JP2020185758A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を向上した記録装置を提供すること。【解決手段】記録装置は、液体を収容する注入容器91から液体を注入可能な記録装置であって、液体を用いて媒体に記録する記録部17と、記録部に供給される液体を収容する液体収容体21と、記録部と液体収容体とを搭載し、媒体に対して走査するキャリッジ18と、注入容器を支持するための支持部31と、を備え、液体収容体は、注入容器から液体が注入されるための注入部24を有し、支持部は、液体収容体に液体を注入する姿勢となる注入容器を支持する。【選択図】図6
Description
本発明は、記録装置に関する。
特許文献1には、液体を注入可能な液体収容体を備える記録装置が記載されている。この記録装置においては、例えば液体収容体に収容される液体が僅少になった場合に、ユーザーは、注入容器から液体を液体収容体に注入する。
特許文献1の記録装置において、ユーザーは、注入容器から液体収容体に液体を注入する場合に、注入容器を支え続ける必要がある。注入容器を支え続けることは、ユーザーにとって手間な作業となる。
上記課題を解決する記録装置は、液体を収容する注入容器から液体を注入可能な記録装置であって、液体を用いて媒体に記録する記録部と、前記記録部に供給される液体を収容する液体収容体と、前記記録部と前記液体収容体とを搭載し、前記媒体に対して走査するキャリッジと、前記注入容器を支持するための支持部と、を備え、前記液体収容体は、前記注入容器から液体が注入されるための注入部を有し、前記支持部は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器を支持する。
以下、記録装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。記録装置は、例えば、用紙等の媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真等の画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、記録装置11は、筐体12と、筐体12に取り付けられるカバー13とを備える。本実施形態において、カバー13は、筐体12の上部に取り付けられる。カバー13は、筐体12内を露出させる露出位置と、筐体12内を露出させない遮蔽位置との間で変位可能に構成される。図1においてカバー13は、遮蔽位置に位置する。記録装置11は、カバー13に代えて、画像を読み取るスキャナーを備えてもよい。この場合、スキャナーは、露出位置と遮蔽位置との間で変位可能に構成される。
記録装置11は、ユーザーが記録装置11を操作するための操作部14を備える。操作部14は、例えば、情報を表示する表示画面15と、操作に関する指示を記録装置11に与えるための操作ボタン16とを有する。本実施形態において、操作部14は、筐体12の前面に位置する。
記録装置11は、液体を用いて媒体99に記録する記録部17を備える。記録部17は、筐体12に収容される。記録部17は、例えば媒体99に向けて液体を吐出するヘッドである。記録部17は、筐体12内を搬送される媒体99に液体を吐出することにより、媒体99に画像を記録する。
記録装置11は、後述する注入容器91から液体を注入可能に構成される。記録装置11に液体が適宜補充されることによって、媒体99への記録を継続できる。
記録装置11は、例えば、筐体12の前面とは反対の面である筐体12の後面から媒体99が供給可能に構成される。本実施形態において、媒体99は、筐体12内において筐体12の後面から筐体12の前面に向かう方向へ搬送される。
記録装置11は、例えば、筐体12の前面とは反対の面である筐体12の後面から媒体99が供給可能に構成される。本実施形態において、媒体99は、筐体12内において筐体12の後面から筐体12の前面に向かう方向へ搬送される。
記録装置11は、記録部17を搭載するキャリッジ18を備える。キャリッジ18は、筐体12に収容される。キャリッジ18は、媒体99に対して走査する。すなわち、記録装置11は、いわゆるシリアルプリンターである。
本実施形態の記録装置11は、排出カバー19を備える。排出カバー19は、筐体12の前面に位置する。排出カバー19は、筐体12に取り付けられ、筐体12に対して開閉可能に構成される。図1において排出カバー19は、閉じている。排出カバー19が開くと、記録装置11は、筐体12内において記録された媒体99を排出可能な状態となる。記録された媒体99は、記録装置11の前方へ排出される。
図2に示すように、本実施形態のカバー13は、筐体12に対して開閉可能に構成される。カバー13が開くと、筐体12内が露出される。図2においてカバー13は、露出位置に位置する。カバー13は、例えばその後端を軸に回転することによって開閉する。そのため、カバー13が露出位置に位置する場合、ユーザーにとっては、記録装置11の前方から筐体12内を見やすい。
記録装置11は、記録部17に供給される液体を収容する液体収容体21を備える。すなわち、液体収容体21に収容される液体が、記録部17に供給される。液体収容体21は、キャリッジ18に搭載される。液体収容体21は、液体を注入可能に構成される。本実施形態においては、1つの液体収容体21がキャリッジ18に搭載される。
筐体12は、液体収容体21を露出させる窓22を有する。窓22は、筐体12の前面に位置する。窓22は、キャリッジ18がホームポジションに位置する場合に、液体収容体21を露出させる。すなわち、窓22は、キャリッジ18のホームポジションと対応する位置に設けられる。ホームポジションとは、キャリッジ18が待機する位置である。キャリッジ18は、例えば、記録部17が媒体99に記録しない場合にホームポジションに位置する。
液体収容体21は、例えば透明又は半透明の樹脂によって構成される。そのため、ユーザーは、窓22を通じて液体収容体21を視認することによって、液体収容体21が収容する液体の残量を把握できる。
図3及び図4に示すように、本実施形態のキャリッジ18は、液体収容体21を露出させる開口23を有する。開口23は、キャリッジ18がホームポジションに位置する場合に、筐体12の前方から見たときに窓22と重なる。そのため、ユーザーは、窓22及び開口23を通じて、液体収容体21を視認できる。
図4に示すように、液体収容体21は、注入容器91から液体が注入されるための注入部24を有する。注入容器91は、液体を収容する容器である。液体収容体21においては、注入部24を通じて液体が注入される。注入部24は、例えば液体収容体21の上部に位置する。本実施形態の注入部24は、液体収容体21の上部において、上方及び前方に向かうように斜めに延びる。そのため、ユーザーにとっては、記録装置11の前方から液体収容体21に液体を注入しやすい。
図4及び図5に示すように、液体収容体21は、カバー部材25を有してもよい。カバー部材25は、注入部24を露出させる開き位置と、注入部24を覆う閉じ位置との間で変位可能に構成される。図4においてカバー部材25は、開き位置に位置する。図5においてカバー部材25は、閉じ位置に位置する。カバー部材25が開き位置に位置する場合に、液体収容体21に液体を注入可能となる。すなわち、カバー部材25が開き位置に位置することによって、注入部24を通じて注入容器91から液体収容体21に液体を注入可能となる。
カバー部材25は、液体収容体21において固定される基端部分25Aと、液体収容体21において変位可能な先端部分25Bとを有する。本実施形態のカバー部材25は、基端部分25Aを軸に回転可能に構成される。基端部分25Aは、液体収容体21の上部において固定される。基端部分25Aは、液体収容体21の上部において、注入部24よりも前方に位置する。
カバー部材25が閉じ位置に位置する場合、先端部分25Bは、注入部24を覆う。カバー部材25が注入部24を覆うことによって、液体収容体21に収容される液体が蒸発することを抑制できる。先端部分25Bには、挿入穴26が設けられている。カバー部材25が閉じ位置に位置する場合に、挿入穴26に注入部24が挿入される。
本実施形態において、液体収容体21の上部には、凹部27が設けられる。注入部24は、凹部27内に設けられる。凹部27は、カバー部材25が閉じ位置に位置する場合に、先端部分25Bを収容する。
カバー部材25は、基端部分25Aを中心に先端部分25Bが凹部27に近づくように回転されることによって、閉じ位置に変位する。カバー部材25は、基端部分25Aを軸に先端部分25Bが凹部27から離れるように回転されることによって、開き位置に変位する。
図6及び図7に示すように、記録装置11は、注入容器91を支持するための支持部31を備える。支持部31は、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91を支持する。注入容器91は、支持部31に支持されることによって、液体収容体21に液体を注入する姿勢で維持される。そのため、ユーザーは、液体収容体21に液体を注入する際に、注入容器91を支え続ける必要がない。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
図6に示すように、注入容器91は、液体を収容する容器本体92と、液体を注入するための注入口93とを有する。注入口93に注入部24が挿入されることによって、注入容器91から液体収容体21に液体が注入される。そのため、注入容器91において、液体収容体21に液体を注入する姿勢とは、注入口93に注入部24が挿入された姿勢である。このとき、注入容器91は、注入口93が下を向く姿勢となる。
容器本体92は、注入口93に向けて窄むような形状とされてもよい。本実施形態の容器本体92は、注入口93に向けて窄む部分である第1窄み部分92Aと第2窄み部分92Bとを有する。すなわち、本実施形態の容器本体92は、注入口93に向けて2段階に窄むような形状とされている。容器本体92は、注入口93に向けて段階的に窄むような形状に限らず、注入口93に向けて徐々に窄むような形状とされてもよい。
第2窄み部分92Bは、第1窄み部分92Aよりも注入口93に近い。容器本体92が注入口93に向けて窄むような形状とすることによって、注入容器91から液体収容体21に液体を注入する際に、容器本体92から注入口93に液体が流れやすくなる。特に、液体を注入する姿勢において容器本体92が、第1窄み部分92A及び第2窄み部分92Bが注入口93に向けて下方に傾斜する、又は水平となるような形状である場合、容器本体92から注入口93に向けて液体がより流れやすくなる。
本実施形態において、支持部31は、開き位置に位置するカバー部材25である。開き位置に位置するカバー部材25は、注入口93に注入部24が挿入された状態の注入容器91を支持する。このとき、注入容器91は、開き位置に位置するカバー部材25にもたれかかるような姿勢となる。カバー部材25が支持部31を兼ねることによって、記録装置11の構成を簡易にできる。
カバー部材25は、例えば、閉じ位置を基準として、予め決められた所定角度だけ回転できるように構成される。カバー部材25は、閉じ位置から所定角度だけ回転すると、開き位置に位置する。カバー部材25は、閉じ位置から開き位置に変位する際、図6において反時計回りとなる方向に回転する。カバー部材25は、開き位置に位置する場合に、反時計回り方向への回転を制限される。そのため、カバー部材25は、開き位置に位置する場合に、注入容器91の荷重を受けることができる。カバー部材25は、液体を注入する姿勢となる注入容器91に接触することによって、注入容器91を支持する。本実施形態において、カバー部材25は、注入容器91を支持する場合に、容器本体92に接触する。
カバー部材25は、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91と接触する支持面28を有してもよい。本実施形態の支持面28は、凹むように湾曲する面である。本実施形態において、注入容器91は円柱形状である。そのため、支持面28によって注入容器91を安定した状態で支持できる。支持面28が平坦な面である場合には、角柱形状の注入容器91を安定した状態で支持できる。支持面28は、注入容器91の形状に沿うような形状であると、注入容器91を安定した状態で支持できる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)支持部31は、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91を支持する。そのため、液体を注入する際に注入容器91をユーザーが支え続ける必要がない。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
(1)支持部31は、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91を支持する。そのため、液体を注入する際に注入容器91をユーザーが支え続ける必要がない。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
(2)支持部31は、開き位置に位置するカバー部材25である。カバー部材25が支持部31を兼ねることによって、支持部31を別途設ける構成と比べて、記録装置11の構成を簡易にできる。
(3)支持面28は、凹むように湾曲する面である。例えば注入容器91が円柱形状である場合に、カバー部材25は、支持面28によって注入容器91を安定した状態で支持できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図8に示すように、支持部31は、筐体12に設けられてもよい。例えば、支持部31は、筐体12の上部に設けられる。この第1変更例において、支持部31は、筐体12においてキャリッジ18のホームポジションと対応する位置に設けられる。こうすると、支持部31は、キャリッジ18がホームポジションに位置する場合に、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91を支持できる。このとき、注入容器91は、支持部31にもたれかかるような姿勢となる。支持部31は、容器本体92に接触することによって注入容器91を支持する。
・図8に示すように、支持部31は、筐体12に設けられてもよい。例えば、支持部31は、筐体12の上部に設けられる。この第1変更例において、支持部31は、筐体12においてキャリッジ18のホームポジションと対応する位置に設けられる。こうすると、支持部31は、キャリッジ18がホームポジションに位置する場合に、液体収容体21に液体を注入する姿勢となる注入容器91を支持できる。このとき、注入容器91は、支持部31にもたれかかるような姿勢となる。支持部31は、容器本体92に接触することによって注入容器91を支持する。
・図9に示すように、支持部31は、カバー13に設けられてもよい。この第2変更例において、支持部31は、注入容器91の一部分を引っ掛けることが可能な窪みである。支持部31は、カバー13においてキャリッジ18のホームポジションと対応する位置に設けられる。注入容器91は、例えば、容器本体92から延びるフック94を有する。フック94が支持部31に引っ掛けられることによって、液体収容体21に液体を注入する姿勢で注入容器91が支持される。すなわち、液体収容体21に液体を注入する際、注入容器91は、支持部31に吊り下げられるような姿勢となる。
この第2変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(4)注入容器91は、その一部分が窪みである支持部31に引っ掛けられるだけで、液体収容体21に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
(4)注入容器91は、その一部分が窪みである支持部31に引っ掛けられるだけで、液体収容体21に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
・図10、図11及び図12に示すように、支持部31は、注入容器91が差し込まれる凹部27で構成されてもよい。この第3変更例において、凹部27は、カバー部材25が閉じ位置に位置する場合にはカバー部材25の先端部分25Bを収容し、液体収容体21に液体を注入する場合には容器本体92の一部を収容する。凹部27は、記録装置11の前方を向くように構成されてもよい。この場合、ユーザーは、注入容器91を記録装置11の前方から凹部27に差し込みやすくなる。
注入口93に注入部24が挿入されると、容器本体92の一部が凹部27に差し込まれる。このとき、容器本体92の周面が凹部27の周面に接触する。第3変更例においては、容器本体92において第1窄み部分92Aと第2窄み部分92Bとの間の部分が凹部27の周面に接触する。これにより、注入容器91は、液体収容体21に液体を注入する姿勢で凹部27により支持される。
この第3変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(5)支持部31は、注入容器91が差し込まれる凹部27である。この場合、注入容器91は、凹部27に差し込まれるだけで、液体収容体21に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
(5)支持部31は、注入容器91が差し込まれる凹部27である。この場合、注入容器91は、凹部27に差し込まれるだけで、液体収容体21に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
(6)凹部27は、記録装置11の前方を向くように設けられる。そのため、ユーザーにとって、注入容器91を記録装置11の前方から凹部27に差し込みやすくなる。これにより、記録装置11の使い勝手が向上する。
・図13に示すように、キャリッジ18は、複数の液体収容体21を搭載してもよい。この第4変更例において、キャリッジ18は、6つの液体収容体21を搭載する。6つの液体収容体21は、例えば、それぞれ異なる種類の液体を収容する。6つの液体収容体21は、筐体12の後面から前面に向かう方向に並ぶように配列されている。
第4変更例においては、窓22は、筐体12の前面と隣り合う面である筐体12の側面に設けられる。窓22は、キャリッジ18がホームポジションに位置する場合に、6つの液体収容体21のすべてを露出させる。第4変更例において、支持部31は、第1変更例のように筐体12の上部に設けられてもよいし、第3変更例のように凹部27が兼ねてもよい。
・カバー部材25の基端部分25Aは、液体収容体21の上部において、注入部24よりも後方に位置してもよい。
・カバー部材25は、液体収容体21に対して着脱可能でもよい。
・カバー部材25は、液体収容体21に対して着脱可能でもよい。
・支持部31は、例えばキャリッジ18に設けられてもよい。
・媒体99は、プラスチックフィルム、金属フィルム及び布帛などでもよい。
・記録部17が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、記録部17が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または画素材料などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
・媒体99は、プラスチックフィルム、金属フィルム及び布帛などでもよい。
・記録部17が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、記録部17が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または画素材料などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)記録装置は、液体を収容する注入容器から液体を注入可能な記録装置であって、液体を用いて媒体に記録する記録部と、前記記録部に供給される液体を収容する液体収容体と、前記記録部と前記液体収容体とを搭載し、前記媒体に対して走査するキャリッジと、前記注入容器を支持するための支持部と、を備え、前記液体収容体は、前記注入容器から液体が注入されるための注入部を有し、前記支持部は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器を支持する。
(A)記録装置は、液体を収容する注入容器から液体を注入可能な記録装置であって、液体を用いて媒体に記録する記録部と、前記記録部に供給される液体を収容する液体収容体と、前記記録部と前記液体収容体とを搭載し、前記媒体に対して走査するキャリッジと、前記注入容器を支持するための支持部と、を備え、前記液体収容体は、前記注入容器から液体が注入されるための注入部を有し、前記支持部は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器を支持する。
この構成によれば、液体収容体に液体を注入する姿勢となる注入容器を支持部が支持するため、液体を注入する際に注入容器をユーザーが支え続ける必要がない。これにより、記録装置の使い勝手が向上する。
(B)上記記録装置において、前記支持部は、前記注入容器が差し込まれる凹部であり、前記凹部は、前記液体収容体の上部に設けられ、前記注入部は、前記凹部内に設けられてもよい。
この構成によれば、注入容器は、凹部に差し込まれるだけで、液体収容体に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置の使い勝手が向上する。
(C)上記記録装置において、前記凹部は、前記記録装置の前方を向くように設けられてもよい。
(C)上記記録装置において、前記凹部は、前記記録装置の前方を向くように設けられてもよい。
この構成によれば、ユーザーは、注入容器を記録装置の前方から凹部に差し込みやすくなる。これにより、記録装置の使い勝手が向上する。
(D)上記記録装置において、前記液体収容体は、前記注入部を露出させる開き位置と前記注入部を覆う閉じ位置との間で変位可能なカバー部材を有し、前記支持部は、前記開き位置に位置する前記カバー部材であってもよい。
(D)上記記録装置において、前記液体収容体は、前記注入部を露出させる開き位置と前記注入部を覆う閉じ位置との間で変位可能なカバー部材を有し、前記支持部は、前記開き位置に位置する前記カバー部材であってもよい。
この構成によれば、注入部を露出させたり覆ったりするカバー部材が支持部を兼ねることによって、支持部を別途設ける構成と比べて、記録装置の構成を簡易にできる。
(E)上記記録装置において、前記カバー部材は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器と接触する支持面を有し、前記支持面は、凹むように湾曲する面であってもよい。
(E)上記記録装置において、前記カバー部材は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器と接触する支持面を有し、前記支持面は、凹むように湾曲する面であってもよい。
この構成によれば、例えば注入容器が円柱形状である場合に、カバー部材は、支持面によって注入容器を安定した状態で支持できる。
(F)上記記録装置は、前記キャリッジを収容する筐体と、前記筐体に取り付けられるカバーと、を備え、前記カバーは、前記筐体内を露出させる露出位置と前記筐体内を露出させない遮蔽位置との間で変位可能に構成され、前記支持部は、前記カバーに設けられ、前記注入容器の一部分を引っ掛けることが可能な窪みであってもよい。
(F)上記記録装置は、前記キャリッジを収容する筐体と、前記筐体に取り付けられるカバーと、を備え、前記カバーは、前記筐体内を露出させる露出位置と前記筐体内を露出させない遮蔽位置との間で変位可能に構成され、前記支持部は、前記カバーに設けられ、前記注入容器の一部分を引っ掛けることが可能な窪みであってもよい。
この構成によれば、注入容器は、その一部分が窪みである支持部に引っ掛けられるだけで、液体収容体に液体を注入する姿勢で支持される。これにより、記録装置の使い勝手が向上する。
11…記録装置、12…筐体、13…カバー、14…操作部、15…表示画面、16…操作ボタン、17…記録部、18…キャリッジ、19…排出カバー、21…液体収容体、22…窓、23…開口、24…注入部、25…カバー部材、25A…基端部分、25B…先端部分、26…挿入穴、27…凹部、28…支持面、31…支持部、91…注入容器、92…容器本体、92A…第1窄み部分、92B…第2窄み部分、93…注入口、94…フック、99…媒体。
Claims (6)
- 液体を収容する注入容器から液体を注入可能な記録装置であって、
液体を用いて媒体に記録する記録部と、
前記記録部に供給される液体を収容する液体収容体と、
前記記録部と前記液体収容体とを搭載し、前記媒体に対して走査するキャリッジと、
前記注入容器を支持するための支持部と、を備え、
前記液体収容体は、前記注入容器から液体が注入されるための注入部を有し、
前記支持部は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器を支持することを特徴とする記録装置。 - 前記支持部は、前記注入容器が差し込まれる凹部であり、
前記凹部は、前記液体収容体の上部に設けられ、
前記注入部は、前記凹部内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記凹部は、前記記録装置の前方を向くように設けられることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記液体収容体は、前記注入部を露出させる開き位置と前記注入部を覆う閉じ位置との間で変位可能なカバー部材を有し、
前記支持部は、前記開き位置に位置する前記カバー部材であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記カバー部材は、前記液体収容体に液体を注入する姿勢となる前記注入容器と接触する支持面を有し、
前記支持面は、凹むように湾曲する面であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 前記キャリッジを収容する筐体と、
前記筐体に取り付けられるカバーと、を備え、
前記カバーは、前記筐体内を露出させる露出位置と前記筐体内を露出させない遮蔽位置との間で変位可能に構成され、
前記支持部は、前記カバーに設けられ、前記注入容器の一部分を引っ掛けることが可能な窪みであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2019093468A Pending JP2020185758A (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 記録装置 |
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Legal Events
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