JP2020187054A - 放射線撮影装置 - Google Patents

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【課題】防水性の向上を図りつつ筐体の肉厚化を抑制できる放射線撮影装置を提供する。【解決手段】入射した放射線を検出し画像信号に変換する放射線検出器と、複数の筐体部材を接合部材を用いて接合することによって放射線検出器を内部に収容する筐体と、接合に係る複数の筐体部材のうちの少なくとも1つの筐体部材113の接合面に形成された溝1133であって筐体の内側に位置する内壁1133a及び内壁1133aよりも筐体の外側に位置する外壁1133bを有する溝1133に沿って配置された防水部材130とを備え、溝113は、接合部材であるネジの付近領域(ネジ穴1134の付近領域)910では、内壁1133aが開いている形状である。【選択図】図9

Description

本発明は、放射線撮影を行う放射線撮影装置に関するものである。放射線撮影装置としては、例えば、医療用画像診断装置や非破壊検査装置、分析装置などに適用されうる。
医療分野では、被験者に対する放射線撮影として、被験者に放射線を照射し、被験者を透過した放射線の強度分布によって放射線画像を得る放射線撮影装置が広く使われている。特に現在では、デジタル放射線画像を取得するデジタル型の放射線撮影装置が使用されるようになり、即時に放射線画像を得ることができるようになった。
このデジタル型の放射線撮影装置は、その筐体の内部に、例えば放射線によって発光する蛍光体の光を半導体センサによって検出し、電気信号である画像信号に変換する放射線検出器を備えている。
特に近年では、被験者が任意の姿勢での放射線撮影を可能にするために、軽量で薄型形状とすることによって、撮影技師が持ち運びできるような可搬型の放射線撮影装置が開発されるようになった。しかしながら、この可搬型の放射線撮影装置は、患者の状況によって、嘔吐、出血、失禁などの患者の体液で汚れることも多く、さらに、これらの汚れを清潔に清掃するために消毒液による塗布や水洗いによる洗浄が行われることも多い。
したがって、このような可搬型の放射線撮影装置においては、患者の体液や洗浄での消毒液や水による浸水によって内部の放射線検出器が破損しないように、防水構造を備えることが必要とされる。
防水対策として、例えば、特許文献1では、筐体外周の結合部分に、弾性部材からなる防水部材を配置する技術が提案されている。この際、特許文献1では、防水部材と接する筐体の部分に凸部を設け、筐体を組み立てる際に防水部材がこの凸部に押し付けられて圧縮変形することによって防水性を確保するようにしている。さらに、特許文献1では、筐体の凸部による防水部材の押し潰し量を制御する等のために、防水部材を筐体の壁で取り囲むようにしている。
また、特許文献2では、筐体外周の結合部分に、薄肉のシール材を配置する技術が提案されている。この際、特許文献2では、筐体の角部においてシール材の圧縮後厚さに対する幅の比率の最小値を6倍以上とすることによって、衝撃力を受けやすい角部の耐久性を向上させるようにしている。
特開2015−169592号公報 特開2018−80916号公報
特許文献1に記載の技術では、防水部材を筐体の壁で取り囲むようにしており、また、特許文献2に記載の技術では、シール材を幅広で構成するようにしているため、ともに、筐体の肉厚化を招き、装置の大型化或いは放射線検出器の縮小化の要因となる問題があった。さらに、特許文献2に記載の技術では、筐体外周に亘ってシール材の幅方向を筐体で規制していないため、シール材の位置ずれを招き、防水性の向上が図れないという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、防水性の向上を図りつつ筐体の肉厚化を抑制できる放射線撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線撮影装置は、入射した放射線を検出し画像信号に変換する放射線検出器と、複数の筐体部材を接合部材を用いて接合することによって前記放射線検出器を内部に収容する筐体と、前記接合に係る前記複数の筐体部材のうちの少なくとも1つの筐体部材の接合面に形成された溝であって前記筐体の内側に位置する内壁および当該内壁よりも前記筐体の外側に位置する外壁を有する溝に沿って配置された防水部材と、を有し、前記溝は、前記接合部材の付近では、前記内壁が開いている形状である。
本発明によれば、放射線撮影を行う放射線撮影装置において、防水性の向上を図りつつ筐体の肉厚化を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置において、放射線の入射する側から見た外観図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置において、図1のI−I断面における内部構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図2に示す一部領域の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置において、図1のII−II断面における内部構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図4に示す一部領域の拡大図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材を、放射線の入射する側から見た外観図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図5に記載された領域のうち、防水部材の周辺領域のみを図示した図である。 比較例に係る防水部材の構造と、図7に示す本発明の第1の実施形態に係る防水部材の構造の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材及び防水部材を、放射線の入射する側から見た外観図である。 本発明の第3の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材及び防水部材の一部の領域を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材及び防水部材を、放射線の入射する側から見た外観図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において、放射線の入射する側から見た外観図である。図1に示すように、放射線撮影装置100の放射線が入射する側には、筐体を構成する複数の筐体部材のうち、入射面筐体部材111が配置されている。また、図1には、入射面筐体部材111を他の筐体部材に接合させるための接合部材であるネジ120が示されている。また、図1では、放射線の入射方向をY軸方向とし、このY軸方向と直交する2軸方向であって入射面筐体部材111の放射線入射面を定める相互に直交する2軸方向をX軸方向及びZ軸方向とした、XYZ座標系を図示している。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図1のI−I断面における内部構成の一例を示す図である。この図2では、図1に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系を図示するとともに、放射線Rの入射方向を白抜き矢印で図示している。
放射線撮影装置100は、図1に示すネジ120に加えて、図2に示すように、筐体110、防水部材130、放射線検出器140、支持基台150、制御基板160、及び、バッテリ170を有して構成されている。
筐体110は、図2に示すように、入射面筐体部材111、背面筐体部材112、及び、側面筐体部材113を含み構成されている。この筐体110は、複数の筐体部材である入射面筐体部材111、背面筐体部材112及び側面筐体部材113を、接合部材であるネジ120を用いて接合することによって、図2に示すように、放射線検出器140、支持基台150、制御基板160及びバッテリ170を、内部に収容する。入射面筐体部材111は、放射線Rが入射する側に位置する第1筐体部材である。また、図2では、入射面筐体部材111において、上述した放射線入射面を構成する第1面1111、及び、第1面1111とは反対側に位置する第2面1112を図示している。背面筐体部材112は、放射線Rが入射する側とは反対側の位置、より詳細には側面筐体部材113を挟んで入射面筐体部材111と対向する位置に配置された第2筐体部材である。また、図2では、背面筐体部材112において、第1面1121、及び、第1面1121とは反対側に位置し、背面を構成する第2面1122を図示している。側面筐体部材113は、入射面筐体部材111と背面筐体部材112との間に介在し、入射面筐体部材111及び背面筐体部材112のそれぞれと接合する第3筐体部材である。図2に示す例では、側面筐体部材113は、放射線入射面を構成する入射面筐体部材111の第1面1111と略垂直に配置されている。また、図2では、側面筐体部材113において、入射面筐体部材111の第2面1112と接合する接合面1131、背面筐体部材112の第1面1121と接合する接合面1132、並びに、接合面1131及び接合面1132のそれぞれに形成された溝1133を図示している。
防水部材130は、側面筐体部材113の接合面1131及び接合面1132のそれぞれに形成された溝1133に沿って配置されている。本実施形態においては、防水部材130は、例えば、ゴムなどの弾性体で形成されている。
放射線検出器140は、入射面筐体部材111を介して入射した放射線Rを検出し画像信号(より詳細には、放射線画像に係る画像信号)に変換する構成部である。
支持基台150は、放射線検出器140を筐体110(より詳細には、背面筐体部材112)から支持する基台である。放射線検出器140は、この支持基台150と一体となるように固定されている。
制御基板160は、放射線撮影装置100の動作を統括的に制御する構成部である。例えば、制御基板160は、放射線検出器140の動作を制御して放射線検出器140から画像信号を受信し、当該受信した画像信号を有線または無線にて外部へ出力する処理を行う。
バッテリ170は、放射線撮影装置100(より詳細には、放射線検出器140や制御基板160)を駆動させるための電気エネルギーを供給する構成部である。
図3は、本発明の第1の実施形態を示し、図2に示す一部領域210の拡大図である。この図3において、図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図3では、図2に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
側面筐体部材113の接合面1131に形成された溝1133は、図1のI−I断面では、図3に示すように、筐体110(より詳細には、側面筐体部材113)の内側に位置する内壁1133a、内壁1133aよりも筐体110(より詳細には、側面筐体部材113)の外側に位置する外壁1133b、及び、底面1133cを備えて構成されている。そして、溝1133に配置される防水部材130は、溝1133を構成する内壁1133a、外壁1133b及び底面1133c並びに入射面筐体部材111の第2面1112によって移動が規制されるため、位置決めが確実に行え、防水性の向上が図れる。なお、ここでは、図3を用いて、図2に示す左上の筐体角部の領域210についての説明を行ったが、図2に示す左下の筐体角部の領域、図2に示す右上の筐体角部の領域及び図2に示す右下の筐体角部の領域についても、図3を用いて説明した趣旨を適用できる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図1のII−II断面における内部構成の一例を示す図である。この図4において、図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図4では、図1に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系を図示するとともに、放射線Rの入射方向を白抜き矢印で図示している。
この図4は、図2における図1のI−I断面とは異なるII−II断面、より詳細には、図1に示すネジ120をX軸方向に横切るXY平面おける内部構成の一例を示す図である。具体的に、図4に示すII−II断面は、入射面筐体部材111に設けられたネジ穴1113及び背面筐体部材112に設けられたネジ穴1123のそれぞれからネジ120を挿入することによって、入射面筐体部材111と側面筐体部材113との接合及び背面筐体部材112と側面筐体部材113との接合が行われている領域である。このため、図4に示すII−II断面では、側面筐体部材113の接合面1131及び接合面1132に形成され、防水部材130を配置させる溝1133の位置が、図2に示すI−I断面の場合と比較して側面筐体部材113のより内側に位置している。より詳細に、ネジ120の周辺では、図4に示すように、溝1133及び溝1133に配置される防水部材130は、ネジ120よりも筐体110の内側に配置されている。
図5は、本発明の第1の実施形態を示し、図4に示す一部領域410の拡大図である。この図5において、図3及び図4に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。具体的に、図5は、図4に示すネジ120の周辺部を拡大した図である。また、この図5では、図3及び図4に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
側面筐体部材113の接合面1131に形成された溝1133は、図1のII−II断面では、図5に示すように、外壁1133b及び底面1133cを備えて構成されている。即ち、溝1133は、この図5における図1のII−II断面においては、図3における図1のI−I断面では形成されていた内壁1133aが形成されていない形状(内壁1133aが開いている形状)となっている。そして、この図5における図1のII−II断面においては、この溝1133に配置される防水部材130は、溝1133の外壁1133b及び底面1133c並びに入射面筐体部材111の第2面1112によって移動が規制されるようになっている。また、図5では、入射面筐体部材111と側面筐体部材113とをネジ120を用いて接合させる際に必要な、入射面筐体部材111のネジ穴1113及び側面筐体部材113のネジ穴1134も、図示している。なお、ここでは、図5を用いて、図4に示す左上の筐体角部の領域410についての説明を行ったが、図4に示す左下の筐体角部の領域、図4に示す右上の筐体角部の領域及び図4に示す右下の筐体角部の領域についても、図5を用いて説明した趣旨を適用できる。
図6は、本発明の第1の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材113を、放射線Rの入射する側から見た外観図である。この図6では、放射線Rの入射する側から見た場合の、側面筐体部材113の一部の領域を図示している。この図6において、図2〜図5に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図6では、図2〜図5に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系、より詳細には、図1に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
図6に示すように、側面筐体部材113に形成された溝1133は、接合部材であるネジ120の付近領域(ネジ穴1134の付近領域)610では、内壁1133aが形成されておらず、内壁1133aが開いている形状となっている。一方、図6に示すように、側面筐体部材113に形成された溝1133は、ネジ120の付近領域610以外の領域では、外壁1133bとともに内壁1133aも形成されている形状となっている。このように、ネジ120の付近領域610以外の領域では、側面筐体部材113に内壁1133a及び外壁1133bを有する溝1133を形成しているため、この溝1133に配置される防水部材130の幅方向を規制することができる。その結果、防水部材130の位置ずれを抑制することができるため、防水性の向上を図ることができる。また、ネジ120の付近領域610では、側面筐体部材113に形成された溝1133を内壁1133aが開いている形状としているため、筐体110(本実施形態では、側面筐体部材113)の肉厚化を抑制することができる。
図7は、本発明の第1の実施形態を示し、図5に記載された領域のうち、防水部材130の周辺領域のみを図示した図である。この図7において、図5に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図7では、図5に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
図7に示すように、防水部材130は、上側(図5に示す入射面筐体部材111の第2面1112の側)の部分が円形状になっているが、溝1133の底面1133cと接する底部分は平面形状となっている。ここで、本実施形態では、溝1133の底面1133cと接する防水部材130の平面形状部分の幅は、溝1133の幅とほぼ同一である。このような防水部材130の構造とすることよって、防水部材130がネジ120の締結によって入射面筐体部材111から押圧を受けた際に、通常のOリング構造の防水部材の場合よりも、溝1133の底面1133cに対する位置ずれを抑制することができる。これを図8を用いて具体的に説明する。
図8は、比較例に係る防水部材の構造と、図7に示す本発明の第1の実施形態に係る防水部材130の構造の一例を示す図である。具体的に、図8(a)に、比較例に係る防水部材830の構造の一例を示し、また、図8(b)に、図7に示す本発明の第1の実施形態に係る防水部材130の構造の一例を示す。
比較例に係る防水部材830は、図8(a)に示すように、Oリング構造となっている。防水部材は、溝1133に配置されることによって、入射面筐体部材111と側面筐体部材113との結合部分、もしくは、背面筐体部材112と側面筐体部材113との結合部分でいずれの筐体部材とも密着することになるため、液体の内部への侵入を防ぐOリング構造が一般的である。図8(a)に示すように、比較例に係る防水部材830が押圧である外力Fを受けた場合には、図7に示すY軸方向における鉛直成分の力Fyと摩擦係数μ1とに応じた摩擦力μ1Fyが発生する。ただし、比較例に係る防水部材830は、この摩擦力μ1Fyによって滑りによる位置ずれは抑制されるものの、図7に示すZ軸方向における水平成分の力Fxによって転倒するために、結果として位置ずれが発生する。
これに対して、本実施形態に係る防水部材130は、図8(b)に示すように、上側が平面部分132から上に突出した円形状部分131になっているが、溝1133の底面1133cと接する底部分133は平面形状となっている。そして、図8(b)に示すように、本実施形態に係る防水部材130が押圧である外力Fを受けた場合には、図7に示すY軸方向における鉛直成分の力Fyと摩擦係数μ2とに応じた摩擦力μ2Fyが発生する。この際、本実施形態に係る防水部材130は、この摩擦力μ2Fyによって滑りによる位置ずれが抑制されるだけではなく、底部分133を平面形状としているために転倒も抑制することができ、その結果、位置ずれを防止することが可能となる。
上述したように、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100では、ネジ120の付近領域610以外の領域では、側面筐体部材113に内壁1133a及び外壁1133bを有する溝1133を形成している。かかる構成によれば、この溝1133に配置される防水部材130の幅方向を規制することができるため、防水部材130の位置ずれを抑制することができ、その結果、防水性の向上を図ることができる。
また、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100では、ネジ120の付近領域610では、側面筐体部材113に形成された溝1133を内壁1133aが開いている形状としている。かかる構成によれば、側面筐体部材113に内壁1133aを形成していないため、筐体110(本実施形態では、側面筐体部材113)の肉厚化を抑制することができる。
このように、第1の実施形態によれば、放射線撮影を行う放射線撮影装置100において、防水性の向上を図りつつ筐体110の肉厚化を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、筐体110を、入射面筐体部材111、背面筐体部材112及び側面筐体部材113から構成するようにしているが、本発明においてはこの形態に限定されるものではない。例えば、入射面筐体部材111と側面筐体部材113とが一体構造、或いは、入射面筐体部材111と側面筐体部材113とが接着などで結合された構造となっており、当該構造に背面筐体部材112からネジ120による締結で結合されていてもよい。また、例えば、背面筐体部材112と側面筐体部材113とが一体構造、或いは、背面筐体部材112と側面筐体部材113とが接着などで結合された構造となっており、当該構造に入射面筐体部材111からネジ120による締結で結合されていてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第2の実施形態の説明では、上述した第1の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第2の実施形態に係る放射線撮影装置の概略構成は、図1、図2及び図4に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の概略構成と同様である。
図9は、本発明の第2の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材113及び防水部材130を、放射線Rの入射する側から見た外観図である。この図9では、放射線Rの入射する側から見た場合の、側面筐体部材113及び防水部材130の一部の領域を図示している。この図9において、図2〜図7に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図9では、図2〜図7に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系、より詳細には、図1及び図6に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
本実施形態では、図9に示すように、防水部材130は、接合部材であるネジ120の付近領域(ネジ穴1134の付近領域)910では、溝1133の外壁1133bに向かって突出する突起部134を備えて構成されている。ここで、図9に示す例では、防水部材130は、突起部134を複数備えて構成されている。
溝1133は、防水部材130の幅よりも大きい幅で形成されているが、このため、防水部材130は、溝1133の幅の中であれば自由に設置することが可能である。ただし、ネジ穴1134付近で自由に防水部材130を配置する場合、ネジ穴1134に挿入されるネジ120と接触する可能性がある。防水部材130がネジ120と接触する場合、放射線撮影装置100における組立時の締結作業や使用時の振動・衝撃によって、防水部材130がネジ120によって傷つき、防水性の損失に繋がる。そこで、本実施形態においては、ネジ120の付近領域910では、防水部材130に、溝1133の外壁1133bに向かって突出する突起部134を設けることによって、防水部材130がネジ120に接近して接触することを回避するようにしている。
第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態における効果に加えて、更に防水性の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第3の実施形態の説明では、上述した第1及び第2の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1及び第2の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第3の実施形態に係る放射線撮影装置の概略構成は、図1、図2及び図4に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の概略構成と同様である。
図10は、本発明の第3の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材113及び防水部材130の一部の領域を示す図である。この図10において、図2〜図9に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図10では、図2〜図7及び図9に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系を図示している。
本実施形態では、図10に示すように、溝1133は、接合部材であるネジ120の付近領域(ネジ穴1134の付近領域)1010に、溝1133の底面1133cよりも深い凹部1135を備えて構成されている。そして、本実施形態では、図10に示すように、防水部材130は、溝1133に形成された凹部1135に嵌合する突起部135を備えて構成されている。このように、本実施形態では、防水部材130は、突起部135が、溝1133に形成された凹部1135と嵌め合うように配置される。
防水部材130をネジ穴1134付近で自由に配置する場合、防水部材130がネジ穴1134に挿入されるネジ120と接触する可能性がある。そこで、本実施形態においては、ネジ120の付近領域1010では、溝1133に形成された凹部1135に、防水部材130の突起部135を嵌合させるようにしている。これにより、内壁1133aが形成されていないネジ120の付近領域1010においても、防水部材130を所定の位置に位置決めすることができるため、防水部材130がネジ120に接触することを回避でき、その結果、防水性を更に向上させることが可能となる。
第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態における効果に加えて、更に防水性の向上を図ることができる。
なお、上述した第3の実施形態の説明では、上述した第1の実施形態を基準として追加・変更する形態について説明を行ったが、本発明においてはこれに限定されるものではない。本発明においては、上述した第3の実施形態を、上述した第2の実施形態を基準として追加・変更する形態であってもよい。即ち、第3の実施形態に係る防水部材130において、図9に示す突起部134を更に備える形態も、本発明に適用可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第4の実施形態の説明では、上述した第1〜第3の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1〜第3の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第4の実施形態に係る放射線撮影装置の概略構成は、図1、図2及び図4に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の概略構成と同様である。
図11は、本発明の第4の実施形態を示し、図2及び図4に示す側面筐体部材113及び防水部材130を、放射線Rの入射する側から見た外観図である。この図11では、放射線Rの入射する側から見た場合の、側面筐体部材113及び防水部材130の一部の領域を図示している。この図11において、図2〜図10に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、この図11では、図2〜図7、図9及び図10に示したXYZ座標系に対応させたXYZ座標系、より詳細には、図1、図6及び図9に示したXYZ座標系と同様のXYZ座標系を図示している。
本実施形態では、図11に示すように、溝1133が形成されている側面筐体部材113は、溝1133の内壁1133aから、溝1133に配置されている防水部材130に向かって突出する突起部1136を備えて構成されている。ここで、図11に示す例では、溝1133が形成されている側面筐体部材113は、突起部1136を複数備えて構成されている。なお、図11に示す例では、溝1133の内壁1133aから防水部材130に向かって突出する突起部1136を設ける態様を示しているが、本実施形態においては、この態様に限定されるものではない。例えば、溝1133の内壁1133aから防水部材130に向かって突出する突起部1136に替えて、溝1133の外壁1133bから防水部材130に向かって突出する突起部を設ける態様も、本実施形態に適用可能である。さらに、例えば、溝1133の内壁1133aから防水部材130に向かって突出する突起部1136に加えて、溝1133の外壁1133bから防水部材130に向かって突出する突起部を設ける態様も、本実施形態に適用可能である。
また、図11に示す例では、突起部1136は、特に、溝1133の内壁1133aが形成されていない、ネジ120の付近領域(ネジ穴1134の付近領域)1110の周辺部に配置されている。第1の実施形態で説明したように、防水部材130は、ゴムなどの弾性体で形成されているため、放射線撮影装置100の使用中の振動や作業者が誤って放射線撮影装置100を落下させた際の衝撃などによって、防水部材130が伸縮し、内壁1133aが形成されていないネジ120の付近領域1110から脱落する可能性がある。本実施形態では、突起部1136を設けているため、防水部材130は、突起部1136による局所的な押圧によって溝1133に押し付けられて摩擦力が発生し、この摩擦力によって伸縮が抑制されて、設置作業中の脱落を防止することができる。これにより、防水性の更なる向上を図ることができる。
第4の実施形態によれば、上述した第1の実施形態における効果に加えて、更に防水性の向上を図ることができる。
なお、上述した第4の実施形態の説明では、上述した第1の実施形態を基準として追加・変更する形態について説明を行ったが、本発明においてはこれに限定されるものではない。本発明においては、上述した第4の実施形態を、上述した第2及び第3の実施形態を基準として追加・変更する形態であってもよい。
(その他の実施形態)
上述した本発明の実施形態では、防水部材130を配置させる溝を、側面筐体部材113のみに形成する形態について説明を行ったが、本発明においてはこの形態に限定されるものではない。例えば、防水部材130を配置させる溝を、側面筐体部材113に加えて入射面筐体部材111にも形成する形態も、本発明に適用可能である。また、例えば、防水部材130を配置させる溝を、側面筐体部材113に加えて背面筐体部材112にも形成する形態も、本発明に適用可能である。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100:放射線撮影装置、110:筐体、111:入射面筐体部材、112:背面筐体部材、113:側面筐体部材、1131,1132:接合面、1133:溝、1133a:溝の内壁、1133b:溝の外壁、1133c:溝の底面、1134:ネジ穴、1135:凹部、1136:突起部、120:ネジ、130:防水部材、134,135:突起部、140:放射線検出器、150:支持基台、160:制御基板、170:バッテリ、610,910,1010,1110:ネジの付近領域(ネジ穴の付近領域)、R:放射線

Claims (10)

  1. 入射した放射線を検出し画像信号に変換する放射線検出器と、
    複数の筐体部材を接合部材を用いて接合することによって前記放射線検出器を内部に収容する筐体と、
    前記接合に係る前記複数の筐体部材のうちの少なくとも1つの筐体部材の接合面に形成された溝であって前記筐体の内側に位置する内壁および当該内壁よりも前記筐体の外側に位置する外壁を有する溝に沿って配置された防水部材と、
    を有し、
    前記溝は、前記接合部材の付近では、前記内壁が開いている形状であることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記防水部材は、弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記溝の前記内壁が開いている形状の領域において、前記防水部材は、前記溝の底面と接触する部分が平面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記防水部材は、前記接合部材の付近では、前記溝の前記外壁に向かって突出する突起部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記防水部材は、前記突起部を複数備えていることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記溝は、前記接合部材の付近に、当該溝の底面よりも深い凹部を備えており、
    前記防水部材は、前記凹部に嵌合する突起部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記溝が形成されている前記少なくとも1つの筐体部材は、前記溝の前記内壁または前記外壁から、前記溝に配置されている前記防水部材に向かって突出する突起部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記溝が形成されている前記少なくとも1つの筐体部材は、前記突起部を複数備えていることを特徴とする請求項7に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記筐体は、前記複数の筐体部材として、前記放射線が入射する側に位置する第1筐体部材と、前記放射線が入射する側とは反対側に位置する第2筐体部材と、前記第1筐体部材と前記第2筐体部材との間に介在し、前記第1筐体部材および前記第2筐体部材と前記接合する第3筐体部材と、を含み構成されており、
    前記溝は、前記第3筐体部材の前記接合面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記放射線検出器を前記筐体から支持する支持基台を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
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