JP2020183891A - シート材判別装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材判別装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率を落とすことなく、安定した測定精度を得る。【解決手段】シート材Pが挿入される挿入部102と、挿入部102の検知位置までシート材が挿入されたことを検知する検知部(第1検知部10及び第2検知部20)と、挿入部102の検知位置まで挿入されたシート材の物性を測定する測定部30と、検知部によるシート材Pの検知後、挿入部102の検知位置まで挿入されたシート材を当該シート材の挿入方向と直交する方向に移動させ、その表面を測定部30の測定面に押し当てる押し当て部(支持板41及び昇降機構42)と、を備え、制御部は、挿入部102の所定位置から検知位置までシート材を挿入するのに要した挿入時間を算出し、算出された挿入時間に応じて、押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、シート材判別装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において画像が形成されるシート材の種類は、坪量や厚さなどの仕様の違いで多岐に渡っている。高品質の画像形成のためには、シート材毎に、シート材種類などの条件を画像形成装置に設定する必要があり、この条件を間違って設定してしまうとヤレ紙となる場合がある。
一般に画像形成装置では、画像形成時にユーザー自身がシート材の種類を設定することが多く、ユーザーはシート材の種類を極力正確に判断する必要がある。
そこで、シート材に光を照射し、シート材からの反射光の光量などの光学的情報から、シート材の種類を判別するシート材判別装置が知られている。具体的に、例えば、特許文献1には、シート材押圧部とシート材載置部との間にシート材を挿入し、そのシート材をシート材押圧部とシート材載置部で把持した後、シート材押圧部を移動させることで、シート材及びシート材載置部を検出センサーに対して移動させ、シート材の情報を得るシート材判別装置が提案されている。
特開2017−95197号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシート材判別装置では、シート材の挿入作業がユーザーごとにバラつきがあることから、正常な位置にシート材が配置されていない場合など、検出時のシート材の状態が一定でなく測定精度が落ちることがあった。一方で、正常な位置にシート材を配置するためユーザーに丁寧なシート挿入作業を強いると、作業効率が悪化するおそれがある。
本発明の課題は、作業効率を落とすことなく、安定した測定精度を得ることのできるシート材判別装置及び画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のシート材判別装置は、
シート材が挿入される挿入部と、
前記挿入部の検知位置までシート材が挿入されたことを検知する検知部と、
前記挿入部の前記検知位置まで挿入されたシート材の物性を測定する測定部と、
前記検知部によるシート材の検知後、前記挿入部の前記検知位置まで挿入されたシート材を当該シート材の挿入方向と直交する方向に移動させ、その表面を前記測定部の測定面に押し当てる押し当て部と、
前記挿入部の所定位置から前記検知位置までシート材を挿入するのに要した時間を示す情報を算出する算出部と、
前記算出部により算出された前記情報に応じて、前記押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を制御する動作制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上記シート材判別装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、作業効率を落とすことなく、安定した測定精度を得ることができる。
シート材判別装置の外観図である。 図1のII−II線における断面図である。 シート材判別装置の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 シート材判別処理を示すフローチャートである。 動作開始タイミングの設定の手法について説明するための図である。 動作開始タイミングの設定の手法について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図面に例示したものに限定されるものではない。
〔シート材判別装置〕
まず、本実施の形態に係るシート材判別装置100の構成について説明する。
図1は、シート材判別装置100の外観図である。
図1示すように、シート材判別装置100は、その外形を成すケース101を有し、ケース101の一側面に、シート材Pを抜き差しするための挿入部102が形成されている。
以下の説明において、ケース101の上下方向をX方向といい、上方向を「+X方向」、下方向を「−X方向」という。また、挿入部102に対するシート材Pの抜き差し方向をY方向といい、差し込み方向を「+Y方向」、引き抜き方向を「−Y方向」という。
ケース101は、挿入部102より上側の部位である上側ケース部101Aと、挿入部102より下側の部位である下側ケース部101Bと、を有する。
挿入部102は、上側ケース部101Aと下側ケース部101Bの間に形成された間隙であって、その内部奥側に、差し込まれたシート材Pの先端部を当接させて規制する当接面102aが備えられる。
シート材判別装置100は、ユーザーが、挿入部102に、内部奥側の当接面102aに当接するまで水平にシート材Pを差し込むことで、測定部30(図2参照)によりシート材Pの種類が判別されるものである。
図2は、図1のII−II線における断面図である。
図2に示すように、シート材判別装置100は、例えば、第1検知部10、第2検知部20、測定部30、載置部40等を備えて構成されている。
具体的に、上側ケース部101Aには、シート材Pの差し込み方向(+Y方向)に沿って、第1検知部10、測定部30、第2検知部20が、順に並んで設けられている。
また、下側ケース部101Bにおいて、第1検知部10、測定部30及び第2検知部20と対向する位置には、載置部40が設けられている。
第1検知部10は、挿入部102の入り口の近傍、すなわち、測定部30より差し込み方向の上流側に配置され、シート材Pの通過を検知する。
また、第2検知部20は、挿入部102の内部側の当接面102aの近傍、すなわち、測定部30より差し込み方向の下流側に配置され、シート材Pの通過を検知する。
第1検知部10及び第2検知部20としては、例えば、反射型フォトセンサー或いは透過型フォトセンサー等のフォトセンサーを用いることができる。
測定部30は、例えば、一つの発光部31と、二つの受光部32,32と、これらを収容する収容部33と、を有する。
収容部33の下面33aには、挿入部102に面した開口部34が形成されている。発光部31は、挿入部102に差し込まれたシート材Pに向けて光を照射可能に構成されている。受光部32は、シート材Pから反射された光を受光可能に構成されている。
測定部30においては、発光部31から出射された光が開口部34を通過してシート材Pに入射し、シート材Pから反射された反射光が開口部34を通って受光部32に受光されることで、シート材Pの種類が判別される。
具体的に、シート材Pからの反射光は、正反射された反射光(正反射光)と拡散反射された反射光(拡散反射光)とに分けて考えることができる。
そして、正反射光および拡散反射光の光成分のうちそれぞれ特定の波長成分の光量に基づいてシート材Pの種類の判別が行われる。なお、波長成分を選ばず受光光量のみで判別を行うこととしても良い。正反射光および拡散反射光を用いることで、正反射光または拡散反射光の一方のみを用いて判別を行うよりも、高精度の判別が可能である。
載置部40は、挿入部102に差し込まれてきたシート材Pを下方から支持する支持板41と、支持板41を昇降させる昇降機構42と、を備えている。
昇降機構42は、例えば、モーター等の駆動部を備え、制御部51の制御の下、支持板41を下方から持ち上げてシート材Pを測定部30の測定面(収容部33の下面33a)に対して押し当てる押し当て動作を行う。
これにより、支持板41と昇降機構42は、上記押し当て動作を行う押し当て部として機能している。
図3は、シート材判別装置100の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
図3に示すように、シート材判別装置100は、上述した第1検知部10、第2検知部20、測定部30及び載置部40の他、制御部51、記憶部52、操作部53及び表示部54等を備えて構成されている。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory
)等により構成される。制御部51のCPUは、記憶部52に記録されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
記憶部52は、制御部51が実行するプログラム、当該プログラムなどで利用される設定データなどを記憶する。記憶部52は、例えば、半導体の不揮発性メモリー等で構成されている。また、記憶部52は、RAMを備え、当該RAMは、一部のデータを一時的に記憶、処理するのに用いられてもよい。
操作部53は、各種スイッチ、各種機能ボタン等を備えており、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部51に出力する。
表示部54は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御部51から入力される表示信号の指示に従って表示を行う。
なお、かかるシート材判別装置100は、例えば、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機等)に設けることができる。
この際、上記した制御部51、記憶部52、操作部53及び表示部54は、画像形成装置の制御部、記憶部、操作部及び表示部により構成されることとしても良い。
〔シート材判別処理〕
次に、本実施の形態に係るシート材判別装置100により実行されるシート材判別処理について説明する。
図4は、シート材判別処理を示すフローチャートである。
このシート材判別処理100は、ユーザーが、シート材判別装置100の挿入部102にシート材Pを差し込むことに伴って、実行されるものである。
ところで、シート材Pとしては、例えば、用紙、樹脂板等が挙げられる。用紙としては、表面の紙の繊維が粗いラフ紙、一般に使用される普通紙、表面に微細な凹凸を有する上質紙、表面がコート層で覆われているコート紙等が挙げられる。各シート材によって、表面状態(表面の平滑度)、厚さ、坪量等が異なる。シート材判別処理100は、シート材Pから反射して受光部32に受光された反射光の光量などの光学的情報に基づいてシート材Pの種類を判別する。
まず、ユーザーがシート材判別装置100の挿入部102にシート材Pを差し込むと、第1検知部10によりシート材Pが所定位置を通過したことが検知され、制御部51に検知信号が出力される(ステップS1)。
次に、ユーザーが挿入部102のさらに奥までシート材Pを差し込むと、第2検知部20によりシート材Pが検知位置に到達したことが検知され、制御部51に検知信号が出力される(ステップS2)。
次に、制御部51は、第1検知部10と第2検知部20の検知信号の出力時間の差から、挿入部102の所定位置から検知位置までシート材Pを挿入するのに要した時間を示す情報として、前記所定位置から前記検知位置までのシート材Pの移動時間を算出する(ステップS3)。
なお、挿入部102の所定位置から検知位置までシート材Pを挿入するのに要した時間を示す情報として、前記所定位置から前記検知位置までのシート材Pの移動速度を算出することとしても良い。
次に、制御部51は、算出した移動時間に応じて、昇降機構42の動作開始タイミング及び動作速度を設定する(ステップS4)。
具体的には、制御部51は、例えば、図5に示すように、予め定められた演算式を用いて、算出した移動時間に応じた動作開始タイミングを設定することができる。同様に、予め定められた演算式を用いて、算出した移動時間に応じた動作速度も設定できる。なお、演算式は、予め記憶部52に記憶されている。
ここで、動作開始タイミングの起点としては、例えば、第1検知部10によるシート材Pの検知後の、第2検知部20のシート材Pの検知タイミングが用いられる。そして、シート材Pの移動時間が短い程、動作開始タイミングが速くなる。つまり、シート材P移動時間が短い程、第2検知部20がシート材Pを検知してから、昇降機構42の動作開始までの時間が短くなる。
また、シート材Pの移動時間が短い程、昇降機構42による支持板41の動作速度(上昇速度、下降速度)が速くなる。
或いは、制御部51は、例えば、図6に示すように、複数の段階的な移動時間の閾値と、閾値ごとの動作開始タイミングを設定した設定情報に基づいて、算出した移動時間応じた動作開始タイミングを設定することとしてもよい。同様に、算出した移動時間に応じた動作速度も設定きる。この場合も、設定情報は、予め記憶部52に記憶されている。
また、動作開始タイミングの起点としては、例えば、第1検知部10によるシート材Pの検知後の、第2検知部20のシート材Pの検知タイミングを用いることができる。
そして、移動時間が短い程、動作開始タイミングは段階的に速くなる。つまり、移動時間が短い程、第2検知部20がシート材Pを検知してから、昇降機構42の動作開始までの時間が段階的に短くなる。また、移動時間が短い程、昇降機構42による支持板41の動作速度(上昇速度、下降速度)が段階的に速くなる。
次に、制御部51は、上記ステップS4で設定した動作開始タイミング及び動作速度にて昇降機構42により支持板41を上昇させて、シート材Pを測定部30の収容部33に押し当てる(ステップS5)。
これにより、シート材Pが固定される。
次に、制御部51は、測定部30により測定を行う(ステップS6)。
具体的には、制御部51は、発光部31から光を出射してシート材Pに照射し、シート材Pからの反射光を受光部32で受光する。この結果、シート材Pからの反射光の光量などの光学的情報からシート材Pの種類が判別される。
次に、制御部51は、上記ステップS4で設定した動作速度にて昇降機構42により支持板41を下降させ、シート材Pの収容部33への押し当て動作を解除し(ステップS7)、本処理を終了する。
その後、ユーザーは、挿入部102からシート材Pを引き抜いて、一連の処理が終了する。また、表示部54には、シート材Pの種別が表示されることとなる。
〔本実施の形態の効果〕
以上のように、本実施の形態によれば、シート材判別処理100は、シート材Pが挿入される挿入部102と、挿入部102の検知位置までシート材Pが挿入されたことを検知する検知部(第1検知部10及び第2検知部20)と、挿入部102の検知位置まで挿入されたシート材Pの物性を測定する測定部30と、検知部によるシート材Pの検知後、挿入部102の検知位置まで挿入されたシート材Pを当該シート材Pの挿入方向と直交する方向に移動させ、その表面を測定部30の測定面に押し当てる押し当て部(支持板41及び昇降機構42)と、を備え、制御部51は、挿入部102の所定位置から検知位置までシート材Pを挿入するのに要した時間を示す情報(移動時間または移動速度)を算出し、算出された情報に応じて、押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を制御する。
このため、シート材Pの物性の測定時、シート材Pが固定されるので、安定した測定精度を得ることができる。また、シート材Pの移動時間または移動速度に応じて、押し当て部の押し当て動作が制御されるため、ユーザーの作業動作に応じた速さで、押し当て動作が行われる。
よって、ユーザーの作業効率を落とすことなく、安定した測定精度を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、制御部51は、移動時間が短い程、押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を速くする。
または、制御部51は、移動時間が予め定められた段階的な閾値を超えるごとに、押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を速くする。
このため、シート材Pの移動時間が速いため迅速な処理を希望すると想定されるユーザーに対しては押し当て動作が速くなり、シート材Pの移動時間が遅く着実な処理を希望すると想定されるユーザーに対しては、押し当て動作が遅くなる。
よって、ユーザーに応じた動作を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、検知部は、挿入部102に対するシート材Pの挿入方向に沿って、測定部30より上流側に配された第1検知部10と、測定部30より下流側に配された第2検知部20とを備え、制御部51は、第1検知部10及び第2検知部20の検出時間の差から、シート材Pの移動時間又は移動速度を算出する。
このため、第1検知部10及び第2検知部20の検出信号から、シート材Pの移動時間又は移動速度を算出する構成とすることができる。
また、本実施の形態によれば、制御部51は、第1検知部10がシート材Pを検知した後の、第2検知部20がシート材Pを検知したタイミングを、押し当て部の動作開始タイミングの起点とする。
このため、第1検知部10及び第2検知部20によりシート材Pが正常に検知された後、第2検知部20がシート材Pを検知したタイミングから、押し当て動作を開始するまでのカウントが開始されることとなり、測定精度の低下を防止しつつ、最速で押し当て動作を開始することができる。
その他、本発明を適用可能な実施の形態は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、制御部51は、ユーザー操作に応じて、押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度の少なくとも一方を固定値に設定可能とすることが可能である。
このようにすることで、ユーザーの希望に即した押し当て動作の実現が可能となる。
また、本実施の形態によれば、制御部51は、第1検知部10及び第2検知部20の検出時間の差が、予め定められた正常範囲外の値の場合、押し当て部による押し当て動作を実行しないこととすることも好ましい。
このようにすることで、異常な挿入がなされた場合に、測定が停止されることとなる。
また、上記実施の形態においては、第1検知部10及び第2検知部20を用いて移動時間又は移動速度を算出しているが、第1検知部10及び第2検知部20とは別に、これらを検知する検知部を備えた構成でもよい。
例えば、シート材Pの厚みを検知する厚み検知部を備え、制御部は、厚み検知部が出力する厚みに応じたパルス信号の幅をシート材Pの移動速度に換算する構成でもよい。
或いは、シート材Pの移動速度を検知する速度検知部を備え、速度検知部の検知した値から、所定位置から検知位置までの移動速度を算出する構成でもよい。
厚み検知部や速度検知部は、例えば、図1において符号70で示され、シート材判別処理100に組み込むことが可能であれば、公知の如何なる構成のものも採用可能である。
100 シート材判別装置
101 ケース
101A 上側ケース部
101B 下側ケース部
102 挿入部
102a 当接面
10 第1検知部(検知部)
20 第2検知部(検知部)
30 測定部
31 発光部
32 受光部
33 収容部
34 開口部
40 載置部
41 支持板(押し当て部)
42 昇降機構(押し当て部)
51 制御部(算出部、動作制御部)
52 記憶部
53 操作部
54 表示部
P シート材

Claims (10)

  1. シート材が挿入される挿入部と、
    前記挿入部の検知位置までシート材が挿入されたことを検知する検知部と、
    前記挿入部の前記検知位置まで挿入されたシート材の物性を測定する測定部と、
    前記検知部によるシート材の検知後、前記挿入部の前記検知位置まで挿入されたシート材を当該シート材の挿入方向と直交する方向に移動させ、その表面を前記測定部の測定面に押し当てる押し当て部と、
    前記挿入部の所定位置から前記検知位置までシート材を挿入するのに要した時間を示す情報を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された前記情報に応じて、前記押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を制御する動作制御部と、
    を備えることを特徴とするシート材判別装置。
  2. 前記動作制御部は、前記算出部により算出された前記情報に応じて、前記所定位置から前記検知位置までシート材を挿入するのに要した時間が短い程、前記押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を速くすることを特徴とする請求項1に記載のシート材判別装置。
  3. 前記動作制御部は、前記算出部により算出された前記情報に応じて、前記所定位置から前記検知位置までシート材を挿入するのに要した時間が、予め定められた段階的な閾値を超えるごとに、前記押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度を速くすることを特徴とする請求項1に記載のシート材判別装置。
  4. 前記動作制御部は、ユーザー操作に応じて、前記押し当て部の動作開始タイミング及び動作速度の少なくとも一方を固定値に設定可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシート材判別装置。
  5. 前記検知部は、前記挿入部に対するシート材の挿入方向に沿って、前記測定部より上流側に配された第1検知部と、前記測定部より下流側に配された第2検知部とを備え、
    前記算出部は、前記第1検知部及び前記第2検知部の検出時間の差から、前記所定位置から前記検知位置までのシート材の移動時間または移動速度を、前記情報として算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシート材判別装置。
  6. 前記動作制御部は、前記第1検知部及び前記第2検知部の検出時間の差から算出された移動時間または移動速度の値が、予め定められた正常範囲外の値の場合、前記押し当て部による押し当て動作を実行しないことを特徴とする請求項5に記載のシート材判別装置。
  7. 前記動作制御部は、前記第1検知部がシート材を検知した後の、前記第2検知部がシート材を検知したタイミングを、前記押し当て部の動作開始タイミングの起点とすることを特徴とする請求項5又は6に記載のシート材判別装置。
  8. シート材の厚みを検知するための厚み検知部を備え、
    前記算出部は、前記厚み検知部が出力する厚みに応じたパルス信号の幅を、前記所定位置から前記検知位置までのシート材の移動速度に換算し、前記情報として算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシート材判別装置。
  9. シート材の移動速度を検知するための速度検知部を備え、
    前記算出部は、前記速度検知部の出力値から、前記所定位置から前記検知位置までのシート材の移動速度を、前記情報として算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシート材判別装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のシート材判別装置を備えた画像形成装置。
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