JP2020183003A - ゴムシートの切断装置および切断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
帯状のゴムシートを、所定の角度で傾斜する切断面が形成されるように、所定の長さで切断するゴムシートの切断装置であって、
前記ゴムシートを切断位置まで搬入する搬入手段、搬入された前記ゴムシートを切断するカッター、および切断されたゴムシートを前記切断位置から搬出する搬出手段を備えており、
前記搬出手段側に設けられて前記ゴムシートを支持する第1の受け台と、前記搬入手段側に設けられて前記ゴムシートを支持する第2の受け台とが、前記カッターを挟んで、所定の間隙が形成されるように配置されており、
前記第1の受け台が、昇降可能であることを特徴とするゴムシートの切断装置である。
前記第1の受け台の昇降、および前記カッターによる前記ゴムシートの切断を制御する制御手段が設けられており、
前記制御手段が、
前記ゴムシートが切断位置まで搬入されて第1の受け台上に載置されるまでは、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さに維持し、
前記ゴムシートが第1の受け台上に載置された後に、前記第1の受け台を前記第2の受け台よりも高い位置に上昇させ、
その状態を維持しながら、前記カッターにより前記ゴムシートを切断し、
前記カッターによる切断が完了した後、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さに下降させる制御手段であることを特徴とする請求項1に記載のゴムシートの切断装置である。
前記制御手段が、前記第1の受け台の上昇高さを、前記ゴムシートの厚みの0.5〜3.3倍に制御することを特徴とする請求項2に記載のゴムシートの切断装置である。
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴムシートの切断装置を用いて、帯状のゴムシートを、所定の角度で傾斜する切断面が形成されるように、所定の長さで切断するゴムシートの切断方法であって、
前記ゴムシートを前記カッターによる切断位置まで搬入して第1の受け台上に載置し、
前記ゴムシートを支持する前記第1の受け台の高さが、前記第2の受け台の高さより高くなるように、前記第1の受け台を上昇させ、
前記切断位置において前記ゴムシートを前記カッターで切断し
前記カッターによる切断が完了した後、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さまで下降させ、
その後、切断されたゴムシートを搬出することを特徴とするゴムシートの切断方法である。
前記第1の受け台に対して斜め方向から、前記カッターを前記ゴムシートに入れて切断することを特徴とする請求項4に記載のゴムシートの切断方法である。
前記第1の受け台に対して鉛直方向から、前記カッターを前記ゴムシートに入れて切断することを特徴とする請求項4に記載のゴムシートの切断方法である。
切断対象のゴムシートが、インナーライナーであることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴムシートの切断方法である。
本発明におけるゴムシートの切断装置は、ゴムシートを切断位置まで搬入する搬入手段と、搬入されたゴムシートを切断するカッターと、切断されたゴムシートを切断位置から搬出する搬出手段を備えており、さらに、搬出手段側に設けられてゴムシートを支持する第1の受け台と、搬入手段側に設けられてゴムシートを支持する第2の受け台とが、カッターを挟んで、所定の間隙を隔てて配置されている点においては、従来のゴムシートの切断装置と同様である。
以下、実施の形態に基づいて、本発明を具体的に説明する。
図1は、本実施の形態に係るゴムシートの切断装置を用いて、ゴムシートを切断する様子を模式的に示す側面図であり、ここでは、切断開始直前における様子を記載している。図1において、1はゴムシートGSの切断装置、11は第1の受け台、12は第2の受け台である。図1に示すように、第1の受け台11と第2の受け台12とは、所定の間隙13が形成されるように配置されており、第1の受け台11の下流側には搬出手段(図示せず)が、第2の受け台12の上流側には搬入手段(図示せず)が連結されている。なお、ゴムシートGSは、紙面の右側から左側に向けて搬送されている。
次に、上記したゴムシートの切断装置を用いて行う本実施の形態に係るゴムシートの切断方法について、図1に基づいて説明する。
最初に、ゴムシートGSを巻き出して、搬入手段(例えばコンベア)により、第2の受け台12を経由して切断位置である間隙13まで搬入し、その後、第1の受け台11上に載置する。このとき、第1の受け台11と第2の受け台12は、同じ高さに位置しているため、ゴムシートGSが第1の受け台11に衝突して搬送が妨げられるようなことにはならない。
本実施の形態において、上記のような切断角度αを得るためには、ゴムシートGSに対するカッター14の入れ方として、以下の2つの方法を採用することが好ましい。
第1の方法は、受け台に対して斜め方向からカッターを入れることである。
第2の方法は、受け台に対して鉛直方向からカッターを入れることである。
(1)実験方法
前記した第2の方法に記載したゴムシートの切断技術を用いて厚み1.5mmのインナーライナーを切断し、このインナーライナーを用いて155/65R14サイズのタイヤを製造した。
実験の結果をまとめて表1に示す。なお、評価結果は、エア膨れの発生率と外観不良の発生率の和が0%の場合を「優」、0%を超え0.2%以下の場合を「良」、0.2%を超え0.6%以下の場合を「可」、0.6%を超える場合を「不可」とした。
(1)実験方法
本発明のゴムシートの切断装置を用いて厚み1.5mmのインナーライナーを切断し、このインナーライナーを用いて155/65R14サイズのタイヤを製造した。
実験の結果をまとめて表2に示す。なお、評価結果は、切断面が直線に切断できた場合を「優」、ほぼ直線に切断できた場合を「良」、切断面がやや凸凹の場合を「可」、切断面が凸凹の場合を「不可」とした。
2 成形ドラム
11 第1の受け台
12 第2の受け台
13 間隙
14 カッター
GS ゴムシート
CF1、CF2 切断面
t ゴムシートの厚み
X 上昇高さ
Y 間隙の大きさ
α 切断角度
Claims (7)
- 帯状のゴムシートを、所定の角度で傾斜する切断面が形成されるように、所定の長さで切断するゴムシートの切断装置であって、
前記ゴムシートを切断位置まで搬入する搬入手段、搬入された前記ゴムシートを切断するカッター、および切断されたゴムシートを前記切断位置から搬出する搬出手段を備えており、
前記搬出手段側に設けられて前記ゴムシートを支持する第1の受け台と、前記搬入手段側に設けられて前記ゴムシートを支持する第2の受け台とが、前記カッターを挟んで、所定の間隙が形成されるように配置されており、
前記第1の受け台が、昇降可能であることを特徴とするゴムシートの切断装置。 - 前記第1の受け台の昇降、および前記カッターによる前記ゴムシートの切断を制御する制御手段が設けられており、
前記制御手段が、
前記ゴムシートが切断位置まで搬入されて第1の受け台上に載置されるまでは、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さに維持し、
前記ゴムシートが第1の受け台上に載置された後に、前記第1の受け台を前記第2の受け台よりも高い位置に上昇させ、
その状態を維持しながら、前記カッターにより前記ゴムシートを切断し、
前記カッターによる切断が完了した後、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さに下降させる制御手段であることを特徴とする請求項1に記載のゴムシートの切断装置。 - 前記制御手段が、前記第1の受け台の上昇高さを、前記ゴムシートの厚みの0.5〜3.3倍に制御することを特徴とする請求項2に記載のゴムシートの切断装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴムシートの切断装置を用いて、帯状のゴムシートを、所定の角度で傾斜する切断面が形成されるように、所定の長さで切断するゴムシートの切断方法であって、
前記ゴムシートを前記カッターによる切断位置まで搬入して第1の受け台上に載置し、
前記ゴムシートを支持する前記第1の受け台の高さが、前記第2の受け台の高さより高くなるように、前記第1の受け台を上昇させ、
前記切断位置において前記ゴムシートを前記カッターで切断し
前記カッターによる切断が完了した後、前記第1の受け台を前記第2の受け台と同じ高さまで下降させ、
その後、切断されたゴムシートを搬出することを特徴とするゴムシートの切断方法。 - 前記第1の受け台に対して斜め方向から、前記カッターを前記ゴムシートに入れて切断することを特徴とする請求項4に記載のゴムシートの切断方法。
- 前記第1の受け台に対して鉛直方向から、前記カッターを前記ゴムシートに入れて切断することを特徴とする請求項4に記載のゴムシートの切断方法。
- 切断対象のゴムシートが、インナーライナーであることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴムシートの切断方法。
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