JP2020174963A - 衛生材及びワインディングテープ - Google Patents

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真利奈 川副
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Abstract

【課題】引っ張るときの操作性を向上させることができる衛生材及びワインディングテープを提供する。【解決手段】不織布と、不織布に貼り付けられるワインディングテープ10と、ワインディングテープを不織布に固定する固定部11と、を備え、ワインディングテープは、伸縮部12と、伸縮部に設けられたタブ15とを有する衛生材1で、固定部は、ワインディングテープの長手方向における伸縮部の両端側のそれぞれに設けられ、ワインディングテープは、衛生材の吸収体の長手方向に沿うように貼り付けられる。【選択図】図9

Description

本開示の一側面は、衛生材及びワインディングテープに関する。
特許文献1には、使い捨てのおむつが記載されている。このおむつは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シート及び裏面シートの間に介在する液保持性の吸収体とを備える。おむつの外表面には、おむつ廃棄用の帯状の伸縮性部材が設けられる。伸縮性部材の両端部のそれぞれがおむつの外表面に固定されており、伸縮性部材の中間部はおむつの外表面から離間している。
伸縮性の両端部のそれぞれは、おむつの外表面に接着剤等の固定手段を介して実質的に剥離不可能に固定されており、中間部を指で引っ張る程度では剥離しないように強固に固着されている。中間部は、その全体が伸縮可能な伸縮部とされている。すなわち、中間部は、指で引っ張ることにより伸長し、指を離すことにより弾性収縮する。おむつは股下部分から丸められると共に、指で伸縮性部材を引っ張って伸縮性部材を伸長させ、丸めたおむつを伸縮性部材の中に通して伸縮性部材から指を離すことにより、伸縮性部材によって丸めたおむつを保持することが可能となる。
特開2001−137287号公報
前述したおむつでは、伸縮性部材を指で引っ張り、引っ張った伸縮性部材の中間部とおむつの外表面との間に丸めたおむつを通して伸縮性部材から指を離すことにより、伸縮性部材によって丸めたおむつを保持する。しかしながら、伸縮性部材を指で引っ張るときに、伸縮性部材の幅が縮小して指に食い込み、指に負担がかかることがある。よって、伸縮性部材を引っ張るときの操作性において改善の余地がある。
本開示の一側面に係る衛生材は、不織布と、不織布に貼り付けられるワインディングテープと、ワインディングテープを不織布に固定する固定部と、を備え、ワインディングテープは、伸縮部と、伸縮部に設けられたタブと、を有する。
前述した一側面に係る衛生材では、固定部に固定されたワインディングテープが、伸縮部と、伸縮部に設けられたタブとを備える。従って、タブを摘まんで伸縮部を引っ張ることによって伸縮部を伸ばすことができるので、幅が縮小した伸縮部が指に食い込まないようにすることができる。すなわち、伸縮部を直接指で伸ばす必要が無く、タブを摘まんで伸縮部を伸ばすことができるため、伸縮部が指に食い込む事態を回避することができる。従って、衛生材に固定されたワインディングテープの伸縮部を引っ張るときの操作性を良好にすることができる。
固定部は、ワインディングテープの長手方向における伸縮部の両端側のそれぞれに設けられてもよい。
ワインディングテープは、衛生材の吸収体の長手方向に沿うように貼り付けられてもよい。
タブは、伸縮部に接合する接合部と、接合部からワインディングテープの面外方向に突出する摘まみ部と、を有し、接合部と摘まみ部との間に接合部から立ち上がる立ち上がり部が設けられ、立ち上がり部の幅は、伸縮部の幅の50%以上であってもよい。
本開示の一側面に係るワインディングテープは、不織布に貼り付けられるワインディングテープであって、伸縮部と、伸縮部に設けられたタブと、を備える。
前述した一側面に係るワインディングテープでは、伸縮部にタブが設けられる。従って、不織布に貼り付けられたワインディングテープのタブを摘まんで伸縮部を引っ張ることができるので、幅が縮小した伸縮部が指に食い込まないようにすることができる。すなわち、伸縮部が指に食い込む事態を回避することができる。従って、伸縮部を引っ張るときの操作性を良好にすることができる。
ワインディングテープの長手方向における伸縮部の両端側のそれぞれに不織布に固定される固定部を備えてもよい。
タブは、伸縮部に接合する接合部を有し、接合部の幅は、伸縮部の幅の50%以上であってもよい。
タブは、ワインディングテープの面外方向に突出する摘まみ部を有してもよい。
摘まみ部は、ワインディングテープの幅方向に延在していてもよい。
摘まみ部は、ワインディングテープの長手方向に沿って延在していてもよい。
伸縮部の引張強度が10N/25mm以上であってもよい。
本開示の一側面によれば、引っ張るときの操作性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係るワインディングテープ及び衛生材を示す図である。 図2は、図1のワインディングテープ及び衛生材を模式的に示す図である。 図1のワインディングテープの固定部の層構造を模式的に示す図である。 図4(a)及び図4(b)のそれぞれは、図1のワインディングテープの例示的なタブを示す図である。 図5(a)は、タブの例示的な断面を示す図である。図5(b)は、図5(a)のタブをワインディングテープの面外方向から見た平面図である。 図6(a)は、図1のワインディングテープを引っ張る操作の例を示す斜視図である。図6(b)は、タブを有しない比較例のワインディングテープを引っ張る操作の例を示す斜視図である。 図7(a)、図7(b)、図7(c)及び図7(d)のそれぞれは、ワインディングテープのタブの種々の例を示す平面図である。 図8は、不織布にワインディングテープを載せる工程の例を示す図である。 図1のワインディングテープによって衛生材を巻き付ける操作の例を示す図である。 図10(a)は、図9の操作の続きを示す模式的な衛生材の腹側部を示す図である。図10(b)は、図9の操作の続きを示す模式的な衛生材の背中側部を示す図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係る衛生材及びワインディングテープを実施するための形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易のため、一部を簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
本明細書において「ワインディングテープ」は、丸められた衛生材を留めるテープを示しており、例えば、丸められた廃棄対象の衛生材を丸められた状態で止める廃棄テープを含む。「丸められた」とは、丸める、折り曲げる、又は巻く等によってまとめられた状態を示している。「衛生材」は、衛生状態を維持するために用いられる物であって、例えば、使い捨ての資器材を含む。「衛生材」は、例えば、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、及び失禁パッド等の吸収性物品、並びに、止血用テープ等の衛生用品を含む。
「不織布」は、繊維を機械的作用又は化学的作用によって接着又は絡み合わせることによって布とされたものを示している。「吸収体」は、液体を吸収可能な部位又は部材を示している。「固定部」は、ある物に固定される部分又は部材を示している。「固定部」は、ある物に着脱可能に固定される部分又は部材であってもよいし、ある物に着脱不能に固定される部分又は部材であってもよい。「係止部」は、ある物に係止される部分又は部材を示している。「係止」は、着脱可能に取り付けられることを示しており、ある2つの物が位置固定された状態で止められる状態を含む。
「伸縮部」は、伸縮可能な部位を示しており、例えば、指等で伸ばすことによって任意の長さに変更可能な部分又は部材を示している。「フック」は物を引っ掛ける部位又は部材を示している。「フックの雄材」は、例えば、メカニカルファスナー等に設けられた複数の微細な突出部位を示しており、「フックの雌材」はフックの雄材が引っ掛けられる複数の微細な輪状の部位を示している。
図1は、実施形態に係る例示的な衛生材1及びワインディングテープ10を示す図である。図2は、衛生材1及びワインディングテープ10を模式的に示す図である。図1及び図2では、一例としてパンツ型のおむつである衛生材1を示している。但し、おむつとしての衛生材1は、テープ型(オープン型)又はパッド型等であってもよく、おむつの種類は適宜変更可能である。
例えば、衛生材1は使い捨ておむつである。衛生材1は、腰回り方向に延在するウエスト開口部2と、一対のレッグ開口部3と、一対のレッグ開口部3の間に位置する吸収体4とを備える。衛生材1は、腹側部6(図10(a)参照)と、腹側部6の裏側に位置する背中側部5とを備えており、例えば、背中側部5を構成する不織布Nにはワインディングテープ10が貼り付けられている。吸収体4は、例えば、長方形状を成しており、腹側部6から背中側部5に向かって延在している。
ワインディングテープ10は、例えば、吸収体4の長手方向に沿うように貼り付けられる。ワインディングテープ10は、不織布Nに固定される一対の固定部11と、一対の固定部11の間に設けられる伸縮部12と、伸縮部12に設けられたタブ15とを備える。例えば、固定部11は、ワインディングテープ10の長手方向D1の両端のそれぞれにおいて不織布Nに固定される部位である。タブ15は、指等によって摘ままれる部位である。
固定部11は、例えば、粘着材によって構成されていてもよく、感圧接着剤(PSA)であってもよい。但し、固定部11は溶着(ウェルディング)によって不織布Nに固定された溶着部であってもよく、固定部11の材料は特に限定されない。固定部11は、例えば、不織布Nに剥離不能に固定されている。しかしながら、固定部11は、不織布Nに剥離可能に固定されていてもよく、再剥離性のPSAによって構成されていてもよい。
固定部11は、例えば、四角形状(一例として長方形状)とされている。しかしながら、各固定部11の形状、大きさ、数及び配置態様は適宜変更可能である。一例として、図3に示されるように、固定部11は、例えば、粘着層14を介して伸縮部12に固定されたベース部11bと、ベース部11bから突出する複数の突起である雄材11cとを備えていてもよい。
すなわち、固定部11は、雄材11cを有するフックであってもよい。粘着層14は例えばPSAである。更に、固定部11は、非粘着性の材料によって構成されていてもよい。この場合、固定部11を指で摘まむ等の操作をしても、指等に固定部11が付着しないので、ワインディングテープ10で衛生材1を巻き付ける操作の操作性を更に向上させることができる。
伸縮部12は、例えば、単層のエラスティックフィルムである。伸縮部12の引張強度は、例えば、10N/25mm以上である。伸縮部12の引張強度は、引張方向がワインディングテープ10の幅方向であり、当該幅方向の長さ(チャック間の距離)が25mmであり、チャックスピードが50mpmであるときの値を示している。なお、伸縮部12は、エラストマーを含むコア層、コア層の両主面のそれぞれに設けられたスキン層を有する3層構造を備えていてもよい。伸縮部12のスキン層の材料は、例えば、ポリプロピレン樹脂(PP)であるが適宜変更可能である。
伸縮部12はエラストマーを含んでおり、伸縮部12のエラストマーは、例えば、オレフィン系エラストマー、スチレン−イソプレン・ブロック・コポリマー(SIS)、及びポリウレタン系熱可塑性エラストマーを含む。但し、伸縮部12の材料は、特に限定されない。例えば、伸縮部12の厚さは、5μm以上且つ500μm以下であってもよいし、20μm以上且つ200μm以下であってもよいし、一例として40μmであってもよい。
図4(a)及び図4(b)は、例示的なタブ15を拡大した図である。タブ15は、伸縮部12に設けられており、例えば、ワインディングテープ10の面外方向D2に突出した状態で伸縮部12に固定されていてもよい。例えば、タブ15は、粘着剤、フィルム又は溶着によって固定される。図4(a)及び図4(b)に示されるように、タブ15の大きさは適宜変更可能であり、タブ15の全部が伸縮部12に固定されてもよいし、タブ15の一部が伸縮部12に固定されてもよい。タブ15の材料は、限定されない。タブ15は、非粘着性の材料によって構成されていてもよい。この場合、タブ15を指で摘まむ操作をしても、指にタブ15が付着しないので、ワインディングテープ10で衛生材1を巻き付ける操作の操作性を更に向上させることができる。
例えば、タブ15の材料は、熱可塑性樹脂であってもよく、具体例として、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチレン樹脂(PE)、塩化ビニル樹脂(PVC)、エチル・メチル・メタクリレート樹脂(EMMA)、エチル・アクリレート樹脂(EA)、及びエチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)樹脂、又はこれらの2種以上の混合物等でもよい。なお、PEとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等が挙げられる。更に、タブ15の材料は、上記の樹脂等に添加剤が添加されたものであってもよい。
図5(a)及び図5(b)に例示されるように、タブ15は、接合部15bを介して伸縮部12に固定されていてもよい。図5(a)及び図5(b)に例示されるタブ15は、伸縮部12に接合される接合部15bと、接合部15bからワインディングテープ10の面外方向D2に突出する摘まみ部15cと、を有する。タブ15は、例えば、長手方向D1に沿って配置された一対の接合部15bと、一対の接合部15bの間において突出する摘まみ部15cとを有する。但し、接合部15bは、長手方向D1に沿って一対に設けられていなくてもよく、例えば、1箇所(片側)のみに設けられていてもよい。
接合部15bは、例えば、粘着層16を介して伸縮部12に接合されている。粘着層16は、例えばPSAである。摘まみ部15cは、例えば、一対の接合部15bのうちの一方から面外方向D2に立ち上がると共に逆U字状に折り曲げられて他方の接合部15bにまで延在している。摘まみ部15cは、指等によって摘ままれる部分であって、プルタブとも称される。
接合部15bと摘まみ部15cとの間には、例えば、接合部15bから摘まみ部15cに遷移する部位である立ち上がり部15dが形成されている。立ち上がり部15dは、接合部15bと摘まみ部15cとの境界部分であって、摘まみ部15cの根元部分(付け根部分)であってもよい。
例えば、タブ15は、一方の接合部15bから、一方の立ち上がり部15d、摘まみ部15c及び他方の立ち上がり部15dを介して、他方の接合部15bまで延在している。各接合部15bの幅方向D3の長さ、各摘まみ部15cの幅方向D3の長さ、及び立ち上がり部15dの幅方向D3の長さは、例えば、互いに同一である。しかしながら、接合部15bの幅方向D3の長さ、摘まみ部15cの幅方向D3の長さ、及び立ち上がり部15dの幅方向D3の長さは、互いに同一でなくてもよい。
立ち上がり部15dの幅方向D3の長さである立ち上がり部15dの幅B1は、例えば、伸縮部12の幅B2の50%以上である。この場合、摘まみ部15cを摘まんで伸縮部12を引っ張ったときにおける伸縮部12の撚れ又はねじれをより確実に抑制することができる。
例えば、図6(b)に示されるように、タブ15を有しない伸縮部112を指で引っ張るときに、伸縮部112の幅が縮小して指に食い込んで指に負担がかかることがある。これに対し、図6(a)に示されるように、タブ15を摘まんで伸縮部12を引っ張る場合には、伸縮部12の撚れ及びねじれをより確実に抑制することできるので、操作性を良好にすることができる。
立ち上がり部15dの幅B1の上限は、例えば、伸縮部12の幅B2の200%であってもよいし、180%、150%、120%又は100%であってもよく適宜変更可能である。立ち上がり部15dの幅B1の下限は、例えば、上記のように50%であってもよいし、60%、70%、80%、90%又は100%であってもよく適宜変更可能である。
図7(a)に示されるように、例えば、ワインディングテープ10は、長手方向D1及び幅方向D3に延在する長方形状を成している。一例として、ワインディングテープ10の長手方向D1の中央にタブ15が設けられると共に長手方向D1の両端に固定部11が設けられており、一対の固定部11のそれぞれとタブ15との間に伸縮部12が延在している。タブ15は、例えば、摘まみ部15cを有し、摘まみ部15cはワインディングテープ10の幅方向D3に延在している。また、伸縮部12は、前述したように、伸縮可能とされており、各固定部11を起点として伸縮部12が伸縮することによりワインディングテープ10の長さは変更可能とされている。
固定部11は、例えば、四角形状(一例として長方形状)とされている。しかしながら、各固定部11の形状、大きさ、数及び配置態様は適宜変更可能である。また、図7(b)に示されるように、固定部11が省略されたワインディングテープ10であってもよい。すなわち、伸縮部12と、伸縮部12に設けられたタブ15とを備えたワインディングテープ10であって、固定部を有しないワインディングテープ10であってもよい。このワインディングテープ10の場合、例えば、伸縮部12のいずれかの箇所に後付けで固定部が設けられて不織布Nに貼り付けられる。
また、タブ15の摘まみ部15cはワインディングテープ10の幅方向D3に交差する方向に延在していてもよい。図7(c)では、ワインディングテープ10の長手方向D1に延在する摘まみ部15cを有するタブ15を例示している。更に、図7(d)に示されるように、摘まみ部15c及び立ち上がり部15dを有しないタブ15であってもよい。図7(d)に示されるタブ15は、非粘着性の接合部15bによって構成されており、例えば、接合部15bは伸縮部12に沿って延在している。
図7(d)に示されるタブ15であっても、非粘着性の接合部15bを指等で摘まむことにより、伸縮部12以外の部分を摘まんで伸縮部12を伸ばすことが可能である。なお、接合部15bの幅B3が伸縮部12の幅B2の50%以上であってもよい。また、接合部15bの幅B3の上限及び下限は、例えば、前述した立ち上がり部15dの上限及び下限と同様であってもよい。
次に、衛生材1の不織布Nにワインディングテープ10を貼り付ける衛生材1の製造方法の例について図8を参照しながら説明する。図8は、衛生材1を構成する不織布N及びワインディングテープ10の流れを模式的に示す図である。図8に例示されるように、ワインディングテープ10は、不織布Nに貼り付けられる前にはロール状部材R1とされており、ロール状部材R1から延在する部分が当該部分の幅方向に切断されることによってワインディングテープ10が形成される。なお、ロール状部材R1の状態では、ワインディングテープ10は、固定部11及びタブ15の少なくともいずれかを有しなくてもよく、固定部11及びタブ15の少なくともいずれかが後付けされてもよい。図8では、固定部11を有しないワインディングテープ10がロール状部材R1とされている例を示している。
衛生材1の不織布NはロールR2から搬送され、搬送された不織布N(衛生材1の背中側部5)に一定間隔ごとにワインディングテープ10が貼り付けられる。このとき、例えば、ワインディングテープ10は吸収体4の長手方向に沿うように貼り付けられる。但し、ワインディングテープ10は吸収体4の長手方向に交差する方向に貼り付けられてもよい。そして、ワインディングテープ10が貼り付けられた不織布Nが切断された後に、ワインディングテープ10が貼り付けられた衛生材1が完成する。
次に、図9、図10(a)及び図10(b)を参照しながら、ワインディングテープ10で衛生材1を巻き付ける方法の例について説明する。まず、図9に示されるように、タブ15を指で摘まんで一対の固定部11の間に位置する各伸縮部12を引っ張る。このとき、指で伸縮部12を触れなくてよいので、指に対する伸縮部12の食い込みは回避される。そして、図10(a)及び図10(b)に示されるように、例えば、衛生材1を背中側部5が外側且つ腹側部6が内側を向くように吸収体4の長手方向に沿って丸めつつ、引っ張った伸縮部12を衛生材1の腹側部6側に回して指を離すことにより、ワインディングテープ10による衛生材1の巻き付けが完了する。衛生材1の巻き付けが完了した後には、例えば、ワインディングテープ10が巻き付けられた衛生材1を袋に収容し、当該袋を縛り付けた状態としてダストボックス等に廃棄する。
次に、本実施形態に係る衛生材1及びワインディングテープ10の作用効果について説明する。
衛生材1では、固定部11に固定されたワインディングテープ10が、伸縮部12と、伸縮部12に設けられたタブ15とを備える。従って、タブ15を摘まんで伸縮部12を引っ張ることによって伸縮部12を伸ばすことができるので、幅が縮小した伸縮部12が指に食い込まないようにすることができる。すなわち、伸縮部12を直接指で摘まむ必要がなく、タブ15を摘まんで伸縮部12を伸ばすことができるため、伸縮部12が指に食い込む事態を回避することができる。従って、衛生材1に固定されたワインディングテープ10の伸縮部12を引っ張るときの操作性を良好にすることができる。
固定部11は、ワインディングテープ10の長手方向D1における伸縮部12の両端側のそれぞれに設けられてもよい。この場合、伸縮部12の両端側を一対の固定部11によって強固に固定することができる。
ワインディングテープ10は、衛生材1の吸収体4の長手方向に沿うように貼り付けられてもよい。この場合、不織布Nに対するワインディングテープ10の取り付けを容易に行うことができる。
タブ15は、図5(a)及び図5(b)に例示されるように、伸縮部12に接合する接合部15bと、接合部15bからワインディングテープ10の面外方向D2に突出する摘まみ部15cと、を有し、接合部15bと摘まみ部15cとの間に接合部15bから立ち上がる立ち上がり部15dが設けられ、立ち上がり部15dの幅B1は、伸縮部12の幅B2の50%以上であってもよい。この場合、タブ15における摘まみ部15cと接合部15bとの間に位置する立ち上がり部15dの幅B1が伸縮部12の幅B2の50%以上である。よって、タブ15の立ち上がり部15dの幅B1が広いことにより、引っ張ったときにおけるワインディングテープ10の撚れ又はねじれをより確実に抑制することができる。従って、ワインディングテープ10を引っ張ったときの操作性を更に良好にすることができる。
タブ15は、図7(d)に例示されるように、伸縮部12に接合する接合部15bを有し、接合部15bの幅B3は、伸縮部12の幅B2の50%以上であってもよい。この場合、タブ15の接合部15bの幅B3が伸縮部12の幅B2の50%以上である。よって、タブ15の接合部15bの幅B3が広いことにより、引っ張ったときにおける伸縮部12の撚れ又はねじれを抑制することができる。従って、ワインディングテープ10を引っ張ったときの操作性を更に高めることができる。
タブ15は、ワインディングテープ10の面外方向D2に突出する摘まみ部15cを有してもよい。この場合、タブ15の摘まみ部15cがワインディングテープ10の面外方向D2に突出するので、摘まみ部15cによってタブ15を一層摘まみやすくすることができる。
摘まみ部15cは、ワインディングテープ10の幅方向D3に延在していてもよい。この場合、摘まみ部15cの方向がワインディングテープ10の幅方向D3に沿うようにタブ15が伸縮部12に取り付けられるので、ワインディングテープ10の製造性を高めると共にタブ15を摘まみやすくすることができる。
摘まみ部15cは、ワインディングテープ10の長手方向D1に延在していてもよい。この場合、摘まみ部15cの方向がワインディングテープ10の長手方向D1に沿うようにタブ15が伸縮部12に取り付けられるので、タブ15を摘まみやすくすることができる。
ワインディングテープ10において、伸縮部12の引張強度が10N/25mm以上であってもよい。この場合、伸縮部12の強度が10N/25mm以上であることにより、引っ張ったときに伸縮部12がちぎれる可能性をより低減させることができる。
以上、本開示に係る衛生材及びワインディングテープの実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲において種々の変形が可能である。例えば、前述したように、衛生材及びワインディングテープを構成する各部の形状、大きさ、数、材料及び配置態様は適宜変更可能である。
1…衛生材、2…ウエスト開口部、3…レッグ開口部、4…吸収体、5…背中側部、6…腹側部、10…ワインディングテープ、11…固定部、11b…ベース部、11c…雄材、12…伸縮部、14…粘着層、15…タブ、15b…接合部、15c…摘まみ部、15d…立ち上がり部、16…粘着層、B1,B2,B3…幅、D1…長手方向、D2…面外方向、D3…幅方向、N…不織布、R1…ロール状部材、R2…ロール。

Claims (11)

  1. 不織布と、
    前記不織布に貼り付けられるワインディングテープと、
    前記ワインディングテープを前記不織布に固定する固定部と、
    を備え、
    前記ワインディングテープは、
    伸縮部と、
    前記伸縮部に設けられたタブと、
    を有する衛生材。
  2. 前記固定部は、前記ワインディングテープの長手方向における前記伸縮部の両端側のそれぞれに設けられる、
    請求項1に記載の衛生材。
  3. 前記ワインディングテープは、前記衛生材の吸収体の長手方向に沿うように貼り付けられる、
    請求項1又は2に記載の衛生材。
  4. 前記タブは、前記伸縮部に接合する接合部と、前記接合部から前記ワインディングテープの面外方向に突出する摘まみ部と、を有し、
    前記接合部と前記摘まみ部との間に前記接合部から立ち上がる立ち上がり部が設けられ、
    前記立ち上がり部の幅は、前記伸縮部の幅の50%以上である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の衛生材。
  5. 不織布に貼り付けられるワインディングテープであって、
    伸縮部と、
    前記伸縮部に設けられたタブと、
    を備えるワインディングテープ。
  6. 前記ワインディングテープの長手方向における前記伸縮部の両端側のそれぞれに前記不織布に固定される固定部を備える、
    請求項5に記載のワインディングテープ。
  7. 前記タブは、前記伸縮部に接合する接合部を有し、
    前記接合部の幅は、前記伸縮部の幅の50%以上である、
    請求項5又は6に記載のワインディングテープ。
  8. 前記タブは、前記ワインディングテープの面外方向に突出する摘まみ部を有する、
    請求項5〜7のいずれか一項に記載のワインディングテープ。
  9. 前記摘まみ部は、前記ワインディングテープの幅方向に延在している、
    請求項8に記載のワインディングテープ。
  10. 前記摘まみ部は、前記ワインディングテープの長手方向に沿って延在している、
    請求項8に記載のワインディングテープ。
  11. 前記伸縮部の引張強度が10N/25mm以上である、
    請求項8〜10のいずれか一項に記載のワインディングテープ。
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