JP2020178955A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】男性の尿漏れを吸収し、かつ、使用後に水洗式トイレに流した際に水解(溶解)しやすい吸収性物品を提供する。【解決手段】本発明の吸収性物品は、表面1及び裏面2を有する吸収性本体11と、裏面2側から突出する固定用タブ12とを備える。吸収性本体11及び固定用タブ12の構成部材は水解性材料からなり、裏面2が撥水性を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
男性の場合、加齢に伴って、排尿後を含めて、意識なしに僅かに尿漏れ(例えば数滴〜10mL程度の漏れ)を生じることがある。このような尿漏れに対応するために、男性用の吸収性物品が提案されてきた。しかし、男性用トイレには、吸収性物品を廃棄するごみ箱が設置されていないことが一般的である。そのため、かかる吸収性物品を男性用トイレで交換した後、使用済のものを水洗式トイレに流すことができる水解性の吸収性物品が提案されている(例えば特許文献1〜3)。
特許文献1〜3においては、水溶性のポリビニルアルコール(以下、PVAともいう)成分からなるフィルムや繊維シートを用いることが記載されている。また、水解性のものとしてスパンレース不織布が挙げられ、さらに部材間の接合や、吸収性物品と下着との固定にPVA成分を含む接着剤又は粘着剤を用いることが記載されている。
一方、特許文献4には、三又形状にした男性用吸収性物品が記載されている。この男性用吸収性物品は、ズレ止め粘着剤層によって下着に貼り付けて装着して使用される。該物品を構成する表面シート及び裏面シートは、合成繊維のシートやプラスティックシートからなり、両シートの外縁がホットメルトなどの接着剤等によって接合されている。しかし、特許文献4記載の男性用吸収性物品は、水洗式トイレに流すことを想定していない。
特開2018−86087号公報 特開2017−213073号公報 特開2012−71057号公報 特開2015−58195号公報
上記のPVA成分やスパンレース不織布を組み込んだ吸収性物品を水洗式トイレにおける水流で細かく分解するには、水解性に改善の余地があった。特に、接着剤や粘着剤を塗工した部分では水解性が阻害されやすく、細かく分解するのに時間を要しやすい。そのため、水洗式トイレに流した際に、より素早く水解(溶解)する吸収性物品が求められている。
本発明は、上記の点に鑑み、男性の尿漏れを吸収し、かつ、使用後に水洗式トイレに流した際に水解(溶解)しやすい吸収性物品に関する。
本発明は、表面及び裏面を有する吸収性本体と、前記裏面側から突出する固定用タブとを備え、前記吸収性本体及び前記固定用タブの構成部材が水解性材料からなり、前記裏面が撥水性を有している、吸収性物品を提供する。
本発明の吸収性物品は、男性の尿漏れを吸収し、かつ、使用後に水洗式トイレに流した際に水解(溶解)しやすい。
(A)は、本発明の吸収性物品の好ましい一実施形態としての尿パッドを表面側から模式的に示した一部切欠平面図であり、(B)は(A)に示す尿パッドの裏面側から模式的に示した平面図である。 図1に示す尿パッドのII線断面図である。 吸収性本体が表面を形成する層と裏面を形成する層との間に吸収層を備える態様を示した断面図である。 図1に示す尿パッドを下着に装着した状態を模式的に示した説明図である。 固定用タブの部材構成の好ましい具体例として、(A)は単層の固定用タブを示した斜視図であり、(B)は2層であって上部側及び下部側の端部を一体変形部で固定して筒状にした固定用タブを示した斜視図であり、(C)は2層であって下部側のみを一体変形部で固定し、上部側が開いてV字の溝が形成されるようにした固定用タブを示した斜視図である。 (A)は、複数層の積層構造からなり、下部側で接合された固定用タブと、固定用タブが配される位置に切込みを有する吸収性本体とを模式的に示した正面図であり、(B)は該固定用タブの一部拡大斜視図である。 (A)は、図6に示す尿パッドの構成部材について、吸収性本体と固定用タブとが同一の部材で構成された一実施態様(第1実施態様)を模式的に示した端面図であり、(B)は、図6に示す尿パッドの構成部材について、吸収性本体と固定用タブとが同一の部材で構成された別の一実施態様(第2実施態様)を模式的に示した端面図である。 (A)は、図6に示す尿パッドの構成部材について、吸収性本体と固定用タブとが別体に形成された一実施態様(第3実施態様)を模式的に示した端面図であり、(B)は、図6に示す尿パッドの構成部材について、吸収性本体と固定用タブとが別体に形成された別の一実施態様(第4実施態様)を模式的に示した端面図である。 (A)及び(B)は、図7(A)に示す第1実施態様の尿パッドの製造方法を模式的に示した説明図である。 (A)〜(C)は、図7(A)に示した第1実施態様の尿パッドの製造方法として、図9とは別の好ましい態様を模式的に示した説明図である。(B)が肌面側、(C)が非肌面側を示している。 (A)及び(B)は、図8に示す第3実施態様の尿パッドの製造方法を模式的に示した説明図であり、(C)及び(D)は、(A)及び(B)とは別の好ましい態様を模式的に示した説明図である。
以下、本発明の吸収性物品の好ましい実施形態としての男性用尿パッドについて、図面を参照しながら以下に説明する。
本発明においては、人体に接触する側を肌面側ないし肌当接面側あるいは表面側といい、これと反対側を非肌面側ないし非肌当接面側あるいは裏面側という。これらは、人体に接触する面を有さない部材に関しても、吸収性物品の部材構成における相対的な位置関係を示す用語として用いる。また、着用時に人体の前側に位置する方向を前方といい、後側に位置する方向を後方という。さらに、着用者の身丈方向に沿う方向を上下方向といい、着用者の頭部側を上側として、上下方向における相対的な位置関係を上部側又は下部側という。
図1(A)及び(B)に示すように、本実施形態の男性用尿パッド10(以下、尿パッド10ともいう。)は、吸収性本体11と、尿パッド10を男性用下着(以下、単に下着ともいう)に固定するための固定用タブ12とを有する。吸収性本体11は、表面1と裏面2とを有する。尿パッド10は、着用者の下腹部と男性用下着との間に配置して使用されるものであり、表面1は着用者の肌面側に向けられ、裏面2は非肌面側(下着側)に向けられる。
吸収性本体11及び固定用タブ12を含め、尿パッド10の構成部材は水解性材料からなる。
本発明における「水解性」とは、JIS P 4501のトイレットペーパーの試験方法に従い下記(水解性の有無の試験方法)により、ほぐした材料が4メッシュ(目開き5mm)を通過できる性質をいう。本発明に用いられる水解性材料としては、上記試験の要件を満たす種々の材料を用いることができる。例えば、紙素材などが挙げられる。尿パッド10は、構成部材が水解性材料からなることで、水洗式トイレに流した際に素早く水に溶解することができる。
本発明における「紙素材」とは、合成繊維ではなく、パルプを抄紙して水素結合によってシート状に一体化した材料をいう。このような紙素材は水洗式トイレ等における水流によってパルプ同士の水素結合が解かれやすく、不織布よりも高い水解性を示す。なお、紙素材に用いられる紙の原料としては、パルプの他にタルクなどの填料や澱粉などの紙力増強剤、サイズ剤といったインクの滲み防止用の薬剤が使用されていてもよく、本明細書においてはこれらの薬剤は紙素材に含まれる。
(水解性の有無の試験方法)
構成部材が水解性を有するか否かは、JIS P 4501に従って判定することができる。具体的には、次の通りである。
まず、容量300mLのビーカーに水300mLを入れ、温度を20℃に調整する。直径35mm、厚さ12mmの円盤状の回転子を用いて、600rpmの回転数で水を撹拌する。そこに、縦10cm×横10cmに切断した構成部材を投入する。構成部材の抵抗によって回転数が一旦低下するが、構成部材が溶解するに従い回転数は上昇する。回転数が540rpmに到達した時点で回転を止める。このとき、溶解した構成部材が4メッシュ(目開き5mm)を通過可能な場合は構成部材が水解性を有すると判定し、そうでない場合は構成部材が水解性を有しないと判定する。
なお、上記の評価方法と同様の方法で、吸収性物品全体が水解性を有するか否かについても判定できる。
本実施形態において、吸収性本体11は、図2に示すように、肌面側の表面1を形成する層と、非肌面側の裏面2を形成する層とを有しており、表面1及び裏面2を形成する層はそれぞれ紙素材からなる。これら紙素材からなる層が尿を吸収し、尿パッド10は吸収性物品としての役割を果たす。
紙素材は、水素結合によってシート状になった部材であるため、水洗式トイレ等で水に触れると水素結合が弱まり水解(溶解)する。即ち、このような水解性を有する紙素材を表面及び裏面に用いることで、水洗式トイレに流した際に、吸収性物品は水解(溶解)する。
表面1を形成する層及び裏面2を形成する層に用いる紙素材としては、着用時の付け心地を良好にする観点から、肌触りの滑らかなものが好ましい。また、液吸収性確保の観点から、ある程度の耐久性を有することが好ましい。更に、撥水剤の効果を効果的に発揮させる観点から、目の詰まったものであることが好ましい。なお、表面1を形成する層に用いる紙素材と、裏面2を形成する層に用いる紙素材とは、同じものであっても異なっていてもよい。
裏面2は、撥水性を有している。撥水性とは、水を弾く性質のことである。本明細書においては、物質と水滴との接触角が90°以上であるとき、その物質が撥水性を有しているという。
表面1を形成する層と裏面2を形成する層とが積層されている本実施形態においては、裏面2を形成する層の少なくとも一方の面が撥水性を有している。これにより、尿の非肌面側への滲み出し(裏抜け)を防止でき、下着の汚染を防ぐことができる。撥水性を付与するのは、裏面2を形成する層の肌面側の面でも非肌面側の面でもよいが、尿の非肌面側への滲み出し(裏抜け)を効果的に防止する観点から、非肌面側の面に撥水性を付与することが好ましい。撥水性を付与する方法としては、撥水処理を施すことが挙げられる。撥水処理としては、撥水剤(撥水性油剤)を含む塗布液を通常用いる方法により、被処理面に塗工することが例示できる。
吸収性本体11は、図2に示す表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の2層積層構造に限らず、3層以上の積層構造を有していてもよい。
例えば、吸収性本体11は、図3に示すように、表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の間に吸収層3を有していてもよい。吸収層3があることで、尿パッド10はより多くの尿を吸収することができ、非肌面側への尿の滲み出し(裏抜け)を抑制することができる。
吸収層3は、複数の紙素材のシートを積層した構造が好ましい。このような吸収層3では尿の吸収能力を高くすることができる。さらには、尿パッド10を水洗式トイレに流した際に、積層した紙素材のシートの間の空間に水が浸み込みやすく、尿パッド10の水解性を確保できる。即ち、尿の吸収能力と水解性とを両立することができる。
吸収層3には吸収シート(吸収性ポリマーを親水性かつ水解性のシートで挟持したシート)を使用することもできる。また、パルプ繊維と吸収性ポリマー、またはこれを水解性のシートで被覆したものを吸収層3としてもよい。なお、前記(水解性の有無の試験方法)で水解性を有すると判定される吸収性ポリマーは、水解性材料である。
また、吸収層3は、凹凸の紙素材のシート(凹凸シート)を含むことがより好ましい。さらに、凹凸シートを複数重ね合わせた積層体とすることがより好ましい。これにより、凹凸によって吸収層3内のシート間により多くの空間を設けることができ、水解性がより高められる。また、凹凸シートの積層体において、シートの凸部同士を向かい合わせにして積層していることが好ましい。これにより、シート間の空間をより大きく確保でき、水解性を更に高めることができる。上記の凹凸シートとしては、例えば、シワ加工を施したクレープ紙、紙素材をエンボス処理したものなどが挙げられる。中でも、シワ加工を施したクレープ紙が好ましい。
なお、上記凹凸シートにおける凹凸とは、十分な水解性を備える観点から、肉眼で確認できる程度に粗い凹凸であることが好ましい。
吸収性本体11の別の態様として、水解性の単層シートからなる構造で、一方の面が撥水性を有するものであってもよい(図示せず)。この場合、該一方の面が裏面2となり、他方の面が表面1となる。また、単層シートが前述の紙素材からなることが好ましい。
尿パッド10において、構成部材同士は、互いの積層部分における一体変形部5にて固定されていることが好ましい。例えば図2及び3に示すような一体変形部5は、紙素材からなる表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の積層部分の一部が、周囲の連続平面に対して、一体的に厚み方向にずらされた構造を有する。一体変形部5は、積層部分に対して厚み方向に機械的な嵌合押圧(例えば嵌合エンボス)を施して形成され、この部分において構成部材同士が固定されている。より具体的には、一方の層の凹部に他方の層の凸部を嵌合して押圧固定されている。該固定は、接着剤を用いた接合でなく、熱融着による接合でもなく、機械的な嵌合押圧による固定(固着)である。
一体変形部5は、表面1を形成する層と裏面2を形成する層とを積層して嵌合押圧するため、層間の接合面積が増し、更に表面1を形成する層と裏面2を形成する層とを構成する繊維同士の絡みが増す。そのため、一体変形部5は、表面1及び裏面2をそれぞれ別々に押圧変形させ、その後に両者を嵌合させた形態よりも高い固定強度を有する。
一体変形部5における固定は、水解可能にされていることが好ましい。「水解可能」とは、前述の「水解性」と同義である。
なお、一体変形部5は、図2に示す表面1を形成する層と裏面2を形成する層との2層の積層部分に配されるものに限らず、他の部材を含む3層以上の積層部分に配されるものであってもよい。
尿パッド10は接着剤を含まず、構成部材は一体変形部5により固定される。そのため、尿パッド10は、廃棄時の水解性が向上する。なお、一体変形部5同士の間隔や、一体変形部5の大きさ及び深さは、本発明の効果を奏するものであれば特に限定されない。
一体変形部5は、押圧等による変形部であることで、尿の拡散を堰き止める働きを有する。この観点から、一体変形部5の位置は、少なくとも吸収性本体11の周縁部にあることが好ましい。こうすることで、吸収性本体11の中央付近で吸収した尿が周縁部に拡散しても、該周縁部に配された一体変形部5によって堰き止められるので、尿が下着まで到達するのを防止することができる。更には、吸収性本体11の周縁部のみに一体変形部5を設ける形態(吸収性本体11の中央付近に一体変形部5を設けない形態)では、吸収性本体11の中央付近で尿の吸収が阻害されない。
一体変形部5は、吸収性本体11が前述の吸収層3を含む場合、表面1を形成する層と裏面2を形成する層とを吸収層3よりも外方に延出させ、その延出した積層部分に配されることが好ましい。すなわち、一体変形部5は、吸収層3を含まず、吸収層3の外周を取り囲むように、表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の積層部分に配されることが好ましい。このようにして、吸収層3で吸収した尿が拡散して吸収性本体11の側部から漏れ出すことを抑制できる。
一体変形部5は、吸収性本体11に加えて、固定用タブ12に配されていてもよい。また、固定用タブ12が吸収性本体11とは別体に形成されて吸収性本体11に積層されている場合、その積層部分に一体変形部5が配されていてもよい。
尿パッド10において、固定用タブ12は、吸収性本体11の裏面2側から突出して配されている。ここで言う「裏面2側から突出する」とは、吸収性本体10の裏面2側において表面1とは反対側に張り出している状態をいう。固定用タブ12は、裏面2に対して鉛直に張り出していてもよく、角度を付けて張り出していてもよい。いずれの場合であっても、固定用タブ12は、裏面2側の吸収性本体11と固定用タブ12との境界を軸にして左右に可動し得ることが好ましい。なお、図1(A)及び(B)においては、固定用タブ12を裏面2に沿って倒した状態として示している。
固定用タブ12は、尿パッド10を下着に固定する部材であり、折り曲げて下着の縁に差し入れたり、後述する男性用下着の開口部に挿入したりして、尿パッド10を下着に固定する。即ち、尿パッド10は、固定用タブ12を有することで、従来の吸収性物品に用いられるずれ止め材を用いず、水解性材料のみからなる構成であっても下着に固定できる。
固定用タブ12は、図4に示すように、男性用下着90の開口部91への挿入部であることが好ましい。男性用下着90の開口部91とは、男性用下着の前側に設けられた男性器を出し入れする部位である。固定用タブ12が男性用下着90の開口部91への挿入部であることにより、尿パッド10を尿漏れが発生し下着が汚染されやすい領域に固定できる。
この場合、固定用タブ12は、男性用下着90の開口部91に挿入したときに開口部91から外側に突出する大きさであることが好ましい。これにより、尿パッド10の下着への固定が一層安定し、さらには排尿時において尿が下着へ付着しにくくなる。例えば、尿パッド10が後述する男性器取り出し構造を有していない場合、下着を押し下げて男性器を取り出すことになる。その際に身体から尿パッド10が離れるが、固定用タブ12で尿パッド10を固定しているので、尿パッド10と開口部91の位置がずれることがない。そのため排尿後の残尿を吸収することができる。
固定用タブ12は、単層の構造(例えば図5(A)に示す固定用タブ12A)であってもよく、複数層の積層構造であってもよい。複数層の積層構造であると、下着への固定性に寄与する剛性を高めることができ好ましい。複数層の積層構造としては、種々の態様をとることができる。複数層に前述の一体変形部5を配して、使用時に剥離しないようにしてもよい。例えば、図5(B)に示す固定用タブ12Bのように、上部側及び下部側を一体変形部5で固定して筒状にするものが挙げられる。
また、固定用タブ12が複数層の積層構造である場合、複数層を構成する各層は、下部側で互いに一体化されていてもよい。「一体化」とは、積層された層間の開閉が拘束され閉じた状態にされていることをいう。例えば、固定用タブ12の各層を下部側で一体変形部5によって固定したもの(図5(C))、又は、固定用タブ12の各層を一体的に下部側で折り曲げた構成とし、下部側以外の領域を互いに非固定にしたもの(図示せず)は、いずれも「一体化」の概念に含まれる。このような固定用タブ12は、下部側を軸としてその上側において積層された層同士を開くことが可能である。
図5(C)に示す固定用タブ12を用いる場合、図6(A)及び(B)に示すように、吸収性本体11が、固定用タブ12が配される位置に切込み16を有し、切込み16と固定用タブ12の層間とが共に開くことが好ましい。
このような構成によれば、固定用タブ12及び吸収性本体11の切込み16が開いた場合、V字の溝15が形成される。例えば、固定用タブ12を男性用下着90の開口部91に挿入して尿パッド10を固定しているときに固定用タブ12及び吸収性本体11の切込み16が閉じられていても、排尿時に固定用タブ12及び吸収性本体11の切込み16を開いてV字の溝15を形成できればよい。排尿時に、V字の溝15の下部側が閉じた、男性器の通り道を作り、開口部91を介して、下着を汚さずに男性器を出し入れできる。尿漏れは排尿後に男性器を下着の内部に引っ込める際に特に生じやすく、固定用タブ12の、V字の溝15の下部側に閉じた部分を構成する部分は、排尿後の尿漏れを効果的に吸収することができる。
尿パッド10が有する男性器取り出し構造とは、複数層の積層構造からなる固定用タブ12において、複数層を構成する各層が少なくとも上下方向の中央部で互いに非固定(固定用タブ12を構成する各層が一体化されていないこと)であり、固定用タブ12が配される位置に吸収性本体11が切込み16を有し、切込み16と固定用タブ12の層間とが共に開く構造をいう。即ち、図5(B)に示すような筒状の構造や、図5(C)に示すようなV字の溝15を有する構造は、いずれも男性器取り出し構造に含まれる。固定用タブ12が男性器取り出し構造を有すると、着用者はズボンを下ろさなくても排尿を行うことができる。
固定用タブ12が男性器取り出し構造を有する場合において、切込み16の上部側の端は固定用タブ12の上部側の端と揃っているか、固定用タブ12の上部側の端よりも上部側にあることが好ましい。即ち、切込み16の上部側の端が、固定用タブ12の上部側の端と接しているか、固定用タブ12の上部側の端を越えていることが好ましい。切込み16の上部側の端がこのような位置にあると、固定用タブ12が図5(C)に示すようなV字の溝15を有する場合では、固定用タブ12の上部側を開きやすくなり、男性器の出し入れが容易になる。また、切込み16の上部側の端は、固定用タブ12の上部側の端よりも上部側にある場合、吸収性本体11上部側の端まで達していることが好ましい。
固定用タブ12は、吸収性本体11と一体に形成されていてもよく、吸収性本体11とは別体で形成され吸収性本体11に取り付けられていてもよい。なお、別体に形成される場合、固定用タブ12は、吸収性本体11を構成する部材(の一つ)と同一の部材で構成されていてもよく、これとは別の部材で構成されていてもよい。例えば、固定用タブ12は、吸収性本体11の積層構造に応じて、表面1を形成する層と裏面2を形成する層との積層構造又は表面1を形成する層、吸収層3及び裏面2を形成する層の積層構造を有してよい。これにより、固定用タブ12における尿の吸収性が高まり、下着を汚さずに排尿後の動作を行うことができる。
後述するように、製造過程において材料に切込みを入れたり折り畳んだりせず、工程を簡素化して製造できる観点から、固定用タブ12は吸収性本体11とは別体に形成されてもよい。
以下、固定用タブ12と吸収性本体11とを同一の部材で構成する場合、及び固定用タブ12と吸収性本体11とを別体に形成する場合それぞれの好ましい態様について、図面を参照しながら説明する。
図7(A)は、固定用タブ12が表面1を形成する層及び裏面2を形成する層からなることで、吸収性本体11と同一の部材で構成された尿パッド10(第1実施態様)を示している。固定用タブ12と吸収性本体11とは、同一の連続したシート部材から形成されている。表面1を形成する層及び裏面2を形成する層は固定用タブ12においても、一体変形部5により固定用タブ12と吸収性本体11との境近傍が固定されていることが好ましい(図示せず)。こうすることで、着用時又は排尿時において、固定用タブ12を構成する、表面1を形成する層及び裏面2を形成する層が剥離するのを防止することができる図7(A)。第1実施態様の場合、固定用タブ12の内側を構成する表面1を形成する層の間から、男性器の出し入れを行うことができ、排尿後に男性器を下着内部に収容する際の尿の漏れを固定用タブ12の内面が吸収できる。
図7(B)は、固定用タブ12が裏面2を形成する層のみ(2層の積層構造)からなることで、吸収性本体11と同一の部材で構成された尿パッド10(第2実施態様)を示している。裏面2を形成する層は固定用タブ12において、一体変形部5により固定用タブ12と吸収性本体11との境近傍が固定されていることが好ましい(図示せず)。固定用タブ12の位置と一致するように表面1を形成する層に切込みを設けると、固定用タブ12を形成する層の間から男性器の出し入れを行うことができ、排尿後に男性器を下着内部に収容する際の尿の漏れを固定用タブ12が防止できる。前述の通り、裏面2を形成する層は撥水性を有していることから、第2実施態様では、裏面2を形成する層が固定用タブ12を形成することで、固定用タブ12の部分から尿が下着へ染み出すのを抑制することができる。加えて、図7(A)に示す形態と比較して固定用タブ12が表面1を形成する層を有さない分だけ厚みを薄くすることができ、製造コストを低減することもできる。
なお、吸収性本体11が表面1を形成する層及び裏面2を形成する層以外に吸収層3を有する場合、第1実施態様及び第2実施態様のいずれにおいても、製造工程の複雑化を防止する観点から、固定用タブ12に吸収層3が含まれていてもよい。
図8は、固定用タブ12が吸収性本体11と別体に形成された態様を示している。前述のように、固定用タブ12を構成する部材と、吸収性本体を構成する部材(の一つ)は同一であっても、異なっていてもよい。
図8(A)は、固定用タブ12が吸収性本体11の構成部材とは異なる別体4で構成され、かつ別体4が表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の間に挟まれた尿パッド10(第3実施態様)を示している。かかる実施態様は、裏面2を形成する層に切込みを設け、表面1を形成する層及び裏面2を形成する層の間に別体4を挟み、別体4を該切込みから非肌面側へ突出させた構成である。また、表面1を形成する層、別体4、及び裏面2を形成する層は一体変形部5により固定されている。第3実施態様において、固定用タブ12の位置と一致するように表面1を形成する層に切込みを設けると、別体4には図5(B)及び(C)に示したような男性器取り出し構造が形成され男性器の出し入れを行うことができる。
図8(B)は、別体4で構成された固定用タブ12が、裏面2を形成する層の非肌面側に取り付けられた尿パッド10(第4実施態様)を示している。かかる実施態様では、別体4は表面1を形成する層及び裏面2を形成する層と、一体変形部5により固定されている。第4実施形態において、固定用タブ12の位置と一致するように表面1を形成する層及び裏面2を形成する層に切込みを設けると、別体4には図5(B)及び(C)に示したような男性器取り出し構造が形成され男性器の出し入れを行うことができる。
第3実施態様及び第4実施態様のいずれにおいても、固定用タブ12の強度を高める観点から、2層以上から構成される別体4は吸収性本体11と固定用タブ12との境界及び下部側において一体変形部5により固定されていることが好ましい。中でも、吸収性本体11と固定用タブ12との積層部分の一体変形部5で固定されていることがより好ましい。また、第3実施態様及び第4実施態様のいずれにおいても、別体4は水解性材料からなり、撥水性を有する材料であることがより好ましい。なお、別体4の素材である水解性材料は、吸収性本体11の素材と同じであってもよく、異なっていてもよい。
尿パッド10において、吸収性本体11の形状は、本発明の効果を奏するものであれば特に限定されない。但し、図1(A)及び(B)に示すように、非肌面側又は肌面側から見た状態で、下部側へ向かって細くなる形状が好ましい。このような形状とすることで、尿パッド10を着用した際の、装着安定性が高くなる。
吸収性本体11の大きさは、男性器が配置される領域をカバーし男性用下着への尿の付着を防ぐことができる範囲で適宜設定される。例えば、吸収性本体11の上下方向の長さは、100mm以上が好ましく、120mm以上がより好ましく、130mm以上が更に好ましく、また、200mm以下が好ましく、180mm以下がより好ましく、170mm以下が更に好ましい。また、吸収性本体11の幅方向の長さは、80mm以上が好ましく、100mm以上がより好ましく、120mm以上が更に好ましく、また、200mm以下が好ましく、170mm以下がより好ましく、150mm以下が更に好ましい。例えば、150mm×130mmの大きさの吸収性本体11を好ましく用いることができる。
また、尿パッド10において、固定用タブ12の上下方向の長さは、下着の開口部91挿入時の安定性の観点から、30mm以上が好ましく、40mm以上がより好ましく、50mm以上が更に好ましく、また100mm以下が好ましく、90mm以下がより好ましく、80mm以下が更に好ましい。また、固定用タブ12が裏面2側から突出する長さは、下着の開口部91挿入時の安定性と取り扱いやすさの観点から、50mm以上が好ましく、60mm以上がより好ましく、70mm以上が更に好ましく、また130mm以下が好ましく、110mm以下がより好ましく、100mm以下が更に好ましい。固定用タブ12の上下方向の長さ及び裏面2側から突出する長さは、下着の開口部91の大きさに応じて適宜設定される。例えば、下着の開口部91の幅が110mmである場合、固定用タブ12の上下方向の長さは60mmが好ましい。また、下着の開口部91の奥行きが80mmである場合、固定用タブ12の裏面2側から突出する長さは90mmが好ましい。
さらに、固定用タブ12の配置位置は、固定用タブ12を介して男性器を取り出しやすくする観点から、吸収性本体11の上部から0mm以上100mm以下の範囲にあることが好ましく、0mm以上90mm以下の範囲にあることがより好ましく、0mm以上80mm以下の範囲にあることが更に好ましい。特に、固定用タブ12が、図5(C)や図6(A)及び(B)のように下部側のみが接合された複数層の積層構造である場合、吸収性本体11の上部側に偏って配置されていることが好ましく、固定用タブ12の上部側と吸収性本体11の上部側とが一致するように配置されていることがより好ましい。
次に、尿パッド10の製造方法の一例について、図面を参照しながら説明する。
図9(A)及び(B)は、1枚の積層シートを折り畳むことにより、第1実施形態の尿パッド10を製造する方法の一例を示している。なお、図9(A)及び(B)においては、表面1側を表にして示している。
まず、表面1を形成する層と裏面2を形成する層とを重ねて台形状に切断し、周縁部に一体変形部5を形成して表面1を形成する層及び裏面2を形成する層を押圧固定し、1枚の積層シート100を作製する。
その後、幅方向中央において、上部側に切込線S、下部側に切り欠き部Kを設ける(図9(A))。切り欠き部Kを設けるに当たっては、後述の重なる部分を形成する耳部Xを残す。積層シート100を幅方向中央で谷折りして180°折り、更に折り線L1及びL2に沿って山折りして90°折り返す。切り欠き部Kの上部側の折り畳み部101及び102を重ね、下部側同士を一体変形部5にて押圧固定し、固定用タブ12を形成する。一方、前記固定用タブ12形成時に、切り欠き部Kの幅方向両側にある積層シート100が一部重なる(耳部Xにおいて重なる)ようにしておき、重なる部分を一体変形部5にて押圧固定し、吸収性本体11を形成する。これにより、吸収性本体11と固定用タブ12とが同一部材から形成された尿パッド10が製造される(図9(B))。
また、図10(A)〜(C)は、図9(A)及び(B)に示す態様とは更に別の態様の製造方法を示している。上部側の積層シート100を部分的に切り欠いている。これにより製造される尿パッド10では、固定用タブ12が上下方向の中央にあっても吸収性本体上部側まで切込みが達しているので男性器が取り出しやすく、固定用タブ12の上部側まで吸収性本体11があるので吸収容量の増加が期待できる。
図9(A)及び(B)並びに図10(A)〜(C)に示す製造方法においては、上下方向の切込線Sと切り欠き部Kとの間に切込線を入れない領域Mを残している。これにより、固定用タブ12を安定的に形成することができる。領域Mの上下方向の長さは、固定用タブ12となる領域における一体変形部5の安定形成の観点、固定用タブ12を形成する工程に必要なシート強度を確保する観点から、5mm以上であることが好ましい。上限値については、80mm以下が好ましく、男性器の出入り口となる固定用タブ12のV字の溝15と吸収性本体11の切込み16を一体変形部5によって的確に形成する観点からは、50mm以下がより好ましく、20mm以下が更に好ましい。
図11(A)〜(D)は、吸収性本体11とは異なる別体4から固定用タブ12を形成し、第3実施態様の尿パッド10を製造する方法を示している。具体的には、固定用タブ12の突出長さが所定の長さになるように別体4を折り畳む。これを、裏面2を形成する層の切込線21から固定用タブ12が突出するように裏面2を形成する層と組み合わせ、表面1を形成する層と裏面2を形成する層とで別体4を挟み込む。ここで、図11(A)の切込線21は、裏面2を形成する層の上部に達するように形成されている。また、固定用タブ12は吸収性本体11と上部を一致させて接合される。図11(C)の切込線21は、裏面2を形成する層の上下方向の中央に形成されており、固定用タブ12は、吸収性本体11の上下方向の中央に配置される。
次いで、表面1を形成する層、裏面2を形成する層及び別体4が重なった部分の周縁部、並びに吸収性本体11の周縁部に対して一体変形部5を形成し、各構成部材を固定する。これにより、吸収性本体11と固定用タブ12とが別体に形成された尿パッド10が製造される。なお、表面1を形成する層と裏面2を形成する層とを重ねる順番、切込線の入れ方、及び一体変形部5を形成する場所等を適宜設計することにより、他の実施形態の尿パッド10も同様にして製造できる。
本発明の吸収性物品は、上記の尿パッド10の実施形態に限定されない。尿等の排泄液を吸収する種々の形態に適用される。
1 表面
2 裏面
3 吸収層
4 別体
5 一体変形部
10 男性用尿パッド
11 吸収性本体
12、12A、12B、12C 固定用タブ
15 V字の溝
16 (吸収性本体の)切込み

Claims (8)

  1. 表面及び裏面を有する吸収性本体と、前記裏面側から突出する固定用タブとを備え、前記吸収性本体及び前記固定用タブの構成部材が水解性材料からなり、前記裏面が撥水性を有している、吸収性物品。
  2. 前記吸収性本体が、前記表面を形成する層と前記裏面を形成する層とを有し、少なくとも前記表面を形成する層及び前記裏面を形成する層が紙素材からなり、前記裏面を形成する層の少なくとも一方の面が撥水性を有し、前記表面を形成する層と前記裏面を形成する層とが互いの積層部分における一体変形部にて固定されている、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収性本体が、前記表面を形成する層及び前記裏面を形成する層の間に吸収層を有する、請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収層が凹凸シートを含む、請求項3記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収性本体が単層シートからなり、該単層シートの一方の面が撥水性を有して前記裏面をなしている、請求項1記載の吸収性物品。
  6. 前記固定用タブが複数層の積層構造であり、該複数層を構成する各層は下部側で互いに一体化しており、該複数層を構成する各層は少なくとも上下方向の中央部で互いに非固定であり、
    前記吸収性本体が、前記固定用タブが配される位置に切込みを有し、該切込みと前記固定用タブの層間とが共に開く、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記固定用タブが前記吸収性本体とは別体に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 前記固定用タブ及び前記吸収性本体が、該固定用タブと該吸収性本体との積層部分の一体変形部で固定されている、請求項7記載の吸収性物品。
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