JP2020187670A - 管理システム及び管理プログラム - Google Patents

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洋介 藤岡
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Abstract

【課題】駐車領域を適切に管理すること。【解決手段】荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理システム100であって、駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得部431と、取得部431が取得した駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域に関する管理を行う管理部432と、を備え、管理部432は、少なくとも、駐車領域における車両の有無を管理し、管理システム100は、駐車領域の画像を撮像するカメラ3、を備え、取得部431は、少なくともカメラ3が撮像した画像を駐車領域関連情報として取得し、物流施設内の倉庫の搬入出口の床面は、倉庫の段部の対向面を介して、駐車領域の路面よりも高い位置に設けられており、倉庫の段部の対向面は、駐車領域に車両が駐車した場合に、当該車両と対向し、カメラ3は、倉庫の段部の対向面に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、管理システム及び管理プログラムに関する。
従来、物流施設において、荷物を積卸しするために車両が駐車されるバースが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−75317号公報
ところで、一般的に、1つのバースには1台の車両が駐車されて、積卸し作業が行われるために、物流を効率化させる観点から、バースを適切に管理する技術が要望されていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、駐車領域を適切に管理することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の管理システムは、荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理システムであって、前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、を備え、前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する。
また、請求項2に記載の管理システムは、請求項1に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域における車両の有無を検出する検出手段、を備え、前記取得手段は、少なくとも前記検出手段の検出結果を前記駐車領域関連情報として取得する。
また、請求項3に記載の管理システムは、請求項1又は2に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域の画像を撮像する撮像手段、を備え、前記取得手段は、少なくとも前記撮像手段が撮像した画像を前記駐車領域関連情報として取得する。
また、請求項4に記載の管理システムは、請求項3に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、前記搬入出口の床面は、前記倉庫の段部の対向面を介して、前記駐車領域の路面よりも高い位置に設けられており、前記倉庫の段部の対向面は、前記駐車領域に車両が駐車した場合に、当該車両と対向し、前記撮像手段は、前記倉庫の段部の対向面に設けられている。
また、請求項5に記載の管理システムは、請求項3又は4に記載の管理システムにおいて、前記撮像手段は、複数設けられており、複数の前記撮像手段は、前記駐車領域に駐車している車両の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像する。
また、請求項6に記載の管理システムは、請求項3から5の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行う。
また、請求項7に記載の管理システムは、請求項6に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して前記登録番号に関してとるべき行動を案内する。
また、請求項8に記載の管理システムは、請求項3から7の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両の正誤を報知する。
また、請求項9に記載の管理システムは、請求項1から8の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に関する案内を車両側に行う。
また、請求項10に記載の管理システムは、請求項1から9の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域における障害物の有無を管理する。
また、請求項11に記載の管理システムは、請求項1から10の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、前記取得手段は、前記倉庫の内部の状態を示す倉庫情報を取得し、前記管理手段は、前記取得手段が取得した前記倉庫情報及び前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う。
また、請求項12に記載の管理プログラムは、荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理プログラムであって、コンピュータを、前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、として機能させ、前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する。
請求項1に記載の管理システム、及び請求項12に記載の管理プログラムによれば、駐車領域関連情報に基づいて、少なくとも、駐車領域における車両の有無を管理することにより、例えば、駐車領域を適切に管理することが可能となる。
請求項2に記載の管理システムによれば、駐車領域における車両の有無を検出する検出手段の検出結果を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域における車両の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、夜間等の駐車領域周辺が比較的暗い場合であっても、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
請求項3に記載の管理システムによれば、駐車領域の画像を撮像する撮像手段が撮像した画像を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域における車両の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、駐車領域の実情に基づいて管理することができるので、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
請求項4に記載の管理システムによれば、撮像手段は倉庫の段部の対向面に設けられていることにより、例えば、撮像装置が車両の駐車の邪魔になるのを防止することが可能となる。また、例えば、駐車領域に駐車されている車両を確実に撮像することができるので、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
請求項5に記載の管理システムによれば、複数の撮像手段は駐車領域に駐車している車両の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像することにより、例えば、駐車領域に駐車されている車両の登録番号が記載されているナンバープレートを確実に撮像することが可能となる。
請求項6に記載の管理システムによれば、駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行うことにより、例えば、駐車領域に駐車している車両を管理することが可能となる。
請求項7に記載の管理システムによれば、登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して登録番号に関してとるべき行動を案内することにより、例えば、登録番号を特定できなかった場合であっても、駐車領域に駐車している車両を確実に管理することが可能となる。
請求項8に記載の管理システムによれば、駐車領域に駐車している車両の正誤を報知することにより、例えば、駐車領域に対して適切な車両を駐車させることが可能となる。
請求項9に記載の管理システムによれば、駐車領域に関する案内を車両側に行うことにより、例えば、車両を適切なタイミングに駐車領域に向かわせることができ、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
請求項10に記載の管理システムによれば、駐車領域における障害物の有無を管理することにより、例えば、駐車領域における安全性を確保することが可能となる。
請求項11に記載の管理システムによれば、倉庫情報及び駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域に関する管理を行うことにより、例えば、倉庫の内部の状態を考慮して駐車領域の管理を行うことができるので、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
倉庫及び駐車領域の平面図である。 倉庫及び駐車領域の正面図である。 倉庫及び駐車領域の断面図である。 管理システムのブロック図である。 設備情報を例示した図である。 駐車履歴情報を例示した図である。 管理処理のフローチャートである。 駐車予定情報を例示した図である。
以下に、本発明に係る管理システム及び管理プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、管理システムに関するものである。
ここで、「管理システム」とは、駐車領域に関する管理を行うシステムであり、例えば、駐車領域に関する管理を行うための専用システムとして構成されたシステム、又は、汎用のシステム(例えば、サーバ装置、パーソナルコンピュータ、あるいは、タブレット端末等)に駐車領域に関する管理を行うための機能を実装することにより構成されたシステム等を含む概念である。この「管理システム」は、例えば、取得手段、及び管理手段を備え、任意で、検出手段、及び撮像手段を備える。
また、「駐車領域」とは、荷物を積卸しするために車両が駐車される領域であり、例えば、物流施設又はその他の任意の施設に設けられている領域等を含む概念であり、一例としては、車両であるトラックと倉庫の間で荷物の積卸しをするためのバース領域であって、物流施設内でトラックを接車するバース領域等を含む概念である。また、「駐車領域」とは、例えば、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられている領域等を含む概念である。
なお、ここでの倉庫の具体的な構成は任意であるが、例えば、搬入出口の床面が当該倉庫の段部の対向面を介して、駐車領域の路面よりも高い位置に設けられており、また、倉庫の段部の対向面が、駐車領域に車両が駐車した場合に、当該車両と対向するように構成することもできる。なお、「段部」とは、倉庫の一部であり、例えば、高さ方向において倉庫内の床面(つまり、搬入出口の床面)と駐車領域の路面とを隔てている部分等を含む概念である。
「取得手段」とは、駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する手段であり、例えば、少なくとも検出手段の検出結果を駐車領域関連情報として取得する手段等を含む概念であり、また、少なくとも撮像手段が撮像した画像を駐車領域関連情報として取得する手段等を含む概念である。また、「取得手段」とは、例えば、倉庫の内部の状態を示す倉庫情報を取得する手段等を含む概念である。
「駐車領域関連情報」とは、駐車領域に関する情報であり、例えば、駐車領域自体の情報、あるいは、駐車領域に駐車されている車両の情報等を含む概念であり、一例としては、駐車領域の車両の有無を特定するための情報、駐車領域に駐車されている車両を特定するための情報(つまり、車両の登録番号を特定するための情報)、駐車領域における障害物の有無を特定するための情報等を含む概念である。また、「駐車領域関連情報」とは、例えば、検出手段、あるいは、撮像手段から取得可能な情報等を含む概念である。
「倉庫情報」とは、倉庫の内部の状態を示す情報であり、例えば、倉庫の内部の荷物の混雑状態を示す情報等を含む概念である。そして、このような倉庫情報より任意の事項を判定可能となるが、例えば、倉庫の内部の荷物が混雑しており仕分けしている途中であるので、当該倉庫内に更に荷物を搬入することが困難であること、あるいは、倉庫の内部の荷物の仕分けが終了して混雑が緩和されているので、当該倉庫内に更に荷物を搬入することが可能であること等を判定することが可能となる。
「管理手段」とは、取得手段が取得した駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域に関する管理を行う手段であり、具体的には、少なくとも、駐車領域における車両の有無を管理する手段等を含む概念である。また、「管理手段」とは、例えば、駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行う手段等を含む概念であり、また、登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して登録番号に関してとるべき行動を案内する手段等を含む概念である。また、「管理手段」とは、駐車領域に駐車している車両の正誤を報知する手段等を含む概念であり、また、駐車領域に関する案内を車両側に行う手段等を含む概念であり、また、駐車領域における障害物の有無を管理する手段等を含む概念であり、また、取得手段が取得した倉庫情報及び駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域に関する管理を行う手段等を含む概念である。
「検出手段」とは、駐車領域における車両の有無を検出する手段である。
「撮像手段」とは、駐車領域の画像を撮像する手段であり、例えば、倉庫の段部の対向面に設けられているもの等を含む概念である。
そして、以下に示す実施の形態では、「駐車領域」がバース領域である場合において、撮像手段で撮像した画像を駐車領域関連情報として取得する場合を例示して説明する。
[実施の形態の具体的内容]
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態の管理システムが適用される倉庫及び駐車領域について説明する。
(構成−倉庫)
図1は、倉庫及び駐車領域の平面図であり、図2は、倉庫及び駐車領域の正面図であり、図3は、倉庫及び駐車領域の断面図である。なお、図1及び図3は、車両5が駐車されている状態が図示されており、また、図1における車両51、52のナンバープレート501、502は、平面図としては実際には見えない状態となっているが、説明の便宜上図示されている。また、図2は、車両5が駐車されていない状態が図示されている。また、図1においては、説明の便宜上、図2及び図3の突出部131が省略されて図示されており、また、図3においては、図2のA−A断面の断面図が図示されている。また、これらの各図のX−Y−Z軸については、相互に直交しており、Z軸が垂直方向に沿っている軸であり、また、X軸及びY軸がZ軸に対して直交する水平方向に沿っている軸であるものとして、以下説明する。
図1〜図3の倉庫1は、物流施設内に設けられている倉庫である。この倉庫1の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図3の搬入出口11、床面12、及び段部13を備える。
(構成−倉庫−搬入出口)
搬入出口11は、荷物の出入口であり、例えば、図1に示す2個分の駐車領域2に対応する幅を有する開口部である。なお、実際には、搬入出口11は倉庫1に対して複数個設けられているが、ここでは、1個の搬入出口11を図示して当該図示した搬入出口11に着目して説明する。
(構成−倉庫−床面)
図3の床面12は、倉庫1の床面(つまり、搬入出口11の床面)であり、例えば、高さ方向(Z軸方向)において、段部13を介して、駐車領域2の路面211よりも高い位置に設けられている面である。そして、このように、床面12が路面211よりも高い位置に設けられていることにより、例えば、床面12と車両5の荷台の床面とが相互に同様な高さとなり、荷物の搬入又は搬出が容易となる。
(構成−倉庫−段部)
図3の段部13は、倉庫1の一部であり、例えば、高さ方向(Z軸方向)において倉庫1内の床面12と駐車領域2の路面211とを隔てている部分であり、一例としては、突出部131、及び対向面132を備える。
突出部131とは、倉庫の内部側(図3の−X方向)から外部側(図3の+X方向)に向かって突出している部分であり、また、駐車している車両5と近接する部分である。そして、このように、突出部131が車両5と近接することにより、床面12を車両5の近傍まで延長させることができ、荷物の搬入又は搬出が容易となる。
対向面132とは、駐車領域2に駐車されている車両5と対向する面であり、例えば、倉庫1の外壁の一部を形成する部分であり、また、搬入出口11の下側(−Z方向)に設けられている部分である。
(構成−駐車領域)
図1の駐車領域2は、荷物を積卸しするために車両5が駐車される領域である。この駐車領域2の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、倉庫1の搬入出口11に隣接して設けられる領域であり、また、車両5が1台ずつ駐車される複数の領域である。なお、この駐車領域2の個数は任意であり、搬入出口11の個数に対応する個数分設けられるが、ここでは、図1に示す2個の駐車領域21、22に着目して説明する。なお、駐車領域21、22を相互に区別する必要がない場合、駐車領域2と総称して説明する。また、この駐車領域2の路面211は、前述のように倉庫1に段部13が設けられているので、高さ方向(Z軸方向)において、前述の倉庫1の床面12よりも低くなっている。
(構成−管理システム)
次に、管理システムの構成について説明する。図4は、管理システムのブロック図である。まず、本実施の形態に係る管理システムの構成について説明する。また、図4の管理システム100に含まれるカメラの個数は任意であるが、ここでは、例えば、説明の便宜上、4個のカメラ31〜34を図示して説明する。また、これらの各カメラ31〜34を相互に区別する必要がない場合は、カメラ3と総称して説明する。
図4の管理システム100は、例えば、カメラ3、及びサーバ装置4を備える。
(構成−管理システム−カメラ)
カメラ3は、図1の駐車領域2の画像を撮像する撮像手段である。このカメラ3の具体的な種類や構成は任意であり、例えば、各駐車領域2に後ろ向きで駐車される車両5のナンバープレートを撮像できるように、任意の位置に任意の方向を設けて任意の個数だけ設けることができるが、一例としては、各駐車領域2を撮像するために各駐車領域2に対して2個ずつ設けられているものであり、また、図2及び図3に示すように、段部13における対向面132に設けられているものであり、また、図1に示すように、各駐車領域2が並べられている方向(図1のY軸方向)において両側に設けられているものである。そして、このように構成することにより、車両51の後部における中央寄りの位置に設けられているナンバープレート501、及び車両52の後部における両側寄り(具体的には、一方側寄り(−Y方向))の位置に設けられているナンバープレート502を撮像することが可能となる。なお、図1では不図示であるが、車両5の後部における他方側寄り(+Y方向)の位置に設けられているナンバープレートも撮像することが可能となる。
そして、以下では、カメラ31、32が駐車領域21を撮像し、また、カメラ33、34が駐車領域22を撮像するものとして、説明する。また、カメラ31〜34に対して、カメラ31〜34を一意に識別するためのカメラ識別情報(以下、識別情報を「ID」とも称する)として、「Idc31」、「Idc32」、「Idc33」、及び「Idc34」が設定されて記録されていることとして、以下説明する。
(構成−管理システム−サーバ装置)
図4のサーバ装置4は、例えば、通信部41、記録部42、及び制御部43を備える。
(構成−管理システム−サーバ装置−通信部)
通信部41は、ネットワークを介して外部装置(例えば、カメラ3等)との間で通信するための通信手段である。この通信部41の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
(構成−管理システム−サーバ装置−記録部)
記録部42は、サーバ装置4の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。この記録部42は、例えば、設備情報データベース421(以下、データベースを「DB」とも称する)、及び駐車履歴情報DB422を備える。
(構成−管理システム−サーバ装置−記録部−設備情報DB)
設備情報DB421は、設備情報を格納する設備情報格納手段である。「設備情報」とは、管理システム100に関連する設備を特定する情報である。図5は、設備情報を例示した図である。設備情報は、例えば、図5に示すように、項目「駐車領域ID」、及び項目「カメラID」と、各項目に対応する情報とを相互に関連付けている。項目「駐車領域ID」に対応する情報は、駐車領域2を一意に識別する駐車領域IDである(図5では、図1の駐車領域21を識別する「Idp21」、及び駐車領域22を識別する「Idp22」等)。項目「カメラID」に対応する情報は、各駐車領域2を撮像するカメラ3を識別する前述のカメラIDである(図5では、図1のカメラ31〜34を識別する「Idc31」〜「Idc34」等)。そして、このような設備情報DB421の設備情報を格納する具体的な手法は任意であるが、例えば、管理者が、各駐車領域2と当該各駐車領域2を撮像するカメラ3との相互間の関係を把握した上で、不図示の入力手段を介してサーバ装置4に入力することにより格納される。
(構成−管理システム−サーバ装置−記録部−駐車履歴情報DB)
駐車履歴情報DB422は、駐車履歴情報を格納する駐車履歴情報格納手段である。「駐車履歴情報」とは、各駐車領域2への車両5の駐車の履歴を特定する情報である。図6は、駐車履歴情報を例示した図である。駐車履歴情報は、例えば、図6に示すように、項目「日時情報」、項目「駐車領域ID」、項目「有無情報」、及び項目「登録番号情報」と、各項目に対応する情報とを相互に関連付けている。なお、項目「駐車領域ID」に対応する情報は、図5の同一名称の情報と同様である。項目「日時情報」に対応する情報は、駐車履歴情報を記録した日時を特定する日時情報である(図6では、2019年04月30日09時00分を特定する「1904030900」等)。項目「有無情報」に対応する情報は、対応する駐車領域2に車両5が存在するか否かを特定する有無情報である(図6では、車両5が存在することを特定する「有」、及び車両5が存在しないことを特定する「無」)。項目「登録番号情報」に対応する情報は、駐車領域2に駐車されている車両5の登録番号を特定する登録番号情報である。なお、「登録番号」とは、車両5を一意に識別するための情報であり、例えば、各車両5に対して登録されて当該各車両5に付されているナンバープレートに記載されている自動車登録番号等を含む概念である。また、この登録番号の具体的な内容は任意であるが、例えば、都市名、文字又は数字等を含むものであるが、ここでは、説明の便宜上、図6に示すように「A1001」等が用いられていることとして説明する。また、駐車領域2に車両5が駐車されていない場合には、登録番号情報として「NULL」が記録されることとする。そして、このような駐車履歴情報DB422の駐車履歴情報を格納する具体的な手法は任意であるが、例えば、後述する管理処理を実行することにより格納される。
(構成−管理システム−サーバ装置−制御部)
図4の制御部43は、サーバ装置4を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(他の装置の制御部も同様とする)。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介してサーバ装置4にインストールされることで、制御部43の各部を実質的に構成する(他の装置の制御部も同様とする)。なお、この制御部43の各部により行われる処理については、後述する。
制御部43は、機能概念的に、例えば、取得部431、及び管理部432を備える。取得部431は、駐車領域2に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段である。管理部432は、取得部431が取得した駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域2に関する管理を行う管理手段であり、具体的には、少なくとも、駐車領域2における車両の有無を管理する手段である。なお、この制御部43の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される管理システム100によって実行される管理処理について説明する。図7は、管理処理のフローチャートである。「管理処理」とは、概略的には、サーバ装置4によって実行される処理であり、具体的には、駐車領域2に関する管理を行う処理である。この管理処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、管理システム100の各装置の電源をオンした場合に起動して、所定時間(例えば、1分等)毎に繰り返し実行を開始することとし、実行が開始された後から説明する。なお、ここでは、例えば、図1の車両51のナンバープレート501に記載されている登録番号が「A1001」であり、また、車両52のナンバープレート502に記載されている登録番号が「A1004」であるものとして説明する。
図7のSA1において取得部431は、駐車領域関連情報を取得する。具体的には任意であるが、例えば、通信部41を介して、カメラ3に対して画像要求信号を送信することにより取得する。「画像要求信号」とは、カメラ3に対して各駐車領域2の画像の撮像及び当該撮像した画像の送信を要求する信号である。そして、カメラ3は、画像要求信号を受信した場合に、自己に対応付けられている駐車領域2の画像(駐車領域2に車両5が駐車している場合には当該車両5も含む画像)を撮像し、撮像した画像と自己に設定されているカメラIDとを相互に組み合わせて、サーバ装置4に送信する。一方、サーバ装置4の取得部431は、当該カメラ3からの画像及びカメラIDを、駐車領域関連情報として取得する。
ここでは、例えば、取得部431は、図1のカメラ31〜34等に画像要求信号を送信する。そして、カメラ31は、この画像要求信号を受信して、車両51及び当該車両51のナンバープレート501が写っている駐車領域21の画像を撮像し、当該撮像した画像(以下、第1画像)と自己に設定されているカメラIDである「Idc31」とを相互に組み合わせてサーバ装置4に送信する。また、カメラ32は、この画像要求信号を受信して、車両51及び当該車両51のナンバープレート501が写っている駐車領域21の画像を撮像し、当該撮像した画像(以下、第2画像)と自己に設定されているカメラIDである「Idc32」とを相互に組み合わせてサーバ装置4に送信する。また、カメラ33は、この画像要求信号を受信して、車両52及び当該車両52のナンバープレート502が写っている駐車領域22の画像を撮像し、当該撮像した画像(以下、第3画像)と自己に設定されているカメラIDである「Idc33」とを相互に組み合わせてサーバ装置4に送信する。また、カメラ34は、この画像要求信号を受信して、車両52が写っている駐車領域22の画像を撮像し、当該撮像した画像(以下、第4画像)と自己に設定されているカメラIDである「Idc34」とを相互に組み合わせてサーバ装置4に送信する。なお、車両52のナンバープレート502は、−Y側に設けられているので、カメラ34にて撮像された画像には写らないことになる。一方、サーバ装置4の取得部431は、当該カメラ31〜34からの画像及びカメラIDを、駐車領域関連情報として取得する。詳細には、第1画像と「IDc31」との組み合わせ、第2画像と「IDc32」との組み合わせ、第3画像と「IDc33」との組み合わせ、及び第4画像と「IDc34」との組み合わせを駐車領域関連情報として取得する。
図7のSA2において管理部432は、駐車領域2に車両5が存在するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、まず、SA1で取得した画像及びカメラIDの組み合わせを取得し、図5の設備情報を参照して、当該設備情報における駐車領域IDを基準にして、当該取得した組み合わせを各駐車領域IDに対応付けられている複数のグループに分ける(以下、「第1処理」と称する)(つまり、前述の組み合わせを、図5の駐車領域IDに対応するカメラIDを含む情報が同じグループになるように分ける)。次に、複数のグループの内の1つのグループを選択して、当該選択したグループに属する組み合わせの画像を取得し、取得した画像に車両5が写っていない場合、当該グループに対応する駐車領域2には車両5が存在しないものと判定し、一方、取得した画像に車両5が写っている場合、当該グループに対応する駐車領域2に車両5が存在するものと判定する(以下、「第2処理」と称する)。なお、ここでは、図5の1個の駐車領域IDに対して2個のカメラIDが対応付けられているので、各グループには2個の画像が存在するので、2個の画像両方に車両5が写っている場合に駐車領域2に車両5が存在するものと判定し、2個の画像両方に車両5が写っているわけではない場合に駐車領域2に車両5が存在しないものと判定することとする。次に、この第2処理を、前述の第1処理で分けた複数のグループ全てについて行う。
ここでは、例えば、まず、前述の第1処理において、SA1で取得した第1画像及び「Idc31」の組み合わせ、第2画像及び「Idc32」の組み合わせ、第3画像及び「Idc33」の組み合わせ、及び第4画像及び「Idc34」の組み合わせを取得し、図5の設備情報を参照して、当該設備情報における駐車領域IDを基準にして、当該取得した組み合わせを各駐車領域IDに対応付けられている複数のグループとして、「Idp21」のグループ(第1画像及び「Idc31」の組み合わせ、及び第2画像及び「Idc32」の組み合わせからなるグループ)、及び「Idp22」のグループ(第3画像及び「Idc33」の組み合わせ、及び第4画像及び「Idc34」の組み合わせからなるグループ)に分ける。次に、第2処理において、まず、「Idp21」のグループを選択し、当該選択した「Idp21」のグループに属する組み合わせの画像である第1及び第2画像を取得し、取得した第1及び第2画像に車両51が写っているので、当該グループに対応する駐車領域21に車両5が存在するものと判定する。次に、第2処理において、「Idp22」のグループを選択し、当該選択した「Idp22」のグループに属する組み合わせの画像である第3及び第4画像を取得し、取得した第3及び第4画像に車両52が写っているので、当該グループに対応する駐車領域22に車両5が存在するものと判定する。
図7のSA3において管理部432は、登録番号を特定する。具体的には任意であるが、例えば、SA2において駐車領域2に車両5が存在するものと判定されたグループに属する画像を取得し、取得した画像について公知の画像認識を行うことにより、登録番号を読み取って特定する。なお、SA2において駐車領域2に車両5が存在するものと判定されたグループが存在しない場合(つまり、全ての駐車領域2について車両5が存在しないものと判定した場合)、当該SA3の処理をスキップしてSA4に移行することとする。
ここでは、例えば、「Idp21」のグループに属する組み合わせの画像である第1及び第2画像を取得し、当該取得した第1及び第2画像について公知の画像認識を行うことにより、当該第1及び第2画像の両方に写っているナンバープレート501に記載されている登録番号である「A1001」を読み取って特定する。また、例えば、「Idp22」のグループに属する組み合わせの画像である第3及び第4画像を取得し、当該取得した第3及び第4画像について公知の画像認識を行うことにより、当該第3画像に写っているナンバープレート502に記載されている登録番号である「A1004」を読み取って特定する。
図7のSA4において管理部432は、情報を格納する。具体的には任意であるが、例えば、SA2及びSA3の処理結果に基づいて、図6の駐車履歴情報を格納する。より具体的には、まず、SA2の第1処理で分けた複数のグループの内の1つのグループを選択する。次に、当該選択したグループについてのSA2の判定結果(つまり、駐車領域2に車両5が存在するものと判定したか、あるいは、駐車領域2に車両5が存在しないものと判定したか)を取得し、また、当該選択したグループについてのSA3の特定結果(つまり、駐車領域2に車両5が存在する場合に特定した当該車両5の登録番号)を取得する。次に、サーバ装置4に現在の日時を計時する計時手段(例えば、タイマー等)が設けられていることとし、当該計時手段にアクセスして現在の日時を特定する。そして、これらの処理に基づいて、図6の駐車履歴情報を格納する。そして、前述の各処理を、SA2の第1処理で分けた全てのグループについて行う。
なお、図6の駐車履歴情報の格納について詳細には、特定した現在の日時を特定する情報を図6の日時情報として格納し、また、前述の選択した1つのグループの基準となっている駐車領域IDを図6の駐車領域IDとして格納し、また、取得したSA2の判定結果に対応する情報を図6の有無情報に格納し、また、取得したSA3の特定結果に対応する情報を図6の登録番号情報に格納する。なお、取得したSA2の判定結果に対応する情報を図6の有無情報に格納する処理について更に詳細には、SA2の判定結果が駐車領域2に車両5が存在するものと判定したものである場合「有」を格納し、また、SA2の判定結果が駐車領域2に車両5が存在しないものと判定したものである場合「無」を格納する。また、取得したSA3の特定結果に対応する情報を図6の登録番号情報に格納する処理について更に詳細には、SA3で登録番号を特定した場合、当該特定した登録番号を特定する情報を格納し、また、SA3で登録番号を特定せずにスキップした場合、「NULL」を格納する。
ここでは、例えば、計時手段が2019年04月30日09時00分を計時している場合を例示して説明する。この場合、まず、SA2の第1処理で分けた複数のグループの内の1つのグループとして「Idp21」のグループを選択する。次に、当該選択したグ「Idp21」のグループについてのSA2の判定結果として、駐車領域21に車両5が存在するものと判定したことを取得し、また、当該選択した「Idp21」のグループについてのSA3の特定結果として、登録番号である「A1001」を取得する。次に、計時手段にアクセスして現在の日時として「2019年04月30日09時00分」を特定する。そして、これらの処理に基づいて、図6の最上段の情報を格納する。
次に、例えば、SA2の第1処理で分けた複数のグループの内の1つのグループとして「Idp22」のグループを選択する。次に、当該選択したグ「Idp22」のグループについてのSA2の判定結果として、駐車領域22に車両5が存在するものと判定したことを取得し、また、当該選択した「Idp22」のグループについてのSA3の特定結果として、登録番号である「A1004」を取得する。次に、計時手段にアクセスして現在の日時として「2019年04月30日09時00分」を特定する。そして、これらの処理に基づいて、図6の具体的に記載されている各情報の内の上から5段目の情報を格納する。これにて、管理処理を終了する。
(駐車履歴情報の格納)
上述の管理処理を繰り返し行うことにより、図6の駐車履歴情報が蓄積されることになるが、例えば、図1の駐車領域21の車両51が09時14分頃に当該駐車領域21から離れて、09時17分頃まで駐車領域21に車両5が存在しない状態となる場合、駐車履歴情報としては、例えば、図6の具体的に記載されている各情報の内の上から4段目までの情報等が格納されることになる。
(駐車履歴情報の活用)
上述のようにして格納された駐車履歴情報の活用の手法は任意であるが、例えば、管理者が自己の端末から当該駐車履歴情報にアクセスして駐車履歴情報を確認することにより、駐車領域2にける車両5の有無等を把握することが可能となる。。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、駐車領域関連情報に基づいて、少なくとも、駐車領域2における車両5の有無を管理することにより、例えば、駐車領域2を適切に管理することが可能となる。
また、駐車領域の画像を撮像するカメラ3が撮像した画像を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域2における車両5の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、駐車領域の実情に基づいて管理することができるので、車両5の有無を確実に管理することが可能となる。
また、カメラ3は倉庫の段部13の対向面132に設けられていることにより、例えば、カメラ3が車両5の駐車の邪魔になるのを防止することが可能となる。また、例えば、駐車領域2に駐車されている車両5を確実に撮像することができるので、車両5の有無を確実に管理することが可能となる。
また、複数のカメラ3は駐車領域2に駐車している車両5の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像することにより、例えば、駐車領域2に駐車されている車両51、52の登録番号が記載されているナンバープレート501、502を確実に撮像することが可能となる。
また、駐車領域2に駐車している車両5に付されている登録番号を特定するための処理を行うことにより、例えば、駐車領域2に駐車している車両5を管理することが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
(カメラについて)
また、上記実施の形態の図1のカメラ3の構成を任意に変更してもよい。具体的には、例えば、各駐車領域2に対して1個ずつ、あるいは、3個以上ずつカメラ3を設けてもよい。あるいは、例えば、2個以上の駐車領域2を共通の1個のカメラ3で撮像するように構成してもよい。この場合、例えば、共通の1個のカメラ3を図3の倉庫1の内部に設けて、搬入出口11を介して倉庫1の内部側から1個のカメラ3を用いて2個以上の駐車領域2を撮像するように構成してもよい。なお、この場合、当該1個カメラ3では、各車両5のナンバープレートの撮像が困難となる可能性があるので、実施の形態の技術と組み合わせて、倉庫1の内部に設ける1個のカメラ3を用いるように構成してもよい。この場合、サーバ装置4の制御部43が、倉庫1の内部のカメラ3で撮像した画像を取得して、取得した画像に基づいて駐車領域2における車両5の有無を判定し、また、図3の対向面132に設けられているカメラ3で撮像した画像を取得して、取得した画像に基づいて駐車領域2に駐車されている車両5の登録番号を特定するように構成してもよい。
(登録番号に関してとるべき行動の案内について(その1))
また、上記実施の形態の管理部432が、登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して登録番号に関してとるべき行動を案内するように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、図7のSA2において駐車領域2に車両5が存在するものと判定されたグループに属する画像について行われるSA3の画像認識にて、登録番号を読み取ることができなかった場合、車両5の搭乗者であるドライバーに対して、登録番号の入力を促す案内メッセージを出力するように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、駐車領域2の周辺に比較的大きなディスプレイ装置、あるいは、スピーカ装置が設けられていることとし、登録番号を読み取ることができなかったが画像を含むグループの基準となる駐車領域IDを特定し、特定した駐車領域IDが識別する駐車領域2を含む案内メッセージとして、「バース〜〜〜番に駐車中の車両のナンバーを正しく特定できませんでした。ナンバーの入力をお願いします」(なお、ここでの「バース〜〜〜番」は、特定した駐車領域IDに対応する駐車領域2の名称であることとし、例えば、図5の設備情報における駐車領域IDに対応付けて格納されていることとし、当該設備情報を参照することにより特定可能となっていることとする(後述する場合も同様とする))等を生成して、ディスプレイ装置やスピーカ装置を介して表示又は音声出力するように構成してもよい。そして、当該案内メッセージを確認した車両5のドライバーは、自己の携帯端末(スマートフォン又はタブレット端末等)、あるいは、倉庫1に備え付けの不図示の端末装置を介して、サーバ装置4にアクセスして、自己の車両5の登録番号を入力し、サーバ装置4の管理部432は、当該入力された登録番号を図6の登録番号情報に格納することとする。このように構成した場合、登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両5の搭乗者(ドライバー)に対して登録番号に関してとるべき行動を案内することにより、例えば、登録番号を特定できなかった場合であっても、駐車領域2に駐車している車両5を確実に管理することが可能となる。
(登録番号に関してとるべき行動の案内について(その2))
また、例えば、図1の車両51のようにナンバープレート501が中央寄りに設けられている場合、2個のカメラ31、32にて当該ナンバープレート501を撮像することになるが、この撮像した2個の画像(つまり、相互に同じ駐車領域2が撮像されている2個の画像)についてSA3で画像認識が行われることになるが、管理部432が、この2個の画像について画像認識で読み取られた登録番号が相互に同じであるか異なるかを判定し、相互に異なるものと判定した場合に、読み取りが正常に行われていないものとして、車両5の搭乗者であるドライバーに対して、登録番号の入力を促す案内メッセージを出力するように構成してもよい。なお、2個の画像について画像認識で読み取られた登録番号が相互に同じである場合、読み取りが正常に行われているので、実施の形態で説明した処理を行うように構成してもよい。
(駐車領域に駐車している車両の正誤の報知について)
また、上記実施の形態の管理部432が、駐車領域2に駐車している車両5の正誤を報知するように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、図7のSA3で説明したように、登録番号を特定することにより駐車領域2に駐車している車両5を識別することができる点に着目して、以下のように構成してもよい。例えば、各駐車領域2に対して駐車を予定している車両5が日毎に定められていることとし、実際に駐車された車両5が当該定められている車両5であるか否かを報知するように構成してもよい。
具体的な実装手段は任意であるが、例えば、図4のサーバ装置4の記録部42に対して駐車予定情報が格納されていることとする。「駐車予定情報」とは、各駐車領域2に対して駐車を予定している車両5を特定する情報である。図8は、駐車予定情報を例示した図である。この図8に示すように、駐車予定情報は、例えば、項目「駐車領域ID」、及び項目「登録番号情報」と、各項目に対応する情報とが関連付けられている。なお、項目「駐車領域ID」に対応する情報、及び項目「登録番号情報」に対応する情報は、図6の同一名称の項目に情報と同様である。なお、この図8の駐車予定情報は、「Idp21」が識別する駐車領域21に駐車を予定している車両5が、「A1001」の登録番号が付されている車両5、「A1004」の登録番号が付されている車両5、及び「A1007」の登録番号が付されている車両5等であり、また、「Idp22」が識別する駐車領域22に駐車を予定している車両5が、「A1010」の登録番号が付されている車両5、及び「A1017」の登録番号が付されている車両5等であることを示している。そして、このような駐車予定情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、サーバ装置4が、1日の所定時間(例えば、午前0時00分等)に、1日間に各駐車領域2に駐車を予定している車両5の情報を受信することにより格納されてることとする。なお、管理者が任意のタイミングで1日間に各駐車領域2に駐車を予定している車両5の情報をサーバ装置4に入力することにより格納されることとしてもよい。
そして、管理部432は、図7のSA3で登録番号を特定した後の任意のタイミングに、SA3で特定した登録番号、及び当該特定した登録番号の車両5が駐車している駐車領域2に対応する駐車領域IDを取得し、図8の駐車予定情報を参照して、当該取得した駐車領域IDに対応する登録番号情報を特定し、前述の取得した登録番号に対応する登録番号情報が当該特定した登録番号情報に含まれているか否かに基づいて、以下のように正誤を判定する。具体的には、前述の取得した登録番号に対応する登録番号情報が当該特定した登録番号情報に含まれている場合、SA3で登録番号が特定された車両5は、予め駐車することが予定されていた正しい車両5であるものと判定し、一方、前述の取得した登録番号に対応する登録番号情報が当該特定した登録番号情報に含まれていない場合、SA3で登録番号が特定された車両5は、予め駐車することが予定されていなかった誤った車両5であるものとを判定する。そして、管理部432は、この正誤の判定結果を出力して報知する。なお、判定結果の出力手法は任意であるが、例えば、前述の「(登録番号に関してとるべき行動の案内について(その1))」で説明したように、ディスプレイ装置又はスピーカ装置が駐車領域2の周辺に設けられていることとし、前述の正誤の判定結果を示すメッセージ(一例としては、「入庫された車両5は予定されております」、あるいは、「入庫された車両5は予定されておりません。ご確認下さい」等のメッセージ等)をディスプレイ装置又はスピーカ装置を介して出力するように構成してもよい。あるいは、当該判定結果を、駐車領域2に駐車する車両5を管理する管理者の端末装置に対して送信するように構成してもよい。そして、このように構成した場合、駐車領域2に駐車している車両5の正誤を報知することにより、例えば、駐車領域2に対して適切な車両5を駐車させることが可能となる。
なお、この図8では、各駐車領域IDに対して登録番号が対応付けられているが、これに限らず、何れかの駐車領域2に駐車予定の車両5の登録番号を駐車予定情報として格納した上で、SA3で特定した登録番号を特定する登録番号情報が、当該駐車予定情報に含まれているか否かに基づいて、駐車領域2に対して駐車している車両5の正誤を判定し、判定結果を報知するように構成してもよい。
(駐車領域に関する案内について(その1))
また、上記実施の形態の管理部432が、駐車領域2に関する案内を車両5側に行うように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、各車両5の車載装置(例えば、ナビゲーション装置等)、あるいは、車両5のドライバーの携帯端末と、サーバ装置4とが相互に通信可能に構成されていることとし、図7のSA2の判定結果に基づく案内を、駐車領域2に駐車するために駐車領域2の周辺で待機している車両5(各図では不図示)側に行うように構成してもよい。より具体的には、例えば、図7のSA2にて車両5が存在しないものと判定した駐車領域2を特定し、特定結果を含む案内メッセージとして、「バース〜〜〜番は現在駐車可能です」等を生成して、車両5の車載装置又は当該車両5のドライバーの携帯端末に送信して案内するように構成してもよい。また、例えば、図7のSA2にて車両5が存在するものと判定した駐車領域2を特定し、特定結果を含む案内メッセージとして、「バース〜〜〜番は現在駐車不可能です」等を生成して、車両5の車載装置又は当該車両5のドライバーの携帯端末に送信して案内するように構成してもよい。また、これらのメッセージの双方を送信して案内するように構成してもよい。なお、これらの案内については、車両5側からの要求に応じて、当該要求を行った車両5側に対してのみ行うように構成してもよい。そして、このように構成した場合、駐車領域2に関する案内を車両5側に行うことにより、例えば、車両5を適切なタイミングに駐車領域2に向かわせることができ、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
(駐車領域に関する案内について(その2))
また、上述の「(駐車領域に関する案内について(その1))」において、駐車領域2の周辺で待機している車両5については、一列の待ち行列を作って待たせて順次駐車させるルールが適用されている場合、「バース〜〜〜番は現在駐車可能です」等のメッセージと共に、「先頭で待っている車両はバース〜〜〜番に移動してください」等のメッセージを送信して案内することにより、次の先頭で待っている車両5を呼び出すように構成してもよい。あるいは、駐車領域2に駐車するために待機する待機場所が当該駐車領域2の周辺に設けられていることとし、当該待機場所のディスプレイ装置又はスピーカ装置を介して、これらの案内の情報を出力するように構成してもよい。また、理部432が、図7のSA2の判定結果に基づいて、各駐車領域2について駐車可能であるか否かを示す一覧表を生成して、生成した一覧表をディスプレイ装置を介して表示するように構成してもよい。
(駐車領域における障害物の有無の管理について)
また、上記実施の形態の管理部432が、駐車領域2における障害物の有無を管理するように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、図7のSA2で行う処理を一部変更して、駐車領域2に車両5が存在しないものと判定した場合に、当該駐車領域2に障害物が写っているか否かを判定するように構成してもよい。なお、「障害物」とは、駐車領域2への車両5の駐車の妨げとなる物であり、例えば、荷物、道具、あるいは、工具等に任意のものである。より具体的には、例えば、駐車領域2に車両5が存在しないものと判定した場合に、当該判定の根拠となった画像に障害物が写っているか否かを任意の画像処理を行って判定し、障害物が写っているものと判定した場合に駐車領域2に障害物が存在するものと判定し、また、障害物が写っていないものと判定した場合に駐車領域2に障害物が存在しないものと判定する。そして、例えば、障害物が存在するものと判定した場合、管理部432が、前述の「(登録番号に関してとるべき行動の案内について(その1))」で説明したディスプレイ装置又はスピーカ装置を介して、障害物が存在することを報知するための警報を出力するように構成してもよい。そして、このように構成した場合、駐車領域2における障害物の有無を管理することにより、例えば、駐車領域2における安全性を確保することが可能となる。
(倉庫情報に基づく管理について)
また、上記実施の形態の取得部431が、駐車領域関連情報に加えて前述の倉庫情報を取得し、管理部432が、取得部431が取得した駐車領域関連情報及び倉庫情報に基づいて、駐車領域2に関する管理を行うように構成してもよい。具体的には任意であるが、例えば、駐車領域関連情報及び倉庫情報に基づいて、前述の「(駐車領域に関する案内について(その1))」又は「(駐車領域に関する案内について(その2))」で説明した処理に対応する処理を実行するように構成してもよい。より具体的には、例えば、倉庫1の内部の荷物の仕分けの進み具合を管理するための管理装置が設けられており、当該管理装置が、一定時間間隔(例えば、30秒〜1分等)で、倉庫1内を撮像するカメラにて撮像された倉庫1内の画像に基づいて、倉庫1の内部の荷物が混雑しており仕分けしている途中であるので、当該倉庫1内に更に荷物を搬入することが困難であるか、あるいは、倉庫1の内部の荷物の仕分けが終了して混雑が緩和されているので、当該倉庫1内に更に荷物を搬入することが可能であるかを自動的に判定するように構成されていることし、当該管理装置が、サーバ装置4側からの要求が行われる毎に直近の判定結果を示す情報(つまり、荷物を搬入することが困難であることを示す情報、あるいは、荷物を搬入することが可能であることを示す情報)を倉庫情報としてサーバ装置4に送信するように構成されていることとする。
そして、サーバ装置4の取得部431は、図7のSA1において、実施の形態の処理に加えて、当該管理装置に対して倉庫情報を要求して取得する処理を行う。次に、サーバ装置4の管理部432は、図7のSA2において、駐車領域2には車両5が存在しないものと判定し、且つ、SA1において「荷物を搬入することが可能であることを示す情報」を倉庫情報として受信した場合に、当該車両5が存在しないものと判定した駐車領域2を特定し、特定結果を含む案内メッセージとして、「バース〜〜〜番は現在駐車可能です」等を生成して、車両5の車載装置又は当該車両5のドライバーの携帯端末に送信して案内するように構成してもよい。なお、図7のSA2において、駐車領域2には車両5が存在しないものと判定した場合であっても、SA1において「荷物を搬入することが困難であることを示す情報」を倉庫情報として受信した場合には、「バース〜〜〜番は現在駐車可能です」等メッセージは案内しないようにすることとする。このように構成することにより、倉庫1内で荷物を搬入することが可能である場合(つまり、荷物の受け入れ準備が整っている場合)にのみ、車両5の駐車を案内することにより、倉庫1内の作業をスムーズに進めさせることが可能となる。そして、このように構成した場合、倉庫情報及び駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域2に関する管理を行うことにより、例えば、倉庫の内部の状態を考慮して駐車領域の管理を行うことができるので、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
なお、前述の管理装置については、倉庫1内における各駐車領域2に対応する空間単位で、荷物を搬入することが可能であるか困難であるかを自動的に判定するように構成してもよい。また、例えば、この変形例で特記した各処理を、図7のSA1及び図2の処理と並列的に行うことにより、例えば、図7のSA2において実施の形態で説明したように、駐車領域2には車両5が存在しないものと判定した後、荷物を搬入することが可能であることを示す情報」を倉庫情報を受信した場合に、前述の案内メッセージを生成して送信するように構成してもよい。
また、前述の管理装置での判定で用いられる倉庫1内の画像を撮像するカメラとして、前述の「(カメラについて)」で説明した図3の倉庫1の内部に設けられるカメラ3を用いてもよい。つまり、当該カメラ3にて倉庫1の内部及び搬入出口11を介して駐車領域2を撮像できるように構成してもよい。なお、この場合、当該カメラ3については、駐車領域21、22各々を撮像できるように複数個設けるように構成してもよい。
また、前述の管理装置については、荷物を搬入することが可能であるか困難であるかを自動的に判定するものと説明したが、これに限らない。例えば、倉庫1内の管理者が、所定の入力手段を介して、荷物を搬入することが可能であるか困難であるかを示す情報を管理装置に入力するように構成し、当該管理装置がサーバ装置4からの要求に応じて直近に入力された情報を示す倉庫情報を送信するように構成してもよい。
また、ここでの「(倉庫情報に基づく管理について)」では、前述の「(駐車領域に関する案内について(その1))」又は「(駐車領域に関する案内について(その2))」に適用する場合について説明したが、これに限らない。例えば、サーバ装置4の取得部431が、管理装置に対して倉庫情報を要求して取得し、サーバ装置4の管理部432が、当該取得した倉庫情報に対応する情報を、前述のディスプレイ装置又はスピーカ装置を介して出力する処理を行うように構成してもよい。
(検出部について)
また、上記実施の形態では、カメラ3を用いる場合について説明したが、これに限らない。例えば、カメラ3と共に、あるいは、カメラ3の代わりに、検出部を設けてもよい。「検出部」とは、駐車領域2における車両の有無を検出する検出手段である。この検出部の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、マイクロ波、超音波、あるいは、レーザー光等を用いて対象物を検出する公知のセンサを用いることができる。より具体的には、検出部を、図1のカメラ3が設けられている位置、あるいは、当該位置の周囲の位置に設けて、各駐車領域2に対して車両5が存在するか否かを当該検出部が検出できるように構成した上で、サーバ装置4の取得部431が、当該検出部にアクセスすることにより当該検出部の検出結果を駐車領域関連情報として取得し、管理部432が、取得部431が取得した駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域2に関する管理を行うように構成してもよい。より具体的には、管理部432が、駐車領域2における車両5の有無を管理するように構成してもよい。また、この場合、管理部432は、変形例で説明した各処理を適宜行うように構成してもよい。また、例えば、センサ部の構成(一例としては、個数、位置、又は種類等)を任意に変更して、駐車領域2の障害物も検出できるように構成してもよい。そして、このように構成した場合、駐車領域2における車両5の有無を検出する検出部の検出結果を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域2における車両5の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、夜間等の駐車領域2周辺が比較的暗い場合であっても、車両5の有無を確実に管理することが可能となる。
(特徴について)
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
(付記)
付記1の管理システムは、荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理システムであって、前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、を備え、前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する。
付記2の管理システムは、付記1に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域における車両の有無を検出する検出手段、を備え、前記取得手段は、少なくとも前記検出手段の検出結果を前記駐車領域関連情報として取得する。
付記3の管理システムは、付記1又は2に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域の画像を撮像する撮像手段、を備え、前記取得手段は、少なくとも前記撮像手段が撮像した画像を前記駐車領域関連情報として取得する。
付記4の管理システムは、付記3に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、前記搬入出口の床面は、前記倉庫の段部の対向面を介して、前記駐車領域の路面よりも高い位置に設けられており、前記倉庫の段部の対向面は、前記駐車領域に車両が駐車した場合に、当該車両と対向し、前記撮像手段は、前記倉庫の段部の対向面に設けられている。
付記5の管理システムは、付記3又は4に記載の管理システムにおいて、前記撮像手段は、複数設けられており、複数の前記撮像手段は、前記駐車領域に駐車している車両の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像する。
付記6の管理システムは、付記3から5の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行う。
付記7の管理システムは、付記6に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して前記登録番号に関してとるべき行動を案内する。
付記8の管理システムは、付記3から7の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両の正誤を報知する。
付記9の管理システムは、付記1から8の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域に関する案内を車両側に行う。
付記10の管理システムは、付記1から9の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車領域における障害物の有無を管理する。
付記11の管理システムは、付記1から10の何れか一項に記載の管理システムにおいて、前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、前記取得手段は、前記倉庫の内部の状態を示す倉庫情報を取得し、前記管理手段は、前記取得手段が取得した前記倉庫情報及び前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う。
付記12の管理プログラムは、荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理プログラムであって、コンピュータを、前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、として機能させ、前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する。
(付記の効果)
付記1に記載の管理システム、及び付記12に記載の管理プログラムによれば、駐車領域関連情報に基づいて、少なくとも、駐車領域における車両の有無を管理することにより、例えば、駐車領域を適切に管理することが可能となる。
付記2に記載の管理システムによれば、駐車領域における車両の有無を検出する検出手段の検出結果を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域における車両の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、夜間等の駐車領域周辺が比較的暗い場合であっても、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
付記3に記載の管理システムによれば、駐車領域の画像を撮像する撮像手段が撮像した画像を駐車領域関連情報として取得することにより、例えば、駐車領域における車両の有無を確実に管理することが可能となる。特に、例えば、駐車領域の実情に基づいて管理することができるので、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
付記4に記載の管理システムによれば、撮像手段は倉庫の段部の対向面に設けられていることにより、例えば、撮像装置が車両の駐車の邪魔になるのを防止することが可能となる。また、例えば、駐車領域に駐車されている車両を確実に撮像することができるので、車両の有無を確実に管理することが可能となる。
付記5に記載の管理システムによれば、複数の撮像手段は駐車領域に駐車している車両の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像することにより、例えば、駐車領域に駐車されている車両の登録番号が記載されているナンバープレートを確実に撮像することが可能となる。
付記6に記載の管理システムによれば、駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行うことにより、例えば、駐車領域に駐車している車両を管理することが可能となる。
付記7に記載の管理システムによれば、登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して登録番号に関してとるべき行動を案内することにより、例えば、登録番号を特定できなかった場合であっても、駐車領域に駐車している車両を確実に管理することが可能となる。
付記8に記載の管理システムによれば、駐車領域に駐車している車両の正誤を報知することにより、例えば、駐車領域に対して適切な車両を駐車させることが可能となる。
付記9に記載の管理システムによれば、駐車領域に関する案内を車両側に行うことにより、例えば、車両を適切なタイミングに駐車領域に向かわせることができ、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
付記10に記載の管理システムによれば、駐車領域における障害物の有無を管理することにより、例えば、駐車領域における安全性を確保することが可能となる。
付記11に記載の管理システムによれば、倉庫情報及び駐車領域関連情報に基づいて、駐車領域に関する管理を行うことにより、例えば、倉庫の内部の状態を考慮して駐車領域の管理を行うことができるので、物流全体の効率化を図ることが可能となる。
1 倉庫
2 駐車領域
3 カメラ
4 サーバ装置
5 車両
11 搬入出口
12 床面
13 段部
21 駐車領域
22 駐車領域
31 カメラ
32 カメラ
33 カメラ
34 カメラ
41 通信部
42 記録部
43 制御部
51 車両
52 車両
100 管理システム
131 突出部
132 対向面
211 路面
421 設備情報DB
422 駐車履歴情報DB
431 取得部
432 管理部
501 ナンバープレート
502 ナンバープレート

Claims (12)

  1. 荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理システムであって、
    前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、を備え、
    前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する、
    管理システム。
  2. 前記駐車領域における車両の有無を検出する検出手段、を備え、
    前記取得手段は、少なくとも前記検出手段の検出結果を前記駐車領域関連情報として取得する、
    請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記駐車領域の画像を撮像する撮像手段、を備え、
    前記取得手段は、少なくとも前記撮像手段が撮像した画像を前記駐車領域関連情報として取得する、
    請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、
    前記搬入出口の床面は、前記倉庫の段部の対向面を介して、前記駐車領域の路面よりも高い位置に設けられており、
    前記倉庫の段部の対向面は、前記駐車領域に車両が駐車した場合に、当該車両と対向し、
    前記撮像手段は、前記倉庫の段部の対向面に設けられている、
    請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記撮像手段は、複数設けられており、
    複数の前記撮像手段は、前記駐車領域に駐車している車両の後部における少なくとも中央寄りの位置及び両側の位置を撮像する、
    請求項3又は4に記載の管理システム。
  6. 前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両に付されている登録番号を特定するための処理を行う、
    請求項3から5の何れか一項に記載の管理システム。
  7. 前記管理手段は、前記登録番号の特定結果に基づいて、当該登録番号が付されている車両の搭乗者に対して前記登録番号に関してとるべき行動を案内する、
    請求項6に記載の管理システム。
  8. 前記管理手段は、前記駐車領域に駐車している車両の正誤を報知する、
    請求項3から7の何れか一項に記載の管理システム。
  9. 前記管理手段は、前記駐車領域に関する案内を車両側に行う、
    請求項1から8の何れか一項に記載の管理システム。
  10. 前記管理手段は、前記駐車領域における障害物の有無を管理する、
    請求項1から9の何れか一項に記載の管理システム。
  11. 前記駐車領域は、物流施設内の倉庫の搬入出口に隣接して設けられており、
    前記取得手段は、前記倉庫の内部の状態を示す倉庫情報を取得し、
    前記管理手段は、前記取得手段が取得した前記倉庫情報及び前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う、
    請求項1から10の何れか一項に記載の管理システム。
  12. 荷物を積卸しするために車両が駐車される駐車領域に関する管理を行う管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記駐車領域に関する駐車領域関連情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記駐車領域関連情報に基づいて、前記駐車領域に関する管理を行う管理手段と、として機能させ、
    前記管理手段は、少なくとも、前記駐車領域における車両の有無を管理する、
    管理プログラム。
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