JP3154360U - 男性用尿吸収パット - Google Patents
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Abstract
【課題】嵩張らずに多数携帯することができ、使用後は水洗トイレに廃棄できる男性用尿吸収パットを提供する。【解決手段】略長方形の水崩壊性を有する不透液性シートと、該シートの面積より小さな面積の水崩壊性を有する透液性シートとが重合されたバット本体と、該パット本体の長手方向一端側に貼着された固着帯体とからなる。該固着帯体は前記パット本体の長手方向より長尺とされ、且つ前記パット本体の長手方向の長さは、利用者の男性性器の亀頭部を折り返して覆い、前記固着帯体によって亀頭部の段部で巻回可能な長さとした。【選択図】図1
Description
本考案は、男性用尿吸収パットであって、とくに成人男性が携帯して失禁用パットとして使用でき、携帯性に優れた男性用尿吸収パットに関するものである。
従来より、透液性シートと不透液シートと吸収剤とを主な構成部材とした尿吸収パットが多数市販されている。しかしその多くは、利用者が専用の下着と共に着用して使用する大きな面積の平板状のものからなり、仮に尿を排出した場合であっても、専用の下着を着脱して取り替える必要があり、利用者の時間的、経済的な負担となるものであった。
また、高齢化する成人の多くが、軽い失禁を催すことがあり、通常の生活をしながら容易に尿吸収できるパットが待望されている。
そこで、透水性シートおよび不透水性シートの間に吸収体が装填された略長方形の使い捨ての尿取りパットであって、該尿取りパットの周縁に、粘着剤層を有するファスニングテープを複数離間して突設した尿取りパットが提案されている(特許文献1参照。)。また、ペニスの亀頭に装着される中空球状のサック本体と、このサック本体の開口縁部に連設され、ペニスに巻きつけられる帯状の固定帯とからなる男性用衛生サックもある(特許文献2参照。)
しかしながら、上記特許文献1の尿取りパットは、既存の尿取りパットにファスンングテープを取り付けて男性性器を包み込んだ状態でテープで保持するものであるが、吸収体を装填する必要から、ある程度厚みが必要となり嵩張るため、多数の尿取りパットを携帯できないという問題があった。しかも強固に保持するためには複数個所でテープを貼り付ける必要があった。また、特許文献2の男性用衛生サックはサック本体内に亀頭部分を保持する構成であるが、伸縮素材を使って立体的に形成させる必要があり、製造工程が複雑となり高価なものであった。
上記の問題点に鑑み本考案者は、簡単な構造で多数携帯することが可能であり、しかも着脱が簡単で、長時間装着しても快適であり、水洗トイレで容易に廃棄できる男性用尿吸収パットを提供するに至った。
このため、本考案の男性用尿吸収パットは、略長方形の水崩壊性を有する不透液性シートと、該シートの面積より小さな面積の水崩壊性を有する透液性シートとが重合されたパット本体と、該パット本体の長手方向一端側に貼着された固着帯体とからなり、該固着帯体は前記パット本体の長手方向より長尺とされ、且つ前記パット本体の長手方向の長さは、利用者の男性性器の亀頭部を折り返して覆い、前記固着帯体によって亀頭部の境部で巻回可能な長さとしたことを特徴とする。
本考案に係る男性用尿吸収パットによれば、略長方形の水崩壊性を有する不透液性シートと、該シートの面積より小さな面積の水崩壊性を有する透液性シートとが重合されたパット本体と、該パット本体の長手方向一端側に貼着された固着帯体とから構成されており、折畳んでも嵩張らずに、多数携帯することができ、しかも使用後には水洗トイレに容易に廃棄できるという効果を有する。
しかも、パット本体の長手方向の長さは、利用者の男性性器の亀頭部を折り返して覆い、前記固着帯体によって亀頭部の段部で巻回可能な長さとしたため、亀頭部分を確実に保持し尿が漏れることがなく吸収させることができる。そして男性性器の側面には通気部が形成されるため、長時間装着しても蒸れることがなく快適であるという効果を有する。
さらに、亀頭部を巻回して固定するため、加齢性の萎縮を生じた陰茎に包皮が被さる(所謂包茎)の防止となるという効果もある。
以下、本考案を実施例を示す図面を参照しながら説明するが、本考案が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は、本考案の男性用尿吸収パットの一実施例を示す平面図、図2は本考案に係る男性用尿吸収パットの使用説明図である。
図1(a)に示すように、本考案の男性用尿吸収パット1は、長方形の不透液性シート2と、このシート2の面積より小さな透液性シート3とが重合されたパット本体4と、パット本体4の長手方向一端側に取り付けられた固着帯体5とから構成されている。
不透液性シート2は水崩壊性を有するし分解性ポリマーにて加工された不織布などが使用され、また透液性シート3は天然繊維であるセルロース、レーヨンなどが使用されており、接着剤などによって重合されてパット本体4が形成されている。この構成によって、透液性シート3に吸収された尿は、非透液性シート2側には漏れることがない。また、透液性シート3の厚みを調節することで排泄される尿の量が多くても対応可能である。
不透液性シート2のサイズは、略幅50mmで長さ140mmとし、透液性シート3はこの大きさより小さい面積とされており、成人男性の性器を折り返して装着可能とされている。
固着帯体5は非透液性シート2と同じ素材で構成され、熱溶着にて取り付けられており、その表面には粘着剤6が塗布され離形紙(図示せず)が重合されている。また固着帯体5の長さは、パット本体4の長手方向の長さより長く形成されており、利用者の個人差に応じて巻き付け自在とされている。
図1(b)は、本考案の男性用尿吸収パット1を畳んだ状態を示しており、この際、固着帯対5はそれぞれ斜めに折りたたまれる。この構成からなる男性用尿吸収パット1は、従来の尿吸収パットと比較して嵩張らず、多数の携帯を可能とするものである。
次に図2に従って、本校案の男性用尿吸収パット1の使用例を説明する。図2(a)は男性性器の側面図、図2(b)は男子用尿吸収パットを装着した状態を示す側面説明図でありる。
まずパット本体4を、透液性シート3が亀頭6の裏側に接し固着帯体5が亀頭7の段部8近傍となる位置に当てる。次にパット本体4の多端側の非透液性シート2を持って、尿道口9を介して折り返し亀頭7を完全に覆う状態とする。そして、固着帯体5を不透液性シート2側から巻き付け、粘着剤6によって固定する。
この使用例から判るように、本考案の男性用尿吸収パット1は、男性性器の亀頭部分で保持され、その側面側は開放されるため、男性性器全体を覆うことがなく蒸れることがない。しかも、パット本体の大きさが小さいため通常の下着を使用したままの利用が可能であり、違和感がない。尚、本実施例においては粘着剤を利用した固定の方法例で説明したが、これに限らず他の固定方法であってもかまわない。
以上の構成からなる、本考案の男性用尿吸収パットは、略長方形の不透液性シートと、該シートの面積より小さな面積の透液性シートとが重合されたパット本体と、該パット本体の長手方向一端側に貼着された固着帯体とから構成されており、折畳んでも嵩張らずに、多数携帯することができる。しかも着帯体を亀頭部の段部で巻回可能な長さとしたため、亀頭部分を確実に保持し尿が漏れることがなく吸収させることができる。そして男性性器の側面には通気部が形成されるため、長時間装着しても蒸れることがなく快適である。
1 男性用尿吸収パット
2 不透液性シート
3 透液性シート
4 パット本体
5 固着帯体
6 粘着剤
7 亀頭
8 段部
9 尿道口
2 不透液性シート
3 透液性シート
4 パット本体
5 固着帯体
6 粘着剤
7 亀頭
8 段部
9 尿道口
Claims (1)
- 男性用の使い捨て尿取りパットであって、略長方形の水崩壊性を有する不透液性シートと、該シートの面積より小さな面積の水崩壊性を有する透液性シートとが重合されたパット本体と、該パット本体の長手方向一端側に貼着された固着帯体とからなり、該固着帯体は前記パット本体の長手方向より長尺とされ、且つ前記パット本体の長手方向の長さは、利用者の男性性器の亀頭部を折り返して覆い、前記固着帯体によって亀頭部の境部で巻回可能な長さとしたことを特徴とする男性用尿吸収パット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005290U JP3154360U (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 男性用尿吸収パット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009005290U JP3154360U (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 男性用尿吸収パット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3154360U true JP3154360U (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=54858511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009005290U Expired - Fee Related JP3154360U (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 男性用尿吸収パット |
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JP (1) | JP3154360U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020178955A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
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2009
- 2009-07-29 JP JP2009005290U patent/JP3154360U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020178955A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
JP7309434B2 (ja) | 2019-04-26 | 2023-07-18 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
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