JP2020183243A - 二重加圧容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部容器と外部容器の間の加圧剤を容易に排出することができ、製造時に手間がかからない二重加圧容器を提供する。【解決手段】外部容器13と内部容器14とからなる熱可塑性樹脂製の容器本体16と、その開口を密封する熱可塑性樹脂製の蓋体15とからなり、外部容器13と内部容器14の間に加圧剤Pが密封される加圧剤収容室Spが設けられ、前記蓋体15が、容器本体16の開口の周囲に固着されるフランジ15bと使用時に開封される閉鎖部15dとを備えており、前記閉鎖部15dが、破断容易な環状の破断部15fによって周囲から区画され、上面が平坦な受圧部15d1と内部容器14を穿孔する鋭尖部15gとを備えている二重加圧容器11。【選択図】図1

Description

本発明は二重加圧容器に関し、流通時にはバルブを設けず、使用時にバルブを備えた吐出部材を取り付けて使用する二重加圧容器であって、使用後における内部容器と外部容器の間の加圧剤の排出が容易な二重加圧容器に関する。
特許文献1には、内袋を備え、内袋が内部の原液を吐出して収縮したときに内部から内袋を破ることができる鋭利な突起を備えた、二重エアゾール製品に用いるガス抜き用具が開示されている。二重エアゾール製品は、内袋内に原液を充填し、内袋と容器本体の間に噴射剤を充填し、開口部をバルブで閉じたものであり、ガス抜き用具は、バルブの下面に取り付けるか、独立した状態で内袋の内部に落とし込んでいる。
特開平9−362079号公報
本発明が対象とする二重加圧容器は、バルブを備えていないので、特許文献1のバルブの下面に取り付けるガス抜き用具は採用しにくい。また、内袋内に落とし込むガス抜き用具は、内袋に原液を充填する前に内袋に挿入する必要があり、手間がかかる。
本発明は、バルブを備えていない二重加圧容器において、内部容器内の原液を吐出した後、内部容器と外部容器の間の加圧剤を容易に排出することができ、製造時に手間がかからない二重加圧容器を提供することを課題としている。
本発明の二重加圧容器11、31、51は、外部容器13と内部容器14とからなる熱可塑性樹脂製の容器本体16と、その容器本体16の開口を密封する熱可塑性樹脂製の蓋体15とからなり、外部容器13と内部容器14の間に加圧剤Pが密封される空間(Sp)が設けられる二重加圧容器11、31、51であって、前記蓋体15が、容器本体16の開口の周囲に固着されるフランジ15bと使用時に開封される閉鎖部15dとを備えており、前記閉鎖部15dが、破断容易な環状の破断部15fによって周囲から区画され、かつ、上面が平坦な受圧部15d1と内部容器14を穿孔する鋭尖部15gとを備えていることを特徴としている。
このような二重加圧容器11、31、51においては、前記破断部15fが受圧部15d1の周囲に形成されているものが好ましい。さらに前記閉鎖部15dの下面側に下向きに突出する略半球状の突出部15eが設けられ、その突出部15eの下端に前記鋭尖部15gが設けられているものが好ましい。前記いずれの場合も、鋭尖部15gの周囲を囲む可撓性の保護部53が設けられているものが好ましい。
使用時に閉鎖部を開封するとき、上面が平坦な受圧部に力が加わると破断部が破断され、閉鎖部がちぎり取られて内部容器の底部に落下する。内部容器内の原液がほとんど吐出されて、内部容器が加圧剤の圧力により大きく収縮すると、鋭尖部が内部容器を貫通する。そのため、外部容器と内部容器の間に封止されている加圧剤を外部に排出することが可能になり、安全に廃棄することができる。また、鋭尖部を備えた閉鎖部が自動的に内部容器内に落下するので、原液充填前に挿入しておく必要がなく、製造が容易である。
前記破断部が受圧部の周囲に形成されている二重加圧容器では、破断部に剪断力が加わるので、閉鎖部をちぎり取りやすい。前記閉鎖部の下面側に下向きに突出する略半球状の突出部が設けられ、その突出部の下端に前記鋭尖部が設けられているものは、突出部が内部容器の底面に沿いやすく、鋭尖部が底面に対して直角に当接しやすい。そのため、鋭尖部が内部容器の底部を貫通しやすくなり、内部容器の貫通がより確実になる。
鋭尖部の周囲を囲む可撓性の保護部が設けられている場合は、充分に収縮する前に内部容器が穿孔されて加圧剤が放出されることを防止できる。また、組み立て時などに作業者が鋭尖部で負傷することを防止することができ、安全である。
図1Aは本発明の二重加圧容器の一実施形態を吐出部材と共に示す断面図、図1Bはその二重加圧容器に用いる容器本体の断面図である。 図2Aは図1Aの吐出部材の要部断面図、図2Bは二重加圧容器の要部断面図、図2Cは図2AのII−II線断面図である。 図3Aおよび図3Bは図2Bの二重加圧容器の開封前および開封後を示す要部断面図である。 図1Aの二重加圧容器の開封後を示す断面図である。 図5Aおよび図5Bは本発明の二重加圧容器の他の実施形態の開封前および開封後を示す断面図である。 図5Aの二重加圧容器の開封後を示す断面図である。 本発明の二重加圧容器のさらに他の実施形態を示す開封前の要部断面図である。 図7の二重加圧容器の開封後を示す断面図である。
図1Aに示す吐出装置10は、二重加圧容器11と、吐出部材12と、二重加圧容器11に充填された原液(内容物)Cおよび加圧剤Pとからなる。二重加圧容器11に原液Cと加圧剤Pを充填したものが加圧製品11aである。加圧製品11aと吐出部材12は組み立て前のセット品として(図1A参照)、あるいは半分組み立てた未開封の状態で(図3A参照)販売される。加圧製品11aは吐出部材12と共に販売されるほか、交換用として単独でも販売される。吐出部材12についても単独で販売されることがある。
前記二重加圧容器11は、外部容器13と、その内部に収容されている可撓性を有する内部容器14と、外部容器13と内部容器14を封止する蓋体(封盤)15とからなる。バルブやポンプは備えていない。外部容器13と内部容器14を組み合わせたものは容器本体16である(図1B参照)。内部容器14の内部は原液Cを充填する原液収容室Scであり、外部容器13と内部容器14の隙間の空間は加圧剤Pを充填する加圧剤収容室Spである。それらは蓋体15によって封止されている。すなわち、この二重加圧容器11は、原液Cと噴射剤Pを分離して収容し、原液Cのみ吐出できるようにしており、それにより圧縮ガスなどの加圧剤Pの漏出を防止できる。
図1Bに示すように、外部容器13は底部13aと、円筒状の胴部13bと、肩部13cと、円筒状の首部13dとからなる。首部13dの外周には雄ねじ13eが形成されている。首部13dの上端面13fは蓋体15を固着できるように略平坦にしている。この実施形態では、外部容器13の底部13aが、下向きに突出する環状の接地面13a1と、その中央に設けられる上向きに突出するドーム部13a2とを備えている。それにより、耐圧性が向上し、落下時などの耐衝撃性も向上する。そのため、単品での流通や宅配便による配送時にも安全である。また、接地面13a1を有するので、平坦な台などの上にそのまま安定して載置することができる。ただし球面状の底面としてもよい(図8参照)。
図2Bに示すように、外部容器13の首部13dの上端面13fには、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして溶解しやすくし、蓋体15と一体にするための溶着部をつくる環状突起13gが形成されている。蓋体15側に環状突起を設けてもよく、両方に設けてもよい。そして上端面13fの内部側または外部側には傾斜部13hが複数個設けられており、超音波溶着のときに溶けた樹脂が冷やされてできた樹脂片がはみ出ないように収容するための空間となる。外部容器13の首部13dの外周に、搬送時や溶着時に吊り持ちする環状のサポート部13d1が設けられている。
図1Bに戻って、内部容器14も外部容器13と同様に、底部14a、胴部14b、肩部14cおよび首部14dからなる。内部容器14の底部14aにも下向きに突出する環状のくぼみ部14a1と、その中央に設けられる上向きに突出するドーム部14a2が形成されている。内部容器14の首部14dの外面は外部容器13の首部13dの内面との間にわずかな隙間を有している。内部容器14の首部14dの内面は滑らかな円筒面である。内部容器14の底部14aは外部容器13の底部13aと当接しており、加圧剤を充填するときや蓋体15を固着するときなど、内部容器14が下がらないように支持される。
図2Bに示すように、内部容器14の首部14dの上端面14eは外部容器13の上端面13fより突出しており、その突出している部位に外部容器13の上端面13fと係合するフランジ14fが形成されている。フランジ14fの厚さ(半径方向の寸法)は、外部容器13の首部13dの厚さの1/3〜1/2程度である。そのため、フランジ14fを外部容器13の首部13dの上端面13fに係合させたとき、外部容器13の首部13dの上端面13fは外側の部分が覆われずに残る。前記外部容器13の上端の環状突起13gは、その外側の部分に設けられている。内部容器14の首部14dの上端面14eにも、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして蓋体15との溶着部をつくるための環状突起14gが形成されている。
内部容器14のフランジ14fの下面には、半径方向に延びる加圧剤充填用の横溝14hが等間隔で4カ所に形成されている。さらに内部容器14の首部14dの外周面には、その横溝14hと連通する縦溝14iが形成されている。縦溝14iは横溝14hから肩部14cの上端まで延びており、加圧剤Pを加圧剤収容室Sp内に充填しやすくする。
外部容器13および内部容器14はいずれもポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂製である。これらは、たとえば外部容器用のプリフォームの中に内部容器用のプリフォームを入れ、首部13d、14dの下端より下側を同時にブロー成形することにより製造することができる。とくに所定形状のプリフォームをインジェクション成形し、ついでブロー成形するインジェクション・ブロー成形法が好ましい。また、ドーム部13a2を成形する際に底部13aを上方に付き上げることにより、内部容器の環状のくぼみ部14a1を延伸して薄肉化することができ、鋭尖部により穿孔されやすく、加圧剤を排出しやすくなる。
前記蓋体15は図2Bに示すように、内部容器14の首部14d内に挿入される有底筒状の封止部15aと、その上端に連続する環状のフランジ15bとからなる。封止部15aの下部は上部より小径の嵌合筒部15a1としている。封止部15aの底部、すなわち嵌合筒部15a1の底部15cには、周囲に比して厚肉にされた受圧部15d1を備えた閉鎖部(被開封部)15dが設けられている。閉鎖部15dは通常は平面視円形である。ただし矩形など、他の形状を採用することもできる。閉鎖部15dの下面側には突出部15eが突出している。
閉鎖部15dの周囲は環状溝などの破断容易な薄肉部(破断部、弱め線)15fで囲まれている。受圧部15d1は閉鎖部15dの上面の略全体に設けられ、薄肉部15fは底部15cの上面に形成されている。なお、薄肉部15fは下面に形成してもよい。薄肉部15fはたとえばV溝からなる。薄肉部15fは連続しているが、破断が可能であれば、不連続であってもよい。閉鎖部15dの下面に設けられる突出部15eは、この実施形態では棒状、とくに円柱状であり、その下端に内部容器14を穿孔するための鋭尖部15gが設けられている。突出部15eと鋭尖部15gの全体を鋭尖部と見ることもできる。
鋭尖部15gは、閉鎖部15dが薄肉部15fに沿って破断されて内部容器14の底に落ちた後、原液が吐出されて内部容器14が大きく収縮したときに内部容器14を穿孔し、加圧剤を放出可能にするものである(図4参照)。鋭尖部15gは円錐状などが採用される。突出部15eの径は薄肉部15fの下端の径と略同一で、たとえば1〜10mmであり、長さは2〜10mm程度である。鋭尖部15gの高さは1〜5mm程度が好ましい。突出部15eの断面形状は円形のほか、材料節約のため、角形、十文字、星形などにしてもよい。封止部15aや閉鎖部15dは、成形時の温度条件などで部分的に硬くし、開封時の延伸を抑制し、破断しやすくしてもよい。
図2Bに戻って、封止部15aの外周面は、内部容器14の首部14dの内面との間で、蓋体15を内部容器の首部14dに装着する際に内部容器14内の空気を排出することができ、かつ、内部容器14内の原液Cを液封できる嵌合状態であることが好ましい。また、嵌合筒部15a1の内周面は、閉鎖部15dを開封する際にバルブ21のシール部材28と密接して原液Cが漏出しないように滑らかな円筒面にすることが好ましい。下に向かって縮径されるテーパー状としてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、原液Cや加圧剤Pの充填後、超音波溶着、レーザー溶着、高周波溶着などの溶着によって外部容器13の首部13dの上端面13fおよび内部容器14の首部14dの上端面14eに溶着され、封止される。この実施形態では、内部容器14の上端面14eに環状突起14gが形成され、外部容器13の上端面13eにも環状突起13gが形成されているので、溶着後のシールが確実である。また、気密性を高くするなどの目的で接着してもよい。
嵌合筒部15a1の底部15cを嵌合筒部15a1の下端より少し上に設けているのは、底部15cの剛性を高めて薄肉部15fの破断を容易にするためである。嵌合筒部15a1の径を封止部15aの上部の径より小さくしているのは、嵌合筒部15a1の内面の成形精度を高めるためと、吐出部材12のシール部材28で囲まれる内圧を受ける面積を小さくして蓋体15に加わる上向きの力を弱くするためである。さらに下向きに突出するバルブ保持部18aを収容するスペースを確保するためである。嵌合筒部15a1の下端は円筒状でもよいが、下端と底部15cの間に気体が溜まらないように横溝で連通させてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、封止部15aの上端から半径方向外向きに拡がる環状円板部17と、その環状円板部17の外縁から下向きに延びる外筒部17aとからなる。環状円板部17の下面は内部容器14の首部14dの上端面14eと当接して溶着部を形成し、シールする部位で、外筒部17aの下面は外部容器13の首部13dの上端面13fと当接して溶着部を形成し、シールする部位である。
蓋体15の材料は外部容器13や内部容器14との熱接合性が高い熱可塑性樹脂が用いられ、溶着強度を高くするため、外部容器13や内部容器14と同じ材料を用いることが好ましい。図1Aに示すように、蓋体15で原液収容室Scと加圧剤収容室Spを封止すると共に、内部容器14または外部容器13のいずれか、あるいは両方に固着することにより、内容物(原液C、加圧剤P)を長期間安全に、漏れないように保管しておくことができる。薄肉部15fは未開封では充分なシール機能があり、かつ、容易に破断できる形状とする。
原液Cとしては、洗顔剤、洗浄剤、入浴剤、保湿剤、クレンジング剤、日焼け止め、化粧水、シェービング剤、脱毛剤、制汗剤、殺菌消毒剤、害虫忌避剤などの皮膚用品、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤などの頭髪用品などの人体用品、ホイップクリーム、オリーブオイルなどの食品、消臭剤、芳香剤、殺虫剤、防虫剤、花粉除去剤、殺菌剤などの家庭用品、潤滑剤などの工業用品などである。但し、これらの用途に限られるわけではない。原液Cは閉鎖部15dの内面側と接触させるのが好ましい。それにより蓋体15と容器本体16との溶着時に閉鎖部15dが原液Cで冷やされ、閉鎖部15dが熱で溶ける問題を解消できる。
加圧剤Pとしては窒素ガス、圧縮空気、炭酸ガスなどの圧縮ガスが好ましい。加圧剤により二重加圧容器11内の圧力を0.1〜0.5MPa(25℃、ゲージ圧)、とくに炭酸飲料と同程度の圧力0.3〜0.5MPa(25℃、ゲージ圧)にするのが好ましい。また、外部容器13の容量は30〜500mlであることが好ましい。内部容器(原液収容室Sc)14の容量は20〜300ml程度が好ましい。加圧剤収容室Spの容量は10〜200ml程度が好ましい。
上記のように、二重加圧容器11は部品数が少なく、バルブなどの作動部がないので、安価に製造することができる。そして二重加圧容器11の圧力が低く、炭酸飲料などと同程度であるので、消費者が持ち運んだり、流通業者が配送したりするときに安全である。また、万一、外部容器13にひびが入っても、加圧剤Pが漏れるだけで内部容器14内の原液Cは漏れない。そのため一層安全である。
また、この吐出製品11aは外部容器13と内部容器14が合成樹脂製であり、内部容器14は加圧剤Cで囲まれ、さらに外部容器13で囲まれているので、吐出製品11aの弾力性が高く、落としても割れにくい。また、閉鎖部15dが内部にあるので、誤って閉鎖部15dが破断されるおそれが少なく、一層安全である。
図2Aに示すように、前記吐出部材12は、外部容器13の首部13dの雄ねじ13eと螺合するキャップ(装着部)20と、そのキャップ20によって保持されるバルブ21と、バルブ21のステム22に装着される、吐出用ノズルを備えた操作ボタン(アクチュエータ、図1Aの符号23)とからなる。キャップ20は有底筒状で、内周面に雌ねじが形成されている。そして上底20aの下側に、バルブ21のハウジング24の上部を保持する筒状のバルブ保持部18aを備えたバルブホルダ18が取り付けられている。操作ボタン23を装着していないキャップ20とバルブ21とは、バルブユニットないしバルブアッセンブリとして扱われる。
バルブホルダ18は、バルブ保持部18aの上端から内側に延びる環状のラバー押さえ18bと、外側に拡がるフランジ18cとを備えており、ラバー押さえ18bの中央にステム22を通す孔18dが形成されている。キャップ20の上底20aの中央には、ステム22を通し、操作ボタン23の基部を通す開口20bが形成されている。
バルブ21は、有底筒状のハウジング24と、その内部に上下移動自在に収容される前述のステム22と、そのステム22を上向きに付勢するバネ25と、ハウジング24の上端とバルブホルダ18のラバー押さえ18bの間に介在されるステムラバー26とからなる公知の基本構造を有する。さらにこの実施形態では、ハウジング24の下端に下向きに突出する円柱状の開封部27が設けられており、ハウジング24の下部外周にOリングなどのシール部材28が装着されている。開封部27の底面27aは、受圧部15d1の上面と当接するように平坦にされている。
この実施形態では、開封部27の径は受圧部15d1よりいくらか小さい。また、薄肉部15fで囲む範囲の径よりいくらか小さい。それにより破断時は開封部27の底面27aが底部15cの薄肉部15fより外周部分に当接して受圧部15d1の押し込みを妨げたりすることがない。また、破断した後は、開封部27の底面27aを開封により形成した開口より下方に突出させることができ、原液Cの通路の確保が容易になる(図3B参照)。
シール部材28は、開封時および開封後に蓋体15の嵌合筒部15a1の内周面とハウジング24の間をシールするものである。また、図2Aの吐出部材12では、ハウジング24の下部に設けられている開封部27が、蓋体15の閉鎖部15dより小径である。そしてその円柱状の開封部27とハウジング24の下面24aの間に複数枚の補強板27dが放射状に設けられている(図2C参照)。補強板27dの数は3〜5枚であることが好ましい。
補強板27dは側面視で略三角形であり、その下端は開封部27の下端までは達しておらず、開封部27の下端近辺は円柱状のままである。ハウジング24の内部と内部容器14内の原液収容室Scとを連通する通路は、ハウジング24の底板24bを上下に貫通する縦孔24cとしている。図2Cに示すように、縦孔24cは隣接する補強板27dの間に形成されている。そのため補強板27dは内容物の吐出を妨げない。縦孔24cは補強板27dと同じ数だけ形成されている。ただし1〜2つなど、それより少なくてもよい。縦孔24cの平面形状は、略扇状とすることができる。縦孔24cは複数個設けるのが好ましい。それにより仮に1個の縦孔24cが塞がっても他の縦孔24cで連通できる。
開封部27の底面27aの高さ方向の位置は、図3Aに示すように、キャップ20を外部容器13の雄ねじ13eに1〜2回程度螺合させたときに受圧部15d1と当接する位置である。したがって出荷時、流通時にはキャップ20を緩く螺合させて閉鎖部15dを破断せず、シール状態のまま吐出部材12と二重加圧容器11とを仮に結合させておくことができる。
使用者が購入した吐出装置10を使用する場合、まずキャップ20を外部容器の雄ねじ13eにねじ込む。それによりキャップ20全体およびバルブ21が下降し、開封部27の底面27aが閉鎖部15dを押し下げる。それにより薄肉部15fが破断され、閉鎖部15dはハウジング24の嵌合筒部15a1からちぎり取られ、ハウジング24から分離されて脱落する。そして開封部27が嵌合筒部15a1の底部15cを突き破り、ハウジング24内と内部容器14内である原液収容室Scとを連通させる(図3B参照)。脱落した閉鎖部15dは、内部容器14の底に落ち込む(図4参照)。
なお、キャップ20は外部容器13に螺着されるため、キャップ20の操作量に対するバルブ21の降下量は小さい。そのため開封部27の底面27aは閉鎖部15dの受圧部15d1を徐々に押圧する。蓋体15は合成樹脂製であるため、徐々に押圧されるとその伸張性により閉鎖部15dは伸びやすく破断されにくい。しかしこの実施形態では、閉鎖部15dが環状の薄肉部15fで囲まれており、受圧部15d1が突出しているため、薄肉部15fへの応力集中が増大しスムーズに破断することができる。さらに突出部15eの輪郭も薄肉部15fとほぼ同一であるので、開封部15dが撓みにくく、破断が一層スムーズである。また、開封部27の底面27aは平坦であるので、開封操作により変形しにくく、吐出部材を繰り返し使用することができる。
閉鎖部15aは、蓋体15の中心軸上に設けられた、上部に厚く略円形の受圧部15d1を有し、さらに開封部27の円形の底面27aと当接しているので、底面27aにより加圧されると、閉鎖部15aはまっすぐ押し込まれ、薄肉部15fに沿って破断し、破断された閉鎖部15dは脱落し、内部容器14の底に落ち込む。ただし受圧部15d1または開封部27の底面27aを傾斜させ、薄肉部15fが一方から他方に向かって順に破断されていくようにしてもよい。
閉鎖部15dが破られたとき、底部15cの内周と開封部27の外周の隙間から原液Cが漏れる場合がある。しかし嵌合筒部15a1とハウジング24の間はシール部材28でシールされているので、原液Cは嵌合筒部15a1内に留まり、外部に漏れることがない。また、破断時の反力および破断後の内圧がハウジング24を押し上げるように作用するが、キャップ20と外部容器13とが螺合しており、キャップ20の上底20aとバルブホルダ18が二重で支えているため、吐出部材12の飛び出しが抑制される。また、キャップ20の上底20aの変形が抑制される。
吐出部材12を装着した後、使用者がステム22に取り付けた操作ボタン23を押すと、ステム22が下降してステムラバー26が撓み、ステム孔が開く。原液収容室Sc内の原液Cは内部容器14を介して加圧剤Pによって加圧されているので、開封部27、ハウジング24、ステム22および操作ボタン23を経由して外部に吐出される。操作ボタン23から指を離すとステム22が上昇し、吐出が停止する。加圧剤Pを充填している加圧剤収容室Spは蓋体15によって閉じられており、外部や原液収容室Scと連通していないので、吐出操作によって加圧剤Pは外部に漏れることはない。
内部容器14内の原液Cが少なってくると、内部容器14が収縮していく。そして全量吐出した後は、図4の想像線で示すように、内部容器14は壁同士が密着し、扁平になる。内部容器14の底、とくに下向きに突出する環状のくぼみ部14a1に前述の閉鎖部15dが落ち込み、棒状の突出部15eが横たわっているので、閉鎖部15dの鋭尖部15gが内部容器14の底部14aあるいは胴部14bを突き破り、加圧剤Pが内部容器14内に入ってくる。そのため、操作ボタン23を押すだけでバルブ21を介して加圧剤Pを放出することができる。
なお、ブロー成形される内部容器14は、ドーム部14a2を形成するため、その周囲のくぼみ部14a1の肉厚が薄い。そのため、くぼみ部14a1は鋭尖部15gによって貫通されやすい。上記のようにして容器本体16から加圧剤Pを放出した状態で、キャップ20を回し、吐出部材12を取り外す。そして取り外した吐出部材12は新しい二重加圧製品11aに取り付ける。空になった二重加圧容器11は、合成樹脂として安全にリサイクルすることができる。
つぎに図5A、図5Bを参照して二重加圧容器の他の実施形態を説明する。図5Aの吐出装置30は、図3Aの二重加圧容器11とほぼ同様の二重加圧容器31と、補強板27d以外は図3Aのバルブ21と実質的に同一のバルブ21を備えている。この二重加圧容器31では、封止部15aの嵌合筒部15a1の底部15c全体が下方に突出する半球状の突出部となっており、この突出部がそのまま閉鎖部32となっている。そして嵌合筒部15a1と閉鎖部32の外周面の境界に環状の薄肉部15fが形成されている。また、閉鎖部32の下方中央に、内部容器14を貫通する鋭尖部15gが突出している。この実施形態でも薄肉部15fは断面V字状の弱め線としている。
また、図5Aの吐出部材12では、ハウジング24の下部に設けられている開封部27の補強板27dが矩形状であり、図3Aのように下に向かって細くなる三角形にされていない。薄肉部15fで破断した後は、下方に大きく開口するので、細くする必要がなく、補強板27dの下端を大きくするほうが、受圧部15d1を確実に押し込むことができるからである。他の点は図2Aの吐出部材12と同様である。
この吐出装置30では、キャップ20を外部容器13の首部13dにねじ込むと、図5Bのように開封部27の底面27aが受圧部15d1を下方に押し込み、薄肉部15fに沿って閉鎖部32をちぎり取る。ちぎり取られた閉鎖部32は図6に示すように、内部容器14の底に落ち込む。とくに内部容器14の底部14aに環状のくぼみ部14a1がある場合は、閉鎖部32がくぼみ部14a1の内面に沿って転がり、鋭尖部15gが底部14aまたは胴部14bの壁面に直角に当たる。さらにこのくぼみ部14a1は前述のように肉厚が薄い。そのため、原液Cが吐出されて内部容器14が大きく収縮したとき、閉鎖部32の鋭尖部15gが内部容器14の壁を貫通しやすい。
なお、図6に示すように、吐出装置30に対し、ステム22を操作するためのレバー式の操作部材40を取り付けることもできる。この操作部材40は、キャップ20の周囲に嵌合させたカップ状のキャップ保持部41と、そのキャップ保持部41の周壁から下方に延び、容器本体16の肩部を覆うカバー部42と、キャップ保持部41から上方に延びる支持壁43とを有する。そして支持壁43の上部後端に操作レバー44の後端がヒンジまたはピンを介して回動自在に連結されている。
操作レバー44の上部に噴射ノズル46が取り付けられる。噴射ノズル46はL字状の通路部材47の前端に取り付けられ、通路部材47の下端はステム22に嵌合されている。この吐出装置40は、使用者がカバー部42や容器本体16を握り、操作レバー44を引き操作することにより、後端を中心として操作レバー44を下方に回動させ、通路部材47を介してバルブ21を開いて吐出することができる。操作をやめると吐出が止まる。このようなレバー操作式の操作部材40は、主として殺虫剤や消臭芳香剤なとの空間噴霧に用いられる。このようなレバー式の操作部材40は、図1Aまたは後述する図7、図8の二重加圧容器11、51に使用することもできる。
つぎに図7、8を参照して二重加圧容器の他の実施形態を説明する。図7、8の吐出装置50の二重加圧容器51は、閉鎖部52に鋭尖部15gを囲む保護部53が設けられていること、および外部容器13と内部容器14の底部13a、14aが共に下向きに突出する半球状で自立させるために外部容器13に有底筒状のベースカップ54を装着していること以外は図5Aの二重加圧容器31と実質的に同一である。この二重加圧容器51では、封止部15aの嵌合筒部15a1の底部15c全体が円柱状の閉鎖部52であり、嵌合筒部15a1と閉鎖部52の外周面の境界に薄肉部(破断部)15fが形成されている。
また、閉鎖部52の下方中央に円錐状ないし針状の鋭尖部15gが突出している。さらに閉鎖部52の下端の周囲に、鋭尖部15gを囲むように薄肉円筒状の保護部53が設けられている。保護部53は複数個所の切れ目53aにより、複数枚の保護片53bに分かれており、撓みやすくなっている。また、外部容器13および内部容器14の底部13a、14aが半球状であり、容器の耐圧強度が高くなるため全体を薄肉にすることができ、鋭尖部15gで穿孔しやすくなる。
この二重加圧容器50では、破断された閉鎖部52は内部容器14の半球状の底部14aに配置される。そして鋭尖部15gが保護部53によって囲まれているので、閉鎖部52が内部容器14内に落ち込んでも、鋭尖部15gは内部容器14に触れない。そして原液のほとんどが吐出されると、内部容器14の半球状の底部14aが反転するように収縮して保護片53bが撓み、このとき始めて鋭尖部15gが内部容器14を貫通する。そのため、原液が残っている状態で加圧剤が排出されることがない。さらに鋭尖部15gが保護部53によって囲まれているので、製造時における作業者のけがが抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形を行うことができる。たとえば前記実施形態では、蓋体15は内部容器14と外部容器13の両方に溶着しているが、いずれか一方に固着し、他方とは単にOリングなどで封止(シール)するだけでもよい。また、前記実施形態では、内部容器14と外部容器13を同時にブロー成形して製造するとしているが、別々に製造し、その後、内部容器を外部容器の内部に収容するようにしてもよく、成形した外部容器の中で、内部容器をブロー成形してもよい。前記実施形態では円柱状の開封部27を用いているが、角柱状など、棒状であればよい。
10 吐出装置
11 二重加圧容器
11a 加圧製品
12 吐出部材
C 原液
P 加圧剤
13 外部容器
13a 底部
13a1 接地面
13a2 ドーム部
13b 胴部
13c 肩部
13d 首部
13d1 サポート部
13e 雄ねじ
13f 首部の上端面
13g 環状突起
13h 傾斜部
14 内部容器
Sc 原液収容室
Sp 加圧剤収容室
14a 底部
14a1 くぼみ部
14a2 ドーム部
14b 胴部
14c 肩部
14d 首部
14e 上端面
14f フランジ
14g 環状突起
14h 横溝
14i 縦溝
15 蓋体
15a 封止部
15a1 嵌合筒部
15b フランジ
15c 底部
15d 閉鎖部
15d1 受圧部
15e 突出部
15f 薄肉部(破断部)
15g 鋭尖部
16 容器本体
17 環状円板部
17a 外筒部
18 バルブホルダ
18a バルブ保持部
18b ラバー押さえ
18c フランジ
18d (ステムを通す)孔
20 キャップ(装着部)
20a 上底
20b 開口
21 バルブ
22 ステム
23 操作ボタン
24 ハウジング
24a (ハウジングの)下面
24b (ハウジングの)底板
24c 縦孔
25 バネ
26 ステムラバー
27 開封部
27a (開封部の)底面
27d 補強板
28 シール部材
30 吐出装置
31 二重加圧容器
32 閉鎖部
40 操作部材
41 キャップ保持部
42 カバー部
43 支持壁
44 操作レバー
46 ノズル
47 通路部材
50 吐出装置
51 二重加圧容器
52 閉鎖部
53 保護部
53a 切れ目
53b 保護片
54 ベースカップ

Claims (4)

  1. 外部容器と内部容器とからなる熱可塑性樹脂製の容器本体と、
    その容器本体の開口を密封する熱可塑性樹脂製の蓋体とからなり、
    外部容器と内部容器の間に加圧剤が密封される空間が設けられる二重加圧容器であって、
    前記蓋体が、容器本体の開口の周囲に固着されるフランジと使用時に開封される閉鎖部とを備えており、
    前記閉鎖部が、破断容易な環状の破断部によって周囲から区画され、かつ、上面が平坦な受圧部と内部容器を穿孔する鋭尖部とを備えている、
    二重加圧容器。
  2. 前記破断部が受圧部の周囲に形成されている請求項1記載の二重加圧容器。
  3. 前記閉鎖部の下面側に下向きに突出する略半球状の突出部が設けられ、その突出部の下端に前記鋭尖部が設けられている請求項1記載の二重加圧容器。
  4. 前記鋭尖部の周囲を囲む可撓性の保護部が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の二重加圧容器。
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