JP2020183164A - シリーズハイブリッド車両 - Google Patents

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拓也 兒玉
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智仁 大野
洋希 猪熊
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Abstract

【課題】オイルポンプの動力損失を低減するとともに、要求される量のオイルを各供給部位に供給することが可能なシリーズハイブリッド車両を提供する。【解決手段】エンジン4およびエンジン4によって駆動されて発電する発電機5を有する発電ユニット2と、電力が供給されて走行用の駆動力を出力する走行用モータ12および走行用モータ12のトルクを駆動輪13に向けて出力する伝動機構14を有する駆動ユニット3とを備え、発電ユニット2と駆動ユニット3とが独立して構成されたシリーズハイブリッド車両において、発電ユニット2は、エンジン4と発電機5との間に所定のギヤ比を設定可能な歯車機構10を有し、歯車機構10と伝動機構14とのいずれか一方に選択的に連結されて駆動するオイルポンプ23を更に備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンによって発電機を駆動し、その発電機で得られた電力によって走行用モータを駆動して走行用の駆動力を発生するシリーズハイブリッド車両に関するものである。
特許文献1には、エンジンと二つのモータとを備えたハイブリッド車両が記載されている。この特許文献1に記載されたハイブリッド車両は、エンジンと第1モータとが同一軸線上に配置され、また第2モータは、エンジンとほぼ同一軸線上であって、かつエンジンの軸心に対して偏心するように配置されている。そして、この特許文献1に記載されたハイブリッド車両は、エンジンからの動力を選択的に遮断するクラッチを解放することにより第2モータのみの出力を駆動輪に伝達するシリーズ走行モードと、前記クラッチを係合することによりエンジンの出力と第2モータの出力とを駆動輪に伝達するパラレル走行モードとを設定する。
なお、特許文献2には、特許文献1と同様、エンジンを駆動力源として走行するエンジン走行モードと、駆動用モータのみで走行するEV走行モードとを設定することが可能なハイブリッド車両が記載されている。
特開2011−011706号公報 特開2011−230650号公報
特許文献1に記載されたハイブリッド車両は、第2モータの軸心がエンジンの軸心に対して偏心するように配置されているから、エンジンルーム内での各種機器の搭載性(レイアウト)を向上できる、とされている。一方、この特許文献1に記載されたようなハイブリッド車両は、各モータや各ギヤなどを冷却あるいは潤滑すべくオイルポンプを備えている。特許文献1の構成では、オイルポンプは、例えばエンジン軸に連結され、エンジンの回転によってオイルポンプからオイルを各供給部位へ供給することが想定される。しかしながら、エンジンの回転(エンジン回転数)は、車速に依存するため、例えば車速が比較的高い場合には、オイルポンプからのオイルの吐出量が過剰になり、オイルポンプの動力損失が増大するおそれがある。それとは反対に、例えば車速が比較的低い場合には、オイルポンプからの吐出量が少なく要求されるオイル量を満たさず、ひいては各供給部位における潤滑あるいは冷却が不十分となるおそれがある。なお、このような技術的な課題は、特許文献2においても同様に生じる。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであって、オイルポンプの動力損失を低減するとともに、要求される量のオイルを各供給部位に供給することが可能なシリーズハイブリッド車両を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、エンジンおよび前記エンジンによって駆動されて発電する発電機を有する発電ユニットと、電力が供給されて走行用の駆動力を出力する走行用モータおよび前記走行用モータのトルクを駆動輪に向けて出力する伝動機構を有する駆動ユニットとを備え、前記発電ユニットと前記駆動ユニットとが独立して構成されたシリーズハイブリッド車両において、前記発電ユニットは、前記エンジンと前記発電機との間に所定のギヤ比を設定可能な歯車機構を有し、前記歯車機構と前記伝動機構とのいずれか一方に選択的に連結されて駆動されるオイルポンプを更に備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、シリーズハイブリッド車両において、オイルポンプがエンジンによって駆動されて発電する発電機を有する発電ユニットに連結されて駆動されるように構成されている。また、その発電ユニットは、エンジンと発電機との間に所定のギヤ比を設定可能な歯車機構を有する。そして、その歯車機構にオイルポンプが連結されて駆動されるように構成されている。そのため、適宜のギヤ比を設定することによりオイルポンプを要求される適性な回転数で駆動することができ、その結果、オイルポンプからのオイルの吐出量が過剰に増大することを抑制できる。
また、この発明によれば、シリーズハイブリッド車両を対象としているから、車速に依存せずエンジン回転数を制御でき、また、上述したようにオイルポンプの吐出量に併せて適宜のギヤ比を設定できるため、オイルポンプが過剰に駆動させられてオイル量が増大することを回避できる。すなわち、オイルポンプの動力損失を低減できる。
また、この発明によれば、上記オイルポンプが発電ユニットとの連結に代えて、駆動ユニットにも連結可能に構成されている。具体的には、走行用モータのトルクを駆動輪に向けて出力する伝動機構に連結してオイルポンプを駆動できるように構成されている。そのため、例えばエンジンを停止させて走行するような場合(EV走行時)、あるいは、蓄電装置の蓄電残量によっては、伝動機構の回転によりオイルポンプを駆動させることができる。また、そのようなオイルポンプの駆動形態は、例えばワンウェイクラッチなどを設けることで選択でき、したがって、車両の走行状態、各種機器の状態、ならびに、要求されるオイル量に応じてオイルポンプを適宜に駆動させることができる。
この発明で対象とする車両(シリーズハイブリッド車両)の構成を説明する図である。 図1の車両において、主に各モータ、各ギヤ、ならびに、オイルポンプの相対位置を説明する図である。
この発明の実施形態における車両は、シリーズハイブリッド式の車両(以下、単に車両とも記す)Veであり、駆動装置1として、電力を発生する発電ユニット2と走行のための駆動力を発生する駆動ユニット3とを備えている。発電ユニット2を図1の上側に示し、駆動ユニット3を図1の下側に示してある。
発電ユニット2は、エンジン4によって発電機(MG1)5を駆動するように構成されている。そのエンジン4は、燃料を燃焼して駆動力を発生する内燃機関であり、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどであってよい。発電機5は、エンジン4によって回転させられて電力を発生する発電機能と、電力を消費してトルクを出力するモータとしての機能とを備えているいわゆるモータ・ジェネレータによって構成することができる。このような構成であれば、発電機5によってエンジン4をモータリングしてエンジン4を始動することができる。
エンジン4と発電機5とは、例えば歯車機構や巻き掛け伝動機構などによって連結されている。図1に示す例では、エンジン4の出力軸にダンパー6を介して内歯歯車7が取り付けられ、また発電機5の回転軸(もしくはロータ軸)8に外歯歯車9が取り付けられている。すなわち内歯歯車7と外歯歯車9とで動力伝達機構(歯車機構)10を構成している。さらに、ダンパー6を介したエンジン4の出力軸と内歯歯車7との間に駆動回転部材11が取り付けられている。この駆動回転部材11は、後述するオイルポンプ23を連結して駆動するためのものであって、例えばスプロケットや歯車によって構成されている。図1に示す例では内歯歯車7の外側にその駆動回転部材11が設けられている。そして、上記の発電機5や動力伝達機構10などは所定のケーシング(図示せず)の内部に収容された状態で、エンジンブロック(図示せず)に取り付けられるなどのことによりエンジン4と一体化されており、したがって、エンジン4、発電機5、および、動力伝達機構10などは全体として一つのまとまったユニットとして構成されている。
駆動ユニット3は、走行のためのトルクを出力する走行用モータ(MG2)12と、走行用モータ12が出力したトルクを駆動輪13に伝達する伝動機構(もしくは減速機構)14とを備えている。走行用モータ12は、走行のためのトルクを出力する駆動装置であるが、減速時にはエネルギー回生を行うことが好ましいので、永久磁石式同期電動機などの発電機能のあるモータ(モータ・ジェネレータ)によって構成されている。伝動機構14は、左右の駆動輪13にトルクを伝達する終減速機であるデファレンシャルギヤユニット15を含んでおり、したがって駆動ユニット3は、従来の車両で使用されているトランスアクスルと類似した構成となっている。
走行用モータ12とデファレンシャルギヤユニット15とは、図1に示す例では、歯車式の減速機構によって連結されている。すなわち、走行用モータ12の回転軸(もしくはロータ軸)16と平行にカウンタシャフト17が配置されており、走行用モータ12の回転軸16に取り付けられたドライブギヤ18が、カウンタシャフト17に取り付けられたカウンタドリブンギヤ19に噛み合っている。また、カウンタシャフト17には、カウンタドライブギヤ20が取り付けられており、このカウンタドライブギヤ20がデファレンシャルギヤユニット15におけるデフリングギヤ21に噛み合っている。また、走行用モータ12の回転軸16には、その走行用モータ12の回転をロックするパーキングギヤ22が取り付けられている。これら走行用モータ12、伝動機構14、ならびに、デファレンシャルギヤユニット15などは、所定のハウジング(図示せず)に収容されて一体化されており、したがって走行用モータ12、伝動機構14、および、デファレンシャルギヤユニット15などは全体として一つのまとまったユニットとして構成されている。そして、発電機5と走行用モータ12とは、蓄電装置やインバータなどを有するコントローラ(それぞれ図示せず)を介して電気的に接続されている。
また、この車両Veは、発電機5、走行用モータ12、および、各ギヤなどの冷却部位あるいは潤滑部位にオイルを供給するための機械式のオイルポンプ(MOP)23を備えている。図1に示す例では、そのオイルポンプ23が、上述した発電ユニット2における駆動回転部材11に連結されて駆動するように構成されている。また、この発明の実施形態では、出力ギヤ側のギヤ(例えばデフリングギヤ21)に連結しても、そのオイルポンプ23を駆動できるように構成されている。具体的には、オイルポンプ23の回転軸24に駆動回転部材11との回転を許容する第1ワンウェイクラッチ25が設けられ、併せて、デフリングギヤ21との回転を許容する第2ワンウェイクラッチ26が設けられている。そして、それぞれのワンウェイクラッチ25,26には、駆動回転部材11あるいはデフリングギヤ21に噛み合って回転する従動回転部材27,28が取り付けられている。なお、従動回転部材27,28は、駆動回転部材11と同様、スプロケットや歯車であっってよい。
上述したようにオイルポンプ23の回転軸24は、それぞれワンウェイクラッチ25,26を介して駆動されるように構成されており、駆動側の駆動回転部材11と噛み合う従動回転部材27の回転方向と、デフリングギヤ21に噛み合う従動回転部材28の回転方向とは同一の回転方向である。そのため、例えば駆動側の駆動回転部材11がエンジン4の回転により増速されてデフリングギヤ21より高回転数で回転している場合には、第1ワンウェイクラッチ25が係合して従動回転部材27が駆動回転部材11に連れられて一体に回転する。その際には、デフリングギヤ21は駆動回転部材11よりも低回転数で回転するので、第2ワンウェイクラッチ26は係合しない。
同様にデフリングギヤ21が駆動回転部材11よりも高回転数で回転している場合には、第2ワンウェイクラッチ26が係合して、従動回転部材28とデフリングギヤ21とが一体に回転する。その際には、駆動回転部材11はデフリングギヤ21よりも低回転数で回転するので、第1ワンウェイクラッチ25は係合しない。
また、例えば要求されるオイル量、各種機器の状態、あるいは、車両Veの走行状態に応じて、適宜エンジン4側あるいは出力ギヤ側とに選択的に連結してオイルポンプ23を駆動させるように構成してもよい。
つぎに、この発明の実施形態における車両Veの発電ユニット2と駆動ユニット3との相対的な位置関係について説明する。図2はその位置関係を示す図であって、車両Veを側面視した図である。先ず、エンジン4と発電機5とは、エンジン4の回転中心軸線に対して発電機5は車両前方側にやや偏心させて配置されている。また、その発電機5のやや左上側(車両上方側)に、走行用モータ12が配置されている。言い換えれば、発電機5は、エンジン4の軸心に対してやや偏心させることにより走行用モータ12との干渉を回避するように配置されている。
また、エンジン4の回転中心軸線上に内歯歯車7が配置され、その内歯歯車7に噛み合う外歯歯車9が発電機5の回転中心軸線上に配置されている。そして、内歯歯車7に取り付けられたすなわち駆動回転部材11と一体回転するオイルポンプ23の回転軸24に取り付けられた従動回転部材27が、内歯歯車7の車両下方側に配置されている。
また、走行用モータ12の回転中心軸線上にドライブギヤ18とパーキングギヤ22が配置され、また、ドライブギヤ18の車両下方側にそのドライブギヤ18に噛み合うカウンタドリブンギヤ19が配置され、さらに、カウンタドリブンギヤ19が取り付けられたカウンタシャフト17の回転中心軸線上にカウンタドライブギヤ20が配置されている。
また、カウンタドライブギヤ20の車両下方側に、そのカウンタドライブギヤ20に噛み合うデフリングギヤ21が配置されている。そして、そのデフリングギヤ21と上記の内歯歯車7との間にデフリングギヤ21と一体回転する回転軸24に取り付けられた従動回転部材28が配置されている。
なお、図2に示す符号29は、パーキングギヤ22を作動させるためのパーキングアクチュエータを含むパーキングロック機構29であって、また符号30は、オイルストレーナである。
上述したように、この発明の実施形態では、シリーズハイブリッド車両Veにおいて、発電ユニット2における内歯歯車7の外側に駆動回転部材11を取り付け、またその駆動回転部材11に噛み合う位置にオイルポンプ23を配置するように構成されている。そのため、エンジン4の回転に対して所定のギヤ比で増速(あるいは減速)して要求されるオイル量をオイルポンプ23から吐出させて各供給部位へオイルを供給することができる。言い換えれば、オイルポンプ23を適性な回転数で駆動させることができる。つまり、この発明の実施形態は、シリーズハイブリッド車両であるから、車速に依存せずエンジン回転数を制御でき、また、オイルポンプ23の吐出量に併せて適宜のギヤ比を設定できるため、オイルポンプ23が過剰に駆動させられてオイル量が増大することを回避できる。すなわち、オイルポンプ23の動力損失を低減させることができる。
また、この発明の実施形態では、オイルポンプ23が上記の発電ユニット2側との連結に加えて、駆動ユニット3における出力ギヤ側にも連結可能に構成されている。具体的には、デフリングギヤ21と一体回転可能なように構成されている。つまり、発電ユニット2側と駆動ユニット3側との一方の回転と一体となって、オイルポンプ23を駆動できるように構成されている。そのため、例えばエンジン4を停止させて走行するような場合(EV走行時)、あるいは、蓄電装置の蓄電残量によっては、デフリングギヤ21の回転によって、オイルポンプ23を駆動させることが可能である。また、その選択はワンウェイクラッチ25,26を介して選択するように構成されている。したがって、そのような簡単な構成により、車両Veの走行状態、各種機器の状態、ならびに、要求されるオイル量に応じてオイルポンプ23を適宜に駆動させることができる。
また、この発明の実施形態によれば、オイルポンプ23は図1および図2に示したように、発電ユニット2と駆動ユニット3との間のスペースに配置されている。そのため、スペースを有効に活用することができ、駆動装置1の小型化を図ることができる。また、この発明の実施形態では、走行用モータ12は、エンジン4や発電機5と同一軸線上に配置されていないため、例えば前掲の特許文献1のように、エンジンと二つのモータとを同一軸線上に配置する場合に比べて車幅方向での大型化を抑制することができ、例えばFFタイプの車両への搭載性を向上させることができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上述した例に限定されないのであって、この発明の目的を達成する範囲で適宜変更してもよい。例えば、上述した実施形態では、オイルポンプ23を第1ワンウェイクラッチ25あるいは第2ワンウェイクラッチ26を選択的に係合させることにより、発電ユニット2あるいは駆動ユニット3に連結して駆動させるように構成されていたものの、それに代えて、オイルポンプをそれぞれに対応するように複数設けてもよい。
1…駆動装置、 2…発電ユニット、 3…駆動ユニット、 4…エンジン、 5…発電機(MG1)、 6…ダンパー、 7…内歯歯車、 8,16,24…回転軸、 9…外歯歯車、 10…動力伝達機構、 11…駆動回転部材, 12…走行用モータ(MG2)、 13…駆動輪、 14…伝動機構(減速機構)、 15…デファレンシャルギヤユニット、 17…カウンタシャフト、 18…ドライブギヤ、 19…カウンタドリブンギヤ、 20…カウンタドライブギヤ、 21…デフリングギヤ、 22…パーキングギヤ、 23…オイルポンプ、 25,26…ワンウェイクラッチ、 27,28…従動回転部材、 29…パーキングロック機構、 30…オイルストレーナ、 Ve…車両。

Claims (1)

  1. エンジンおよび前記エンジンによって駆動されて発電する発電機を有する発電ユニットと、電力が供給されて走行用の駆動力を出力する走行用モータおよび前記走行用モータのトルクを駆動輪に向けて出力する伝動機構を有する駆動ユニットとを備え、
    前記発電ユニットと前記駆動ユニットとが独立して構成されたシリーズハイブリッド車両において、
    前記発電ユニットは、前記エンジンと前記発電機との間に所定のギヤ比を設定可能な歯車機構を有し、
    前記歯車機構と前記伝動機構とのいずれか一方に選択的に連結されて駆動されるオイルポンプを更に備えている
    ことを特徴とするシリーズハイブリッド車両。
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