受信部31が受信した音声を変換し、音声データを生成する。音声処理部35は、当該音声データを変換し、テキストデータを生成しても良い。通話情報記憶部32は、受信部31が受信した呼情報を記憶する。さらに通話情報記憶部32は、音声処理部35が生成した音声データを記憶する(S13)。音声処理部35がテキストデータを作成する場合、通話情報記憶部32は、当該テキストデータを記憶しても良い。
ガイダンス送出部34は、発信元端末4000とオペレータ装置300が呼接続したとき、ガイダンス記憶部36からガイダンスデータを読み出す。そして、ガイダンス送出部34は、読み出したガイダンスを送信部30に送出する(S14)。送信部30は、ガイダンス送出部34が送出したガイダンスを、発信元端末4000に送信する。これにより、発信元端末4000では、例えば「○○様へのご用件をお伺いします。」といったフレーズのガイダンスがスピーカから送出される。
切断検出部33は、ガイダンス送出部34がガイダンスを送出している間、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断されたことを検出する(S15)。切断検出部33は、受信部31が発信元端末4000からの呼切断信号を受信したとき、発信元端末4000とオペレータ装置300との呼接続が切断されたことを検出しても良い。また、切断検出部33は、ガイダンス送出部34がガイダンスを送出し始めてから、送出が完了するまで呼切断信号の受信を待っても良い。なお、切断検出部33が検出処理を終了するタイミングは、通信処理システム2001の設計者や発信先であるユーザが任意に設定できる。切断検出部33が検出処理を終了するタイミングは、例えば、送信部30によるガイダンスの送信が完了した時点でも良いし、ガイダンスの送出完了から所定時間経過後であっても良い。
通話情報記憶部32は、切断検出部33が呼の切断を検出したか否かを記憶する(S16)。さらに通話情報記憶部32は、呼の通話時間、通話日時、を記憶しても良い。
なお、音声処理部35による音声データ生成と通話情報記憶部32による音声データの記憶(S13)、ガイダンス送出部34によるガイダンスの送出(S14)、切断検出部33による呼切断の検出(S15)は、どの順で開始されても良い。
第三実施形態より、本システムのオペレータ装置は、発信元が用件を話す音声を記憶することができる。これにより、本システムのユーザは、発信元の電話の目的を把握することができ、発信元が詐欺犯である蓋然性を更に詳細に検討することができる。また、本システムのユーザは、発信元の電話の目的から、発信元が知人であるか否か、用件が重要であるか否かを把握することができる。
<送信部30のその他の動作>
送信部30は、上述の動作に加えて、呼情報をユーザ端末に送信しても良い。また、送信部30は、通話情報記憶部32が記憶する呼情報以外の情報を、ユーザ端末に送信しても良い。ユーザ端末は、通信処理システム2001のユーザが使用する端末であれば何でも良く、固定電話、携帯電話、PCなどで良い。また、ユーザ端末は、発信先端末5000でも良い。
送信部30は、不図示の音声合成部が合成した合成音声にて、通話情報記憶部32が記憶する呼情報を送信しても良い。その場合、不図示の音声合成部は、例えば図6に示す発信元番号、発呼日時を音声化して合成音声データを生成し、送信部30を介して送信しても良い。合成音声データは、例えば「2015年4月11日10時10分に、電話番号080−XXXX−XXXXからお電話がありました。」といったフレーズでも良い。また、この際、送信部30は、音声処理部35が生成した発信元の音声データをユーザ端末に送信しても良い。
また、送信部30は、不図示の処理部が生成したメールデータやテキストデータにて、通話情報記憶部32が記憶する呼情報を送信しても良い。この際、送信部30は、音声処理部35が生成した発信元音声のテキストデータを送信してもよい。不図示の処理部が生成したメールは、例えば「2015年4月11日10時10分に、電話番号080−XXXX−XXXXからお電話がありました。ご用件は、○○○○です。」といったフレーズでも良い。なお、○○○○の部分については、音声処理部35が生成した発信元音声のテキストデータで良い。
送信部30は、呼情報をユーザ端末に送信するため、本システムのユーザは、システムに問い合わせを行わなくても、電話の発信元や用件に関する情報を得ることができる。
また、本システムのユーザは、外出しており、電話に出られない場合でも、電話の発信元や用件に関する情報を得ることができる。さらに、送信部30は、呼情報をユーザ端末に送信するため、本システムのユーザは、電話の重要性が高い場合に、すぐに発信元に折り返しの電話をすることができる。
(第四実施形態)
(第四実施形態の構成)
第四実施形態の構成例について説明する。図8は第四実施形態の構成例を示すブロック図である。図8では、構成要素を示す機能単位のブロック図及びそれらを実現するハードウェアの構成例を示している。
中継装置201内の制御部20、音声送出部24、切断検出部25、照合部26は、CPU12によって実現されても良い。送信部22及び受信部21は、通信制御部13によって実現されてもよい。呼情報記憶部23、音声記憶部27、切断情報記憶部28、接続許可情報29は、大容量記憶部14によって実現されても良い。
オペレータ装置300内の受信部31及び送信部30は、通信制御部15によって実現されても良い。切断検出部33、ガイダンス送出部34、音声処理部35は、CPU16によって実現されても良い。通話情報記憶部32及びガイダンス記憶部36は、大容量記憶部17によって実現されても良い。
各構成要素及びハードウェアについては、上述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、ハードウェア構成と、各構成要素との対応付けは、図1に示すものに限らず、任意の組み合わせによって実現される。例えば、図8において大容量記憶部によって実現されている各記憶部は、RAM又はROMによって実現されても良い。また、各記憶部によるデータの記憶は、一時的なものであっても良い。さらに、各記憶部は、中継装置201及びオペレータ装置300以外の装置内にあっても良い。
上述した各実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内であれば、種々変更することができるものである。
1 照合部
2 切断検出部
3 切断情報記憶部
7 ROM
8 通信制御部
9 RAM
10 大容量記憶部
11 CPU
12 CPU
13 通信制御部
14 大容量記憶部
15 通信制御部
16 CPU
17 大容量記憶部
20 制御部
21 受信部
22 送信部
23 呼情報記憶部
24 音声送出部
25 切断検出部
26 照合部
27 音声記憶部
28 切断情報記憶部
29 接続許可情報記憶部
30 送信部
31 受信部
32 通話情報記憶部
33 切断検出部
34 ガイダンス送出部
35 音声処理部
36 ガイダンス記憶部
100 照合部
101 切断検出部
102 切断情報記憶部
200 中継装置
201 中継装置
300 オペレータ装置
1000 通信処理システム
2000 通信処理システム
2001 通信処理システム
2002 通信処理システム
3000 電話網
4000 発信元端末
5000 発信先端末

Claims (4)

  1. 発信元端末から発信先への呼接続に関する呼情報と、前記発信先への呼接続を許可する条件に関する接続許可情報とを照合する照合部と、
    照合が一致しない場合、前記発信元端末からの呼接続が切断されることを、所定のタイミングまで検出する切断検出部と、
    前記切断検出部で前記切断が検出されたとき、前記切断が検出された呼接続に関する前記呼情報を記憶する切断情報記憶部と
    前記切断検出部が前記所定のタイミングまで呼接続の前記切断を検出しなかった場合、前記発信元端末とオペレータ装置とを呼接続する制御部と、
    前記制御部が前記オペレータ装置と呼接続した後における、前記発信元からの音声を記憶する通話情報記憶部と
    を有する通信処理システム。
  2. 前記発信元端末と呼接続したときに前記発信元端末へ詐欺対策音声を送出する音声送出部を更に有し、
    前記切断検出部は、前記音声送出部が前記詐欺対策音声を送出し始めた以後の所定のタイミングまで呼接続の前記切断を検出する
    請求項1記載の通信処理システム。
  3. 前記呼情報を前記発信先へ送信する送信部
    を更に有する請求項1又は2のいずれか一つに記載の通信処理システム
  4. 前記切断情報記憶部は、前記呼情報、前記発信元端末からの音声、前記発信元端末からの音声を文字変換したテキスト、通話時間、又は通話日時の少なくともいずれか一つを記憶する
    請求項1乃至のいずれか一つに記載の通信処理システム。
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